JPS62190286A - 2種以上の精油所由来の潤滑ベ−ス油先駆体の接触脱ロウ方法 - Google Patents

2種以上の精油所由来の潤滑ベ−ス油先駆体の接触脱ロウ方法

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JPS62190286A
JPS62190286A JP61299087A JP29908786A JPS62190286A JP S62190286 A JPS62190286 A JP S62190286A JP 61299087 A JP61299087 A JP 61299087A JP 29908786 A JP29908786 A JP 29908786A JP S62190286 A JPS62190286 A JP S62190286A
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ステフアン・チヤールズ・ステム
ブルース・ハーマン・チヤールズ・ウインキスト
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、2種以上の精油所由来の潤滑ベース油先駆体
の接触脱ロウ方法に関するものである。
異なる種類の蒸溜物または脱アスフアルト残油から潤滑
ベース油を製造する際、これら潤滑ベース油先駆体から
のワックス性物質の除去に関し問題が生ずる。これらワ
ックス性物質の存在は、ごれら物質が高流動点を最終的
潤滑油に順応させかつこれにより低温度における潤滑油
の効果を低下させ或いは完全に喪失するので極めて望ま
しくない。
これら石油蒸溜物を脱ロウするための一般的な2つの方
法は、溶剖脱ロウおよび接触脱ロウを包含する。前者は
、その比較的高い資本と比較的高い運転経費のため近年
興味を失なっている。後者はしばしば水添脱ロウとも呼
ばれ、熱心に開発されている。この技術は全く新しい触
媒の分野を生ゼしめ、これについてはR,M、バレルに
よりその論文「ゼオライトの熱水化学」においてテクト
シリケート触媒として記載されており、これらの触媒は
アルミノシリケート、硼シリケートなどを包含する。長
鎖のパラフィン物質が他のワックス性物質と共にテクト
シリケートシーブの内部に選択的に侵入する一方、勿論
水添脱ロウを必要としない非ワックス性物質の侵入を阻
止するような孔径のテクトシリケート触媒を使用するこ
とが本質的に望ましい。
多くの場合、原油供給物から潤滑ベース油先駆体が誘導
され、これら先駆体は一般に(軽質)HV I 80〜
100、もしくは80〜150、(中質)HVI250
〜300、(重質)HVI500〜600および)IV
Iブライトストックラフィネート(以下、ブライトスト
ックと呼ぶ)として分類され、これらは全て潤滑ベース
油(成分)として使用しうる前に脱ロウを必要とする。
要するに、これら全ての石油基材におけるパラフィン性
もしくは他のワックス性物質を選択的に変換して、問題
となるワックス性物質を選択的に除去すると共に、市場
で要求される品質目標を達成しうるような単一テクトシ
リケートもしくはアルミノシリケート触媒組成物はまだ
開発されていない、この苦境に対する1つの理由は、汚
染物であると考えられるワックス性物質が供給流毎に著
しく変化しかつ単純な直鎖パラフィンでなく分枝鎖およ
び環式構造をも含むからである。一定の特定孔径を有す
る1種の触媒は、これら全ての潤市ベース油先駆体に存
在する全てのワックス性物質を簡単には選択処理するこ
とができない。
1980年に発行された米国特許第4,222.855
号においては、ZSM−23もしくはZSM−35触媒
がZSM−5型触媒と対比して優秀な粘度指数を有する
脱ロウ油を生成する能力を有することが確認された。し
かしながら、この公報はZSM−35が市場で現在要求
されている流動的目標まで軽中質よりも重質の石油を脱
ロウしえないことを教示も示唆もしていない。さらにこ
の公報は、この特徴が触媒の孔寸法と種々異なる粘度範
囲の潤滑油供給流に本質的なワックス分子における分子
構造との間の特殊な関係から生ずる只とを教示も示唆も
していない。米国特許第4,372.839号において
は、ZSM−35触媒のみが流動点を最も望ましい最低
レベルまで低下させえないことを確認しているが、この
欠点は共通の供給流を両タイプのゼオライトと接触させ
る一連の流動技術により解決され、すなわちZSM−3
5アルミノシリケートとの第1接触および次いでZSM
−5アルミノシリケートとの第2接触からなっている。
さらに従来技術は、水添膜ロウ装置に対する供給流を分
割して供給流の1部のみを水添膜ロウ装置で処理しうる
という事実を認めている。たとえば、1976年に発行
されたチェノ等に係る米国特許第3,956.102号
は、石油蒸溜物を分離することにより分離された流れの
一方のみをZSM−5型触媒で処理すると共に、未処理
の流れをその後に水添膜ロウされた生成物と合して正味
の水素生成を得ることを教示している。
本発明の目的は、2種以上の精油所由来の潤滑ベース油
先駆体を平行流として選択処理するための使用しうる精
油所脱ロウ法の流動方式を提供することであり、これは
成る種類の潤滑ベース油先駆体を処理するには不充分で
あるが他の種類の潤滑ベース油先駆体を処理するのに極
めて効果的であるような異なる種類の触媒を単一反応器
内に混合して供給する方式とは対照的である。
したがって本発明は、i!Illパラフィンからなる第
1ワックスを含有する精油所由来の第1ラフィネート潤
滑ベース油先駆体からなる第1供給流を第1反応帯域内
で水素含有ガスの存在下に水添膜ロウ条件にて前記第1
ワックスを変換させるべく選択した第1水添脱ロウ触媒
と接触させ、かつ分枝鎖および/または環式炭化水素か
らなる第2ワックスを含有する精油所由来の第2ラフィ
ネート潤滑油ベース油先駆体を平行位置する第2反応帯
域内で水素含有ガスの存在下に水添膜ロウ条件にて前記
第2ワックスを変換させるべく選択した第2水添脱ロウ
触媒と接触させ、さらに必要に応じ精油所由来の他のワ
ックス性ラフィネート潤滑油ベース油先駆体の供給流を
1つもしくはそれ以上の他の反応帯域内で水素含有ガス
の存在下に水添膜ロウ条件にて水添膜ロウ触媒と接触さ
せ、かつ精油所脱ロウされた潤滑ベース油の少なくとも
2つの平行流出流を前記反応帯域から取出すことを特徴
とする2種以上の精油所由来の潤滑ベース油先駆体の接
触脱ロウ方法に関するものである。
この選択平行通過の水添膜ロウ法に使用する触媒の種類
は、両者とも公知の脱ロウ触媒として従来存在するもの
である。たとえば、ZSM−5型モレキユラシープは米
国特許第3.702,886号公報に開示されており、
かつ水添膜ロウ用途が教示されている。さらに、米国特
許第4,343,692号公報には第VIB族、第VI
IB族および第■B族の金属よりなる群から選択される
少なくとも1種の金属を混入した合成フェリエライトゼ
オライトが開示されている。しかしながら、従来、フェ
リエライトの孔径と[41uした孔径寸法を有するモレ
キュラシープは市場で要求される基準まで成る種類の供
給物質を脱ロウしえないが、驚くことにかつ予想外にZ
SM−5と同様またはそれより大きい孔径寸法を有する
脱ロウ触媒を用いる方法に組込むと特定種類の供給物質
の選択的平行流動脱ロウに対し共動作用を示すのに効果
的であるということは認識されていない。
好適には本発明による方法は、3つもしくはそれ以上の
平行操作される接触水添膜ロウ帯域を備える。
本発明の1実施例は4種もしくはそれ以上の脱ロウされ
た潤滑ベース油を原油供給流から製造する方法であり、
この方法は原油供給流を1.7〜6.7バールの絶対圧
力、232〜399℃の塔底温度かつ204〜316℃
の塔頂温度に維持された常圧蒸溜カラムに充填して前記
原油供給流を前記常圧蒸溜装置から抜取られかつ重質ガ
ス油とそれより軽質の炭化水素とからなる少なくとも軽
質塔頂流と、前記蒸溜装置から抜取られかつ重質ガス油
よりも重質の炭化水素からなる塔底流とに分動し;前記
重質ガス油とそれより軽質の炭化水素とを抜取りかつこ
れを他の精油装置に移してさらに処理し;前記常圧蒸溜
塔からの重質ガス油より重質の炭化水素を含有する塔底
流出物を0.02〜0.09バールの絶対塔頂圧力かつ
38〜93℃の塔頂温度並びに0.13〜0.33バー
ルの絶対塔底圧力かつ316〜399℃の塔底温度に維
持された減圧蒸溜塔に充填して少なくとも4種の原料潤
滑油処理流出流を生ゼしめ、この流出流は;1、軽質減
圧ガス油塔頂流と、 ii、高粘度指数80〜100もしくは80〜150の
yfj物と、 (1)、高粘度指数250〜300の蒸溜物と、iv、
高粘度指数500〜600の重質蒸溜物と、■、残留蒸
溜物を含有する塔底流とからなり;次いでこの塔底流残
油蒸溜物を脱アスフアルト装置に移して、この残留蒸溜
物を溶剤と接触させることにより前記残留薫溜物を脱ア
スファルトしてアスファルトリッチな流れと脱アスフア
ルト潤滑油(DAO)流とを生成させ;前記アスファル
トリッチな流れを前記脱アスフアルト装置から除去し;
前記脱アスファルトされた潤滑油(DAO)を前記脱ア
スフアルト装置から抜取り;前記HVI80〜100も
しくは80〜150蒸溜物とHVI250〜300蒸溜
物とHV I 500〜600蒸溜物と前記DAO炭化
水素流とを個々に溶剤抽出工程に通し、この溶剤抽出工
程を各法れにつき別々に行ない、かつそれぞれ得られた
溶剤抽出されたHV]80〜100もしくは80〜15
0ワックス性ラフイネートとHVI250〜300ワッ
クス性ラフィネートとHVI500〜600ワックス性
ラフィネートとを移送し、さらに前記DAO流をブライ
トストックワックス性ラフィネートに変換し、これを選
択的接触脱ロウ工程に移し、この脱ロウ工程は前記HV
I80〜100もしくは80〜150ワックス性ラフイ
ネート流を周期律表第VIB族、第VIIB族および第
■族金属よりなる群から選択される少なくとも1種の金
属を混入した合成フェリエライトゼオライトからなる触
媒を含有した第1接触脱ロウ装置に通過させて、−4℃
以下の流動点を有する実質的に脱ロウされたHVI80
〜100もしくは80〜150流に到達させ;前記溶剤
抽出されたHVI250〜300ワックス性ラフィネー
ト流を周期律表第VIB族、第VIIB族および第■族
金属よりなる群から選択される少なくとも1種の金属と
モル比として次の組成:0.9±0.2 L/、lO:
 AhOs : 5−1005i(h : 0−401
h。
〔式中、Mは陽イオンであり、nはこの陽イオンの原子
価であり、さらにこのゼオライトの孔径は0.5〜0.
9 nmである〕 を有する結晶アルミノシリケートゼオライトと混合して
なる触媒を有する第2接触脱ロウ帯域に通過させて、−
4℃以下の流動点を有する実質的に脱ロウされたHVI
250〜300潤滑油に到達させ;前記溶剤抽出された
HVI500〜600ワックス性ラフィネート流を周期
律表第VIB族、第VIIB族および第■族金属よりな
る群から選択される少なくとも1種の金属を混入した合
成フェリエライトゼオライトとモル比として次の組成;
0.9±0.2 M!yllO: Altos : 5
−1005ift : 0−40 HzO〔式中、Mは
陽イオンであり、nは前記陽イオンの原子価でありかつ
前記ゼオライトの孔径は0.5〜0.9nmである〕 を有する結晶アルミノシリケートゼオライトとの混合物
からなる触媒を含有した第3接触脱ロウ帯域に通過させ
て、−4℃以下の流動点を有する実質的に読口、つされ
たHVI500〜600潤滑油に到達させ;前記ブライ
ドストックワックス性ラフィネート流をモル比として次
の組成:0.9±0.2 Phz−0: AlzOa 
: 5−100 Sing : 0−40 HzO〔式
中、Mは陽イオンであり、nは前記陽イオンの原子価で
ありかつ前記ゼオライトの孔径は0、5〜0.9 nt
mである〕 を有する第4アルミノシリケートゼオライトに通過させ
て、−4℃以下の流動点を有する実質的に脱ロウされた
ブライトストックラフィネート潤滑油を生せしめる工程
からなっている。
前記4種の各潤滑ベース油先駆体流は全て異なるワック
ス性汚染物(すなわちTI?l滑油がその目的用途に魅
力的でなくなるような程度まで流動点を上昇させるよう
なワックス性成分)を含有する。
これらの流れはその分子特性および粘度において相違す
る。さらに、脱ロウを必要とする2種の流れ、すなわち
一般に(11軽譬流HVI80〜100もしくは80〜
150、および(2)重質ブライトストック流を得るこ
とも可能である。さらに、3種もしくはそれ以上の異な
る粘度の流れを、これらの分離系から誘導することも可
能である0本発明は、2種もしくはそれ以上のこれらの
流れを平行流動装置にて実質的に脱ロウ処理することに
関する。
これら流れのいずれを処理する際にも、テクトシリケー
ト触媒が使用されている。これらテクトシリケートの1
つの群はZSM−5アルミノシリケ一ト組成物として命
名され、チェノ等に係る米国特許第3.852,189
号公報の第1表に示されたようなそのX線回折パターン
によって特性化されている。
本発明に有用な触媒組成物の1種として他の触媒も考え
られる。たとえばモルデナイト、結晶硼シリケートおよ
びシリカライトも使用することができる。モルデナイト
は陽イオン交換により改変することもでき、限定はしな
いが元素H,Be、 M(。
TI、 Ce、 Nd、 Pb、 Th、 Nb、 R
h、 Ba、 Sr、 LaまたはCaでの陽イオン交
換によって改変されたモルデナイトを包含する。さらに
限定はしないが、たとえば金属塩化物のような化合物を
使用する蒸着技術によって改変されたモルデナイトをも
包含する。
テクトシリケート触媒の第2の群は、重質潤滑油を選択
膜ロウする前記アルミノシリケートと異なり、たとえば
HVI80〜100もしくは80〜150ワックス性ラ
フイネートのような比較的軽質の潤滑油を選択膜ロウす
るものである。この種の触媒の1例は、ウインキストに
係る米国特許第4,343,692号公報の開示によっ
て例示される。
コノ種の他の触媒はZSM−35,ZSM−23、ZS
M−38,ZSM−21および天然フェリエライトであ
って、処理されていても或いは未処理でもよく、触媒金
属が存在しても存在しなくてもよい。
さらにこれら両触媒を同一の支持体上に配置して、そこ
に組込んだ金属により酸部位の強度を変化させたり、或
いは陽イオンを支持体中へ混入して一方の触媒が軽質潤
滑油原料に特徴的であるワックス物質と選択的に反応し
かつ他方の触媒が重質潤滑油原料に特徴的なワックス物
質と反応するようにすることも考えられる。
上記種類の両説ロウ触媒は成る種の供給物質を充分脱ロ
ウすることが知られているが、同時的共動作用で使用さ
れるこれら2種の触媒が種々異なる広範な種類の潤滑油
を脱ロウする置敷性に精油所が直面している脱ロウ方法
を予想外に使用可能にすることについては認識されてい
ない、一方がフェリエライトと同様な孔径を有しかつ他
方がZSM−5に等しいもしくはそれより大きい孔径を
有する2種の触媒は、この困難性を解消する。
何故なら、軽質潤滑油に本質的なワックス性物質は、重
質潤滑油に本質的なワックス性物質とは異なるからであ
る。
本発明の脱ロウ工程は水素の存在下で、好ましくは35
0〜2670 i /(S、T、P、)H,/ i油供
給物の水素循環速度にて行われる。  rs、T、P、
Jという表現は、標準温度(℃)および圧力(絶対圧力
1バール)を意味する。一般に、反応条件は150〜5
00℃の温度かつ2〜200バールの絶対圧力、好まし
くは2〜20バールの絶対圧力に維持される。液体空時
速度(L HS V)は、好ましくは0.1〜10、よ
り好ましくは0.5〜5.0である。
平行流で処理すべく、ここで考えられる原料潤滑油は、
一般に0.1〜50重量%の範囲のワックス性炭化水素
(この用語は一般に流動点温度より3℃低い常態で固体
の炭化水素を意味する)を含有する。流動点は、AST
M  D−97試験法に基づいて定義される。最終油の
流動点の例はHVI80〜100もしくは80〜150
につき一18℃であり、かつHVIブライトストックに
つき一7℃である0本発明の操作には、特定の供給物質
を特定の脱ロウ触媒につき適切に選択することが臨界的
である。したがって、潤滑ベース油先駆体に望ましくな
い種類のワックス性炭化水素が存在するかどうかにつき
質問せねばならない、何故なら、HV180〜100も
しくは80〜150の種類のワックス性ラフィネート潤
滑ベース油先駆体に存在する種類のワックス性物質はH
V1250〜300、HVI500〜600またはブラ
イトストックワックス性ラフィネートに本質的なワック
ス性物質とは異なることが判明したからである。
事実、驚くことに、HVI80〜100もしくは80〜
150より重質の原料潤滑油に本質的なワックスは、H
V I 80〜100もしくは80〜150におけるよ
りも大きい比率で分枝鎖および環式構造を有する。フェ
リライトと同様な孔径を有する触媒により従来圧められ
なかった問題に対する説明、すなわちこれら触媒は環式
ワックス構造を除去することができず、したがって市場
で要求される流動点までHV1150より重質の潤滑油
流を脱ロウしえないと言う問題に対する説明は真にこの
知見である。
HV180〜100または80〜150の潤滑油に存在
するワックス性物質は平均炭素数が23であると思われ
るが、この流れの個々の成分は微量の炭素数18および
31の成分を包含する範囲の炭化水素成分を含むことが
知られている。HVI250〜300に存在するワック
ス性物質は、原料に応じて平均炭素数29もしくは31
を有すると思われる。HVI250〜300は、炭素数
24〜37を有する炭化水素の所定量を含む範囲の炭化
水素成分を包含することが知られている。
HVIブライトストック中のワックス性炭化水素は平均
炭素数38を有すると思われる。HVIブライトストッ
クは炭素数22〜52を有する所定量の炭化水素を包含
する範囲の炭化水素成分を含むことが知られている。第
1ワックス性ラフイネート(HV180〜100もしく
は80〜150)のワックス含有量は45重量%より多
いノルマルパラフィンを有するのに対し、たとえばHV
Iブライトストックのような他のワックス性ラフィネー
ト流は10重量%未満のノルマルパラフィン成分を有す
る。このノルマルパラフィンワックス構造の濃度は、装
置に供給される原油供給物に依存する。このように多量
の、すなわち55重量%より多い分枝鎖および環式成分
が重油中に見られるのに対し、軽油は55重量%未満の
分枝鎖および環式成分を含有するのは驚異的であった。
一方がフェリエライトと同様な孔径を有しかつ他方がZ
SM−5と同様もしくはそれより大きい孔径を有する2
種の脱ロウ用触媒の相補的かつ独立的な平行流の同時相
互作用は特定の脱ロウ反応器の設計寸法の減小をもたら
すが、より多数の反応器を必要とするであろう。一方の
種類の触媒における脱ロウを停止させ(その間、他方を
同時に機能させ続ける)かつ高い最終温度に達する簡に
選択的な再活性化を行なうという融通性は、驚くことに
かつ顕著に生産性の低下を伴うことなく大きい孔径の触
媒の使用寿命を著しく増大させる。
さらに、触媒を再活性化する結果、プラントを完全停止
させるのを回避することにより、全体的な脱ロウプラン
トがより小さい設計となり、より少ないオフサイトのタ
ンクで作成することができ、かつ各反応器につきより少
ない触媒在庫で設計することができる。1つの反応器に
プラント誤差が生じかつ、たとえばナトリウムのような
汚染物が入り込んだ場合、他の反応器が阻害されずに機
能し続けることができる。さらに、精油所の原油供給物
が変化した場合、相補的触媒の融通性により市場の目標
を依然として維持することができる。
この平行通過の流動システムにおいては、脱ロウの連続
操作が考えられかつ好適である。成る種の触媒が捕獲さ
れた炭化水素もしくは弱く保持された触媒毒の吸蔵によ
って失活した場合、脱ロウ工程を停止しかつ触媒の水素
再活性化を開始するのが簡単である。この水素再活性化
は、水素含有ガスの存在下で343〜538℃の温度に
て行なわれる。一方の脱ロウ触媒が再活性化され、すな
わち再生されうるのに対し、他方の脱ロウ触媒は使い尽
くされて再活性化を必要とするまでその触媒機能を持続
することができる。
触媒の酸化再生はその場で行なうことができ、より好ま
しくは再生は離れた場所で別の再生容器にて行うことが
でき、その際酸素含有ガスを371〜566℃の温度で
、コークス付着物を除去して脱ロウ触媒を再生するのに
充分な時間にわたり通過させる。その後、再生触媒を各
説ロウ反応容器に戻す、酸素含有ガスは空気、純粋酸素
または酸素とたとえば窒素もしくはアルゴンのような他
の任意の不活性ガスとの混合物とすることができる。
本発明の範囲内において、前記のような減圧蒸溜装置か
ら得られる少なくとも2種、或いは4種もの潤滑ベース
油先駆体流を処理することが考えられる。しかしながら
、これらの流れは本発明の範囲内において混合すること
もでき、ただし少なくとも2種の異なる触媒を並流反応
帯域に加えて、そこに存在する特定の望ましくないワッ
クス性物質を変換させる。さらに、全体的接触脱ロウ工
程の下流では粘土処理およびハイドロフイニシングを包
含する確立された技術を用いて、脱ロウ油の色および安
定性を向上させることもできる。さらに、全接触脱ロウ
工程の下流では通常の配合技術を使用して、任意の種類
の潤滑ベース油またはたとえば自動車エンジン油、トラ
ンス油、コンプレッサ油、鉄道油、冷凍油、液圧油、ギ
ヤ油或いは所定温度における流動点の特定品質を必要と
する任意の潤滑剤などの工業油を製造することも考えら
れる。
さらに本発明は、上記方法により製造された接触脱ロウ
潤滑ベース油にも関するものである。
図面に示した流れ図はたとえば各種のポンプ、凝縮器、
受器などの工程を行なうのに必要な種々の補助装置を省
略して示されている。この工程流れ図は、本発明による
新規な並流法を限定するものと解釈すべきでない。図面
において、導管1内の原油は分溜基3に供給され、ここ
で軽質生成流が導管5を介して塔頂から或いは側部流と
して、またはその両者として抜き取られ、かつ工程から
取り出されてさらに処理され、他の炭化水素物質を回収
する0分溜カラム3からの塔底流を導管7を介して抜き
取り、減圧蒸溜装置9に移す、この流れは、重質ガス油
より重質の全ての物質を含有する。減圧蒸溜塔において
は5つまでの流れが得られ、約238℃の初期沸点と約
354℃の50%沸点とを有する塔頂流を導管11を介
して抜き取り、この流れをさらに公知慣用の処理技術に
よってそのミネラル値まで処理する、3種の流が側部流
HV I 80〜100もしくは80〜150とHV 
I 250〜300とHV I 500〜600(7)
原料非脱ロウ蒸溜物として減圧蒸溜装置から抜き取られ
るように例示され、これら蒸溜物はオープン潤滑油市場
の目標を損なうような程度の流動点をもたらすワックス
性物質を含有する。HVI80〜100もしくは80〜
150蒸溜物の流れを導管13を介して抜き取り、HV
 I 250〜350蒸溜物流を導管15を介して抜き
取り、かつHV1500〜600蒸溜物流を導管17を
介して抜き取る。減圧蒸溜装置9の塔底から導管19を
介して抜き取られた第5の流れは、たとえばアスファル
トおよび残油のような重質物質を含有する。この流れを
脱アスフアルト処置21に移し、ここでアスファルトリ
ッチな生成物を導管25を介して抜き取られる脱アスフ
ァルト油と一緒に導管23で抜き取る。この流れは一般
に(DAO)と命名され、望ましくない固有のワックス
性物質を含有し、この物質は潤滑油の流動点を大抵の工
業用途には適さない程度まで上昇させる。
本発明においては、予備的溶剤抽出系を用いてワックス
性潤滑油蒸溜物を処理することも、可能である。溶剤は
任意慣用の抽出溶剤、たとえばフェノール、N−メチル
−2−ピロリドン、フルフラールなどである。これらの
溶剤流を導管35.37.39および41を介して各バ
ッチ式抽出装置27.29.31および33に添加する
。抽出された芳香族物質、窒素および硫黄化合物を含有
するスリップ流もしくは塔底汚染流を流れ43、45.
47および49として抜き取り、これらも同様に蒸溜塔
(図示せず)で処理して、溶剤を溶剤抽出系に戻す、こ
れは流れ51.53.55および57の一部または全体
についても行なう、この溶剤抽出系は複数の帯域でバッ
チ式方法て行なうことができ、或いはこれらを1つの帯
域で一度に行なうこともでき、減圧蒸溜塔から得られた
1種のみの特定のワックス性ラフィネート流を一度に溶
剤抽出する。溶剤抽出帯域からの導管51.53.55
および57における各流出流れを任意の水添処理装置5
9.61.63および65に導入し、これら装置は導管
67.69.71および73を介して水素が導入される
。これらの水添処理装置を異なる装置として示したが、
これらは複数の流れを処理するのに有用な1つの一体化
した容器とすることもできる。さらに、水添処理は溶剤
抽出前に行なうことも考えられる。いずれにせよ、予備
膜ロウ水添処理帯域は全く任意であり、その存在もしく
は設置は潤滑ベース油先駆体の二重床の平行流通を異な
る水添膜ロウ触媒に対して考慮する本発明の流動方式に
おける木質的工程パラメータを構成しない。
水添処理装置の機能は付加的な芳香族化合物、硫黄化合
物、窒素化合物を除去しかつ複雑な芳香族化合物をより
単純な芳香族化合物に変換して接触脱口う処理をより容
易にすることである。水添処理は260〜454℃の温
度かつ74〜107バールの絶対圧力を含む緩和な水添
処理条件にて行われる。水素を不活性ガスと共に存在さ
せることができ、或いはこれを純粋な型で存在させるこ
ともできる。さらに、たとえばリホーマ−ガス流のよう
な精油流を水素の原料として使用することも考えられる
。しかしながら、この場合にも、この予備膜ロウ水添処
理工程は任意でありかつ本発明の目的を達成するには行
なう必要がないことを指摘すべきである。溶剤抽出され
、或いは所望に応じて水添処理された流出流れを各水添
処理装置59.61.63および65から(或いは図示
しない方式で操作する単一の処理装置から)導管75.
77.79および81を介して抜き取る。
これらをそれぞれ適当な接触脱ロウ工程83.85.8
7および89に直接移し、これら工程には水素導入ポー
)91,93.95および97を設ける。各説ロウ潤滑
油を各接触脱ロウ装置(或いは2個の装置F)83.8
5.87および89から導管99.101.103およ
び105を介して抜き取ってさらに配合する。
これらの流れを生成させた後、一般に水添処理を行なっ
て最終の脱ロウ生成物を更に精製する。
本発明の他の利点は、脱ロウ帯域83でフェリエライト
触媒を使用することにより、他の供給流れと配合した後
に導管99で生成物を水添処理する必要を全く排除する
ことである。この高価かつ極めて面倒な余計な工程を排
除することにより、驚くことに全工程は、脱ロウ軽質油
を水添処理せねばならないような他のm類の工程よりも
ずっと効率的かつ安価となる。所望ならば、軽質油の脱
ロウ流出流れを本発明の範囲内で水添処理することもで
きるが、これは非経済的な工程を伴なう脱ロウ油の処理
である。要するに、この工程は、脱ロウを必要とする他
の重質膜ロウ油と一緒に脱ロウ油を水素の存在下で水添
処理する必要なしに、軽質HV I 80〜100もし
くは80〜150潤滑ベース油をより効率的な触媒によ
って生成する。
本発明の他の実施例は、溶剤抽出工程の必要なしにDA
O流れを脱アスフアルト装置21から水添処理装置65
に直接に移送し、予備膜ロウ水添処理を緩和乃至苛酷な
水添処理条件、すなわち74バ一ル以上の絶対圧力かつ
260℃以上の温度で行なうことである。水添処理され
た流出物を導管81を介して接触脱ロウ装W、89に移
送し、上記の処理を行なう。
さらに本発明においては、予備的な溶剤膜ロウ方式を用
いてワックス性潤滑油ラフィネート、特に極めて低い流
動点(たとえば、−18℃以下)を必要とするものを処
理することもできる。溶剤は任意慣用の脱ロウ溶剤、た
とえばプロパンもしくはアルキルケトン類を芳香族成分
と混合したもの、すなわちメチルエチルケトンおよびト
ルエンである。これらの流れをバッチ式処理法で添加す
ることができる。この溶剤を蒸溜により回収して、溶剤
膜ロウ工程で再使用することができる。この予備的な溶
剤膜ロウは複数の帯域で行なうことができ、或いはこれ
を減圧蒸溜塔から得られたこの種の特定の各ワックス性
ラフィネートにつき1つの帯域でバッチ式方法により一
度に行なうこともできる。
水素膜ロウ装置83における好適触媒は、合成フェリエ
ライトの孔径と同様な孔径を有するものである。水素膜
ロウ装置89の好適触媒(ブライトストワックス性ラフ
ィネートにつき)は、米国特許第3,702,886号
公報に教示されたZSM−5触媒の孔径と同様またはそ
れより大きい孔径を有する触媒である。さらに、これを
水素膜ロウ装置85および87において、より小さい孔
径のゼオライトを伴なってまたは伴なわずに使用するこ
ともできる。さらに、好適なフェリエライト含有触媒の
使用は、脱ロウ後の水添処理を排除する。
分溜塔3もしくは9、脱アスファルト装221、溶剤抽
出装置27.29.31.33並びに水添処理装置59
.69.71および73における処理条件は当業者に周
知されている。流れ101.103.105或いはこれ
を流れ99と組合せたものを水添処理するための水添処
理条件および使用しつる触媒も同様に周知されている。
反応器83.85.87.89における水添脱ロウ工程
の際の工程条件は上記から示唆される通りである。
供給物質を各装置83.85.87および89の特定触
媒組成につき選択した後は、最も望ましい変換条件を確
認するための如何なる種類の熟練を要する不当な実験を
も行なう必要がない。
【図面の簡単な説明】
図面は原油供給材料から始まる4種の異なる脱ロウ潤滑
ベース油の製造を例示する流れ図であるが、その工程は
2種の潤滑油流につき使用することも出来る。 3−分溜塔  9−減圧蒸溜装置 21−説アスフアルド装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)直鎖パラフィンからなる第1ワックスを含有する
    精油所由来の第1ラフイネート潤滑ベース油先駆体から
    なる第1供給流を第1反応帯域内で水素含有ガスの存在
    下に水添脱ロウ条件にて前記第1ワックスを変換させる
    べく選択した第1水添脱ロウ触媒と接触させ、かつ分枝
    鎖および/または環式炭化水素からなる第2ワックスを
    含有する精油所由来の第2ラフイネート潤滑ベース油先
    駆体を平行位置する第2反応帯域内で水素含有ガスの存
    在下に水添脱ロウ条件にて前記第2ワックスを変換させ
    るべく選択した第2水添脱ロウ触媒と接触させ、さらに
    必要に応じ精油所由来の他のワックス性ラフイネート潤
    滑ベース油先駆体の供給流を1つもしくはそれ以上の他
    の反応帯域内で水素含有ガスの存在下に水添脱ロウ条件
    にて水添脱ロウ触媒と接触させ、かつ精油所脱ロウされ
    た潤滑ベース油の少なくとも2つの平行流出流を前記反
    応帯域から取出すことを特徴とする2種以上の精油所由
    来の潤滑ベース油先駆体の接触脱ロウ方法。 (2)炭化水素油供給流の大気圧蒸溜の塔底流を分溜す
    ることにより潤滑ベース油先駆体の供給流を得る特許請
    求の範囲第1項記載の方法。 (3)水添脱ロウ条件が150〜500℃の温度、2〜
    200バールの絶対圧力かつ350〜2670l(S.
    T.P.)H_2/l油供給物の水素/油供給物比から
    なる特許請求の範囲第1項または第2項記載の方法。 (4)第1ワックスが55重量%未満の分枝鎖および環
    式炭化水素を含有し、かつ第2ワックスが55重量%よ
    り多い分枝鎖および環式炭化水素を含有する特許請求の
    範囲第1項〜第3項のいずれか一項に記載の方法。 (5)第1水添脱ロウ触媒が、周期律表第VIB族、第V
    IIB族および第VIII族の金属よりなる群から選択される
    少なくとも1種の金属を混入した合成フエリエライトか
    らなる特許請求の範囲第1項〜第4項のいずれか一項に
    記載の方法。 (6)HVI80〜150もしくは80〜100のワッ
    クス性潤滑油先駆体からなる第1供給流を第1反応帯域
    にて水添脱ロウし、この反応帯域から潤滑ベース油をそ
    の後の水添処理なしに得る特許請求の範囲第5項記載の
    方法。 (7)第2水添脱ロウ触媒が孔径0.5〜0.9nmの
    結晶アルミノシリケートからなり、かつその組成がモル
    比として式 0.9±0.2M_2_/_nO:Al_2O_3:5
    −100 SiO_2:0−40H_2O〔式中、Mは
    陽イオンでありかつnはこの陽イオンの原子価である〕 を有する特許請求の範囲第1項〜第6項のいずれか一項
    に記載の方法。 (8)少なくとも3個、好ましくは4個もしくはそれ以
    上の平行位置する接触水添脱ロウ帯域を備える特許請求
    の範囲第1項〜第7項のいずれか一項に記載の方法。 (9)各水添脱ロウ触媒を他の脱ロウ反応帯域における
    脱ロウ操作とは独立して酸素含有ガスの存在下に371
    〜566℃の温度にて再生する特許請求の範囲第1項〜
    第8項のいずれか一項に記載の方法。 (10)再生に続いて再生触媒の不活性ガスパージを行
    ない、次いで水素含有ガスの存在下に343〜538℃
    の温度にて再活性化させる特許請求の範囲第9項記載の
    方法。 (11)少なくとも2種の脱ロウされた潤滑ベース油を
    配合して、少なくとも1種の潤滑油製品を処方する特許
    請求の範囲第1項〜第10項のいずれか一項に記載の方
    法。
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