JPS62197188A - 物品表面の被覆方法 - Google Patents

物品表面の被覆方法

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JPS62197188A
JPS62197188A JP4084686A JP4084686A JPS62197188A JP S62197188 A JPS62197188 A JP S62197188A JP 4084686 A JP4084686 A JP 4084686A JP 4084686 A JP4084686 A JP 4084686A JP S62197188 A JPS62197188 A JP S62197188A
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JP
Japan
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coating
coating solution
film
weight
alcohol
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Pending
Application number
JP4084686A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuzo Shibata
柴田 勇三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAISEI SHOKAI KK
Original Assignee
TAISEI SHOKAI KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/22Secondary treatment of printed circuits
    • H05K3/28Applying non-metallic protective coatings
    • H05K3/285Permanent coating compositions

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、物品表面に優れた撥水・撥油性被膜を形成さ
せ得る物品表面の被覆方法に関するものである。
(第 2頁) 〔従来の技術〕 従来から物品の表面に各種性質を有する物質をハケ塗り
法、スプレー法、浸漬法、溶射法その他適宜の方法で塗
布して被膜を形成させることが行なわ扛ている。
すなわち、たとえば撥水・撥油性があり電気絶縁性があ
るものとしてウレタン系、シリコン系などの溶剤をキシ
レン、トルエンなどを溶剤として使用して被膜を形成さ
せる被覆方法が知られている。しかしながら、この方法
によると溶剤の沸点が高く乾燥が遅いために、これらを
塗布後、加熱処理をして乾燥を促進する必要があるなど
作業性が悪いといった問題があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明者は、これらの問題を解決し、容易に撥水・撥油
性かつ電気絶縁性にも優れた被膜を形成し得る被覆方法
を得べく研究を重ねているが、7ツ累樹脂が撥水・撥油
性、電気絶縁性に優れ耐薬品性にも優れている点に注目
してその利用について研究を進めたが、フッ素系溶剤を
使用してコー(第 3頁) ティング溶液として塗布した場合、被膜にピンホールの
発生や気泡の巻き込みが生じ、これは、従来の例と異な
シ逆に乾燥i早過ぎるためであることを見出し、この改
良を目的として研究を重ねた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者は、前述のように研究を重ねた結果、特定範囲
のフッ素樹脂−フッ素系溶剤の混合物に、特定量の芳香
族炭化水素類又はアルコール類を添加したコーティング
溶液を塗布することにより、又は、塗布後、特定温度に
加熱処理することによってさらに良好な被膜を形成し得
ることを見出して本発明をなしたものである。すなわち
、本発明の第一の発明は、撥水・撥油性を有するフッ素
樹脂0.2〜7Mfチと、フッ素系溶剤93〜99.8
重量%とからなる混合物に、芳香族炭化水素類又はアル
コール類3〜5031量チを添加したコーティング溶液
を物品の少なくとも一表面に塗布する物品表面の被覆方
法であり、第二の発明は、撥水・撥油性を有するフッ素
樹脂0.2〜7京量チと、フッ素系溶剤93〜99.8
重量%とからなる混合物に、芳香族炭化水素類又はアル
コールM3〜50亜蓋チを添加したコーティング溶液を
物品の少なくとも一表面に塗布した後、4()〜280
’Cに加熱する物品表面の披嶺方法である。
〔作 用〕
次に、本発明方法をさらに詳細に説明する。
本発明において使用するフッ素樹脂としては、ノq−7
0ロアルキル基を主材としたポリマーである。
フッ素系溶剤としては、フッ化塩化エタン系溶剤であっ
て、たとえば、トリクロロトリフルオロエタン、テトラ
クロロジフルオロエタン、などが用いられる。
又、芳香族炭化水素類としては、たとえば、ベンゼン、
トルエン、キシレンなどが用いられる。、さらに、アル
コール類としては、たとえば、メチルアルコール、エチ
ルアルコール、インプロピルアルコールなどが用いられ
る。
しかして、本発明においては、これらの原材料のそれぞ
れのいずれかを選択し、フッ素樹脂0.2(第5 頁) 〜7ffi111196、フッ素系溶剤93〜99.8
重量%からなる混合物に、さらに芳香族炭化水素類又は
アルコール類3〜5oNtチを添加したコーティング溶
液を物品の少なくとも一表面に塗布して被膜を形成させ
るものであり(第一の発明)、又、その後に、40〜2
80℃に加熱処理するものである(第二の発明)。
ここに、フッ素樹脂の添加量が0.2M量チ未満では添
加する効果がなく良好な被膜が形成さ扛ず、7重量%を
超えて添加してもそれだけの効果が向上せず、又、経済
的でない。
フッ素系溶剤の添加量は、フッ素系樹脂の限定理由と逆
であって、従ってフッ素系樹脂とあわせて100重量%
となる。
芳香族炭化水素類又はアルコール類の添加量は、3重量
:t4未満では、被膜の乾燥が早過ぎて被覆がムラにな
9不均一な被膜しか形成されないし、間型ilk%を超
えると引火性があるので危険である。
又、第二の発明における加熱処理は、被膜内に存在する
気泡がとび被膜の表面が、加熱しない場(第 6 頁) 合よりも均一になるために行なうものであって、40℃
未満では、フッ素樹脂被膜が不均一となり、表面が白濁
するし、280℃を超えると物品によっては破壊するに
至るものである。
このような理由から前記の諸条件の限定範囲が決定され
たものである。
なお、本発明におけるコーティング溶液に、たとえばプ
ロピレングリコールのようなグリコール類を揮発抑制剤
として添加することは可能であり、添加量が1重量%未
満ではその効果が少なく、6重量%を超えると加熱処理
においても被膜が乾燥し難くなるので、1〜6重量係の
範囲で添加することが好ましい。
このようなコーティング溶液を塗布する方法としては、
従来から行なわれているようなハケ塗り法、浸漬法、ス
プレー法など適宜の方法を採用することができるもので
ある。
被覆処理される物品としては、プリント基板、および、
チップ部品、集積回路、コンデンサー等の電子部品を実
装したプリント配線板のような電(第 7 頁) 子部品、樹脂製品、ガラス製品、金属製の線・板その他
の製品などに適用できるものであり、基板の防塵、防湿
、Xiの結露防止、樹脂の防湿、ガラス類の結線防止な
との効果をあげることができるものである。
〔発明の効果〕
本発明は、フッ素樹脂、フッ素系溶剤、芳香族炭化水素
類又はアルコール類などを特定範囲に配合したコーティ
ング溶液を塗布することによって被膜を形成させる被覆
方法及びコーティング溶液を塗布した後、特定温度に加
熱する被接方法であるので、従来の方法より乾燥も適当
時間で行ない得、ピンホールや気泡の巻き込みもない撥
水・撥油性に優れ、かつ、電気絶縁性、耐薬品性に優れ
た均一な表面をもつ九被膜を容易に作業性よく形成し得
るものであって、優れた効果が認められる。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例を述べる。
実施例1 フッ素樹脂として撥水・撥油性を有する樹脂を2重tチ
、フッ素系溶剤としてトリクロロトリフルオロエタンを
98 重i−1配合した混合物に、イソプロピルアルコ
ールを5重fチ添加して自製したコーティング溶液に、
くし形電極プリント基板(JIS Z 3197 )を
浸漬し表面にコーティング溶液を塗布し、室温で自然乾
燥させて被膜を形成させた。
塗布冴時間後の絶縁抵抗(DC500V)及び防湿性を
65℃、湿度95%以上で500時間放置し庭後の絶縁
抵抗(DC500V )として測足した。これらの結果
を第1宍に示す。
実施例2 フッ素樹脂として撥水・撥油性を有する樹脂を2.5重
量%、フッ素樹脂としてトリクロロトリフルオロエタン
を97.511量チ配合した混合物に、インプロピルア
ルコール20虚量チとプロピレングリコール0.4重量
%とを添加してコーティング溶液を調製し、以後実施例
1と同様にして被膜を形成させ、(資)℃でI秒間加熱
後、実施例1と同様な試験を行なった。これらの結果を
第1表に示す。
(第 9 頁) 実施例3 フッ素樹脂として撥水・撥油性を有する樹脂を3重量%
、フッ素系溶剤としてテトラクロロジフルオロエタンを
97重i%配合した混合物にキシレン5mi:%、エチ
レングリコール0.4ii%ヲ添加してコーティング剤
を自製し、以後、実施例1と同様にして被膜を形成させ
、閏℃で(9)秒間加熱後実施例1と同様な試験を行な
った。結果を第1表に示す。
実施例4 実施例1と同様にして調製したコーティング剤を使用し
て、実施例1と同様なくし形電極プリント基板にスプレ
ー法によってコーティング溶液を塗布し、(資)℃で加
秒間加熱処理を行なって被膜を形成させ、以後、得られ
た被膜について実施例1と同様な各種試験を行なった。
結果を第1表に示す。
実施例5 フッ素樹脂として撥水・撥油性を有する樹脂を2夏量聾
、フッ素系溶剤としてトリクロロトリフ(第10頁) ルオロエタンを98電量係配合した混合物にイソプロピ
ルアルコールを50″xt%添加してコーティング溶液
を調製し、フェノール樹脂板表面にスプレー法によって
コーティング溶液を塗布し、130℃で閏秒間熱処理し
て被膜を形成させた。得られた被膜について実施例1と
同様な各種試験を行なった。結果を第1表に示す。
実施例6 実施例5と同様なコーティング溶液を使用して、スプレ
ー法でガラス異面に塗布し、280℃で0秒間加熱処理
を行ない被膜を形成させ、撥水性の試験を行なった。結
果を第2表に示す。
実施例7 実施例2と同様にして調製したコーティング溶液を使用
して、スプレー法によってフェノール樹脂板表面に塗布
し、130℃で加秒間加熱処理を行なって被膜を形成さ
せ、実施例1と同様な各種試験を行なった。結果を第1
表に示す。
実施例8 実施例2と同様にして調製したコーティング溶(第11
頁) 液を使用して、スプレー法によってガラス表面に塗布し
、280℃でω秒間加熱処理して被膜を形成させ、撥水
性の試験を行なった。結果を第2表に示す。
比較例1 フッ素樹脂として撥水・撥油性を有する樹脂を2mm%
、フッ素系溶剤としてトリクロロトリフルオロエタンを
98重量%配合してaIlj製したコーティング溶液を
使用して、実施例1と同様なくし形電極プリント基板に
浸漬法によってコーティング剤を塗布したが、溶液から
引き上げると気泡になシ、被膜が形成されていない箇所
が認められ、均一な被膜が得られなかった。
比較例2及び3 従来の被徨剤としてシリコン系及びウレタン系のコーテ
ィング剤を使用して実施例1と同様にして被膜を形成さ
せたが、塗布後乾燥、完全硬化までに冴時間以上を要し
、本発明におけるω秒間と較べはるかに長時間を要する
ことが認められた。
(第13頁) 第   2   表 特許出願人 柴  1) 勇  三 同   株式会社 泰 成 商 会 同 省水 泰一部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)撥水・撥油性を有するフッ素樹脂0.2〜7重量
    %と、フッ素系溶剤93〜99.8重量%とからなる混
    合物に、芳香族炭化水素類又はアルコール類3〜50重
    量%を添加したコーティング溶液を物品の少なくとも一
    表面に塗布することを特徴とする物品表面の被覆方法。
  2. (2)撥水・撥油性を有するフッ素樹脂0.2〜7重量
    %と、フッ素系溶剤93〜99.8重量%とからなる混
    合物に、芳香族炭化水素類又はアルコール類3〜50重
    量%を添加したコーティング溶液を物品の少なくとも一
    表面に塗布した後、40〜280℃に加熱することを特
    徴とする物品表面の被覆方法。
JP4084686A 1986-02-26 1986-02-26 物品表面の被覆方法 Pending JPS62197188A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02111479A (ja) * 1988-10-19 1990-04-24 Central Glass Co Ltd マスキング材

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58137471A (ja) * 1982-02-09 1983-08-15 Asahi Glass Co Ltd 旧塗膜上の補修塗装仕上げ方法

Patent Citations (1)

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