JPS62184833A - 耐食性エアゾ−ル容器の製造方法 - Google Patents
耐食性エアゾ−ル容器の製造方法Info
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- JPS62184833A JPS62184833A JP61027057A JP2705786A JPS62184833A JP S62184833 A JPS62184833 A JP S62184833A JP 61027057 A JP61027057 A JP 61027057A JP 2705786 A JP2705786 A JP 2705786A JP S62184833 A JPS62184833 A JP S62184833A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/24—Lining or labelling
- B29C2049/2404—Lining or labelling inside the article
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
■産業上の利用分野
この発明は、金属容器本体の内面に延伸ブロー成形によ
り合成樹脂製の予備成形品(以下プリフォームと称す)
を密着せしめて、内容物による容器の腐食を防止した耐
食性エアゾール容器の製造方法に関する。
り合成樹脂製の予備成形品(以下プリフォームと称す)
を密着せしめて、内容物による容器の腐食を防止した耐
食性エアゾール容器の製造方法に関する。
蛮従米公及土
従来、エアゾール容器内に金属腐食性の強い材料、例え
ばパーマネントウニイブ液などを収納することが試みら
れている。そして、このような金属腐食性の強い強アル
カリ性、強酸性、硫化物、ハロゲン化物等を収納できる
耐食性エアゾール容器の製造方法としては、例えば第3
図および第4図に示すようなものがある。第3図に示す
耐食性エアゾール容器の製造方法は、合成樹脂(例えば
、ポリエチレン、ポリアミド、ポリ塩化ビニール、4フ
ツ化エチレン等)の粉体50を噴射ノズル51により噴
射して、静電粉体塗装法により容器本体52内面に塗布
しく第3図(a))、次に容器本体52をヒータ53で
加熱して塗布された粉体50を硬化し、合成樹脂膜54
を形成するものである(第3図(b))。又、第4図に
示す耐食性エアゾール容器の製造方法は、容器本体52
の内面と同じ大きさの形状を存する内袋60を予めブロ
ー成形等により製造しておき、この内袋60をその可撓
性を利用して折り曲げた状態で容器本体61内に収納し
、次に内袋60上端に形成したフランジ部60aを容器
本体61のカール部61a上端に重ね合わせた後、マウ
ンティングカップ62の鍔部62aをカール部61aに
被冠して巻締するものである。
ばパーマネントウニイブ液などを収納することが試みら
れている。そして、このような金属腐食性の強い強アル
カリ性、強酸性、硫化物、ハロゲン化物等を収納できる
耐食性エアゾール容器の製造方法としては、例えば第3
図および第4図に示すようなものがある。第3図に示す
耐食性エアゾール容器の製造方法は、合成樹脂(例えば
、ポリエチレン、ポリアミド、ポリ塩化ビニール、4フ
ツ化エチレン等)の粉体50を噴射ノズル51により噴
射して、静電粉体塗装法により容器本体52内面に塗布
しく第3図(a))、次に容器本体52をヒータ53で
加熱して塗布された粉体50を硬化し、合成樹脂膜54
を形成するものである(第3図(b))。又、第4図に
示す耐食性エアゾール容器の製造方法は、容器本体52
の内面と同じ大きさの形状を存する内袋60を予めブロ
ー成形等により製造しておき、この内袋60をその可撓
性を利用して折り曲げた状態で容器本体61内に収納し
、次に内袋60上端に形成したフランジ部60aを容器
本体61のカール部61a上端に重ね合わせた後、マウ
ンティングカップ62の鍔部62aをカール部61aに
被冠して巻締するものである。
■発明が解決しようとする間 仁
しかしながら、このような従来の耐食性エアゾール容器
にあっては、以下に述べるような問題点があった。すな
わち、第3図に示す製造方法においては、容器本体52
内面に直接内容物が触れないように、容器本体52内面
に合成樹脂膜54を塗布するが、合成樹脂膜54は一定
の厚さ以上に塗布することができないため、合成樹脂膜
54にピンホールが発生し、このピンホールから内容物
が浸透して容器本体54を腐食したり、また製造過程に
おいて合成樹脂膜54に厚み斑が生じるという問題点が
あった。さらに、このような静電粉体塗装法においては
単一の合成樹脂膜54のみが塗布可能なこと、および塗
布後容器本体54にマウンティングカップの鍔部をクリ
ンチする場合、内面の合成樹脂膜54に割れが生じると
いう問題点があった。又、第4図に示す製造方法におい
ては、内袋60を折り曲げて金属容器61内に挿入する
手間を要するだけでなく、通常内袋60が薄いために、
内袋60のフランジ部60aを容器本体61のカール部
61aとマウンティングカップ62の鍔部62aとの間
に挟着する際に、内袋60が破損するという問題点があ
った。
にあっては、以下に述べるような問題点があった。すな
わち、第3図に示す製造方法においては、容器本体52
内面に直接内容物が触れないように、容器本体52内面
に合成樹脂膜54を塗布するが、合成樹脂膜54は一定
の厚さ以上に塗布することができないため、合成樹脂膜
54にピンホールが発生し、このピンホールから内容物
が浸透して容器本体54を腐食したり、また製造過程に
おいて合成樹脂膜54に厚み斑が生じるという問題点が
あった。さらに、このような静電粉体塗装法においては
単一の合成樹脂膜54のみが塗布可能なこと、および塗
布後容器本体54にマウンティングカップの鍔部をクリ
ンチする場合、内面の合成樹脂膜54に割れが生じると
いう問題点があった。又、第4図に示す製造方法におい
ては、内袋60を折り曲げて金属容器61内に挿入する
手間を要するだけでなく、通常内袋60が薄いために、
内袋60のフランジ部60aを容器本体61のカール部
61aとマウンティングカップ62の鍔部62aとの間
に挟着する際に、内袋60が破損するという問題点があ
った。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、所望の肉厚を有する合成樹脂膜が得られ、か
つピンホールの発生がなく、さらには製造過程において
膜割れが生じないと共に、製造に手間がかからず、しか
も内容物による容器本体の腐食を完全に防止できる耐食
性エアゾール容器の製造方法を提供することを目的とす
る。
たもので、所望の肉厚を有する合成樹脂膜が得られ、か
つピンホールの発生がなく、さらには製造過程において
膜割れが生じないと共に、製造に手間がかからず、しか
も内容物による容器本体の腐食を完全に防止できる耐食
性エアゾール容器の製造方法を提供することを目的とす
る。
■−を”ンするための
この目的を達成するために、この発明はフランジ部1a
と該フランジ部laの下側に複数の縦リブlbを有する
単層或いは多層から成る有底のプリフォーム1を加熱し
、次に該プリフォーム1を容器本体2の開口部2aに懸
吊し、その後膣プリフォーム1の開口部からエアー供給
管6を挿入し、次に該エアー供給管6からブローエアー
を供給して前記プリフォーム1を延伸すると共に、前記
容器本体2内面に密着せしめ、さらにバルブ3を装着し
たマウンティングカップ4の鍔部4aを容器本体2のカ
ール部2bに被冠して巻締することを特徴としている。
と該フランジ部laの下側に複数の縦リブlbを有する
単層或いは多層から成る有底のプリフォーム1を加熱し
、次に該プリフォーム1を容器本体2の開口部2aに懸
吊し、その後膣プリフォーム1の開口部からエアー供給
管6を挿入し、次に該エアー供給管6からブローエアー
を供給して前記プリフォーム1を延伸すると共に、前記
容器本体2内面に密着せしめ、さらにバルブ3を装着し
たマウンティングカップ4の鍔部4aを容器本体2のカ
ール部2bに被冠して巻締することを特徴としている。
すけす且
以上のような構成をもった、この発明の作用について説
明する。第1図(b)に示すように、容器本体2のカー
ル部2b上にヒートシール材5(例えば、ポリエチレン
、ホットメルト接着材等)を被冠したから、プリフォー
ム1のフランジ部laは容器本体2のカール部2b外周
に確実に接着される。したがって、内容物およびプロペ
ラントをプリフォームl内に充填する際に、内容物およ
びプロペラントがプリフォーム1と容器本体2との間に
混入することがない。又、第1図(d)および第2図に
示すように、フランジ部1aの下側に形成された複数の
縦リブ1bが容器本体2のカール部2b内側に当接して
、プリフォーム1の首部ICと容器本体2の開口部2a
との間に間隙を形成するので、ブロー成形時に容器本体
2内に残留するエアーはこの間隙から外部に放出するこ
とができる。したがって、従来のように、容器本体2の
底部にエアーを逃がすための機構を設ける必要がない。
明する。第1図(b)に示すように、容器本体2のカー
ル部2b上にヒートシール材5(例えば、ポリエチレン
、ホットメルト接着材等)を被冠したから、プリフォー
ム1のフランジ部laは容器本体2のカール部2b外周
に確実に接着される。したがって、内容物およびプロペ
ラントをプリフォームl内に充填する際に、内容物およ
びプロペラントがプリフォーム1と容器本体2との間に
混入することがない。又、第1図(d)および第2図に
示すように、フランジ部1aの下側に形成された複数の
縦リブ1bが容器本体2のカール部2b内側に当接して
、プリフォーム1の首部ICと容器本体2の開口部2a
との間に間隙を形成するので、ブロー成形時に容器本体
2内に残留するエアーはこの間隙から外部に放出するこ
とができる。したがって、従来のように、容器本体2の
底部にエアーを逃がすための機構を設ける必要がない。
さらに、この発明は予備加熱したプリフオーム1を容器
本体2内でブロー成形するものであるから、第1図(e
)に示すように、プリフォーム1は容器本体2の内面に
確実に密着せしめられる。したがって、容器本体2が特
殊形状を有する缶であっても、その形状に対応してプリ
フォーム1を容器本体2の内面に密着させることができ
る。
本体2内でブロー成形するものであるから、第1図(e
)に示すように、プリフォーム1は容器本体2の内面に
確実に密着せしめられる。したがって、容器本体2が特
殊形状を有する缶であっても、その形状に対応してプリ
フォーム1を容器本体2の内面に密着させることができ
る。
填】01外
次に、この発明を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図は、この発明に係る製造方法の一実
施例を示した図面である。第1図(a)はプリフォーム
1を示した図面であり、このプリフォーム1は、多層の
パリソンを押出成形し、所定形状のブロー金型内でダイ
レクトブローした後、必要部分をトリミング加工するこ
とにより、製作するものである。このプリフォーム1は
単層(例えばポリオレフィン系樹脂のみ)、或いは多層
(例えば内層および外層がポリオレフィン系樹脂で中間
層がポリアミド系樹脂又はエチレン−酢酸ビニル共重合
体ケン化物等のガスバリヤ−性を有する樹脂)から構成
されている。したがって、多層の場合は、収納する内容
物に応じて、合成樹脂を任意に選択でき、かつ組み合わ
せることによって合成樹脂のもつ長所が欠点を相互に補
足し、単層にはみられない優れた耐食性エアゾール容器
が製造できる。又、プリフォーム1には開口部にカート
リッジヒーター等で加熱されたフランジ出し金型が当接
されることにより、フランジ部1aが形成されている。
施例を示した図面である。第1図(a)はプリフォーム
1を示した図面であり、このプリフォーム1は、多層の
パリソンを押出成形し、所定形状のブロー金型内でダイ
レクトブローした後、必要部分をトリミング加工するこ
とにより、製作するものである。このプリフォーム1は
単層(例えばポリオレフィン系樹脂のみ)、或いは多層
(例えば内層および外層がポリオレフィン系樹脂で中間
層がポリアミド系樹脂又はエチレン−酢酸ビニル共重合
体ケン化物等のガスバリヤ−性を有する樹脂)から構成
されている。したがって、多層の場合は、収納する内容
物に応じて、合成樹脂を任意に選択でき、かつ組み合わ
せることによって合成樹脂のもつ長所が欠点を相互に補
足し、単層にはみられない優れた耐食性エアゾール容器
が製造できる。又、プリフォーム1には開口部にカート
リッジヒーター等で加熱されたフランジ出し金型が当接
されることにより、フランジ部1aが形成されている。
そして、フランジ部1aの下側とプリフォーム1の外周
との間には等間隔毎に複数の縦リブ1bが形成され、プ
リフォーム1と縦リブ1bは多層ブロー成形時に一体に
成形される。
との間には等間隔毎に複数の縦リブ1bが形成され、プ
リフォーム1と縦リブ1bは多層ブロー成形時に一体に
成形される。
なお、底部のピンチオフ部には補強のためのリプ1dが
形成されている。
形成されている。
第1図(b)は容器本体2を示した断面図であり、この
容器本体2はアルミニウム等の材料で作られるモノブロ
ック缶である。この容器本体2のカール部2b先端には
、ヒートシール材5 (例えばポリエチレン、ホットメ
ルト接着剤等)が接着されている。
容器本体2はアルミニウム等の材料で作られるモノブロ
ック缶である。この容器本体2のカール部2b先端には
、ヒートシール材5 (例えばポリエチレン、ホットメ
ルト接着剤等)が接着されている。
第1図(c)は、予め赤外線ヒータ等で150℃以上に
加熱されたプリフォーム1を容器本体2の開口部2aに
挿入して懸吊した図面である。プリフォーム1が懸吊さ
れると、プリフォーム1のフランジ部1aの下面は、カ
ール部2b上に接着されたヒートシール材5の上面に当
接する。この際、フランジ部1aの下側に形成された縦
リブ1bによって、プリフォーム1の首部ICと容器本
体2の開口部2aとの間には、エアー抜きのための間隙
が形成されている。
加熱されたプリフォーム1を容器本体2の開口部2aに
挿入して懸吊した図面である。プリフォーム1が懸吊さ
れると、プリフォーム1のフランジ部1aの下面は、カ
ール部2b上に接着されたヒートシール材5の上面に当
接する。この際、フランジ部1aの下側に形成された縦
リブ1bによって、プリフォーム1の首部ICと容器本
体2の開口部2aとの間には、エアー抜きのための間隙
が形成されている。
第1図(d)は、エアー供給管を、プリフォームlの開
口部から内部に挿入して、ブローエアーを供給している
断面図である。ブローエアーの圧力は2−4kg/cn
lであり、又プリフォーム1は予め80℃−120℃に
加熱されている。ブローエアーは、プリフォーム1が延
伸して容器本体2の内面に密着するまで供給される。プ
リフォーム1が延伸して容器本体2の内面に密着した後
、プリフォーム1は自然冷却によって固まる。次に、エ
アー供給管3がプリフオーム1内部から引き抜かれた後
、縦リブ1bは金型(図示せず)によって溶融され完全
に消失し、プリフォーム1のフランジ部1aは容器本体
2のカール部2b外周にヒートシール材5によって確実
に接着される。
口部から内部に挿入して、ブローエアーを供給している
断面図である。ブローエアーの圧力は2−4kg/cn
lであり、又プリフォーム1は予め80℃−120℃に
加熱されている。ブローエアーは、プリフォーム1が延
伸して容器本体2の内面に密着するまで供給される。プ
リフォーム1が延伸して容器本体2の内面に密着した後
、プリフォーム1は自然冷却によって固まる。次に、エ
アー供給管3がプリフオーム1内部から引き抜かれた後
、縦リブ1bは金型(図示せず)によって溶融され完全
に消失し、プリフォーム1のフランジ部1aは容器本体
2のカール部2b外周にヒートシール材5によって確実
に接着される。
第1図(e)は、バルブ3を装着したマウンティングカ
ップ4を容器本体2のカール部2bにクリンチする状態
を示した図面である。マウンティングカップ4の鍔部4
aがカール部2b上に被冠され、プリフォーム1のフラ
ンジ部1aを挟むようにして巻締・固定される。その後
、バルブ3のディップチューブ3aを介して、内容物と
プロペラントは一体として容器本体2内に充填される。
ップ4を容器本体2のカール部2bにクリンチする状態
を示した図面である。マウンティングカップ4の鍔部4
aがカール部2b上に被冠され、プリフォーム1のフラ
ンジ部1aを挟むようにして巻締・固定される。その後
、バルブ3のディップチューブ3aを介して、内容物と
プロペラントは一体として容器本体2内に充填される。
充填においては、容器本体2の内容量を最大限に利用で
きるので、容器本体2に対する内容量の比率の基準(例
えば、化粧品の場合は、40%以下であってはならない
。)を満足することはいうまでもない。
きるので、容器本体2に対する内容量の比率の基準(例
えば、化粧品の場合は、40%以下であってはならない
。)を満足することはいうまでもない。
なお、容器本体2とプリフォーム1の密着性については
、予め容器本体2の内面にホットメルト接着剤を塗布す
ることによって、プロー成形されたプリフォーム1を確
実に容器本体2内面に接着させることができる。
、予め容器本体2の内面にホットメルト接着剤を塗布す
ることによって、プロー成形されたプリフォーム1を確
実に容器本体2内面に接着させることができる。
■効果
以上説明してきたように、この発明によれば従来の静電
粉体塗装法のように、ピンホールの発生がなく、合成樹
脂膜の割れを生じないだけでなく、所望の肉厚の合成樹
脂膜を容器本体の内面に密着して形成することができ、
内容物により容器本体が腐食されるのを完全に防止でき
る。又、製造過程において内袋を折り曲げて容器内に挿
入するような手間のかかる作業がなく、又製造過程にお
いて内袋が破れる等の虞れは完全になくなる。さらに、
この発明の製造方法によれば、特にブロー成形の際に、
エアーを容器本体の開口部から外部に逃がすことができ
るので、従来のように、容器本体内にエアー抜き機構を
設ける必要はない。
粉体塗装法のように、ピンホールの発生がなく、合成樹
脂膜の割れを生じないだけでなく、所望の肉厚の合成樹
脂膜を容器本体の内面に密着して形成することができ、
内容物により容器本体が腐食されるのを完全に防止でき
る。又、製造過程において内袋を折り曲げて容器内に挿
入するような手間のかかる作業がなく、又製造過程にお
いて内袋が破れる等の虞れは完全になくなる。さらに、
この発明の製造方法によれば、特にブロー成形の際に、
エアーを容器本体の開口部から外部に逃がすことができ
るので、従来のように、容器本体内にエアー抜き機構を
設ける必要はない。
第1図および第2図は、この発明に係る製造方法の一実
施例を示したもので、第1図(a)はプリフォームの正
面図、第1図(b)は容器本体の正面図、第1図(c)
はプリフォームを容器本体の口部に:Δ吊した正面図、
第1図(d)はブロー成形している場合の正面断面図、
第1図(e)はマウンティングカップを容器本体にクリ
ンチする場合の正面断面図である。第2図は第1図(d
)のA部を拡大した正面図である。第3図および第4図
は従来の製造方法を示した図面であり、第3図は静電粉
体塗装法を示した図面、第4図は、予めブロー成形によ
って作られた内袋を容器本体に挿入して固定する製造方
法を示した図面である。 1・・・・予備成形品(プリフォーム)1a・・・フラ
ンジ部、 1b・・・縦リブ、2・・・・容器本体
、 2a・・・開口部、2b・・・カール部、
3・・・・バルブ、4・・・・マウンティングカップ
、
施例を示したもので、第1図(a)はプリフォームの正
面図、第1図(b)は容器本体の正面図、第1図(c)
はプリフォームを容器本体の口部に:Δ吊した正面図、
第1図(d)はブロー成形している場合の正面断面図、
第1図(e)はマウンティングカップを容器本体にクリ
ンチする場合の正面断面図である。第2図は第1図(d
)のA部を拡大した正面図である。第3図および第4図
は従来の製造方法を示した図面であり、第3図は静電粉
体塗装法を示した図面、第4図は、予めブロー成形によ
って作られた内袋を容器本体に挿入して固定する製造方
法を示した図面である。 1・・・・予備成形品(プリフォーム)1a・・・フラ
ンジ部、 1b・・・縦リブ、2・・・・容器本体
、 2a・・・開口部、2b・・・カール部、
3・・・・バルブ、4・・・・マウンティングカップ
、
Claims (2)
- (1)フランジ部と該フランジ部の下側に複数の縦リブ
を有する単層或いは多層から成る有底の予備成形品を加
熱し、次に該予備成形品を容器本体の開口部に懸吊し、
その後該予備成形品の開口部からエアー供給管を挿入し
、次に該エアー供給管からブローエアーを供給して前記
予備成形品を延伸すると共に、前記容器本体内面に密着
せしめ、さらにバルブを装着したマウンティングカップ
の鍔部を容器本体のカール部に被冠して巻締することを
特徴とする耐食性エアゾール容器の製造方法 - (2)前記予備成形品と前記容器本体との間隙に残留す
るエアーは、ブロー成形の際に、前記縦リブが容器本体
の開口部に当接して形成された間隙から外部に放出され
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の耐食性
エアゾール容器の製造方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61027057A JPH069855B2 (ja) | 1986-02-10 | 1986-02-10 | 耐食性エアゾ−ル容器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61027057A JPH069855B2 (ja) | 1986-02-10 | 1986-02-10 | 耐食性エアゾ−ル容器の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62184833A true JPS62184833A (ja) | 1987-08-13 |
JPH069855B2 JPH069855B2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=12210435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61027057A Expired - Fee Related JPH069855B2 (ja) | 1986-02-10 | 1986-02-10 | 耐食性エアゾ−ル容器の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH069855B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0226661A (ja) * | 1988-07-12 | 1990-01-29 | Osaka Aerosol Ind Corp | エアゾール缶 |
US5049349A (en) * | 1985-12-13 | 1991-09-17 | The Procter & Gamble Company | Method for making a blown bag-in-box composite container |
JP2013032166A (ja) * | 2011-07-30 | 2013-02-14 | Daizo:Kk | エアゾール容器用の金属缶の製造方法、該金属缶を用いたエアゾール製品 |
JP2020069202A (ja) * | 2018-11-01 | 2020-05-07 | ヤマトプロテック株式会社 | 消火器及びその製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4632686B2 (ja) * | 2004-04-16 | 2011-02-16 | 宮田工業株式会社 | 消火器用金属容器内面の防錆処理方法 |
-
1986
- 1986-02-10 JP JP61027057A patent/JPH069855B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5049349A (en) * | 1985-12-13 | 1991-09-17 | The Procter & Gamble Company | Method for making a blown bag-in-box composite container |
JPH0226661A (ja) * | 1988-07-12 | 1990-01-29 | Osaka Aerosol Ind Corp | エアゾール缶 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH069855B2 (ja) | 1994-02-09 |
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