JPS62196369A - スパツタリング装置 - Google Patents
スパツタリング装置Info
- Publication number
- JPS62196369A JPS62196369A JP3881886A JP3881886A JPS62196369A JP S62196369 A JPS62196369 A JP S62196369A JP 3881886 A JP3881886 A JP 3881886A JP 3881886 A JP3881886 A JP 3881886A JP S62196369 A JPS62196369 A JP S62196369A
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- Japan
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- targets
- target
- permanent magnets
- magnetic field
- substrate
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- Pending
Links
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 title claims description 14
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 16
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 3
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 3
- XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N Argon Chemical compound [Ar] XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910052786 argon Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、いわゆる対向ターゲット式のスパッタリン
グ装置に関する。
グ装置に関する。
第4図は、従来の対向ターゲット式のスパッタリング装
置の一例を示す概略断面図である。例えば排気口21を
介して排気される真空容器2内に、二つのターゲット4
.5が対向するように(即ち向かい合うように)配置さ
れており、両ターゲット4.5間の側方には基板3が配
置されている。
置の一例を示す概略断面図である。例えば排気口21を
介して排気される真空容器2内に、二つのターゲット4
.5が対向するように(即ち向かい合うように)配置さ
れており、両ターゲット4.5間の側方には基板3が配
置されている。
ターゲット4.5は、それぞれ、ターゲット板41.5
1の背面に1または複数の永久磁石42.52を設けた
ものであり、当該永久磁石42.52の極性は相対向す
る側で互いに反対になるようにされている。従って、タ
ーゲット4.5 (より具体的にはそのターゲット板4
1.51、以下同じ)の表面に対してほぼ垂直にプラズ
マ集束用の磁界9が発生する。
1の背面に1または複数の永久磁石42.52を設けた
ものであり、当該永久磁石42.52の極性は相対向す
る側で互いに反対になるようにされている。従って、タ
ーゲット4.5 (より具体的にはそのターゲット板4
1.51、以下同じ)の表面に対してほぼ垂直にプラズ
マ集束用の磁界9が発生する。
また、各ターゲット4.5には、電源8から負の直流電
圧あるいは高周波電圧が印加されるようになっている。
圧あるいは高周波電圧が印加されるようになっている。
上記装置の特徴的な作用を説明すると、真空容器2内に
例えばアルゴン等の不活性ガスを導入して、例えば10
−”〜10−”T o r r程度の低圧ガス雰囲気中
でターゲット4.5に例えば数百■程度以上の直流電圧
を印加して放電を生じさせてスパッタリングを行わせる
と、ターゲット4.5からスパッタ粒子と共にγ電子が
放出される。ところがこのγ電子の側面方向への移動は
、プラズマ集束用の磁界9によって抑制されるため、当
該γ°電子は両ターゲット4.5間に閉じ込められる。
例えばアルゴン等の不活性ガスを導入して、例えば10
−”〜10−”T o r r程度の低圧ガス雰囲気中
でターゲット4.5に例えば数百■程度以上の直流電圧
を印加して放電を生じさせてスパッタリングを行わせる
と、ターゲット4.5からスパッタ粒子と共にγ電子が
放出される。ところがこのγ電子の側面方向への移動は
、プラズマ集束用の磁界9によって抑制されるため、当
該γ°電子は両ターゲット4.5間に閉じ込められる。
そしてこの閉じ込められたγ電子は、ターゲット4.5
間の空間内を往復運動し、放電によって生じたプラズマ
中の電子エネルギーを高めたり、あるいは雰囲気ガスと
の衝突によりガスのイオン化を促進したりするため、こ
れによって高速スパッタが実現できる。
間の空間内を往復運動し、放電によって生じたプラズマ
中の電子エネルギーを高めたり、あるいは雰囲気ガスと
の衝突によりガスのイオン化を促進したりするため、こ
れによって高速スパッタが実現できる。
また、基板3は両ターゲット4.5間の側方に配置して
いるため、磁界9によって高速電子の当該基板3への衝
突が抑制され、これによって基板3に対して低温での成
膜が可能となる。
いるため、磁界9によって高速電子の当該基板3への衝
突が抑制され、これによって基板3に対して低温での成
膜が可能となる。
C発明が解決しようとする問題点〕
ところが、上記磁界9が上述したような働きをするため
には、ターゲット4.5間の中心位置で百エルステッド
程度以上の磁界の強さが必要であるけれども、ターゲッ
ト4.5間の距離が大きくなると永久磁石では上記のよ
うな磁界の強さを得ること力q「シくなる。
には、ターゲット4.5間の中心位置で百エルステッド
程度以上の磁界の強さが必要であるけれども、ターゲッ
ト4.5間の距離が大きくなると永久磁石では上記のよ
うな磁界の強さを得ること力q「シくなる。
従って現状では、装置は小型のものしかできず、基十反
3も小さなものに限られており、1チヤージ(1回の処
理)当たりの処理量も少ない。
3も小さなものに限られており、1チヤージ(1回の処
理)当たりの処理量も少ない。
そこでこの発明は、上記のような問題点を解決したスパ
ッタリング装置を提供することを目的とする。
ッタリング装置を提供することを目的とする。
この発明のスパッタリング装置は、真空容器内において
、ターゲラ1−板の背面に永久磁石を設けた二つのター
ゲットを対向させ、かつ両ターゲットに電圧を印加する
ようにしたスパッタリング装置において、上記両ターゲ
ット間にそれらと並ぶように、2枚のターゲット板間に
永久磁石を挟んだターゲットを1以上設け、当該ターゲ
ットにも上記電圧を印加するようにし、かつ各ターゲッ
トの永久磁石の極性が対向するターゲット間において互
いに反対になるようにしていることを特徴とする。
、ターゲラ1−板の背面に永久磁石を設けた二つのター
ゲットを対向させ、かつ両ターゲットに電圧を印加する
ようにしたスパッタリング装置において、上記両ターゲ
ット間にそれらと並ぶように、2枚のターゲット板間に
永久磁石を挟んだターゲットを1以上設け、当該ターゲ
ットにも上記電圧を印加するようにし、かつ各ターゲッ
トの永久磁石の極性が対向するターゲット間において互
いに反対になるようにしていることを特徴とする。
上記装置においては、各ターゲット間の距離を従来の場
合よりも大きくする必要がないため、所定の強さの磁界
を容易に得ることができ、それぞ゛れのターゲット間に
おいて従来の装置と同様の現象が生じる。従って大型装
置を容易に製作することができる。
合よりも大きくする必要がないため、所定の強さの磁界
を容易に得ることができ、それぞ゛れのターゲット間に
おいて従来の装置と同様の現象が生じる。従って大型装
置を容易に製作することができる。
第1図は、この発明の一実施例に係るスパッタリング装
置を示す概略断面図である。第4図と同等部分には同一
符号を付してその説明を省略する。
置を示す概略断面図である。第4図と同等部分には同一
符号を付してその説明を省略する。
この実施例においては、上述した両ターゲット4.5間
に、それらと平行に並ぶように、二つのターゲット6お
よび7を設けている。しかもこの例では基板30が平板
状のものであるため、各ターゲット4〜7は、基板30
に平行な直線状の中心線10上にそれぞれの中心がほぼ
揃うように配置している。
に、それらと平行に並ぶように、二つのターゲット6お
よび7を設けている。しかもこの例では基板30が平板
状のものであるため、各ターゲット4〜7は、基板30
に平行な直線状の中心線10上にそれぞれの中心がほぼ
揃うように配置している。
ターゲット6.7は、それぞれ、2枚のターゲット板6
1.63.71.73間に、1または複数の永久磁石6
2.72を挟んだものであり、ターゲット板41と61
、ターゲット板63と71、ターゲット板73と51が
それぞれ面対向している。そしてこれらのターゲット6
.7にも、電源8から負の直流電圧あるいは高周波電圧
を印加するようにしている。
1.63.71.73間に、1または複数の永久磁石6
2.72を挟んだものであり、ターゲット板41と61
、ターゲット板63と71、ターゲット板73と51が
それぞれ面対向している。そしてこれらのターゲット6
.7にも、電源8から負の直流電圧あるいは高周波電圧
を印加するようにしている。
また、各ターゲット4〜7の永久磁石42.52.62
.72の極性が対向するターゲット間において互いに反
対になるようにしている。従って、各ターゲット4〜7
間には、従来の場合と同様に、各ターゲット4〜7の表
面に対してほぼ垂直にプラズマ集束用の磁界9が発生す
る。
.72の極性が対向するターゲット間において互いに反
対になるようにしている。従って、各ターゲット4〜7
間には、従来の場合と同様に、各ターゲット4〜7の表
面に対してほぼ垂直にプラズマ集束用の磁界9が発生す
る。
上記装置においては、ターゲット6.7を設けることに
よって、各ターゲット4〜7間の距離を従来の場合より
も大きくする必要がないため、前述したような所定の強
さの磁界9を容易に得ることができ、それぞれのターゲ
ット4〜7間において従来の装置と同様の現象が生じる
。即ち、磁界9の作用によって前述したような高速低温
スバソ夕が実現される。
よって、各ターゲット4〜7間の距離を従来の場合より
も大きくする必要がないため、前述したような所定の強
さの磁界9を容易に得ることができ、それぞれのターゲ
ット4〜7間において従来の装置と同様の現象が生じる
。即ち、磁界9の作用によって前述したような高速低温
スバソ夕が実現される。
従って大型装置を容易に安価に製作することができ、チ
ャージ量(1回の処理量)の向上を図ることができる。
ャージ量(1回の処理量)の向上を図ることができる。
またスパッタ粒子の飛散領域が多数できるので、基板3
0を長尺基板あるいは広い面積の基板としても均一厚さ
の成膜が可能である。
0を長尺基板あるいは広い面積の基板としても均一厚さ
の成膜が可能である。
尚、ターゲット4.5間に設けるターゲットの個数は、
上記例のようにターゲット6と7の2個に限られるもの
ではなく、基板30の大きさ等に応じて増減すれば良い
。
上記例のようにターゲット6と7の2個に限られるもの
ではなく、基板30の大きさ等に応じて増減すれば良い
。
また各ターゲットは必ずしも一直線上に配置する必要は
な(、基板30の形状等に応じて配置を変えても良い。
な(、基板30の形状等に応じて配置を変えても良い。
例えば第2図は、曲面状の基板30に沿う曲線状の中心
線10上に各ターゲット4〜7の中心がほぼ来るように
配置した例であり、第3図は凹凸状の基板30に沿う階
段状の中心線10上に各ターゲット4〜6の中心がほぼ
来るように配置した例である。このようにすれば、様々
な形状の基板30に対してより効率良く、より均一に成
膜することができる。
線10上に各ターゲット4〜7の中心がほぼ来るように
配置した例であり、第3図は凹凸状の基板30に沿う階
段状の中心線10上に各ターゲット4〜6の中心がほぼ
来るように配置した例である。このようにすれば、様々
な形状の基板30に対してより効率良く、より均一に成
膜することができる。
以上のようにこの発明によれば、大型の装置を容易に製
作をすることができ、チャージ量の向上を図ることがで
きる。また長尺基板や広い面積の基板に対しても均一な
成膜が可能となる。
作をすることができ、チャージ量の向上を図ることがで
きる。また長尺基板や広い面積の基板に対しても均一な
成膜が可能となる。
第1図は、この発明の一実施例に係るスパッタリング装
置を示す概略断面図である。第2図および第3図は、そ
れぞれ、ターゲットの配列の他の例を示す概略断面図で
ある。第4図は、従来の対向ターゲット弐のスパッタリ
ング装置の一例を示す概略断面図である。 2・・・真空容器、3.30・・・基板ミ4〜7・・・
ターゲット、41,51,61,63,71゜73・
・・ターゲット板、42. 52. 62. 72・・
・永久磁石
置を示す概略断面図である。第2図および第3図は、そ
れぞれ、ターゲットの配列の他の例を示す概略断面図で
ある。第4図は、従来の対向ターゲット弐のスパッタリ
ング装置の一例を示す概略断面図である。 2・・・真空容器、3.30・・・基板ミ4〜7・・・
ターゲット、41,51,61,63,71゜73・
・・ターゲット板、42. 52. 62. 72・・
・永久磁石
Claims (1)
- (1)真空容器内において、ターゲット板の背面に永久
磁石を設けた二つのターゲットを対向させ、かつ両ター
ゲットに電圧を印加するようにしたスパッタリング装置
において、上記両ターゲット間にそれらと並ぶように、
2枚のターゲット板間に永久磁石を挟んだターゲットを
1以上設け、当該ターゲットにも上記電圧を印加するよ
うにし、かつ各ターゲットの永久磁石の極性が対向する
ターゲット間において互いに反対になるようにしている
ことを特徴とするスパッタリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3881886A JPS62196369A (ja) | 1986-02-24 | 1986-02-24 | スパツタリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3881886A JPS62196369A (ja) | 1986-02-24 | 1986-02-24 | スパツタリング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62196369A true JPS62196369A (ja) | 1987-08-29 |
Family
ID=12535843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3881886A Pending JPS62196369A (ja) | 1986-02-24 | 1986-02-24 | スパツタリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62196369A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008156743A (ja) * | 2006-11-30 | 2008-07-10 | Kobe Steel Ltd | 対向ターゲットスパッタ装置及び対向ターゲットスパッタ方法 |
-
1986
- 1986-02-24 JP JP3881886A patent/JPS62196369A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008156743A (ja) * | 2006-11-30 | 2008-07-10 | Kobe Steel Ltd | 対向ターゲットスパッタ装置及び対向ターゲットスパッタ方法 |
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