JPH0440881B2 - - Google Patents
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- JPH0440881B2 JPH0440881B2 JP61231485A JP23148586A JPH0440881B2 JP H0440881 B2 JPH0440881 B2 JP H0440881B2 JP 61231485 A JP61231485 A JP 61231485A JP 23148586 A JP23148586 A JP 23148586A JP H0440881 B2 JPH0440881 B2 JP H0440881B2
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- JP
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- section
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Links
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 7
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 claims 1
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 15
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- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Waveguide Aerials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
この発明は、パラボラアンテナの1次放射器と
して使用するフイードホーンに関し、特に水平及
び垂直偏波を共に受信できる偏波共用フイードホ
ーンに関する。
して使用するフイードホーンに関し、特に水平及
び垂直偏波を共に受信できる偏波共用フイードホ
ーンに関する。
<従来技術>
一般に、衛星放送に用いる偏波には、円偏波と
直線偏波とがあり、さらに直線偏波には水平偏波
と垂直偏波とがある。近年、偏波共用の送信技術
の向上により、1台の放送衛星から同一周波数帯
の水平偏波と垂直偏波との電波を送信できるよう
になつた。そのため、1台のパラボラアンテナに
おいて、同一周波数帯の垂直偏波の電波と水平偏
波の電波とを共に受信できるようにすることが望
まれている。
直線偏波とがあり、さらに直線偏波には水平偏波
と垂直偏波とがある。近年、偏波共用の送信技術
の向上により、1台の放送衛星から同一周波数帯
の水平偏波と垂直偏波との電波を送信できるよう
になつた。そのため、1台のパラボラアンテナに
おいて、同一周波数帯の垂直偏波の電波と水平偏
波の電波とを共に受信できるようにすることが望
まれている。
そのため、従来、ホーン部とこれにつらなる円
形導波管を有するフイードホーンにおいて、第5
図に示すように、円形導波管2内に励振用に設け
たプローブ4を、図示しない駆動モータによつて
導波管2の軸線を回転中心として回転させられる
ように構成し、垂直偏波を受信する場合には第5
図に実線で示す位置をプローブ4にとらせ、水平
偏波を受信する場合には同図に点線で示すように
90゜回転した位置をプローブ4にとらせるように
したものが提案されている。
形導波管を有するフイードホーンにおいて、第5
図に示すように、円形導波管2内に励振用に設け
たプローブ4を、図示しない駆動モータによつて
導波管2の軸線を回転中心として回転させられる
ように構成し、垂直偏波を受信する場合には第5
図に実線で示す位置をプローブ4にとらせ、水平
偏波を受信する場合には同図に点線で示すように
90゜回転した位置をプローブ4にとらせるように
したものが提案されている。
<発明が解決しようとする問題点>
しかし、これでは、プローブ4を回転させるた
めに、プローブ4の部分を同軸線路で構成しなけ
ればならず、また、このようなフイードホーン部
から信号を受けるコンバータの入力部は通常には
導波管で構成されていることが多いので、プロー
ブ4で受けた信号をコンバータの入力部が受け入
れられる形態に再変換しなければならず、
VSWR等の諸特性が悪くなるという問題点があ
つた。
めに、プローブ4の部分を同軸線路で構成しなけ
ればならず、また、このようなフイードホーン部
から信号を受けるコンバータの入力部は通常には
導波管で構成されていることが多いので、プロー
ブ4で受けた信号をコンバータの入力部が受け入
れられる形態に再変換しなければならず、
VSWR等の諸特性が悪くなるという問題点があ
つた。
また、1台のパラボラアンテナで水平偏波と垂
直偏波を受信できるようにする他の技術として
は、例えば1台のパラボラ反射器に対して水平偏
波を受信するフイードホーンと、垂直偏波を受信
するフイードホーンを設け、これらフイードホー
ンにそれぞれコンバータを設け、各コンバータを
それぞれチユーナに接続するものや、パラボラ反
射器に対して直線偏波分離分波器を有するフイー
ドホーンを設け、この直線偏波分離分波器に垂直
偏波用コンバータと水平偏波用コンバータとを設
け、これら両コンバータの出力をそれぞれ別のチ
ユーナに供給するものがある。しかし、これらで
は、コンバータが2台、チユーナが2台必要であ
り、コストが高くなるという問題点がある。
直偏波を受信できるようにする他の技術として
は、例えば1台のパラボラ反射器に対して水平偏
波を受信するフイードホーンと、垂直偏波を受信
するフイードホーンを設け、これらフイードホー
ンにそれぞれコンバータを設け、各コンバータを
それぞれチユーナに接続するものや、パラボラ反
射器に対して直線偏波分離分波器を有するフイー
ドホーンを設け、この直線偏波分離分波器に垂直
偏波用コンバータと水平偏波用コンバータとを設
け、これら両コンバータの出力をそれぞれ別のチ
ユーナに供給するものがある。しかし、これらで
は、コンバータが2台、チユーナが2台必要であ
り、コストが高くなるという問題点がある。
<問題点を解決するための手段>
上記の問題点を解決するため、この発明は、1
つの直線偏波を受信可能に構成されており、コン
バータに結合されているフイードホーン部と、こ
のフイードホーン部をその軸回りに回転自在に支
持するように固定部に設けた軸受と、固定部に設
けられている駆動モータと、この駆動モータに結
合されたギヤとフイードホーン部の外周面に設け
たギヤとを有し、駆動モータの回転をフイードホ
ーン部に伝達し、その軸回りに回転させる回転伝
達機構と、フイードホーン部の軸回りに描いた円
弧上に180度以上の間隔を隔てて配置された第1
及び第2の停止スイツチと、第1及び第2の操作
部を有し、これらが上記円弧上を上記フイードホ
ーン部の軸回りに回転可能に設けられ、上記フイ
ードホーン部が水平偏波を受信可能な状態であ
る、第1の停止スイツチに第1の操作部が接触し
た状態で、第2の操作部と第2の停止スイツチと
がなす角度が90度であり、上記フイードホーン部
が垂直偏波を受信可能な状態である、第2の停止
スイツチに第2の操作部が接触した状態で、第1
の停止スイツチと第1の操作部がなす角度が90度
であるように、第1及び第2の操作部を設けた操
作部材とを、具備するものである。
つの直線偏波を受信可能に構成されており、コン
バータに結合されているフイードホーン部と、こ
のフイードホーン部をその軸回りに回転自在に支
持するように固定部に設けた軸受と、固定部に設
けられている駆動モータと、この駆動モータに結
合されたギヤとフイードホーン部の外周面に設け
たギヤとを有し、駆動モータの回転をフイードホ
ーン部に伝達し、その軸回りに回転させる回転伝
達機構と、フイードホーン部の軸回りに描いた円
弧上に180度以上の間隔を隔てて配置された第1
及び第2の停止スイツチと、第1及び第2の操作
部を有し、これらが上記円弧上を上記フイードホ
ーン部の軸回りに回転可能に設けられ、上記フイ
ードホーン部が水平偏波を受信可能な状態であ
る、第1の停止スイツチに第1の操作部が接触し
た状態で、第2の操作部と第2の停止スイツチと
がなす角度が90度であり、上記フイードホーン部
が垂直偏波を受信可能な状態である、第2の停止
スイツチに第2の操作部が接触した状態で、第1
の停止スイツチと第1の操作部がなす角度が90度
であるように、第1及び第2の操作部を設けた操
作部材とを、具備するものである。
<作用>
この発明によれば、フイードホーン部が水平偏
波を受信可能な状態では、第1の停止スイツチに
第1の操作部が接触し、かつ第2の操作部と第2
の停止スイツチとがなす角度は90度である。同様
に、フイードホーン部が垂直偏波を受信可能な状
態では、第2の停止スイツチに第2の操作部が接
触し、第1の停止スイツチと第1の操作部がなす
角度が90度である。従つて、水平偏波を受信して
いる状態から駆動モータを回転させると、フイー
ドホーン部が回転し、やがて90度回転すると、第
2の操作部が第2の停止スイツチに接触し、駆動
モータを停止させる。この水平偏波の受信状態か
ら90度回転した状態は、垂直偏波を受信可能な状
態である。同様に、この垂直偏波の受信可能な状
態では、第1の操作部と第1の停止スイツチとが
なす角度は90度である。この状態で駆動モータを
回転させると、フイードホーン部が回転し、90度
回転すると、第1の操作部と第1の停止スイツチ
が接触し、駆動モータを停止させる。
波を受信可能な状態では、第1の停止スイツチに
第1の操作部が接触し、かつ第2の操作部と第2
の停止スイツチとがなす角度は90度である。同様
に、フイードホーン部が垂直偏波を受信可能な状
態では、第2の停止スイツチに第2の操作部が接
触し、第1の停止スイツチと第1の操作部がなす
角度が90度である。従つて、水平偏波を受信して
いる状態から駆動モータを回転させると、フイー
ドホーン部が回転し、やがて90度回転すると、第
2の操作部が第2の停止スイツチに接触し、駆動
モータを停止させる。この水平偏波の受信状態か
ら90度回転した状態は、垂直偏波を受信可能な状
態である。同様に、この垂直偏波の受信可能な状
態では、第1の操作部と第1の停止スイツチとが
なす角度は90度である。この状態で駆動モータを
回転させると、フイードホーン部が回転し、90度
回転すると、第1の操作部と第1の停止スイツチ
が接触し、駆動モータを停止させる。
<実施例>
第1図乃至第4図に1実施例を示す。第1図に
おいて、10はホーンで、このホーン10の後側
には導波管12の先端部が結合されている。この
導波管12は、第2図に示すように方形導波管に
形成されている。この導波管12の基端部にはフ
ランジ15が形成されており、このフランジ15
は第3図に拡大して示すようにボルト16,16
によつてコンバータ18に結合されている。この
コンバータ18に設けられた入力導波管も、導波
管12と同一寸法形状であり、この入力導波管内
にその長辺に対して直角にプローブ14が設けら
れている。これは、方形導波管が長辺に垂直な電
界成分のみを伝送し、長辺に水平な電界成分は伝
送しないからである。すなわち、このプローブ1
4を通して導波管内の電波が、コンバータ18内
のRF回路に供給される。これらホーン10、導
波管12及びフランジ15によつて、フイードホ
ーン部が形成されている。
おいて、10はホーンで、このホーン10の後側
には導波管12の先端部が結合されている。この
導波管12は、第2図に示すように方形導波管に
形成されている。この導波管12の基端部にはフ
ランジ15が形成されており、このフランジ15
は第3図に拡大して示すようにボルト16,16
によつてコンバータ18に結合されている。この
コンバータ18に設けられた入力導波管も、導波
管12と同一寸法形状であり、この入力導波管内
にその長辺に対して直角にプローブ14が設けら
れている。これは、方形導波管が長辺に垂直な電
界成分のみを伝送し、長辺に水平な電界成分は伝
送しないからである。すなわち、このプローブ1
4を通して導波管内の電波が、コンバータ18内
のRF回路に供給される。これらホーン10、導
波管12及びフランジ15によつて、フイードホ
ーン部が形成されている。
フランジ15には、第3図に示すように3つの
段部が形成されており、最前段部にはボルト16
が貫通している孔が設けられ、フランジ15とコ
ンバータ18とが接合固着されており、中間部の
段部には金具20の貫通孔が挿通されており、こ
の金具20はボルト22,22によつてフランジ
15に取付けられており、また後側の段部にブラ
ケツト24がリング状に配されており、このブラ
ケツト24は金具20とフランジ15とによつて
挾持されている。従つて、ボルト22による結合
度を適当に調整することによつてフイードホーン
部とコンバータ18とは、ブラケツト24を一種
の軸受としてその軸線の回りに回転自在である。
このブラケツト24は、図示しないオフセツトパ
ラボラ反射鏡の周縁部まで伸延しており、ホーン
10がオフセツトパラボラ反射鏡の焦点位置に位
置するように支持している。
段部が形成されており、最前段部にはボルト16
が貫通している孔が設けられ、フランジ15とコ
ンバータ18とが接合固着されており、中間部の
段部には金具20の貫通孔が挿通されており、こ
の金具20はボルト22,22によつてフランジ
15に取付けられており、また後側の段部にブラ
ケツト24がリング状に配されており、このブラ
ケツト24は金具20とフランジ15とによつて
挾持されている。従つて、ボルト22による結合
度を適当に調整することによつてフイードホーン
部とコンバータ18とは、ブラケツト24を一種
の軸受としてその軸線の回りに回転自在である。
このブラケツト24は、図示しないオフセツトパ
ラボラ反射鏡の周縁部まで伸延しており、ホーン
10がオフセツトパラボラ反射鏡の焦点位置に位
置するように支持している。
ブラケツト24は、導波管12の長さ方向に沿
つて設けられた支持台部26を有しており、支持
台部26の上面には、2つ割りの軸受28a,2
8bが設けられており、これによつて導波管12
がその軸回りに回転自在とされている。
つて設けられた支持台部26を有しており、支持
台部26の上面には、2つ割りの軸受28a,2
8bが設けられており、これによつて導波管12
がその軸回りに回転自在とされている。
支持台26内には駆動モータ30が設けられて
おり、その回転軸は支持台26より前方に突出し
ており、その突出端部にはギヤ32が取付けられ
ている。このギヤ32は、導波管12の外周面に
設けたギヤ34と噛み合つている。これらギヤ3
2,34が回転伝達機構を形成している。
おり、その回転軸は支持台26より前方に突出し
ており、その突出端部にはギヤ32が取付けられ
ている。このギヤ32は、導波管12の外周面に
設けたギヤ34と噛み合つている。これらギヤ3
2,34が回転伝達機構を形成している。
軸受28a,28bの両側には180゜の間隔を隔
ててリミツトスイツチ36,38が設けられてい
る。これらリミツトスイツチ36,38は、通常
状態では閉成されている常閉スイツチで、ばね部
材36a,38aが接点36b,38bを押圧し
たとき、開放される。ギヤ34の裏面には、リミ
ツトスイツチ36,38のばね部材36a,38
aを接点36b,38bに押圧させるための操作
部材40が設けられている。この操作部40は第
2図に示すように円弧状に形成されており、その
両端間は導波管12の中心から見て90゜隔てて位
置しており、プローブ14が第2図に示すように
垂直な状態で、操作部材40の右端部がばね部材
36aを接点36bに押付けるように、ギヤ34
の裏面に取付けられている。
ててリミツトスイツチ36,38が設けられてい
る。これらリミツトスイツチ36,38は、通常
状態では閉成されている常閉スイツチで、ばね部
材36a,38aが接点36b,38bを押圧し
たとき、開放される。ギヤ34の裏面には、リミ
ツトスイツチ36,38のばね部材36a,38
aを接点36b,38bに押圧させるための操作
部材40が設けられている。この操作部40は第
2図に示すように円弧状に形成されており、その
両端間は導波管12の中心から見て90゜隔てて位
置しており、プローブ14が第2図に示すように
垂直な状態で、操作部材40の右端部がばね部材
36aを接点36bに押付けるように、ギヤ34
の裏面に取付けられている。
リミツトスイツチ36,38、駆動モータ30
は、例えば第4図に示すように接続されている。
すなわち、駆動モータ30の一方の端子は切換ス
イツチ42の接触子42aに接続されており、駆
動モータ30の他方の端子は並列回路44を介し
て切換スイツチ46の接触子46aに接続されて
いる。並列回路44は、駆動モータ30側にカソ
ードを接続したダイオード48とリミツトスイツ
チ38とを直列に接続したものと、駆動モータ3
0側にアノードを接続したダイオード50とリミ
ツトスイツチ36とを直列に接続したものとを、
並列に接続したものである。切換スイツチ46の
接点46bは押釦スイツチ52を介して直流電源
54の正極側に接続されており、接点46cは直
流電源54の負極側に接続されている。また、切
換スイツチ42の接点42bは直流電源54の負
極側に接続されており、接点42cは押釦スイツ
チ52を介して直流電源54の正極側に接続され
ている。切換スイツチ42,46は連動するよう
に構成されており、接触子46aが接点46bに
接触しているとき、接触子42aが接点42bに
接触し、接触子46aが接点46cに接触してい
るとき、接触子42aが接点42cに接触する。
は、例えば第4図に示すように接続されている。
すなわち、駆動モータ30の一方の端子は切換ス
イツチ42の接触子42aに接続されており、駆
動モータ30の他方の端子は並列回路44を介し
て切換スイツチ46の接触子46aに接続されて
いる。並列回路44は、駆動モータ30側にカソ
ードを接続したダイオード48とリミツトスイツ
チ38とを直列に接続したものと、駆動モータ3
0側にアノードを接続したダイオード50とリミ
ツトスイツチ36とを直列に接続したものとを、
並列に接続したものである。切換スイツチ46の
接点46bは押釦スイツチ52を介して直流電源
54の正極側に接続されており、接点46cは直
流電源54の負極側に接続されている。また、切
換スイツチ42の接点42bは直流電源54の負
極側に接続されており、接点42cは押釦スイツ
チ52を介して直流電源54の正極側に接続され
ている。切換スイツチ42,46は連動するよう
に構成されており、接触子46aが接点46bに
接触しているとき、接触子42aが接点42bに
接触し、接触子46aが接点46cに接触してい
るとき、接触子42aが接点42cに接触する。
次に、この装置の動作について説明する。今、
第2図に示すようにプローブ14が垂直であり、
操作部材40の右端がばね部材36aを接点36
bに押付けているとする。この状態ではリミツト
スイツチ36は開放され、操作部である操作部材
40の左端部はリミツトスイツチ38と90度の角
度をなしている。さらに、切換スイツチ42,4
6は、接触子42aが接点42bに接触し、接触
子46aが接点46bに接触しているとする。こ
の状態において、押釦スイツチ52を閉成する
と、直流電源54の正極側から押釦スイツチ5
2、切換スイツチ46、リミツトスイツチ38、
ダイオード48、駆動モータ30及び切換スイツ
チ42を介して直流電源54の負極側に電流が流
れる。その結果、駆動モータ30の回転軸が回転
し、この回転がギヤ32,34を介して導波管1
2に伝達され、ホーン10、導波管12、フラン
ジ15及びコンバータ18が回転する。ギヤ34
の回転に従つて操作部材40も回転し、ホーン1
0、導波管12、フランジ15及びコンバータ1
8が90゜回転したとき、すなわちプローブ14が
水平になつたとき、操作部材40の左端がばね部
材38aを接点38bに押付け、リミツトスイツ
チ38を開放する。これによつて、駆動モータ3
0への通電が断たれ、ホーン10、導波管12、
フランジ15及びコンバータ18の回転は停止す
る。このとき、操作部材40の別の操作部である
右端部とリミツトスイツチ36とは90度の角度を
なしている。
第2図に示すようにプローブ14が垂直であり、
操作部材40の右端がばね部材36aを接点36
bに押付けているとする。この状態ではリミツト
スイツチ36は開放され、操作部である操作部材
40の左端部はリミツトスイツチ38と90度の角
度をなしている。さらに、切換スイツチ42,4
6は、接触子42aが接点42bに接触し、接触
子46aが接点46bに接触しているとする。こ
の状態において、押釦スイツチ52を閉成する
と、直流電源54の正極側から押釦スイツチ5
2、切換スイツチ46、リミツトスイツチ38、
ダイオード48、駆動モータ30及び切換スイツ
チ42を介して直流電源54の負極側に電流が流
れる。その結果、駆動モータ30の回転軸が回転
し、この回転がギヤ32,34を介して導波管1
2に伝達され、ホーン10、導波管12、フラン
ジ15及びコンバータ18が回転する。ギヤ34
の回転に従つて操作部材40も回転し、ホーン1
0、導波管12、フランジ15及びコンバータ1
8が90゜回転したとき、すなわちプローブ14が
水平になつたとき、操作部材40の左端がばね部
材38aを接点38bに押付け、リミツトスイツ
チ38を開放する。これによつて、駆動モータ3
0への通電が断たれ、ホーン10、導波管12、
フランジ15及びコンバータ18の回転は停止す
る。このとき、操作部材40の別の操作部である
右端部とリミツトスイツチ36とは90度の角度を
なしている。
この状態において、切換スイツチ42,46を
接触子42aが接点42cに接触し、接触子46
aが接点46cに接触するように切換えて、押釦
スイツチ52を閉成すると、直流電源54の正極
側から切換スイツチ42、駆動モータ30、ダイ
オード50、リミツトスイツチ36及び切換スイ
ツチ46を介して直流電源52の負極側に電流が
流れる。これによつて、駆動モータ30の回転軸
が逆転し、ホーン10、導波管12、フランジ1
5及びコンバータ18が逆回転し、プローブ14
が垂直になつたとき、操作部材40がリミツトス
イツチ36を開放し、ホーン10、導波管12、
フランジ15及びコンバータ18が停止する。
接触子42aが接点42cに接触し、接触子46
aが接点46cに接触するように切換えて、押釦
スイツチ52を閉成すると、直流電源54の正極
側から切換スイツチ42、駆動モータ30、ダイ
オード50、リミツトスイツチ36及び切換スイ
ツチ46を介して直流電源52の負極側に電流が
流れる。これによつて、駆動モータ30の回転軸
が逆転し、ホーン10、導波管12、フランジ1
5及びコンバータ18が逆回転し、プローブ14
が垂直になつたとき、操作部材40がリミツトス
イツチ36を開放し、ホーン10、導波管12、
フランジ15及びコンバータ18が停止する。
上記の実施例では、導波管12に方形導波管を
用いたが、円形の導波管も用いることができる。
その場合、変成器を用いて方形導波管と等価に変
換したり、プローブと吸収抵抗器とを用いたりし
て、垂直偏波または水平偏波のいずれかを受信で
きるようにしておく必要がある。そうすれば、こ
の考案により、ホーンやフランジと共に円形導波
管を回転させることによつて、垂直偏波及び水平
偏波のいずれも受信することができる。また、上
記の実施例では、ギヤ32,34によつて回転伝
達機構を構成したが、ギヤ32,34間に減速機
構等を介在させて回転伝達機構を構成してもよ
い。また、リミツトスイツチ36,38は180゜の
間隔をおいて配置したが、これは操作部40の両
端間の角度を90゜としたためであり、操作部40
の両端間の角度を90゜以上とした場合には、それ
に応じてリミツトスイツチ36,38間の角度も
大きくなる。
用いたが、円形の導波管も用いることができる。
その場合、変成器を用いて方形導波管と等価に変
換したり、プローブと吸収抵抗器とを用いたりし
て、垂直偏波または水平偏波のいずれかを受信で
きるようにしておく必要がある。そうすれば、こ
の考案により、ホーンやフランジと共に円形導波
管を回転させることによつて、垂直偏波及び水平
偏波のいずれも受信することができる。また、上
記の実施例では、ギヤ32,34によつて回転伝
達機構を構成したが、ギヤ32,34間に減速機
構等を介在させて回転伝達機構を構成してもよ
い。また、リミツトスイツチ36,38は180゜の
間隔をおいて配置したが、これは操作部40の両
端間の角度を90゜としたためであり、操作部40
の両端間の角度を90゜以上とした場合には、それ
に応じてリミツトスイツチ36,38間の角度も
大きくなる。
<効 果>
以上のように、この発明によれば、フイードホ
ーン部自体と共にコンバータを垂直及び水平いず
れの偏波をも受信できるように回転させることに
よつて、両偏波の電波を受信可能としているの
で、従来のプローブのみを回転させているものと
異なり、両偏波をそのままの構成で受信可能とし
たので、従来のフイードホーン単体取付のコンバ
ータ特性と全く変わらない劣化のないものとな
り、VSWR等の電気的特性の劣化は生じない。
しかも、この発明によれば、水平偏波受信可能な
状態になると、操作部材が第1の停止スイツチを
開放して、駆動モータを停止し、垂直偏波受信可
能な状態になると、操作部材が第2の停止スイツ
チを開放して、駆動モータを停止させる。従つ
て、この発明による偏波共用フイードホーンで
は、水平偏波を受信する状態と垂直偏波を受信す
る状態に自動的にかつ正確にフイードホーン部及
びコンバータ部を回転させることができるので、
正確に水平偏波や垂直偏波を受信するための調整
作業が不要で、水平偏波または垂直偏波への受信
可能状態に短時間でできる。
ーン部自体と共にコンバータを垂直及び水平いず
れの偏波をも受信できるように回転させることに
よつて、両偏波の電波を受信可能としているの
で、従来のプローブのみを回転させているものと
異なり、両偏波をそのままの構成で受信可能とし
たので、従来のフイードホーン単体取付のコンバ
ータ特性と全く変わらない劣化のないものとな
り、VSWR等の電気的特性の劣化は生じない。
しかも、この発明によれば、水平偏波受信可能な
状態になると、操作部材が第1の停止スイツチを
開放して、駆動モータを停止し、垂直偏波受信可
能な状態になると、操作部材が第2の停止スイツ
チを開放して、駆動モータを停止させる。従つ
て、この発明による偏波共用フイードホーンで
は、水平偏波を受信する状態と垂直偏波を受信す
る状態に自動的にかつ正確にフイードホーン部及
びコンバータ部を回転させることができるので、
正確に水平偏波や垂直偏波を受信するための調整
作業が不要で、水平偏波または垂直偏波への受信
可能状態に短時間でできる。
第1図はこの発明による偏波共用フイードホー
ンの1実施例の部分省略側面図、第2図は第1図
のA−A線に沿う断面図、第3図は第1図のB−
B線に沿う断面図、第4図はこの実施例の回路
図、第5図は従来の偏波共用フイードホーンの導
波管を示す正面図である。 {10……ホーン、12……導波管、15……フ
ランジ}フイードホーン部、26……支持台部
(固定部)、28a,28b……軸受、30……駆
動モータ、32,34……ギヤ(回転伝達機構)、
36,38……リミツトスイツチ(停止スイツ
チ)。
ンの1実施例の部分省略側面図、第2図は第1図
のA−A線に沿う断面図、第3図は第1図のB−
B線に沿う断面図、第4図はこの実施例の回路
図、第5図は従来の偏波共用フイードホーンの導
波管を示す正面図である。 {10……ホーン、12……導波管、15……フ
ランジ}フイードホーン部、26……支持台部
(固定部)、28a,28b……軸受、30……駆
動モータ、32,34……ギヤ(回転伝達機構)、
36,38……リミツトスイツチ(停止スイツ
チ)。
Claims (1)
- 1 1つの直線偏波を受信可能に構成されており
コンバータに結合されているフイードホーン部
と、このフイードホーン部をその軸回りに回転自
在に支持する状態に固定部に設けた軸受と、上記
固定部に設けられている駆動モータと、この駆動
モータに結合されたギヤと上記フイードホーン部
の外周面に設けたギヤとを有し上記駆動モータの
回転を上記フイードホーン部に伝達しその軸回り
に回転させる回転伝達機構と、上記フイードホー
ン部の軸回りに描いた円弧上に180度以上の間隔
を隔てて配置された第1及び第2の停止スイツチ
と、第1及び第2の操作部を有し、これらが上記
円弧上を上記フイードホーン部の軸回りに回転可
能に設けられ、上記フイードホーン部が水平偏波
を受信可能な状態である、第1の停止スイツチに
第1の操作部が接触した状態で、第2の操作部と
第2の停止スイツチとがなす角度が90度であり、
上記フイードホーン部が垂直偏波を受信可能な状
態である、第2の停止スイツチに第2の操作部が
接触した状態で、第1の停止スイツチと第1の操
作部がなす角度が90度であるように第1及び第2
の操作部を設けた操作部材とを、具備する偏波共
用フイードホーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23148586A JPS6386601A (ja) | 1986-09-29 | 1986-09-29 | 偏波共用フイ−ドホ−ン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23148586A JPS6386601A (ja) | 1986-09-29 | 1986-09-29 | 偏波共用フイ−ドホ−ン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6386601A JPS6386601A (ja) | 1988-04-18 |
JPH0440881B2 true JPH0440881B2 (ja) | 1992-07-06 |
Family
ID=16924228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23148586A Granted JPS6386601A (ja) | 1986-09-29 | 1986-09-29 | 偏波共用フイ−ドホ−ン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6386601A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62194706A (ja) * | 1986-01-21 | 1987-08-27 | Inax Corp | 直線偏波受信装置 |
-
1986
- 1986-09-29 JP JP23148586A patent/JPS6386601A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62194706A (ja) * | 1986-01-21 | 1987-08-27 | Inax Corp | 直線偏波受信装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6386601A (ja) | 1988-04-18 |
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