JPS62187177A - 出銑口及び出湯口の閉塞材及びその製造法 - Google Patents

出銑口及び出湯口の閉塞材及びその製造法

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JPS62187177A
JPS62187177A JP61029804A JP2980486A JPS62187177A JP S62187177 A JPS62187177 A JP S62187177A JP 61029804 A JP61029804 A JP 61029804A JP 2980486 A JP2980486 A JP 2980486A JP S62187177 A JPS62187177 A JP S62187177A
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JP
Japan
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tar
weight
parts
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silicone oil
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JP61029804A
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小倉 一寛
信昭 室井
岩崎 英夫
久保田 武宏
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JFE Refractories Corp
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Kawasaki Refractories Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ll上立皿旦11 本発明は、出銑口及び出湯口の閉塞材及びその製造法に
関し、より詳しくは、充填性能、乾燥性能及び耐食性能
に優れた高炉用出銑口rjJ塞材及び電気炉用出湯口閉
塞材及びその製造法に関する。
従来の技術 びその問題点 従来出銑口の閉塞材としては、アルミナ、珪石、ロウ石
、シャモット、炭化珪素、ジルコン、コークス、黒鉛等
の耐火骨材、カオリン、セリサイト等の耐火粘土及び金
属シリコン等の焼結剤から成る閉塞材原料にバインダー
としてのタールを加えて混合した坏土状の混合物が使用
されている。出銑口を閉塞するに際しては、閉塞材は炉
前のマッドガンから押し出され、出銑口内に充填される
充填された閉塞材は炉内熱によって硬化し、閉塞に至る
。閉塞した出銑口は、閉塞後2分〜4時間を経て、次回
の出銑のためにドリル又は鉄棒で再び開口される。かか
る特殊な状況下で使用される閉塞材には、高いレベルの
充填性能、乾燥性能及び耐食性能が要求される。これら
諸特性は、主に配合された耐火材料の物理的又は化学的
性質、その配合量及び粘土の種類等によって左右され、
特にバインダーとしてのタールの配合量により最も大き
く影響される。以上の事柄は出湯口の閉塞材においても
同様である。
通常、タールの配合量は、閉塞材原料100重量部に対
し18〜40重量部であり、使用するマッドガンの能力
に合わせて調整する。タールの配合mが多くなれば、閉
塞材の硬度は低下し、マッドガンと出銑口又は出湯口と
の接合面で漏れを起す。更に、充填後の加熱によって失
われる揮発成分の割合が多くなるため、乾燥性能が低下
し且つ加熱後の閉塞材が高気孔率となって溶銑滓又は溶
瀉滓に対する耐食性能も低下する。また開口時には、出
銑口又は出湯口の内面が凹凸となり、良好な出銑口又は
出湯口を得ることができない。従ってタールの配合量は
可能な限り少ない方が好ましい。しかしながら、タール
の配合量を少なくすると閉塞材の硬度が増加し、出銑口
又は出湯口への充填が困難となる。これら問題点が生ず
るのは、以下の如きタールの特性に依るものである。
即ちタールは、耐火材料粒子間に液膜を形成し、従って
、タールの配合量が多くなれば液膜が厚くなり、タール
の配合量が少なければ液膜が薄くなる。混線時、閉塞材
に所定の可塑性(例えば300〜800kof ) ’
E:設定tルt、メ、タール液膜の厚さを一定にする作
業が行なわれる。しかしながら、タール液膜の厚さは、
温度による液膜の粘性変化又はタールの低分子量成分の
耐火材料粒子への吸着あるいは浸透によって変化し易い
。従って、閉塞材の可塑性を当初に設定した値に維持す
るのは困難である。
題、を 決するための手段 本発明者は上記問題点に鑑み、鋭意研究を重ねた結果、
シリコンオイルを配合することによって閉塞材の充填性
能、乾燥性能及び耐食性能を著しく向上させ得ることを
見出し、本発明を完成した。
即ち本発明は、耐火骨材、耐火粘土及び焼結剤から成る
閉塞材原料100重量部に対し、シリコンオイル0.0
1〜5重量部及びタール15〜40重量部を配合したこ
とを特徴とする出銑口及び出湯口の閉塞材並びに耐火骨
材、耐火粘土及び焼結剤から成る閉塞材原料ioomm
部に対し、シリコンオイル0.01〜5重量部を混合し
た後にタール15〜401ff1部を加えて更に混合す
ることを特徴とする出銑口及び出湯口の閉塞材の製造法
に係る。
本発明では、閉塞材原料にシリコンオイルを配合するこ
とによって、閉塞材の充填性能、乾燥性能及び耐食性能
を著しく向上させる。シリコンオイルは、耐火材料粒子
とタールとの界面に膜を形成し、タールの粘性が変化し
ても当初の可塑性を維持し且つタールの低分子量成分の
耐火材料粒子への吸着あるいは浸透を防止する。またシ
リコンオイルは、耐火材料粒子に潤滑剤として作用する
シリコンオイルは以上の様な優れた効果を示すため、タ
ールの配合量を少な(しても、閉塞材の充填性能が低下
する恐れはない。従って本発明では、シリコンオイルを
添加し且つタール配合量を少なくすることによって、高
い水準の充填性能、乾燥性能及び耐食性能を併せ持つ閉
塞材を得ることができる。
シリコンオイルとしては、25℃で動粘度が1〜500
センチスト一クス程度のもの、より好ましくは10〜1
00センチスト一クス程度のものを使用できる。具体例
としては、メチルポリシロキサン、ジメチルポリシロキ
サン、メチルフェニルポリシロキサン、フェニルポリシ
ロキサン及びメチルハイドロジエンポリシロキサン等が
挙げられるが、これ等に限定されるものではない。シリ
コンオイルを混合するに際しては、タールを加える前に
耐火骨材、耐火粘土及び焼結剤とともに充分混合するの
が好ましい。タールを加えた後にシリコンオイルを混合
すると、耐火材料粒子の表面に有効な界面被膜を得るこ
とができない。
シリコンオイルの配合量は、閉塞材原料100重量部に
対し0.01〜5重量部程度とするのが好ましい。0.
01ut部未満では界面潤滑作用が充分ではなく、一方
5車m部を越えるとタールの揮発分が増加した場合と同
様の欠点が生じ好ましくない。
耐火骨材としては、通常閉塞材に使用する耐火骨材を使
用でき、例えば、電融アルミナ、焼結アルミナ、ボーキ
サイト、パン土頁岩等の高アルミナ質原料、粘土質シャ
モット、ロウ石、珪石、ジルコン等の酸性原料、コーク
ス、黒鉛等の炭素原料、炭化珪素等を例示できる。耐火
骨材は、充填性能、乾燥性能及び耐食性能を確保するた
めに粒度調整して使用するのが好ましい。例えば、粒径
5〜1ffiI11程度のものを15〜30重量部程度
、1〜0.074mm程度のものを15〜50重量部程
度及び0.074+nm未満のものを35〜55重a部
程度使用すれば良い。
耐火粘土としては、通常閉塞材に使用する耐火粘土を使
用でき、例えば、カオリン、セリサイト、本節粘土、蛙
目粘土、ベントナイト等を例示できる。焼結剤としても
、通常閉塞材に用いられる焼結剤を使用でき、例えば、
金属シリコン、フェロシリコン、フェロ窒化珪素等を例
示できる。
またタールとしては、残留炭素を10〜40瓜量部程度
含有しているカットバックタール、無水タール等を例示
できる。タールの配合量は、閉塞材原料100重量部に
対し、15〜40重量部程度とするのが好ましい。
本発明では耐火骨材、耐火粘土及び焼結剤の配合割合は
特に限定されないが、通常耐火骨材55〜95重量部程
度、耐火粘土1〜35重量部程度及び焼結剤1〜10重
量部重量音程合して100重量部とすれば良い。
本発明閉塞材は、耐火骨材、耐火粘土及び焼結剤から成
る閉塞材原料100重量部及びシリコンオイルo、oi
〜5重量部をよく混合し、次いでタール15〜40重」
部を加えて混練して製造される。また本発明閉塞材は、
閉塞材原料を混合した後、シリコンオイルを加えて更に
良く混合し、次いでタールを加えて混練することによっ
ても製造できる。
1豆立范1 本発明閉塞材は以下の如き優れた特性を示す。
1) シリコンオイルの添加によって、タール配合量を
減少させても良好な充填性能を有する。
2) シリコンオイルの添加及びタール配合量の減少に
よって、優れた乾燥性能及び耐食性能を有する。
3) 出銑時間又は出湯時間の長い高耐用性閉塞材とな
り、作業効率の向上及びコストの低減を可能にする。
衷−sq 以下に実施例及び比較例を挙げ、本発明をより一層明瞭
なものとする。
実施例1〜3及び比較例1〜3 第1表に示す配合割合で原料を配合し、本発明閉塞材(
実施例1〜3)及び従来の閉塞材(比較例1〜3)を製
造した。
製造した本発明r!1塞材(実施例1〜3)及び従来の
閉塞材(比較例1〜3)を以下の性能試験に供した。
1)充填性能試験 マーシャル試験器によって充填性能の指標となる作業性
値を測定し、充填性能を調べた。結果を第2表に示す。
(作業性値測定方法) 入ロ径7Qmm、出ロ径20+1111のモールドに4
0℃に保持した閉塞材試料600Qを入れ、マーシャル
試験器を使用して50mm/minの移動速度で加圧し
、10C1相当量を押し出した時の最大荷重(kaf)
を測定する。
2)乾燥性能試験 閉塞材試料を500℃で所定時間加熱して重量減少率(
%)を測定した。結果を第3表に示す。
3)耐食性能試験 併せて焼成試験を行なった。結果を第4表に示す。
第2〜4表より明らかな様に、本発明品は高水準の充填
性能、乾燥性能及び耐食性能を併せ持っているのに対し
、従来品では、充填性能、乾燥性能及び耐食性能のいず
れかが本発明品よりも劣っている。従って、本発明品が
従来品よりも優れていることは明らかである。
(以 上) \、−二ノ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 耐火骨材、耐火粘土及び焼結剤から成る閉塞材原料
    100重量部に対し、シリコンオイル0.01〜5重量
    部及びタール15〜40重量部を配合したことを特徴と
    する出銑口及び出湯口の閉塞材。 2 耐火骨材、耐火粘土及び焼結剤から成る閉塞材原料
    100重量部に対し、シリコンオイル0.01〜5重量
    部を混合した後にタール15〜40重量部を加えて更に
    混合することを特徴とする出銑口及び出湯口の閉塞材の
    製造法。
JP61029804A 1986-02-13 1986-02-13 出銑口及び出湯口の閉塞材及びその製造法 Expired - Lifetime JPH0615425B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5641869A (en) * 1979-09-07 1981-04-18 Nippon Steel Corp Formless furnace wall material binder for blast furnace

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5641869A (en) * 1979-09-07 1981-04-18 Nippon Steel Corp Formless furnace wall material binder for blast furnace

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