JPS6219111Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6219111Y2 JPS6219111Y2 JP8169780U JP8169780U JPS6219111Y2 JP S6219111 Y2 JPS6219111 Y2 JP S6219111Y2 JP 8169780 U JP8169780 U JP 8169780U JP 8169780 U JP8169780 U JP 8169780U JP S6219111 Y2 JPS6219111 Y2 JP S6219111Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- secondary coil
- flyback transformer
- bypass capacitor
- high voltage
- resistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 20
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 4
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 1
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- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Rectifiers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はテレビジヨン受信機のフライバツクト
ランスに関するものである。
ランスに関するものである。
テレビジヨン受信機の水平偏向出力回路は第1
図に示すように、水平出力トランジスタ1、ダン
パーダイオード2、並列共振コンデンサー3、偏
向ヨーク4及び偏向電流のS字補正用直列コンデ
ンサー5によつて発生したフライバツクパルスを
フライバツクトランス6の2次コイル13によつ
て昇圧し、高圧ダイオード7で整流して10〜
30KVの高圧直流電圧に変換して、高圧電線12
によりブラウン管8のアノード電極9、メタルバ
ツク9′、シヤドウマスク10に電子ビーム加速
する電圧として供給するように構成されている。
このような水平偏向出力回路においては、ブラウ
ン管8の前面のメタルバツク9′から、対地容量
(浮遊容量)11を通じてフライバツクパルスの
高調波の変位電流が流れ、商用電源、アンテナの
フイーダー等を経由して、他の電子機器、例えば
ラジオ受信機などに雑音として妨害を与える。こ
のため世界の各国はテレビジヨン受信機から流出
する雑音に対し厳しい規制を行なつている。
図に示すように、水平出力トランジスタ1、ダン
パーダイオード2、並列共振コンデンサー3、偏
向ヨーク4及び偏向電流のS字補正用直列コンデ
ンサー5によつて発生したフライバツクパルスを
フライバツクトランス6の2次コイル13によつ
て昇圧し、高圧ダイオード7で整流して10〜
30KVの高圧直流電圧に変換して、高圧電線12
によりブラウン管8のアノード電極9、メタルバ
ツク9′、シヤドウマスク10に電子ビーム加速
する電圧として供給するように構成されている。
このような水平偏向出力回路においては、ブラウ
ン管8の前面のメタルバツク9′から、対地容量
(浮遊容量)11を通じてフライバツクパルスの
高調波の変位電流が流れ、商用電源、アンテナの
フイーダー等を経由して、他の電子機器、例えば
ラジオ受信機などに雑音として妨害を与える。こ
のため世界の各国はテレビジヨン受信機から流出
する雑音に対し厳しい規制を行なつている。
流出する雑音を減少させる手段として、従来
は、第2図、第3図に示すような回路構成、構造
により、対地容量11に高調波電流が流れないよ
うにしている。すなわち、フライバツクトランス
14の高圧出力端Xと共通電位間Yにバイパスコ
ンデンサー15を挿入し、かつ、最終段の高圧ダ
イオード7Aと高圧電線12との間に雑音制限用
抵抗器16を直列に挿入し、これらをコイル13
A,13B,13Cやダイオード7A,7B,7
Cとともにケース17に収納し、絶縁樹脂18に
てモールドしている。また第2図に示すように2
次コイルを複数のコイル13A,13B,13C
に分割し、各分割点及び2次コイル13Aの巻終
端に高圧ダイオード7A,7B,7Cを接続し、
2次コイルに発生する高圧パルスの振幅を小さく
して、矢印A,B、又はCの経路にて高圧コンデ
ンサーの高圧電極19に誘起される高圧パルス成
分を小さくすることにより、フライバツクトラン
ス14から高圧電線12を介して外に漏れる雑音
を低減している。しかしながら、上記方策をとつ
たフライバツクトランス14においては、高圧電
極19に誘起される高圧パルス成分を完全に無く
することができず、充分な雑音対策に到らないと
いう欠点があつた。
は、第2図、第3図に示すような回路構成、構造
により、対地容量11に高調波電流が流れないよ
うにしている。すなわち、フライバツクトランス
14の高圧出力端Xと共通電位間Yにバイパスコ
ンデンサー15を挿入し、かつ、最終段の高圧ダ
イオード7Aと高圧電線12との間に雑音制限用
抵抗器16を直列に挿入し、これらをコイル13
A,13B,13Cやダイオード7A,7B,7
Cとともにケース17に収納し、絶縁樹脂18に
てモールドしている。また第2図に示すように2
次コイルを複数のコイル13A,13B,13C
に分割し、各分割点及び2次コイル13Aの巻終
端に高圧ダイオード7A,7B,7Cを接続し、
2次コイルに発生する高圧パルスの振幅を小さく
して、矢印A,B、又はCの経路にて高圧コンデ
ンサーの高圧電極19に誘起される高圧パルス成
分を小さくすることにより、フライバツクトラン
ス14から高圧電線12を介して外に漏れる雑音
を低減している。しかしながら、上記方策をとつ
たフライバツクトランス14においては、高圧電
極19に誘起される高圧パルス成分を完全に無く
することができず、充分な雑音対策に到らないと
いう欠点があつた。
本考案の目的は、フライバツクトランスに内蔵
するバイパスコンデンサーの電極配置方向を変
え、上記した従来の欠点をなくするフライバツク
トランスを提供するにある。
するバイパスコンデンサーの電極配置方向を変
え、上記した従来の欠点をなくするフライバツク
トランスを提供するにある。
上記の目的を達成するため本考案のフライバツ
クトランスではフライバツクトランスに内蔵する
バイパスコンデンサーの電極引出し方向を変え、
かつコンデンサーの高圧電極をフライバツクトラ
ンスの外周方向に配置することにより、高圧電極
を低圧電極によつてシールドし上記従来技術の欠
点を解決する。
クトランスではフライバツクトランスに内蔵する
バイパスコンデンサーの電極引出し方向を変え、
かつコンデンサーの高圧電極をフライバツクトラ
ンスの外周方向に配置することにより、高圧電極
を低圧電極によつてシールドし上記従来技術の欠
点を解決する。
以下図に従つて本考案を詳細に説明する。
第4図は、本考案によるバイパスコンデンサー
の電極引出しに関する一実施例を示す断面図であ
り、第5図は、コンデンサーをフライバツクトラ
ンスに組込んだ一実施例を示す断面図である。
の電極引出しに関する一実施例を示す断面図であ
り、第5図は、コンデンサーをフライバツクトラ
ンスに組込んだ一実施例を示す断面図である。
第4図に示すように本考案においてはバイパス
コンデンサー25の電極引出しリード線20を電
極24と平行に引出したもので、2本のリード線
は略一平面上互いに逆向き方向になつている。ま
た同図における21は外装樹脂、22はリード線
固定半田、23は素体である。
コンデンサー25の電極引出しリード線20を電
極24と平行に引出したもので、2本のリード線
は略一平面上互いに逆向き方向になつている。ま
た同図における21は外装樹脂、22はリード線
固定半田、23は素体である。
第5図は、本考案のフライバツクトランスであ
り、上記第4図に示すバイパスコンデンサー25
の高圧電極19′をケース17側に配置し、低圧
電極26を2次コイル13A,13B,13C側
に配置したものである。本考案のフライバツクト
ランスではバイパスコンデンサの低圧電極26を
コイル13A,13B,13Cに近接して配置
し、高圧電極19′をコイル13A,13B,1
3Cから離して配置したため、アースに接続され
た低圧電極26によつて高圧電極19′がシール
ドされ、高圧電極19′に誘起される高圧パルス
成分が大幅に少なくなる。その結果、高圧電線1
2を経由して、フライバツクトランス14から漏
れる雑音が少なくなる。
り、上記第4図に示すバイパスコンデンサー25
の高圧電極19′をケース17側に配置し、低圧
電極26を2次コイル13A,13B,13C側
に配置したものである。本考案のフライバツクト
ランスではバイパスコンデンサの低圧電極26を
コイル13A,13B,13Cに近接して配置
し、高圧電極19′をコイル13A,13B,1
3Cから離して配置したため、アースに接続され
た低圧電極26によつて高圧電極19′がシール
ドされ、高圧電極19′に誘起される高圧パルス
成分が大幅に少なくなる。その結果、高圧電線1
2を経由して、フライバツクトランス14から漏
れる雑音が少なくなる。
以上説明したように、本考案によれば雑音低減
用バイパスコンデンサーの高圧電極をケース側に
配置し、低圧電極を2次コイル側に配置したた
め、高圧電極が低圧電極によつてシールドされ従
来問題であつた、高圧パルスがバイパスコンデン
サーの高圧電極に誘起されるという問題がまつた
くなくなり、雑音の発生が少ないフライバツクト
ランスを提供することができる。
用バイパスコンデンサーの高圧電極をケース側に
配置し、低圧電極を2次コイル側に配置したた
め、高圧電極が低圧電極によつてシールドされ従
来問題であつた、高圧パルスがバイパスコンデン
サーの高圧電極に誘起されるという問題がまつた
くなくなり、雑音の発生が少ないフライバツクト
ランスを提供することができる。
第1図はテレビジヨン受信機の水平偏向回路の
回路図、第2図は雑音対策をした従来のフライバ
ツクトランスの回路図、第3図は第2図に示すフ
ライバツクトランスの構造を示す断面図、第4図
は本考案におけるバイパスコンデンサーの一実施
例を示す断面図、第5図は、本考案によるフライ
バツクトランスの一実施例を示す断面図である。 7A,7B,7C……ダイオード、12……高
圧電線、13A,13B,13C……2次コイ
ル、15……バイパスコンデンサ、16……抵抗
器、17……ケース、18……絶縁樹脂、19′
……高圧電極、20……リード線。
回路図、第2図は雑音対策をした従来のフライバ
ツクトランスの回路図、第3図は第2図に示すフ
ライバツクトランスの構造を示す断面図、第4図
は本考案におけるバイパスコンデンサーの一実施
例を示す断面図、第5図は、本考案によるフライ
バツクトランスの一実施例を示す断面図である。 7A,7B,7C……ダイオード、12……高
圧電線、13A,13B,13C……2次コイ
ル、15……バイパスコンデンサ、16……抵抗
器、17……ケース、18……絶縁樹脂、19′
……高圧電極、20……リード線。
Claims (1)
- 複数に分割された2次コイルと、複数個のダイ
オードと、高圧電線を有し、複数個の2次コイル
間及び2次コイルの終端と高圧電線との間には上
記複数個のダイオードが順方向に接続され、上記
高圧電線と2次コイルの終端に接続されたダイオ
ードとの間には抵抗器が接続され、上記2次コイ
ルの終端に接続されたダイオードと抵抗器との接
続点に一方の端子が接続され、他方の端子が共通
電位に接続されたバイパスコンデンサーを有し、
上記2次コイル、ダイオード、抵抗器及びバイパ
スコンデンサーがケース内に配置され一体に樹脂
モールドされたフライバツクトランスにおいて、
上記バイパスコンデンサーの2個の電極の引出し
リード線は各電極と平行で、かつ互いに逆方向に
引き出され、バイパスコンデンサーの高圧側電極
がフライバツクトランスのケース側に配置され、
低圧側電極が2次コイル側に配置されていること
を特徴とするフライバツクトランス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8169780U JPS6219111Y2 (ja) | 1980-06-13 | 1980-06-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8169780U JPS6219111Y2 (ja) | 1980-06-13 | 1980-06-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS577896U JPS577896U (ja) | 1982-01-16 |
JPS6219111Y2 true JPS6219111Y2 (ja) | 1987-05-15 |
Family
ID=29444081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8169780U Expired JPS6219111Y2 (ja) | 1980-06-13 | 1980-06-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6219111Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-06-13 JP JP8169780U patent/JPS6219111Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS577896U (ja) | 1982-01-16 |
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