JPS62185831A - ダイカツタ用打抜刃の強化方法 - Google Patents

ダイカツタ用打抜刃の強化方法

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Publication number
JPS62185831A
JPS62185831A JP2840586A JP2840586A JPS62185831A JP S62185831 A JPS62185831 A JP S62185831A JP 2840586 A JP2840586 A JP 2840586A JP 2840586 A JP2840586 A JP 2840586A JP S62185831 A JPS62185831 A JP S62185831A
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JP
Japan
Prior art keywords
blade
edge
cutting edge
punching blade
die cutter
Prior art date
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Pending
Application number
JP2840586A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamitsu Tanaka
田中 眞實
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Individual
Original Assignee
Individual
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Publication date
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  • Heat Treatment Of Articles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ダイカッタ用打抜刃に強靭性および粘りを
付与するための強化方法に関するものである。
従来技術とその欠点 帯状鋼板の一方の長手端縁部に刃先加工を施した刃材を
、打抜き対象物の輪郭に合わせて屈曲形成し、この刃材
を木型に嵌挿固定してなるダイカッタ用打抜刃(「トム
ソン刃」と一般に称する)が。
広〈産業上の各種用途に供されている6例えば第1図に
示すように、この打抜刃10は、一方の長手端縁部10
aに刃先加工が施され、各種の打抜き対象物の輪郭に合
わせて所望の形状に形成され、当該打抜刃10の基部は
木型12に嵌挿されて。
刃先10aを型表面から必要量だけ突出させている。こ
の場合に打抜刃10の両端部10b、10bは、対象物
を完全に打抜き得るように、完全に突き合わされて、当
該部位に溶接が施されている。
このように突き合わせ部に溶接を施しておくことによっ
て、ダイカッタを長期に亘って稼動させても、切口がき
れいに揃って良好な打抜き形状が得られるものである。
しかしながら打抜刃自体の耐久性に関しては、打抜き回
数が増加するにつれて、木型12の表面から突出する刃
10.aの部分が外方または内方に次第に曲ってきて、
良好な打抜き形状が確保されなくなる。またこのように
刃10aの部分から曲ってくると、それ以後打抜刃10
の耐久度は急激に低下し、長期の使用に供し得なくなっ
て極めて不経済であった。
発明の目的 本発明は、ダイカッタ用打抜刃に内在している前記欠点
に鑑み、これを好適に解決するべく案出されたものであ
って、打抜刃を強化して強靭性および粘りを付与し得る
方法を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 前記問題点を克服し、所期の目的を達成するため本発明
に係る強化方法は、一方の長手端縁部に刃先加工が施さ
れ、打抜き対象物の輪郭に合わせて所望の形状に形成さ
れて両端部を突き合わせ溶接してなるダイカッタ用打抜
刃において、この打抜刃の適宜個所でかつ刃先を避けた
部分に、前記刃先に対して交差する方向にTIG溶接に
よるアークを照射することを特徴とする。
実施例 次に、本発明に係るダイカッタ用打抜刃の強化方法につ
き説明する0本件に係る方法には、トーチ部にタングス
テン電極を使用し、当該電極と打抜刃との間にアルゴン
等の不活性ガスを放流してアークを照射するTIG溶接
機が好適に使用され。
その電源には高精度の定電流回路が組込まれて、電源電
圧の変動、アーク電圧の変動その他周囲温度の変化によ
っても影響を受けることなく、所定の溶接電流を供給し
得るようになっている。またトーチの走行領域には、強
化対象物となる打抜刃を支持してクランプするための支
持ブロックが交換自在に配設されている。
本発明では、第2図に示すように、一方の長手端縁部1
0aに刃先加工が施され、各種の打抜き対象物の輪郭に
合わせて所望の形状に形成されると共に、突き合わせ部
に溶接を施してなる打抜刃10が強化対象となっている
。この打抜刃1oの適宜個所でかつ前記刃先10aの部
分を避けて、当該刃先に対して交差する方向に、前記T
IG溶接のトーチ14を走行させて、該トーチ14がら
のアークを照射して所要温度に加熱する。
このアークを照射すべき個所は任意であるが。
所要間隔で複数個所に施すのが好ましい。また照射方向
は、前述した如く刃先10aに対して交差する方向とさ
れる。その理由は、刃先10aに対しては、既にその刃
付段階において焼入れによる硬化処理が長手方向に亘っ
て施されているが、それ以外の基部となる部分は焼入れ
がなされておらず、軟鋼状態になっているからである。
すなわち未だ焼入れが施されていない軟鋼部分に前記ア
ーク照射を行なうことにより、刃先10aに対して交差
する部分に焼入れが施され、打抜刃全体としての強靭性
および粘りが増大するものである。この場合において、
刃先10aに対してはアーク照射は回避しであるので、
当該刃先が熱影響により切味が鈍化することはない。但
しこのアーク照射を、打抜刃10の刃先10aを除く基
部全体に施すことは、打抜刃全体の硬度は向上するが、
その反面に脆性が増大するので推奨されない。
なおTIG溶接機の電源は、打抜刃1oの材質や厚みに
よっても相違するが、例えばパルス電流120〜260
A、溶接電流90〜200A。
周波数800Hzの仕様で実施するのが好適である。
このように従来はダイカッタの使用中に、打抜刃が木型
に対して外方または内方に曲るために。
耐久性に劣っていたが1本発明に係る方法によると、打
抜刃の刃先を避けた部分で、かつ前記刃先に対して交差
する方向にアークによる焼入れが施されているので、打
抜刃全体としての強靭性および粘りが増大する。このた
めに、ダイカッタを長期に亘って稼動させても、打抜刃
が木型に対して外方または内方に曲ることがなく、耐久
性が著しく増大して経済的に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はダイカッタ用打抜刃の一般的な構造を概略的に
示す斜視図、第2図は本発明に係る強化方法を施してい
る状態を示す説明図である。 特許出願人   1)中 眞 實 FIG、1 1n FIG、2

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一方の長手端縁部に刃先加工が施され、打抜き対象物の
    輪郭に合わせた所望の形状に形成されて両端部を突き合
    わせ溶接してなるダイカッタ用打抜刃において、この打
    抜刃の適宜個所でかつ刃先を避けた部分に、前記刃先に
    対して交差する方向にTIG溶接によるアークを照射す
    ることを特徴とするダイカッタ用打抜刃の強化方法。
JP2840586A 1986-02-12 1986-02-12 ダイカツタ用打抜刃の強化方法 Pending JPS62185831A (ja)

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JP2840586A JPS62185831A (ja) 1986-02-12 1986-02-12 ダイカツタ用打抜刃の強化方法

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JP2840586A JPS62185831A (ja) 1986-02-12 1986-02-12 ダイカツタ用打抜刃の強化方法

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JPS62185831A true JPS62185831A (ja) 1987-08-14

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ID=12247751

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JP2840586A Pending JPS62185831A (ja) 1986-02-12 1986-02-12 ダイカツタ用打抜刃の強化方法

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JP (1) JPS62185831A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105729572A (zh) * 2016-03-08 2016-07-06 西北工业大学 一种摩擦材料基材环片加工方法
CN112296618A (zh) * 2020-09-16 2021-02-02 南通西土瓦工贸有限公司 一种刀模制作工艺

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105729572A (zh) * 2016-03-08 2016-07-06 西北工业大学 一种摩擦材料基材环片加工方法
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