JPS62188662A - 数値制御によるガラス板の研削方法 - Google Patents

数値制御によるガラス板の研削方法

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JPS62188662A
JPS62188662A JP2613587A JP2613587A JPS62188662A JP S62188662 A JPS62188662 A JP S62188662A JP 2613587 A JP2613587 A JP 2613587A JP 2613587 A JP2613587 A JP 2613587A JP S62188662 A JPS62188662 A JP S62188662A
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glass plate
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head
machining
axis
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茂 坂東
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は円形、だ円形、矩形その他いろいろな曲線を持
つ各種形状のガラス板の広巾面取りくベベリング)を数
値指令によって機械の動作を制御しながら行なうガラス
板の数値制御による面取り機械及び研削方法に関する。
例えば、ガラス板のA中面取り(ベベリング)を行なう
場合には、エツジのコバ摺り工程(コバ切削又はコバ研
削)、面取り切削(ダイヤホイールによるベベルカット
)、面取り切削された面を研削する面取り研削(砥石等
によるスムージング)、面取り研削された面をポリッシ
ュづ゛るつや出し工程等の各工程を経る必要がある。と
ころが、前記のごとき各種形状のガラス板を自動面取り
するには、これら各工程において加工ヘッド、ひいては
加工ホイールそれぞれを、ガラス板エツジに沿って走ら
せるように構成し、各加工ホイールの動きをそれぞれ制
御させる必要がある。この場合、上記各工程における加
工ホイールの肋きをすべて個々に独立的に制御するには
制御すべき動作が多数となるので、制御装置を多数必要
とし、また複雑高度の制御装置を必要とし、また制御テ
ープ作りのプログラムが複雑、困難となる。
そこで、本発明は、上記各工程の加工を司る多数の複雑
な動きを行なう加工ホイール群を機械的に連結して各加
工ホイール群が同一の動きを行なうように形成し、単−
又は少数の数値制御装置で各工程の作業運動を同時に数
値制御させるようにした面取り機械を提供することを目
的とする。
さらに、本発明の別の目的は、上記各加工工程を行なう
装置を順に一列に直線上に並べ、これら各加工工程の装
置に対して、ガラス板を自動供給、搬送、自動位置決め
することにより、スピーディな自動面取り加工を行なう
機械を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、回転可能となった加工ホイ
ールをそれぞれ1基宛有する加工ヘッドのうち所要の加
工ヘッドに、加工ホイールとして研削ホイールを、垂直
軸に対して傾斜状に設け、該研削ホイールの研削面とガ
ラス板の被研削面とは常に実質的に同じ接触角度を保つ
ように、研削ホイールを垂直軸回りで旋回させるように
構成した面取り機械を提供するにある。
本発明のさらに別の目的は、各加工ホイールの水平面内
における2軸方向(X軸方向、Y軸方向)の動き及び前
記旋回運動を数値制tIII!するように構成した面取
り機械を提供するにある。
本発明のさらに別の目的は、研削ヘッドに設けた研削ホ
イールを、研削点を通る垂直軸回りで回転させつつ、こ
の研削ホイールとガラス板との間に水平面内で2軸方向
(X軸方向、Y軸方向)の相対移動させることにより、
研削ホイールの常に同一部分で研削させるガラス板の研
削方法を提供するにある。
以下、具体例を図面に基づいて説明する。
第1図ないし第3図に示すように、ガラス板を載置し、
水平面内で一方向、例えばX軸方向の運動を司どるテー
ブル30は、それぞれ等間隔で配しスライドベアリング
32を介して、ベース33上に架設したガイドレール3
4に係合しており、サーボモータ35により回転される
ネジ軸36によりナツト40を介して進退され、第1図
で左右へ移動する。各固定台31は、第3図に示すよう
に、フレキシブルなホース37を介して真空装置38に
連なり、これら固定台31上に載置されるガラス板を吸
引し、加工中、ガラス板を固定する。第4図のように、
吸引口を形成する。固定台31に中ぐり41を形成し、
この中ぐり41内にバネ42を介在させて、中央に突起
43を有するシールプレート44を可動状態で挿入し、
環状の押さえプレート45によりシールプレート44が
とび出さないように規制する。中央に貫通孔を有するシ
ール部材4Gを外側に取り付け、この貫通孔47内に前
記突起43を挿入し、突起43の上部のみ外部へ突出さ
せる。シール部材46には複数の貫通孔48を穿ってあ
り、常時はこれらn通孔48はシールプレート44によ
ってたされている。ネジ穴49にはホース接続用のニッ
プルをネジ込み、真空装置に接続する。図示の状態では
吸引は行なわれないが、固定台31上にガラス板が載置
されると突起43が押し下げられ、通路50を介して貫
通孔48は真空装置と連通し、吸引が行なわれる。
テーブル30には、ベルトコンベヤ51がテーブルに対
して昇降可能に取り付けられている。固定台31をはさ
lυで両側に配したフレーム52.52をその前後で部
材53により接続すると共に、この部材53をそれぞれ
自体公知のねじ機構に取り付け、前接左右に合計4個設
けたねじ機構54により、フレーム52.52を同時に
昇降させる。各フレーム52.52にそれぞれ駆動プー
リ56、従動プーリ57を回転目より両ベルトを同期駆
動するようにしである。このベルトコンベヤ51によっ
てガラス板は1の固定台から次続の固定台へ搬送される
ヘッド台60は、4台の加工ヘッド61〜64を前記4
台の固定台31に対応した位置に有するもので、ベース
33に固定したフレーム65上で、第1図の紙面に垂直
の方向へ、つまりY軸方向へ移動可能となっている。フ
レーム65上にレール66、66を固定して設け、ヘッ
ド台60の長手方向両側にそれぞれ2個ずつ取り付けた
スライドベアリング67、67が各レール66、66に
係合してヘッド台の支持を行ない、しかもこのレール6
6、66上をヘッド台Goが移動できるように形成し、
一方、ヘッド台60の両側にナツト69を取り付け、こ
のナツトにかみ合うネジ軸68.68をフレーム65上
の長手方向両側に回転自在に設ける。フレーム65上に
はV−ボモータ7゜を取り付けてあり、このサーボ七−
夕の回転力を、タイミングベルト#を介して、ヘッド台
60と平行にフレーム上に配置したシャフト72に取り
出し、シャフト72の両端t’$歯車を介してそれぞれ
前記ネジ軸68.68に係合させ、両ネジ軸を同方向へ
回転させるように構成してあり、両ネジ軸の回転により
ヘッド台60を進退させる。13は、ネジ軸68を回転
自在に装着する軸受であり、各ネジ軸の両端部に設ける
ヘッド台60に搭・載した各加工ヘッドは、第1図の右
から左の方へ工程順に配置しである。加工ヘッド61は
エツジング用で、第2図に示すように、ガラス板Gの端
Eを単に切削又は研削するもので、円板状のダイヤモン
ドホイール75を使用し、このホイールの回転軸心とガ
ラス板の被研削面Pとは直交して配置される。加工ヘッ
ド62は面取り切削用で、カップタイプダイヤモンドホ
イール76を使用し、第3図に示すように、ガラス板の
被研削面Pと、該ホイール16の回転軸心とは傾斜して
配置される。加工ヘッド63は仕上げ用で、前段の加工
ヘッド62において面取り切削された部分の研削を行な
い、カップタイプの砥石からなる研削ホイール17を使
用し、第3図のごとく傾斜して配置される。加工ヘッド
64はつや出し用で、百2段において面取り切削及び研
削を行なった部分に仕上げを行なうもので、カップタイ
プのフェルトホイール78を使用し、第3図のごとく傾
斜して配置される。
前記のごとく、複数設けられる加工ヘッドのうら、エツ
ジング用以外の加工ヘッドはガラス板の面取り切削用、
面取り切削した部分を研削する研削用及びωI削した部
分を研IIする研磨用として用いられ、本川IIIaI
及び特許請求の範囲においては、前記゛、エツジングに
対して、これら全てを“研削”という用語で総称するこ
ともある。
第5図に゛示す加工ヘッド61は、モータ80と、この
モータ80の出力軸81に取り付けたホイール15とか
らなり、モータ80はモータ支持台82に取り付けられ
ている。ヘッド台60の前壁83に、上下に間隔をへだ
ててスペーサ84.84を固着し、上のスペーサに設け
た貫通孔85に送りネジ86を挿通させ、スペーサ゛の
上下にスラストベアリング87.88を配し、下のスラ
ストベアリング88をロッド86に固着したベアリング
受け89により受け、−力士のスラストベアリング87
を、送りネジ86のネジにネジ込まれる雌ネジを有する
ベアリング押さえ90により押圧してあり、結果的にベ
アリング受り89とベアリング押さえ90とにより両ス
ラスl−ベアリングを挟持し、送りネジ86は上のスペ
ー984に対して回転可能で軸方向への移動不可に支持
されている。送りネジ86の下端部にはネジ部91を設
けてあり、このネジ部91にナツト92がネジ込まれ、
ナツト92を取り付けているスライド部材93がロッド
86の回転により、上下のスペーサ84.84に接触し
た状態で上下に摺動できるようになっている。スライド
部材93に前記モータ支持台82を取り付けであるので
、ロッド86の上端に取り付けたハンドル94を回転さ
せると、ナツト92が上下し、結果的にモータ80が上
下することとなり、ガラス板Gに対してホイール75の
位置調節ができる。
第6図に示す加工ヘッド62(これは前記のごとく加工
ヘッド63及び64にも共通の構造である)は、この出
力軸96がI直線に対して傾斜して配置されているモー
タ95と、このモータ95の出力軸96に取り付けられ
たホイール76と、モータ95を垂直BZ軸回りで旋回
させる旋回機構97とからなる。°すなわら、モータ9
5によって回転されるホイール7Gは出力軸96の回り
で自転すると同時に、ガラス板の輪郭に沿って動かされ
、研削に供されるときZ軸回りを公転する構造となって
いる。このような旋回構造となっているため、ホイール
76の研削面768はガラス板Gの被研削面Pに対して
常に実質的に同じ研削部で接触することとなり、均一な
研削をガラス板に施すことができる。モータ95は、モ
ータ支持台98に設けた円弧状の長孔99.99にボル
トを挿通し、これをナツトにより締め付けてこの支持台
98に固定されており、ナツトを緩めると、モータ95
は水平軸回りで旋回でき、ホイールの研削面76aとガ
ラス板Gの被研削面Pとのなす角度をm節でき、この結
果、面取り角度を自由に変更できる。モータ支持台98
はOラド1GGと一体となっており、このロッド100
の上端部はベアリングのハウジング101を通ってこの
ハウジング101よりも上方に突出しており、ハウジン
グ内に配列したラジアル及びスラスト用のベアリング列
102の上側で、該ロッドにネジ込んだナツト103と
、ロッド100のハウジング101に対する軸方向の動
きは阻止されているが、前記ベアリング列102により
ロッドの回転は可能となっている。ハウジング101は
スライド部材93に固定され、送りネジ86の回転によ
り上下に移動可能となっている。このスライド鍬構の詳
細な説明は前記したので省略する。
ロッド100の上端部にはスプライン105を設け、対
してロッド100は上下に摺動可能となっている。
第1図に示すように、加工ヘッド62.63及び64の
各プーリ1G6.107および108はタイミングベル
ト109を介してサーボモーター10に連携され、同時
に回転される。この結果各加工ヘッドのロッド100が
回転され、ホイール76、77および78がZ軸回りを
旋回する。このZ軸はガラス板の研削点に位置、するよ
うに選定しであるので、第7図に示すように、各ホイー
ルは現に進行しているガラス板の研削点Qを中心に水平
旋回し、ガラス板の輪郭の変化にかかわらず、常に同一
の研削角度を保つ。
第8図ないし第10図に示すのはガラス板の面取奢 り機械の別の例である。前記例では、ガラス板虜載置す
る複数の固定台を右するテーブルは一方向(X軸方向)
への移動が可能となり、ヘッド台が他方向(Y@)へ移
動可能となっていたが、本例ではテーブルは固定され、
ヘッド台が2方向(X軸方向、Y軸方向)へ動くように
構成されている。
テーブル130は、本例では5台の固定台131を具備
したもので、ベース132に固定されている。
固定台131は前記例と同様に真空吸引装置に連結され
(図示してない)、この上に載せられたガラス板の吸引
を行ない、加工中にガラス板を定位置に保持する。この
テーブル130に対して上下方向移動可能にネジ軸13
3により支持され枠組みされた可動フレーム134には
前記例と同様に、−列に並lυだ固定台131をはさん
でその両側となるように2条のベルト135.135を
配置して供給手段136が形成されている。各ネジ軸1
33は、モータ137゜タイミングベルト138により
回転される、テーブルの長手方向に伸延するシ11フト
139に設りた傘歯車140によって回転されるもので
、第10図に示すように、可動フレーム134の両側に
配置されている。
ベース132の四隅から上方向に延設した垂直フレーム
141に剛接されているフレーム140aに対して、ク
ロス台142が第8図において紙面に垂直する方向(Y
軸方向)へ移動可能となっており、このクロス台142
に対してヘッド台155が第8図において左右方向(X
軸方向)へ移動可能となっている。この結果、ヘッド台
155は固定的に設けたテーブル130に対して2軸方
向へ移動する。フレーム140aの上に固定した2条の
レール143.143にはり[]ス台142の下側に取
り付けたスライドベアリング144が係合しており、第
9図に示すように、モータ145によってタイミングベ
ルト146を介して回転されるシャフト147の両端に
取り付けた傘歯車148、この傘歯車148とかみ合う
傘歯車149、この傘歯車149を一端に有するネジ軸
150.150及びクロス台に固定され、ネジ軸150
とかみ合うナツト151により、クロス台142は移動
される。
第10図に示すように、クロス台142には上下に2条
のレール152.152を配置固定してあり、一方、ヘ
ッド台155には前記各レールと係合するスライドベア
リング156を設け、クロス台1421に内定したモー
タ157によりタイミングベルト158を介して回転さ
れるネジ軸159とかみ合う、ヘッド台155に固定的
に設けたナツト160を介して、ヘッド台155はクロ
ス台142上を左右に移動する。ヘッド台155には、
第8図に示すように、前記テーブル130上に位置させ
た5台の固定台131に対応する位置に5基の加工ヘッ
ド161ないし165を装着してあり、各加工ヘッドは
、ヘッド台155上に固定したモータ16Gによりタイ
ミングベルh167を介して回転されるシャフト168
及び傘歯車列169により同時に回転されるようになっ
ている。
各加工ヘッドは、第11図および第12図に示すように
、前記例と同様に回転可能かつその軸方向移動不可に懸
架したロッド170のの下端部にその締付なったスライ
ド部材173を摺動可能に支持していイ る。すなわj5L形スラメド部材173の一方の辺部1
74の外側にありみぞ175を設け、これをホルダー7
2.に設けた相補形状の突起176に係合させると共に
、これ自体公知のネジ機構をイーするノブ177を回転
させると、スライド部材173がホルダー72に対して
進退するように形成しである。スライド部材173の他
方の辺部178の内側にバチ形状の突起119を設ける
と共に、この突起179と相補形状の満180を有する
第2のスライド7gl材181を形溝180の辺部17
8の突起179に係合さV1曲記と同様にネジ機構を右
4゛るノブ182により辺部178に対して第2のスラ
イド部材181が進退可能となっている。さらに同様の
構成により、支持プレート183はノブ184により第
2のスライド部材181に対して上下方向に進退可能と
なっており、このプレート183に前記例と同じく、モ
ータ185が水平軸回りで回動可能に取り付けられてい
る。
第8図に示すように、エツジング用のヘッド162ちま
た同じネジ園構を有する。第8図に示すように、Oラド
1フ0のそれぞれの上端には傘歯車169とかみ合う傘
歯車191を取り付けてあり、この結果、シャフト16
8がモータ166によりタイミングベルト161を介し
て回転されると、ロッド170にしっかりと固定された
各ホルダ172は垂直線回りを回転し、結果的にホイー
ル186.194〜196は研削部を通る垂直軸回りを
旋回する。この例では、エツジング用のホイール192
を取り付けているモータ軸193は、その軸位置を垂直
にするように調節され、しかもこのエツジング用のホイ
ール192ちまた他のホイール186.194〜196
と同じように旋回される。
なJ3、前記第2の具体例において、前記した以外の構
成は第1の具体例と実質的に同じである。
また第2の具体例において研削ホイール186と194
〜196に代えて、これらをエツジング用ホイールでお
き換えることもできる。この場合、おき換え逸れたエツ
ジング用ホイールは、エツジングホイール192と同じ
くそれぞれの回転軸を垂直に配置する必要があるが、こ
のようなりA節はブレー1−187を水平軸回りで回動
することによって行なうことができる。すべてのホイー
ルをエツジング用とすると、例えば自1に111の窓の
ごとく、面取りを行なわずエツジ加工を行なう場合で、
しかも同一規格品を量産するときに特に有用であり、エ
ツジング加工時にホイールの旋回を行なうと、ホイール
の干渉を避けることができ、制御方式も簡単となる。前
記第2の具体例では、加工ホイールの回転中心位置を微
調節するネジ機構により、加工ホイールの旋回中心、つ
まりロッド170の中心と加工ホイールの回転中心とを
相対的に変位することができる。
前記の如く構成された面取り機械は、第13図に示すよ
うな数値制街1装置200に制御されて動作され得る。
この装置!!200は公知のものが使用されるが、以下
その基本的な構成及び第1図に示す面取り機械に対する
動作を説明する。入カニニット201は、紙テープに穿
孔されてプログラムされたファンクション及び数値デー
タを読み取る紙テープリーダ202と、このリーダ20
2の動作を制御し、読み取りデータを解読し、次の演算
ユニット203に転送する入力制t)llF3204と
、装置200の制御状態を示し、かつ装置200にある
特定の動作を指示すべく、ファンクションスイッチ及び
表示器等が設けられた操作盤205とからなる。演算ユ
ニット203は、入力制御器204からのデータに基づ
いて、サーボモータ35.70及び110によって生起
させるヘッド61.62.63及び64のX軸方向移動
量、Y軸方向移vJ量及びZ軸回りの回転量を補間計算
する演算回路206と、この演算回路206から出力さ
れる演算結果としてのパルスを計数するポジションカウ
ンタ207.208及び209と、装置200の動作サ
イクルを規定するサイクルコントローラ210とからな
る。演算回路206は、いわゆる公知のディジタル微分
解析機が適用されており、これにより、リーダ202か
ら読み取られた移動先の座標値と、ポジションカウンタ
207.20B又は209に設定される現在位置座標値
とが比較され、この比較において差がある際には、その
間が順次直線補間或いは、円弧補間されて制御量が決定
される。従って、演算回路206には、第14図に示す
ように補間器401を制御する直線補間制t[I鼎40
2.円弧補間制御器403、移動先の座標値を格納する
コマンドレジスタ404.現在位置の座標値を格納する
現在位置レジスタ405及びこのレジスタ404及び4
05の内容を比較し、比較結果をパルス制御器407及
びサイクル制御器21Gに出力する比較器406と、比
較器406の比較結果に基づいて補間量をパルスとして
カウンタ207.208又は209に出力するパルス制
御器407とを有する。尚、両レジスタ及び比較器は、
X軸方向、Y軸方向及びZ軸回りの制御に対して夫々設
けられている。X−カウンタ207 、Y−カウンタ2
08及びスピン−カウンタ209は夫々、演算回路20
Gから出力される演算結果パルスを計数し、この計数値
に基づいてサーボユニット211の各サーボ回路212
.213及び214を動作させる。各サーボ回路212
.213及び214は夫々対応する計数値に基づいて夫
々のサーボモータ35.70及び110を動作させる。
各サーボ回路においては、モータにより生み出された変
位置をインダクトシンまたはリゾルバ及びタコジェネレ
ータ215.216及び217により検出して位置制御
又は角度制御及び速度制御を行なうように構成されてい
る。このようなインダクトシン、リゾルバ及びタコジェ
ネレータ旧5.216及び217の位置制御及び速度制
御は、いわゆる自動制御技術の分野で公知であるので説
明を省略する。
作の概略を説明すると、まず、面取り機械側に設けられ
ている主操作盤21Bのスタートスイッチを押下すると
、スタート信号がサイクル制@ i2!:210に入力
され、サイクル制御器210は入力制御器204にリー
ダ202からデータの読み取りを指示する。これにより
リーダ202からはプログラムされたテープ上のデータ
が読み出され入力llI+11111器204において
解読され、演算回路206に入力される。
尚、ガラス板Gは、すでに全ての台31G、:載誼され
て固定され、またヘッド61.62.63及び64は、
研削加工開始原点に配置されているものとする。従って
、この際、演算回路206に入力されるデータは、X@
力方向移IJJ量、Y軸方向の移動膿及びZ軸回りの回
転型であり、これらは夫々のコマンドレジスタ404に
入力される。コマンドレジスタ404に入力された値は
、現在位置、即ち原点位置を示す現在位置レジスタ40
5の値と比較され、この比較において、差があることを
示す信号がパルス制御ll器407に入力される際には
、パルス制御器407は、補間器401からの信号をカ
ウンタに順次出力する。尚、補間において、直線補間を
行なうか、円弧補間を行なうかはプログラムにより設定
し得、例えば直線補間が設定される際には、補間器40
1は、直線補間制御器402により1IIIIIlされ
てに基づいてカウンタ207に微少移動mに相当する値
を設定すべく、一連のパルスをカウンタ207に出力す
る。カウンタ207がこのような値に設定されると、こ
れを受信するサーボ回路212は、テーブル30をX軸
方向に微少移動させるべく、サーボモータ35を動作さ
せる。サーボモータ35が駆動されると、軸36が回転
されテーブル30がX軸方向に移動され、台31の位置
、即ち、各ヘッドに設けられたホイール75.76、7
7及び78に対するガラス板Gの位置がXI#A方向に
微少に変位される。ここにおいて、前もって駆動されて
いるヘッドモータ80及び95により回転されるホイー
ル75.76、77及び −78により、ガラス板Gに
加工が施されつつ加工位置がX軸方向に微少量変位され
る。このサーボモータ35により生起される微少変位量
及び移動速度は、インダクトシン及びタコジェネレータ
215により検出されてサーボ回路212に帰還され、
正確に設定される。次にY軸に関するコマンドレジスタ
404に入力されたY軸方向の移動量と、Yl11方向
の現在位置、即ち原点位置を示す現在位置レジスタ40
5の値と−碍碩−−!=j!+−匹−1!−一2が比較
され、この比較において差があることを示す信号がパル
ス制御器407に入力される際には、パルス關W器40
7は、補rm器401からの信号により微少変位量を示
すパルスをカウンタ208に出力する。カウンタ208
がこのような値に設定されると、これを受信するサーボ
回路213は、ヘッド61.62.63及び64をY軸
方向に微少移動させるべく、サーボモータ70を動作さ
せる。これにより、軸68は回転され、ヘッド台60は
Y軸方向に移動され、各ヘッドに設けられたホイール7
5.7G。
ご9ノ ア7及び78一番→4ガラス板Gに対する位置がY軸方
向に微少に変位する。従って、ヘッドモータ80及び9
5により回転されるホイール75.76、77及び己ル ア8Qガラス板Gに加工が施されつつ加工位置がY軸方
向に微少量変位される。このサーボモータ70により生
起される微少変位置及び移動速度は、イ↓ ンダトシン及びタコジェネレータ216により検出され
、てサーボ回路213に帰還され正確に設定される。更
に、スピンに関するコマンドレジスタ404に入力され
たスピン員と、Z軸回りの現在位置、即ち原点位置を示
す現在位置レジスタ405との値が比較され、この比較
において差があることを示す信号が比較器406からパ
ルス制WJ器407に入力される際には、パルス制@ 
l 407は、補間器401からの信号により微少変位
量を示すパルスをカウンタ209に出力する。カウンタ
209がこのパルスにより微少変位置を示す値に設定さ
れると、サーボ回路214はヘッド62.63及び64
を2軸の回りで微少回転させるべく、サーボモータ11
0を動作させる。サーボモータ110が駆動されると、
タイミングベルト 109が走行され、夫々のプーリ1
06,107及び108が回転され、ヘッド62.63
及び64がZ軸の回りで回転される。これにより各ヘッ
ドに設けられたホイール76、77及び18−会吟ガラ
ス板Gに対する位置がZ軸の回りで微少に変位する。従
ってヘッド七−夕95により回転されるホイール76゜
77及び78によりガラス板Gに加工が施されつつ加ル 王位置がZ軸回りで微少変位される。このサーボモータ
110により生起される微少角度及び移動速度は、リゾ
ルバ及びタコジェネレータ217により検出されて量ナ
ーボ回路214に帰還され、正確に設定される。以上の
ようにして、X軸方向に関し、Y軸方向に関し及びZ軸
回りに関する1ステツプの補間動作が行われるのである
が、ここで、X軸、7輪及びZ軸回りにおける現在位置
を示す現在位置レジスタ405は、カウンタ207,2
08及び209の内容、即ら移動後の位置が設定されて
いる。このため1ステツプの補間動作後再びコマンドレ
ジスタ404と現在位置レジスタ405との比較が各軸
に対応して行われ、その内容に差がある際は、前記動作
が繰り返され現在位置レジスタの内容が更新される。こ
れに対して、コマンドレジスタ404の内容と、現在位
置レジスタ405の内容が一致した場合、対応する比較
器406はサイクル制tIIV!A210に次のデータ
の読み取りを指示する信号を出力し、サイクル制御器2
10は前記同様、入力制御器204に対してデータの読
み出しを指示し、入力制御21i器はり−ダ202から
読み出されるデータを解読してこのデータを再びFA算
回路206に供給する。ここで、このデータが次の移動
先を示すデータである際には、このデータは相当するコ
マンドレジスタ404に格納される。尚、このようなコ
マンドレジスタ404に対する新しいデータの格納は、
X軸、Y軸及びZ軸回りに関して必ずしも同時に行なわ
れない。移動mが異なる際は、各個別々に行われる場合
がある。このようにして再び新しい移彷、先がコマンド
レジスタ404に設定されると、再び補間動作が行われ
、テーブル30及び夫々のヘッドはX軸、Y軸及びZ軸
の回りで所定に移動及びスピンされる。以上のようにし
て順次プログラムデータに基づいてガラス板Gに対する
加工が施工されて、最後にX軸、Y軸及びZ軸回りに対
する原点位置、即ち元の位置のデータがテープリーダ2
02から読み出されると、演算ユニット203は、前記
同様、この原点位置までの補間動作を繰り返し、ガラス
板Gに対する各ホイール75.76、77及び78の加
工点を元の位置に設定する。原点位置にテーブル30及
び各ヘッド61,62.63及び64が再設定されると
、各比較器406はサイクル制m+器210にそれを指
示し、これによりサイクル制御″a210は、リーダ2
02から次のデータを読み出すべく、入力制御器204
に信号を発し、入力制tIl器204は、リーダ202
からのデータを解読し、演算回路206にそのデータを
供給する。この際、読み出されるデータは、各ヘッド6
1,62.63及び64を加工位置からある一定量移動
、例えば第2図に示す位置から右側にある一定ffi[
!移動させるデータであり、このためこの移動先のデー
タはY軸に関するコマンドレジスタ404にのみ設定さ
れ、このコマンドレジスタ404の設定値に基づいてサ
ーボ回路213はサーボモータ10を作動させるべく、
動作する。従って、軸68が回転され、各ヘッド61,
62.63及び64がY軸に関して加工位置からある一
定量外される。この動作において、Y軸のコマンドレジ
スタ404と現在位置レジスタ405との内容が一致す
れば、パルス制御器401の動作は停止され、これと共
にサーボ回路213は、サーボモータ70の動作を停止
し、サイクル制御器210はリーダ202から次のデー
タを読み取ることを入力制御器204に指示する。入力
制御器204はこの指示に基づいて、テープに穿孔され
たデータをリーダ202から読み出し、このデータを解
読する。この際、読み出されるデータは、台31へのガ
ラス板Gの吸着を解除すべく、真空装置38の動作を停
止し、フレーム52.52を介してベルトコンベア51
によるガラス板Gの持ら上げを生起させるべく、油圧シ
リンダ54を作動させ、その後、各ガラス板Gの夫々を
次の台31まで搬送すべく、モータ58を作動させるデ
ータである。このデータを読み出すと、入力制御器20
4は、夫々の駆動制御装置(図示せず)に制御ill信
号を発し、これにより夫々の駆動制御装置は、真空装置
38を停止し、油圧シリンダ54を作動させ、モータ5
8を作動させる。モータ58の作動によりベルトコンベ
ア51は走行され、このベルトコンベア51に載置され
る全てのガラス板Gは例えば第1図において左方向に移
送され、夫々のガラス板Gが次の台31まで搬送される
。尚、最右端の台31には、新しく加工せんとするガラ
ス板が操作者により、或いは自動的に載置される。夫々
のガラス板が正確に次の台まで搬送されると、これを検
知する検知器(図示しない)からの信号により、夫々の
駆動制御l′4A直は、モータ58の動作を停止し、同
時にベルトコンベア51によるガラス板Gの持ち上げを
解除すべく、油圧シリンダ54を作動さけ、台31ヘガ
ラス板Gを吸容させるべく、真空装置38を作動さる。
Lれら動作完了後、各駆動制御装置は、動作完了信号を
サイクル制御111210に出力する。サイクル制@ 
i 210は、これにより、再びリーダ202からのデ
ータの読み取りを行なうべく、入力制御I器204に指
示し、入力制御器204は、リーダ202から次のデー
タを読み出し、これを解読する。ここで読み出されるデ
ータは、テーブル30及びヘッド61゜62、63及び
64に対する原点復帰指令信号と原点位置座標値とから
なるものであり、これらデータは再び演算回路206・
に転送される。ところで、ヘッド61.62.63及び
64は、前記の如く、Y軸方向に関してのみ原点から変
位されているため、演算回路206はY軸方向に圓する
動作のみを行なう。従って、カウンタ208から出力さ
れる信号によりサーボ回路213は、サーボモータ70
を作動させるべく動作し、ヘッド61.62.63及び
64は、第2図に示す関係において左方向に移動され原
点位置に復帰される。これにより、Y軸に関するコマン
ドレジスタ404と現在位置レジスタ405との内容が
一致し、この一致信号はサイクル制御器210に入力さ
れ、再び次の加工を施すべく、サイクル制御器210は
、リーダ202からデータを読み出づ指令信号を入力制
御器204に出力する。以下、同様であって、演算ユニ
ット203は入力制@ B204から得られるデータに
基づいて補間演算を行ない、この結果をサーボlニット
211に出力し、サーボモータ1〜211は、夫々のサ
ーボモータ35.70及び110乞作動させ、ナーボモ
ータ35.70及び110は、テーブル30及び各ヘッ
ドガラス板Gの加工点に対応して移動させる。尚、この
ような数値制御装置200による制御動作は、若干のプ
ログラムの変更、回路構成の変更により第8図に示す機
械にも好ましく適用し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の第1の例を示す正面図、第2図は
、第1図のI−n線方向から見た側面図で、エツジング
用ホイールは第1図に示した位置と180°はずれた位
置にある状態を示し、第3図は第1図のm−mwis面
図で、研削ホイールは第1図に示した位置と180°ず
れた位置にある状態を示し、第4図は固定台の詳細断面
図、第5図は、旋回をしない加工ホイールの支持部の詳
細図、第6図は旋回する加工ヘッドの支持部の詳細図、
第7図は、研削ホイールがガラス板の縁に沿って旋回す
る状態を示す説明図、第8図は本発明装置の別の例を示
す正面図で、一部を破断してあり、第9図は同平面図、
第10図は、第8図のX−XI断面図、第11図は、旋
回する加工ヘッドの側面図、第12図は同正面図、第1
3図は、NG装置のブロック図、第14図は、演算回路
のブロック図である。 30・・・・・・テーブル、51・・・・・・ベルトコ
ンベヤ、60・・・・・・ヘッド台、61〜64・・・
・・・加工ヘッド、130・−・・・・テーブル、13
1・・・・・・固定台、142・・・・・・クロス台、
155・・・・・・ヘッド台、161〜165・・・・
・・加工ヘッド。 手続補正書 昭和62年3J19日 1、事rrの表示  昭和62年特許願第26135@
21?明の名称  数値υ制御によるガラス板の研削方
法3、補1[をする者 事件との関係   特許出願人 名 称   坂!I機工株式会社 4、代 理 人   東京都新宿区新宿1丁目1番14
号 山田ピル(郵便番号160) rai、!1(03
)  354−86236、補正により僧加する発明の
数 1 7、補i[の対象  明細山中、発明の名称の欄及び明
m*明    細    書 1、発明の名称 数値制御によるガラス板の加工方法及び加工機械 2、特許請求の範囲 (1)  テーブルに直列に配置された複数の固定台上
にガラス板を固定する段階と、 串 固定台に対向して直列に複数設立された加工ヘッドにそ
れぞれに加工工具を備え、数値制御により、゛ガラス板
と加工工具との間に−の平面内で直交する2方向の相対
移動をさせ、 かつ、加工工具をガラス板に対する垂直軸の回りで旋回
運動させることにより当該加工工具を、常にガラス板エ
ツジの法線方向に向くように角度制御を行ないつつガラ
ス板の加工を行なう段階と、−の固定台上に於ける−の
加工工程の終了後、ガラス板を次続の固定台に搬送して
次の加工工程を行なう段階とからなる数値制御によるガ
ラス板加工ヘッドを搭載しているヘッド台と、前記加工
工具を水平面内の一方向に移動させるべく前記へラド台
を当該水平面内の一方向に移動させる手段と、前記加工
工具を前記水平面内で前記一方向と直交する他方向へガ
ラス板に対して相対移動させるべく前記テーブルまたは
ヘッド台を当該他方向ふ へ移動させる手段と、前記該加工ヘッドの加工工具を上
記ガラス板に対して直交する軸の回りに角度制御旋回さ
せるべく前記ヘッド台に搭載させた手段と、前記加工工
具の互いに直交する一方向及び他方向の移動並びに角度
制御旋回を制御する数秒 値制御装置と、前記複数の固定対に亘って配置され、ガ
ラス板を−の固定台から後続の固定台へ自!IIIIl
送するように構成された供給手段とを備えてなる数値制
御によるガラス板の加工機械。 3、発明の詳細な説明 本発明は円形、だ円形、矩形その他いろいろな曲線を持
つ各種形状のガラス板のエツジを研削等各種の加工を数
値指令によって機械の動作を制御しながら行なうガラス
板の数値制御による加工機械及び加工方法に関する。 例えば、ガラス板の広巾面取り(ベベリング)を行なう
場合には、エツジのコバ閣り工程(コバ切削又はコバ研
削)、面取り切削(ダイヤホイールによるベベルカット
)、面取り切削された面を研削する面取り研削(砥石等
によるスムージング)、面取り研削された面をポリッシ
ュするつや出し工程等の各工程を経る必要がある。とこ
ろが、前記のごとき各種形状のガラス板を自動面取りす
るには、これら各工程において加工ヘッド、ひいては加
工ホイールそれぞれを、ガラス板エツジに沿って走らせ
るように構成し、各加工ホイールの動きをそれぞれ制御
させる必要がある。この場合、上記各工程における加工
ホイールの動きをすべて個々に独立的に制御するには制
御すべき動作が多数となるので、制御装置を多数必要と
し、また複雑高度の制御装置を必要とし、また制御テー
プ作りのプログラムが複雑、困難となる。 そこで、本発明は、上記異なる加工を司る多数の複雑な
動きを行なう加工装置群を機械的に連結して各加工工具
群が同一平行の動きを行なうように形成し、単一の数値
制御装置で各工程の作業運動を同時に数値制御させるよ
うにした加工機械を提供することを目的とする。 して加工工具を備えた複数の加工ヘッドを搭載している
ヘッド台と、前記加工工具を水平面内の一方向に移動さ
せるべく前記ヘッド台を当該水平面内の一方向に移動さ
せる手段と、前記加工工具を前記水平面内で前記一方向
と直交する他方向ヘガラス板に対して相対移動させるべ
く前記テーブルまたはヘッド台を当該他方向へ移動させ
る手段と、各 前記メ加エヘッドの加工工具を上記ガラス板に対して直
交する軸の回りに角度制御旋回させるべく前記ヘッド台
に搭載させた手段と、前記加工工具の互いに直交する一
方向及び他方向の移IJJ並びに角度制御旋回を制御す
る数値制御装置と、前記複曾 数の固定着に亘って配置され、ガラス板を−の固定台か
ら後続の固定台へ自動搬送するように構成された供給手
段とを備えてなる数値制御ににるガラス板の加工機械に
よって達成される。 さらに、本発明の別の目的は、上記各加工工程を行なう
装置を順に一列に直線上に並べ、これら各加工工程の装
置に対して、ガラス板を自動供給、法を提供することで
ある。 さらに、本発明の目的は、異なる加工を同一の機械で平
行して行うことによって加工精度を向上させると共に、
各加工工程の終了後、ガラス板を次の工程へ自動搬送す
ることにより、全く自動的にスピーディ−に、−ml加
工ができるガラス板の加工方法及び加工機械を提供する
にある。 〃n工     加工 た[ホイールを、M点を通る垂直軸回りで回に水平面内
で2f11方向(X軸方向、Y軸方向)の力O二 同一部分で研削させるガラス板のM方法を提供するにあ
る。 以下、具体例を図面に基づいて説明する。 第1図ないし第3図に示すように、ガラス板を載置し、
水平面内で一方向、例えばX軸方向の運動を司どるテー
ブル30は、それぞれ等間隔で配した4台のガラス板固
定台31を上側に有し、下側はスライドベアリング32
を介して、ベース33上に架設したガイドレール34に
係合しており、サーボモータ35により回転されるネジ
軸36によりナツト40を介して進退され、第1図で左
右へ移動する。各固定台31は、第3図に示すように、
フレキシブルなホース31を介して真空装置38に連な
り、これら固定台31上に1!直されるガラス板を吸引
し、加工中、ガラス板を固定する。第4図のように、吸
引口を形成する。固定台31に中ぐり41を形成し、こ
の中ぐり41内にバネ42を介在させて、中央に突起4
3を有するシールプレート44を可動状態で挿入し、環
状の押さえプレート45によりシールプレート44がと
び出さないように規制する。中央に貫通孔を有するシー
ル部材46を外側に取り付け、この貫通孔47内に前記
突起43を挿入し、突起43の上部のみ外部へ突出させ
る。シール部材46には複数の貫通孔48を穿ってあり
、常時はこれら貫通孔48はシールプレート44によっ
て蓋されている。ネジ穴49にはホース接続用のニップ
ルをネジ込み、真空装置に接続する。図示の状態では吸
引は行なわれないが、固定台31上にガラス板が載置さ
れると突起43が押し下げられ、通路50を介して貫通
孔48は真空装置と連通し、吸引が行なわれる。 テーブル30には、ベルトコンベヤ51がテーブルに対
して昇降可能に取り付けられている。固定台31をはさ
んで両側に配したフレーム52’、 52をその前復で
部材53により接続すると共に、この部材53をそれぞ
れ自体公知のねじ機構に取り付け、ftJ侵左右に合計
4個設けたねじ機構54により、フレーム52.52を
同時に昇降させる。各フレーム52.52にそれぞれ駆
動プーリ56、従動プーリ57を回転自在に取り付ける
と共に、ベルト55.55を掛は渡し、2個の駆動ブー
りを駆動軸59に固着し、モータ58により両ベルトを
同期駆動するようにしである。 このベルトコンベヤ51によってガラス板は1の固定台
から次続の固定台へ搬送される。 ヘッド台60は、4台の加工ヘッド61〜64を前記4
台の固定台31に対応した位置に有するもので、ベース
33に固定したフレーム65上で、第1図の紙面に垂直
の方向へ、つまりY軸方向へ移動可能となっている。フ
レーム65上にレール66、66を固定して設け、ヘッ
ド台60の長手方向両側にそれぞれ2個ずつ取り付けた
スライドベアリング67、67が各レール66、 (i
t3に係合してヘッド台の支持を行ない、しかもこのレ
ール66、66上をヘッド台60が移動できるように形
成し、一方、ヘッド台60の両側にナツト69を取り付
け、このナツトにかみ合うネジ軸68.68をフレーム
65上の長手方向両側に回転自在に設ける。フレーム6
5上にはサーボモータ10を取り付けてあり、このサー
ボモータの回転力を、タイミングベルトを介して、ヘッ
ド台60と平行にフレーム上に配置したシャフト72に
取り出し、シャフト720両端で傘歯車を介してそれぞ
れ前記ネジ軸6g、 6Jlに係合さじ、両ネジ軸を同
方向へ回転させるように構成してあり、両ネジ軸の回転
によりヘッド台60を進退させる。73は、ネジ軸68
を回転自在に装着する軸受であり、各ネジ軸の両端部に
設ける。 ヘッド台60に搭載した各加工ヘッドは、Wi1図の右
から左の方へ工程順に配置しである。加工ヘッド61は
エツジング用で、第2図に示すように、ガラス板Gの端
Eを単に切削又は研削するもので、円板状のダイヤモン
ドホイール75を使用し、このホイールの回転軸心とガ
ラス板の被研削面Pとは直交して配置さ机る。加工ヘッ
ド62は面取り切削用で、カップタイプダイヤモンドホ
イール76を使用し、第3図に示すように、ガラス板の
被研削面Pと、該ホイール16の回転軸心とは傾斜して
配置される。加工ヘッド63は仕上げ用で、前段の加工
ヘッド62において面取り切削された部分の研削を行な
い、カップタイプの砥石からなる研削ホイールγ7を使
用し、第3図のごとく傾斜して配置される。加工ヘッド
64はつや出し用で、前2段において面取り切削及び研
削を行なった部分に仕上げを行なうもので、カップタイ
プのフェルトホイール78を使用し、第3図のごとく傾
斜して配置される。 前記のごとく、複数設けられる加工ヘッドのうち、エツ
ジング用以外の加工ヘッドはガラス板の面取り切削用、
面取り切削した部分を研削する研削用及び研削した部分
を研磨する研磨用として用いられ、本川1111及び特
許請求の範囲においては、前記゛エツジング″に対して
、これら全てを〃O工”という用語で総称することもあ
る。 第5図に示す加工ヘッド61は、モータ80と、このモ
ータ80の出力軸81に取り付けたホイール75とから
なり、モータ80はモータ支持台82に取り付けられて
いる。ヘッド台60の前壁83に、上下に間隔をへだて
てスペーサ84.84を固着し、上のスペーサに設けた
貫通孔85に送りネジ86を挿通させ、スペーサの上下
にスラストベアリング87.88を配し、下のスラスト
ベアリング88をOラド86に固着したベアリング受け
89により受け、−力士のスラストベアリング87を、
送りネジ8Gのネジにネジ込まれる雌ネジを有するベア
リング押さえ90により押圧してあり、結果的にベアリ
ング受け89とベアリング押さえ90とにより両スラス
1へベアリングを挟持し、送りネジ86は上のスペーサ
84に対して回転可能で軸方向への移動不可に支持され
ている。送りネジ86の下端部にはネジ部91を設けて
あり、このネジ部91にナツト92がネジ込まれ、ナツ
ト92を取り付けているスライド部材93がOラド86
の回転により、上下のスペーサ84.84に接触した状
態で上下にm $13できるようになっている。スライ
ド部材93に前記モータ支持台82を取り付けであるの
で、Oラド86の上端に取り付けたハンドル94を回転
させると、ナツト92が上下し、結果的にモータ80が
上下することとなり、ガラス板Gに対してホイール75
の位@1節ができる。 第6図に示す加工ヘッド62(これは−1記のごとく加
工ヘッド63及び64にも共通の構造である)は、この
出力軸96が垂直線に対して傾斜して配置されているモ
ータ95と、このモータ95の出力軸96に取り付けら
れたホイール76と、モー995を垂直IIZ軸回りで
旋回させる旋l1lil#1構91とからなる。すなわ
ち、モータ95によって回転されるホイール76は出力
軸96の回りで自転すると同時に、ガラス板の輪郭に沿
って動かされ、研削に供されるときZ軸回りを公転する
構造となっている。このような旋回構造となっているた
め、ホイール76の研削面76aはガラス板Gの被研削
面Pに対して常に実質的に同じ研削部で接触することと
なり、均一な研削をガラス板に施すことができる。モー
タ95は、モータ支持台98に設けた円弧状の長孔99
.99にボルトを挿通し、これをナツトにより締め付け
てこの支持台98に固定されており、ナツトを緩めると
、モータ95は水平軸回りで旋回でき、ホイールの研削
面76aとガラス板Gの被研削面Pとのなす角度を調節
でき、この結果、面取り角度を自由に変更できる。モー
タ支持台98はロッド100と一体となっており、この
ロッド100の上端部はベアリングのハウジング101
を通ってこのハウジング101よりも上方に突出してお
り、ハウジング内に配列したラジアル及びスラスト用の
ベアリング列102の上側で、該ロッドにネジ込んだナ
ツト103と、ロッド100のハウジング101に対す
る軸方向の動きは阻止されているが、前記ベアリング列
102によりロッドの回転は可能となっている。ハウジ
ング101はスライド部材93に固定され、送りネジ8
6の回転により上下に移動可能となっている。このスラ
イド機構の詳細な説明は前記したので省略する。 ロッド1GGの上端部にはスプライン105を設け、こ
のスプライン105に適合する穴を有するプーリ106
に対してロッド100は上下に摺動可能となっている。 第1図に示すように、加工ヘッド62.63及び64の
各プーリ106.107および108はタイミングベル
ト109を介してサーボモータ111C連携され、同時
に回転される。この結果各加工ヘッドのロッド100が
回転され、ホイール76、7783よび78が2軸回り
を旋回する。このZ軸はガラス板の研削点に位置するよ
うに選定しであるので、第7図に示すように、各ホイー
ルは現に進行しているガラス板の研削点Qを中心に水平
旋回し、ガラス板の輪郭の変化にかかわらず、常に同一
・の研削角度を保つ。 第8図ないし第10図に示すのはガラス板の面取り機械
の別の例である。前記例では、ガラス板を載置する複数
の固定台を有するテーブルは一方向くX軸方向)への移
動が可能となり、ヘッド台が他方向(Y軸)へ移動可能
となっていたが、本例ではテーブルは固定され、ヘッド
台が2方向(X軸方向、Y軸方向)へ動くように椛成さ
れている。 テーブル130は、本例では5台の固定台131を具備
したもので、ベース132に固定されている。 固定台131は前記例と同様に真空吸引装置に連結され
(図示してない)、この上に載せられたガラス板の吸引
を行ない、加工中にガラス板を定位置に保持する。この
テーブル130に対して上下方向移動可能にネジ軸13
3により支持され枠組みされ ・た可動フレーム134
には前記例と同様に、−列に並んだ固定台131をはさ
んでその両側となるように2条のベルト135.135
を配置して供給手段13Gが形成されている。各ネジ軸
133は、モータ137゜タイミングベルト138によ
り回転される、テーブルの長手方向に伸延するシャフト
139に設()た傘歯車140によって回転されるもの
で、第10図に示すように、可動フレーム134の両側
に配置されている。 ベース132の四隅から上方向に延設した垂直フレーム
141に剛接されているフレーム140aに対して、ク
ロス台142が第8図において紙面に垂直する方向(Y
軸方向)へ移動可能となっており、このクロス台142
に対してヘッド台155が第8図において左右方向(X
軸方向)へ移動可能となっている。この結果、ヘッド台
155は固定的に設けたテーブル130に対して2軸方
向へ移動する。フレーム140aの上に固定した2条の
レール143.143にはクロス台142の下側に取り
付けたスライドベアリング144が係合しており、第9
図に示すように、モータ145によってタイミングベル
ト146を介して回転されるシVフト147の両端に取
り付けた傘歯車148、この傘歯車148とかみ合う傘
歯車149、この傘歯車149を一端に有するネジ軸1
50.150及びクロス台に固定され、ネジ軸150と
かみ合うナツト151により、クロス台142は移動さ
れる。 第10図に示すように、クロス台142には上下に2条
のレール152.152を配置固定してあり、一方、ヘ
ッド台155には前記各レールと係合するスライドベア
リング15Gを設け、クロス台142上に固定したモー
タ157によりタイミングベルト158を介して回転さ
れるネジ軸159とかみ合う、ヘッド台155に固定的
に設けたナツト160を介して、ヘッド台155はクロ
ス台142上を左右に移動する。ヘッド台155には、
第8図に示すように、前記テーブル13G上に位置させ
た5台の固定台131に対応する位置に5基の加工ヘッ
ド161ないし165を装着してあり、各加工ヘッドは
、ヘッド台155上に固定したモータ166によりタイ
ミングベルト167を介して回転されるシャフト168
及び傘歯車列169により同時に回転されるようになっ
ている。 各加工ヘッドは、第11図および第12図に示すように
、館記例と同様に回転可能かつその軸方向移動不可に懸
架したOラド1フ0のの下端部にその締付は部1γ1を
固定せしめたホルダ112を有し、このホルダ172の
下端部は、平面形状が実質的にL形となったスライド部
材173を摺動可能に支持している。すなわちL形スラ
イド部材173の一方の辺部174の外側にありみぞ1
75を設け、これをホルダ172に設けた相補形状の突
起176に係合させると共に、これ自体公知のネジ機構
を有するノブ1γrを回転させると、スライド部材11
3がホルダ172に対して進退するように形成しである
。スライド部材173の他方の辺部178の内側にバチ
形状の突起179を設けると共に、この突起179と相
補形状の満180を有する第2のスライド部材181を
形溝180の辺部178の突起179に係合さu1前記
と同様にネジ機構を有するノブ182により辺部178
に対して第2のスライド部材181が進退可能となって
いる。ざらに同様の構成により、支持プレート183は
ノブ184により第2のスライド部材181に対して上
下方向に進退可能となっており、このプレート183に
前記例と同じく、モータ185が水平軸回りで回動可能
に取り付けられている。 第8図に示すよろに、エツジング用のヘッド162ちま
た同じネジ機構を有する。第8図に示すように、Oラド
110のそれぞれの上端には傘歯車169とかみ合う重
両1!191を取り付けてあり、この結果、シャフト1
68がモータ166によりタイミングベルト167を介
して回転されると、ロッド110にしっかりと固定され
た各ホルダ172は垂直線回りを回転し、結果的にホイ
ール186.194〜196は研削部を通る垂直軸回り
を旋回する。この例では、エツジング用のホイール19
2を取り付けているモータ軸193は、その軸位置を垂
直にするように調節され、しかもこのエツジング用のホ
イール192もまた他のホイール186.194〜19
Gと同じように旋回される。 なお、前記第2の具体例において、前記した以外の構成
は第1の具体例と実質的に同じである。 また第2の具体例において研削ホイール186と194
〜196に代えて、これらをエツジング川本イ−ルでお
き換えることもできる。この場合、おき換えられたエツ
ジング用ホイールは、エツジングホイール192と同じ
くそれぞれの回転軸を垂直に配置する必要があるが、こ
のような調節はプレート187を水平軸回りで回動する
ことによって行なうことができる。すべてのホイールを
エツジング用とすると、例えば自動車の窓のごとく、面
取りを行なわずエツジ加工を行なう場合で、しかも同一
規格品をm産するときに特に有用であり、エツジング加
工時にホイールの旋回を行なうと、ホイールの干渉を避
けることができ、制御方式も簡単となる。前記第2の具
体例では、加工ホイールの回転中心位置を微調節するネ
ジ機構により、加工ホイールの旋回中心、つまりロッド
110の中心と加工ホイールの回転中心とを相対的に変
位することができる。 前記の如く構成された面取り機械は、第13因に示ずよ
うな数値制御装置200に制御されて動作され得る。こ
の¥!!i1i 200は公知のものが使用されるが、
以下その基本的な構成及び第1図に示す面取り機械に対
する動作を説明する。入カニニット201は、紙テープ
に穿孔されてプログラムされたファンクション及び数値
データを読み取る紙テープリーダ202と、このリーダ
202の動作を制御し、読み取りデータを解読し、次の
演算ユニット203に転送する入力@Ill器204と
、装置1!I 200の制御状態を示し、かつ装置20
0にある特定の動作を指示すべく、ファンクシジンスイ
ッチ及び表示器等が設けられた操作盤205とからなる
。演算ユニット203は、入力制@ ’3204からの
データに基づいて、サーボモータ35.70及び110
によって生起させるヘッド61.62.63及び64の
X軸方向移動量、Y軸方向移動量及びZ軸回りの回転量
を補間計算する演算回路206と、この演算回路206
から出力される演算結果としてのパルスを計数するポジ
ションカウンタ207.208及び209と、装置20
0の動作サイクルを規定するサイクルコントローラ21
Gとからなる。演算回路206は、いわゆる公知のディ
ジタル微分解析機が適用されており、これにより、リー
ダ202から読み取られた移動先の座標値と、ポジショ
ンカウンタ207.208又は209に設定される現在
位置座標値とが比較され、この比較において差がある際
には、その囚が順次直線補間或いは、円弧補間されて制
御量が決定される。従って、演算回路206には、第1
4図に示すように補間器401を制御する直線補間制御
器4020円弧補円弧部器403、移動先の座標値を格
納するコマンドレジスタ404.現在位置の座標値を格
納する現在位置レジスタ405及びこのレジスタ404
及び405の内容を比較し、比較結果をパルス制御器4
01及びサイクル制御器210に出力する比較器40G
と、比較器406の比較結果に基づいて補間量をパルス
としてカウンタ2G7.208又は209に出力するパ
ルス制御器407とを有する。尚、両レジスタ及び比較
器は、゛X輪方向、Y軸方向及び2軸回りの制御に対し
て夫々設けられている。X−カウンタ207 、Y−力
ウンタ208及びスピン−カウンタ209は夫°々、演
算回路206から出力される演算結果パルスを計数し、
この計数値に基づいてサーボユニット211の各サーボ
回路212.213及び214を動作させる。各サーボ
回路212.213及び214は夫々対応する計数値に
基づいて夫々のサーボモータ35.70及び110を動
作させる。各サーボ回路においては、モータにより生み
出された変位置をインダクトシンまたはリゾルバ及びタ
コジェネレータ215.216及び217により検出し
て位II it、II il又は角度制御及び速度制御
を行なうように構成されている。このようなインダクト
シン、リゾルバ及びタコジエネレータ215.216及
び217の位置制御及び速度制御は、いわゆる自動制御
技術の分野で公知であるので説明を省略する。 このような数値制御装置I 200により、第1図に示
す面取り機械は好ましくυJlllされる。次にその制
W動作の概略を説明すると、まず、面取り機械側に設け
られている主操作盤218のス゛タートスイッチを押下
すると、スタート信号がサイクル制御器210に入力さ
れ、サイクル制御器210は入力制mt器204にリー
ダ202からデータの読み取りを指示する。これにより
リーダ202からはプログラムされたテープ上のデータ
が読み出され入力制御器204において解読され、演算
回路20Gに入力される。尚、ガラス板Gは、すでに全
ての台31に載置されて固定され、またヘッド61.6
2.63及び64は、研削加工開始原点に配置されてい
るものとする。 従って、この際、演算回路206に入力されるデータは
、X軸方向の移!1Jffi、Y軸方向の移vJM及び
Z軸回りの回転量であり、これらは夫々のコマンドレジ
スタ404に入力される。コマンドレジスタ404に入
力された値は、現在位置、即ち原点位置を示す現在位置
レジスタ405の値と比較され、この比較において、差
があることを示す信号がパルス制御器401に入力され
る際には、パルス制御ill器407は、補間器401
からの信号をカウンタに順次出力する。尚、補間におい
て、直線補間を行なうか、円弧補間を行なうかは10グ
ラムにより設定し得、例えば直線補間が設定される際に
は、補間器401は、直線補閤制m器402により制御
されて動作される。従って、補間器401は最初X軸方
向に対する微少移動聞を示す信号をパルス制t211i
401に出力し、パルス制御器401は、この信号に基
づいてカウンタ207に微少移動出に相当する値を設定
すべく、一連のパルスをカウンタ207に出力する。カ
ウンタ201がこのような値に設定されると、これを受
信するサーボ回路212は、テーブル30をX軸方向に
微少移動させるべく、サーボモータ35を動作させる。 サーボモータ35が駆動されると、軸36が回転されテ
ーブル30がX軸方向に移動され、台31の位置、I]
#3、各ヘッドに設けられたホイール75.76、77
及び78に対するガラス板Gの位置がX軸方向に微少に
変位される。ここにおいて、前もって駆動されているヘ
ッドモータ80及び95により回転されるホイール75
.76、77及び78により、ガラス板Gに加工が施さ
れつつ加工位置がX軸方向に微少量変位される。このサ
ーボモータ35により生起される微少変位量及び移動速
度は、インダクトシン及びタコジェネレータ215によ
り検出されてサーボ回路212に帰還され、正確に設定
される。次にY軸に関するコマンドレジスタ404に入
力されたY軸方向の移動量と、Y軸方向の現在位置、即
ち原点位置を示す現在位置レジスタ405の値とが比較
され、この比較において差があることを示す信号がパル
ス制御器401に入力される際には、パルス制@ 混4
07は、補間器401からの信号により微少変位aを示
すパルスをカウンタ208に出力する。カウンタ208
がこのような値に設定されると、これを受信するサーボ
回路213は、ヘッド61.62.63及び64をY軸
方向に微少移動させるべく、サーボモータ70を動作さ
せる。これにより、軸68は回転され、ヘッド台60は
Y軸方向に移動され、各ヘッドに設けられたホイール1
5゜76、77及び78のガラス板Gに対する位置がY
軸方向に微少に変位する。従って、ヘッドモータ80及
び95により回転されるホイール75.76、77及び
78によりガラス板Gに加工が施されつつ加工位置がY
軸方向に微少量変位される。このIナーボモータ70に
より生起される微少変位置及び移動速度は、インダクト
シン及びタコジェネレータ21Gにより桟用されてサー
ボ回路213に帰還され正確に設定される。更に、スピ
ンに関するコマンドレジスタ404に入力されたスピン
憬と、Z軸回りの現在位置、即ち原点位置を示す現在位
置レジスタ405との値が比較され、この比較において
差があることを示す信号が比較器40Gからパルス制御
器407に入力される際には、パルス制mt器407は
、補間器401からの信号により微少変位量を示すパル
スをカウンタ209に出力する。カウンタ209がこの
パルスにより微少変位量を示す値に設定されると、サー
ボ回路214はヘッド62.63及び64をZ軸の回り
で微少回転させるべく、サーボモータ110を動作させ
る。サーボモータ110が駆動されると、タイミングベ
ルト109が走行され、夫々のプーリ10G、 107
及び108が回転され、ヘッド62.63及び64がZ
軸の回りで回転される。これにより各ヘッドに設けられ
たホイール76、77及び78のガラス板Gに対する位
置がZ軸の口りで微少に変位する。 従ってヘッドモータ95により回転されるホイール76
、77及び78によりガラス板Gに加工が施されつつ加
工位置がZ軸の回りで微少変位されるこのサーボモータ
110により生起される微少角度及び移動速度は、リゾ
ルバ及びタコジェネレータ211により検出されてサー
ボ回路214に帰還され、正確に設定される。以上のよ
うにして、X軸方向に関し、Y軸方向に関し及びZ軸回
りに閤する1ステツプの補間動作が行われるのであるが
、ここで、X軸、Y軸及びZ軸回りにおける現在位置を
示ず現在位置レジスタ405は、カウンタ207.20
8及び209の内容、即ち移動後の位置が設定されてい
る。 このため1ステツプの補間動作後再びコマンドレジスタ
404と現在位置レジスタ405との比較が各軸に対応
して行われ、その内容に差がある際は、前記動作が繰り
返され現在位置レジスタの内容が更新される。これに対
して、コマンドレジスタ404の内容と、現在位置レジ
スタ405の内容が一致した場合、対応する比較器40
6はサイクル制御器210に次のデータの読み取りを指
示する信号を出力し、サイクル制@器210は前記同様
、入力、a−1[11鼎204に対してデータの読み出
しを指示し、入力制御器はリーダ202から読み出され
るデータを解読してこのデータを再び演算回路20Bに
供給する。ここで、このデータが次の移動先を示すデー
タである際には、このデータは相当するコマンドレジス
タ404に格納される。尚、このようなコマンドレジス
タ404に対する新しいデータの格納は、X軸、Y軸及
びZ軸回りに関して必ずしも同時に行なわれない。移動
量が異なる際は、各個別々に行われる場合がある。この
ようにして再び新しい移動先がコマンドレジスタ404
に設定されると、再び補間動作が行われ、テーブル30
及び夫々のヘッドはX軸、Y軸及びZ軸の回りで所定に
移動及びスピンされる。以上のようにして順次プログラ
ムデータに基づいてガラス板Gに対する加工が施工され
て、最後にX軸、Y軸及びZ軸回りに対する原点位置、
即ち元の位置のデータがテープリーダ202から読み出
されると、演算ユニツl−203は、前記同様、この原
点位置までの補I!il!F!11作を繰り返し、ガラ
ス板Gに対する各ホイール75.76、77及び78の
加工点を元の位置に設定する。原点位置にテーブル30
及び各ヘッド61,62.63及び64が再設定される
と、各比較140Bはサイクル1lItIl器210に
それを指示し、これによりサイクル制御器210は、リ
ーダ202から次のデータを読み出すべく、入力制御器
204に信号を発し、入力制御器204は、リーダ20
2からのデータを解読し、演口回路206にそのデータ
を供給する。この際、読み出されるデ−タは、各ヘッド
61. G2.63及びG4を加工位置からある一定量
移動、例えば第2図に示す位置から右側にある一定l!
II!l移動させるデータであり、このためこの移動先
のデータはY軸に関するコマンドレジスタ404にのみ
設定され、このコマンドレジスタ404の設定値に基づ
いてサーボ回路213はサーボモータ70を作動させる
べく、動作する。従って、軸68が回転され、各ヘッド
61,62.63及び64がY軸に関して加工位置から
ある一定量外される。 この動作において、Y軸のコマンドレジスタ404と現
在位置レジスタ405との内容が一致すれば、パルス制
tIl器407の動作は停止され、これと共にサーボ回
路213は、サーボモータ70の動作を停止し、サイク
ル制御器210はリーダ202から次のデータを読み取
ることを入力制御器204に指示する。 入力制御0器204はこの指示に基づいて、テープに穿
孔されたデータをリーダ202から読み出し、このデー
タを解読する。この際、読み出されるデータは、台31
へのガラス板Gの吸着を解除すべく、真空装置38の動
作を停止し、フレーム52.52を介してベルトコンベ
ア51によるガラス板Gの持ち上げを生起させるべく、
油圧シリンダ54を作動させ、その後、各ガラス板Gの
夫々を次の台31まで搬送すべく、モータ58を作動さ
せるデータである。このデータを読み出すと、入力制御
器204は、夫々の駆動制御装置(図示せず)に制御信
号を発し、これにより夫々の駆動制御装置は、真空装v
138を停止し、油圧シリンダ54を作動させ、モータ
58を作動させる。モータ58の作動によりベルトコン
ベア51は走行され、このベル1−コンベア51に載置
される全てのガラス板Gは例えば第1図において左方向
に移送され、夫々のガラス板Gが次の台31まで搬送さ
れる。尚、最右端の台31には、新しく加工せlυとす
るガラス板が操作者により、或いは自動的に載置される
。夫々のガラス板が正確に次の台まで搬送されると、こ
れを検知する検知器(図示しない)からの信号により、
夫々の駆動制御装置は、モータ58の動作を停止し、同
時にベルトコンベア51によるガラス板Gの持ち上げを
解除すべく、油圧シリンダ54を作動させ、台31ヘガ
ラス板Gを吸着させるべく、真空装置38を作動させる
。 これら動作完了後、各駆動制御装置は、動作完了信号を
サイクル制御器210に出力する。サイクル制御器21
0は、これにより、再びリーダ202からのデータの読
み取りを行なうべく、入力制wi204に指示し、入力
制御器204は、リーダ202から次のデータを読み出
し、これを解読する。ここで読み出されるデータは、テ
ーブル30及びヘッド61、62.63及び64に対す
る原点復帰指令信号と原点位置座標値とからなるもので
あり、これらデータは再び演算回路206に転送される
。ところで、ヘッド61.62.63及び64は、眞記
の如く、Y軸方向に関してのみ原点から変位されている
ため、演算回路206はY軸方向に関する動作のみを行
なう。 従って、カウンタ208から出力される信号によりサー
ボ回路213は、サーボモータ70を作動させるべく動
作し、ヘッド61.62.63及び64は、第2図に示
す関係において左方向に移動され原点位置に復帰される
。これにより、Y軸に関するコマンドレジスタ404と
現在位置レジスタ405との内容が一致し、この一致信
号はサイクル制御器210に入力され、再び次の加工を
施すべく、サイクル制鉗器210は、リーダ202から
データを読み出す指令信号を入力制御器204に出力す
る。以下、同様であって、演算ユニツh203は入力制
御I器204から得られるデータに基づいて補間演算を
行ない、この結果をサーボユニット211に出力し、勺
−ボユニット211は、夫々のサーボ七−夕35.70
及び110作動させ、サーボモータ35.70及び11
0は、テーブル30及び各ヘッドガラス板Gの加工点に
対応して移AJさせる。尚、このような数値制御装置2
00による制御動作は、若干のプログラムの変更、回路
構成の変更により第8図に示す機械にも好ましく適用し
得る。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明装置の第1の例を示す正面図、第2図は
、第1図の■−■線方向から見た側面図で、エツジング
用ボイールは第1図に示した位置と180°はずれた位
置にある状態を示し、第3図は第1図のI−1[[線断
面図で、研削ホイールは第1図に示した位置と180°
ずれた位置にある状態を示し、第4図は固定台の詳細断
面図、第5図は、旋回をしない加工ホイールの支持部の
詳細図、第6図は旋回する加工ヘッドの支持部の詳細図
、第7図は、研削ホイールがガラス板の縁に沿って旋回
する状態を示す説明図、第8図は本発明装置の別の例を
示す正面図で、一部を破断してあり、第9図は同平面図
、第10図は、第8図のx−X線断面図、第11図は、
旋回する加工ヘッドの側面図、第12図は同正面図、第
13図は、NC¥A置のブロック図、第14図は、演算
回路のブロック図である。 30・・・・・・テーブル、51・・・・・・ベル1〜
コンベヤ、60・・・・・・ヘッド台、61〜64・・
・・・・加工ヘッド、130・・・・・・テーブル、1
31・・・・・・固定台、142・・・・・・クロス台
、155・・・・・−ヘッド台、161〜165・・・
・・・加工ヘッド。 出r、n人 よ&東尤を工杉l入会オ上代;」人if理
士用 口 義 雄

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 テーブルに直列に配置された複数の固定台上にガラス板
    を固定する段階と、 各固定台に対向して直列に複数設置された加工ヘッドに
    それぞれ取り付けられた加工ホイールの回転中、数値制
    御により、ガラス板と加工ホイールとの間に一の平面内
    で相互に異なる2方向の相対移動をさせ、かつ加工ホイ
    ールを前記一の平面に対する垂直軸の回りで旋回運動さ
    せることにより当該ホイールのガラス板に対する角度制
    御を行ない、ガラス板の研削加工を行なう段階と、 一の固定 台上に於ける一の研削加工工程の終了後、ガラス板を次
    続の固定台に搬送して次の研削加工工程を行なう段階と
    からなる数値制御によるガラス板の研削方法。
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