JPS6219131Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6219131Y2
JPS6219131Y2 JP1982095786U JP9578682U JPS6219131Y2 JP S6219131 Y2 JPS6219131 Y2 JP S6219131Y2 JP 1982095786 U JP1982095786 U JP 1982095786U JP 9578682 U JP9578682 U JP 9578682U JP S6219131 Y2 JPS6219131 Y2 JP S6219131Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
raking
hole
filling machine
support member
scraping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982095786U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59613U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9578682U priority Critical patent/JPS59613U/ja
Publication of JPS59613U publication Critical patent/JPS59613U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6219131Y2 publication Critical patent/JPS6219131Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transplanting Machines (AREA)
  • Table Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は葉たばこの苗Aを移植したマルチ栽培
用高うねBの移植穴Cに土Dを入れて苗Aの根本
を埋める穴埋機に関する。
葉たばこを栽培するには第1図に示すように、
高うねBに掘削した移植穴Cに植土Eのついた苗
Aを移植し、その後高うねBにマルチフイルムF
を被せて移植穴Bを被覆し、その後数日してから
フイルムFに空気導入用の切込みを入れ(仮カツ
ト)、その後苗Aが大きくなつたら更にフイルム
Fに先にカツトした切込と直交状に切込みを入れ
て切込みを十字状にしてそこから成長した葉たば
こが外部に伸び出すようにしている。又本カツト
してから十字状の切込みからフイルム内に手を差
込んで移植穴Cの周縁に盛つてある土Dをその移
植穴Cに入れて葉たばこの根本に被せている。
葉たばこの根本に土を被せると葉たばこから不
定根が出て葉たばこの成長が促進される。そのた
めこの土被せはフイルムFを被せてからできる丈
早い時期に行なうのが望ましいが、現在は上記の
通り葉たばこの苗Aを移植してからすぐフイルム
Fを被せてしまうため本カツトするまでフイルム
F内に手を差込むことができず、又本カツト前に
土被せの為にフイルムFをカツトしたのではフイ
ルムFを被せたことの効果が半減してしまうた
め、どうしても本カツト後にしか土被せを行なう
ことができなかつた。
又手で土を入れるときは移植穴Cの周縁に沿つ
て手を回して土Dを落すわけであるが、本カツト
後に土被せを行なうと、葉たばこがフイルムFか
ら外に出る程大きくなつて葉が移植穴Cの周縁に
垂れ下つているため土を落すときに手で一々葉を
掻上げなければならないという面倒があり、しか
も、各葉たばこごとに一々葉を手で掻上げるとい
ずれかの葉たばこが病気にかゝつている場合、そ
の病気が手を介して他の葉たばこに次から次へと
移るという問題もある。
更に手で土入れするには一々腰を曲げて前かが
みにならなければならないため作業時間が長くな
ると腰が痛くなるとか、作業能率が低下したり疲
労が厳しくなるといつた各種難点もあつた。
本考案はこれらの諸問題を一掃するためフイル
ムFを本カツトする前に土入れをすることがで
き、しかも一々葉たばこの葉を持上げたり、前か
がみになつたりしなくとも立つたまゝで手軽に作
業できるようにした穴埋機に関し、以下これを図
面に基づき詳記する。
1は固定ハンドル、2は支持ハンドルを取付け
たパイプ、3は操作用のハンドル、4はハンドル
に取付けた可動軸である。可動軸4は操作ハンド
ル3を引上げるとパイプ2内を上昇し、操作ハン
ドル3の引上げを解除すると自重によりパイプ2
内を降下する。5は複数本の横支持材6と各横支
持材6に取付けた縦支持材7とにより構成される
連結体である。各横支持材6は可動軸4の下端に
螺子止めした円筒状の取付け子8の外周に放射状
に取付けてあり、各縦支持材7は夫々の上端を横
支持材6の先端に支軸9により回動自在なるよう
取付けてある。
10は掻き寄せ体であり、その横向先端部11
を軸12により縦支持材7の下端に取付け、縦向
上部13を軸14により支持子15に回動自在な
るよう取付けてある。
支持子15は横長板材で、輪状の支持体16に
取付けた連結具17にビス18で固定してあり、
しかもビス18を緩めると支持体16の内側又は
外側に摺動自在なるようにし、ビス18を締める
ことにより所望位置に固定できるようにしてあ
る。
第2図、第3図に示す掻き寄せ体10は縦長板
材を長手方向略中程で90度捩つてあるが、掻き寄
せ体10としてはこれ以外のものであつてもよ
い。掻き寄せ体10の他例として第4図に示すも
のは板状連結部19より下の掻き寄せ部20を二
本にし、しかも二本の掻き寄せ部20の断面形状
を同図ロに示すように半円状にしたものであり、
第5図に示すものは掻き寄せ部20の断面形状を
外側に突出する弧状に湾曲させたものである。
第2図、第3図に示す掻き寄せ体10は支持体
16への取付け位置を調節自在としてあるが、掻
き寄せ体10の支持体16への取付け手段はこれ
に限らず、支持体16に固定するようにしてもよ
い。
第2図、第3図に示す可動軸4は自重により降
下するようにしてあるが、場合によつては可動軸
4の外周に図示しないスプリングを巻き、そのス
プリングの伸び力により可動軸4を降下させるよ
うにするなどしてもよい。
又支持体16、連結体5等も図示した形状、構
造以外のものにしてもよい。
本考案の穴埋機を使用するには第6図のよう
に、高うねBに形成した移植穴Cの外周にフイル
ムFの上から掻き寄せ体10を差込んで、輪状の
支持体16がフイルムFに圧接するまで差込み、
この状態で固定ハンドル1、操作用のハンドル3
を握つて操作用のハンドル3を引上げ、これによ
り可動軸4を引上げればよい。この結果連結体5
は第3図に仮想線で示す如く引上げられ、更に掻
き寄せ体10の掻き寄せ部20の下端側が軸14
を支点として内側に回動して移植穴Cの周縁に盛
られている土Dを移植穴Cに落下させる。次に操
作用のハンドル3の引上げを解除すると可動軸4
が自重により降下して連結体5も降下し、更には
掻き寄せ部20も掻き寄せる前の状態に復帰す
る。
本考案は叙上のように、操作用のハンドル3を
操作するだけで掻き寄せ体10が内外に回動し、
しかも回動するのは掻き寄せ体10のうち、軸1
4より下部の掻き寄せ部20だけである。その上
掻き寄せ部20の回動幅は軸14側が小さく下端
になる程大きくなるようにしてあるため、掻き寄
せ体10をフイルムFの上から土Dに差込んで回
動させてもフイルムFが破れるのは掻き寄せ体1
0が差込まれる部分だけであり、しかもその大き
さは掻き寄せ体10の大きさだけでありそれ以上
大きくはならない。
従つてフイルムFに仮カツトしたり、本カツト
する前に本考案の穴埋機の掻き寄せ体10をフイ
ルムFの上から差込んで使用してもフイルムFに
あく孔は葉たばこの生育に悪影響を与える程大き
なものにはならず、そのため葉たばこの苗Aを移
植してフイルムFを被せてから間もなく本考案の
穴埋機を使用して苗Aの根本に土を被せることが
できる。このようにすれば本カツト後に穴埋をし
ていた従来法よりはるかに早く不定根が出るため
その分葉たばこの育成が促進され、ひいては良質
の葉たばこを栽培することができる。しかも苗A
が小さいうちに土を被せることができるため従来
のように葉たばこの葉を一々手で掻き上げる必要
がなく、従つて作業が容易且能率的になり、更に
は従来のようにいずれかの葉たばこが病気にかゝ
つていたとしても掻き上げにより病気が伝染する
ということはない。
本考案ではハンドル3を上方に引くだけで手軽
に土を掻き寄せることができるため掻き寄せ作業
が容易である。
また土を掻き寄せるときハンドル3を上方に引
くようにしてあるので、たばこ栽培用穴の周縁の
上に盛られている土が穴埋め機により押し付けら
れない。このため土が軟らかいまま掻き寄せられ
て穴に落下するので、穴の中の葉たばこの苗が傷
んだり折れたりしない。
更には、横支持材6、縦支持材7を設け、しか
も掻き寄せ体10をL字状にし、この掻き寄せ体
10を各縦支持材7の下部に回動自在で且たばこ
栽培用穴の外側に位置するよう取り付け、各掻き
寄せ体10の上部13を複数の支持子15に個々
に回動自在に取付け、各支持子15を掻き寄せ体
10の外周のリング状の支持体16に適宜間隔で
固定したので、掻き寄せ体10のストローク(掻
き寄せ量)が大きくなり、掻き寄せられる土が確
実に穴に落下し、又掻き寄せ作業の能率も向上す
る。
又可動軸4を設けてあるためその高さを作業員
が立つたまゝで作業できるよう選定すれば、従来
の穴埋作業のように一々腰を曲げて前かがみにな
る必要がないため作業が非常に楽になると共に腰
痛等も無く、長時間作業しても疲労が少なくな
る。更に実用新案登録請求の範囲第2項に記載の
ようにリング状の支持体16に適宜間隔で取付け
られている支持子15を、内側に押込み又は外側
に引出し可能として、各掻き寄せ体10の掻き寄
せ部20の位置を内側又は外側に調節可能とすれ
ば、掻き寄せ部20で形成される円周の径を移植
穴Cの径に合せて調節することができるため、一
台の穴埋機で径の異なる各種移植穴の穴埋に使用
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は葉たばこの栽培方法の説明図、第2図
は本考案の穴埋機の一例を示す斜視図、第3図は
同穴埋機の作動状態を示す中央縦断側面図、第4
図は本考案の穴埋機の掻き寄せ体の他例を示すも
のでイは斜視図、ロはイの−断面図、第5図
は掻き寄せ体の更に他例を示す斜視図、第6図は
本考案の穴埋機の使用説明図である。 3はハンドル、4は可動軸、5は連結体、10
は掻き寄せ体、16は支持体、20は掻き寄せ
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ハンドル3を引上げると上昇し、ハンドル3
    の引上げを解除すると自動的に降下する可動軸
    4と、可動軸4の下部に適宜間隔で放射状に横
    向きに取付けられた複数本の横支持材6と、
    各々の横支持材6の外側端部に回動自在なるよ
    う縦向きに取付けられ縦支持材7と、夫々の縦
    支持材7の下部に回動自在で且たばこ栽培用穴
    の外側に位置するよう取り付けられたL字状の
    掻き寄せ体10とからなり、各掻き寄せ体10
    の上部13は複数の支持子15に個々に回動自
    在なるよう取付けられ、各支持子15は掻き寄
    せ体10の外周に設けられたリング状の支持体
    16に適宜間隔で固定され、掻き寄せ体10は
    ハンドル3を引上げて可動軸4を上昇させると
    横支持材6及び縦支持材7を介して内側に回動
    し、これにより掻き寄せ体10の下部の掻き寄
    せ部20がたばこ栽培用穴の外周の土を内側に
    掻き寄せ、ハンドル3の引上げを解除すると可
    動軸4が降下して掻き寄せ部20が前回とは逆
    方向に回動して元の状態に自動的に戻るように
    したことを特徴とする葉たばこ栽培用穴埋機。 (2) リング状の支持体16に適宜間隔で取付けら
    れている支持子15を、内側に押込み又は外側
    に引出し可能として、各掻き寄せ体10の掻き
    寄せ部20の位置を内側又は外側に調節可能と
    し、この調節により複数本の掻き寄せ体10の
    掻き寄せ部20で形成される円周の径を調節可
    能とした実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    葉たばこ栽培用穴埋機。 (3) 掻き寄せ体10が二本に分岐されている実用
    新案登録請求の範囲第1項又は第2項に記載の
    葉たばこ栽培用穴埋機。 (4) 掻き寄せ体10の掻き寄せ部20の断面形状
    が外側に突出湾曲している実用新案登録請求の
    範囲第1項又は第2項又は第3項に記載の葉た
    ばこ栽培用穴埋機。 (5) 掻き寄せ体10の掻き寄せ部20の断面形状
    が半円状である実用新案登録請求の範囲第1項
    又は第2項又は第3項に記載の葉たばこ栽培用
    穴埋機。 (6) 掻き寄せ体10の掻き寄せ部20の断面形状
    が平板状である実用新案登録請求の範囲第1項
    又は第2項又は第3項に記載の葉たばこ栽培用
    穴埋機。
JP9578682U 1982-06-28 1982-06-28 葉たばこ栽培用穴埋機 Granted JPS59613U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9578682U JPS59613U (ja) 1982-06-28 1982-06-28 葉たばこ栽培用穴埋機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9578682U JPS59613U (ja) 1982-06-28 1982-06-28 葉たばこ栽培用穴埋機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59613U JPS59613U (ja) 1984-01-05
JPS6219131Y2 true JPS6219131Y2 (ja) 1987-05-16

Family

ID=30228578

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9578682U Granted JPS59613U (ja) 1982-06-28 1982-06-28 葉たばこ栽培用穴埋機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59613U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52823U (ja) * 1975-06-23 1977-01-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52823U (ja) * 1975-06-23 1977-01-06

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59613U (ja) 1984-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6853238B2 (ja) 移植機
US1638693A (en) Transplanting device
JPS6219131Y2 (ja)
KR20200014578A (ko) 모종 이식기
US1636625A (en) Method of starting and transplanting plants
US4539920A (en) Transplanters
US3126847A (en) figure
US1829002A (en) Ball shaper for nurserymen
CN206118389U (zh) 一种烟草移栽培土器
CN220965576U (zh) 一种小植株移植机构
CN117322309B (zh) 一种果树复合种植用栽培灌溉设备
JP3013966U (ja) 草花の栽培容器
CN215500517U (zh) 一种穴盘苗菜全自动管理种植设备
CN218337337U (zh) 一种茶树种植用幼苗支护装置
CN219146126U (zh) 一种单手手持移苗器
CN204316985U (zh) 点式施肥器
CN212138345U (zh) 一种容器苗移栽装置
CN217183737U (zh) 一种花生种植用自动化松土装置
CN212753115U (zh) 一种大田作物种植用碎土装置
CN213548337U (zh) 一种用于油茶苗移栽的栽植器
CN211703036U (zh) 一种简易栽插工具
JPS5935054Y2 (ja) 田植機におけるポツト苗植付装置
JPH033126Y2 (ja)
JPH0427312Y2 (ja)
JP3012209U (ja) 育苗ポット用の穴堀装置