JPS62194227A - 発光型表示装置 - Google Patents

発光型表示装置

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JPS62194227A
JPS62194227A JP61035939A JP3593986A JPS62194227A JP S62194227 A JPS62194227 A JP S62194227A JP 61035939 A JP61035939 A JP 61035939A JP 3593986 A JP3593986 A JP 3593986A JP S62194227 A JPS62194227 A JP S62194227A
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Isao Oota
勲夫 太田
Toshio Tatemichi
立道 敏夫
Katsuhiko Kumakawa
克彦 熊川
Keisuke Tsuda
津田 圭介
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、特にコントラスト、視角特性に優れた、低コ
ストの発光型表示装置に係るものである。
従来の技術 現在、ワードプロセッサやパソコン、テレビジョンセン
ト、CAD/CAM等に用いられている表示装置として
はCRT (カソードレイチューブ)を用いたものが主
であり、A4フル頁が表示できるモノクロのものから高
品位のフルカラーが表示できるものまで、一方サイズと
しては0.5”〜40”位まで各種のものが事務用、或
は娯楽用に活用されている。しかるに、CRTは容積が
大きく薄型化が困難であることや、高電圧を要する等の
難点があり、平板型の大容量、低コストフルカラー表示
装置が強く求められている。
従来、平板型のカラー表示装置としては、開発途上のも
のとしてはプラズマディスプレイ、フラットCRT、蛍
光表示管等、既に商品化されたものとしては液晶ポケッ
トテレビがある。前二者は、現状では発光効率が低いこ
とや、パネル構造が複雑高価になること、大型化が困難
という問題をかかえている。一方、液晶フルカラー表示
装置は、大型化の容易さ等より益々、フルカラー大型化
へ向けての開発が活発に進められている。1例としてテ
レビジョン学会技研報告8巻、4号、1から6頁、昭和
59年に記載されている。液晶でフルカラー表示を実現
するには、通常液晶は単にパンクロ用ライトバルブとし
て用いられ、赤、緑、青の色フィルターを細帯状ないし
点状に設けることにより2次元面上での加法混色により
カラー像が表示される。
第3図にツィステッドネマチック型(以下TNと略す)
液晶表示モードを用いた従来のフルカラーパネルの構成
と動作について述べる。TN型フルカラーマトリクスパ
ネルは、一対のガラス基板2.8に、各々設けられた酸
化インジウム等よりなる透明行電極3と透明列電極7に
、誘電率異方性が正のネマチック液晶4がはさまれてお
り、ガラス基板2.8の外側に一対の偏光板l、9が設
けられて構成されている。
カラーパネルを構成する為に赤(R)、緑(G)、青(
B)のカラーフィルタ一層5が、それぞれ列電極(ない
しは行電極)上に規則的に設けられている。パネルは簡
略化して図示しであるが、通常、色フィルタ一層側表面
及び、行電極側表面上には液晶分子の配向を規定する為
の配向処理層が設けられており、液晶分子は各基板表面
では、はぼ基板と平行に特定方向に配列しており、分子
の配列方向は一方の基板と他方の基板では、はぼ90°
向きが異なり、一方の基板から他方の基板に向かって分
子の配列方向は徐々にねじれており、結局、前基板間で
ほぼ90″のねじれを生じるように、側基板表面にあら
かじめ配向処理がなされている。
液晶カラーパネルでは通常明るい表示を得る為には、透
過型で使用される。すなわちパネル背面に白色背面光源
10が設けられている。光源10として蛍光灯のように
、線状光源を用いる時は、2次元の表示面に対してムラ
のない均一な明るさを得る為に、光拡散板(図示は省略
)が光源10と液晶パネルの間に設けられている。光源
10がエレクトロルミネッセンスのごとき面状光源であ
れば、光拡散板は不要である0以上が従来のフルカラー
液晶パネルの1例であるが、従来の技術での最大の難点
は、 fil  一般に単純X−Yマトリクス表示パネルに於
て、N本の走査線を有するパネルを線順次信号によって
駆動した場合、オンすべき画素とオフとなるべき画素を
はさむ電極間に印加される実効値電圧の比率R3はいわ
ゆる電圧平均化法と称する駆動法を採用して、Rが最大
となる様に最適化した場合 R= f (N””+ 1)/ (N””−1)l ”
”となる、すなわち単純マトリクス構成のパネルではオ
フ画素にもクロストーク電圧が印加されてしまうためコ
ントラストの低下をきたす。たとえばN=100本の場
合、R=1.1となりオン画素にはオフ画素に対応する
電極間に印加される実効値電圧の10%しか余計に印加
されずこの10%の電圧差で表示のコントラストをつけ
なければならない、すなわち単純マトリクスパネルに使
用する表示媒体は輝度−電圧特性がシャープで明確なし
きい値特性を有していなければコントラストに優れた表
示にはならない。
従来のTNセルでは、このシャープさが不十分なため、
N−64(R−1,134)でもアクティブマトリクス
パネルに匹敵するコントラストにはならないのが実状で
ある。一方TNセルは面記引用例にも示されている通り
一般にセルの光透過特性が光波長に依存しいわゆる旋光
分散を生し輝度−電圧特性が波長によって相当具なる。
また図のようにカラーフィルタという誘電体層が透明電
極の上に設けられているときは、フィルタ層が液晶と直
列に挿入されることになる為、電極間に印加されたこの
オンとオフの電圧比が液晶層ではさらに低下しカラーパ
ネルのコントラストはモノクロパネルより相当悪化する
という欠点があった。
しかるに電圧制御複屈折(以下ECBと略す)モードと
言う表示モードが知られており、たとえば[液晶ディス
プレイコテレビジョン学会編、昭晃堂発行、昭和60年
67〜74頁に記載されている通りこのモードでは、特
定波長の光にたいしては、透過率−電圧特性がTNモー
ドのパネルよりはるかにシャープになる特徴を有する。
しかしながらこの表示モードは波長分散が大きいため白
色光用モノクロライトバルブとしては適さずR,G、B
、フィルタと組み合わせてのフルカラー表示は未だ試み
られたことがない。
ECBモードは白色光源と組み合わせ電圧による複屈折
性を制御し常光、異常光の干渉によりカラーフィルタを
用いることなく電圧によって色を変え得る表示モードと
して代表的なものである。しかし各色相で濃淡をつける
ことができずまた視野角方向によって大きく色が異なる
という視角の狭さのため従来は拡大投影型の多色表示が
試みられたにすぎない。
(2)従来のTN型フルカラー表示パネルの他の欠点は
光源10よりの光束利用率が低いことである。すなわち
フルカラー表示を目的とする場合、光rA10よりの光
スペクトルには赤、緑、青の色光成分がふくまれていな
ければならない0通常の光源よりの光は自然光であるか
ら、偏光板1を通過するとき、約50%の光束が偏光板
に吸収されて失われる。表示媒体が液晶であろうが、電
気光学結晶板であろうが、偏光板を利用する表示システ
ムでは、モノクロパネルでもカラーパネルでも、この5
0%の光損失は避けられない。カラーパネルがモノクロ
パネルにくらべて更に不利になる点は、カラーフィルタ
一層5が挿入されていることから生じる。すなわち、第
3図で図示している偏光板1.9は、中性偏光板を仮定
しており、背面光源10よりの白色光束は、偏光板1に
より白色直線偏光になる。
この白色直線偏光は、色フィルタ一層を通って液晶層4
に入ろうが図のように液晶層4を出てからフィルタ一層
5に入ろうが、各色フィルタ一層によって特定波長の光
が吸収される。
すなわち、赤フィルタ一層を通る時は、緑、青成分を、
青フィルタ一層を通る時は、赤、緑成分を、緑フィルタ
一層を通る時は、赤、青成分をそれぞれ吸収されてしま
うため、元々の白色光のエネルギーは約3分の1に低下
してしまうことになる。液晶層4やカラーフィルタ層を
通過した光が直線偏光であり、がっ、その偏光軸が偏光
板9の偏光軸と一致しておれば、偏光板9を通過する時
は基本的には光ロスはない。
以上述べたごとく偏光板1.9及び色フイルタ−5が理
想的なものであっても、カラーパネルを通過する光エネ
ルギーは、はぼ50%×33%=16.5%程度になっ
てしまう。液晶パネルそのものは通常、低電圧・低電流
であり、低電力を特徴とするが、液晶カラーパネルとな
ると、上に述べたごとく、背面光源を要し、かつ背面光
源の光束の一部しか利用できない為に、低電力という液
晶の特徴が大きく損なわれてしまうのが実状であった。
発明が解決しようとする問題点 本発明が解決しようとする問題点は次の通りである。
+1)従来のTN型単純マトリクスパネルでのしきい値
特性の悪さ く2)従来の単純マトリクスパネルでの多色光に基づく
色づき (3)従来のECBパネルで不可能であった階調を有す
るフルカラー表示 (4)  従来の単純マトリクスカラーパネルでのカラ
ーフィルタによるしきい値特性の悪化 (5)従来の単純マトリクスカラーパネルでのカラーフ
ィルタによる明るさの低下 (6)従来の単純マトリクスパネルでのプラスチック上
の問題点を解決するために本発明の発光型表示装置は、
各々透明電極を有する一対の透明基板の電極面側が相対
向しておりこの間に、電圧により複屈折性が変化する媒
体がはさまれており各透明基板の外側に各々偏光板が設
けられ、表示を観察する方の偏光板側に蛍光体層、他方
の偏光板側に前記蛍光体を励起発光しうる光源、さらに
上記透明電極に電圧を印加する手段が設けられており、
特に複屈折性が変化する媒体に輝度=電圧特性がシャー
プなECB液晶モードを用いることを特徴とするもので
ある。
作用 本発明は上記した構成によって、輝度−電圧特性のシャ
ープなECB液晶をライトバルブとし、単色性励起光源
を用いることによって旋光分散を防止し、従来のような
カラーフィルタを用いることなく、発光色の異なる蛍光
体層を塗り分けることによって液晶セル透過光のエネル
ギ損失を防いだため、明るくて、各色ともコントラスト
に優れたカラー映像を表示し得ることになる。
実施例 第1図に示す如く本発明のフルカラー発光型液晶表示装
置は、基本的には単色性励起光源13、第一の偏光板1
、ECB液晶セル14、第二の偏光板9、R,G、Bの
光を発光する蛍光体層1)よりなる。光源13には、青
ないし紫外部のほぼ単波長光を放射するものが用いられ
る。RSG、B蛍光体1)51)は、光s13よりの励
起光により各々R,G、Bに発光するものが用いられる
0図ではストライブ状に設けられているが勿論モザイク
状に設けても良い。蛍光体1)1)1は偏光板9の上に
設けてもよく、図に示す様に可視光に対して透明な基板
12に設けたものを偏光板9に張り付けてもよい、EC
B液晶セル14は、酸化インジウム、酸化スズ、金属薄
膜などの透明導電膜(以下ITOと略す)を設けられた
一対のガラスあるいは、プラスチックフィルムよりなる
透明基板2.8の電極面の間に、Δεが正ないし負のネ
マチック液晶4がそれぞれ水平ないし垂直に配向処理さ
れたものよりなる。ここでは液晶分子を特定方向にかつ
電極面に対して適当なチルト角(ディスクリネイション
欠陥を防ぐ為)を有するように配向させる為の配向膜の
図示は省略しである0分子配向処理はポリイミドなどの
有機薄膜を電極面に塗布、乾燥後、布などで一方向にラ
ビング処理したり、電極面にSiO等を斜方蒸着したり
、ディッピングなどによって分子配向剤を基板に吸着さ
せる等によって行われる。
本発明ではECBセル14を構成する材料すなわち、透
明基板、透明電極、配向膜、液晶、偏光板などは光fA
13よりの光の透過性の高いものが用いられる0本発明
で透明とは、光源13よりの励起光に対して透過性の高
いことを意味する。
ビフェニル系、エステル系液晶は250nm辺りと30
0nm以上で吸収が小さく、フェニルシクロヘキサン系
は2501m以上で吸収が小さい。
偏光板には、ポリビニルアルコール(PVA)等の1軸
延伸配向フイルムに(1)ヨウ素等を配列させた多ハロ
ゲン偏光フィルム、(2)2色性染料を配列吸着させた
2色性染料系、f31 A u 、 A g 、 Hg
、Fe等の金属を配列させたもの、の他、PVAや。
塩化ポリビニルを供役二重結合させたポリビニレン偏光
系、PVAをヨウ化カリとチオ硫酸ソーダを含むホウ酸
溶液で処理した近紫外偏光フィルムなどがある。
ECBセルの光透過率(T)は以下にも述べる通り、ギ
ャップdに依有するから、電極間にスペーサを設けてd
を出来るだけ一定に保ことが大切である。
X−Yマトリクス型のパネルでは、上記一対のITOは
各々細帯状にバタン化されており、各々の細帯状ITO
が互いに直交するように配置されている0本発明では表
示媒体に、しきい値特性のシャープなECB液晶モード
を使用すると共にカラーフィルタを使用することなくそ
の代わりに偏光板の外側にカラー蛍光体層を設ける点に
特徴がある。ここで言うECBモードとは、第2図aに
示す如<(1)誘電率異方性(以下Δεと略す)が正の
ネマチック液晶を側基板間に若干のチルト角を持たせて
平行配向をさせたタイプ(H型と称す)、(2)Δεが
負のネマチック液晶を図に示す如(基板垂直方向から若
干のチルト角をもたせて垂直配向させたタイプ(H型と
称す)の2通りがある。ECBモードのセルの光透過率
(T)は、一般に次式で表される。
T=STN”  (2φ)・SIN”(Δn−d・π/
λ) ここにφ:液晶の光軸と偏光板の偏光軸のなす角、Δn
:液晶の屈折率異方性、d:セルギャップ、λ:液晶層
を通る光の波長 透過率を最大にする為通常はφ=45度に設定される。
H型(H型)では、印加電圧の上昇と共に液晶分子は電
極面により垂直(水平)になる為等価Δnが下(上)か
り、Tの変化を生じる。
ECBセルの一例としてH型の実際のセルのクロスニコ
ル下でのTの電圧依存性の例を第2図すに示す、しきい
値特性が極めて急峻であることが明瞭である。勿論この
例のセルでは選択画素に印加される実効値電圧の最大値
は、■、を越えない領域で使用する。H型、■型各々に
対してクロスニコルとバラニコルでは明暗が逆になるの
みで、いずれを用いても信号電圧レベルの調整によりポ
ジ像が表示出来る。
文字、映像等を表示するためのX−Yマトリクス型パネ
ルでは、上記一対のITOは図に示す様に各々細帯状に
バタン化されており、各々の細帯状IToが互いに直交
するように配置されており、両電極の交点部が1つの画
素を構成する。
第1図に示す本発明のマトリクスパネルに通常の電圧平
均化法により線順次駆動を行うと、走査線の数がNの時
、オンセルにはオフセルのR倍の電圧が印加され両画素
の複屈折性が異なるため第二の偏光板をall 遇する
励起光源の強度が異なる。
従って、蛍光体層よりの発光強度がことなり、コントラ
ストがつくことになる。ここで大切な事は、本発明では
液晶層を通過する光線は単色性であるから引用例に指摘
されているようなTNあるいはECBパネルで通常生じ
る旋光分散は生じず、また電極上にはカラーフィルタ層
がないから正味の電圧比Rが両画素に印加され、従って
従来よりはるかに優れたコントラストが得られることに
なる。
通常ECBモードでは、両偏光板の偏光軸交叉角はOな
いし90度に設定し、一方の偏光軸を液晶の分子軸に一
致させるかまたは分子軸と直交させるが、本発明では単
色性であるから使用する光源の波長、液晶の屈折率異方
性(Δn)に対して、セルギャップd、偏光軸交叉角及
び偏光軸位置を、光源からの励起光の透過率の比が最も
大きくなるように設定することが望ましい。
本発明において単色光源とは、スペクトル線は勿論、コ
ントラストを顕著には低下させない程度の半値幅を有す
る励起光源を言う。
本発明で用いる蛍光体は蛍光灯などいわゆるフォトルミ
ネッセンス用に広く用いられているものが使用出来る。
すなわち赤色発光用にはEu34付活蛍光体が代表的で
あり、 Yz  Ol  :  E  u” Y (P、V)O,: Eu” (Y−Gd)BOi  : Eu” Y20z S : E u ” その他 3゜5Mg0−0.5MGFg−GeO,:Mn緑色発
光用にはTb”付活蛍光体が代表的であり、Yx Ox
 S :Tb” Ga、O,S :Tb” Yt S 40% : Ce”、Tb”(Ce、、Tb
)MgA l++o+*La PO4: Co”、Tb
” その他 ZnO:Zns Zn5iOa  :MnZnt si
o、:Mn LaPOn  :Ce”、Tb” 青色発光用にはEuz゛付活蛍光体が代表的であり、B
 a M gz A l +hOzq : E u”(
SrX Ca)s  (PO4)xCl:Eu”S  
r、  PZ  Oq  :  Eu”。
Cas  (PO−)z  (F、CI)  : Sb
”(B a、Caz Mg)s  (P 0a)yCI
  : Eu”Srs  PO4)C1:Eu” その他 MgWOa 、CaWOa 、S rg Pz O? 
 : 5nCas  CPO4)3  (F、CI):
Sb”Yx Ox S : Tm”などが利用出来る。
一方本発明に使用する光源は、上記蛍光体を励起発光さ
せるにふされしい輻射スペクトルを持つものでなければ
ならない、また電気エネルギから輻射エネルギへの変換
効率が出来るだけ高いものが望ましい、−例として水銀
蒸気中のアーク放電によって放射される紫外線を利用す
る蛍光ランプが適する。蛍光ランプはガラス管内に少量
の水銀とBTOrrのアルゴン等の奇ガスが封入されて
おり管内壁には蛍光物質が塗布されている。管の両端に
は一対の電極が封入されている。1掻表面は電子放出性
物質が塗布されている。低圧水銀放電ランプでは、ラン
プへの入力電気エネルギーの約60%が波長254nm
を主とする紫外線エネルギーに変換される。254nm
を直接用いることも不可能ではないが、第1図からも明
らかな通り蛍光体層を励起するまでに偏光板、透明基板
、透明電極、配向膜、液晶層等を通過しなければならな
い。従って本発明で用いる好ましい光源スペクトルとは
、これらの層でのエネルギー減衰が小さく、これらの層
へ及ぼす損傷が小さく、かつ用いる蛍光体層への発光効
率の高いことである。水W&蒸気圧を高めれば313n
m、365 nmなどのより長波長成分が高まる。ある
いは、放電によって生じた波長254nmの紫外線を約
450nmまでのより長波長光に変換する蛍光体をラン
プ管内壁に設けた蛍光ランプを用いてもよい、45Qn
mは、通常フルカラー表示には青色光成分として必要な
ものである。
励起光が450nm近辺の波長であればBの蛍光体層は
不用であり単に光拡散板でよ<G、Rの蛍光体層のみ4
50nmの励起光で効率よく発光するものを用いればよ
い。
発明の効果 従来のフルカラー液晶パネルでは、TNモードの液晶ラ
イトバルブ、ストライプ状あるいは、モザイク状のR,
G、Bカラーフィルタ、白色背面光源、の組み合わせが
基本であった。液晶セルがTNモードでありしきい値特
性が不十分でNが大きくなると橿端にコントラストが低
下すること、R,C,B色光すべてに渡ってしきい値特
性がそろわないいわゆる旋光分散の為、単純マトリクス
パネルでは、コントラスト及び色再現範囲の狭さ、視角
依存性の大きさなど表示品位の悪さが難点であった。こ
の制約を克服するためアクティブマトリクスと称する、
各画素にTPTなどのスイッチ素子を設けてRを向上さ
せる手法が開発、実用化されTNモードを用いても表示
品位は高まることが実証されているが、パネルのコスト
アップを招来する難点がある。本発明では従来、階調を
有するフルカラーは不可能とされていたECBモードの
、単色光でのしきい値特性の鋭さに着目し、また従来の
しきい値特性の悪化を招いていた電極上のカラーフィル
タ層を取り除き、走査線数Nの大きい単純マトリクスパ
ネルにて高コントラスト、広色再現性を実現した。輝度
−電圧特性は急峻でNが大きくてもコントラストが得や
すく、通常の電圧平均化法に基づくパルス幅変調により
セルに印加される実効値電圧を変えることにより液晶パ
ネル励起光i3遇率を変え、従って蛍光体層よりの放射
光強度が変わり階調表示も容易なため、低コストの小型
からメートルサイズの大型フルカラー表示表示に向いて
いると言える。
本発明に於ける第二の特徴は表示の明るさである。すな
わち従来のようなカラーフィルタを用いる代わりに、各
々発光スペクトルの異なるR、G、B蛍光体層を用いる
為光源の光エネルギの大半をR,G、B各々の蛍光体の
励起エネルギに使用できる。従って光源、基板、偏光板
、透明電極、蛍光体の材料選択を最適化して蛍光体に到
達するまでの吸収ロスを出来るだけ小さくすれば原理的
には従来のものより3倍高効率の表示パネルとなりうる
本発明に於ける第三の特徴は軽量、薄型のプラスチック
パネルを作り易い点である。従来TNモードのプラスチ
ック液晶パネルは薄型電卓などに実用化されているが、
一対の偏光板の内側に入るプラスチック基板は複屈折性
が無い(光学的等方体)かまたは光学的に一軸性のもの
を使用しかつ光学軸方向を偏光板の偏光軸と整合させる
必要があった。従って使用出来るプラスチックは大幅に
制約をうけ、僅かにポリエーテルスルフォン樹脂、フェ
ノキシ樹脂、−軸性PET (ポリエチレンテレフタレ
ート)樹脂などが使用出来るにすぎない。
しかるに本発明では液晶層を通過する光は単色性である
から基板のΔn−d (Δn:屈折率異方性、d:セル
ギャップ)を、両方の偏光板の偏光軸交叉角、偏光軸の
分子軸との角度、セルのΔn−dの関係において、オン
画素とオフ画素で偏光板9へ入射する励起光が共にほぼ
直線偏光になり両者の偏光軸が約90度の角度をなすよ
うに最適化すればコントラストは最大となり、通常の複
屈折性を持つプラスチックフィルムを基板に使用しても
なんらコントラスト特性の低下や着色現象を生じない、
基板に薄い(数10〜100ミクロン)プラスチックフ
ィルムを用いることは本発明では特に推賞される。なぜ
なら本発明のパネル構成では蛍光体層は偏光板の外側に
設けられているから画素の大きさに較べて手前側の基板
厚が厚いと背面光源からの励起光が平行光iでない限り
色ずれ、混色等表示品位の低下を来す。
すなわち拡散型背面光源の場合蛍光体の幅に較べて手前
側基板の厚みは十分薄<シておくことが望ましいが単色
性光源を使用する故に本発明では樹脂基板選択が極めて
容易という利点がある。
本発明に於ける第四の特徴は視野の拡大である。
液晶表示では一般に視野角依存性が大きいが、これは見
る方向によって液晶層の等価Δn及びdが異なる事に由
来する。特にECBモードはTNのような光導波路モー
ドでなく複屈折モードが用いられるため視角依存性が特
に大き〈従来はプロジェクション型で試みられるのが通
常で、直視型では未だ実用化されていない。
本発明ではECBセルを通り抜ける励起光の強度には方
向性があるが、この励起光によって刺激された蛍光体よ
りの発光は拡散的であるから従来に較べて視野角は格段
に広くなる利点を有する。
本発明ではフルカラー表示を行う側を中心に述べたが勿
論第1図のR,G、B蛍光体層の代わりに単色発光蛍光
体層を使用して発光性モノクロ表示パネルとして用いて
もよい、この場合はコントラスト向上、視野角の拡大な
どの利点が生じる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のフルカラー表示装置の斜視口、第2図
[alはECB液晶セルの分子配向の2例を示す構成図
、第2図(1))はECBセル(■型)の透過率−電圧
特性図、第3図は従来のフルカラー液晶パネルの斜視図
である。 1・・・・・・第1偏光板、2・・・・・・第一基板、
3・・・・・・透明行電極、4・・・・・・液晶層、7
・・・・・・透明列電極、8・・・・・・第2基板、9
・・・・・・第2偏光板、12・・・・・・第3基板、
1)・・・・・・蛍光体層、6・・・・・・ブラックマ
トリクス層、13・・・・・・単色励起光源、14・・
・・・・ECB液晶セル。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 はか1名1−V−1
催を猛 2−一−リX、不瓦 3−−4u月n1a 4−−−>反晶4 第 2 図 (cl/) H讐               竺卯力1)/を乃
(Vr削) 第 3 図

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)各々透明電極を有する一対の透明基板の電極面側
    が相対向しており前記透明基板間に、電圧により複屈折
    性が変化する媒体がはさまれており、前記各透明基板の
    外側に各々偏光板が設けられ、表示を観察する方の偏光
    板側に蛍光体層、他方の偏光板側に前記蛍光体を励起発
    光しうる光源、さらに前記透明電極に電圧を印加する手
    段が設けられていることを特徴とする発光型表示装置。
  2. (2)媒体は正の誘電率異方性を有するネマチック液晶
    が基板にほぼ水平に配向されているか、ないしは負の誘
    電率異方性を有するネマチック液晶が基板にほぼ垂直に
    配向されていることを特徴とする特許請求の範囲第(1
    )項記載の発光型表示装置。
  3. (3)光源は実質的に単色光源であることを特徴とする
    特許請求の範囲第(1)項記載の発光型表示装置。
  4. (4)光源は低圧水銀蒸気の放電を利用したものである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の発光
    型表示装置。
  5. (5)光源はエレクトロルミネッセンスを利用したもの
    であることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載
    の発光型表示装置。
  6. (6)光源は少なくとも450nmより短波長の光を反
    射するものであることを特徴とする特許請求の範囲第(
    4)項または第(5)項記載の発光型表示装置。
  7. (7)偏光板は多ハロゲン系、2色性染料系、金属偏光
    フィルム系、ポリビニレン偏光系、PVAをヨウ化カリ
    とチオ硫酸ソーダを含むホウ酸溶液で処理した近紫外偏
    光フィルムの何れかより選ばれたものであることを特徴
    とする特許請求の範囲第(1)項記載の発光型表示装置
  8. (8)蛍光体層は、各々赤、緑、青の光を放射するもの
    が塗り分けられていることを特徴とする特許請求の範囲
    第(1)項記載の発光型表示装置。
  9. (9)表示装置は、前記透明電極が互いに細帯状の透明
    電極群より構成されており、一対の透明電極群が互いに
    直交するごとく配置され、X−Yマトリクス型の表示パ
    ネルを構成していることを特徴とする特許請求の範囲第
    (1)項記載の発光型表示装置。
  10. (10)表示装置の少なくとも表示を観察する側の基板
    はプラスチックフィルムより成ることを特徴とする特許
    請求の範囲第(1)項記載の発光型表示装置。
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