JPS62184484A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPS62184484A
JPS62184484A JP61027338A JP2733886A JPS62184484A JP S62184484 A JPS62184484 A JP S62184484A JP 61027338 A JP61027338 A JP 61027338A JP 2733886 A JP2733886 A JP 2733886A JP S62184484 A JPS62184484 A JP S62184484A
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toner
magnetic
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JP61027338A
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Satoru Haneda
羽根田 哲
Kunihisa Yoshino
吉野 邦久
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明は、現像装置に関し、更に詳述すれば、電子写真
法に於いて像担持体上に形成された静電潜像を可視化す
る現像装置に関する。
口、従来技術 上記の現像に用いられる現像装置としては、次のような
方式のものが、小型化が容易であることから広く採用さ
れている。即ち、現像剤搬送体としての現像スリーブ表
面に、その裏側に位置する磁石体の作用によって磁性現
像剤の磁気刷子を形成させ、磁性現像剤を現像領域に供
給して現像バイアス下で像担持体上の静電潜像にトナー
を付着させる方式のものである。
近年、電子写真複写装置に於ける複写速度の高速化及び
複写物の高濃度化の要請が強くなり、それに伴って像担
持体の運動を高速にして静電潜像を短時間で確実に現像
することが望まれるようになってきている。また、オフ
ィス等で文書のカラー化が進んでいる趨勢から、カラー
ハードコピーを複写するニーズが高まってきている。ま
た、高速性、かつ高解像力性に併せて色再現性の良好な
カラー複写装置を実現するために好適な現像方法の出現
が望まれるようになってきている。
現像の高速化の要求に応えるには、現像スリーブを複数
設けた現像装置を使用することが考えられるが、これで
は現像装置が大型になって前述したメリットが失われて
しまう。
現像剤は、非磁性トナー或いは磁性トナーからなる一成
分現像剤と、トナーと磁性キャリアとからなる二成分現
像剤とに大別される。二成分現像剤は、トナーに黒色乃
至褐色の磁性体を含ませる必要がなくて色の鮮明なトナ
ー像を得ることができ、トナーの帯電制御も容易である
ので、カラー複写に好適である。また、像担持体(感光
体)上に複数色のトナー像を重ねて形成するカラー複写
方式では、先に現像されたトナー像を破壊することがな
いよう、磁気刷子を像担持体に接触させないで行う非接
触現像法が好適である。非接触現像は、現像剤搬送体上
の現像剤を像担持体に接触することなく、現像剤搬送体
に交流及び/又は直流バイアスを印加して現像領域に交
番電界を形成し、トナーを飛翔させて静電潜像に付着さ
せる方式である。
一成分現像剤を用いて非接触現像を行う例としては、米
国特許第3893418号明細書及び特開昭55−18
656〜18659号公報が挙げられる。これらの方法
は、磁性トナーを用いる場合においては、トナーに黒色
乃至褐色の磁性体を含有させるために鮮明なカラー画像
が得られ難い上に、帯電はトナー同士の摩擦によってな
されるだけであるために帯電が不十分で、現像性が良好
ではない。また、第15図に示すように、非磁性トナー
を用いる場合においては、例えば弾性ブレード56を現
像スリーブ51に圧接してトナ一層の厚さを規制するに
当たり、凝集し易く、凝集したトナーは現像スリーブ5
1とブレード56との間隙に詰ってその場所でトナーの
補給が断たれて白筋WLが発生し、現像スリーブがこの
ようなトナーの搬送状態で現像がなされると、画像上に
濃度むらを発生する原因となる。これを解消するために
、ブレード56を清掃する部材を設けたり、凝集トナー
を破壊する方法も提案されているが、未だ決定的な方法
はない。
二成分現像剤を用いて非接触現像或いは接触に近い現像
法で現像を行う例としては、特開昭56−144452
、同57−139761、同59−67565 、同5
9−91453 、同59−121077、同59−1
54469、同59−181362号公報を挙げること
ができる。
これらの方法は、現像領域にトナーと磁性キャリアを供
給して交番電界下で現像するものであるが、高圧の電界
が印加されるために、キャリアによるブレークダウンや
キャリアの感光体への付着が起こり易い問題を有する。
これに対しj成分現像剤中から非磁性トナーを分離して
非磁性トナーのみを現像領域に供給する方法(特開昭5
9−229572号公報)がある。色濁りのない鮮明な
画像を得るためには、磁性キャリアを像担持体に付着さ
せることは好ましいことではな(、また高い交番電界が
印加できることが好ましく、この観点から、この方法が
好ましい方法であることは言うまでもない。ところが、
この方法では、高速現像をしようとして現像スリーブの
回転速度を速くすると、非磁性トナーと共に一部の磁性
キャリア迄が現像領域に供給されてしまい、像担持体に
磁性キャリアが付着して色濁りを起こすようになってし
まう欠点を有していた。
ハ1発明の目的 本発明は、上記のような従来の現像方法や装置が有する
問題点を解消し、装置が大型化せず、高速現像を行って
も色濁りや濃度むらを起こすことなく、鮮明な可視像が
得られる現像装置を提供することを目的としている。
二0発明の構成 本発明は、トナーと磁性粒子とを混合する混合部と、こ
の混合物から実質的にトナーのみを分離する反撥磁界発
生手段と、この分離されたトナーを現像領域に供給する
トナー搬送体とを有する現像装置に係る。
ホ、実施例 以下に図面を参照しながら本発明の実施例について説明
する 前述したように、本発明では、トナーと磁性粒子とを混
合してなる混合物(以下、磁性現像剤と呼ぶ)からトナ
ーを反撥磁界によって分、離し、実質的にこの分離され
たトナーのみを現像領域に搬送する。
先ず、反撥磁界の作用について説明する。
第2図に図解的に示すように、トナー搬送体である非磁
性の現像スリーブ2(図では平面で示しである)の内側
に近接して、2(11の磁石3−1、3−2が、同極性
(この例ではS極)を現像スリーブ2に対向して互いに
近接して並んで配されている。
第3図は第2図の部分の磁束分布状態を示し、磁石3−
1.3−2の同極性の磁極によって互いに反撥し合う磁
力線4−1.4−2が形成され、反撥磁束が形成される
。この磁力線の密度、即ち磁界は、スリーブ表面で第2
図の曲線で示されるように、同一の2つのピークを持つ
ようになる。
現像スリーブ2が停止しているときは、磁性現像剤は磁
界のグラジェントに応じた力によって2つのピークを形
成して分布し、その中央部に磁性現像剤が存在しない部
分を作る。現像スリーブ2が動いているときは、この磁
界強度の変化に応じて磁性現像剤が分布するが、磁界強
度のピークとピークとの間では、磁性現像剤の穂は、ピ
ーク間中央部では存在せず、上流側で磁力線4−2に沿
って上方に拡がる形状となる。このことは、磁性現像剤
は、反撥磁界により上流部に滞留することを意味する。
しかし、更にスリーブの回転スピードを上げると、スリ
ーブ2の搬送力によって反撥磁界を越えてしまうことを
意味する。
上記磁性現像剤の滞留を一層効果的にするため、反撥磁
界のうちの上流側の磁界と引き合う磁界を発生させるよ
うに磁石を配し、磁性現像剤中の磁性粒子の通過を阻止
するようにする。
即ち、第4図に示すように、上流側のS極と引き合う磁
界が発生するように、上流側のS極の更に上流側にN極
を現像スリーブ2に対向して磁石3−3を配する。磁石
3−2.3−3間の磁力線は反撥磁界の上流側の一部と
連なっていて、磁性粒子12の滞留をより効果的ならし
めている。現像スリーブ2の表面側の、磁石3−1.3
−2間の中央部に対向する位置には、非磁性のドクター
ブレード6が現像スリーブ2に向かって設けてあって、
ドクターブレード6はこの位置での現像剤の流れを上方
に向ける役割を果たす。
上記のような構成により、現像剤中の磁性粒子Cの搬送
が効果的に阻止され、トナーTのみが磁性現像剤から分
離され、鏡像力とファン・デル・ワールス力とによって
現像スリーブ2に付着し、現像領域に搬送される。
なお、第2図に示した磁束分布で゛、2つのピーク値に
対する谷値は20〜95%の範囲にある値とするのが好
ましい。実験によれば70%程度で最良の結果を得るこ
とができた。
本発明に基づく現像装置による現像は、現像領域では磁
性粒子が実質的に存在しないので、現像領域では磁気刷
子は形成されず、前述した非接触現像の方法によってな
される。
μm、トナーの平均粒径が20μm以下、特に好ましく
は1〜10μmのものが使用できることである。
従来の二成分現像剤による現像方法では、トナーを磁性
粒子と摩擦することによって帯電させ、現像領域で像担
持体の帯電部分とのクーロン力によってトナーを吸引し
て磁性現像剤の穂から分離し、像担持体に付着させてい
た。従って、現像に十分な電荷をトナーに持たせるため
には、トナーを細かくするには限界があり、その平均粒
径は10μm程度が下限であった。
これに対して本発明に基づく現像装置では、現像領域に
は実質的にトナーのみが搬送されるので、トナーを磁性
粒子から引き離す必要がなく、平均粒径10μm以下の
微粒トナーを使用することができ、得られる画像の解像
力を向上させることができる。
た、トナーの移動速度は、像担持体と同方向或いは反対
方向に移動し、同じか速い方が良いが、これに限定され
ない。
前記反撥磁界に於いて、トナーはスリーブに付着して搬
送され、磁性粒子は磁力によって堰止められることが必
要である。
磁性粒子の平均粒径が20μm未満では磁化が不十分と
なってトナーのキャリアとしての役割が十分には果たせ
ず、これが200μmを越えると現像スリーブ上に形成
されるトナ一層が不均一になつて良質な画像が得られ難
くなり、また、僅かの磁性粒子が反撥磁界を擦抜けて現
像領域に搬送されてもブレークダウンや放電が起こり易
くなって現像バイアスに高電圧を印加できなくなる。磁
性粒子の平均粒径の実用上好ましい範囲は30〜100
μmである。また、磁界の強さは500ガウス以上、5
00〜1500ガウスが好ましく、磁性粒子の磁化は3
0emu / g以上、好ましくは50〜200 em
u / gであれば、反撥磁界に於ける十分な磁気束縛
力が生ずる。
他方、トナー粒子径が0.5μmを下回ると磁性粒子か
ら離脱しにくくなり、20μmを越えると画像の解像度
が低下する。この点から、トナー粒子径は、0.5〜2
0μmとするのがよく、1〜20μmとするのが更に望
ましい。また、このときのトナーの平均帯電量は3〜3
00μC/gが望ましく、特に10〜100μC/gが
好ましい。
なお、かぶりを防ぐための直流電圧、及びトナーを振動
させるための振動電界を像担持体21と現像スリーブ2
の間に印加する(第1図参照)ので、両者間の間隔が問
題となる。この間隔をあまり狭(すると両者間で放電し
、像担持体を痛め、かつ両者間を通過するトナーの搬送
を妨げる。反ジ効果も高くなる。実験によると、両者間
の間隔は2000 p m以下、特に数10 # m 
〜1000 p mの間としたときが望ましい結果が得
られた。
そして、かぶりを防ぐための直流バイアス電圧は、通常
非画像部より高い電位に保つため、直流の50〜500
 Vの電圧が印加され、現像剤Vを振動させるためには
100〜10KHz、好ましくは1〜5Kl(zの周波
数の交流が使用される。直流電圧はトナーが磁性を有し
ている場合にはこれより小さくてよい。反転現像を行う
場合には、これより高い直流電圧が印加されることは当
然である。交流の電圧値は、周波数にもよるが高い程ト
ナーを振動させるが、反面かぶりが生じ易く、かつ放電
も起こり易くなる。周波数が増すとトナーがこの変化に
追随できず、現像濃度及び鮮明度が低下し画質が低下す
る傾向が見られる。
本発明における磁性粒子としでは、平均粒径を別にして
、従来の磁性粒子と変わらないものを用いることができ
る。即ち、鉄、クロム、ニッケル、コバルト等の金属、
或いはそれらの化合物や合金、例えば四三酸化鉄、γ−
酸化第二鉄、二酸化クロム、酸化マンガン、フェライト
、マンガン−銅系合金、といった強磁性体乃至は常磁性
体の粒子、又はそれらの粒子の表面をスチレン系樹脂、
ビニル系樹脂、エチレン系樹脂、ロジン変性樹脂、アク
リル系樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、ポリエス
テル樹脂等の樹脂やバルジチン酸、ステアリン酸等の脂
肪酸ワックスで被覆したような絶縁性の粒子を用いるこ
とができる。しかしその中でも、抵抗率が108Ωcm
以上、特に好ましくは1013Ωcm以上の絶縁性の磁
性粒子が特に好ましい。抵抗率が低いと、現像スリーブ
にバイアス電圧を印加した場合に、磁性粒子に電荷が注
入されて、現像剤容器からリークし易くなるという問題
や、バイアス電圧が十分には印加されないという問題や
、反撥磁界を擦抜けた僅かの磁性粒子が現像領域で容器
に入れてタッピングした後、詰められた粒子上に1kg
/cfflの荷重を掛け、荷重と底面電極との間に10
00 V / cmの電界が生じる電圧を印加したとき
の電流値を読み取ることで得られる値である。
また、絶縁性粒子は、磁性体粒子の表面に樹脂等の被r
i層を設けたものに限らず、樹脂中に磁性体粒子が分散
しているようなものでもよい。
以上述べたような磁性粒子は、従来の磁性粒子と同様に
製造され、従来公知の平均粒径選別手段によって平均粒
径が選別され、本発明に用いられる。
本発明におけるトナー粒子についても、従来の非磁性又
は磁性トナー粒子を平均粒径選別手段によって選別した
ようなトナー粒子を用いることができる。そして、トナ
ー粒子が磁性体微粒子を含有することは好ましく、特に
磁性体微粒子の量が30−t%を越えないものが好まし
い。トナー粒子が磁性体微粒子を含有したものである場
合は、トナー粒子が現像スリーブ下の磁石の磁力の影響
を受けるようになるから、トナ一層の均一形成性が一層
向上して、しかもかふりの発生が防止され、更にトナー
粒子の飛散も起こりにくくなる。しかし、含有する磁性
体の微粒子の量を多くし過ぎると、磁性粒子との間の磁
気力が大きくなり過ぎて、現像スリーブ上に形成される
トナ一層が薄くなり、十分な現像濃度を得ることができ
な(なるし、また、磁性体微粒子がトナー粒子の表面に
現れるようにもなって、摩擦帯電制御が難しくなったり
、トナー粒子が破損し易くなったり、磁性粒子との間で
凝集し易くなったりする。
以上述べたようなトナー粒子は、磁性粒子について述べ
たような樹脂及びさらには磁性体の微粒子を用い、それ
にカーボン等の着色成分や必要に応じて帯電制御等を加
えて、従来公知のトナー粒子製造方法と同様の方法によ
って作ることができる。
本発明における現像剤は、以上述べたような磁性粒子と
トナー粒子とが従来の二成分系現像剤におけると同様の
割合で混合したものであるが、それには必要に応じて粒
子の流動滑りをよくするための流動化剤や、像担持体面
の清浄化に役立つクリーニング剤等が混合される。流動
化剤としては、コロイダルシリカ等を用いることができ
る。
次に具体的な実施例について説明する。
第1図は現像装置1の断面図である。
矢印a方向に10Orpmで回転する直径201■の非
磁性現像スリーブ(トナー搬送体)2に対向して、現像
スリーブ2と同じ周速で矢印す方向に回転するドラム状
像担持体21が配されている。像担持体21は、金属円
筒体表面に、Se等の光導電性材料を蒸着して光導電層
を形成してなる感光体ドラムであって、その層構成は図
示省略しである。
感光体は500〜1000 vに帯電された後、像露光
により静電像を形成する。
現像スリーブ2内には、ホルダ5に支持された磁石3−
1.3−2.3−3.3−4及び3−5が、図示のよう
に磁極をスリーブ内周面に対向して固定されていて、下
流側の磁石3−1.3−2間中央部に対向する現像スリ
ーブ2表面側は、非磁性ドクターブレード6がその先端
を現像スリーブ2に向けて対向位置している。現像剤溜
り9中には、トナーと磁性粒子とからなる磁性現像剤[
)eが収容され、攪拌板7の回転によって磁性現像剤[
)eが攪拌、混合され、トナーと磁性粒子との摩擦でト
ナーが帯電する。
磁性現像剤Deは現像スリーブ2によってドクターブレ
ード6の直前迄搬送され、既に第2図〜第4図によって
説明した機構に従って、負帯電したトナーTのみが現像
スリーブ2に付着して像担持体21と対向する位置、即
ち現像領域Eに搬送される。現像スリーブ2には、直流
電源11、交流電源12によって200■の直流成分と
100OV、2KHzの交流成分とが重畳した現像バイ
アスが保護抵抗13を介して印加され、現像領域Eに供
給されたトナーTが像担持体21の静電潜像部分に飛翔
、付着して現像に供される。
磁石3−1.3−2は中心角θ1を15°にして配置さ
れ、現像スリーブ2外周面上での磁界は第2図に示すピ
ークで600ガウス、谷部で400ガウスとしである。
従って、ドクターブレード6の先端は磁界400ガウス
の位置近傍に位置している。
また、磁石3−3.3−4は中心角θ2を25゛にして
配置され、磁石3−2と磁石3−3は引き合う磁力線を
形成し、磁石3−3と磁石3−4は両者の間で反撥磁界
を形成して後述するスポンジローラ8による現像スリー
ブ2のクリーニングを助けるようにしている。
現像スリーブ2で搬送されたトナーのうち、現像に供さ
れなかったトナーは、その侭にしておくと、次の現像時
にトナーが残存する部分と消費された部とでは、新たに
トナーが供給されても両者の間でトナ一層厚に差が生じ
、これが画像に影響したり、トナーが徐々に現像スリー
ブ2上に蓄積されたりするようになる。そこで、マイラ
ー板、燐青銅板、刷子又はスポンジローラを摺擦して現
像スリーブ上に残留している残留トナーを掻き落とす。
この例では、スポンジローラ8を磁石3−3.3−4間
中央部に対向する位置に設けている。
磁石3−3.3−4間の反撥磁界は、磁性粒子を磁力線
方向に運動させてトナーの除去を助長する。
磁石3−5は、磁石3−4と互いに引き合う磁界を発生
し、現像剤溜り9内から現像剤[)eが図に於いて左下
方に移動して漏れるのを防止している。なお、現像域に
は僅かに送られてくるキャリアを現像スリーブ上に固定
しておくために(キャリア付着防止のために)、磁石を
現像域に対応させて設けておくとさらによい。
現像スリーブ2とドクターブレード6との間隙は0.2
ms、現像領域εに於ける現像スリーブ2と像担持体2
1との間隙は0.3 nとしである。
磁性現像剤[)e中のトナーTが消費され、トナーと磁
性粒子との混合比が変化すると、トナーの入り込む窪み
を有するトナー補給ローラ14が回転してトナーホッパ
10中のトナーTが現像剤溜り9中に落下、補給される
ようにしである。
上記のように構成した現像装置1に磁化70emu/g
、平均粒径80μmの球状フェライト粒子を厚さ2μm
で樹脂コーティングした絶縁性磁性粒子と、平均粒径5
μmの絶縁性トナーとを10:1の混合比で混合した磁
性現像剤を使用して現像を行った。その結果、前述した
ような現像スリーブの高速回転にも拘わらず、現像領域
への磁性粒子の搬送を認めず、均一な負帯電トナ一層を
安定に形成することができ、前記静電像を交番電界下で
現像することにより、白筋、色濁り、濃度むらのない鮮
明な画像が得られる。
各磁石は、第1図のように現像スリーブに対向する1つ
の磁極毎に1個の磁石を配する他、第5図のように、同
極性の磁極を、1個の磁石に切込みを設けて形成するこ
とができる。また、第1図の磁石3−1.3−2.3−
3に変えて、第6図のような構造の1個の磁石を用いる
こともできる。
勿論、一体着磁することもできる。
比較のために、第4図の磁石3−1.3−2を除去し、
600ガウスの1個の磁石を用い、ドクターブレード6
を磁性材料である鉄製として、現像スリーブ2内の磁石
とドクターブレード6との間に磁界を形成させ、同様の
現像を行ったところ、磁性粒子の堰止めが不完全で、磁
性粒子がトナーと共に現像領域に搬送されて像担持体に
付着し、得られた画像には色濁りが生じていた。ドクタ
ーブレード6を非磁性材料と変えると、堰止め効果は更
に低下した。
第7図は、本発明に基づく現像装置を備えた多色画像形
成装置の一例を示す概略図である。
第7図の画像形成装置は、後述する光の三原色のモザイ
ク状フィルタを備えたドラム状の像担持体21を用いて
、多色画像を形成するものである。
即ち、像担持体21が矢印方向に回転し、その□表面を
帯電機25が一様電位に帯電し、その帯電面に、像露光
装置26が白色光で原稿を走査した反射光或いは透明光
を、交流または帯電器25とは反対符号のコロナ放電を
行う帯電器26で帯電を与えながら、帯電器26のスリ
ットを通して入射させることにより像露光を行い、次い
でその帯電面に色露光装置27日が青フィルタFsを通
した青色光L8を一様露光に入射し、それによって前述
の像露光面に青色の補色像を与える静電潜像が形成され
、その静電潜像を現像剤にイエロートナーを用いている
現像装WIYが現像し、現像後の像担持体21に像露光
装置26の帯電器と同様のコロナ放電を行う帯電器29
Yが放電して像担持体24の電位を平滑化し、その電位
平滑面に色露光装置27Gが緑フィルタFqを通した緑
色光Lqを一様に入射して緑色の補色像を与える静電潜
像を形成し、その静電潜像を現像剤にマゼンタトナーを
用いている現像装置1Mが現像し、現像後の像担持体2
1に帯電器29Yと同様の帯電器29Mがコロナ放電を
行って像担持体21の電位を平滑化し、その平滑゛北面
に色露光装置27Rが赤フィルタFRを通した赤色光L
Rを一様に入射して赤色の補色像を与える静電潜像を形
成し、その静電潜像を現像剤にシアントナーを用いてい
る現像装flcが現像し、それによって像担持体面にイ
エロー、マゼンタ、シアンの3色トナー像の重ね台わせ
からなる多色像が形成される。この多色像は図示してな
い給紙装置によって送り込まれてくる記録紙Pに転写器
30によって転写され、転写された記録紙は、分離器3
1によって像担持体21転写した像担持体21の表面は
露光と放電とを行う除電器32によって除電され、クリ
ーニング装W33によって残留トナーを除去されて再び
次の多色像形成が行われる状態に戻る。
上記現像装置1Y、1M、1Cには、第1図に示した現
像装置1と同様の構造のものが使用される。また、上記
3色の現像装置に加えて、黒色トナーを収容する同様の
現像装置を下流側に配して黒色の像を鮮明にすることも
できる 第8図乃至第11図は夫々本発明に用いられる感光体の
構成を模式的に示した断面図、第12図乃至第14図は
夫々感光体の絶縁層におけるフィルタ分布層のフィルタ
配列例を示す平面図である。
第8図乃至第11図に於いて、41はアルミニウム1、
鉄、ニッケル、銅等の金属或いはそれらの合金等を用い
て円筒状、無端ベルト状等必要に応じて適宜の形状、構
造に形成した導電性部材、42は硫黄、セレン、無定形
シリコン又は硫黄、セレン、テルル、砒素、アンチモン
等を含有する合金等の光導電体、或いは亜鉛、アルミニ
ウム、アンチモン、ビスマス、カドミウム、モリブデン
等の金属の酸化物、沃化物、硫化物、セレン化物等の無
機光導電体、アゾ系、ジスアゾ系、トリスアゾ系、フタ
ロシアニン系染顔料と、ビニルカルバゾール、アントラ
セン、トリニトロフルオレノン、ポリビニールカルバゾ
ール、ポリビニルアントラセン、ポリビニルピレン等の
電荷輸送物質を−ル、ポリカーボネート、アクリル樹脂
、シリコン樹脂、弗素樹脂、エポキシ樹脂等の絶縁性バ
インダ樹脂中に分散したもの、或いは電荷発生層と電荷
移動層に分離した感光層からなる光導電層、43は各種
のポリマー、樹脂等と染料等の着色剤によって形成され
た赤(R)、緑(G)、青(B)等の色分解フィルタの
分布層43aを含む絶縁層である。第8図の感光体にお
ける絶縁層43は、夫々色分解フィルタを形成するため
の染顔料等の着色剤を加えて着色した樹脂等の絶縁性物
質を光導電Jii42上に印画チオトレジスト、蒸着等
の手段によって所定のパターンに付着させて形成したも
の、第9図の感光体における絶縁層43は、先に光導電
層42上に従来公知の手段によって透明絶縁層を形成し
、その表面に着色剤や着色した樹脂等を印刷、フォトレ
ジスト、蒸着等の手段によって所定のパターンに付着さ
せて形成したもの、第10図の感光体にける絶縁Jii
i43は、第9図の絶縁Fi43上に更に従来公知の手
段によって透明絶縁層を設けて形成したもの、第11図
の感光体における絶縁層43は、光導電層42上に着色
剤を直接印刷、フォトレジスト、蒸着等の手段により所
定のパターンに付着させたその上に、または第8図の絶
縁層43の上に、第10図の絶縁層43におけると同様
、透明絶縁層を設けて形成したものである。絶縁層43
の形成は、以上の例に限らず、先に色分解フィルタの分
布層43aを含む絶縁性フィルタ乃至はシートを形成し
、それを光導電層42上に適当な手段で取り付は乃至は
接着するようにしたものでもよい。
絶縁層43における着色剤や着色した樹脂等の付着によ
って形成される色分解フィルタの分布層43aは、R,
G、B等の微細なフィルタの形状や配列が特に限定され
るものではないが、パターン形成が簡単な点で第12図
に示したようなストライプ状分布のものが好ましく、繊
細な多色画像の再現が行われる点で第13図や第14図
に示したようなモザイク状分布のものが好ましい。R2
C1日等のフィルタの配列の方向は、モザイク状分布の
ものは勿論のこと、ストライプ状分布のものも、感光体
の拡がり方向のどの方向を向いてもよい。即ち、例えば
感光体が回転するドラム状感光体の場合に、ストライプ
の長さ方向が感光体の軸に平行も直角でも、或いは蝮旋
状でせよい。フィルタの種類もR,G、Bの3種類に限
らず、他の色の3種類例えば、Y(イエロー)、M(マ
ゼンタ)、C(シアン)であってもよいし、またフルカ
ラーでなく2色カラー等に使用する場合は白色光透過部
分と特定色光(例えば、赤)透過部分のサイズは、大き
くなり過ぎると、画像の解像力、混色性が低下して画質
が劣化し、また、小さくなり過ぎてトナー粒子の粒径と
同程度或いはそれ以下になっても、隣接した他の色部分
の影響を受は易くなったり、フィルタの分布パターンの
形成が困難になったりするので、図示例のような3種類
のフィルタの分布の場合、繰返し配列の1サイクルの長
さlが30〜300μmとなる幅或いは大きさであるこ
とが好ましい。フィルタの種類の数が変われば上述の長
さlの好ましい範囲も変わるようになるのは勿論である
上記のように構成した多色画像形成装置によれば、1回
の像露光で同一像担持体上に各色についての静電潜像が
形成され、次々に現像するので、色ずれが起こる虞れが
なく、像担持体の1回転で総てのプロセスが完了するの
で、高速で多色画像の形成が行える。而も、現像装置に
は前述した本発明に基づく現像装置を使用しているので
、高速現像であるにも拘わらず、得られる画像には色濁
りその他の欠陥が生ずることはない。
なお、本発明に基づく現像装置は、上記のような多色画
像形成の他、他の方式の多色画像、2色画像、モノカラ
ー画像、白黒画像等の形成にも適用可能であることは言
う迄もない。
へ9発明の詳細 な説明したように、本発明によれば次のような効果が奏
せられる。
(1)トナーと磁性粒子との混合物からトナーを分離す
るのに反撥磁界を使用するので、磁性粒子は反撥磁界に
よって堰止められ、トナーの分離が確実である。その結
果、実質的にトナーのみが現像領域に供給され、磁性粒
子が像担持体に付着する虞れがなく、高速現像を行って
も色濁りが生ずることなく、鮮明な画像が得られる。
(2)現像領域に磁性粒子が実質的に存在しないので現
像領域でトナーを磁性粒子から引き離す必要がないこと
と、混合部でのトナーと磁性粒子とのTfJt’Aによ
ってトナーの帯電が十分に行えることとによって、微細
なトナーの使用が可能となり、解像度の高い像を形成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第14図は本発明の実施例を示すものであって
・ 第1図は現像装置の断面図、 第2図は反撥磁界の磁束密度を示すグラフ、第3図は反
撥磁界の磁力線を示す説明図、第4図は反撥磁界に於け
る磁性粒子とトナーの挙動を示す説明図、 第5図及び第6図は夫々化の磁石の配置の例を示す部分
断面図、 第7図は多色画像形成装置の構成を示す概略図、第8図
、第9図、第10図及び第11図は像担持体の断面図、 第12図、第13図及び第14図は色分解フイタの平面
図 である。 第15図は従来の現像装置の現像剤搬送体と弾性ブレー
ドとの関係を示す斜視図である。 なお、図面に示された符号に於いて、 1、IY、1M、1C・・・・・・・・・現像装置2・
・・・・・・・・トナー搬送体(現像スリーブ)3−1
.3−2.3−3.3−4.3−5・・・・・・・・・
磁石 4−1.4−2・・・・・・・・・磁力線5・・・・・
・・・・磁石ホルダ =6・・・・・・・・・ドクターブレード7・・・・・
・・・・攪拌板 8・・・・・・・・・スポンジローラ 9・・・・・・・・・混合部(現像剤溜り)10・・・
・・・・・・トナーホッパ 11・・・・・・・・・直流電源 12・・・・・・・・・交流電源 13・・・・・・・・・保護抵抗 21・・・・・・・・・像担持体 [)e・・・・・・・・・磁性現像剤 T・・・・・・・・・トナー C・・・・・・・・・磁性粒子 E・・・・・・・・・現像領域 である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、トナーと磁性粒子とを混合する混合部と、この混合
    物から実質的にトナーのみを分離する反撥磁界発生手段
    と、この分離されたトナーを現像領域に供給するトナー
    搬送体とを有する現像装置。
JP61027338A 1986-02-10 1986-02-10 現像装置 Pending JPS62184484A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5212525A (en) * 1990-10-25 1993-05-18 Fuji Xerox Co., Ltd. Developing magnetic roller having repulsive magnetic poles and developer-limiting member
JP2002518697A (ja) * 1998-06-11 2002-06-25 ポリコム・インコーポレイテッド 2つの直交軸の回りでカメラ又は同様の物体を回転式に位置決めする装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5212525A (en) * 1990-10-25 1993-05-18 Fuji Xerox Co., Ltd. Developing magnetic roller having repulsive magnetic poles and developer-limiting member
JP2002518697A (ja) * 1998-06-11 2002-06-25 ポリコム・インコーポレイテッド 2つの直交軸の回りでカメラ又は同様の物体を回転式に位置決めする装置

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