JPS6219437Y2 - - Google Patents

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JPS6219437Y2
JPS6219437Y2 JP1978183411U JP18341178U JPS6219437Y2 JP S6219437 Y2 JPS6219437 Y2 JP S6219437Y2 JP 1978183411 U JP1978183411 U JP 1978183411U JP 18341178 U JP18341178 U JP 18341178U JP S6219437 Y2 JPS6219437 Y2 JP S6219437Y2
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JP
Japan
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frame
press
cross
deformation
press load
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JP1978183411U
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JPS55103099U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はC形フレームを有するプレスの能力
増加を主眼とするフレーム構造の改良に関するも
のである。
プレスのフレーム形式には公知のように分割組
立形と1体形とがあり、前者は大能力のものに用
いられ、後者は小能力のものに用いられるのが一
般である。1体形はさらにC形フレームと門形
(straight side)に分けられるが、作業性の良さ
ならびに軽量性によつて最近はC形フレームが多
用される傾向にある。しかるにC形フレームには
負荷時に生ずるひずみのためパンチとダイの中心
を狂わせるという弱点があり一般には200T程度
までの小能力プレスに用いられるに止つている。
この考案は従来のC形フレームの弱点を除き、
大能力プレスにも適する改良されたC形フレーム
構造を提供することを目的とする。
次に図面にもとづいて本考案の実施例を説明す
る。
第1図は従来の1体形Cフレームの側面略図で
ある。この形式のものにおいてはフレームの中心
線1すなわち断面重心が弾性変形(=ひずみ)の
支点Pとなるため変形線2が比較的短かい。この
ことはてこのアームが短かいことに相当し、プレ
ス荷重3に対するフレームの剛性が小さいこと、
すなわちひずみが比較的大きく生ずることを意味
する。1体形Cフレームのプレスでは荷重が一定
限度を越すとパンチとダイの中心を狂わせがちに
なるのはこのためである。
第2図は本考案フレームの側面略図である。本
考案の要点はフレームをダイベース部分から上下
2部に分割したことと、タイロツド4を用いてフ
レームを上下から増締したことにある。フレーム
を分割したことにより負荷時の弾性変形の支点
P′は分割線5の後端になつて変形線2′が長くな
り、フレームの剛性が大きくなる。このことは負
荷時におけるフレームの変形が小さく、プレス荷
重3′を増大してもパンチとダイの中心を狂わせ
るおそれが少ないことを意味する。
分割したフレームはこれを締め付ける必要があ
ることはもちろんであるが、プレス荷重線3′に
最も近くしかもフレーの構造が許容する位置に1
対のタイロツド4を貫通させ、該タイロツド4を
用いてフレーム前部を増締しておくと外力(ここ
ではプレス荷重)が加わつてタイロツドが伸びて
も、その伸びが増締量の範囲内にある限り、フレ
ームは変形しない。フレームが変形を始めるのは
プレス荷重が増締力を上回つたときからであるか
ら、変形を防ぐためには外力と変形は比例すると
いうフツクの法則に従つて所要の数値計算を行
い、期待するプレス力に対応するタイロツドの増
締量を求めればよい。タイロツドの増締量は通常
プレス荷重の1.3倍程度が最も効果的とされる
が、本考案はこれに±0.2倍の幅を持たせた。こ
れは各種の荷重に対応するためであるが1.5倍以
上となると不経済設計となるのでこれを上限とす
る。この場合タイロツドの材料の伸び弾性率が考
慮さるべきことはいうまでもない。
上述の説明により明らかなように、フレームを
分割することにより変形の支点を前記1体形フレ
ームの中心線(断面重心)より後端に移して剛性
を大きくすれば、タイロツドによる増締と相まつ
て、プレス荷重を増大してもフレームに変形を生
じないという効果を生ずる。この効果により本考
案は200T程度以下のプレスに用いられるに止つ
ていたC形フレームを大能力プレスにも適用して
プレス重量の軽減をはかることを得させ、在来機
種の1例と本考案機を第1図A−A′断面と第2
図B−B′断面を第5図に示す実測値にもとづいて
比較計算すると、各断面面積は従来型が片側計算
で、肉厚部(280×370)+肉薄側壁(1000×50)=
153000平方mmとなるのに対して、本考案機は、肉
薄側壁(1600×25)+タイロツド周壁(300×3×
25)+タイロツド断面(160×160×0.785)=82596
平方mmとなり、両者の比率は187:100となる。こ
れより後記作業穴として切除した分を差し引けば
本考案機のフレーム重量は従来機のほぼ2分の1
になる。またタイロツドの効用の1つとしてフレ
ームに作業穴6を設けることを可能にしてプレス
の操作機能を高める等、種々の利点を伴うものと
なつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のC形フレームの側面略図、第2
図は本考案フレームの側面略図、第3図は第1図
A−A′の断面図、第4図は第2図B−B′の断面
図、第5図はA−A′断面、B−B′断面の寸法図
である。 1はフレームの中心線(断面重心)、2,2′は
変形線、3,3′はプレス荷重線、4はタイロツ
ド、5は分割線、6は作業穴、P,P′は変形の支
点である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレームをダイベース部分から上下に分割し、
    プレス荷重線に可能な限り近いフレーム前部をタ
    イロツドによりプレス荷重の約1.1倍より約1.5倍
    の範囲内において増締することを特徴とするプレ
    スのC型フレーム構造。
JP1978183411U 1978-12-30 1978-12-30 Expired JPS6219437Y2 (ja)

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JP1978183411U JPS6219437Y2 (ja) 1978-12-30 1978-12-30

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JP1978183411U JPS6219437Y2 (ja) 1978-12-30 1978-12-30

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JPS55103099U JPS55103099U (ja) 1980-07-18
JPS6219437Y2 true JPS6219437Y2 (ja) 1987-05-18

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ID=29195084

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0329031Y2 (ja) * 1986-01-28 1991-06-20

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5398579A (en) * 1977-02-09 1978-08-29 Komatsu Ltd Press

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5398579A (en) * 1977-02-09 1978-08-29 Komatsu Ltd Press

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JPS55103099U (ja) 1980-07-18

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