JPS6219138A - ロ−ルタオルキヤビネツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はロールタオルを収納してその１端から該ロール
タオルを繰り出して使用に供し、かつ。

該ロールタオルの使用゛済部分を巻き取って収納するよ
うに構成されたロールタオルキャビネットに関するもの
である。

〔発明の背景〕

第２図は従来一般に用いられているロールタオルキャビ
ネットの１例を示す概要的な垂直断面図である。

この種のロールタオルキャビネットは一般に、ケース１
の中にタオルベッド２と巻取軸３とが設けられている。

上記のタオルベッド２の上に、新品の（クリーニング済
みの未使用品を含む）ロールタオル４が乗せられ、その
１端がケース１の開口部１ａから引き出される。引き出
して使用されたロールタオルは開口部１ｂからケース１
内に引き込まれ、巻取軸３によって巻き取られるａ５は
、ロールタオルの引き出しに適度の手応えを与えるとと
もに該ロールタオルの引出量を制御しているローラであ
る。

ところが、従来一般に、前記の巻取軸３はタオルベッド
２よりも上方に配置されている。

構機上、乃至、強度上の問題に関しては、前記の巻取軸
３をタオルベッド２よりも上方に配設しなければならな
い理由は無い。にも拘らず、従来のロールタオルキャビ
ネットの総べてか、巻取軸をタオルベッドの上方に設け
ていた理由は、このロールタオルキャビネットが開発さ
れた当初、たまたまこのような配置であったというだけ
の事である。その後、種々の技術的改良や意匠的な工夫
が施されたが、タオルベッドと巻取軸との位置関係につ
いては、未だかって配置転換が試みられていない。

第２図に示したように、巻取軸３がタオルベッド２より
も上方にあるため、ロールタオルの内の使用済部分６が
新品のロールタオル４（詳しくはロールタオルの未使用
部分）よりも上方で巻き取られ、該使用済部分６に付着
していた塵や埃が新品のロールタオル４の上に降りかか
るといった不具合を生じる。

こうした問題は不衛生でもあり、使用者に与える印象も
良くないので、第３図に示すような改良を施された例が
公知である。この公知例（第３図）は前記の従来例（第
２図）に比して基本的構成は同様であり、ケース１′中
の下方にタオルベッド２が、上方に巻取軸３がそれぞれ
配設されている。

該ケース１′には引出し用の開口部ｌａ′、及び巻込用
の開口１ｂ’を設けるとともに、引き出し量制御用のロ
ーラ５，５′が設けられている。そして、タオルベッド
２上の新品ロールタオル４の収納部と、使用済みロール
タオル６の収納部との間に仕切板７が設けられている。

この公知例（第３図）によれば、使用済み部分６から落
下する塵、埃を仕切板７で遮ることができるが、構造が
複雑となって重量、コストが増す上に、新品ロールタオ
ル４をタオルベッド２の上に挿入する操作に手数が掛か
るといった不具合を生じる。

〔発明の目的〕

本発明は上述の事情に鑑みて為されたもので、構成部品
点数を増すことなく１重量増加やコスト上昇を伴うこと
なく、しかもロールタオルの使用済み部分から落下した
塵や埃などの異物が新品のロールタオル上に付着する虞
れの無いロールタオルキャビネットを提供しようとする
ものである。

−３＝ 〔発明の概要〕 本発明の基本的な原理は簡単であって、新品のロールタ
オルを載置すべきタオルベッドを、使用済みロールタオ
ルの巻取軸よりも上方に配設する。

〔発明の実施例〕

次に、本発明の１実施例を第１図について説明する。

ケース１′の上半部に新品ロールタオル４の収納部を設
定してタオルベッド２を設置し、その下方に巻取軸３を
配設する。本発明においてタオルベッドとは、新品のロ
ールタオルを回転自在に支承する手段を総称する意であ
る。

ｌａ’はロールタオル引き出し用開口部、ｌｂ’は巻き
込み用開口部であり、５，５′は引き出し量制御用のロ
ーラである。

本実施例のケース１′は、その正面上半部に透明な板状
部材で覆った窓１ｃを設けてあり、新品のロールタオル
４が外部から目視できるようにしである。このように構
成すると、使用者に対して新品ロールタオルの清潔感を
アピールすることができるとともに、未使用残量が一見
して判明するといった効果が得られる。

以上のように構成したロールタオルキャビネット（第１
図）においては、ロールタオルの使用済み部分６から塵
、埃などが落下しても、新品ロールタオル４の上に降り
かかる虞れが無いので、非常に衛生的であって使用者に
好印象を与える。しかも、従来例（第２図）に比して構
成部品点数が別設増加しないので、重量増加やコスト上
昇を伴わない。

〔発明の効果〕

以上詳述したように、本発明を適用すると、構成部品点
数を増すことなく、重量増加やコスト上昇を伴うことな
く、しかロールタオルの使用済み部分から落下した塵や
埃などの異物が新品のロールタオル上に付着する虞れが
無いという優れた実用的効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のロールタオルキャビネットの１実施例
を示す概要的な垂直断面図である。 第２図は従来のロールタオルキャビネツ１−の１例の概
要的な垂直断面図、第３図は第２図の従来例を改良した
公知例の概要的な垂直断面図である。 １、］、’、１’−・・ケース、ｌａ、　ｌａ’　、　
ｌａ””ロールタオル引き出し用の開口部、ｌｂ、　ｌ
ｂ’、　Ｉｂ’・・・ロールタオル巻き込み用の開口部
、２・・・タオルベッド、３・・・巻取軸、４・・・新
品のロールタオル、５，５′・・・ローラ、６・・・ロ
ールタオルの使用済部分、７・・・仕切板。 特許出願人　　日本スタイナー株式会社代理人　弁理士
　　秋　　本　　正　　実第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 未使用のロールタオルを回転自在に支承するタオルベツ
   ドと、上記のロールタオルの１端をケース外に引き出す
   ための開口部と、上記の引き出した部分を使用した後に
   ケース内へ巻き込むための開口部と、上記巻込用開口部
   から該ロールタオルの使用済部分を引き込んで巻き取る
   ための巻取ローラとを備えたロールタオルキヤビネツト
   において、前記のタオルベツドを巻取ローラよりも上方
   に配設したことを特徴とするロールタオルキヤビネツト
   。