JPS62192515A - 溶銑運搬装置 - Google Patents
溶銑運搬装置Info
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- JPS62192515A JPS62192515A JP3291186A JP3291186A JPS62192515A JP S62192515 A JPS62192515 A JP S62192515A JP 3291186 A JP3291186 A JP 3291186A JP 3291186 A JP3291186 A JP 3291186A JP S62192515 A JPS62192515 A JP S62192515A
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Landscapes
- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、溶銑の放熱を抑制しつつ高炉から転炉に溶
銑を運搬する溶銑運搬装置に関する。
銑を運搬する溶銑運搬装置に関する。
[従来の技術]
高炉から出銑される溶銑を転炉に運搬する場合には、溶
銑鍋移動台車に載置された溶銑鍋に、その上部から溶銑
を注入し、注入終了後、溶銑鍋移動台車を転炉まで移動
させる。そして、溶銑を転炉内に装入した後に、転炉内
の溶鋼中に冷材として鉄鉱石が投入される。この鉄鉱石
は転炉内で還元されて鉄となり、鉄歩留を^める。しか
し、溶銑を運搬する間には、溶銑が放熱し、溶銑鍋が転
炉に到着するまでの間に溶銑の温度が約200℃低下し
てしまう。このように、溶銑濃度が低下すると、鉄鉱石
の添加量を削減せざるを得ないので、鉄鉱石が還元され
て生成される鉄の量が減少するため、鉄歩留が低下して
しまう。従って、溶銑運搬中における溶銑の放熱を抑制
する必要がある。
銑鍋移動台車に載置された溶銑鍋に、その上部から溶銑
を注入し、注入終了後、溶銑鍋移動台車を転炉まで移動
させる。そして、溶銑を転炉内に装入した後に、転炉内
の溶鋼中に冷材として鉄鉱石が投入される。この鉄鉱石
は転炉内で還元されて鉄となり、鉄歩留を^める。しか
し、溶銑を運搬する間には、溶銑が放熱し、溶銑鍋が転
炉に到着するまでの間に溶銑の温度が約200℃低下し
てしまう。このように、溶銑濃度が低下すると、鉄鉱石
の添加量を削減せざるを得ないので、鉄鉱石が還元され
て生成される鉄の量が減少するため、鉄歩留が低下して
しまう。従って、溶銑運搬中における溶銑の放熱を抑制
する必要がある。
Wj銑の放熱を抑制する方法としては、溶銑を運搬する
簡に溶銑鍋の上に保温蓋を@置すること、及び、溶銑鍋
に断熱材を配設すること等が考えられる。
簡に溶銑鍋の上に保温蓋を@置すること、及び、溶銑鍋
に断熱材を配設すること等が考えられる。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、高炉から転炉までの間には、溶銑予備処
理及びスラグ除去等の工程があり、溶銑鍋に蓋をした場
合には、その度毎に蓋を着脱する必要がある。この場合
に、この蓋はクレーンを使用して1説しなければならず
、この作業に長時間を要する。このため、蓋の着脱のた
めに、FJ銑が転炉に到着するまでに要する期間が延長
してしまい、かえって溶銑温度が低下してしまう。従っ
て、運搬中の掻く短い一部の期間しか溶銑鍋に蓋をする
ことができず、溶銑の温度低下を十分に抑制することが
できないという問題点がある。
理及びスラグ除去等の工程があり、溶銑鍋に蓋をした場
合には、その度毎に蓋を着脱する必要がある。この場合
に、この蓋はクレーンを使用して1説しなければならず
、この作業に長時間を要する。このため、蓋の着脱のた
めに、FJ銑が転炉に到着するまでに要する期間が延長
してしまい、かえって溶銑温度が低下してしまう。従っ
て、運搬中の掻く短い一部の期間しか溶銑鍋に蓋をする
ことができず、溶銑の温度低下を十分に抑制することが
できないという問題点がある。
また、溶銑鍋の外周面からの放熱よりも溶銑表面からの
放熱のほうが激しいので、溶銑鍋に断熱材を張付けても
、断熱材を使用しない場合に比して約1℃しか溶銑の温
度が高くならず、十分に溶銑の放熱を抑制することがで
きないという問題点がある。
放熱のほうが激しいので、溶銑鍋に断熱材を張付けても
、断熱材を使用しない場合に比して約1℃しか溶銑の温
度が高くならず、十分に溶銑の放熱を抑制することがで
きないという問題点がある。
この発明は斯かる事情に1みてなされたものであって、
溶銑運搬中、溶銑予備処理等の作業をしていない間は常
に蓋をすることができるようにし、溶銑の放熱を抑制す
ることができる溶銑運搬装置を提供することを目的とす
る。
溶銑運搬中、溶銑予備処理等の作業をしていない間は常
に蓋をすることができるようにし、溶銑の放熱を抑制す
ることができる溶銑運搬装置を提供することを目的とす
る。
[問題点を解決するための手段1
この発明に係る溶銑運Ill装置は、溶銑が注入される
溶鉄鋼と、前記溶銑鍋を運搬する溶銑鍋移動手段と、前
記溶銑鋼の上に載置されて溶銑を保温する保温蓋と、前
記溶銑鍋移動手段に設置された前記保′a蓋の開閉手段
と、を有することを特徴とする。この場合に、前記保温
蓋の溶銑の放射熱が照射される面に断熱材を張付けるこ
とが好ましい。
溶鉄鋼と、前記溶銑鍋を運搬する溶銑鍋移動手段と、前
記溶銑鋼の上に載置されて溶銑を保温する保温蓋と、前
記溶銑鍋移動手段に設置された前記保′a蓋の開閉手段
と、を有することを特徴とする。この場合に、前記保温
蓋の溶銑の放射熱が照射される面に断熱材を張付けるこ
とが好ましい。
また、前記溶銑鍋に、内張耐火物からの放射熱を遮る断
熱材を張付けることが好ましい。
熱材を張付けることが好ましい。
[作用]
この発明においては、溶銑鍋を溶銑移動手段に設置し、
この溶銑鍋に溶銑を注入する。そして、溶銑移動手段に
取付けられている保温蓋の開閉手段により、溶銑鍋の上
に保m蓋をする。そして、溶銑予備処理及びスラグ除去
等の作業をする場合は、保温蓋を開いて溶銑鋼の上部を
開放し、作業終了後は溶銑鍋の上に保温蓋をする。この
ように、クレーンを使用せずに保温蓋を容易に着脱する
ことができるので、保温蓋を迅速にWff52すること
ができる。このため、溶銑予備処理等で保温蓋を着脱し
ても、溶銑を運搬する時間は従来と同程度である。従っ
て、溶銑運搬中、溶銑予備処理等の作業をしていない間
は常に保温蓋を溶銑鍋に載置することができるので、溶
銑の温度低下を確実に抑制することができる。また、保
mI及び溶銑鍋のウチ少なくとも一方に断熱材を配設す
ることにより、溶銑の温度低下が一層抑制される。
この溶銑鍋に溶銑を注入する。そして、溶銑移動手段に
取付けられている保温蓋の開閉手段により、溶銑鍋の上
に保m蓋をする。そして、溶銑予備処理及びスラグ除去
等の作業をする場合は、保温蓋を開いて溶銑鋼の上部を
開放し、作業終了後は溶銑鍋の上に保温蓋をする。この
ように、クレーンを使用せずに保温蓋を容易に着脱する
ことができるので、保温蓋を迅速にWff52すること
ができる。このため、溶銑予備処理等で保温蓋を着脱し
ても、溶銑を運搬する時間は従来と同程度である。従っ
て、溶銑運搬中、溶銑予備処理等の作業をしていない間
は常に保温蓋を溶銑鍋に載置することができるので、溶
銑の温度低下を確実に抑制することができる。また、保
mI及び溶銑鍋のウチ少なくとも一方に断熱材を配設す
ることにより、溶銑の温度低下が一層抑制される。
[実施例]
以下、添附図面を参照して、この発明の実施例について
具体的に説明する。
具体的に説明する。
第1図はこの発明の実施例に係る溶銑111上の断面図
である。溶銑m11は鉄皮の内側に耐火物が内張すされ
ており、その上部の開口部からその中に高炉から溶銑1
2が注入される。この溶銑w411の内張すされた耐火
物と鉄皮との間には、シリカ系の耐火物でつくられた断
熱材15が介装されており、溶a8mの外周面からの放
熱を抑制するようになっている。溶銑鍋移動台車14は
、その下部に取付けられた車輪24を介して軌道23上
を、高炉と転炉との間で往復移動するようになっている
。そして、この溶銑鍋移動台車14の中央部には、溶銑
鍋11を設置する1対の支柱43が設けられており、溶
銑鍋11は軸44を介して支柱43に回動可能に支持さ
れている。溶銑鍋11の運搬中は、ストッパ(図示せず
)により、溶銑111が回動しないように保持されてお
り、転炉にてこのストッパを外すことにより、溶銑鍋1
1を回動させて溶銑を装入鋼に移し替えるようになって
いる。
である。溶銑m11は鉄皮の内側に耐火物が内張すされ
ており、その上部の開口部からその中に高炉から溶銑1
2が注入される。この溶銑w411の内張すされた耐火
物と鉄皮との間には、シリカ系の耐火物でつくられた断
熱材15が介装されており、溶a8mの外周面からの放
熱を抑制するようになっている。溶銑鍋移動台車14は
、その下部に取付けられた車輪24を介して軌道23上
を、高炉と転炉との間で往復移動するようになっている
。そして、この溶銑鍋移動台車14の中央部には、溶銑
鍋11を設置する1対の支柱43が設けられており、溶
銑鍋11は軸44を介して支柱43に回動可能に支持さ
れている。溶銑鍋11の運搬中は、ストッパ(図示せず
)により、溶銑111が回動しないように保持されてお
り、転炉にてこのストッパを外すことにより、溶銑鍋1
1を回動させて溶銑を装入鋼に移し替えるようになって
いる。
1対の保温蓋13は、半円状をなし、金属又は合金製の
外皮16aと、この外皮16aの内側に張付けられセラ
ミックファイバでつくられた断熱材16bとで構成され
ている。この半円状の保温蓋13はその直径部分で合体
して円盤状になり、これらが溶銑111上に載置される
ことにより、溶銑鍋の円形の開口部がほぼ完全に閉塞さ
れて、溶銑12の表面からの放熱を抑制するようになっ
ている。第2図は保温蓋の構造を示す模式図である。外
皮16aの溶銑12の放射熱が照射される面には、エキ
スバンドメタル40が張付けられており、その上にセメ
ント41が塗布されている。
外皮16aと、この外皮16aの内側に張付けられセラ
ミックファイバでつくられた断熱材16bとで構成され
ている。この半円状の保温蓋13はその直径部分で合体
して円盤状になり、これらが溶銑111上に載置される
ことにより、溶銑鍋の円形の開口部がほぼ完全に閉塞さ
れて、溶銑12の表面からの放熱を抑制するようになっ
ている。第2図は保温蓋の構造を示す模式図である。外
皮16aの溶銑12の放射熱が照射される面には、エキ
スバンドメタル40が張付けられており、その上にセメ
ント41が塗布されている。
固定ビン42はセラミックでつくられておりセメント4
1に埋め込まれて、エキスバンドメタル40に固定され
ている。そして、断熱材16bはこのビン42により固
定されている;また、保温蓋13の周縁部の溶銑鍋11
側には、断熱材32が取付けられており、保温蓋13が
溶銑!i11の上に載置された場合に、保温113と溶
銑鍋11との間から放熱することを防止している。そし
て、この保温蓋13は後述する機構により着脱される。
1に埋め込まれて、エキスバンドメタル40に固定され
ている。そして、断熱材16bはこのビン42により固
定されている;また、保温蓋13の周縁部の溶銑鍋11
側には、断熱材32が取付けられており、保温蓋13が
溶銑!i11の上に載置された場合に、保温113と溶
銑鍋11との間から放熱することを防止している。そし
て、この保温蓋13は後述する機構により着脱される。
溶銑鍋移動台車14には、溶銑vA11を挟む両側に基
台25が設置されている。支持部材19は棒状をなし、
その一端が基台25の溶銑1111側の端部に結合ビン
26により回動可能に連結されている。この支持部材1
9の他端には保11113が結合ビン28により回動可
能に連結されている。
台25が設置されている。支持部材19は棒状をなし、
その一端が基台25の溶銑1111側の端部に結合ビン
26により回動可能に連結されている。この支持部材1
9の他端には保11113が結合ビン28により回動可
能に連結されている。
シリンダ17はそ・の基端が支持部材19の中央部付近
に結合ビン29により回動可能に連結されており、シリ
ンダ17のピストン1日は、その端部が基台25の溶銑
111側と反対側の端部に回動可能に連結されている。
に結合ビン29により回動可能に連結されており、シリ
ンダ17のピストン1日は、その端部が基台25の溶銑
111側と反対側の端部に回動可能に連結されている。
そして、このピストン18は、電動モータ(図示せず)
を駆動させることによりシリンダ17内から進出し、又
は、シリンダ17内に退入するようになっている。保温
蓋13は、ピストン18をシリンダ17内から進出させ
ることにより溶銑鍋11の開放部を閉塞させ、ピストン
18をシリンダ17に退入させることにより矢印33.
34の方向へ回動されて溶銑鍋11の開口部を開放させ
るようになっている。シリンダ20は、その基端が保温
蓋13の外縁部に結合ビン31により回動可能に連結さ
れており、シリンダ20のピストン21は、その端部が
支持部材19に固定された固定部材22に結合ビン30
により回動可能に連結されている。そして、このピスト
ン21は、保温蓋13を開放した状態で電動モータ(図
示せず)を駆動させることにより、シリンダ20内に退
入して保温蓋13の先端部を矢印35.36の方向へ降
下させるようになつでいる。これにより、保温!13が
開かれた状態で、その先端部の高さが車両限界よりも高
い場合においても、その先端部を降下させることにより
、この溶銑運搬装置の高さを車両限界内に入るようにす
ることができる。
を駆動させることによりシリンダ17内から進出し、又
は、シリンダ17内に退入するようになっている。保温
蓋13は、ピストン18をシリンダ17内から進出させ
ることにより溶銑鍋11の開放部を閉塞させ、ピストン
18をシリンダ17に退入させることにより矢印33.
34の方向へ回動されて溶銑鍋11の開口部を開放させ
るようになっている。シリンダ20は、その基端が保温
蓋13の外縁部に結合ビン31により回動可能に連結さ
れており、シリンダ20のピストン21は、その端部が
支持部材19に固定された固定部材22に結合ビン30
により回動可能に連結されている。そして、このピスト
ン21は、保温蓋13を開放した状態で電動モータ(図
示せず)を駆動させることにより、シリンダ20内に退
入して保温蓋13の先端部を矢印35.36の方向へ降
下させるようになつでいる。これにより、保温!13が
開かれた状態で、その先端部の高さが車両限界よりも高
い場合においても、その先端部を降下させることにより
、この溶銑運搬装置の高さを車両限界内に入るようにす
ることができる。
次に、このように構成された装置の動作について説明す
る。先ず、溶銑111を溶銑鍋移動台車14に載置する
。次に、保1113を開いた状態で溶銑12を高炉から
溶銑鍋11に注入する。その後、保温蓋13の先端部が
下げられている場合は、シリンダ20のピストン21を
進出させて保温蓋13の先端部を上昇させる。そして、
シリンダ17のピストン18を進出させて溶銑鋼11の
上に保1113を回動させ、この保温蓋13により溶鉄
鋼の開口部を閉塞させる。そして、Fl鉄鎖移動台車1
4を軌道23上で転炉に向けて移動させる。溶銑処理及
びスラグ除去等の工程においては、ピストン18をシリ
ンダ17に退入させ、保温蓋13を矢印33.34の方
向に一点鎖線に示す位置まで回動させて溶銑ta11の
開口部を開放させる。このようにして保温蓋13を回動
した場合に、保温蓋13の上端が車両限界をよりも高く
なるときは、ピストン21をシリンダ20内に退入させ
、保温蓋13の先端部を矢印35.36の方向に回動さ
せ、第1図の二点鎖線に示す位置まで降下させる。溶銑
処理等の作業が終了した場合には、ピストン21をシリ
ンダ20内から進出させ、次いでピストン18をシリン
ダ17内から進出させることにより、保1113が回動
し、溶銑鍋11の開口部が再び閉塞される。このように
、ピストンを進出退入させることにより、溶銑鍋11内
の溶銑12を保温する保温蓋13を容易に短時間で開閉
することができるので、溶銑予備処理等で保温蓋13を
開閉しても、従来と同程度のrR1!!lで溶銑を運搬
することができる。このため、溶銑12の運搬中、溶銑
予備処理等の作業時間の外は常に保温蓋13を溶銑!1
1111上に載置しておくことができる。従って、保温
蓋13の溶銑12を保温する効果が大きくなる。
る。先ず、溶銑111を溶銑鍋移動台車14に載置する
。次に、保1113を開いた状態で溶銑12を高炉から
溶銑鍋11に注入する。その後、保温蓋13の先端部が
下げられている場合は、シリンダ20のピストン21を
進出させて保温蓋13の先端部を上昇させる。そして、
シリンダ17のピストン18を進出させて溶銑鋼11の
上に保1113を回動させ、この保温蓋13により溶鉄
鋼の開口部を閉塞させる。そして、Fl鉄鎖移動台車1
4を軌道23上で転炉に向けて移動させる。溶銑処理及
びスラグ除去等の工程においては、ピストン18をシリ
ンダ17に退入させ、保温蓋13を矢印33.34の方
向に一点鎖線に示す位置まで回動させて溶銑ta11の
開口部を開放させる。このようにして保温蓋13を回動
した場合に、保温蓋13の上端が車両限界をよりも高く
なるときは、ピストン21をシリンダ20内に退入させ
、保温蓋13の先端部を矢印35.36の方向に回動さ
せ、第1図の二点鎖線に示す位置まで降下させる。溶銑
処理等の作業が終了した場合には、ピストン21をシリ
ンダ20内から進出させ、次いでピストン18をシリン
ダ17内から進出させることにより、保1113が回動
し、溶銑鍋11の開口部が再び閉塞される。このように
、ピストンを進出退入させることにより、溶銑鍋11内
の溶銑12を保温する保温蓋13を容易に短時間で開閉
することができるので、溶銑予備処理等で保温蓋13を
開閉しても、従来と同程度のrR1!!lで溶銑を運搬
することができる。このため、溶銑12の運搬中、溶銑
予備処理等の作業時間の外は常に保温蓋13を溶銑!1
1111上に載置しておくことができる。従って、保温
蓋13の溶銑12を保温する効果が大きくなる。
次に、この実施例の装置による溶銑の保温効果について
説明する。第3図は横軸に出銑後の経過時間をとり、縦
軸に溶銑温度をとって溶銑の温度変化を示すグラフ図で
ある。図中実線で示すaは、溶銑鍋の内張り耐火物と鉄
皮との間に断熱材を介装し、その上部を開放して溶銑を
運搬する従来の装置を使用した場合であり、図中一点鎖
線で示すb及び破線で示すCはこの実施例に係る装置を
使用した場合である。そして、Cは溶銑鍋の内張耐火物
と鉄皮との間に断熱材を介装させた場合であり、bは断
熱材を介装させない場合である。第3図によれば、溶銑
を転炉に運搬する平均所要時間である180分経過侵に
は、従来の装置の場合は200℃の温度低下がある。こ
れに対し、bの場合は、従来のaの場合よりも30℃高
いm度を示し、Cの場合はaの場合よりも43℃高い温
度を示した。このように、溶銑鍋の保′a蓋を容易に着
脱することができるようにすることにより、溶銑の温度
低下を抑制する効果が大きくなり、また、保温蓋と溶銑
鍋に配設された断熱材との双方の効果により、一層溶銑
の温度低下を抑制することができる。
説明する。第3図は横軸に出銑後の経過時間をとり、縦
軸に溶銑温度をとって溶銑の温度変化を示すグラフ図で
ある。図中実線で示すaは、溶銑鍋の内張り耐火物と鉄
皮との間に断熱材を介装し、その上部を開放して溶銑を
運搬する従来の装置を使用した場合であり、図中一点鎖
線で示すb及び破線で示すCはこの実施例に係る装置を
使用した場合である。そして、Cは溶銑鍋の内張耐火物
と鉄皮との間に断熱材を介装させた場合であり、bは断
熱材を介装させない場合である。第3図によれば、溶銑
を転炉に運搬する平均所要時間である180分経過侵に
は、従来の装置の場合は200℃の温度低下がある。こ
れに対し、bの場合は、従来のaの場合よりも30℃高
いm度を示し、Cの場合はaの場合よりも43℃高い温
度を示した。このように、溶銑鍋の保′a蓋を容易に着
脱することができるようにすることにより、溶銑の温度
低下を抑制する効果が大きくなり、また、保温蓋と溶銑
鍋に配設された断熱材との双方の効果により、一層溶銑
の温度低下を抑制することができる。
なお、この実施例においては、保温蓋の開閉手段として
、シリンダ及びピストンを使用したが、これに限らず、
例えばワイヤローブを巻回し又は巻解くことにより保温
蓋を開閉する手段等、種々の手段を使用することもでき
る。
、シリンダ及びピストンを使用したが、これに限らず、
例えばワイヤローブを巻回し又は巻解くことにより保温
蓋を開閉する手段等、種々の手段を使用することもでき
る。
[発明の効果]
この発明によれば、溶銑鍋の着脱にクレーン等を使用す
る必要がないので、溶銑鍋の保温蓋を容易に且つ迅速に
着脱することができる。このため、保温蓋の着脱を短時
間にすることができ、溶銑を運搬する問に溶銑予備処理
等で保温蓋を着脱しても従来と同程度の時間で溶銑を運
搬することができる。従って、溶銑の運搬中、溶銑予備
処理等の作業時間の外は常に溶銑鍋上に保ml!をして
おくことができるので、溶銑の温度低下を抑制する効果
が極めて高い。
る必要がないので、溶銑鍋の保温蓋を容易に且つ迅速に
着脱することができる。このため、保温蓋の着脱を短時
間にすることができ、溶銑を運搬する問に溶銑予備処理
等で保温蓋を着脱しても従来と同程度の時間で溶銑を運
搬することができる。従って、溶銑の運搬中、溶銑予備
処理等の作業時間の外は常に溶銑鍋上に保ml!をして
おくことができるので、溶銑の温度低下を抑制する効果
が極めて高い。
第1図はこの発明の実施例に係る溶銑運搬装置を示す断
面4図、第2図は保温蓋の構造を示す模式図、第3図は
この発明の効果を示すグラフ図である。 11:溶銑鍋、12;溶銑、13;保温蓋、14:溶銑
鍋移動台車、15.16b、32:断熱材、16a:外
皮、17.20;シリンダ、18.21:ピストン、1
9;支持部材、22;固定部材、23;軌道、24;車
輪、25;基台、26.27.28.29.30,31
:結合ビン、40;エキスバンドメタル、41;セメ
ント、42;固定ビン、43;支柱、44:軸出願人代
理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図 出飢慣町法さ行間(秀) 第3図 4□ リ、へ−7゜ 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 1、事件の表示 特願昭61−32911号 2、発明の名称 溶銑運搬装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (412) 日本鋼管株式会社 4、代理人 5、自発補正
面4図、第2図は保温蓋の構造を示す模式図、第3図は
この発明の効果を示すグラフ図である。 11:溶銑鍋、12;溶銑、13;保温蓋、14:溶銑
鍋移動台車、15.16b、32:断熱材、16a:外
皮、17.20;シリンダ、18.21:ピストン、1
9;支持部材、22;固定部材、23;軌道、24;車
輪、25;基台、26.27.28.29.30,31
:結合ビン、40;エキスバンドメタル、41;セメ
ント、42;固定ビン、43;支柱、44:軸出願人代
理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図 出飢慣町法さ行間(秀) 第3図 4□ リ、へ−7゜ 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 1、事件の表示 特願昭61−32911号 2、発明の名称 溶銑運搬装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (412) 日本鋼管株式会社 4、代理人 5、自発補正
Claims (3)
- (1)溶銑が注入される溶銑鍋と、前記溶銑鍋を運搬す
る溶銑鍋移動手段と、前記溶銑鍋の上に載置されて溶銑
を保温する保温蓋と、前記溶銑鍋移動手段に設置された
前記保温蓋の開閉手段と、を有することを特徴とする溶
銑運搬装置。 - (2)前記保温蓋には、溶銑の放射熱が照射される面に
断熱材が張付けられていることを特徴とする特許請求の
範囲第1項に記載の溶銑運搬装置。 - (3)前記溶銑鍋には、内張耐火物からの放射熱を遮る
断熱材が配設されていることを特徴とする特許請求の範
囲第1項に記載の溶銑運搬装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3291186A JPS62192515A (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 | 溶銑運搬装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3291186A JPS62192515A (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 | 溶銑運搬装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62192515A true JPS62192515A (ja) | 1987-08-24 |
JPH026807B2 JPH026807B2 (ja) | 1990-02-14 |
Family
ID=12372080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3291186A Granted JPS62192515A (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 | 溶銑運搬装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62192515A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100869600B1 (ko) | 2007-06-05 | 2008-11-21 | 주식회사 경도공업 | 용선 온도 저하 방지를 위한 혼선로 개폐도어 |
KR100991910B1 (ko) | 2008-05-19 | 2010-11-04 | 주식회사 포스코 | 슬래그 포트 대차의 케이블 보호 장치 |
KR101160285B1 (ko) | 2010-11-26 | 2012-06-28 | 주식회사 포스코 | 슬래그 대차 걸림 방지 장치 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5513911U (ja) * | 1978-07-07 | 1980-01-29 | ||
JPS5634850U (ja) * | 1979-08-22 | 1981-04-04 | ||
JPS5787044U (ja) * | 1980-11-14 | 1982-05-28 | ||
JPS5917751U (ja) * | 1982-07-21 | 1984-02-03 | 川崎製鉄株式会社 | 混銑車 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5513911B2 (ja) * | 1972-06-17 | 1980-04-12 | ||
JPS51117647A (en) * | 1975-04-09 | 1976-10-15 | Seiko Instr & Electronics Ltd | Liquid crystal indicator |
JPS5917751B2 (ja) * | 1976-11-10 | 1984-04-23 | 東北大学金属材料研究所長 | 窒化珪素研摩材砥粒の製造法 |
-
1986
- 1986-02-19 JP JP3291186A patent/JPS62192515A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Cited By (3)
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KR100991910B1 (ko) | 2008-05-19 | 2010-11-04 | 주식회사 포스코 | 슬래그 포트 대차의 케이블 보호 장치 |
KR101160285B1 (ko) | 2010-11-26 | 2012-06-28 | 주식회사 포스코 | 슬래그 대차 걸림 방지 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH026807B2 (ja) | 1990-02-14 |
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