JPS621963A - ネジフシ鉄筋の接続法 - Google Patents
ネジフシ鉄筋の接続法Info
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- JPS621963A JPS621963A JP14100085A JP14100085A JPS621963A JP S621963 A JPS621963 A JP S621963A JP 14100085 A JP14100085 A JP 14100085A JP 14100085 A JP14100085 A JP 14100085A JP S621963 A JPS621963 A JP S621963A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、鉄筋の接続法のうち、ネジフシ鉄筋の接続法
に関する。
に関する。
一般に鉄筋の接続には、ガス加熱圧接による方法を初め
として、カプラー及びロックナツトによって締付は固定
する方法や、スプライススリーブやカドウェル工法にみ
られるように、カプラー内に接着剤を注入する方法、若
しくはカプラーを外側から締付けかしめる方法などがあ
り、このうちネジフシ鉄筋を用いてのカプラー及びロッ
クナツトによって締付は固定する方法が簡便なものとし
て、最も広く使われている。
として、カプラー及びロックナツトによって締付は固定
する方法や、スプライススリーブやカドウェル工法にみ
られるように、カプラー内に接着剤を注入する方法、若
しくはカプラーを外側から締付けかしめる方法などがあ
り、このうちネジフシ鉄筋を用いてのカプラー及びロッ
クナツトによって締付は固定する方法が簡便なものとし
て、最も広く使われている。
一方、鉄筋コンクリート構造物の大形化、あるいは原子
炉建屋等特殊構造物において強度的信頼性を高めるため
、直径50mmをこえる大径鉄筋が密に配筋される場合
が多くなった。そして、今まで用いられていた中小径の
ネジフシ鉄筋の接続と同じ方法によってかかる大径ネジ
フシ鉄筋を接続しようとすると、■接続に用いる治工具
が大形になり、密に配筋された鉄筋の間に入りにくい、
■大形化するのに伴って重量がふえるため作業性が低下
する、■大径ネジフシ鉄筋の接続に必要な締付は力が与
えにくくなるため接続部の強度的信頼性が低下する、な
どの不都合が生ずる。
炉建屋等特殊構造物において強度的信頼性を高めるため
、直径50mmをこえる大径鉄筋が密に配筋される場合
が多くなった。そして、今まで用いられていた中小径の
ネジフシ鉄筋の接続と同じ方法によってかかる大径ネジ
フシ鉄筋を接続しようとすると、■接続に用いる治工具
が大形になり、密に配筋された鉄筋の間に入りにくい、
■大形化するのに伴って重量がふえるため作業性が低下
する、■大径ネジフシ鉄筋の接続に必要な締付は力が与
えにくくなるため接続部の強度的信頼性が低下する、な
どの不都合が生ずる。
このうち、■の太径ネジフシ鉄筋に必要な締(=Jけ力
が与えにくい理由を更に詳細に述べる。
が与えにくい理由を更に詳細に述べる。
第7図〜第9図は従来のカプラー及びロックナツトによ
るネジフシ鉄筋の締付は接続する手順を示すもので、第
1に、ロックナツト2およびカプラー3を接続しようと
するネジフシ鉄筋の片側1にねじ込み、今一つの接続し
ようとするネジフシ鉄筋1′に、ロックナツト2′をね
じ込む(第7図参照)。そして、ネジフシ鉄筋の接続す
る当り面からI、o /2 (Lo :カプラーの長
さ)の個所に印4をつ番J、カプラー3の端が印4に合
致するまでねしもどし、接続する鉄筋1および1′の当
り部1aがカプラー3のほぼ中央にくるようにする(第
8図参照)。
るネジフシ鉄筋の締付は接続する手順を示すもので、第
1に、ロックナツト2およびカプラー3を接続しようと
するネジフシ鉄筋の片側1にねじ込み、今一つの接続し
ようとするネジフシ鉄筋1′に、ロックナツト2′をね
じ込む(第7図参照)。そして、ネジフシ鉄筋の接続す
る当り面からI、o /2 (Lo :カプラーの長
さ)の個所に印4をつ番J、カプラー3の端が印4に合
致するまでねしもどし、接続する鉄筋1および1′の当
り部1aがカプラー3のほぼ中央にくるようにする(第
8図参照)。
次いで、ロックナツト2および2′を専用の治具によっ
て締付は緊張する(第9図参照)。
て締付は緊張する(第9図参照)。
一方、普jlボルトには次式(1)であられされる初期
締付は力Ffを与える。
締付は力Ffを与える。
Ff−−・π・d22 ・ (0,7・δy ) −−
−−(1)d2 :ねじの有効径 δy:材料の降伏点 ボルトの断面積当り0.7 ・δyの初期締付は力を与
えるには、次式(2)であられされる締付りトルクTが
必要である。
−−(1)d2 :ねじの有効径 δy:材料の降伏点 ボルトの断面積当り0.7 ・δyの初期締付は力を与
えるには、次式(2)であられされる締付りトルクTが
必要である。
T=に−d1 ・Ff
■
=−K・π・dl3 ・ (0,7・δy ) −−−
−(2)に:トルク係数 dl :ねじの外径 dn:ボルト頭部座面またはナツト座 面の平均径 β :ねじのリード角 Φ′:ねじ山接触面の換算摩擦係数 μm :ボルト頭部座面またはナット座面と被締付は物
との摩擦係数 上記式(2)から明らかなように、締付はトルクはねじ
部の直径の3乗に比例して大きくなるため、ネジフシ鉄
筋の直径が大きくなると、従来行っているようなナツト
の回転締付けによって所望の締付は力を与えることはむ
ずかしくなる。
−(2)に:トルク係数 dl :ねじの外径 dn:ボルト頭部座面またはナツト座 面の平均径 β :ねじのリード角 Φ′:ねじ山接触面の換算摩擦係数 μm :ボルト頭部座面またはナット座面と被締付は物
との摩擦係数 上記式(2)から明らかなように、締付はトルクはねじ
部の直径の3乗に比例して大きくなるため、ネジフシ鉄
筋の直径が大きくなると、従来行っているようなナツト
の回転締付けによって所望の締付は力を与えることはむ
ずかしくなる。
また、ネジフシ鉄筋の外側のねじは圧延によって形成さ
れ、第7図〜第9図に示した従来行われているカプラー
とロックナツトによる接続法においては、圧延成形され
たネジフシ鉄筋のねじに、機械加工されたロックナツト
のねじがねじ込まれる。そのため、ロックナツトとネジ
フシ鉄筋のねじが喰合うねじ部の摩擦係数は0.40〜
0,75の範囲に分布し、摩擦係数は大きく、かつばら
つきも大きい。このため、継手部に所望の緊張力を与え
るには摩擦力のばらつきが大きいため、最大摩擦力を考
慮した大きいトルクをロックナツトに与えなければ、接
続部の強度的信頼性をうろことはむずかしかった。この
ことが、従来用いられていたカプラーとロックナツトに
よる締付は接続法の大きな欠点であった。
れ、第7図〜第9図に示した従来行われているカプラー
とロックナツトによる接続法においては、圧延成形され
たネジフシ鉄筋のねじに、機械加工されたロックナツト
のねじがねじ込まれる。そのため、ロックナツトとネジ
フシ鉄筋のねじが喰合うねじ部の摩擦係数は0.40〜
0,75の範囲に分布し、摩擦係数は大きく、かつばら
つきも大きい。このため、継手部に所望の緊張力を与え
るには摩擦力のばらつきが大きいため、最大摩擦力を考
慮した大きいトルクをロックナツトに与えなければ、接
続部の強度的信頼性をうろことはむずかしかった。この
ことが、従来用いられていたカプラーとロックナツトに
よる締付は接続法の大きな欠点であった。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、手持ちス
パナなどの小型で簡易な道具でも大径のネジフシ鉄筋に
大きな緊張力を与えて確実に締付は固定できる接続法を
提供することにある。
パナなどの小型で簡易な道具でも大径のネジフシ鉄筋に
大きな緊張力を与えて確実に締付は固定できる接続法を
提供することにある。
本発明は前記目的を達成するため、内側に接続すべきネ
ジフシ鉄筋のねじピンチと同一のねじが切られたカプラ
ー1個と、内側をネジフシ鉄筋のねじ市外径よりわずか
に大きい非ねじ切り部とし、外側に機械加工された普通
のメートル細目ねじを設けた補助ナツトと内側の一方に
はネジフシ鉄筋のねじピンチと同一のねじを、他方には
前記補助ナットの螺入部を形成した主ナットとの組合せ
による主ナツトブロック体を2個使用し、主ナツトブロ
ック体とカプラーを接続しようとするネジフシ鉄筋の片
方に該カプラーからその鉄筋端が突出するまでねじ込み
、今一つのネジフシ鉄筋に他の主ナツトブロック体を補
助ナツトから該鉄筋管が所定長が突出するまでねじ込み
、両ネジフシ鉄筋を突き合わせた後、カプラーをねじ戻
し、鉄筋接合端をその中央に位置させ、これに伴い、一
方の主ナツトブロック体もカプラーにつけるようにねし
戻し、両主ナットブロック体を回転させてかに軽く締め
つけた後、手持ちのスパナあるいは従来使われているロ
ックナツト締付け治具によって補助ナツトをまわして締
付けることを要旨とするものである。
ジフシ鉄筋のねじピンチと同一のねじが切られたカプラ
ー1個と、内側をネジフシ鉄筋のねじ市外径よりわずか
に大きい非ねじ切り部とし、外側に機械加工された普通
のメートル細目ねじを設けた補助ナツトと内側の一方に
はネジフシ鉄筋のねじピンチと同一のねじを、他方には
前記補助ナットの螺入部を形成した主ナットとの組合せ
による主ナツトブロック体を2個使用し、主ナツトブロ
ック体とカプラーを接続しようとするネジフシ鉄筋の片
方に該カプラーからその鉄筋端が突出するまでねじ込み
、今一つのネジフシ鉄筋に他の主ナツトブロック体を補
助ナツトから該鉄筋管が所定長が突出するまでねじ込み
、両ネジフシ鉄筋を突き合わせた後、カプラーをねじ戻
し、鉄筋接合端をその中央に位置させ、これに伴い、一
方の主ナツトブロック体もカプラーにつけるようにねし
戻し、両主ナットブロック体を回転させてかに軽く締め
つけた後、手持ちのスパナあるいは従来使われているロ
ックナツト締付け治具によって補助ナツトをまわして締
付けることを要旨とするものである。
本発明によれば、補助ナツトは主ナツトに機械加工され
たねじによってねし込まれており、摩擦力を低めるとと
もにばらつきを小さくでき、補助ナットを主ナツトにね
じ込むねしは鉄筋組作業に支障がない範囲でピッチが小
さいメートル細目ねじを用いたので、ネジフシ鉄筋を接
続する際、補助ナットに必要なねじ戻し距離はごくわず
かとなり、ピンチを小さくすることによって、補助ナツ
トに与えるトルクを有効に緊張力に変換できる。
たねじによってねし込まれており、摩擦力を低めるとと
もにばらつきを小さくでき、補助ナットを主ナツトにね
じ込むねしは鉄筋組作業に支障がない範囲でピッチが小
さいメートル細目ねじを用いたので、ネジフシ鉄筋を接
続する際、補助ナットに必要なねじ戻し距離はごくわず
かとなり、ピンチを小さくすることによって、補助ナツ
トに与えるトルクを有効に緊張力に変換できる。
また、ネジフシ鉄筋の緊張力をうける主ナットとカプラ
ーとの間にねし喰合い部がない個所を補助ナット部に設
けていて、この非噛合い部によってねじ締付は部にゆる
み止めの効果を与える。
ーとの間にねし喰合い部がない個所を補助ナット部に設
けていて、この非噛合い部によってねじ締付は部にゆる
み止めの効果を与える。
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図〜第5図は本発明のネジフシ鉄筋の接続法の各工
程を示す説明図で、図中1,1′はネジフシ鉄筋、5は
カプラー、6.6′は主ナツト、7.7′は補助ナット
を示し、ネジフシ鉄筋1゜1′の締付は接続はカプラー
5と補助ナツト7又は7′を組み込んだ主ナツト6及び
6′によって行う。
程を示す説明図で、図中1,1′はネジフシ鉄筋、5は
カプラー、6.6′は主ナツト、7.7′は補助ナット
を示し、ネジフシ鉄筋1゜1′の締付は接続はカプラー
5と補助ナツト7又は7′を組み込んだ主ナツト6及び
6′によって行う。
このうち、カプラー5は内側に接続するネジフシ鉄筋1
および1′の外側のねじに喰合うピンチのねじが削り出
されており、該カプラー5の全長Lcはネジフシ鉄筋1
,1′のねじ底径d3の3倍程度以上にする必要がある
。
および1′の外側のねじに喰合うピンチのねじが削り出
されており、該カプラー5の全長Lcはネジフシ鉄筋1
,1′のねじ底径d3の3倍程度以上にする必要がある
。
補助ナット7.7’は、その外側に主ナツト6゜6′へ
のねじ込み用のねじ7−1.7’−1が設けられている
が、このねじ?−1,7”lは普通のメートル細目ねし
でよい。補助ナツト7.7′の内側は接続するネジフシ
鉄筋1、あるいは1′のねじ山外径よりわずか大きい内
径に加工し、ねしは設けられていない。このねじが設け
られていない非ねじ切り部7−2の長さLBは極力長く
するのが有利であるが、実用的にはネジフシ鉄筋の有効
径をd2とすると、L日〜0.5〜1.Od2あればよ
い。補助ナツト7.7′は原則としてリン酸塩皮膜処理
を施し、接触部の摩擦係数を低めて、小さいトルクによ
って大きな締付は力が得られるようにする。
のねじ込み用のねじ7−1.7’−1が設けられている
が、このねじ?−1,7”lは普通のメートル細目ねし
でよい。補助ナツト7.7′の内側は接続するネジフシ
鉄筋1、あるいは1′のねじ山外径よりわずか大きい内
径に加工し、ねしは設けられていない。このねじが設け
られていない非ねじ切り部7−2の長さLBは極力長く
するのが有利であるが、実用的にはネジフシ鉄筋の有効
径をd2とすると、L日〜0.5〜1.Od2あればよ
い。補助ナツト7.7′は原則としてリン酸塩皮膜処理
を施し、接触部の摩擦係数を低めて、小さいトルクによ
って大きな締付は力が得られるようにする。
主ナツト6.6′は内側の一端に補助ナツト7゜7′を
ねじ込むメートル細目ねじを設けた螺入部が設けられて
おり、内側の他方で接続するネジフシ鉄筋に接する部分
にはネジフシ鉄筋1.1′の外側に設けられたねじに喰
合うピンチのねじが削り出されている。
ねじ込むメートル細目ねじを設けた螺入部が設けられて
おり、内側の他方で接続するネジフシ鉄筋に接する部分
にはネジフシ鉄筋1.1′の外側に設けられたねじに喰
合うピンチのねじが削り出されている。
次にかかるカプラー5と主ナツト6.6′及び補助ナラ
)7.7’を用いて行う本発明の接続法を述べる。
)7.7’を用いて行う本発明の接続法を述べる。
1)まず、接続するネジフシ鉄筋1.1′の相接する端
部からL c / 2はなれた個所に印4−1および4
−1′をつける(Lc:カプラー5の長さ)。次いで、
補助ナツト7を組込んだ主ナツト6とカプラー5を接続
しようとするネジフシ鉄筋の片方1に、該カプラー5の
端がネジフシ鉄筋1の端から入り、ネジフシ鉄筋1が少
し突出するまでねじ込む。次いで、今一つのネジフシ鉄
筋1′に補助ナット7′を組込んだ主ナツト6′をねじ
込み、補助ナツト7′の端が先につけた印4−1′をこ
えるまで移動させる(第1図参照)。
部からL c / 2はなれた個所に印4−1および4
−1′をつける(Lc:カプラー5の長さ)。次いで、
補助ナツト7を組込んだ主ナツト6とカプラー5を接続
しようとするネジフシ鉄筋の片方1に、該カプラー5の
端がネジフシ鉄筋1の端から入り、ネジフシ鉄筋1が少
し突出するまでねじ込む。次いで、今一つのネジフシ鉄
筋1′に補助ナット7′を組込んだ主ナツト6′をねじ
込み、補助ナツト7′の端が先につけた印4−1′をこ
えるまで移動させる(第1図参照)。
2)カプラー5をねじ戻し、両端をほぼ先につけた印4
−1および4−2に合わせる。このことにより、接続す
るネジフシ鉄筋の端面ばほぼカプラー5の中央にくる。
−1および4−2に合わせる。このことにより、接続す
るネジフシ鉄筋の端面ばほぼカプラー5の中央にくる。
また、補助ナツト7を組込んだ主ナツト6もカプラー5
に伴って移動させる(第2図)。
に伴って移動させる(第2図)。
3)カプラー5と補助ナット7.7′の接合部に合い印
4−2.4−2’および4−3.4−3’をつける(第
3図)。
4−2.4−2’および4−3.4−3’をつける(第
3図)。
4)補助ナット7.7’を組込んだ主ナツト6゜6′の
ブロック8,8′をカプラー5から充分離し、電気ヒー
タまたはガス焔によってカプラーねじ込み肩付近1.b
、lb’のネジフシ鉄筋を200〜400°Cに加熱す
る。加熱部の長さLHは主ナツトブロック8,8′の長
さLF程度にする(第4図)。
ブロック8,8′をカプラー5から充分離し、電気ヒー
タまたはガス焔によってカプラーねじ込み肩付近1.b
、lb’のネジフシ鉄筋を200〜400°Cに加熱す
る。加熱部の長さLHは主ナツトブロック8,8′の長
さLF程度にする(第4図)。
この際、主ナツトブロック8および8′は前記ねじ込み
肩付近1b、lb’から充分離しておき、主ナツトブロ
ック8.8′が加熱されることによって起こる火傷など
の事故を防ぐ(第4図)。
肩付近1b、lb’から充分離しておき、主ナツトブロ
ック8.8′が加熱されることによって起こる火傷など
の事故を防ぐ(第4図)。
また、従来用いられていた締付け治具によって、本発明
になる締付は力増大効果を利用することによって締付は
可能なときは、必ずしもこの加熱操作は必要としないが
、この場合も100〜200°Cの低温加熱を行うこと
により、締付は接続の確実さを期すことができる。
になる締付は力増大効果を利用することによって締付は
可能なときは、必ずしもこの加熱操作は必要としないが
、この場合も100〜200°Cの低温加熱を行うこと
により、締付は接続の確実さを期すことができる。
5)主ナツトブロック8および8′を回転させてカプラ
ー5に軽く締付けた後、手持ちスパナあるいは従来使わ
れているロックナット締付は治具によって補助ナットの
頭部7−3をまわして締付け、締付は作業後、合い印4
−2.4−2’および4−3.4−3’の移動長さLM
を測定し、締付けが確実に行われたことを確かめる(第
5図)。
ー5に軽く締付けた後、手持ちスパナあるいは従来使わ
れているロックナット締付は治具によって補助ナットの
頭部7−3をまわして締付け、締付は作業後、合い印4
−2.4−2’および4−3.4−3’の移動長さLM
を測定し、締付けが確実に行われたことを確かめる(第
5図)。
次に、前記接続工程における要点を更に説明する。
まず、補助ナット7.7′による締付はトルクの有効利
用について述べると、補助ナラ)7.7’を用いてネジ
フシ鉄筋1.1′を締付は接続するときの締付はトルク
Tfと締付は方Fの関係は、締付は部に生ずる応力が降
伏点以下の場合式(1)%式% K:トルク係数 〕 dl、d2:補助ナラトク(側のねじの外径および有効
径 dn + μm :補助ナツトとカプラー当り面の平
均直径および摩擦係数 β :ねじのリード角 Φ′:ねじ山接触面の換算摩擦係数 (=jan−” μ/cosα/2) μ :ねじ山接触面の摩擦係数 α :ねじ山の角 前記式(1)において、次のように変換すると、’1.
+ d2 :ネジフシ鉄筋外側ねじの外径および
有効径、’ n + μm :ロックナットとカプラ
ー当り面の平均直径および摩擦係数とすると、従来形の
カプラーおよびロックナットによる接続方式における締
付はトルクTfと締付は力Fの関係をあられす式になる
。
用について述べると、補助ナラ)7.7’を用いてネジ
フシ鉄筋1.1′を締付は接続するときの締付はトルク
Tfと締付は方Fの関係は、締付は部に生ずる応力が降
伏点以下の場合式(1)%式% K:トルク係数 〕 dl、d2:補助ナラトク(側のねじの外径および有効
径 dn + μm :補助ナツトとカプラー当り面の平
均直径および摩擦係数 β :ねじのリード角 Φ′:ねじ山接触面の換算摩擦係数 (=jan−” μ/cosα/2) μ :ねじ山接触面の摩擦係数 α :ねじ山の角 前記式(1)において、次のように変換すると、’1.
+ d2 :ネジフシ鉄筋外側ねじの外径および
有効径、’ n + μm :ロックナットとカプラ
ー当り面の平均直径および摩擦係数とすると、従来形の
カプラーおよびロックナットによる接続方式における締
付はトルクTfと締付は力Fの関係をあられす式になる
。
上述の締付はトルクTfに対しねじをゆるませるに要す
るトルクTiは式(2)であられされる。
るトルクTiは式(2)であられされる。
TJl=に’・d2 ・F (2)ここで
に′:ゆるみのトルク係数
ところで、上記ねじをゆるませるトルクTjLは座面の
摩擦係数μmが大きく影響する。
摩擦係数μmが大きく影響する。
一方、本発明では、摩擦力の低減と均一化の効果をより
高めるため、および締付は接続時にねじ部の焼付き事故
が生じないようにするため、補助ナツト7.7′にはリ
ン酸塩皮膜処理とステアリン酸ソーダ処理を組合せたボ
ンデライトボンダリウベ処理などを施し、ねじ喰合い部
などのすべり面の摩擦係数を0.1程度に均一に低める
ことが行われるが、このことは反面ねじをゆるませるト
ルりTfを小さく危険がある。そこで、表11に示す実
際に使われている大径ネジフシ鉄筋について締イ1けト
ルクTfと締付は力FおよびゆるませるトルクT皇の関
係について検討を加えた。
高めるため、および締付は接続時にねじ部の焼付き事故
が生じないようにするため、補助ナツト7.7′にはリ
ン酸塩皮膜処理とステアリン酸ソーダ処理を組合せたボ
ンデライトボンダリウベ処理などを施し、ねじ喰合い部
などのすべり面の摩擦係数を0.1程度に均一に低める
ことが行われるが、このことは反面ねじをゆるませるト
ルりTfを小さく危険がある。そこで、表11に示す実
際に使われている大径ネジフシ鉄筋について締イ1けト
ルクTfと締付は力FおよびゆるませるトルクT皇の関
係について検討を加えた。
表1 締付けトルクTと締付は力F
の関係を求めるための試算に
用いた条件
下記の表2にこの検討結果を示す。
注)Tf:締イ」け接続時に与えたトルク本発明になる
方式によると従来方式によると、締イ1け方式に比べて
、締付は力Fにおいて2.5倍以上大きく、ゆるませる
トルクT4においても20%以上大きいことがわかる。
方式によると従来方式によると、締イ1け方式に比べて
、締付は力Fにおいて2.5倍以上大きく、ゆるませる
トルクT4においても20%以上大きいことがわかる。
またこの検問の結果、このように本発明方式によると、
ねじをゆるませるトルクTIは従来方式のものに比べて
大きいわけであるが、さらに第5図に示したカプラー5
と主ナツト6.6′のねじ部との間に設けられた長さし
日のネジフシ鉄筋と喰合うねじが切られていない個所非
喰合部9も、ねじのゆるみ止めに大きく寄与している。
ねじをゆるませるトルクTIは従来方式のものに比べて
大きいわけであるが、さらに第5図に示したカプラー5
と主ナツト6.6′のねじ部との間に設けられた長さし
日のネジフシ鉄筋と喰合うねじが切られていない個所非
喰合部9も、ねじのゆるみ止めに大きく寄与している。
次に、かかるカプラー5と主ナツト6.6′のねじ噛合
部9によるゆるみ止め効果について述べる。
部9によるゆるみ止め効果について述べる。
ネジフシ鉄筋1.1′の接続において、カプラー5とこ
れを締付けるナツトの間の応力状態が弾性状態にあれば
締付けの目的は達せられる。そのため、ネジフシ鉄筋1
,1′に作用する外荷重がボルトの締付は刃具上に達し
、締付は部かはなれるとナット締付は部は容易にゆるむ
。また、締付は部が塑性変形しても締付は力は低下する
ためナットはゆるみやすくなる。このようにカプラーと
ロックナツトによるネジフシ鉄筋の接続方式においては
カプラーとロックナツトの接合部が弾性状態に保たれ、
かつ両者を引きはなす離間荷重P sepが大きくなく
てはならない。このP sapを大きくする上において
カプラーと主ナツトのねじ噛合部との間に設けられた非
喰合部9は重要な役割をもっている。
れを締付けるナツトの間の応力状態が弾性状態にあれば
締付けの目的は達せられる。そのため、ネジフシ鉄筋1
,1′に作用する外荷重がボルトの締付は刃具上に達し
、締付は部かはなれるとナット締付は部は容易にゆるむ
。また、締付は部が塑性変形しても締付は力は低下する
ためナットはゆるみやすくなる。このようにカプラーと
ロックナツトによるネジフシ鉄筋の接続方式においては
カプラーとロックナツトの接合部が弾性状態に保たれ、
かつ両者を引きはなす離間荷重P sepが大きくなく
てはならない。このP sapを大きくする上において
カプラーと主ナツトのねじ噛合部との間に設けられた非
喰合部9は重要な役割をもっている。
本発明になる締付は接続部の離間荷重P sepは式(
3)であられされる。
3)であられされる。
Kb:ネジフシ鉄筋のばね常数
Kc:補助ナットのばね定数
ただし、
Ab、Ac:ネジフシ鉄筋および補助ナツトの有効断面
積 LB:非喰合部9の長さ E :ヤング率 le:ねじ込み部の弾性変形部の長さ Bi:初期締付は力 いま、(t e=0.5− d2.Ab=Acとすると
、ただし、d2 :ネジフシ鉄筋の有効径、P sep
は次式(4)であられされる。
積 LB:非喰合部9の長さ E :ヤング率 le:ねじ込み部の弾性変形部の長さ Bi:初期締付は力 いま、(t e=0.5− d2.Ab=Acとすると
、ただし、d2 :ネジフシ鉄筋の有効径、P sep
は次式(4)であられされる。
従来方式によった場合、LR=0であるからる外侮■が
付餌されると離間が生ずる。これに対し、本発明になる
方法によって、Le’d2とすめ次に述べるカプラー全
長の短縮も可能になった。
付餌されると離間が生ずる。これに対し、本発明になる
方法によって、Le’d2とすめ次に述べるカプラー全
長の短縮も可能になった。
カプラー全長の短縮の効果について述べると、従来用い
られていたネジフシ鉄筋接続用カプラーの長さ/ネジフ
シ鉄筋のねじ底径の比: L c / dは第6図に示
したごと<4.5〜568であった。この比率をそのま
ま大径ネジフシ鉄筋に適用すると、カプラーが長大化し
て作業性が低下する。比:Lc / dがこのように大
きくとられていたのは強度上の配慮もあったが、前述の
離間荷重が小さかったことも1つの理由になっている。
られていたネジフシ鉄筋接続用カプラーの長さ/ネジフ
シ鉄筋のねじ底径の比: L c / dは第6図に示
したごと<4.5〜568であった。この比率をそのま
ま大径ネジフシ鉄筋に適用すると、カプラーが長大化し
て作業性が低下する。比:Lc / dがこのように大
きくとられていたのは強度上の配慮もあったが、前述の
離間荷重が小さかったことも1つの理由になっている。
本発明になる継手方式によると、離間荷重が大きく、ま
た補助ナットには圧縮荷重が負荷されているため、強度
的信頼性も高く、L c / d比を3.0程度にまで
低めることができる。Lc/d=3.0とすると、ねじ
底径60mmのネジフシ鉄筋の接続に用いられるカプラ
ーの長さは180 mmあればよい。ねじ底径40mm
のネジフシ鉄筋の接続に用いられるカプラーの長さは前
記第6図から約180 mmであるから、両者は長さ的
にほぼ一致する。
た補助ナットには圧縮荷重が負荷されているため、強度
的信頼性も高く、L c / d比を3.0程度にまで
低めることができる。Lc/d=3.0とすると、ねじ
底径60mmのネジフシ鉄筋の接続に用いられるカプラ
ーの長さは180 mmあればよい。ねじ底径40mm
のネジフシ鉄筋の接続に用いられるカプラーの長さは前
記第6図から約180 mmであるから、両者は長さ的
にほぼ一致する。
前述のごとく、本発明になる接続方式によると従来用い
られていた締付は接続治具によって、同一トルクで2.
5倍大きい締付は力をネジフシ鉄筋に与えることができ
る。また締付けに要するトルクは曲成(])に示したご
とく、ネジフシ鉄筋の径の3乗に比例して大きくなるた
め、予備的加熱を行わなくても、40mmネジフシ鉄筋
用締付は治具によって容量的には54mm (= 40
mmx ”q )のネジフシ鉄筋まで締付は接続が可能
である。このとき用いる治具はカプラー長さ180mm
に適するよう設計されているため、本発明になる接続方
式によると、長さ的にも容量的にも従来用いられている
締付は接続用の治具によって大径ネジフシ鉄筋を加熱す
ることなしに接続することができる。
られていた締付は接続治具によって、同一トルクで2.
5倍大きい締付は力をネジフシ鉄筋に与えることができ
る。また締付けに要するトルクは曲成(])に示したご
とく、ネジフシ鉄筋の径の3乗に比例して大きくなるた
め、予備的加熱を行わなくても、40mmネジフシ鉄筋
用締付は治具によって容量的には54mm (= 40
mmx ”q )のネジフシ鉄筋まで締付は接続が可能
である。このとき用いる治具はカプラー長さ180mm
に適するよう設計されているため、本発明になる接続方
式によると、長さ的にも容量的にも従来用いられている
締付は接続用の治具によって大径ネジフシ鉄筋を加熱す
ることなしに接続することができる。
以上述べたような本発明のネジフシ鉄筋の接続法は、手
持ちスパナによってでも大径ネジフシ鉄筋の締付は接続
を可能にし、また、大きい締付け1−ルクを必要とする
大径ネジフシ鉄筋の締付は接続を小形、軽量な締付は治
具によっても可能にしたものであるが、さらに下記の効
果を発揮するものである。
持ちスパナによってでも大径ネジフシ鉄筋の締付は接続
を可能にし、また、大きい締付け1−ルクを必要とする
大径ネジフシ鉄筋の締付は接続を小形、軽量な締付は治
具によっても可能にしたものであるが、さらに下記の効
果を発揮するものである。
1)ねしすべり面の摩擦係数が小さく、そのばらつきも
小さいため、小さいトルクで均一にして大きい締付は力
をネジフシ鉄筋の接続部に与えることができる。また、
ゆるみトルクも大きいため、ネジフシ鉄筋接続部の強度
的信頼性が高い。
小さいため、小さいトルクで均一にして大きい締付は力
をネジフシ鉄筋の接続部に与えることができる。また、
ゆるみトルクも大きいため、ネジフシ鉄筋接続部の強度
的信頼性が高い。
2)熱締め方式を採用することにより、手持ちスパナに
よってでも大径ネジフシ鉄筋の締付は接続することがで
きるが、熱締め方式を用いなくても、接続部に与えるこ
とができる締イ1けトクルは締付け・冶具の約2.5倍
になるため、従来行われているカプラーおよびロックナ
ットによる方式に比べて1.26倍<−3(”z ’<
= >太いネジフシ鉄筋を締付けることができる。大径
ネジフシ鉄筋の接続部の長さは1/1.26倍大きい直
径をもったネジフシ鉄筋の接続部の長さとほぼ等しいた
め、容量的にも寸法的にも従来用いられている中径ネジ
フシ鉄筋の締付は接続治具によって、1.26倍大きい
直径をもったネジフシ鉄筋を締付は持続することができ
る。
よってでも大径ネジフシ鉄筋の締付は接続することがで
きるが、熱締め方式を用いなくても、接続部に与えるこ
とができる締イ1けトクルは締付け・冶具の約2.5倍
になるため、従来行われているカプラーおよびロックナ
ットによる方式に比べて1.26倍<−3(”z ’<
= >太いネジフシ鉄筋を締付けることができる。大径
ネジフシ鉄筋の接続部の長さは1/1.26倍大きい直
径をもったネジフシ鉄筋の接続部の長さとほぼ等しいた
め、容量的にも寸法的にも従来用いられている中径ネジ
フシ鉄筋の締付は接続治具によって、1.26倍大きい
直径をもったネジフシ鉄筋を締付は持続することができ
る。
3)補助ナットは主ナットに固く締込まれたまま取扱わ
れるため、従来用いられているカプラーおよびロックナ
ツト形継手と鉄筋組作業現場で取扱う部品の点数は同じ
である。また補助ナットは主ナツトにねじ込まれたまま
取扱われるため、特に輸送中などにねじ部が傷むことも
ない。
れるため、従来用いられているカプラーおよびロックナ
ツト形継手と鉄筋組作業現場で取扱う部品の点数は同じ
である。また補助ナットは主ナツトにねじ込まれたまま
取扱われるため、特に輸送中などにねじ部が傷むことも
ない。
)従来用いられているカプラーおよびロックナツト形継
手に比べて外見上の違いが少ないため、鉄筋組み作業者
がなじみやすい。またもし間違えて本発明になる継手を
従来用いていたカプラーおよびロックナツト形継手と同
じ容量で締付は固定したとしても、締付は部のゆるみに
くさなど、本発明になる継手の特長が失われることはな
い。
手に比べて外見上の違いが少ないため、鉄筋組み作業者
がなじみやすい。またもし間違えて本発明になる継手を
従来用いていたカプラーおよびロックナツト形継手と同
じ容量で締付は固定したとしても、締付は部のゆるみに
くさなど、本発明になる継手の特長が失われることはな
い。
なお、鉄筋継手の強度に関しては(財)日本建築センタ
ーによって鉄筋継手の性能試験法および性能判定基準が
作成されており、実際に継手として使用するには、この
基準に合格することを確かめなければならないが、本発
明になる鉄筋継手は上記判定基準の内、最もきびしいS
A級に合格することはすでに確かめられており、鉄筋継
手として優れた性能を有することが実証されている。
ーによって鉄筋継手の性能試験法および性能判定基準が
作成されており、実際に継手として使用するには、この
基準に合格することを確かめなければならないが、本発
明になる鉄筋継手は上記判定基準の内、最もきびしいS
A級に合格することはすでに確かめられており、鉄筋継
手として優れた性能を有することが実証されている。
第1図〜第5図は本発明のネジフシ鉄筋の接続法の各工
程を示す説明図、第6図は従来用いられていたカプラー
の長さ範囲と本発明で可能になっかカプラーの長さ範囲
の説明図、第7図〜第9図は従来の接続法を示す説明図
である。 1.1′・・・ネジフシ鉄筋 11.11’・・・ねじ 1a・・・当り部 2,2′・・・ロックナラI
・3・・・カプラー 4−1.、ll’、4−2.4〜2′。 4−3.4−3’ ・・・印 5・・・カプラー 6.6′・・・主ナツト 6−1・・・ねじ7.7′・
・・補助ナット 7−1.7”l・・・ねじ 7−2・・・非ねじ切り部 7−3・・・頭部 8.8′・・・主ナツトブロ
ック9・・・非喰合部 出願人 株式会社神戸製鋼所 二〇に−
程を示す説明図、第6図は従来用いられていたカプラー
の長さ範囲と本発明で可能になっかカプラーの長さ範囲
の説明図、第7図〜第9図は従来の接続法を示す説明図
である。 1.1′・・・ネジフシ鉄筋 11.11’・・・ねじ 1a・・・当り部 2,2′・・・ロックナラI
・3・・・カプラー 4−1.、ll’、4−2.4〜2′。 4−3.4−3’ ・・・印 5・・・カプラー 6.6′・・・主ナツト 6−1・・・ねじ7.7′・
・・補助ナット 7−1.7”l・・・ねじ 7−2・・・非ねじ切り部 7−3・・・頭部 8.8′・・・主ナツトブロ
ック9・・・非喰合部 出願人 株式会社神戸製鋼所 二〇に−
Claims (1)
- 内側に接続すべきネジフシ鉄筋のねじピッチと同一のね
じが切られたカプラー1個と、内側をネジフシ鉄筋のね
じ山外径よりわずかに大きい非ねじ切り部とし、外側に
機械加工された普通のメートル細目ねじを設けた補助ナ
ットと内側の一方にはネジフシ鉄筋のねじピッチと同一
のねじを、他方には前記補助ナットの螺入部を形成した
主ナットとの組合せによる主ナットブロック体を2個使
用し、主ナットブロック体とカプラーを接続しようとす
るネジフシ鉄筋の片方に該カプラーからその鉄筋端が突
出するまでねじ込み、今一つのネジフシ鉄筋に他の主ナ
ットブロック体を補助ナットから該鉄筋端が所定長が突
出するまでねじ込み、両ネジフシ鉄筋を突き合わせた後
、カプラーをねじ戻し、鉄筋接合端をその中央に位置さ
せ、これに伴い、一方の主ナットブロック体もカプラー
につけるようにねじ戻し、両主ナットブロック体を回転
させてから軽く締めつけた後、手持ちのスパナあるいは
従来使われているロックナット締付け治具によって補助
ナットをまわして締付けることを特徴とするネジフシ鉄
筋の接続法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14100085A JPS621963A (ja) | 1985-06-26 | 1985-06-26 | ネジフシ鉄筋の接続法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14100085A JPS621963A (ja) | 1985-06-26 | 1985-06-26 | ネジフシ鉄筋の接続法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS621963A true JPS621963A (ja) | 1987-01-07 |
Family
ID=15281832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14100085A Pending JPS621963A (ja) | 1985-06-26 | 1985-06-26 | ネジフシ鉄筋の接続法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS621963A (ja) |
-
1985
- 1985-06-26 JP JP14100085A patent/JPS621963A/ja active Pending
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