JPS62190592A - 自動取引システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 金融機関等の自動取引システムであって、窓口に自動受
付装置と自動返却装置を、後方に自動処理装置を備え、
自動受付装置で取引の受付処理を行って受付番号札を発
行し、自動処理装置で取引処理を行った後、自動返却装
置で返却すべき物品に対応する受付番号を報知して受付
番号札の挿入により取引結果の返却物品を返却し、また
所定時間経過するまで返却°すべき物品が存在する時は
、再度具なる報知手段によって顧客に報知して取引の終
結を促進する。従って新規口座開設、小切手取引等の複
雑取引を行うことができると共に、返却物品の取忘れに
対する顧客の再呼出の機械化が図れる。

〔産業上の利用範囲〕

本発明は、金融機関等における自動取引システムに係り
、特に新規口座開設、小切手取引等の複雑取引が遂行で
きると共に、取引結果の返却すべき物品の受取忘れ防止
を図ることができる自動取引システムに関するものであ
る。

近来、金融機関等において自動預金払出兼用機（Ａｕｔ
ｏｍａｔｉｃ　Ｔｅ１ｌｅｒ　Ｍａｃｈｉｎｅ：以下Ａ
ＴＭという）等の自動取引装置が広く利用されている。

これらのＡＴＭ等では預金、払出等の単純取引を行うこ
とはできるが、新規口座開設による通帳発行等の複雑取
引や多量貨幣取引を行うことができないので、窓口でテ
ラーによって処理されている。そこでこれを自動的に行
うと共に、顧客の取忘れを防止する方法が望まれている
。

〔従来の技術〕

金融機関においては預金、払出１通帳記入、残高照会、
及び振込処理のような取引は利用者のＡＴＭ等の操作に
より、主として自動的に行われている。

また新規口座開設、解約、小切手取引、税金準備預金等
の複雑取引や多量の貨幣の処理は窓口においてテラーに
よって処理されており、一部で窓た出金要求に対しては
、自動出金機によって計数出金してキャリアによって窓
口に搬送するように自動化した自動入出金システムが試
みられている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記の従来方法では、ＡＴＭ等の自動取引装置では処理
できない複雑取引や多量貨幣の処理を窓口でテラーが処
理しており、多量貨幣の処理等は自動入出金システムで
比較的速く処理できるがテラーを多く必要とし、また新
規口座開設、解約。

税金準備預金等の複雑取引についてはテラーを多く必要
とするばかりでなく、顧客の待ち時間が長く掛かり、自
動処理する方法が望まれており、また自動処理した時に
顧客の取忘れを防止する方法も必要であるという問題点
がある。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理ブロック図である。図において、
１は利用者の取引種類指定操作、及び指定した取引に必
要な物品の挿入により取引の受付処理を行い受付番号札
を発行する番号札発行手段２を有する自動受付装置、 ３は複数種類の取引処理を遂行する機能を有し、受付処
理に基いて取引処理を遂行する自動処理装置、 ４は取引処理が終了して返却すべき物品が返却できる状
態になった時に、対応する受付番号札の受付番号を報知
するし、返却すべき物品が返却されずに存在する間は、
報知後期定時間経過する毎に繰り返して受付番号を報知
する報知手段、６は報知手段４による報知後、受付番号
札の挿入により取引結果の返却すべき物品を返却する自
動返却装置、 ７は指定した取引に必要な物品を自動受付装置ｌから自
動処理装置３へ移送し、且つ取引処理後返却すべき物品
を自動処理装置３から自動返却装置へ移送する移送手段
である。

従って自動受付装置１で受付処理を行って番号札発行手
段２により受付番号札を発行し、自動処理装置３による
取引処理終了後、移送手段７により返却すべき物品を自
動返却装置６へ移送して、第１の報知手段４によって報
知された受付番号の受付番号札を挿入すると、返却すべ
き物品が返却され、報知後期定時間経過する毎に報知手
段４によって報知して顧客に受取りを促すように構成さ
れている。

〔作用〕

利用者が自動受付装置１で取引種類指定操作を行うと共
に、取引種類に必要な物品を挿入すると、番号札が発行
される。

受付処理、及び移送手段７によって移送された取引に必
要な物品に基いて自動処理装置３で取引処理が遂行され
る。

取引処理が終了して返却すべき物品が移送手段７によっ
て自動返却装置６に移送されると、報知手段４によって
対応する受付番号が報知される。

そこで受付番号札を自動返却装置６に挿入すると返却す
べき物品が送出されて返却される。

報知手段４による報知が行われてから所定時間経過して
も返却すべき物品が存在する時は再度報知手段４によっ
て報知して顧客の受取りを促し、返却すべき物品が存在
する間は所定時間毎に繰り返して報知することにより取
引の終結を促進する。

このようにして複雑取引や多量貨幣の処理を自動的に行
うことができ、取引処理が迅速に行われ顧客の待ち時間
が短縮され、しかも返却物品の取忘れに対する顧客の再
呼出の機械化を図ることができるのてサービスの向上を
図ることができるという効果がある。

〔実施例〕

以下、第２図及び第３図を参照して本発明の一実施例を
説明する。第２図は本発明による実施例を示すブロック
図、第３図は第２図のフローチャートである。企図を通
じて同一符号は同一対象物を示す。第２図で第１図に対
応するものは１点鎖線で囲んで示している。

第２図において、自動受付機１ａ、及び自動返却機６ａ
は窓ロスチージョン８ａ、８ｂに設けられ、自動処理機
３ａ＋３ｂ＋及び担当着席９が窓ロスチージョン８ａ、
８ｂの後方の処理ステーション８０〜８ｅに設けられて
いる。窓ロスチージョン３ａ、８ｂ＋及び処理ステーシ
ョン８０〜８ｅには夫々受渡機構１０ａ〜１０ａが設け
られ、搬送レール７ａで連結されている。搬送レール７
ａ上にはりニアモータによって走行するキャリア１１が
配置されている。

自動受付機１ａは、操作表示部１ｂ、挿入部１　ｃ　＋
及び番号札発行機２ａを備え、顧客の取引種類指定操作
、及び取引種類によって必要な物品、即ち、カード、伝
票１通帳、現金、及び小切手等の挿入により取引の受付
処理を行い、番号札発行部２ａより受付番号札を発行す
る機能を有する。受付番号札の表面には目視可能に受付
番号が記され、裏面の磁気ストライプに受付番号が記録
されている。

自動処理機３ａは、現金等の紙葉類の出納を処理する機
能を有する。

自動処理１！３ｂは、通帳使用満了による繰越、及び新
規口座開設の場合に、口座番号、顧客氏名。

及び必要な金額等の印字を行って通帳を発行する機能を
有する。

呼出発信装置４ａは、光字表示盤４ｂに接続され、取引
処理装置３ａ、３Ｌ＋、及び担当者による１取引の処理
が終了した時に、後述のシステム制御装置１２の指令に
より対応する受付番号を光学表示盤４ｂによって報知す
る報知手段である。

音声合成装置５ａは、スピーカー５ｂが接続されており
、光字表示盤４ｂによる報知後塵定時間Ｔの間返却物品
が存在する時、即ち、顧客が取忘れている等の時に、シ
ステム制御装置１２の指令により再びスピーカー５ｂに
よって音声で報知し、返却物品が存在する間は所定時間
Ｔ毎に所定回数Ｎまで報知を繰り返す報知手段である。

自動返却機６ａは、番号札受入部６ｂ、及び返却部６ｃ
を備え、光学表示盤４ｂ、或いはスピーカー５ｂによる
報知によって、顧客が受付番号札を番号札受入部６ｂに
挿入すると返却すべき物品を返却部６ｃより返却する機
能を備えている。

担当着席９は、印鑑照合等の人の介在を必要とする処理
を行うために担当者が配置される席である。

受渡機構８８〜８ｅは、自動受付機１ａ、自動処理機３
ａ＋３ｂ＋担当者席９．及び自動返却機６ａとキャリア
１１との間でカード、伝票９通帳、現金、及び小切手等
の搭載／取出しをする機構である。

システム制御装置°１２は、自動受付機１ａで受は付け
た取引、及びその受付番号を対応させて記憶する受付番
号メモＩＪ１２ａ、呼出発信装置４ａによる報知動作に
より起動し設定された所定時間Ｔまで自動返却１６ａか
らの返却終了通知がない時にカウントアウト信号を発信
するタイマー１２ｂ、スピーカー５ｂによる所定時間Ｔ
の経過毎の報知を所定回数Ｎまでカウントした時にカウ
ントアウト信号を発信するカウンタ１２Ｃ９及び返却す
べき物品の滞留状況を含むシステムの動作状況を監視し
、且つ自動処理機３ａ、３ｂの残高１通帳残等の現物管
理を行うための操作表示パネル１３を備え、また自動受
付機１ａ＋　自動処理機３ａ１３ｂｌ自動返却機６ａ＋
受渡機構１０ａ〜１０ｅ、及びキャリア１１の駆動、並
びに呼出発信装置４ａ、及び音声合成装置５ａの報知を
制御する機能を有している。

このような構成及び機能を有するので、第３図表示部１
ｂを操作して所望の取引種類を指定し、表示ガイダンス
に従ってその取引に必要な物品、即ち、カード、伝票８
通帳、現金、小切手等の何れか、或いは複数物品を挿入
すると、取引の受付処理が行われる。

■受付処理が行われると、その旨システム制御装置１２
へ通知され、受付番号が設定されてその取引と対応させ
て記憶されると共に、システム制御装置１２の指令によ
り番号札発行部２ａから受付番号札が発行される。

■顧客は受付番号札を受は取って待機する。

■受付取引の内容に従ってシステム制御装置１２の指令
により、受付物品をキャリア１１に搭載して処理ステー
ション８０〜８ｅの何れかへ搬送させ、自動処理機３ａ
、３ｂにより自動処理を行うか、受付物品の人手による
処理が必要であれば担当着席９で処理が行われる。

■かくて取引処理が終了すると、システム制御装置１Ｆ
１２より指令がでて、キャリア１工により返却物品。

即ち、現金１通帳等が自動返却機６ａへ搬送される。

■自動返却機６ａに返却物品が集合した時、システム制
御装置１２へ通知され、その取引に対応する受付番号が
受付番号メモリ１２ａから読み出されて受を呼び出す。

この時タイマー１２ｂが起動する。

■そこで顧客が受付番号札を自動返却機６ａの番号札受
入部６ｂへ挿入すると、受付番号が読み取られて確認さ
れ、返却部６ｃの図示省略したシャンクが開いて返却物
品を受は取ることができる。返却物品が返却されるとシ
ステム制御装置１２に通知されて取引が終結する。

■もしタイマー１２ｂが設定された時間Ｔまでカウント
するとカウントアウト信号が音声合成装置ｆ５ａに送ら
れてスピーカー５ｂより受付番号を報知する。

タイマー１２ｂはクリアされ、カウンタ１２ｃに＋１さ
れる。顧客が報知に気が付けば■によって返却すべき物
品を受は取る。

■顧客がそれでも返却すべき物品を取りにこない時には
、設定時間Ｔ経過毎にスピーカー５ｂによる報知を行い
、これを所定回数Ｎ報知しても滞留している時は操作表
示パネル１３に表示して担当者に知らせ、取り込み等の
処置を取る。

［相］取引終了、或いは担当者による処置が済むと、タ
イマー１２ｂ、及びカウンタ１２Ｃはクリアされる。

このようにしてＡＴＭ等で処理可能な単純取引のみなら
ず、ＡＴＭでは処理できない複雑取引も処理することが
でき、複雑取引の自動処理により処理時間を短縮できる
と共に、受付番号札の挿入による返却により安全性が高
められ、また受付番を行う等により受は取りを促すこと
によりサービスの向上を図ることができる。

上記例では、自動受付機１ａ＋及び自動返却機４ａを窓
口に各々１台だけ設置する場合を説明したが、夫々複数
台を設置することにより、ダウン対策が可能となり一層
システムの稼動とサービスの向上を図ることができる。

また上記例では、自動受付機１ａに挿入された物品をリ
ニアモータによって搬送レール９ａ上を走行させるキャ
リア１１で搬送し、処理後に返却物品を同様にキャリア
１１で自動返却機６ａへ搬送する場合を説明したが、他
の搬送方法の場合１例えばコンベアによる搬送の場合に
も同様の効果が得られる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、 ■現在のＡＴＭ等の自動取引装置で処理できない複雑取
引、及び多量貨幣等の取引が可能となる。

■自動受付装置で受付処理したものに限り番号札を発行
し、その番号札のみで返却物を受は取ることができるの
で安全性が向上する。

■受付番号を報知しても顧客に返却すべき物品の返却が
滞った時には、異なる報知手段によって報知を行う等に
より受は取りを促すことができる。

■金融機関での受付〜返却業務を自動化することができ
ると共に、■〜■によりサービスの向上を図ることがで
きる。

という効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、 第２図は本発明の実施例を示すブロック図、第３図は第
２図のフローチャートである。 図において、 １は自動受付装置、　　１ａは自動受付機、１ｂは操作
表示部、　　　ＩＣは挿入部、２は番号札発行手段、　
２ａは番号札発行部、３は自動処理装置、　　３ａ、３
ｂは自動処理機、５ａは音声合成装置、　　５ｂはスピ
ーカー、６は自動返却装置、　　６ａは自動返却機、６
ｂは番号札受入部、　　６Ｃは返却部、７は移送手段、
　　　　７ａは搬送レール、８ａ、８ｂは窓ロスチージ
ョン、 ８０〜８ｅは処理ステーション、 ９は担当者塵、　　　　ｌＯａ〜１０ｅは受渡機構、１
１はキャリア、　　　　１２はシステム制御装置、１２
ａは受付番号メモリ、１２ｂはタイマー、１２Ｃはカウ
ンタ、

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 利用者の取引種類指定操作及び該指定した取引に必要な
   物品の挿入により取引の受付処理を行った後に受付番号
   札を発行する番号札発行手段（２）を有する少なくとも
   １個の自動受付装置（１）と、複数種類の取引処理を遂
   行する機能を有し、該受付処理に基いて取引処理を遂行
   する自動処理装置（３）と、 前記取引処理が終了して返却すべき物品が返却できる状
   態になった時に、対応する該受付番号札の受付番号を報
   知し、該報知後前記返却すべき物品が返却されずに存在
   する間は所定時間経過する毎に繰り返して該受付番号を
   報知する報知手段（４）と、 該報知手段（４）による報知後、前記受付番号札の挿入
   により取引結果の返却すべき物品を返却する少なくとも
   １個の自動返却装置（６）と、前記指定した取引に必要
   な物品を自動受付装置（１）から前記自動処理装置（３
   ）へ移送し、且つ前記返却すべき物品を該自動処理装置
   （３）から前記自動返却装置（６）へ移送する移送手段
   （７）とを備えることを特徴とする自動取引システム。