JPS62186016A - 機械式過給機付内燃機関 - Google Patents
機械式過給機付内燃機関Info
- Publication number
- JPS62186016A JPS62186016A JP2687786A JP2687786A JPS62186016A JP S62186016 A JPS62186016 A JP S62186016A JP 2687786 A JP2687786 A JP 2687786A JP 2687786 A JP2687786 A JP 2687786A JP S62186016 A JPS62186016 A JP S62186016A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control valve
- bearing
- internal combustion
- combustion engine
- rotor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 title claims description 11
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims abstract description 22
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 3
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 3
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 3
- 230000012447 hatching Effects 0.000 description 2
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Supercharger (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はルーツポンプを備えた機械式過給機付内燃機関
に関し、さらに詳しくはルーツポンプのロータシャフト
を支承する軸受の潤滑グリース又はオイルの抜は防止の
ための大気導入に関する。
に関し、さらに詳しくはルーツポンプのロータシャフト
を支承する軸受の潤滑グリース又はオイルの抜は防止の
ための大気導入に関する。
機械式過給機付内燃機関のロータ相互間並びにロータと
ハウジングとの間にわずかのクリアランスが設けられて
いる。そのために、吐出された高圧側の空気がこれらの
クリアランスを通って低圧側に漏れるのが避けられない
。その結果、ロータシャフトの両端を支承する軸受にロ
ータ側から漏れた空気の圧力が作用し、軸受の両側に圧
力が生じ、軸受を潤滑するグリース又はオイルの保持性
能が低下することになる。このような圧力差に基くグリ
ース又はオイルの保持性能の低下を改善するために、ロ
ータシャフトの周囲でかつ前記ロータの端面と前記軸受
のシール部との間に環状空間部(ラビリンス)を設け、
該ラビリンスを大気導人通路を介して大気に接続すると
共に、内燃機関の運転条件に応じて開閉する制御弁を前
記大気導入通路に設けた機械式過給機付内燃機関が本発
明の出願人により提案されている(特願昭59−135
217号)。特に、ここでは、アイドル運転時の様な低
吸入空気量域あるいは低回転域のみ、ラビリンスと、軸
受は間の大気導入を遮断又は減少したもので、アイドル
運転時の回転上昇を防止したものである。
ハウジングとの間にわずかのクリアランスが設けられて
いる。そのために、吐出された高圧側の空気がこれらの
クリアランスを通って低圧側に漏れるのが避けられない
。その結果、ロータシャフトの両端を支承する軸受にロ
ータ側から漏れた空気の圧力が作用し、軸受の両側に圧
力が生じ、軸受を潤滑するグリース又はオイルの保持性
能が低下することになる。このような圧力差に基くグリ
ース又はオイルの保持性能の低下を改善するために、ロ
ータシャフトの周囲でかつ前記ロータの端面と前記軸受
のシール部との間に環状空間部(ラビリンス)を設け、
該ラビリンスを大気導人通路を介して大気に接続すると
共に、内燃機関の運転条件に応じて開閉する制御弁を前
記大気導入通路に設けた機械式過給機付内燃機関が本発
明の出願人により提案されている(特願昭59−135
217号)。特に、ここでは、アイドル運転時の様な低
吸入空気量域あるいは低回転域のみ、ラビリンスと、軸
受は間の大気導入を遮断又は減少したもので、アイドル
運転時の回転上昇を防止したものである。
しかしながら、ラビリンス部とシャフトとのクリアラン
スは接触防上の点から、ある程度大きくする取る必要が
あり、その場合十分な吸気圧力減少効果を得る為には、
大気との連通路の径も大きく取る必要が生じる。このこ
とによって、アイドル時のみ大気導入の遮断では、遮断
前の減速域において必要量以上の空気が流れてしまい、
不要な回転上昇となってしまう。又、ファーストアイド
ル時に大気導入が実行されると必要回転数が得られなか
ったり、あるいは0N−OFFの繰り返しによりハンチ
ング等を生ずるおそれもある。これらを対策するために
、アイドル判定回転数を高く設定すると大気導入領域が
減少し潤滑グリースやオイルの流出防止に悪影響を及ぼ
す。
スは接触防上の点から、ある程度大きくする取る必要が
あり、その場合十分な吸気圧力減少効果を得る為には、
大気との連通路の径も大きく取る必要が生じる。このこ
とによって、アイドル時のみ大気導入の遮断では、遮断
前の減速域において必要量以上の空気が流れてしまい、
不要な回転上昇となってしまう。又、ファーストアイド
ル時に大気導入が実行されると必要回転数が得られなか
ったり、あるいは0N−OFFの繰り返しによりハンチ
ング等を生ずるおそれもある。これらを対策するために
、アイドル判定回転数を高く設定すると大気導入領域が
減少し潤滑グリースやオイルの流出防止に悪影響を及ぼ
す。
本発明によれば、ポンプハウジングに軸受により回転自
在に支承される2個のロータがハウジング内周面との間
に所定のクリアランスを保ちつつ相互にかみ合いながら
回転して一回転毎に定容積の流体を吸入側から吐出側に
吸排するルーツポンプを備えた過給機付内燃機関におい
て、ロータシャフトの周囲でかつ、前記ロータの端面と
前記軸受のシール部との間に形成される環状空間部を大
気導入通路を介して大気に接続すると共に、制御弁を前
記大気導入通路に設け、燃料供給の非遮断時、アイドル
スイッチがON又は機関回転数が設定値以下であれば前
記制御弁を閉じるようになした機械式過給機付内燃機関
が提供される。
在に支承される2個のロータがハウジング内周面との間
に所定のクリアランスを保ちつつ相互にかみ合いながら
回転して一回転毎に定容積の流体を吸入側から吐出側に
吸排するルーツポンプを備えた過給機付内燃機関におい
て、ロータシャフトの周囲でかつ、前記ロータの端面と
前記軸受のシール部との間に形成される環状空間部を大
気導入通路を介して大気に接続すると共に、制御弁を前
記大気導入通路に設け、燃料供給の非遮断時、アイドル
スイッチがON又は機関回転数が設定値以下であれば前
記制御弁を閉じるようになした機械式過給機付内燃機関
が提供される。
まず第2図において、ルーツポンプを備える機械式過給
機付内燃機関の全体が示される。1はエアクリーナ、2
はエアフローメータ、3は絞り弁、4はルーツポンプか
ら成る機械式過給機、5は吸気管、6はエンジン本体、
9は制御弁、13はマイクロコンピュータ、18は燃料
噴射弁を略示している。燃料は燃料噴射弁18より供給
されるが、減速時等においては、周知の手段により燃料
供給が遮断される。制御弁9は、後述するように過給機
4のラビリンスと軸受間の空間に連通する通路7と、絞
弁3の上流に連通しほぼ大気に近い圧力の通路8との間
の開閉をコンピュータ13からの信号により制御してい
る。コンピュータ13には各種センサー、例えばエンジ
ン回転数センサー16、車速センサー17、スロットル
開度センサー15、エアフローメータ2等の信号が入力
される。制御弁9は、図示のように、弁体1o、スプリ
ング11、電磁コイル12により構成される周知の電磁
弁として構成することができるが、負圧切換弁(νSV
)として構成してもよい。
機付内燃機関の全体が示される。1はエアクリーナ、2
はエアフローメータ、3は絞り弁、4はルーツポンプか
ら成る機械式過給機、5は吸気管、6はエンジン本体、
9は制御弁、13はマイクロコンピュータ、18は燃料
噴射弁を略示している。燃料は燃料噴射弁18より供給
されるが、減速時等においては、周知の手段により燃料
供給が遮断される。制御弁9は、後述するように過給機
4のラビリンスと軸受間の空間に連通する通路7と、絞
弁3の上流に連通しほぼ大気に近い圧力の通路8との間
の開閉をコンピュータ13からの信号により制御してい
る。コンピュータ13には各種センサー、例えばエンジ
ン回転数センサー16、車速センサー17、スロットル
開度センサー15、エアフローメータ2等の信号が入力
される。制御弁9は、図示のように、弁体1o、スプリ
ング11、電磁コイル12により構成される周知の電磁
弁として構成することができるが、負圧切換弁(νSV
)として構成してもよい。
第3図はルーツポンプから成る過給機の断面図である。
50はハウジング本体、51はハウジング本体の一方の
開放端部を閉じるリヤプレートであり、ハウジング本体
50とリヤプレート51とによりポンプハウジングを形
成する。このポンプハウジング内には、ルーツポンプ特
有の双葉状の形状を有する2個のロータ21 、40が
それぞれのロータシャフト22 、23に支持されて配
置される。24はロータ21をロータシャフト22に固
着するためのピンである。第3図の上側には適量のオイ
ルが封入されていて、歯車29 、30及び軸受の潤滑
を行う。プーリー43には図示しないヘルドによりエン
ジンのクランクシャフトの回転が伝達され、これにより
ロータ21および40を回転させ、エンジンへの吸気を
過給することはよく知られている。
開放端部を閉じるリヤプレートであり、ハウジング本体
50とリヤプレート51とによりポンプハウジングを形
成する。このポンプハウジング内には、ルーツポンプ特
有の双葉状の形状を有する2個のロータ21 、40が
それぞれのロータシャフト22 、23に支持されて配
置される。24はロータ21をロータシャフト22に固
着するためのピンである。第3図の上側には適量のオイ
ルが封入されていて、歯車29 、30及び軸受の潤滑
を行う。プーリー43には図示しないヘルドによりエン
ジンのクランクシャフトの回転が伝達され、これにより
ロータ21および40を回転させ、エンジンへの吸気を
過給することはよく知られている。
次に、ロータシャフト22 、23を回転可能に支承す
る軸受部の構成について、第3図右側上の軸受28を例
にして詳述する。軸受28はオイル潤滑タイプの軸受で
あり、オイルの抜けを防止する為にロータ21の側にオ
イルシール27が設けられている。ロータ21の端面と
リアプレート51との間は軸方向にある間隙を持ってい
て、いわゆるラビリンス部46を形成している。このラ
ビリンス部46と軸受オイルシール27との間の環状空
間47にはポート48が接続されており、更に、このポ
ート48は通路7を経て制御弁9に接続されており、ま
た、制御弁9、通路8を介して絞弁3 (第2図)上流
の大気と連通している。
る軸受部の構成について、第3図右側上の軸受28を例
にして詳述する。軸受28はオイル潤滑タイプの軸受で
あり、オイルの抜けを防止する為にロータ21の側にオ
イルシール27が設けられている。ロータ21の端面と
リアプレート51との間は軸方向にある間隙を持ってい
て、いわゆるラビリンス部46を形成している。このラ
ビリンス部46と軸受オイルシール27との間の環状空
間47にはポート48が接続されており、更に、このポ
ート48は通路7を経て制御弁9に接続されており、ま
た、制御弁9、通路8を介して絞弁3 (第2図)上流
の大気と連通している。
軸受オイルシール27には、ハウジング50のロータ2
1を支承するロータシャフト22は、軸受2B 、 3
7によって両端が回転自在に支持されていると同時にブ
ーグー43が固定されている。もう1つの下側のロータ
40も同様にロータシャフト23に固定され、このロー
タシャフト23も同様に両端が軸受によって回転自在に
支持され、それぞれのロータシャフト22 、23はギ
ヤー29 、30にて回転が伝達されるように構成され
ている。
1を支承するロータシャフト22は、軸受2B 、 3
7によって両端が回転自在に支持されていると同時にブ
ーグー43が固定されている。もう1つの下側のロータ
40も同様にロータシャフト23に固定され、このロー
タシャフト23も同様に両端が軸受によって回転自在に
支持され、それぞれのロータシャフト22 、23はギ
ヤー29 、30にて回転が伝達されるように構成され
ている。
すなわち、各ロータシャフト22 、23はロータの両
側で軸受により支承される。各ロータシャフト22 、
23は第3図で見て右側の軸受よりさらに右方側まで延
長されており、その延長端部に同様の歯車29 、30
がそれぞれ取付けられる。図示の構造では、軸受の内輪
がそれぞれのロータシャフトの段付部に係合し、それら
の内輪には歯車29 、30の内周部が係合し、各歯車
29 、30は座金32やねし44等によりそれぞれの
ロータシャフト22 、23に締着される。歯車29
、30及び軸受、ロータシャフトの先端を覆って、リヤ
プレート51にはカバー33が取付けられ、オイル室を
形成する。オイル室内内部、すなわちロータ室、ラビリ
ンス46を介して吸気圧力が作用するが、通常運転時は
、制御弁9が通電状態にあり、電磁コイル12の力でス
プリング11に打ち勝って弁体10を吸引し、通路7と
通路8間が連通ずる為、絞弁3 (第2図)上流の大気
圧が前記環状空間47に導入されてブリードされるので
、その圧力は十分小さなものとなる。
側で軸受により支承される。各ロータシャフト22 、
23は第3図で見て右側の軸受よりさらに右方側まで延
長されており、その延長端部に同様の歯車29 、30
がそれぞれ取付けられる。図示の構造では、軸受の内輪
がそれぞれのロータシャフトの段付部に係合し、それら
の内輪には歯車29 、30の内周部が係合し、各歯車
29 、30は座金32やねし44等によりそれぞれの
ロータシャフト22 、23に締着される。歯車29
、30及び軸受、ロータシャフトの先端を覆って、リヤ
プレート51にはカバー33が取付けられ、オイル室を
形成する。オイル室内内部、すなわちロータ室、ラビリ
ンス46を介して吸気圧力が作用するが、通常運転時は
、制御弁9が通電状態にあり、電磁コイル12の力でス
プリング11に打ち勝って弁体10を吸引し、通路7と
通路8間が連通ずる為、絞弁3 (第2図)上流の大気
圧が前記環状空間47に導入されてブリードされるので
、その圧力は十分小さなものとなる。
第1図は大気導入用制御弁9の開閉制御ルーチンである
。ステップ101では、減速時において燃料噴射弁18
(第1図)からの燃料供給の遮断かつ実行されているか
否かを判別し、もし燃料遮断中であれば制御弁9をON
としてこの制御弁9を開き、過給機の軸受環状空間47
に大気を導入する。ステップ101で燃料遮断の実行中
でなければ、ステップ102に進み、現在のエンジン回
転数NEを設定値1 (例えば1500rpm)と比較
し、小さければステップ106へ進み、制御弁9への通
電をOFFとすることにこの制御弁9を閉じる。現在の
エンジン回転数NEが設定値1より大きければ、ステッ
プ103へ進みさらに設定値2 (例えば1700rp
m >と比較し、小さければ何もせずにリターンする。
。ステップ101では、減速時において燃料噴射弁18
(第1図)からの燃料供給の遮断かつ実行されているか
否かを判別し、もし燃料遮断中であれば制御弁9をON
としてこの制御弁9を開き、過給機の軸受環状空間47
に大気を導入する。ステップ101で燃料遮断の実行中
でなければ、ステップ102に進み、現在のエンジン回
転数NEを設定値1 (例えば1500rpm)と比較
し、小さければステップ106へ進み、制御弁9への通
電をOFFとすることにこの制御弁9を閉じる。現在の
エンジン回転数NEが設定値1より大きければ、ステッ
プ103へ進みさらに設定値2 (例えば1700rp
m >と比較し、小さければ何もせずにリターンする。
NEが設定値2より大きければステップ104へ進み、
アイドルスイッチがONか否か判定し、アイドル状態で
なければステップ105で制御弁9を開いて大気を導入
し、アイドル状態であればステップ106で制御弁9を
閉じて大気を導入しない。なお、エンジン回転数に2つ
の設定値1゜2を設けているのは制御弁9の開閉にヒス
テリシスをもたせるためである。
アイドルスイッチがONか否か判定し、アイドル状態で
なければステップ105で制御弁9を開いて大気を導入
し、アイドル状態であればステップ106で制御弁9を
閉じて大気を導入しない。なお、エンジン回転数に2つ
の設定値1゜2を設けているのは制御弁9の開閉にヒス
テリシスをもたせるためである。
第4図は減速中における本発明の効果を示すものである
。減速時、まず絞り弁3 (第2図)が閉じ、わずかな
遅延時間(a)の後、アイドルスイッチ(S/W)がO
Nとなる。ここで、燃料供給の遮断が開始され、所定時
間(1)経過後、燃料供給は再開される。しかしながら
、燃料供給が再開されてもアイドルS/WがONであれ
ば大気導入用制御弁9は閉じられ、大気導入は行なわれ
ない。従って、吸入空気量の増加によるエンジン回転数
(NE)や車速の増加(破線およびハツチングで示す)
は起らず、いわゆる走り出すような感じとなることはな
い。すなわち、エンジン回転数や車速は実線で示すよう
に、スムーズに減少しアイドル判定回転数以下に移行す
る。
。減速時、まず絞り弁3 (第2図)が閉じ、わずかな
遅延時間(a)の後、アイドルスイッチ(S/W)がO
Nとなる。ここで、燃料供給の遮断が開始され、所定時
間(1)経過後、燃料供給は再開される。しかしながら
、燃料供給が再開されてもアイドルS/WがONであれ
ば大気導入用制御弁9は閉じられ、大気導入は行なわれ
ない。従って、吸入空気量の増加によるエンジン回転数
(NE)や車速の増加(破線およびハツチングで示す)
は起らず、いわゆる走り出すような感じとなることはな
い。すなわち、エンジン回転数や車速は実線で示すよう
に、スムーズに減少しアイドル判定回転数以下に移行す
る。
第5図はファーストアイドル時における本発明の効果を
示すものである。暖機途中でのファーストアイドル時は
、燃料遮断のための回転数が冷却水温に応じて高くなる
ため、ファーストアイドル回転数が破線(ハツチング)
のように必要以上に高くなることはない。またON、O
FFの繰り返しによるハンチングを生ずることも防止さ
れる。
示すものである。暖機途中でのファーストアイドル時は
、燃料遮断のための回転数が冷却水温に応じて高くなる
ため、ファーストアイドル回転数が破線(ハツチング)
のように必要以上に高くなることはない。またON、O
FFの繰り返しによるハンチングを生ずることも防止さ
れる。
以上のように本発明によれば、減速時には燃料遮断の復
帰時の運転性が改良され、また冷間時のファーストアイ
ドルにおいて回転数が高くなりすぎるのを防止すること
ができる。また、制御弁9の開閉が減速中の燃料遮断に
同期されるため、燃料遮断時に多量の空気が導入され、
低温加速時にボート内にたまった燃料は希薄となり、点
火プラグくすぶり性が向上する。
帰時の運転性が改良され、また冷間時のファーストアイ
ドルにおいて回転数が高くなりすぎるのを防止すること
ができる。また、制御弁9の開閉が減速中の燃料遮断に
同期されるため、燃料遮断時に多量の空気が導入され、
低温加速時にボート内にたまった燃料は希薄となり、点
火プラグくすぶり性が向上する。
第1図は制御弁の開閉制御ルーチンを示す図、第2図は
ルーツポンプを備えた過給機付内燃機関の概略図、第3
図はルーツポンプより成る過給機の断面図、第4図およ
び第5図は本発明の効果を示す図である。 4・・・過給機(ルーツポンプ)、7.8・・・通路、
9・・・制御’IIIG、13・・・コンピュータ、2
1.40・・・ロータ、 22.23・・・ロータ
シャフト、27・・・オイルシール、 28・・・軸受
、47・・・環状空間、 48・・・ポート、50
・・・ハウジング、 51・・・リアプレート。
ルーツポンプを備えた過給機付内燃機関の概略図、第3
図はルーツポンプより成る過給機の断面図、第4図およ
び第5図は本発明の効果を示す図である。 4・・・過給機(ルーツポンプ)、7.8・・・通路、
9・・・制御’IIIG、13・・・コンピュータ、2
1.40・・・ロータ、 22.23・・・ロータ
シャフト、27・・・オイルシール、 28・・・軸受
、47・・・環状空間、 48・・・ポート、50
・・・ハウジング、 51・・・リアプレート。
Claims (1)
- 1、ポンプハウジング(50)に軸受により回転自在に
支承される2個のロータ(21、40)がハウジング内
周面との間に所定のクリアランスを保ちつつ相互にかみ
合いながら回転して一回転毎に定容積の流体を吸入側か
ら吐出側に吸排するルーツポンプを備えた過給機付内燃
機関において、ロータシャフト(22、23)の周囲で
かつ、前記ロータ(21、40)の端面と前記軸受(2
8)のシール部(27)との間に形成される環状空間部
(47)を大気導入通路(7、8、48)を介して大気
に接続すると共に、制御弁(9)を前記大気導入通路に
設け、燃料供給の非遮断時、アイドルスイッチがON又
は機関回転数が設定値以下であれば前記制御弁(9)を
閉じるようになした機械式過給機付内燃機関。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61026877A JPH0751899B2 (ja) | 1986-02-12 | 1986-02-12 | 機械式過給機付内燃機関 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61026877A JPH0751899B2 (ja) | 1986-02-12 | 1986-02-12 | 機械式過給機付内燃機関 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62186016A true JPS62186016A (ja) | 1987-08-14 |
JPH0751899B2 JPH0751899B2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=12205521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61026877A Expired - Lifetime JPH0751899B2 (ja) | 1986-02-12 | 1986-02-12 | 機械式過給機付内燃機関 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0751899B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110088667A1 (en) * | 2009-10-20 | 2011-04-21 | Bell James E | Supercharger Rotor Shaft Seal Pressure Equalization |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5918227A (ja) * | 1982-07-22 | 1984-01-30 | Aisin Seiki Co Ltd | 機械式過給機の制御装置 |
JPS6116232A (ja) * | 1984-07-02 | 1986-01-24 | Toyota Motor Corp | ル−ツポンプを備えた過給機付内燃機関 |
-
1986
- 1986-02-12 JP JP61026877A patent/JPH0751899B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5918227A (ja) * | 1982-07-22 | 1984-01-30 | Aisin Seiki Co Ltd | 機械式過給機の制御装置 |
JPS6116232A (ja) * | 1984-07-02 | 1986-01-24 | Toyota Motor Corp | ル−ツポンプを備えた過給機付内燃機関 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110088667A1 (en) * | 2009-10-20 | 2011-04-21 | Bell James E | Supercharger Rotor Shaft Seal Pressure Equalization |
US8539936B2 (en) * | 2009-10-20 | 2013-09-24 | James E. Bell | Supercharger rotor shaft seal pressure equalization |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0751899B2 (ja) | 1995-06-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6116232A (ja) | ル−ツポンプを備えた過給機付内燃機関 | |
US4709682A (en) | Device for controlling the pressure in the bearings of a roots blower supercharger | |
US4418537A (en) | Supercharger for an internal combustion engine | |
US8539936B2 (en) | Supercharger rotor shaft seal pressure equalization | |
JPS62186016A (ja) | 機械式過給機付内燃機関 | |
US6457310B1 (en) | Exhaust turbocharger for internal combustion engine and turbocharging system | |
JPS61200338A (ja) | 機械式過給機付内燃機関 | |
JPS59190427A (ja) | タ−ボ過給機の潤滑装置 | |
JPH0426660Y2 (ja) | ||
JPH0435533Y2 (ja) | ||
JPH0315784Y2 (ja) | ||
JPS6321332A (ja) | 過給機付内燃機関 | |
FR2586456A1 (fr) | Pompe d'injection de combustible a distributeur rotatif pour l'alimentation de moteurs a combustion interne | |
JPH0115842Y2 (ja) | ||
JPS62294720A (ja) | 過給機付エンジン | |
JPH0749775B2 (ja) | 過給機付内燃機関 | |
KR100774336B1 (ko) | 디젤 엔진의 터보 차저 시스템 | |
JPS62298621A (ja) | 過給機付エンジンの制御装置 | |
JPS63100224A (ja) | 過給機付エンジン | |
JPS63173825A (ja) | 過給機付内燃機関 | |
JP2905943B2 (ja) | 機械式過給機の潤滑装置 | |
JPS6245060Y2 (ja) | ||
JPH0117614Y2 (ja) | ||
KR19990060977A (ko) | 오일공급 보조탱크를 갖는 터보차저 | |
JPS63173828A (ja) | 過給機付内燃機関 |