JPS5947833B2 - 電気炉用スクラツプの予備処理装置 - Google Patents
電気炉用スクラツプの予備処理装置Info
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- JPS5947833B2 JPS5947833B2 JP1431177A JP1431177A JPS5947833B2 JP S5947833 B2 JPS5947833 B2 JP S5947833B2 JP 1431177 A JP1431177 A JP 1431177A JP 1431177 A JP1431177 A JP 1431177A JP S5947833 B2 JPS5947833 B2 JP S5947833B2
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- scrap
- preheating
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、電気炉排ガス等によるスクラップの予熱処
理等を行なうことにより、溶解コストの低減等を図った
電気炉用スクラップの予備処理装置に関するものである
。
理等を行なうことにより、溶解コストの低減等を図った
電気炉用スクラップの予備処理装置に関するものである
。
従来、電気炉用スクラップを適当に予熱してから電気炉
に装入してその溶解コストの低減を図る方法、装置が提
案されており、予熱源として前記電気炉排ガスを利用す
る方法、装置も提案されている。
に装入してその溶解コストの低減を図る方法、装置が提
案されており、予熱源として前記電気炉排ガスを利用す
る方法、装置も提案されている。
しかしながら、このような従来方法、装置においては、
いずれも犬がかりな設備を必要とする結果、その操業は
複雑となり、コストも高くなるなど実用性に乏しいとい
う問題があった。
いずれも犬がかりな設備を必要とする結果、その操業は
複雑となり、コストも高くなるなど実用性に乏しいとい
う問題があった。
そこでこの発明は、以上のような問題を解消し、簡前な
構成によって、迅速かつ容易にスクラップの予備処理が
行なえる装置を提供するもので、冷却空気の通路が形成
された二重構造の外周部を有し、ガス抜き開口部が形成
された下部が底開き可能に設けられた、スクラップを収
容するためのパケットと、 前記パケットに収容された前記スクラップを予熱するた
めのスクラップの予熱位置におい虱前記パケットの上部
に装着される、電気炉排ガスの導入用配管と前記冷却空
気の導入用配管とが設けられた前記パケットの上部カバ
ーと、 前記スクラップの予熱位置において、前記パケットの下
部に装着される、前記冷却空気の配出用配管と前記排ガ
スの排出用配管とが設けられた外套からなる前記パケッ
トの下部カバーと、前記スクラップを前記パケットに収
容するための前記スクラップの投入位置から前記スクラ
ップの予熱位置まで、前記スクラップが収容された前記
パケットを移送するためのパケット移送用台車と、 前記スクラップの予熱位置において、前記パケット移送
用台車から前記パケットを上昇させて保持するための昇
降機と、 前記昇降機によって保持された前記パケットの上部に前
記上部カバーを装着するための、前記上部カバーを保持
する回動アームが設けられた支持塔と、 前記昇降機によって保持された前記パケットの下部に前
記下部カバーを装着するための、前記下部カバーを上昇
する昇降機が設けられた下部カバー用台車とからなるこ
とに特徴を有する。
構成によって、迅速かつ容易にスクラップの予備処理が
行なえる装置を提供するもので、冷却空気の通路が形成
された二重構造の外周部を有し、ガス抜き開口部が形成
された下部が底開き可能に設けられた、スクラップを収
容するためのパケットと、 前記パケットに収容された前記スクラップを予熱するた
めのスクラップの予熱位置におい虱前記パケットの上部
に装着される、電気炉排ガスの導入用配管と前記冷却空
気の導入用配管とが設けられた前記パケットの上部カバ
ーと、 前記スクラップの予熱位置において、前記パケットの下
部に装着される、前記冷却空気の配出用配管と前記排ガ
スの排出用配管とが設けられた外套からなる前記パケッ
トの下部カバーと、前記スクラップを前記パケットに収
容するための前記スクラップの投入位置から前記スクラ
ップの予熱位置まで、前記スクラップが収容された前記
パケットを移送するためのパケット移送用台車と、 前記スクラップの予熱位置において、前記パケット移送
用台車から前記パケットを上昇させて保持するための昇
降機と、 前記昇降機によって保持された前記パケットの上部に前
記上部カバーを装着するための、前記上部カバーを保持
する回動アームが設けられた支持塔と、 前記昇降機によって保持された前記パケットの下部に前
記下部カバーを装着するための、前記下部カバーを上昇
する昇降機が設けられた下部カバー用台車とからなるこ
とに特徴を有する。
以下この発明を実施例により図面とともに説明する。
第1図はこの発明を適用した予備処理装置の一部断面表
示した概略正面図、第2図は同概略平面図である。
示した概略正面図、第2図は同概略平面図である。
図示されるように、1は上方から投入されるスクラップ
2を収容するためのパケットであって、その周囲部分は
二重構造になっていて、冷却間隙を構成している一方、
その下部部分は、ガス抜き開口部3を備えると共に、底
開き可能となっている。
2を収容するためのパケットであって、その周囲部分は
二重構造になっていて、冷却間隙を構成している一方、
その下部部分は、ガス抜き開口部3を備えると共に、底
開き可能となっている。
また前記パケット1の外周部分には、クレーンによる吊
上用の取手1aが設けられている。
上用の取手1aが設けられている。
前記パケット1の下部部分は、第2図に、及び第3図に
パケットの概略底面図でそれぞれ示されるように、スク
ラップ2が通過しない程度の径の複数の小孔からなるガ
ス抜き開口部3が明けられた底板4と、前記底板4の周
囲を回動端が囲むようにして、かつ前記パケット1の円
周回りに適宜数に分割されて設けられたスクラップ排出
用底開き板としての回動板5とを備えており、隣接する
回動板5同志は、その回動端部寄りであって隣接端部間
においてスライドストッパ6によって連結されていて、
前記パケット1の下部部分を塞いで内部のスクラップ2
が落ちないようにしである。
パケットの概略底面図でそれぞれ示されるように、スク
ラップ2が通過しない程度の径の複数の小孔からなるガ
ス抜き開口部3が明けられた底板4と、前記底板4の周
囲を回動端が囲むようにして、かつ前記パケット1の円
周回りに適宜数に分割されて設けられたスクラップ排出
用底開き板としての回動板5とを備えており、隣接する
回動板5同志は、その回動端部寄りであって隣接端部間
においてスライドストッパ6によって連結されていて、
前記パケット1の下部部分を塞いで内部のスクラップ2
が落ちないようにしである。
前記スライドストッパ6は、第4図にその正面図で第5
図に同平面図でそれぞれ示されるように、一方の回動板
5に両端が取付けられた受棒7に上下動自在に支持され
ると共に、他方の回動板5に一方端のみが取付けられた
係止棒8に離脱可能に嵌挿されるようになっていて、前
記係止棒8にスライドストッパ6が嵌挿されることによ
って両回動板5は連結され、また、前記係止棒8から前
記ストッパ6が離脱することによって回動板5は、連結
状態が解かれて回動(もちろん全部の回動板5同志の連
結が解かれることによって)する、すなわち底開きする
ようになっている。
図に同平面図でそれぞれ示されるように、一方の回動板
5に両端が取付けられた受棒7に上下動自在に支持され
ると共に、他方の回動板5に一方端のみが取付けられた
係止棒8に離脱可能に嵌挿されるようになっていて、前
記係止棒8にスライドストッパ6が嵌挿されることによ
って両回動板5は連結され、また、前記係止棒8から前
記ストッパ6が離脱することによって回動板5は、連結
状態が解かれて回動(もちろん全部の回動板5同志の連
結が解かれることによって)する、すなわち底開きする
ようになっている。
なお、前記ストッパ6の係止棒8からの離脱作業につい
ては後述する。
ては後述する。
また、前記パケット1は、第2図に示されるように、ス
クラップヤード9の寸近のスクラップ投入位置から、予
熱位置までの間に直接的に配置されたレール10上を往
復移動する移送台車11の上に載置されるようになって
いる。
クラップヤード9の寸近のスクラップ投入位置から、予
熱位置までの間に直接的に配置されたレール10上を往
復移動する移送台車11の上に載置されるようになって
いる。
前記予熱位置とスクラップ投入位置との中間にあるプレ
ス位置には、プレス装置12が設けられており、前記ス
クラップ投入位置においてクレーン、トング(図示せず
)等によりスクラップヤード9から運ばれて所定量投入
されたスクラップ2を収容したパケット1は、前記プレ
ス位置まで移送されて、前記プレス装置12によって、
スクラップ2が予熱効率が最良となるカサ比重(lto
n/1hrt?)になるまでプレスされるようになって
いる。
ス位置には、プレス装置12が設けられており、前記ス
クラップ投入位置においてクレーン、トング(図示せず
)等によりスクラップヤード9から運ばれて所定量投入
されたスクラップ2を収容したパケット1は、前記プレ
ス位置まで移送されて、前記プレス装置12によって、
スクラップ2が予熱効率が最良となるカサ比重(lto
n/1hrt?)になるまでプレスされるようになって
いる。
なお、プレス位置のレール10は、他の部分のレール1
0と切離されていて、シリンダ(図示せず)によって下
降(上昇)可能になっており、プレス時には前記台車1
1の本体が床等に当たるまでレール10を下降させて、
プレスによる荷重が前記台車11の車輪にかからないよ
うになっている。
0と切離されていて、シリンダ(図示せず)によって下
降(上昇)可能になっており、プレス時には前記台車1
1の本体が床等に当たるまでレール10を下降させて、
プレスによる荷重が前記台車11の車輪にかからないよ
うになっている。
前記移送台車11によって前記予熱位置まで移送された
パケット1には、ここで次のようにして上部カバー13
及び下部カバー14がそれぞれ装着されるようになって
いる。
パケット1には、ここで次のようにして上部カバー13
及び下部カバー14がそれぞれ装着されるようになって
いる。
すなわち、前記予熱位置において、レール10の両側に
支持塔15がそれぞれ設けられ、一方の支持塔15の上
部には、駆動装置16が設けられ、この駆動装置16に
よって回動アーム17が回動するようになっていて、こ
の回動アーム17には、上部カバー13が取附けられて
おり、また前記両支持塔15の中間部分には、パケット
押上用シリンダ18がそれぞれ設けられ、前記シリンダ
18のロッド18aが前記パケット1の外周部分のスト
ッパ19に下方から当接して前記パケット1を、前記移
送台車11から持ち上げるようになっており、さらに前
記レール10上には、下部カバー14を載置した下部カ
バー用台車20が載置されていて、この下部カバー用台
車20は台車移動用シリンダ21によって押されて、待
機位置(第2図実線位置)から前記予熱位置まで移動す
るようになっている一方、前記台車20の端部には、下
部カバー押上用シリンダ22が取付けられていて、この
シリンダ22によって、前記下部カバー14は上方に持
ち上げられるようになっている。
支持塔15がそれぞれ設けられ、一方の支持塔15の上
部には、駆動装置16が設けられ、この駆動装置16に
よって回動アーム17が回動するようになっていて、こ
の回動アーム17には、上部カバー13が取附けられて
おり、また前記両支持塔15の中間部分には、パケット
押上用シリンダ18がそれぞれ設けられ、前記シリンダ
18のロッド18aが前記パケット1の外周部分のスト
ッパ19に下方から当接して前記パケット1を、前記移
送台車11から持ち上げるようになっており、さらに前
記レール10上には、下部カバー14を載置した下部カ
バー用台車20が載置されていて、この下部カバー用台
車20は台車移動用シリンダ21によって押されて、待
機位置(第2図実線位置)から前記予熱位置まで移動す
るようになっている一方、前記台車20の端部には、下
部カバー押上用シリンダ22が取付けられていて、この
シリンダ22によって、前記下部カバー14は上方に持
ち上げられるようになっている。
前記上部カバー13は、前記パケット1の上部を気密に
被うようになっていて、その中央部分にはバーナ23と
、電気炉排ガスの排ガス導入孔24とが設けられると共
に、前記バーナ23及び導入孔24が位置した部分と隔
板13aを介して遮断された周囲部分には、冷却空気導
入孔25が設けられており、パケット1に装着した際に
、周囲部分は前記パケット1の冷却間隙と連通ずる。
被うようになっていて、その中央部分にはバーナ23と
、電気炉排ガスの排ガス導入孔24とが設けられると共
に、前記バーナ23及び導入孔24が位置した部分と隔
板13aを介して遮断された周囲部分には、冷却空気導
入孔25が設けられており、パケット1に装着した際に
、周囲部分は前記パケット1の冷却間隙と連通ずる。
そして燃料、電気炉排ガス及び冷却空気が配管(可撓性
を有する)26,27及び28を介して前記バーナ23
、導入孔24及び25に供給されて、パケット1内のス
クラップ2を予熱すると共に、その周囲部分を冷却する
ようになっている。
を有する)26,27及び28を介して前記バーナ23
、導入孔24及び25に供給されて、パケット1内のス
クラップ2を予熱すると共に、その周囲部分を冷却する
ようになっている。
前記下部カバー14は、前記パケット1の下部部分を気
密に被う外套になっていて、前記パケット1に装着した
際に、前記パケット1の底板4のガス抜き開口部3を囲
むように上端が前記底板4に密着する排ガス排出管29
と、前記パケット1内の周囲部分の冷却間隙を通過して
きた冷却空気を排出するための空気排出管30とが設け
られており、これら管29.30には配管(図示せず)
が接続されていて、外部に排ガス及び冷却後の空気がそ
れぞれ導かれるようになっている。
密に被う外套になっていて、前記パケット1に装着した
際に、前記パケット1の底板4のガス抜き開口部3を囲
むように上端が前記底板4に密着する排ガス排出管29
と、前記パケット1内の周囲部分の冷却間隙を通過して
きた冷却空気を排出するための空気排出管30とが設け
られており、これら管29.30には配管(図示せず)
が接続されていて、外部に排ガス及び冷却後の空気がそ
れぞれ導かれるようになっている。
なお、前記排ガス排出管29の下端部分には開閉可能な
蓋を備えたドレン取出口31が設けられている。
蓋を備えたドレン取出口31が設けられている。
このような構成によって、電気炉に装入するスクラップ
を予備処理するには、まず、パケット1を載置した移送
台車11をスクラップ投入位置に位置させて、前記パケ
ット1に、スクラップヤード9からのスクラップ2を所
定量投入する。
を予備処理するには、まず、パケット1を載置した移送
台車11をスクラップ投入位置に位置させて、前記パケ
ット1に、スクラップヤード9からのスクラップ2を所
定量投入する。
ついで前記台車11をプレス位置まで移送し、この位置
においてプレス装置12によって前記パケット1内のス
クラップ2を所定カサ比重になるようにプレスする。
においてプレス装置12によって前記パケット1内のス
クラップ2を所定カサ比重になるようにプレスする。
このプレスによってスクラップ2はブロック化される。
ついで前記台車11を予熱位置まで移送し、この位置に
おいて、回動アーム17、下部カバー用台単20等によ
って前記パケット1に上部カバー13及び下部カバー1
4をそれぞれ装着する。
おいて、回動アーム17、下部カバー用台単20等によ
って前記パケット1に上部カバー13及び下部カバー1
4をそれぞれ装着する。
すなわち、まず、パケット押上用シリンダ18によって
前記パケット1を持ち上げた後、前記台車11を前記予
熱位置から外して前記スクラップ投入位置まで移送する
と共に、待機位置にある下部カバー用台車20を前記予
熱位置まで移動させて下部カバー14を前記パケット1
の下に位置させる。
前記パケット1を持ち上げた後、前記台車11を前記予
熱位置から外して前記スクラップ投入位置まで移送する
と共に、待機位置にある下部カバー用台車20を前記予
熱位置まで移動させて下部カバー14を前記パケット1
の下に位置させる。
そして、前記下部カバー14を下部カバー押上用シリン
ダ22によって上方に押し上げて前記パケット1に装着
すると共に、上部カバー13を駆動装置16によってそ
の待機位置(第2図実線位置)から回動させて前記パケ
ット1に装着する。
ダ22によって上方に押し上げて前記パケット1に装着
すると共に、上部カバー13を駆動装置16によってそ
の待機位置(第2図実線位置)から回動させて前記パケ
ット1に装着する。
なお、パケット1は、前記上部カバー13とは、パケッ
ト押上用シリンダ18による押上刃により、前記下部カ
バー14とは、前記下部カバー14が下部カバー押上用
シリンダ22によって上方に押し上げられることにより
、それぞれ気密性を保つようになっている。
ト押上用シリンダ18による押上刃により、前記下部カ
バー14とは、前記下部カバー14が下部カバー押上用
シリンダ22によって上方に押し上げられることにより
、それぞれ気密性を保つようになっている。
このようにして上部カバー13及び下部カバー14を装
着した後、パケット1内のスクラップ2を、バーナ23
、電気炉排ガスによる燃焼ガスによって予熱(溶けない
程度に加熱)する一方、前記パケット1の周囲部分を冷
却空気導入孔25からの冷却空気によって冷却する。
着した後、パケット1内のスクラップ2を、バーナ23
、電気炉排ガスによる燃焼ガスによって予熱(溶けない
程度に加熱)する一方、前記パケット1の周囲部分を冷
却空気導入孔25からの冷却空気によって冷却する。
なお、この際燃焼排ガスは、ガス抜き開口部3から排ガ
ス排出管29を介して外部に排出され、また、冷却後の
空気は空気排出管30を介して外部に排出される。
ス排出管29を介して外部に排出され、また、冷却後の
空気は空気排出管30を介して外部に排出される。
なお、これら排ガスは集塵器(図示せず)を介して大気
中に放出される。
中に放出される。
そして、前記予熱処理後、下部カバー14は下部カバー
押上用シリンダ22によって下降させてパケット1から
外すと共に、上部カバー13は駆動装置16によって回
動させてパケット1から外して、それぞれ待機位置に位
置させる。
押上用シリンダ22によって下降させてパケット1から
外すと共に、上部カバー13は駆動装置16によって回
動させてパケット1から外して、それぞれ待機位置に位
置させる。
ついで前記パケット1(支持塔15のパケット押上用シ
リンダ18によって支持されている)を、クレーンによ
って吊上げて電気炉32の炉上に搬送した後、底開きし
てパケット1内のスクラップ2を電気炉32内に装入す
る。
リンダ18によって支持されている)を、クレーンによ
って吊上げて電気炉32の炉上に搬送した後、底開きし
てパケット1内のスクラップ2を電気炉32内に装入す
る。
前記底開きを行なうには、スライドストッパ6に連結し
たクレーンの!チェーン(ワイヤ)33の巻上げ操作に
よつて、前記スライドストッパ6を受棒7にそって上昇
させて係止棒8から離脱させることにより行なう。
たクレーンの!チェーン(ワイヤ)33の巻上げ操作に
よつて、前記スライドストッパ6を受棒7にそって上昇
させて係止棒8から離脱させることにより行なう。
このようにして予備処理は行なわれるが、予熱時におい
て、スクラップ投入位置に移送された移送台車11には
、あらかじめ電気炉32内にスクラップ2を装入し終っ
た後の空のパケット1をクレーン等で運んで載置し、ス
クラップ投入、プレス等の処理を行なう。
て、スクラップ投入位置に移送された移送台車11には
、あらかじめ電気炉32内にスクラップ2を装入し終っ
た後の空のパケット1をクレーン等で運んで載置し、ス
クラップ投入、プレス等の処理を行なう。
こうすることによって、前記予熱処理を終えて電気炉3
2ヘパケツト1を搬送した後、直ちにプレス処理後のス
クラップ2を収容したパケット1を予熱位置に移送する
ことができ、能率的なスクラップの予備処理が行なえ、
電気炉32へのスクラップ装入効率を向上させることが
できる。
2ヘパケツト1を搬送した後、直ちにプレス処理後のス
クラップ2を収容したパケット1を予熱位置に移送する
ことができ、能率的なスクラップの予備処理が行なえ、
電気炉32へのスクラップ装入効率を向上させることが
できる。
以上説明したように、この発明においては、スクラップ
の予備処理が簡単な操作で迅速かつ連続的に行なえ、電
気炉の効率的操業が行なえる。
の予備処理が簡単な操作で迅速かつ連続的に行なえ、電
気炉の効率的操業が行なえる。
また、予熱処理は上部カバー及び下部カバーをパケット
に簡単な操作で装着するだけでよいので、迅速かつ簡単
に行なえ、しかも気密性も良好に保たれて外部に排ガス
がもれることがない。
に簡単な操作で装着するだけでよいので、迅速かつ簡単
に行なえ、しかも気密性も良好に保たれて外部に排ガス
がもれることがない。
その他、電気炉排ガスエネルギーの有効利用、スクラッ
プの予熱処理による。
プの予熱処理による。
電気炉の消費電力の減少、溶解時間の短縮及び水分を含
んだスクラップをそのまま電気炉内に装入した場合に起
こり得る炉内爆発の防止が図れ、また、スクラップの予
熱処理によって不純物が燃焼すると共にスクラップの乾
燥が行なわれるので、これを投入することによって溶鋼
中の水素含有量を低くでき材質を向上させることができ
る。
んだスクラップをそのまま電気炉内に装入した場合に起
こり得る炉内爆発の防止が図れ、また、スクラップの予
熱処理によって不純物が燃焼すると共にスクラップの乾
燥が行なわれるので、これを投入することによって溶鋼
中の水素含有量を低くでき材質を向上させることができ
る。
第1図はこの発明を適用した予備処理装置の一部断面表
示した概略正面図、第2図は同概略平面図、第3図はパ
ケットの概略底面図、第4図はスライドストッパの正面
図、第5図は同平面図である。 1・・・・・・パケット、2・・・・・・スクラップ、
3・・・・・・ガス抜き開口部、4・・・・・・底板、
5・・・・・・回動板、6・・・・・・スライドストッ
パ、7・・・・・・受棒、8・・・・・・係止棒、9・
・・・・・スクラップヤード、10・・・・・・レール
、11・・・・・・移送台車、12・・・・・・プレス
装置、13・・・・・・上部カバー、14・・・・・・
下部カバー、15・・・・・・支持塔、16・・・・・
・駆動装置、17・・・・・・回動アーム、18・・・
・・・パケット押上用シリンダ、19・・・・・・スト
ッパ、20・・・・・・下部カバー用台車、21・・・
・・・台車移動用シリンダ、22・・・・・・下部カバ
ー押上用シリンダ、23・・・・・・バーナ、24・・
・・・・排ガス導入孔、25・・・・・・冷却空気導入
孔、26,27,28・・・・・・配管、29・・・・
・・排ガス排出管、30・・・・・・空気排出管、31
・・・・・・ドレン取出口、32・・・・・・電気炉、
33・・・・・・補巻チェーン。
示した概略正面図、第2図は同概略平面図、第3図はパ
ケットの概略底面図、第4図はスライドストッパの正面
図、第5図は同平面図である。 1・・・・・・パケット、2・・・・・・スクラップ、
3・・・・・・ガス抜き開口部、4・・・・・・底板、
5・・・・・・回動板、6・・・・・・スライドストッ
パ、7・・・・・・受棒、8・・・・・・係止棒、9・
・・・・・スクラップヤード、10・・・・・・レール
、11・・・・・・移送台車、12・・・・・・プレス
装置、13・・・・・・上部カバー、14・・・・・・
下部カバー、15・・・・・・支持塔、16・・・・・
・駆動装置、17・・・・・・回動アーム、18・・・
・・・パケット押上用シリンダ、19・・・・・・スト
ッパ、20・・・・・・下部カバー用台車、21・・・
・・・台車移動用シリンダ、22・・・・・・下部カバ
ー押上用シリンダ、23・・・・・・バーナ、24・・
・・・・排ガス導入孔、25・・・・・・冷却空気導入
孔、26,27,28・・・・・・配管、29・・・・
・・排ガス排出管、30・・・・・・空気排出管、31
・・・・・・ドレン取出口、32・・・・・・電気炉、
33・・・・・・補巻チェーン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ?/+却空気の通路が形成された二重構造の外周部
を有し、ガス抜き開口部が形成された下部が底開き可能
に設けられた、スクラップを収容するためのパケットと
、 前記パケットに収容された前記スクラップを予熱するた
めのスクラップの予熱位置において、前記パケットの上
部に装着される、電気炉排ガスの導入用配管と前記冷却
空気の導入用配管とが設けられた前記パケットの上部カ
バーと、 前記スクラップの予熱位置において、前記パケットの下
部に装着される。 前記冷却空気の配出用配管と前記排ガスの排出用配管と
が設けられた外套からなる前記パケットの下部カバーと
、前記スクラップを前記パケットに収容するための前記
スクラップの投入位置から前記スクラップの予熱位置ま
で、前記スクラップが収容された前記パケットを移送す
るためのパケット移送用台車と、 前記スクラップの予熱位置において、前記パケット移送
用台車から前記パケットを上昇させて保持するための昇
降機と、 前記昇降機によって保持された前記パケットの上部に前
記上部カバーを装着するための、前記上部カバーを保持
する回動アームが設けられた支持塔と、 前記昇降機によって保持された前記パケットの下部に前
記下部カバーを装着するための、前記下部カバーを上昇
する昇降機が設けられた下部カバー用台型とからなるこ
とを特徴とする電気炉用スクラップの予備:処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1431177A JPS5947833B2 (ja) | 1977-02-14 | 1977-02-14 | 電気炉用スクラツプの予備処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1431177A JPS5947833B2 (ja) | 1977-02-14 | 1977-02-14 | 電気炉用スクラツプの予備処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53100110A JPS53100110A (en) | 1978-09-01 |
JPS5947833B2 true JPS5947833B2 (ja) | 1984-11-21 |
Family
ID=11857541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1431177A Expired JPS5947833B2 (ja) | 1977-02-14 | 1977-02-14 | 電気炉用スクラツプの予備処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5947833B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS623680Y2 (ja) * | 1981-05-18 | 1987-01-27 | ||
JP2012180560A (ja) * | 2011-03-01 | 2012-09-20 | Jfe Steel Corp | 複合アーク溶解炉による鉄系スクラップの溶解方法 |
JP5918309B2 (ja) * | 2014-06-23 | 2016-05-18 | 株式会社ナニワ炉機研究所 | 電気炉用材料予熱装置 |
JP5873137B2 (ja) * | 2014-06-23 | 2016-03-01 | 株式会社ナニワ炉機研究所 | 電気炉用材料供給システム |
-
1977
- 1977-02-14 JP JP1431177A patent/JPS5947833B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53100110A (en) | 1978-09-01 |
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