JPS62194706A

JPS62194706A - 直線偏波受信装置

Info

Publication number: JPS62194706A
Application number: JP1091886A
Authority: JP
Inventors: Nobuhiro Ono; 大野　信廣; Hideaki Okada; 英明岡田
Original assignee: Inax Corp
Current assignee: Inax Corp
Priority date: 1986-01-21
Filing date: 1986-01-21
Publication date: 1987-08-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、直線偏波受信装置に係り、特に放送衛星など
からの垂直偏波と水平偏波のいずれをも受信する該受信
装置に関する。

［従来の技術］放送衛星からの送信電波として、吾国においては、円偏
波が用いられているが、直線偏波を用いている外国地域
もある。この直線偏波には垂直偏波と水平偏波とがある
。

放送衛星から送信されてくる電波を受信する装置として
は、第２図に示す如く、パラボラアンテナ１０のサポー
）１２に、受信装置１４を取り付けたものが用いられて
いる。この受信装置１４はフィードホーン１６と、プロ
ーブ及び増幅回路等を内蔵し、該フィードホーン１６が
その前面側に取り付けられた装置本体１８とを備えてい
る。

第３図に示す如く、アンテナｌＯで反射された電波はフ
ィードホーン１６を通ってプローブ（図示せず）に達し
、電気信号に変換され、高周波増幅及び必要に応じ周波
数変換された後、チューナ２０に送られ１選局及び復調
され、テレビ２２へ送られる。

ところで、放送衛星からの直線偏波の受信を行う場合、
上記のプローブは、水平偏波又は垂直偏波の偏波面に合
致した姿勢とする必要がある。

最も安価な受信システムにおいては、プローブは水平又
は垂直の一方の偏波のみを受信するよう固定設置され、
他方の偏波の受信は行わない構成とされている。

水平偏波及び垂直偏波の双方を受信し得るものとして、
第４図に示すものが知られている（米国特許第４，４１
４，５１６号）、これは、グローブ２４を絶縁材製の丸
棒状基体２６に、その基端側の放射部２４ａを埋め込む
如くして一体化し、受信部２４ｂにて受信した電波を放
射部２４ａから方形導波管２８内に放射するものである
。丸棒状基体２６は、その軸心回りに回転自在であり、
この基体２６を回動させることによりプローブ２４の受
信部２４ｂを水平又は垂直姿勢とし、水平偏波及び垂直
偏波の双方を受信する。

［発明が解決しようとする問題点］第４図の従来装置では、プローブ２４の放射部２４ａか
ら放射された電波を受信するためのプローブが別に必要
となり、再現性が低下するおそれがあり、また、構成が
複雑化すると共に、双方のプローブの層状、装置の調整
をせねばならず、製造コストが高いものとなっていた。

［問題点を解決するための手段］本発明の直線偏波受信装置は、増幅回路及び単独のプロ
ーブを内蔵する装置本体を有する。そして、フィードホ
ーンとこの装置本体とを、プローブがフィードホーンと
同軸配置となるように固定連結して一体となし、この一
体の装置を、アンテナサポートに取り付け部を介して取
り付ける。

この取り付け部は、サポートに該装置をフィードホーン
の軸心回りに回動可能に取り付けるよう構成されている
。

［作用］本発明の直線偏波受信装置では、装置本体とフィードホ
ーンとが一体となっているので、内部の完全密封が可能
である。また、受信用プローブは１個であり、これが増
幅回路に直結した構成となるので垂直及び水平の両部波
について再現性の優れたものとなる。

［実施例］以下図面を参照して実施例を説明する。・：ｊＳ１図は
本発明の一実施例に係る直線偏波受信装置の構成を示す
要部断面図である。

第１図において、符号１６で示すフィードホーンが、単
独のプローブ、ＬＮＡ又はＬＮＢなどの増幅回路等を内
蔵する装置本体１８に連結されている。即ち、フィード
ホーン１６は、円筒部１６ａと、円筒ｆｍ　ｔ　ｅ　ａ
の先端側に向って拡径する拡径部１６ｂと１円筒部ｌｅ
ａの基端側に設けれたフランジ部１６ｃとを備えている
。このフランジ部ｔ　ｓ　ｃには、リング形の突部ｌａ
ｄが設けられており、該突部１６ｄが装置本体１８の連
結部１８ａに穿設された凹部１８ｂに嵌合されている。

そして、フランジ部１６ｃ及び突部１６ｄを貫通するポ
ルト３０によって、装置本体１８とフィードホーン１６
とが緊結されている。なお、突部１６ｄと凹部１８ａと
の当接面にはシール用の０リング３１が介在されている
。

前記した筒部１６ａはポールベアリング３２を介して取
り付け部材３４のケーシング３６に、回転自在に支持さ
れている。このケーシング３６は円筒部１６ａのほぼ全
体を囲繞する大きさを有しており、ベアリング３２に隣
接して配設されたＯリング３８によって、内部を気密に
封じている。

このケーシング３６は下辺から張り出したフランジｆｉ
３６ａを有し、このフランジ部３６ａがポルト４０によ
って、サポート１２の上端に設けられた受板１２ａに取
り付けられている。

ケーシング３６内には、モータ４２が設置され、その出
力回転軸にはピニオンギヤ４４が固着されている。一方
、前記円筒部１６ａには、このピニオンギヤ４４と噛合
するラック４６が周設されている。符号４８はモータ４
２からのリード線である。また、符号５０は受信した放
送信号をチューナに送るケーブルである。

かかる構成の受信装置においては、プローブが１個のみ
用いられており、再現性の良い受信が可能である。また
、２個のプローブを設けた従来例と異なり、プローブ相
互の形状、配置の調整が不要であり、製造コストも廉価
となる。

なお、本実施例装置において、水平又は垂直偏波の受信
から垂直又は水平偏波の受信に切り替える場合には、モ
ータ４２を作動させ、フィードホーン１６を９０°回転
させるだけで良い、このモータ４２は、遠隔操作可能で
あるから：人が屋外に出る必要が無く、操作も容易であ
る。

またフィードホーン１６と装置本体１８とは一体となっ
ており、内部の気密をほぼ完璧なものとでき、その耐久
性も優れる。

本発明においては、モータ４２からのリード線４８は、
第３図に示す如く、チューナ２０に接続し、チューナ２
０における選局操作に対応してモータ４２へ操作信号が
出力するよう構成しても良い。このようにすれば、プロ
ーブの姿勢変更が自動的に行われるから１選局操作が極
めて平易になる。

なお、本発明は、オフセット形など各種のアンテナに適
用できる。

また、本発明は、衛星放送以外の受信装置としても使用
できる。

［発明の効果コ以上の通り、本発明の直線偏波受信装置は、フィードホ
ーンと設置本体とが一体となっており、水平、垂直の円
偏波について再現性の良い受信が可能である。また、製
造が容易であると共に、内部の気密性が良く、耐久性に
優れる。

さらに、遠隔操作により受信すべき偏波の選択を極めて
容易に行うことも可能とし得る。

【図面の簡単な説明】

ｔｊ４１図は実施例装置の要部断面図、第２図はパラボ
ラアンテナを用いた衛星放送受信装置の斜視図、第３図
は同受信システムを示すブロック図。第４図は従来装置の構成説明図である。ＩＯ・・・アンテナ、　　　　１２・・・サポート。１４・・・直線偏波受信装置。１６・・・フィードホーン、１８・・・装置本体、２０
・・・チューナ、　　　　３２・・・ベアリング。３４・・・取り付け部、　　４２・・・モータ。４６・・・ラック。特許出願人　株式会社イナックス代表取締役　　　伊奈輝三代理人　　弁理士　　重　野　　剛第２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）増幅回路及び単独のプローブを内蔵する装置本体
と、該装置本体に固設されたフィードホーンとを有し、
このプローブはフィードホーンと同軸上に配置されてい
る直線偏波受信装置であって、該受信装置を、アンテナ
サポートに、フィードホーンの軸心回りに回動自在に取
り付ける取り付け部を付設したことを特徴とする直線偏
波受信装置。
（２）前記取り付け部は、前記受信装置を回動させる駆
動装置を備えており、該駆動装置はチューナの選局に連
動して駆動するものである特許請求の範囲第１項に記載
の直線偏波受信装置。