JPS62195545A - 単結晶x線回折装置の試料加熱炉 - Google Patents
単結晶x線回折装置の試料加熱炉Info
- Publication number
- JPS62195545A JPS62195545A JP61037286A JP3728686A JPS62195545A JP S62195545 A JPS62195545 A JP S62195545A JP 61037286 A JP61037286 A JP 61037286A JP 3728686 A JP3728686 A JP 3728686A JP S62195545 A JPS62195545 A JP S62195545A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sample
- outer frame
- axis
- furnace
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 title claims abstract description 16
- 239000013078 crystal Substances 0.000 title description 2
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims abstract description 10
- 238000004467 single crystal X-ray diffraction Methods 0.000 claims description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 239000012780 transparent material Substances 0.000 description 2
- 238000002441 X-ray diffraction Methods 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は単結晶のX線回折測定を行うための4軸ゴニオ
メータに取り付けて試料を加熱するための炉に関する。
メータに取り付けて試料を加熱するための炉に関する。
4軸ゴニオメータは試料を一点で交差するW軸、χ軸お
よびψ軸よって回転すると共に回折X線の検出器を2θ
軸によって回動させる必要がある。
よびψ軸よって回転すると共に回折X線の検出器を2θ
軸によって回動させる必要がある。
従って機構が複雑で可動部が多いために、試料を炉の中
に収容すると可動部の動作に支障を生じた。
に収容すると可動部の動作に支障を生じた。
このため従来は炉を用いることなく高温に加熱した気体
をノズルから試料に吹き付ける加熱装置が用いられてい
た。しかし試料における気体吹き付は面とその裏側とで
温度に差異を生ずるから、精密な測定を行うことが困難
であると共に試料を充分高温度に加熱し得ない等の欠点
があった。従って本発明はこのような欠点のない試料加
熱炉を提供しようとするものである。
をノズルから試料に吹き付ける加熱装置が用いられてい
た。しかし試料における気体吹き付は面とその裏側とで
温度に差異を生ずるから、精密な測定を行うことが困難
であると共に試料を充分高温度に加熱し得ない等の欠点
があった。従って本発明はこのような欠点のない試料加
熱炉を提供しようとするものである。
本発明は4軸ゴニオメータにおける円環状の外枠に耐熱
絶縁体よりなる円柱状の炉の基端を固定し、その炉の先
端を半球状に形成すると共にこの半球状の部分に軸を含
む割溝を設けて試料支持杆の先端を挿入する。この支持
杆を前記外枠の半径方向に配置し、その基端を上記外枠
に沿って移動しうるように上記外枠で保持して、かつ支
持杆を自転可能なように外枠に取り付ける。また上記外
枠は、これを1つの直径方向の軸によって回転自在に支
持し、更に前記円柱状の炉にその紬と直角なりq溝を設
けて、前記支持杆の先端に取り付けた試料に入射するX
線並びに試料で回折したX線の通路となし、上記試料を
囲むように前記耐熱絶縁体における割溝の内面に電熱線
を配設したものである。
絶縁体よりなる円柱状の炉の基端を固定し、その炉の先
端を半球状に形成すると共にこの半球状の部分に軸を含
む割溝を設けて試料支持杆の先端を挿入する。この支持
杆を前記外枠の半径方向に配置し、その基端を上記外枠
に沿って移動しうるように上記外枠で保持して、かつ支
持杆を自転可能なように外枠に取り付ける。また上記外
枠は、これを1つの直径方向の軸によって回転自在に支
持し、更に前記円柱状の炉にその紬と直角なりq溝を設
けて、前記支持杆の先端に取り付けた試料に入射するX
線並びに試料で回折したX線の通路となし、上記試料を
囲むように前記耐熱絶縁体における割溝の内面に電熱線
を配設したものである。
このように本発明の装置は、支持杆の先端に取り付けら
れる試料を耐熱絶縁体で囲んで、その内側に配置した電
熱線で直接加熱するから、十数百度以上に及ぶ高温度ま
で、しかも試料の各部に温度差を生ずることなく、均等
に加熱することができる。かつ試料支持杆の自転によっ
て試料Iこφ回転を行わせることができると共にその支
持杆の基端を外枠に沿って移動させることによりχ回転
が行われる。また外枠を、その1つの直径を軸として回
転することによって試料にQ回転を与えることができる
。更にこれらの運動に際して試料支持杆は炉の半球状部
分における割溝中を移動すると共に試料に入射するX線
および試料で回折したX線は炉の軸と直角な割溝を通過
して回折角の測定が行われる。また上記割溝の開口面を
X線の透過材で塞ぐことによって試料の加熱温度を更に
上昇し得るが、この透過材によるX線の吸収は試料の前
記回転並びに回折角2θに関係なく一定に保たれるから
正確な測定が行われる。
れる試料を耐熱絶縁体で囲んで、その内側に配置した電
熱線で直接加熱するから、十数百度以上に及ぶ高温度ま
で、しかも試料の各部に温度差を生ずることなく、均等
に加熱することができる。かつ試料支持杆の自転によっ
て試料Iこφ回転を行わせることができると共にその支
持杆の基端を外枠に沿って移動させることによりχ回転
が行われる。また外枠を、その1つの直径を軸として回
転することによって試料にQ回転を与えることができる
。更にこれらの運動に際して試料支持杆は炉の半球状部
分における割溝中を移動すると共に試料に入射するX線
および試料で回折したX線は炉の軸と直角な割溝を通過
して回折角の測定が行われる。また上記割溝の開口面を
X線の透過材で塞ぐことによって試料の加熱温度を更に
上昇し得るが、この透過材によるX線の吸収は試料の前
記回転並びに回折角2θに関係なく一定に保たれるから
正確な測定が行われる。
図面は本発明の一実施例で、先端が半球状をなした円柱
状の炉体1をアルミナのような耐熱絶縁体で形成しであ
る。第1図はその正面図、第2図、第3図および第4図
はそれぞれ第1図のA−A。
状の炉体1をアルミナのような耐熱絶縁体で形成しであ
る。第1図はその正面図、第2図、第3図および第4図
はそれぞれ第1図のA−A。
B−B、C−C断面図で、上記炉体■の先端にその軸を
含む1つの割?1lf2を設けると共に前記半球状部分
の中心点を含んで軸に直角な割N3を出来るだけ広範囲
に形成しである。かつ炉体lの内部には円柱状の空洞4
を設けて、先端部分には半円形のボビン5および6を前
記割溝2の両側に相対向するように嵌合し、また基部に
は円板形の1つのボビン7を嵌合して、ボビン5.6と
7との中間に割WIt3が配置されるようにしである。
含む1つの割?1lf2を設けると共に前記半球状部分
の中心点を含んで軸に直角な割N3を出来るだけ広範囲
に形成しである。かつ炉体lの内部には円柱状の空洞4
を設けて、先端部分には半円形のボビン5および6を前
記割溝2の両側に相対向するように嵌合し、また基部に
は円板形の1つのボビン7を嵌合して、ボビン5.6と
7との中間に割WIt3が配置されるようにしである。
上記ボビン5.6には割溝2および3と対向するように
電熱線8.9を巻回し、ボビン7には割溝3と対向する
ように電熱線10を巻回しである。なお図示してないが
、試料加熱温度を高くするためには、割溝3の開口面を
適当なX線透過板で閉塞する。
電熱線8.9を巻回し、ボビン7には割溝3と対向する
ように電熱線10を巻回しである。なお図示してないが
、試料加熱温度を高くするためには、割溝3の開口面を
適当なX線透過板で閉塞する。
第5図は上記炉体1を単結晶X線回折測定用の4軸ゴニ
オメータに取り付けた状態の斜視図で、円環状の外枠I
fは径方向の支柱12によって回転自在に支持されてい
る。この外枠の中心に前記炉体Iを配置して、その軸線
が上記支柱12の延長上にあり、かつその軸線が割溝3
内を通る点Oが外枠11の中心点と一致すると共に割溝
2が外枠IIを含む面と平行に配置されるように腕13
で上記外枠と炉体とを固定しである。また外枠には半径
方向に配置した試料支持杆14を設けて、その基端が上
記外枠11上を移動し、先端が常に中心点上にあるよう
にしであるが、この支持杆の先端に試料を取り付けであ
る。従って第4図に示したように支持杆14は割溝2内
に挿入されて、試料15が点0に配置される。なお前記
支柱I2は基台16に取り付けられているが、この基台
には支柱I2を軸として回転するように回折X線の検出
器17を取り付けである。すなわち試料I5は外枠11
の回転によってW回転を行い、支持杆14の基端が外枠
Ifに沿って移動することによりχ回転を行うと共に支
持杆14自体の回転lこよってφ回転を行う。また炉体
の割溝3を通して試料にX1ilpを照射し、回折X線
Sを検出器17で検出することによって、回折角2θを
求めることができる。
オメータに取り付けた状態の斜視図で、円環状の外枠I
fは径方向の支柱12によって回転自在に支持されてい
る。この外枠の中心に前記炉体Iを配置して、その軸線
が上記支柱12の延長上にあり、かつその軸線が割溝3
内を通る点Oが外枠11の中心点と一致すると共に割溝
2が外枠IIを含む面と平行に配置されるように腕13
で上記外枠と炉体とを固定しである。また外枠には半径
方向に配置した試料支持杆14を設けて、その基端が上
記外枠11上を移動し、先端が常に中心点上にあるよう
にしであるが、この支持杆の先端に試料を取り付けであ
る。従って第4図に示したように支持杆14は割溝2内
に挿入されて、試料15が点0に配置される。なお前記
支柱I2は基台16に取り付けられているが、この基台
には支柱I2を軸として回転するように回折X線の検出
器17を取り付けである。すなわち試料I5は外枠11
の回転によってW回転を行い、支持杆14の基端が外枠
Ifに沿って移動することによりχ回転を行うと共に支
持杆14自体の回転lこよってφ回転を行う。また炉体
の割溝3を通して試料にX1ilpを照射し、回折X線
Sを検出器17で検出することによって、回折角2θを
求めることができる。
図面は本発明の一実施例で、第1図は炉体の正面図、第
2図、第3図および第4図はそれぞれ第1図のA−A、
B−BおよびC−C断面図、また第5図は第1図から第
4図に示した炉体を4軸ゴニオメータに取り付けた状態
の斜視図である。なお図において、!は炉体、2.3は
割溝、5.6.7はボビン8.9、IOは電熱線、1】
は外枠、14は試料支持杆、15は試料、17はX線検
出器、また4は空洞、12は支柱、13は腕、I6は基
台である。
2図、第3図および第4図はそれぞれ第1図のA−A、
B−BおよびC−C断面図、また第5図は第1図から第
4図に示した炉体を4軸ゴニオメータに取り付けた状態
の斜視図である。なお図において、!は炉体、2.3は
割溝、5.6.7はボビン8.9、IOは電熱線、1】
は外枠、14は試料支持杆、15は試料、17はX線検
出器、また4は空洞、12は支柱、13は腕、I6は基
台である。
Claims (1)
- 径方向を軸として回転自在に支持された円環状の外枠に
基端を固定して先端を上記外枠と同心の半球状に形成し
た円柱状の耐熱絶縁体における上記先端部分にその軸を
含む1つの割溝と上記半球状部分の中心点を含みかつ上
記軸に直角な割溝とを形成して、基端が前記外枠に沿っ
て移動する自転自在な試料支持杆を上記外枠の半径方向
に配置し、その先端の試料取付部と上記外枠の中心並び
に前記耐熱絶縁体の先端における半球状部分の中心点と
を一致させて、前記2つの割溝の内面に上記試料支持杆
の先端部分を囲むように電熱線を配設したことを特徴と
する単結晶X線回折装置の試料加熱炉
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61037286A JPS62195545A (ja) | 1986-02-24 | 1986-02-24 | 単結晶x線回折装置の試料加熱炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61037286A JPS62195545A (ja) | 1986-02-24 | 1986-02-24 | 単結晶x線回折装置の試料加熱炉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62195545A true JPS62195545A (ja) | 1987-08-28 |
Family
ID=12493461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61037286A Pending JPS62195545A (ja) | 1986-02-24 | 1986-02-24 | 単結晶x線回折装置の試料加熱炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62195545A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107966463A (zh) * | 2017-12-08 | 2018-04-27 | 中国科学院青海盐湖研究所 | 一种x射线衍射仪用测量液体样品的样品台 |
CN112113983A (zh) * | 2020-08-03 | 2020-12-22 | 河南平高电气股份有限公司 | 一种三支柱绝缘子探伤用夹持装置及探伤设备 |
-
1986
- 1986-02-24 JP JP61037286A patent/JPS62195545A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107966463A (zh) * | 2017-12-08 | 2018-04-27 | 中国科学院青海盐湖研究所 | 一种x射线衍射仪用测量液体样品的样品台 |
CN112113983A (zh) * | 2020-08-03 | 2020-12-22 | 河南平高电气股份有限公司 | 一种三支柱绝缘子探伤用夹持装置及探伤设备 |
CN112113983B (zh) * | 2020-08-03 | 2024-03-29 | 河南平高电气股份有限公司 | 一种三支柱绝缘子探伤用夹持装置及探伤设备 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS62195545A (ja) | 単結晶x線回折装置の試料加熱炉 | |
Lorenz et al. | A mirror furnace for neutron diffraction up to 2300 K | |
US2783385A (en) | X-ray fluorescent spectrometry | |
US3728541A (en) | X-ray diffractometer | |
JPH06118039A (ja) | 熱分析装置 | |
CN209784232U (zh) | 一种用于中子衍射谱仪的膨胀仪 | |
JPS6182148A (ja) | X線又はニユ−トロンによる単結晶体等のサンプル回折のためのゴニオメ−タ装置 | |
JPH11211678A (ja) | 試料高温装置及びそれを用いたx線装置 | |
US3631240A (en) | Apparatus for holding and orienting a crystal in x-ray instruments measuring the microstructure thereof | |
JP3269692B2 (ja) | 微小領域x線回折測定方法 | |
US3384748A (en) | Goniometric supports for supporting crystal during crystal analysis and subsequent cutting | |
JPH02262086A (ja) | リングect装置の感度補正装置 | |
JPH01260353A (ja) | 単結晶x線回折用高温炉 | |
JPH09166529A (ja) | X線装置の試料格納容器 | |
JP2573072Y2 (ja) | X線回折装置の液晶試料取り付け装置 | |
KR100328118B1 (ko) | 많은 브래그 각을 정밀정렬하여 쓸 수 있는 진공 x-선 구면결정 분광기 | |
US3860815A (en) | X-ray diffractometer having means for cooling crystal mounted thereon | |
JPH0875677A (ja) | 四軸型自動回折装置 | |
RU2327146C1 (ru) | Высокотемпературная приставка для электронографа | |
JPS6336444B2 (ja) | ||
JPH0989813A (ja) | Xafs測定方法及びその装置 | |
US3969623A (en) | Variable temperature flat plate powder diffraction camera | |
JPH05288616A (ja) | X線残留応力測定方法 | |
JPH11218504A (ja) | 試料高温装置及びそれを用いたx線装置 | |
JP2917170B2 (ja) | 試料低温装置 |