JPS62185567A - 相変換機の始動方法 - Google Patents
相変換機の始動方法Info
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- JPS62185567A JPS62185567A JP61023945A JP2394586A JPS62185567A JP S62185567 A JPS62185567 A JP S62185567A JP 61023945 A JP61023945 A JP 61023945A JP 2394586 A JP2394586 A JP 2394586A JP S62185567 A JPS62185567 A JP S62185567A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的コ
(産業上の利用分野)
本発明は単相電力を3相電力に変換する相変換機に係り
、特に昇圧変圧器を必要と1ノないで昇圧して相変換を
可能とした相変換機に関づ−る。
、特に昇圧変圧器を必要と1ノないで昇圧して相変換を
可能とした相変換機に関づ−る。
(従来の技術)
土木工事などで用いられる水中ポンプには単相誘導電動
機形、3相誘導電動機形などのものがある。通常、相変
換機としては3相誘導電動機がよく用いられており、汎
用人容吊のものは3相誘導電動機形のものが主流を占め
ている。
機形、3相誘導電動機形などのものがある。通常、相変
換機としては3相誘導電動機がよく用いられており、汎
用人容吊のものは3相誘導電動機形のものが主流を占め
ている。
3相電源がない時に3相誘導電動機形水中ポンプなどを
駆動するには、3相電源専用のエンジン発°市機を用い
るか、単相電源を利用できるときは相変換機を用いて単
相を3相電源に変換するなどのことが行われている。ま
た、一般に単相電源電圧は100〜200Vで、3相電
源電圧は200〜240Vであるので、上記相変換機と
しては相変換機能ど昇圧機能とを兼ね備えたものが実用
に供されている。
駆動するには、3相電源専用のエンジン発°市機を用い
るか、単相電源を利用できるときは相変換機を用いて単
相を3相電源に変換するなどのことが行われている。ま
た、一般に単相電源電圧は100〜200Vで、3相電
源電圧は200〜240Vであるので、上記相変換機と
しては相変換機能ど昇圧機能とを兼ね備えたものが実用
に供されている。
第4図はこの種の相変換機の従来の一例を示したもので
あり、単相電源7の単相電圧を昇圧変圧器8により臂圧
し、その昇圧した2次出力を3相誘導電動機9の2つの
端子を与え、この2つの端子のいずれか一方と第3の端
子とにコンデンサ10を介挿することで、相変換した3
相電力を端子U1 、Vl 、Wlから得るようにして
いる。
あり、単相電源7の単相電圧を昇圧変圧器8により臂圧
し、その昇圧した2次出力を3相誘導電動機9の2つの
端子を与え、この2つの端子のいずれか一方と第3の端
子とにコンデンサ10を介挿することで、相変換した3
相電力を端子U1 、Vl 、Wlから得るようにして
いる。
しかしながら、上述した構成の相変換機では背圧変圧器
8を必要とするので、変換に伴い鉄損。
8を必要とするので、変換に伴い鉄損。
銅損に起因する電力損失が生じると共に装着全体が大形
化し、可搬性が悪いという不具合があった。
化し、可搬性が悪いという不具合があった。
そこで、背圧機能を有づる相変換機が考案されている。
以下に4極の場合を例に図面を用いて説明覆る。
第5図において、1Uは1組のU相巻線であり、このU
相巻IfA1Uは第1.第2の巻線群1Ua。
相巻IfA1Uは第1.第2の巻線群1Ua。
IUbから構成されている。同様に、−絹のV相巻線1
V、W相巻線1Wは夫々第1.第2の巻線群1Va 、
1Vb 、1Wa 、IWbから構成されている。巻線
1U、1V、 1Wの夫々の一端は共通接続され、この
接続点は中性点2どなる。〔れらの巻線の夫々の他端は
、この相変換機の3相電力用端了U、V、Wに接続され
る。即ち、巻線1U、1V、IWは3相誘導電動機のY
結線された平衡3相固定子巻線を構成している。
V、W相巻線1Wは夫々第1.第2の巻線群1Va 、
1Vb 、1Wa 、IWbから構成されている。巻線
1U、1V、 1Wの夫々の一端は共通接続され、この
接続点は中性点2どなる。〔れらの巻線の夫々の他端は
、この相変換機の3相電力用端了U、V、Wに接続され
る。即ち、巻線1U、1V、IWは3相誘導電動機のY
結線された平衡3相固定子巻線を構成している。
また、U相巻線IU、W相巻線1Wの各巻線群の分割点
は、単相入力端子へ、Bに接続されている。V相巻線1
V、W相巻線1Wの各巻線群の分割点から導かれた端子
B、Vcにはコンデンサ−3が接続されている。
は、単相入力端子へ、Bに接続されている。V相巻線1
V、W相巻線1Wの各巻線群の分割点から導かれた端子
B、Vcにはコンデンサ−3が接続されている。
次に、1組分、たとえばU相巻線1Uは第6図に示すよ
うに、(J相巻線1Uの第1巻線群I U aは更に2
つのサブ巻線群I Ual、 1 Ua2に分割される
。これらのサブ巻線群は3相電力機の同転子4の周囲に
配置された固定子鉄心(図示せず)に、電気角で90’
毎に巻装される。これらのサブ巻線群の結線は、これら
を励磁することにより得られる磁極のN、Sが90°毎
に回転子4のまわりに生ずるように行われる。この巻線
を4極、固定子溝数24個の例について、具体的に巻線
配置を示したのが第7図である。
うに、(J相巻線1Uの第1巻線群I U aは更に2
つのサブ巻線群I Ual、 1 Ua2に分割される
。これらのサブ巻線群は3相電力機の同転子4の周囲に
配置された固定子鉄心(図示せず)に、電気角で90’
毎に巻装される。これらのサブ巻線群の結線は、これら
を励磁することにより得られる磁極のN、Sが90°毎
に回転子4のまわりに生ずるように行われる。この巻線
を4極、固定子溝数24個の例について、具体的に巻線
配置を示したのが第7図である。
上記の構成において、第5図の端子A、Bに図示しない
単相電源から単相型ae1を印加覆ると、第6図の第2
のサブ巻線群1 Ubl、 1 Ub2にtまこれらの
インピーダンス及びelに対応した電流が流れ、これら
のインピーダンス及びC1に対応した電流が流れ、これ
らの巻線群の鉄心は励磁されるが、第1のサブ巻線群1
Ual、 1 Ua2には電流が流れず、それらの鉄
心は励磁されない。この場合、第2のザブ巻線群I U
bl、 1 Ub2の励磁に」:すS極が作られたとす
ると、第1のサブ巻線群1Ua1.1 Ua2には夫々
N極が誘導され、このN。
単相電源から単相型ae1を印加覆ると、第6図の第2
のサブ巻線群1 Ubl、 1 Ub2にtまこれらの
インピーダンス及びelに対応した電流が流れ、これら
のインピーダンス及びC1に対応した電流が流れ、これ
らの巻線群の鉄心は励磁されるが、第1のサブ巻線群1
Ual、 1 Ua2には電流が流れず、それらの鉄
心は励磁されない。この場合、第2のザブ巻線群I U
bl、 1 Ub2の励磁に」:すS極が作られたとす
ると、第1のサブ巻線群1Ua1.1 Ua2には夫々
N極が誘導され、このN。
S交互の磁極は単相人力e1の周波数に対応した回転磁
場を回転子4の周囲に作る。
場を回転子4の周囲に作る。
このような、第2の巻線群IUb、1Vb、IWb、コ
ンデンザ3よりなる3相誘導電動機により回転子4は回
転し、第1の巻線群1Ua、1Va、1Waには電磁誘
導の法則により、夫々の巻回数に比例した電圧が誘起さ
れる。即ち、第1の巻線群と第2の巻線群との巻回数が
同一ならば、 5一 端子U−V、V−W、W−Uには夫々入力端子の2倍の
°重圧2e1が生じ、出力端子U、V、Wから2倍に背
圧された3相交流電圧が19られる。
ンデンザ3よりなる3相誘導電動機により回転子4は回
転し、第1の巻線群1Ua、1Va、1Waには電磁誘
導の法則により、夫々の巻回数に比例した電圧が誘起さ
れる。即ち、第1の巻線群と第2の巻線群との巻回数が
同一ならば、 5一 端子U−V、V−W、W−Uには夫々入力端子の2倍の
°重圧2e1が生じ、出力端子U、V、Wから2倍に背
圧された3相交流電圧が19られる。
(発明が解決しようとする問題熱)
しかじなら、上記の相変換機では、通常の誘導電動機と
同様に製造の容易さ、]ストの点から同心巻や短節巻の
重ね巻が用いられていた。上記の相変換機で同心巻や短
節巻を用いる場合、空隙磁束に偶数次の空間高調波が発
生し、第8図の速度−トルク曲線(S−7曲線)6から
判るように、トルクに落ちこみが生じ、回転子4がある
速度から加速できなくなり、相変換機としての機能を果
さなくなる。
同様に製造の容易さ、]ストの点から同心巻や短節巻の
重ね巻が用いられていた。上記の相変換機で同心巻や短
節巻を用いる場合、空隙磁束に偶数次の空間高調波が発
生し、第8図の速度−トルク曲線(S−7曲線)6から
判るように、トルクに落ちこみが生じ、回転子4がある
速度から加速できなくなり、相変換機としての機能を果
さなくなる。
以下にその理由を説明する。第5図に示すように、端子
B、VC間にコンデンサ−3が挿入されているため端子
Δ、B、VCに疑似3相電源が印加されたことになる。
B、VC間にコンデンサ−3が挿入されているため端子
Δ、B、VCに疑似3相電源が印加されたことになる。
この場合、空隙磁束密度分布RQは次式で示される。
−〇 −
−+cos7?(χ−丁几)こos(wt−含π)千C
os斤(X十含π)Cθs(wtす11疋)ト、、(1
)ごごて゛ ””=”(”l 勘/1g 5inr:n ) : +
if:li!−fLBc =o、4−Tc(A丁)/
8 〈:\j′。−−1二1イルヒr(シー+′xβ。−ス
ロットビッヂ角 に: コイル数 S−空隙長 AT’ アンペア ターン χ二 固定子座標(T[i気色) 例えば、第7図に示すように4極24スロツト83.3
%ピッチの知節巻の場合、高調波成分は、その−例を記
した第1表に示すように、第2が23.2%、第4が1
1.6%と偶数次の高調波成分が非常に大きい。その結
果、S−T曲線りで第8図に示すような大きな落ち込み
がひどい場合には、トルクが負になり電動機が50 O
rpm程度から加速しなくなる1゜ また、同心巻を用いた場合においても同様な解析の結果
、知節巻の重ね巻の場合と同様に偶数次の高調波が空隙
磁束に発生し、電動機が同期速度まで加速できない場合
があった。
os斤(X十含π)Cθs(wtす11疋)ト、、(1
)ごごて゛ ””=”(”l 勘/1g 5inr:n ) : +
if:li!−fLBc =o、4−Tc(A丁)/
8 〈:\j′。−−1二1イルヒr(シー+′xβ。−ス
ロットビッヂ角 に: コイル数 S−空隙長 AT’ アンペア ターン χ二 固定子座標(T[i気色) 例えば、第7図に示すように4極24スロツト83.3
%ピッチの知節巻の場合、高調波成分は、その−例を記
した第1表に示すように、第2が23.2%、第4が1
1.6%と偶数次の高調波成分が非常に大きい。その結
果、S−T曲線りで第8図に示すような大きな落ち込み
がひどい場合には、トルクが負になり電動機が50 O
rpm程度から加速しなくなる1゜ また、同心巻を用いた場合においても同様な解析の結果
、知節巻の重ね巻の場合と同様に偶数次の高調波が空隙
磁束に発生し、電動機が同期速度まで加速できない場合
があった。
本発明の14的とするところは、前記の昇圧機能を有す
る相変換機の良好な始動を行なう始動方法を提供するこ
とにある。
る相変換機の良好な始動を行なう始動方法を提供するこ
とにある。
[発明の構成]
(問題点を解決するための手段)
かかる目的を達成Jるために、本発明では、回転子が固
定子に回転可能に配置され、夫々複数個の巻線群よりな
る第1.第2.第3の相巻線をその一端を中性点どして
Y結線して上記固定子の固定子鉄心に巻装し、上記夫々
の細端を3相出力端了として導出し、上記第1.第2.
第3の相巻線の内の2つの相巻線の分割点を単相入力端
子として導出し、上記第1.第2.第3の相巻線の内の
2つの相巻線間にコンデンサを介挿し、上記中性点側の
巻線前夫々を同一の11極となるように巻装し、上記3
相出力端子側の巻線群を上記中性点側とは磁極となるよ
うに巻装した相変換機において、始動時においては、−
ト記第1.第2.第3の相巻線を上記分割点で分割し、
端子側ど中性点側の巻線群が並列になるようにY結線し
たことにより、始動時のトルクを向上し、良好な始動が
得られる相変換機の始動方法を提供J−るものである。
定子に回転可能に配置され、夫々複数個の巻線群よりな
る第1.第2.第3の相巻線をその一端を中性点どして
Y結線して上記固定子の固定子鉄心に巻装し、上記夫々
の細端を3相出力端了として導出し、上記第1.第2.
第3の相巻線の内の2つの相巻線の分割点を単相入力端
子として導出し、上記第1.第2.第3の相巻線の内の
2つの相巻線間にコンデンサを介挿し、上記中性点側の
巻線前夫々を同一の11極となるように巻装し、上記3
相出力端子側の巻線群を上記中性点側とは磁極となるよ
うに巻装した相変換機において、始動時においては、−
ト記第1.第2.第3の相巻線を上記分割点で分割し、
端子側ど中性点側の巻線群が並列になるようにY結線し
たことにより、始動時のトルクを向上し、良好な始動が
得られる相変換機の始動方法を提供J−るものである。
(作用)
このように構成されているので、始動時には各相の2つ
の巻線群が並列に接続されるため、空隙磁束密度分布に
偶数次高調波が含まれず且つ奇数次高調液分も小さい!
、:めS−T曲線の1〜ルクの落ち込みがない。ぞして
インピーダンスの低下によりトルクが増加づることから
異常トルクの発生がなく、滑かな加速が可能である。
の巻線群が並列に接続されるため、空隙磁束密度分布に
偶数次高調波が含まれず且つ奇数次高調液分も小さい!
、:めS−T曲線の1〜ルクの落ち込みがない。ぞして
インピーダンスの低下によりトルクが増加づることから
異常トルクの発生がなく、滑かな加速が可能である。
〈実施例)
以下、本発明に係る相変換機の始動す法を図面を参照し
て、一実施例についで説明する。本発明による相変換機
は運転時には従来の相変換機と同様、U相、■相、W相
の巻線は第1図に示ずように、各々2つの巻線群1Ua
(端子U+ 、X+ )、1tJb(端子U2 、X2
>、1Va (端子V+。
て、一実施例についで説明する。本発明による相変換機
は運転時には従来の相変換機と同様、U相、■相、W相
の巻線は第1図に示ずように、各々2つの巻線群1Ua
(端子U+ 、X+ )、1tJb(端子U2 、X2
>、1Va (端子V+。
Y+)IVb(端子V2 、Y2 >、1Wa (端
子W+ 、 7+ )、1Wb (端子W2 、 Z2
)から成り、各々IUaと1Ub、1Vaと1Vb、
1Waと1Wbが直列に接続されている。ぞして、従来
の相変換機ど同様U相、W相の分割点から端子A、Bが
とり出されて電源に接続され、■相、W相の分割点B、
Vc間に]ンデン1ノ3が接続される。
子W+ 、 7+ )、1Wb (端子W2 、 Z2
)から成り、各々IUaと1Ub、1Vaと1Vb、
1Waと1Wbが直列に接続されている。ぞして、従来
の相変換機ど同様U相、W相の分割点から端子A、Bが
とり出されて電源に接続され、■相、W相の分割点B、
Vc間に]ンデン1ノ3が接続される。
本発明の始動方法は、始動時においては第2図に示号−
ように、各相の2つの巻線群を−)シ列に接続t ルも
ノテあり、1Uaと1Ub、1Vaど1Vb、1Waと
IWbが夫々並列接続され、端rU1 、 t、J 2
の接続点、端子W1.W2の接続点から、= 10 = 端子A、Bがとり出され単相電源に接続される。
ように、各相の2つの巻線群を−)シ列に接続t ルも
ノテあり、1Uaと1Ub、1Vaど1Vb、1Waと
IWbが夫々並列接続され、端rU1 、 t、J 2
の接続点、端子W1.W2の接続点から、= 10 = 端子A、Bがとり出され単相電源に接続される。
また、端子V1とV2の接続点からとり出された端子V
Cと端子Bの間に=1ンデンサ3が接続される。
Cと端子Bの間に=1ンデンサ3が接続される。
上記のように本発明においでは、始動時と運転時で各相
の2つの巻線群の接続を並列から直列に変更する。この
変更を行なう配線について、第3図の配線図を用いて説
明Jる。U相巻線の端子U1は出力用端子(Jに接続さ
れると共に、スイッチS1を介してU相の一方の巻線群
の端子U2に接続される。さらに端子U2はスイッチ$
2を介して端子X1に接続される。■相、W相に′−)
いでし同様である。また、端子X+ 、Y+ 、Z+は
スイッチS3を介して短絡される。更に端子LJ2.W
2は夫々端子A、Bに接続され、端子V2.W2からは
コンデン)すを接続するための端子Vc 、 WCがひ
き出される。
の2つの巻線群の接続を並列から直列に変更する。この
変更を行なう配線について、第3図の配線図を用いて説
明Jる。U相巻線の端子U1は出力用端子(Jに接続さ
れると共に、スイッチS1を介してU相の一方の巻線群
の端子U2に接続される。さらに端子U2はスイッチ$
2を介して端子X1に接続される。■相、W相に′−)
いでし同様である。また、端子X+ 、Y+ 、Z+は
スイッチS3を介して短絡される。更に端子LJ2.W
2は夫々端子A、Bに接続され、端子V2.W2からは
コンデン)すを接続するための端子Vc 、 WCがひ
き出される。
上記の構成において、始動時にはスイッチ81゜83が
閉じられスイッチS2が開かれる。その結果第2図に示
した接続となる。続いて回転数が上昇し始動が完了した
り、或いは第1図に示した接続で十分に加速できる回転
数まで回転が上置した時貞で、スイッチS1.S3が間
かれS2は閉じる。その結果、第1図に示した接続とな
り、端子U、V、Wに電源の2倍の電圧が誘起され、相
変換機として動作することになる。
閉じられスイッチS2が開かれる。その結果第2図に示
した接続となる。続いて回転数が上昇し始動が完了した
り、或いは第1図に示した接続で十分に加速できる回転
数まで回転が上置した時貞で、スイッチS1.S3が間
かれS2は閉じる。その結果、第1図に示した接続とな
り、端子U、V、Wに電源の2倍の電圧が誘起され、相
変換機として動作することになる。
上記の如く構成された本実施例の作用に−)いて説明す
る。第2図の端子A、Bに図示しない単相電源から中相
電圧elを印加すると、第1.第2の巻線群1Ua、1
Ubの両方にこれらのインピーダンス及びelに対応し
た電流が流れ、これらの巻線群の鉄心が励磁される。こ
の場合に43ける空隙磁束密度分布は次式で表わされる
。
る。第2図の端子A、Bに図示しない単相電源から中相
電圧elを印加すると、第1.第2の巻線群1Ua、1
Ubの両方にこれらのインピーダンス及びelに対応し
た電流が流れ、これらの巻線群の鉄心が励磁される。こ
の場合に43ける空隙磁束密度分布は次式で表わされる
。
+Cθバ(χ−+π)Cバ(wt−丁π)十Cθ5yt
Cχ十奪7’)COS(tnt*−+y)1 、、・
(Z)ここでn−奇数の整数 上式より、空隙磁束密度分布IIの高調波成分は、(1
)式と比べて非常に小さくなる。例えば溝数24個、8
3.3%の短節巻の場合の高調波は第2表に示すように
、第1表と比べて非常に小さくなる。
Cχ十奪7’)COS(tnt*−+y)1 、、・
(Z)ここでn−奇数の整数 上式より、空隙磁束密度分布IIの高調波成分は、(1
)式と比べて非常に小さくなる。例えば溝数24個、8
3.3%の短節巻の場合の高調波は第2表に示すように
、第1表と比べて非常に小さくなる。
第2表
その結果、s −、−r曲線の落ち込みが改善され、第
8図に示したように滑らかなS−T曲線が得られる。ま
た、並列回路数の増加からインピーダンスが低下し、始
動トルクが増加する。
8図に示したように滑らかなS−T曲線が得られる。ま
た、並列回路数の増加からインピーダンスが低下し、始
動トルクが増加する。
以上述べたように本実施例によれば、空隙磁束密度分布
に含まれる高調波成分が著しく減少すること。インピー
ダンスが低トすることによる始動トルクの増加により始
動が滑らかになる。
に含まれる高調波成分が著しく減少すること。インピー
ダンスが低トすることによる始動トルクの増加により始
動が滑らかになる。
(他の実施例)
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、他の
スロット数の場合でもよく、4極以外の多極巻線どしで
もよい。そして相変換機としての運転時の]ンデンザの
挿入位置が、端子■W間。
スロット数の場合でもよく、4極以外の多極巻線どしで
もよい。そして相変換機としての運転時の]ンデンザの
挿入位置が、端子■W間。
VB間の場合においても同様の効果が得られる。
また、コンデンサの容量を始動時と運転時で切り換え、
各々の最適のコンデンサ容i)とすることにより、より
一層の効果が得られる。更に、始動時の接続から運転時
の接続への切り換えは、上記実施例では手動としたが、
相変換機の回転数を回転センサーなどにより検出して自
動的に切り換えたり、タイマーにより自動的に切り換え
ることも可能である。また、上記実施例では、83.3
%の知節巻の場合を例に説明したが、S−T曲線上の落
ち込みが小さい100%ピッチの重ね巻の場合において
も、インピーダンスの低下によるトルクの増加という点
から本発明の始動方法は有効なものである。
各々の最適のコンデンサ容i)とすることにより、より
一層の効果が得られる。更に、始動時の接続から運転時
の接続への切り換えは、上記実施例では手動としたが、
相変換機の回転数を回転センサーなどにより検出して自
動的に切り換えたり、タイマーにより自動的に切り換え
ることも可能である。また、上記実施例では、83.3
%の知節巻の場合を例に説明したが、S−T曲線上の落
ち込みが小さい100%ピッチの重ね巻の場合において
も、インピーダンスの低下によるトルクの増加という点
から本発明の始動方法は有効なものである。
[発明の効果]
以上述べたように本発明にJ、れば、始動時には各相の
2つの巻線群が並列に接続されるため、−14= 空隙硲束密度分布に偶数次高調波が含まれず、−かつ奇
数次高調波成分も小さいため、S−T曲線上のトルクの
落ち込みがなく、かつ、インピーダンスの低下によりト
ルクが増加することから、異常なトルクを発生せず、滑
らかな加速が可能である。
2つの巻線群が並列に接続されるため、−14= 空隙硲束密度分布に偶数次高調波が含まれず、−かつ奇
数次高調波成分も小さいため、S−T曲線上のトルクの
落ち込みがなく、かつ、インピーダンスの低下によりト
ルクが増加することから、異常なトルクを発生せず、滑
らかな加速が可能である。
第1図は本発明の一実施例を示す相変換機の運転時の接
続図、第2図はその始動時の接続図、第3図はその配線
図、第4図は従来用いられていた昇圧をトランスにより
行なう相変換機の接続図、第5図は従来の昇圧機能を有
する相変換機の接続図、第6図は巻線−相分の配置図、
第7図は巻線展開図、第8図はS−T特性曲線図である
。 1Ua:U相の第1の巻線群 1Ub:U相の第2の巻線群 IVa:V相の第1の谷線群 1Vb:V相の第2の巻線群 1Wa:W相の第1の巻線群 1Wb:W相の第2の巻線群 2、N1 、N2 :中性点 Δ、B:単相入力端了 V端子V相巻線の]ンデンザ端子 WC:W相巻線のコンデンサ端子 3.10:]ンデン4ノ 4:回転子 1 Ual、 1 Ua2 、1 Ubl、 1 Ub2: U相すブ巻線群1U:
U相巻線 1V:V相巻線 1W:W相巻線 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 三 俣 弘 文第3図 第6図 第7図
続図、第2図はその始動時の接続図、第3図はその配線
図、第4図は従来用いられていた昇圧をトランスにより
行なう相変換機の接続図、第5図は従来の昇圧機能を有
する相変換機の接続図、第6図は巻線−相分の配置図、
第7図は巻線展開図、第8図はS−T特性曲線図である
。 1Ua:U相の第1の巻線群 1Ub:U相の第2の巻線群 IVa:V相の第1の谷線群 1Vb:V相の第2の巻線群 1Wa:W相の第1の巻線群 1Wb:W相の第2の巻線群 2、N1 、N2 :中性点 Δ、B:単相入力端了 V端子V相巻線の]ンデンザ端子 WC:W相巻線のコンデンサ端子 3.10:]ンデン4ノ 4:回転子 1 Ual、 1 Ua2 、1 Ubl、 1 Ub2: U相すブ巻線群1U:
U相巻線 1V:V相巻線 1W:W相巻線 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 三 俣 弘 文第3図 第6図 第7図
Claims (1)
- 回転子が固定子に回転可能に配置され、夫々複数個の
巻線群よりなる第1、第2、第3の相巻線をその一端を
中性点としてY結線して上記固定子の固定子鉄心に巻装
し、上記、夫々の他端を3相出力端子として導出し、上
記第1、第2、第3の相巻線の内の2つの相巻線の分割
点を単相入力端子として導出し、上記第1、第2、第3
の相巻線の内の2つの相巻線間にコンデンサを介挿し、
上記中性点側の巻線群夫々を同一の磁極となるように巻
装し、上記3相出力端子側の巻線群を上記中性点側とは
逆の磁極となるように巻装した相変換機において、始動
時には、上記第1、第2、第3の相巻線を夫々分割点で
分割し、端子側と中性点側の巻線群が並列になるように
Y結線したことを特徴とする相変換機の始動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61023945A JPS62185567A (ja) | 1986-02-07 | 1986-02-07 | 相変換機の始動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61023945A JPS62185567A (ja) | 1986-02-07 | 1986-02-07 | 相変換機の始動方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62185567A true JPS62185567A (ja) | 1987-08-13 |
Family
ID=12124678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61023945A Pending JPS62185567A (ja) | 1986-02-07 | 1986-02-07 | 相変換機の始動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62185567A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2197088A3 (en) * | 2006-10-27 | 2014-01-22 | Direct Drive Systems, Inc. | Electromechanical energy conversion systems |
-
1986
- 1986-02-07 JP JP61023945A patent/JPS62185567A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2197088A3 (en) * | 2006-10-27 | 2014-01-22 | Direct Drive Systems, Inc. | Electromechanical energy conversion systems |
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