JPS6219575B2 - - Google Patents
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- JPS6219575B2 JPS6219575B2 JP5713380A JP5713380A JPS6219575B2 JP S6219575 B2 JPS6219575 B2 JP S6219575B2 JP 5713380 A JP5713380 A JP 5713380A JP 5713380 A JP5713380 A JP 5713380A JP S6219575 B2 JPS6219575 B2 JP S6219575B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- timing
- fuel injection
- signal
- injection
- timing signal
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 50
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 50
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 33
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は分配型燃料噴射ポンプに関するもので
ある。
ある。
従来の分配型燃料噴射装置、例えば特開昭48−
59220号公報に記載されている装置において、例
えばベーンポンプ等により加圧された燃料が、ロ
ーラホルダ、カムデイスク等の収納されているポ
ンプハウジング内に送給される。しかる後、プラ
ンジヤの回転リフト動作に従つて各気筒の噴射ノ
ズルに燃料を所定のタイミングで所定量だけ送給
するように構成されており、噴射量制御はコント
ロールスリーブの位置をガバナにより調整するこ
とにより行なわれていた。
59220号公報に記載されている装置において、例
えばベーンポンプ等により加圧された燃料が、ロ
ーラホルダ、カムデイスク等の収納されているポ
ンプハウジング内に送給される。しかる後、プラ
ンジヤの回転リフト動作に従つて各気筒の噴射ノ
ズルに燃料を所定のタイミングで所定量だけ送給
するように構成されており、噴射量制御はコント
ロールスリーブの位置をガバナにより調整するこ
とにより行なわれていた。
そのため、従来においては、負荷変化等に応
じ、機関の要求に合せて噴射量を細かく制御する
ことが難しいという欠点を有している。
じ、機関の要求に合せて噴射量を細かく制御する
ことが難しいという欠点を有している。
本発明の目的は、分配型燃料噴射ポンプにおけ
る上述の欠点を一挙に解決することができる、新
規な分配型燃料噴射ポンプを提供することにあ
る。
る上述の欠点を一挙に解決することができる、新
規な分配型燃料噴射ポンプを提供することにあ
る。
上記目的を達成するため、本発明は、プランジ
ヤの回転・往復運動に従い燃料をハイプレツシヤ
チエンバで加圧し、噴射する分配型燃料噴射装置
において、ハイプレツシヤチエンバの圧力を強制
的に低下させるための電磁弁と、機関の状態に応
じた所要の燃料噴射開始タイミングを示す第1タ
イミング信号と機関の状態に応じた所要の燃料噴
射終了タイミングを示す第2タイミング信号とに
応答し前記第1タイミング信号及び第2タイミン
グ信号の示すタイミングに従つて燃料噴射を行な
わせるよう電磁弁を開閉制御する手段とを備える
よう構成したので、電磁弁制御の目標値を機関要
求特性に合せて設定することができるようにな
り、噴射量特性を機関の要求の合せることが容易
に実現できる。
ヤの回転・往復運動に従い燃料をハイプレツシヤ
チエンバで加圧し、噴射する分配型燃料噴射装置
において、ハイプレツシヤチエンバの圧力を強制
的に低下させるための電磁弁と、機関の状態に応
じた所要の燃料噴射開始タイミングを示す第1タ
イミング信号と機関の状態に応じた所要の燃料噴
射終了タイミングを示す第2タイミング信号とに
応答し前記第1タイミング信号及び第2タイミン
グ信号の示すタイミングに従つて燃料噴射を行な
わせるよう電磁弁を開閉制御する手段とを備える
よう構成したので、電磁弁制御の目標値を機関要
求特性に合せて設定することができるようにな
り、噴射量特性を機関の要求の合せることが容易
に実現できる。
以下、図示の実施例により本発明を詳細に説明
する。
する。
第1図には、本発明による分配型燃料噴射装置
の一部断面図が示されている。燃料噴射装置1
は、図示しない内燃機関と組合されて使用され、
内燃機関の各気筒に燃料を供給するものである。
噴射ポンプ2は、内燃機関の回転数に関連した回
転数にて回転駆動される駆動軸3に連結されてい
るベーンポンプ4と、ローラホルダ5とを有して
いる。ベーンポンプ4は、図示しない燃料タンク
から通路6を介して供給される燃料を加圧し、ハ
ウジング7内の通路8に送出する。駆動軸3の一
端はハウジング室9内に延びており、ドライビン
グデイスク10を介してカムデイスク11が接続
されており、カムデイスク11の一側面にはプラ
ンジヤ12がプランジヤスプリング13により押
しつけられている。プランジヤ12は、ハウジン
グ7に形成されたシリンダ部14に嵌合されてお
り、駆動軸3の回転に従つて、プランジヤ12は
回転すると同時に往復運動を行なう。プランジヤ
12の嵌合端部には、機関の気筒数に応じた数の
インテークスリツト15(図面では4つのインテ
ークスリツトのうちの1つのみが示されてい
る。)が形成されており、プランジヤ12の下降
行程で、通路8の終端部に形成されたインテーク
ポート16とインテークスリツトとが重り合つた
時、通路8によつて送給されている加圧燃料がハ
イプレツシヤチエンバ17内に吸入される。この
吸入された加圧燃料は、プランジヤ12の回転リ
フト動作によりインテークポート16が閉じられ
カムリフトが開始すると、圧縮されはじめる。プ
ランジヤ12内の通路18はデイストリビユータ
スリツト19に連通しており、プランジヤ12が
更に回転リフトを続けてデイストリビユータスリ
ツト19がアウトレツトパセツセージ20と重り
合うと、圧縮された高圧燃料は送出弁21を開い
て、噴射ノズル(図示せず)に接続されるパイプ
22に送出される。
の一部断面図が示されている。燃料噴射装置1
は、図示しない内燃機関と組合されて使用され、
内燃機関の各気筒に燃料を供給するものである。
噴射ポンプ2は、内燃機関の回転数に関連した回
転数にて回転駆動される駆動軸3に連結されてい
るベーンポンプ4と、ローラホルダ5とを有して
いる。ベーンポンプ4は、図示しない燃料タンク
から通路6を介して供給される燃料を加圧し、ハ
ウジング7内の通路8に送出する。駆動軸3の一
端はハウジング室9内に延びており、ドライビン
グデイスク10を介してカムデイスク11が接続
されており、カムデイスク11の一側面にはプラ
ンジヤ12がプランジヤスプリング13により押
しつけられている。プランジヤ12は、ハウジン
グ7に形成されたシリンダ部14に嵌合されてお
り、駆動軸3の回転に従つて、プランジヤ12は
回転すると同時に往復運動を行なう。プランジヤ
12の嵌合端部には、機関の気筒数に応じた数の
インテークスリツト15(図面では4つのインテ
ークスリツトのうちの1つのみが示されてい
る。)が形成されており、プランジヤ12の下降
行程で、通路8の終端部に形成されたインテーク
ポート16とインテークスリツトとが重り合つた
時、通路8によつて送給されている加圧燃料がハ
イプレツシヤチエンバ17内に吸入される。この
吸入された加圧燃料は、プランジヤ12の回転リ
フト動作によりインテークポート16が閉じられ
カムリフトが開始すると、圧縮されはじめる。プ
ランジヤ12内の通路18はデイストリビユータ
スリツト19に連通しており、プランジヤ12が
更に回転リフトを続けてデイストリビユータスリ
ツト19がアウトレツトパセツセージ20と重り
合うと、圧縮された高圧燃料は送出弁21を開い
て、噴射ノズル(図示せず)に接続されるパイプ
22に送出される。
この燃料噴射装置1は、プランジヤ12の位置
とは無関係に所望のタイミングで燃料噴射を開
始、終了させるため、通路23によりハイプレツ
シヤチエンバ17に接続された電磁弁24を備え
ている。電磁弁24は、通路25が内部に形成さ
れたピストン26と、ピストン26を収納するた
めハウジング7に形成されたシリンダ室27とか
ら構成されており、シリンダ室27の一端は通路
28を介して燃料タンク(図示せず)に連通さ
れ、大気に開放されている。ピストン26は弾発
ばね29により常時上方に押し上げられるように
ばね付勢されている。励磁コイル30が消勢され
ている場合には、第1図に示される如く、通路2
3と通路25とが連通状態となるようにピストン
26が位置決めされ、電磁弁24は開状態とな
り、ハイプレツシヤチエンバ17は通路28と連
通する。一方、励磁コイル30が付勢されると、
ピストン26は、ばね29のばね力に抗して吸引
されて下方に移動するので、通路23のシリンダ
室側の開口端は、ピストン26の側壁で塞がれ閉
状態となる。この電磁弁24は、所要の燃料噴射
開始タイミングで閉じられ所要の噴射終了タイミ
ングで再び開かれるように、制御装置31により
開閉制御される。
とは無関係に所望のタイミングで燃料噴射を開
始、終了させるため、通路23によりハイプレツ
シヤチエンバ17に接続された電磁弁24を備え
ている。電磁弁24は、通路25が内部に形成さ
れたピストン26と、ピストン26を収納するた
めハウジング7に形成されたシリンダ室27とか
ら構成されており、シリンダ室27の一端は通路
28を介して燃料タンク(図示せず)に連通さ
れ、大気に開放されている。ピストン26は弾発
ばね29により常時上方に押し上げられるように
ばね付勢されている。励磁コイル30が消勢され
ている場合には、第1図に示される如く、通路2
3と通路25とが連通状態となるようにピストン
26が位置決めされ、電磁弁24は開状態とな
り、ハイプレツシヤチエンバ17は通路28と連
通する。一方、励磁コイル30が付勢されると、
ピストン26は、ばね29のばね力に抗して吸引
されて下方に移動するので、通路23のシリンダ
室側の開口端は、ピストン26の側壁で塞がれ閉
状態となる。この電磁弁24は、所要の燃料噴射
開始タイミングで閉じられ所要の噴射終了タイミ
ングで再び開かれるように、制御装置31により
開閉制御される。
符号40で示されるのは噴射時期調節装置であ
る。噴射時期調節装置40は、ばね41により弾
発付勢されているピストン42を備え、このピス
トン42の一端面には通路8内の圧力が絞り43
を介して印加されている。このピストン42への
加圧力を調整し、ピストン42の位置を所望の位
置に位置決めする目的で、圧力調整弁44が設け
られており、この圧力調整弁44の開度を調節す
ることにより、シリンダ室45の圧力を所望の値
に設定することができる。ピストン42は、一端
がローラホルダ5に接続されているロツド46の
他端に関節継手接続されており、ピストン42の
位置に従つてローラホルダ5の角度位置を変え、
これにより燃料噴射時期を調節することができる
ようになつている。
る。噴射時期調節装置40は、ばね41により弾
発付勢されているピストン42を備え、このピス
トン42の一端面には通路8内の圧力が絞り43
を介して印加されている。このピストン42への
加圧力を調整し、ピストン42の位置を所望の位
置に位置決めする目的で、圧力調整弁44が設け
られており、この圧力調整弁44の開度を調節す
ることにより、シリンダ室45の圧力を所望の値
に設定することができる。ピストン42は、一端
がローラホルダ5に接続されているロツド46の
他端に関節継手接続されており、ピストン42の
位置に従つてローラホルダ5の角度位置を変え、
これにより燃料噴射時期を調節することができる
ようになつている。
なお、この噴射時期調節装置40は、第1図で
は、90゜展開して示されている。
は、90゜展開して示されている。
第2図には、制御装置31のブロツク図が示さ
れている。制御装置31は、機関の回転数に応じ
た周波数の回転パルスS1を発生させる公知の回転
数検出センサ50を有し、回転パルスS1はフエー
ズロツクループ回路51に入力されて所要の倍数
だけその周波数が高められる。回転数検出センサ
50を構成する歯車50aと同期して回転する回
転子52aは、ピツクアツプコイル52bと組合
わされ、回転子52aの突出部52cがピツクア
ツプコイル52bに接近離反することにより機関
の上死点タイミングを示す上死点信号S2を出力す
るセンサ52を構成している。フエーズロツクル
ープ回路(PLL)51からの逓倍回転パルスS3と
上死点信号S2とは、クランク角演算回路53に
夫々入力され、機関のクランク角を示すクランク
角信号S4が出力される。符号54で示されるの
は、アクセルペダル(図示せず)の位置を検出す
るセンサであり、センサ54からの信号S5はアク
セルペダルの位置に相応したレベルのアクセル信
号S6を発生するアクセル信号発生器55に入力さ
れる。逓倍回転パルスS3は回転信号発生器56に
入力され、回転数に応じた回転信号S7を出力す
る。
れている。制御装置31は、機関の回転数に応じ
た周波数の回転パルスS1を発生させる公知の回転
数検出センサ50を有し、回転パルスS1はフエー
ズロツクループ回路51に入力されて所要の倍数
だけその周波数が高められる。回転数検出センサ
50を構成する歯車50aと同期して回転する回
転子52aは、ピツクアツプコイル52bと組合
わされ、回転子52aの突出部52cがピツクア
ツプコイル52bに接近離反することにより機関
の上死点タイミングを示す上死点信号S2を出力す
るセンサ52を構成している。フエーズロツクル
ープ回路(PLL)51からの逓倍回転パルスS3と
上死点信号S2とは、クランク角演算回路53に
夫々入力され、機関のクランク角を示すクランク
角信号S4が出力される。符号54で示されるの
は、アクセルペダル(図示せず)の位置を検出す
るセンサであり、センサ54からの信号S5はアク
セルペダルの位置に相応したレベルのアクセル信
号S6を発生するアクセル信号発生器55に入力さ
れる。逓倍回転パルスS3は回転信号発生器56に
入力され、回転数に応じた回転信号S7を出力す
る。
回転信号S7及びアクセル信号S6は、水温を示す
水温信号S8、負荷の大きさを示す負荷信号S9と共
に有効噴射角演算回路57に入力され、これらの
信号の有する情報に従つて、最適な噴射角が演算
される。有効噴射角演算回路57からの演算デー
タD1は、逓倍回転パルスS3がカウントパルスと
して入力されているプログラマブルカウンタ58
に、このカウンタ58の進数を決めるコード信号
として入力される。
水温信号S8、負荷の大きさを示す負荷信号S9と共
に有効噴射角演算回路57に入力され、これらの
信号の有する情報に従つて、最適な噴射角が演算
される。有効噴射角演算回路57からの演算デー
タD1は、逓倍回転パルスS3がカウントパルスと
して入力されているプログラマブルカウンタ58
に、このカウンタ58の進数を決めるコード信号
として入力される。
符号59で示されるのは、目標とする噴射開始
タイミングに対応するクランク角を示す目標進角
信号S10を発生させる目標進角演算回路であり、
この目標進角信号S10は、回転信号S7、水温信号
S8、負荷信号S9を基に作られる。目標進角信号
S10は比較器60においてクランク角信号S4と比
較され、両信号が一致した場合に、即ち、実際の
クランク角が目標とされる噴射開始タイミングに
対応するクランク角と一致した場合に燃料開始タ
イミングパルスP1が比較器60から出力される。
この噴射開始タイミングパルスP1は、カウント開
始タイミング信号としてプログラマブルカウンタ
58に入力されると共に、R−Sフリツプフロツ
プ61のセツト端子Sに印加される。機関のクラ
ンク軸が所定角度回転する毎にプログラマブルカ
ウンタ58に入力されるカウントパルス数は予め
判つており、演算データD1は、この予め判つて
いる所定回転角度当りのカウントパルス数を基に
演算された所要の角度に対応するパルス数を内容
とする2進データである。従つて、噴射開始タイ
ミングパルスP1の発生タイミングでカウンタ58
は逓倍回転パルスS2のパルス数をカウントしはじ
め、そのカウント内容が演算データD1で定めら
れる数に達した時、終了タイミングパルスP2がカ
ウンタ58から出力され、R−Sフリツプ・フロ
ツプ61のリセツト入力端子Rに印加される。R
−Sフリツプフロツプ61のQ出力は第1図に示
される電磁弁24の励磁コイル30に印加され
る。従つて、電磁弁24は、噴射開始タイミング
パルスP1の発生タイミングで閉じられ、終了タイ
ミングパルスP2の発生タイミングで開かれるよう
に制御される。即ち、制御装置31において演算
された所定の噴射開始タイミングでハイプレツシ
ヤチエンバ17が通路28から遮断され、燃料が
噴射開始され、有効噴射角演算回路57によつて
演算された終了タイミングでハイプレツシヤチエ
ンバ17が通路28に連通して燃料噴射が終了す
ることになる。このように、燃料の燃料開始及び
終了が電磁弁24の制御により電気的に、極めて
正確に制御される。
タイミングに対応するクランク角を示す目標進角
信号S10を発生させる目標進角演算回路であり、
この目標進角信号S10は、回転信号S7、水温信号
S8、負荷信号S9を基に作られる。目標進角信号
S10は比較器60においてクランク角信号S4と比
較され、両信号が一致した場合に、即ち、実際の
クランク角が目標とされる噴射開始タイミングに
対応するクランク角と一致した場合に燃料開始タ
イミングパルスP1が比較器60から出力される。
この噴射開始タイミングパルスP1は、カウント開
始タイミング信号としてプログラマブルカウンタ
58に入力されると共に、R−Sフリツプフロツ
プ61のセツト端子Sに印加される。機関のクラ
ンク軸が所定角度回転する毎にプログラマブルカ
ウンタ58に入力されるカウントパルス数は予め
判つており、演算データD1は、この予め判つて
いる所定回転角度当りのカウントパルス数を基に
演算された所要の角度に対応するパルス数を内容
とする2進データである。従つて、噴射開始タイ
ミングパルスP1の発生タイミングでカウンタ58
は逓倍回転パルスS2のパルス数をカウントしはじ
め、そのカウント内容が演算データD1で定めら
れる数に達した時、終了タイミングパルスP2がカ
ウンタ58から出力され、R−Sフリツプ・フロ
ツプ61のリセツト入力端子Rに印加される。R
−Sフリツプフロツプ61のQ出力は第1図に示
される電磁弁24の励磁コイル30に印加され
る。従つて、電磁弁24は、噴射開始タイミング
パルスP1の発生タイミングで閉じられ、終了タイ
ミングパルスP2の発生タイミングで開かれるよう
に制御される。即ち、制御装置31において演算
された所定の噴射開始タイミングでハイプレツシ
ヤチエンバ17が通路28から遮断され、燃料が
噴射開始され、有効噴射角演算回路57によつて
演算された終了タイミングでハイプレツシヤチエ
ンバ17が通路28に連通して燃料噴射が終了す
ることになる。このように、燃料の燃料開始及び
終了が電磁弁24の制御により電気的に、極めて
正確に制御される。
上述の構成によれば、従来、機械的に行なわれ
ていた噴射開始、終了のタイミング調節を電気的
に行なうことができるので、機構が簡素化される
上に調整が簡単となり、機関要求に合う噴射量制
御及び正確な噴射量制御を簡単に行なうことがで
きる。しかも、噴射時期の制御も上記タイミング
制御により可能となるため、より一層精密な噴射
時期制御が可能となる。
ていた噴射開始、終了のタイミング調節を電気的
に行なうことができるので、機構が簡素化される
上に調整が簡単となり、機関要求に合う噴射量制
御及び正確な噴射量制御を簡単に行なうことがで
きる。しかも、噴射時期の制御も上記タイミング
制御により可能となるため、より一層精密な噴射
時期制御が可能となる。
本発明によれば、上述の如く、構成及び調整が
簡単で所要のタイミングに従つた正確な燃料噴射
制御を行なうことができる等の優れた効果を奏す
る。
簡単で所要のタイミングに従つた正確な燃料噴射
制御を行なうことができる等の優れた効果を奏す
る。
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図は
第1図の制御装置のブロツク図である。 1……燃料噴射装置、2……燃料噴射ポンプ、
11……カムデイスク、12……プランジヤ、1
4……シリンダ部、17……ハイプレツシヤチエ
ンバ、24……電磁弁、31……制御装置、50
……回転数検出センサ、51……フエーズロツク
ループ回路、53……クランク角演算回路、54
……センサ、55……アクセル信号発生器、56
……回転信号発生器、57……有効噴射角演算回
路、58……プログラマブルカウンタ、59……
目標進角演算回路、60……比較器、61……R
−Sフリツプ・フロツプ、D1……演算データ、
P1……噴射開始タイミングパルス、P2……終了タ
イミングパルス、S1……回転パルス、S2……上死
点信号、S2……逓倍回転パルス、S4……クランク
角信号、S6……アクセル信号、S7……回転信号、
S10……目標進角信号。
第1図の制御装置のブロツク図である。 1……燃料噴射装置、2……燃料噴射ポンプ、
11……カムデイスク、12……プランジヤ、1
4……シリンダ部、17……ハイプレツシヤチエ
ンバ、24……電磁弁、31……制御装置、50
……回転数検出センサ、51……フエーズロツク
ループ回路、53……クランク角演算回路、54
……センサ、55……アクセル信号発生器、56
……回転信号発生器、57……有効噴射角演算回
路、58……プログラマブルカウンタ、59……
目標進角演算回路、60……比較器、61……R
−Sフリツプ・フロツプ、D1……演算データ、
P1……噴射開始タイミングパルス、P2……終了タ
イミングパルス、S1……回転パルス、S2……上死
点信号、S2……逓倍回転パルス、S4……クランク
角信号、S6……アクセル信号、S7……回転信号、
S10……目標進角信号。
Claims (1)
- 1 プランジヤの回転・往復運動に従い燃料をハ
イプレツシヤチエンバで加圧し、噴射する分配型
燃料噴射装置において、前記ハイプレツシヤチエ
ンバの圧力を強制的に低下させるための電磁弁
と、機関の状態に応じた所要の燃料噴射開始タイ
ミングを示す第1タイミング信号と機関の状態に
応じた所要の燃料噴射終了タイミングを示す第2
タイミング信号とに応答し前記第1タイミング信
号及び前記第2タイミング信号の示すタイミング
に従つて燃料噴射を行なわせるよう前記電磁弁を
開閉制御する手段とを備えたことを特徴とする分
配型燃料噴射装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5713380A JPS56154134A (en) | 1980-05-01 | 1980-05-01 | Distribution type fuel jet device |
GB8112078A GB2076561B (en) | 1980-04-26 | 1981-04-16 | Distribution type fuel injection apparatus |
US06/256,184 US4395987A (en) | 1980-04-26 | 1981-04-21 | Distribution type fuel injection apparatus |
DE19813116552 DE3116552A1 (de) | 1980-04-26 | 1981-04-25 | Kraftstoffeinspritzeinrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5713380A JPS56154134A (en) | 1980-05-01 | 1980-05-01 | Distribution type fuel jet device |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26268685A Division JPS61294141A (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | 分配型燃料噴射装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56154134A JPS56154134A (en) | 1981-11-28 |
JPS6219575B2 true JPS6219575B2 (ja) | 1987-04-30 |
Family
ID=13047055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5713380A Granted JPS56154134A (en) | 1980-04-26 | 1980-05-01 | Distribution type fuel jet device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56154134A (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS58187537A (ja) * | 1982-04-26 | 1983-11-01 | Nippon Denso Co Ltd | 燃料噴射量制御装置 |
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JPH0754101B2 (ja) * | 1985-03-29 | 1995-06-07 | 日本電装株式会社 | 内燃機関の燃料噴射量制御装置 |
JPS61294141A (ja) * | 1985-11-25 | 1986-12-24 | Diesel Kiki Co Ltd | 分配型燃料噴射装置 |
JPH088277Y2 (ja) * | 1989-03-22 | 1996-03-06 | 株式会社ゼクセル | 電子制御燃料噴射装置 |
-
1980
- 1980-05-01 JP JP5713380A patent/JPS56154134A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56154134A (en) | 1981-11-28 |
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