JPS62190102A - 水稲用育苗マツト添加剤 - Google Patents

水稲用育苗マツト添加剤

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JPS62190102A
JPS62190102A JP3077086A JP3077086A JPS62190102A JP S62190102 A JPS62190102 A JP S62190102A JP 3077086 A JP3077086 A JP 3077086A JP 3077086 A JP3077086 A JP 3077086A JP S62190102 A JPS62190102 A JP S62190102A
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JP
Japan
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seedling
raising
mat
paddy rice
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP3077086A
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English (en)
Inventor
Yasuo Iioi
飯生 泰男
Yoshiyori Saito
斉藤 義順
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tomoe Kagaku Kogyo KK
Original Assignee
Tomoe Kagaku Kogyo KK
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Publication date
Application filed by Tomoe Kagaku Kogyo KK filed Critical Tomoe Kagaku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は水稲用育苗マット添加剤に関する。
〔従来の技術〕
近年、我が国の稲作は省力化の一途をたどり。
田植え作業も機械移植が全国稲作面積の94t%以上を
占めるに至っている。機械移植体系における育苗方式は
一定の大きさく30crnx乙o cm )の育苗箱に
床土を入れ、そこに種籾を播き、覆土する方法が一般的
である。
この際に用いる床土としては、出土や水田上などの自然
土や人工床土などの上糸のものが一般的に使用されてい
るが、最近1色々な種類の育苗マット(成型培地とも言
う)が開発され一普及しはじめており、昭和!9年には
全国水田の数%に使用され、今後ますます利用が急増す
ると予想されるO この育苗マットの原料としては、土ではないものという
のが特徴で、パルプ、紙、木材粗繊維。
石油からつ(る発泡樹脂、鉄鉱滓からつ(るロックウー
ルなどまさに千差万別である。これらはいずれも育苗箱
にスツボリ入る形に成型され、根が自由に貫通でAるし
くみがあり、保肥、保水牲もある0もちろん肥料成分も
入っており、 pI−Iもj前後に調整されている。
従って、床上準備が簡便であることや、素材的に極めて
軽量であるので、お年寄りや婦人連(最近、この人達が
育苗をまかされるケースが多い)にかなり人気がある。
又、工業製品であるために品質が安定していることや、
病原菌、雑草種子、有害物質を含まないことが特長とし
て挙げられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記した育苗マットにも問題点がある。
すなわち、これら育苗マットでは、苗形質が土系の自然
土や人工床上に比べ劣ることがどうしても避けられない
のが現状である。そしてこの問題を解決したのが本発明
である。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは一上記した事情に鑑み、鋭意研究した結果
、水溶性ビタミンに誘導体の適邑量を。
これら育苗マットに含浸させることにより、画形質を向
上させ得ることを見い出し2本発明に到達した。すなわ
ち、本発明は水溶性ビタミンに誘導体を有効成分とする
ことを特徴とする水稲用育苗マット添那剤である。
本発明で用いられる水溶性ビタミンに誘導体の具体例と
しては1例えばメナジオン重亜硫酸ナトIJ ウム、メ
ナジオン重亜硫酸カリウム、メナジオン重亜硫酸カルシ
ウムなどのメナジオン重亜硫酸金属塩;メナジオン重亜
硫酸アンモニウム塩;メナジオン重亜硫酸ジメチルピリ
ミジノールのようなメナジオン重亜硫酸有機了ミン塩;
メナジオールジリン酸エステルテトラナトリウム、メナ
ジオールジ硫酸エステルジナトリウム、メナジオールジ
硫酸エステルジカリウムなどのメナジオールの無機酸エ
ステル塩:メナジオールジアセテートのようなメナジオ
ールのn機酸エステル;メナジオールジニコチン酸エス
テル塩酸塩のようなメナジオールの有機酸エステル塩:
メナジオールビス(トリメチルアンモニウムアセテート
)ジクロライドのようなメナジオールの有機酸エステル
の第q級アンモニウム塩;メナジオールビスグルコシド
テトラ了セテート;クー了ミノーコーメチルーl−ナフ
トール塩酸塩;q−7ミノー3−メチル−7−ナフトー
ル塩酸塩;/、<1<−ジ了ミノーーーメチルナフタレ
ン塩酸塩などが挙げられる。
上記水溶性ビタミンに誘導体は文献記載の製造法にした
がって容易に製造することができる。
すなわち、メナジオン重亜硫酸ナトリウムはMoore
+  J、Am、  Chem、  Soc、、  t
  J、   x  oa  q  (/ qt、tt
 )に記載の方法により、メナジオン重亜硫酸カリウム
、カルシウムなどのメナジオン重亜硫酸金属塩およびメ
ナジオン重亜硫酸了ンモニウム塩はF、 Ablond
i et al、 J、 Am、 Chem、 Soc
、+ts、t2yt(t9it3)に記載の方法により
メナジオン重亜硫酸ジメチルピリミジノールはスペイン
特許第33り09/号明細書に記載の方法により、メナ
ジオールジリン酸エステルテトラナトリウム、メナジオ
ールジ硫酸エステルジナトリウム、メナジオールジ硫酸
エステルジカリウムはFieser、 J−Am、 C
hem、 S□c、、 t s、  ココr(tqm)
に記載の方法により、メナジオールジアセテートはSa
h et al+ Ber、 7 L  りt2(t 
q4to )&c記載の方法により、メナジオールジニ
コチン酸エステル塩酸塩は米国特許第−qコL!″コ!
3号明細書に記載の方法により、メナジオールビス(ト
リメチルアンモニウムアセテート)ジクロライドは米国
特許第23クコ633号明細書に記載の方法により、メ
ナジオールビスグルコシドテトラアセテートは米国特許
第233tr90号明細書に記載の方法により、クー了
ミノーλ−メチルーl−ナフトール塩酸塩はSah e
t al+ Ber、りu、 !!2(t q<tt 
)に記載の方法により、な−アミノー3−メチルー7−
ナフトール塩酸塩はBaker etalt J、Am
、Chem、Sac、t M、  26!9(/q<t
r)に記載の方法により、/、Q−ジ了ミノーコーメチ
ルナフタレン塩醒塩はH,Veldstra et a
L Rec。
Trav、 Chim、 t 2.  りj (/ 9
 u ! ) 、 Bakeretal、J、Am−C
hem−Soc、、 1.<t、  26!’) 。
コ乙6/(/94tコ)に記載の方法により製造するこ
とができる。
なお、メナジオン重亜硫酸ナトリウム及びメナジオン重
亜硫酸ジメチルピリミジノールは飼料添加物として広(
使用されており、商業的に入手することができる。
上記水溶性ビタミンに誘導体を実際に用いるときは、こ
れをそのままで使用することもできるが。
農薬製剤に用いられる適当な固体担体、液体担体。
乳化分散剤等を用いて、粒剤、粉剤、乳剤−水利剤1錠
剤−油剤、噴霧剤等の任意の剤型にして適用することが
できる。
さらに、他の無機塩、無機肥料、有機肥料、殺虫剤、殺
菌剤、除草剤等を含有させ、又は併用することもできる
上記した本発明の添加剤を育苗マットに含浸させる手段
としては、育苗箱に育苗マットをセットしたのち、任意
の剤型の本発明の添加剤を水に溶解あるいは懸濁させて
潅水しながら含浸させるのが最も簡単でよい。又、工業
的に育苗マットを製造する工程中で適当な手段で含浸さ
せてお(ことも可能である。
次に、その含浸させる量であるが、育苗箱(乙θ×30
×3crn)7箱当り水溶性ビタミンに誘導体/〜−〇
〇θm9の広い範囲で変えることができる。それ以下の
量では効果があられれないし。
又、それ以上の量では逆に抑制的作用が生ずる。
好ましい量としては、育苗箱(tO×30×3crn)
1箱当りjO〜600 m9が適当である。
〔発明の効果〕
本発明の添加剤を水稲用育苗マットに添部含浸させるこ
とにより、無処理のものに比較して、水稲の苗の地上部
及び地下部の生育が促進される。
特に根群の発達が著しくなるので、移植後の活着を促進
し、初期生育が旺盛となるために高(安定した収穫を得
ることにつながるo!t3に、低温条件下でその効果が
著しいことは、昨今の1異常気象′といわれる寒冷化現
象に対抗する強い苗をつ(り得ることで注目に値する。
〔実施例〕
以下一実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する
が1本発明はこれらの例により制限されるものではない
実施例 1 メナジオン重亜硫酸ナトリウム1部、ケイソウ上119
部、及びタルク!9部をよ(混合して粉剤の水稲用育苗
マット添部剤を得た。
実施例 2 な−了ミノーコーメチルーl−ナフトール塩陵塩S部、
及び水95部を混合して液剤の水稲j11育苗マット添
塀剤を得た。
実施例 3 メナジオールジアセテートlo部= クレー?1部、及
ヒト”デシルベンゼンスルホン酸ナトリウムコ部をよ(
混合して水和剤の水稲用育苗マット添加剤を得た。
実施例 4〜7 第1表に記載の各化合物と第1表に記載の固体担体とを
第1表に記載の混合割合でよ〈混合して粉剤の水稲用育
苗マット添茄剤を得た。
第     1     表 実施例 8 育苗箱(60×30×3−)に市販の各梯育苗マットを
セットし、7箱当りxooomtずつ潅水した。水がひ
いた後に、処理区は実施例1で調製した粉剤二〇ノを水
toomtに懸濁させジョロで潅注した。又、無処理区
は水! 00 Rhをジョロで潅注した0しかる後、稲
催芽籾(品種:ササニシキ)itoy−を播種(4を月
16日)シ、その土にクレハ粒状培土で覆土した。出芽
は32℃で一日間箱積み重ね方式で行ない1次いでコt
’c’″C−Ω日間緑化させたのち、ビニールノ・ウス
陸床に移して硬化させた。播種後J1日目(5月g日)
に完成した稚苗の形質を調青し、その結果を第2表に示
す。さらに、同じ日に苗をl/!0θOaのポットに1
株q本植えとじて移植し、昼/夜=2!℃/ツク℃のバ
イオトロン中で活着させ、2日後にサンプリングして苗
の活着状況を調査した0その結果を第3表に示す。
なお一対照区は育苗箱にクレノ・粒状培土を入れたもの
にaoOoml潅水し、稲催芽籾(品S:ササニシキ)
/♂OsPを播種したのちは一上記と同様に実施した。
独では、上糸のクレハ粒状培土区(対照区)に比べ苗丈
、乾物重ともにその値がかなり下まわるが。
本発明の添770剤処理区では、いずれの育苗マットで
も上糸のものに接近し一苗質が向上することがわかる〇 又、第3表より、新根発生数に関し、無処理区では、い
ずれも上糸のクレハ粒状培土区(対照区)に比べ少ない
が1本発明の添加剤処理区では、いずれも上糸のクレハ
粒状培土区(対照区)より多(なり1発根及び活着性が
向上することが明らかである。
実施例 9 育苗箱に市販の紙製育苗マットをセットし−、2oo。
mt濯水し、水がひいたのち、第4表に記載の化合物の
1%水浴液コOmlを小型噴霧器にて育苗マットに均一
に散布した。しかる後−稲催芽籾(品種二日本晴)/7
09を播種し、その上にクレハ粒状培土で覆土し一実施
例8に記載したと同様な方法で育苗した。播種後20日
目処完成した稚苗の形質を調査し、第4表の結果を得た
。なお対照区は、上記育苗マットに2000mt濯水し
一水がひいたのち、水20mtを小型噴霧器にて育苗マ
ットに均一に散布する以外は、上記と同様に実施した。
第4表 完成稚苗の形質 第4表より、対照区のものに比べ、第4表に記載の化合
物で処理した育苗マットの稚苗は、苗丈。
乾物重、及び板数のいずれの形質でも優れていることが
明らかである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水溶性ビタミンに誘導体を有効成分とすることを特徴と
    する水稲用育苗マット添加剤。
JP3077086A 1986-02-17 1986-02-17 水稲用育苗マツト添加剤 Pending JPS62190102A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3077086A JPS62190102A (ja) 1986-02-17 1986-02-17 水稲用育苗マツト添加剤

Applications Claiming Priority (1)

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JP3077086A JPS62190102A (ja) 1986-02-17 1986-02-17 水稲用育苗マツト添加剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62190102A true JPS62190102A (ja) 1987-08-20

Family

ID=12312915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3077086A Pending JPS62190102A (ja) 1986-02-17 1986-02-17 水稲用育苗マツト添加剤

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JP (1) JPS62190102A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5116406A (en) * 1989-06-20 1992-05-26 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Plant growth regulating composition

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6072802A (ja) * 1983-09-29 1985-04-24 Tomoe Kagaku Kogyo Kk 植物生長調節剤

Patent Citations (1)

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