JPS6219593Y2 - - Google Patents

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JPS6219593Y2
JPS6219593Y2 JP1980179551U JP17955180U JPS6219593Y2 JP S6219593 Y2 JPS6219593 Y2 JP S6219593Y2 JP 1980179551 U JP1980179551 U JP 1980179551U JP 17955180 U JP17955180 U JP 17955180U JP S6219593 Y2 JPS6219593 Y2 JP S6219593Y2
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JP
Japan
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wrap film
packaging
pillow
commercial use
core material
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JP1980179551U
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JPS57101789U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ピロー包装された営業用ラツプフイ
ルム包装体に関し、詳しくは塵埃や湿気の侵入を
防止でき、しかも取扱いが容易であるピロー包装
された営業用ラツプフイルム包装体に関する。
[考案の背景] ラツプフイルムは、自己粘着性包装用フイルム
として多用されており、一般には紙管等の芯材に
ロール巻きされている。このロール巻きされた営
業用ラツプフイルムの包装については、一般に包
装用プラスチツクフイルム及び包装紙等を用いて
手作業により該ロール巻きラツプフイルムの外側
を包装することが行われている。しかしながら、
このような包装方法の場合にあつては、作業効率
が悪いほか、人件費の高騰が製品単価に悪影響を
与える難点があり、技術的に見れば、完全な包装
が期待できず、包装されたラツプフイルムへの塵
埃等の付着、湿気によるラツプフイルムの霞度の
低下および自己粘着性の劣化等が発生する虞があ
つた。
そこで本考案者は営業用ラツプフイルム包装に
要請される高い防湿効果を得る手段として、また
包装の自動化を可能とする手段としてピロー包装
法の採用を検討した。その結果、ピロー包装によ
れば、確かに完全密封包装袋が得られたが、反面
包装袋内に空気が残留し、膨らんだ状態で包装さ
れてしまい、次のような問題があることが判明し
た。
即ち、ピロー包装袋の内部に湿気を含む残留空
気が存在する場合、その残留空気の湿気によつ
てラツプフイルムの自己粘着性が低下すること、
及び搬送過程で包装袋が破裂するというような
問題がある。そのため特開昭51−2594号公報に記
載のように包装袋の一部に予め空気抜き孔を設け
ておく手段も考えられるが、この手段では空気抜
き孔から塵埃や湿気が無制限に侵入したりして不
衛生であり、食品の包装に多用される営業用ラツ
プフイルムの包装には採用し得ない。そこで該公
報にも記載の如く、栓を用いることにより塵埃等
の侵入を防止することを検討したが、栓部材の追
加のため不経済であるという欠点が生じるばかり
でなく、栓の製作においても、取扱い時に脱落し
ないように、且つ湿気の侵入を防止できるように
芯材の中空部にフイツトするよう作製しなければ
ならないし、しかもラツプフイルムを使用するた
め包装袋を開ける際に栓自体は用済みとなり、新
たなゴミを生じる欠点が生じた。
そこで、本考案は栓を用いることなく、内部の
残留空気を除去する孔から塵埃や湿気の侵入を防
止できるピロー包装された営業用ラツプフイルム
包装体を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案者は、上記目的を達成すべく鋭意検討し
た結果、本考案に至つた。
本考案に係るピロー包装された営業用ラツプフ
イルム包装体は、中空部を有する芯材にロール巻
きされた営業用ラツプフイルムが、縦シール及び
横シールされた外装フイルムによつて包装されて
成る、ピロー包装された営業用ラツプフイルム包
装体において、前記芯材の中空部両端部分の各々
に前記縦シールの端部及び横シールの中央部が押
し込められており、この押し込められた包装袋の
一方は密閉状態のままであり且つ他方はその最深
部に破れ目状である空気抜き孔が形成されている
ことを特徴とする。
[考案の作用] 芯材の中空部内に押し込められた縦シール端部
及び横シール中央部から成る包装袋部分のうちの
一端側には孔や空隙は一切無いので、こちらの側
から塵埃や湿気が侵入するようなことが全くな
い。一方、他端側に押し込められた包装袋部分に
は空気抜き孔が形成されているので、包装袋を外
から押圧することで空気を抜き取ることが可能で
あり、かつそれにも拘わらず、該空気抜き孔は押
し込められた包装袋の最深部に位置し、且つ破れ
目状であり、しかも該空気抜き孔の手前側は縦・
横シール部分の押し込みによつて程よく塞がれた
状態になるため、こちら側からの塵埃・湿気の侵
入さえも防止できることとなる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を添付の図面に従つて詳
細に説明する。
第1図は本考案の包装構造を示す概略断面図、
第2図及び第3図は包装袋を芯材中空部に押し込
める前及び後を示す斜視図である。
図中1は、営業用ラツプフイルムであつて、紙
管等の中空部を有する芯材2にロール巻きされて
いる。3は外装フイルムをピロー包装加工して得
られた包装袋である。包装袋3の縦シール3a端
部及び横シール3b中央部は芯材2の両端部から
中空部内に向つて押し込められており、また包装
袋3内に残留していた空気は芯材2内に押し込ま
れている包装袋3の一方側に形成されている空気
抜き孔4を介して外部に排出されており、包装袋
3全体が若干の襞を有しつつラツプフイルム1の
外周面に略密着されている(第1図及び第3図参
照)。
ピロー包装されたままでこの考案の包装構造を
有しない包装袋を第1図の仮想線及び第2図で示
す。このように本考案を適用しない包装袋3は内
部に残留する空気によりピロー(枕)状に膨張し
ており、前記した如き欠点ないし不利益がある。
本考案の空気抜き孔4は、押し込められた包装
袋の一方側のみに設けられており、例えば尖鋭部
材によつて袋3を付き通してできる線状の破れ目
である〔同日付提出の特願昭55−176574号(特公
昭59−44247号参照)参照〕。この破れ目の大きさ
は、数mm程度の巾のものが好ましい。
また、本考案の空気抜き孔4の形成位置は、芯
材2の中空部に押し込められた袋3部分の最深
部、即ち芯材2の中空部における最深部であり、
その手前側は縦・横シール3a,3b部分の押し
込みによつて程よく塞がれた状態になつている。
[考案の効果] 本考案の営業用ラツプフイルム包装体は、破れ
目状空気抜き孔が芯材の中空部に押し込められた
袋部分に設けてあるので、空気抜きが可能である
のは勿論、空気が抜けた後は孔が塞がるため、且
つ該空気抜き孔は芯材の中空部に押し込められた
包装袋の一方側のみに設けられ、他方側は密閉の
ままであるため通気があつたとしても、その湿気
の影響を極力抑制することが可能であり、塵埃等
の侵入防止効果が著しく、営業用ラツプフイルム
を衛生的に保管できる。更に本考案によれば、上
記のようにピロー包装することによつて、円筒形
をなし、かつかなりの重量のある営業用ラツプフ
イルムの包装体の取扱いが容易となつた。即ち、
縦シール部分が手の引つ掛かりとなるため、該縦
シール部分を掴むことが容易となるという効果を
有する。一般に、営業用ラツプフイルムは、例え
ば30cm巾と45cm巾のものがあり、各々500m巻と
1000m巻のものがあり、いずれも重量がかなりあ
る。その重量は30cm巾、500m巻で約3Kg、1000
m巻で約6Kg、45cm巾、500m巻で約4.5Kgあり、
そして1000m巻では約9Kgもある。このように重
量があるため通常ダンボール箱等に、その多数個
が個々に包装された上で、梱包されて取引されて
いるのが現状である。従つて実際に取扱う場合に
は、その梱包用ダンボール箱から取り出さなけれ
ばならないが、その取り出し方は手作業によつて
いるのが実情である。そのため営業用ラツプフイ
ルム包装体を掴むという作業が必要になる訳であ
る。しかし現実にはその重量から言つて手で簡単
に掴むという訳にはいかず、従つて、掴み易さが
重要になつてくるのである。しかるに本考案は、
包装体を掴む上で、縦シール部分の存在は効果的
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の包装構造を示す概略断面図、
第2図及び第3図は包装袋を芯材中空部に押し込
める前及び後を示す斜視図である。 1……ラツプフイルム、2……芯材、3……ピ
ロー包装袋、3a……縦シール、3b……横シー
ル、4……空気抜き孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中空部を有する芯材にロール巻きされた営業用
    ラツプフイルムが、縦シール及び横シールされた
    外装フイルムによつて包装されて成る、ピロー包
    装された営業用ラツプフイルム包装体において、
    前記芯材の中空部両端部分の各々に前記縦シール
    の端部及び横シールの中央部が押し込められてお
    り、この押し込められた包装袋の一方は密閉状態
    のままであり且つ他方はその最深部に破れ目状で
    ある空気抜き孔が形成されていることを特徴とす
    るピロー包装された営業用ラツプフイルム包装
    体。
JP1980179551U 1980-12-16 1980-12-16 Expired JPS6219593Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980179551U JPS6219593Y2 (ja) 1980-12-16 1980-12-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980179551U JPS6219593Y2 (ja) 1980-12-16 1980-12-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57101789U JPS57101789U (ja) 1982-06-23
JPS6219593Y2 true JPS6219593Y2 (ja) 1987-05-19

Family

ID=29975348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980179551U Expired JPS6219593Y2 (ja) 1980-12-16 1980-12-16

Country Status (1)

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JP (1) JPS6219593Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5029009U (ja) * 1973-07-08 1975-04-02

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5029009U (ja) * 1973-07-08 1975-04-02

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57101789U (ja) 1982-06-23

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