JPS62190076A - 生長促進細胞培養基およびそれを使用する細胞の培養法 - Google Patents

生長促進細胞培養基およびそれを使用する細胞の培養法

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JPS62190076A
JPS62190076A JP61306699A JP30669986A JPS62190076A JP S62190076 A JPS62190076 A JP S62190076A JP 61306699 A JP61306699 A JP 61306699A JP 30669986 A JP30669986 A JP 30669986A JP S62190076 A JPS62190076 A JP S62190076A
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cell culture
culture medium
cells
divalent zinc
growth
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ウルリツヒ・クブラー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、基本細胞培養基又は基本細胞培地(basi
c  culture  medium)およびさらに
細胞の生長を促進するために十分な量の二価の亜鉛を含
んでなる細胞培養基に関する0本発明は、また、前記生
長促進細胞培!I基を使用する細胞を培養する方法に関
する。
この分野において従来使用されてきている細胞培養基は
、無機成分および有機成分を含有する。
従来の細胞培養基は、ある程度の細胞の生長を可能とす
るが、満足すべき安定な細胞の生長を生じさせず、ある
いは満足すべき細胞および細胞蛋白質の収率を生じさせ
ず、すなわち、細胞の生長を促進しないので、不利であ
る。
本発明の1つの[目的は、細胞の安定な生長を可能とす
る細胞培養基を提供することである。
本発明の他の目的は、高い細胞収率および細胞蛋白質収
率を可能とする細胞培養基を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、真核細胞、例えば、哺乳動
物の細胞を生長させて高い細胞の生長および細胞蛋白質
の収率を達成するためにとくに有用な細胞培養基を提供
することでる。
なお1本発明の他の目的は、その生長を促進する細胞の
培養法を提供することである。
本発明の前述の目的は、基本細胞培養基および二価の亜
鉛を含んでなり、ここで二価の亜鉛が細胞培養基の1文
につき約0.8〜約)、6mgのZn”の濃度で存在す
る、本発明の細胞生長j8養基によって満足された。
本発明の基本細胞培養基は、炭素源、窒素源および他の
無機および有機の成分、例えば、ビタミン類、アミノ酸
類などを含有する任意の普通の基本細胞培養基、例えば
、H,J、モルトン(M。
rt on)  、’−14fl (I n  Vi 
t ro) 6 : 89−108 (1970)(そ
の開示を引用によってここに記載する)に開示されてい
るものであることができる。本発明において使用する基
本細胞培養基は、培品する細胞の種類、すなわち、哺乳
動物、は虫類、鳥類または虫類(insect)に依存
し、それらの各々はこの分野においてよく知られており
、異なる生長の要件を有する。さらに1本発明のス(本
細胞1?J五基は、+4ti乳動物、は虫類、虫類また
は鳥類の形質転換された細胞または形質転換されない急
速に分割する細胞を培養するために使用できるものであ
る。本発明を適用できる、商業的に入手可能なこのよう
な基本細胞培養基の例は、HAM  F−10、HAM
F−12、イーグル最少必須培#l!(MEM)、バッ
ク(Puck)のN−15およびバック(Puck) 
ノN−16、マツコイ(McCoy)5A[変性(mo
d、)]、RPMI  1603.16344.164
0などを包含する0本発明において使用する好ましいス
(本細胞培五基は、マツコイ(McCo V)  5A
 [変性(mod、)]である。
ここで使用するとき、用語「形質転換されないJ  (
non−transformed)J急速に分割する細
胞は胚および上皮に由来する細胞を包含し、そして用語
「形質転換された」 (transformed)J細
胞は悪性またはハイブリドーマの由来(ヒトまたはヒト
以外)の細胞を包含する。
このような形質転換された細胞の例は、次のものを包含
する:胚の癌(embryonal  carcino
ma)、、I4丸(testis)、リンパffiへの
転移(metastasis  t。
lymph)ケイルス(Cales)−1B(ATCC
No 、  HTB−104)、乳房(breast)
HBL−100(ATCCNo 、  HTB−124
)、子宮内膜腺癌(endometrial  ac!
enocarcin。
ma)HEC−1−A  (ATCCNo 、   H
TB−112)、ウォーカー(Wa l k e r)
ラット癌LLC−URC256(ATCCNo  。
CCL−38)、HT−29(ATCCNo 。
HTB−38)および5K−BR−3(ATCCNo 
、HTB−30)、本発明は、とくに、形質転換された
哺乳動物の細胞、例えば、悪性の細胞およびハイブリド
ーマの細胞とともに用いることができる。
このような形質転換されない細胞の例は、ヒト肺二倍体
MRC−5(ATCCNo、CCL−171)、WI−
38(ATCCNo、CCL−75)およびIMR−9
0(ATCCNo 。
CCL−186)を包含する。
この分野において従来使用されている基本細胞培養基は
、無機成分および有Ia成分を、例えば、ZnSO4の
形態の、微量の二価の亜鉛と一緒に含有する。このよう
な基本細胞培養基、例えば、HAM  F−10および
HAMF−12[セルバ・カンバ=−(Serva  
Company)]中の二価の亜鉛の濃度は、培養基の
1父につき約0.007〜0.2mgのZn”十である
。しかしながら、このような微量の二価の亜鉛を含有す
る細胞培養基は生長促進作用を生じない0本発明におい
て、培養基中の二価の亜鉛の、+7Bが微量より多くか
つ前述の範囲内であるとき、生長促進作用が達成される
ことが発見された。
本発明による基本細胞培養基は、二価の亜鉛を、生長を
促進するために十分な量、例えば、約0.8〜約1.6
mgのZn++/文、好ましくは約1.0〜約1.4m
gのZ n ” ” / flの量で含有する。
二価の亜鉛の最も好ましい濃度は約1 、2mgのZ 
n ” ” / fLである。なぜなら、最大の細胞収
率がこのような濃度を用いて達成されるからである。
本発明において使用する二価の亜鉛は任意に亜鉛源であ
ることができ、そして源は制限されない。このような二
価の亜鉛の源は、無毒の有機二価の亜鉛化合物または無
毒の無機二価の亜鉛化合物を包含する。このような無毒
の無機二価の亜鉛化合物例はZnCl2 、ZnO,Z
nCO3およびZnSO4を包含する。本発明において
使用できる好ましい無毒の無機二価の亜鉛化合物はZn
Cl2である。本発明において使用できるこのような無
毒の有機二価の亜鉛化合物は有機化合物の亜鉛塩、例え
ば、酢酸亜鉛を包含する。前述の二価の亜鉛化合物の混
合物を、また、必要に応じて本発明において用いること
ができる。
二価の亜鉛は任意の方法を使用して基本細胞項五基に混
入することができ、例えば、前述の二価の亜鉛化合物は
固体の形態で基本細胞項五基に添加することができるが
、溶液、例えば、水溶液、水性酸性溶液または水性緩衝
化溶液の形態で添加することが好ましい。
本発明の細胞培養基を用いて得られる高い細胞および細
胞蛋白質の収率は、分析実験において、例えば、細胞質
蛋白質の処理において、かなりの利点を有する。これは
木質的にハイブリドーマの加速された生長およびそれら
の最終産生物、例えば、抗体に当てはまり、これらは細
胞の二次培養および培地の交換を用いないで急速にかつ
効率よく収穫することができる。
本発明において使用する細胞は、本発明の細胞培養基中
で、特定の細胞にとって最適の既知の項五条件、典型的
には36.5℃±0.5℃、0゜5%Co2795%空
気において培養する。
本発明の次の非制限的実施例は、例示の目的でのみ提供
され、そして本発明の範囲を限定することはいかなる方
法でも意図されない。ここで特に示さないかぎり、すべ
ての部および比などは重41゜による。
尖及勇 この実施例において、アメリカン・タイプ争カルチャー
・コレクション(American  Type  C
u1ture  Co11ecti。
n)から入手した悪性の形質転換されたヒト細胞系、す
なわち、結腸のヒト腺癌の癌細胞系、HT−29(AT
CCNo 、  HTB−38)および乳房のヒト腺癌
の癌細胞系、5K−BR−3(ATCCNo、  HT
B−30)を使用した。形質転換されないヒト線維芽細
胞[E5、インスチチュートーオブ会アプライド・セル
eカルチュアー、リミテッド(Institueteo
f  Applied  Ce1l  Cu1ture
、Ltd、)]を対照として使用した。前記細胞系はア
メリカン・タイプ・カルチャー書コレクション(Ame
rican  Type  Cu1ture  Co1
1ection)から凍結した状態で入手した。細胞を
再活性化するために、15%(V/V)のウシ胎児血清
を含有するマツコイ(McCo y)5A [変性(n
od、)]培地[セルバ・カンパ=−(Se rva 
 Company)]中で前記細胞を二次培養した。
再活性化された細胞を対数生長期に到達させ、次いで脱
トリプシンし、そして収穫した。収穫した細胞を15%
(v/v)のウシ胎児面7「νを含有するマツコイ(M
cCoy)5A [変性(m。
d、)]培地で2回洗浄し1次いで同−培地中に106
細胞/mlの濃度で再懸濁させた。集められた細胞濃度
はネウベウエルーターク(Neubeuer−Turk
)計数室を使用して決定し、ここで細胞の生存率をまた
トリパン(Tyrpan)ブルーの着色により決定した
[フレッシネイ(Freshney)、I 、R−、臥
惣巖四n遥1(Culture  o工 Animal
  Cell5)、アラン拳リス・パブリケイション・
カンパニー(Alan  R15s  Publ、  
C00)、ニューヨーク州、ニューヨーク市(1983
)参照]。HTB−28細胞の生存率は95%であり、
そしてHTB−30細胞の生存率は78%であった。ヒ
ト線維芽細胞(E5)の生存率は95%であった。
200.000個のHTB−30細胞または200.0
00個のHTB−38細胞を含有する管に、後述する細
胞J8五基No、1..2.3.4または5を添加し、
そして細胞を80時間インキュベーションするか、ある
いは後述する細胞培養基N016および7を添加し、そ
して細胞を96時間インキュベーションした。さらに、
200゜000個のヒト線維芽細胞を含有する管に、後
述する細胞項五ノ!No、lおよび4を添加し、そして
細胞を72時間インキュベーションした。すべての細胞
は36.5℃(±0.5℃)、0.5%のCO2および
95%の空気においてインキュベーションした。5本の
反復実験の管を、各細胞のための各細胞培養基について
使用した。
細胞培養基No、1は”’F ッDイ(McCoy)5
A[変性(mod、)]培地+15%(V/V)のウシ
胎児血清からなり、二価の亜鉛を添加しなかった。マツ
コイ(McCoy)5A [変性(mod、)]培地は
、II!i量の二価の亜鉛、すなわち、0.0±0.0
01mgのZn++/fLを含有するのみである。
細胞培養基N002は、ZnCl2を0.2mgのZn
+“7文の最終濃度に添加した以外、細胞培養21No
、lと同一であった。
細胞培−77gN o 、 3は、ZnCl2を0.8
mgのZ n+ + 7文の最終濃度に添加した以外、
細胞項五スT:No、1と同一であった。
細胞培養基N004は、ZnCl2を1.2mgのZn
++/文の最終濃度に添加した以外、細胞培養基N0.
1と同一であった。
細胞培養3No、5は、ZnCl2を1.6mgのZn
++/文の最終濃度に添加した以外、細胞培養基No、
1と同一であった。
細胞培養基No、6は、ZnCl2を2.1mgのZn
++/又の最縛汝度に添加した以外、細胞培R基N o
 、 1と同一であった。
細胞培養基No、7は、ZnCl2を2.8mgのZ 
n ” ” / lの最終濃度に添加した以外、細胞培
養基N011と同一であった。
インキュベーション時間の終りにおいて、培養基を除去
し、そして細胞をダルベツコ(Dulbe c c o
)の緩衝溶液で3回洗浄した[ダルベツコ(Dulbe
cco)、R,U、、ヴオウグトed、) 98:16
7−182 (1954)参照10次に、細胞を乾燥し
、そして20μl/mlの1.ONのNaOHがさらに
添加されている各管にオクチルフェノールポリエチレン
グリコールエーテルを0.2%(V/V)の濃度で添加
した。
試料をよく混合し、そして20〜25℃で30分間放置
した後、得られた細胞抽出液の各200klをロウリイ
(L o w r y)の方法に従い蛋白質の決定に使
用した[ロウリイ(Lowry)。
エエ)193:265 (1951)参照]。
得られた結果を下表に示す、下表中の対照は、細胞が添
加されていない、4℃における細胞培養基NO,1であ
る。この表において、生長百分率は細胞kf5養基No
、1に基づいて計算し、前記細胞培養基No、1は微量
より多い二価の亜鉛を含有せず、100%の生長値を生
ずる。すべての生長値は、5回の反復実験の管からの平
均値上標準偏差である。
対照のパーセントとしての生長値は、次式に従って決定
した: さらに、この表において、平均の吸収値は細胞中の蛋白
質濃度を決定し、そして660nmにおいて評価した。
ウシ血清アルブミン(B S A)の2つのeg!につ
いての平均の吸収値を下に示すように測定し、そして蛋
白質濃度の決定のための対照として使用した: (a)   BSA   I00μg/’t?:0.2
700.280 0.248 0.265 (a)   BSA   50ug/’i’i:0.1
350.146 0.143 0.125 表(続き) ヒト線維芽細胞 試ネ21       平均の吸収値       生
長%対照       0.179±0.027   
 −−−培養基No、1  0.519fO,O121
00培養基No、2−−− 培養3No、3−−− j?J五7.L:No、4  0.543fO,025
107培養基No、5−−− 培養7!N0.6木     −一− jp五基No、7本    −一一 木培a基N o 、 6および培養基No、7を使用す
るアッセイにつぃり、そして培養基No、1についての
平均吸収4fjは1.232±0て、対照の平均吸収値
は0.221±0.046であ、098であった。
上の表に示すHTB−38細胞およびHTB−30細胞
についての生長値は、第1図にグラフで表示されている
。この第1図が示すように、約0.8〜約1.6mgの
Z n ” ” / flの二価の亜鉛を含有する基本
細胞培養基中で生長させるとき、蛋白質濃度として表わ
される生長速度はHTB−38細胞およびHTB−30
細胞について促進される。
詳しくは1表および第1図から明瞭に明らかなように、
二価の亜鉛を約0.8〜約1.0mgのZ n ” ”
 7文の量で基本細胞培養基中に使用するとき、細胞系
HTB−3JllよびHTB−30の両者は蛋白質収率
の増加28.9%を示す、さらに、表中の結果が立証す
るように、二価の亜鉛を基本細胞培養基の11につき1
.0mgのZ n ” ” 7文の量で使用するとき、
最大の細胞の生長が達成される。すなわち、細胞系HT
B−38は細胞培養基No、lより67.9%だけ大き
い収率を有し、そして細胞系HTB−30は細胞培養基
No、1より111.2%だけすぐれた収率を有した。
表および第1図中の結果が、また、示すように、二価の
亜鉛を0.2mgのZ n+ + /交項五基、すなわ
ち、基本細胞培養基中に通常存在する二価の亜鉛の微量
より高い水準、の最終濃度で添加するか、あるいは2.
1mgのZn“/旦以上の水準で添加するとき、生長の
増加作用は見られず、そして事実、HTB−38の場合
、生長の減少作用が見られる。
表が、また、明瞭に立証するように、微量より多い量で
二価の亜鉛を含有する基本細胞培養基中で生長させると
き、急速に分割していない、形質転換されない細胞の生
長は十分に促進されず、こうして二価の亜鉛は急速に分
割する細胞の生長の促進のために予期せざることには必
要である。
本発明をその特定の実施態様に関して詳述したが、本発
明の精神および範囲を逸脱しないで変化および変更を行
うことができることは明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、形質転換された細胞系HTB−38またはH
TB−30のための、蛋白質濃度で表わした細胞生長を
示す。 第1図 磯田月84ト茎/)番号

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基本細胞培養基およびさらに細胞の生長を促進する
    ために十分な量の二価の亜鉛を含んでなることを特徴と
    する細胞培養基。 2、前記二価の亜鉛は約0.8〜約1.6mgのZn^
    +^+/lの量で存在する特許請求の範囲第1項記載の
    細胞培養基。 3、前記二価の亜鉛は約1.0〜約1.4mgのZn^
    +^+/lの量で存在する特許請求の範囲第2項記載の
    細胞培養基。 4、前記二価の亜鉛は約1.2mgのZn^+^+/l
    の量で存在する特許請求の範囲第3項記載の細胞培養基
    。 5、前記基本細胞培養基は形質転換された細胞または形
    質転換されない急速に分割する細胞の生長のための細胞
    培養基を含んでなる特許請求の範囲第1項記載の細胞培
    養。 6、前記基本細胞培養基は形質転換された哺乳動物の細
    胞の生長のための細胞培養基を含んでなる特許請求の範
    囲第5項記載の細胞培養基。 7、前記基本細胞培養基はハイブリドーマ細胞の生長の
    ための細胞培養基を含んでなる特許請求の範囲第5項記
    載の細胞培養基。 8、前記二価の亜鉛の源は無毒の有機二価の亜鉛化合物
    および無毒の無機二価の亜鉛化合物から成る群より選択
    される特許請求の範囲第1項記載の細胞培養基。 9、前記無毒の有機二価の亜鉛化合物は有機化合物の亜
    鉛塩である特許請求の範囲第8項記載の細胞培養。 10、前記無毒の無機二価の亜鉛化合物はZnCl_2
    、ZnO、ZnCO_3およびZnSO_4から成る群
    より選択される特許請求の範囲第8項記載の細胞培養基
    。 11、前記無毒の無機二価の亜鉛化合物はZnCl_2
    である特許請求の範囲第10項記載の細胞培養基。 12、細胞培養基の存在下に細胞を培養することからな
    る細胞を培養する方法であって、前記細胞培養基は基本
    細胞培養基およびさらに細胞の生長を促進するために十
    分な量の二価の亜鉛を含んでなることを特徴とする細胞
    を培養する方法。 13、前記二価の亜鉛は約0.8〜約1.6mgのZn
    ^+^+/lの量で存在する特許請求の範囲第12項記
    載の細胞を培養する方法。 14、前記二価の亜鉛は約1.0〜約1.4mgのZn
    ^+^+/lの量で存在する特許請求の範囲第13項記
    載の細胞を培養する方法。 15、前記二価の亜鉛は約1.2mgの Zn^+^+/lの量で存在する特許請求の範囲第14
    項記載の細胞を培養する方法。 16、前記基本細胞培養基は形質転換された細胞または
    形質転換されない急速に分割する細胞の生長のための細
    胞培養基を含んでなる特許請求の範囲第12項記載の細
    胞を培養する方法。 17、前記基本細胞培養基は形質転換された哺乳動物の
    細胞の生長のための細胞培養基を含んでなる特許請求の
    範囲第16項記載の細胞を培養する方法。 18、前記基本細胞培養基はハイブリドーマ細胞の生長
    のための細胞培養基を含んでなる特許請求の範囲第16
    項記載の細胞を培養する方法。 19、前記二価の亜鉛の源は無毒の有機二価の亜鉛化合
    物および無毒の無機二価の亜鉛化合物から成る群より選
    択される特許請求の範囲第12項記載の細胞を培養する
    方法。 20、前記無毒の有機二価の亜鉛化合物は有機化合物の
    亜鉛塩である特許請求の範囲第19項記載の細胞を培養
    する方法。 21、前記無毒の無機二価の亜鉛化合物はZnCl_2
    、ZnO、ZnCO_3およびZnSO_4から成る群
    より選択される特許請求の範囲第19項記載の細胞を培
    養する方法。 22、前記無毒の無機二価の亜鉛化合物はZnCl_2
    である特許請求の範囲第21項記載の細胞を培養する方
    法。
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