JPS62184166A - 防水性素材 - Google Patents

防水性素材

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JPS62184166A
JPS62184166A JP61026454A JP2645486A JPS62184166A JP S62184166 A JPS62184166 A JP S62184166A JP 61026454 A JP61026454 A JP 61026454A JP 2645486 A JP2645486 A JP 2645486A JP S62184166 A JPS62184166 A JP S62184166A
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JP
Japan
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waterproof
water
present
jis
materials
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JP61026454A
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隆 田村
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Showa Kogyo KK
Original Assignee
Showa Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、通気性、透湿性にすぐれたポリオレフィン繊
維からなる防水性素材に関するものである。
[従来の技術] ポリオレフィン繊維は産業用素材の補強材、合成紙用素
材、油水分離素材などの用途に利用されてい゛る。これ
らは、いずれもポリプロピレンの廉価さにより、使い捨
て的に利用するものにすぎず、たとえば、自動車用床材
としてのマット、フィルム、包装フィルムなどにm宝さ
れている。
従来、一般に防水材料としては、繊維製品に樹脂を含浸
したり、イ【i帛に樹脂をコーティングして、目詰めし
た、すなわち樹脂との複合量が使用されていた。
[発明が解決しようとする問題点1 しかし、かかる樹脂1]詰めず5帛は、イ[帛本来の性
質を犠牲にして防水性をj’;+−Cいるものばかりで
あった。かかる現状に鑑み、本発明光らは、(か1詣で
目詰めすることなく、繊維特性をそのまま活かした防水
性素材について!52怠倹関した結果、本弁明に到達し
た。
本発明は、防水素+Aとして特定な繊維を選択したこと
により、その繊維としての特↑1をそのまま活かすこと
ができることを究明したものである。
すなわち通気性、透湿性などは通常の繊維製品そのまま
に有する防水性素材であって、一般に防水性製品で問題
になるムレやベタツキのない、叶吸をする特徴的な製品
を提供゛シ1qたものである。
[問題点を解決するための手段] すなわら、本発明は上記特徴を達成するために次のにう
な構成を有する。
(1)平均繊度が0.1d以下であるポリオレフィン繊
維からなる不織布であって、かつ目イ」が少なくとも1
0g/m2である防水↑(l素材。
(2)  通気性が少なくとも15cc/cm2/se
c。
(JIS L−1096A法)であり、かつ透湿性が少
なくとも3000g/m2−24hr (JIS Z−
0208法:40°C190%f?H14時間)である
、耐水度が少なくとも10cm (JIS L−109
2A法)である特許請求の範囲第(1)項記載の防水性
素材。
(3)前記ポリオレフィンがポリプロピレンである特許
請求の範囲第(1)項記載の防水性素材。
(4)不織布が撥水性化合物を含有する特許請求の範囲
第(1)項記載の防水性素材。
本発明においてポリオレフィンとは、飽和炭化水素樹脂
を意味するものであって、たとえばポリプロピレン、ポ
リエチレンで代表される樹脂である。ここで重要なこと
は該樹脂が疎水性であることであって、かかる疎水性を
阻害しない範囲において仙の共単合成分を含有するもの
であってもざしつかえない。好都合にはポリプロピレン
、ポリエチレンにより主として構成されたホモまたは共
重合体であり、特にポリプロピレンホモポリマーが好ま
しい。
本発明においてポリオレフィン繊維とは、平均繊度が0
.1d以下の繊維である。本発明の繊維としては細いも
の程その効果は高いが、絶対繊度で言えば0.04d以
下程度の繊維が主体であるのが好ましい。したがって、
最大繊度のものでも精々2〜3d程度であるのが好まし
い。3dを越える繊度の大きい繊維が混在している場合
、その111i維部分から漏水する可能性が高くなるの
で好ましくない。好ましくは平均繊度0.05d以下で
ある。数平均繊度からみても約0.07d以下、ざらに
は0.05d以下であるのが好ましい。
かかる繊維が目(410q/m2以上、好ましくは20
 Q /m2以上、特に30C1/m2以上テ不織イh
を構成しているのが防水性の上から好ましい。
目付10g/m2未満では、用途によっては、強力的に
使用できない揚台があり、漏水し易い傾向がある。防水
性の点から言えば目イ」は大きい程その性能は高いが、
不織イtiとしての性質や通気性、透湿性が阻害される
ようになる。したがって、用途にもよるが、目1寸とし
ては、好摩しくは大きくても500q/rn”、通常は
300C1/m2以下であるのが、不織イロとしての性
質や嵩高性、通気性の点から好ましい。ただし、かかる
不織布を熱タサなイノで、15cc/cm2/sec、
(7)通気性と、3ooog /rTI  ・24t)
r程度の透湿性があれば、産業用資材としてはこのタイ
プが有効である。
かかる不織布を適宜の補強材により補強することは、日
付との関連において好ましい。すなわち、低目付のもの
はそれだけ強度的欠陥を有するものであるから、これを
高強力素材ににり補強することにより、高日付のものと
同様の用途に適用できるという利点があり、設h4上の
自由度が拡大されて好ましい。かかる補強材としては繊
維が本発明の特徴である通気性、透湿性を阻害しない構
造を形成し易いことから選択される。したがって、かか
る補強繊維は本発明の防水性素材の通気性、透湿性を阻
害しない範囲で適宜充填、使用される。
たとえば織編物状、格子状の補強材を本発明の不織布層
内または外に積層して圧着または融着する等の構造が好
ましく適用できる。かかる補強材は何層積層してもざし
つかえないし、無論接着剤で点状、線状に接着すること
も可能である。
本発明でいう不織イiは通常、フィラメントまたはステ
ーブルを積層したウェッブを、ニードルパンヂ、高圧水
流、カレンダーなどの交絡または/および圧着処理方法
によりシー1〜状にされるが、本発明にはニードルパン
チ、高圧水流などのバンディング方式により形成したし
のよりは、メルトブロ一方式により形成したウェッブ(
不織イli )の方か布帛特性、防水性が好ましい。
このメルトブロ一方式によるウェッブの特徴は、単繊維
がケン縮を有し、かつ三次元交絡にj−〇構成されてい
る点にある。特に該交絡がランダムでおること、さらに
均一にランダムな方が防水性能の点から好ましい。
かかる単繊維形状、交絡構造が本発明の防水性に相乗的
に作用し、すぐれた防水性ならびに通気性、透湿性を同
時に発揮するものであり、さらに耐漏水性にも好tl=
を与えるものである。
かかるウェッブは、たとえば特開昭58−13785@
公報、特開昭56−68152号公報、特開昭53−4
1577号公報などに記載されたメルトブロ一方式によ
り形成される。
かかるウニ、ツブは、さらにカレンダー処理することに
より強力アップすることができる。この場合に前記補強
材を存在させるのが工程的にも有利である。かかるカレ
ンダーは、80°C以上、好ましくは100’C以上の
温度で加圧条1組下で処FI!する条イ′1が必用され
る。
かかるカレンダーにより熱圧着または部分的に熱融るす
る場合に、注意すべきは、該不織イ(i仝体として、通
気性ならびに透湿性を損わないように配慮することであ
る。
本発明において、不織布がポリウレタンや四フッ化エチ
レン、シリコン系樹脂などの多孔[1高分子弾性体(た
だし通気性であることが重要である)を含有していても
よい。
本発明の特徴はかかる通気性、透湿性が防水性と同時に
満足される点にある。
すなわら、通気性はJIS L−1096A法により測
定して、少なくとも15CC/Cm2/Sec、、好マ
シクハ30cc/cm2/sec、以上、ざらに好まし
くは45CC/Cm2/sec、以上テアリ、また透湿
性ハJISZ−0208法に準じて測定(40℃、90
%RH、4時間)して、少なくとも3000C1/m2
−24hr、好ましくは5000 g / Tn2−2
4hr以上、ざらに好ましくは6000Q/rr12 
・24hr以上であるという特徴を有する。
なお、耐漏水性は耐水度で評価するが、これはJIS 
L−1092A法により測定した場合、本発明の防水性
素材は少なくとも’lQcm、好ましくは20cm以上
、さらに好ましくは3Qcm以上であるという特徴を右
する。この耐漏水性能は該不織布に溌水性化合物を含有
ざUることにより、ざらに倍加向上させることができ、
本発明には好適である。
かかる磨水性化合物としては、たとえばシリコン系化合
物やフッ素系化合物など通常溌水剤として適用される化
合物があげられる。中でも反応性撥水化合物が耐久性の
点から好ましく適用される。
特に産業用資材には該不織イ「にI8水性化合物を含有
せ゛しめたものが好適である。
かかるシリコン系化合物としては、たとえばジメヂルボ
リシロキサンや、ジメヂルボリシロキサン分子末端や側
鎖に水rf:L塁、アミノ基、水素、エポキシ基、ポリ
エーテル基などを導入することによって変性したポリシ
ロキナン化合物などのオイルあるいはエマルジョンなど
が挙げられる。
また、フッ素系化合物とは通常ポリアクリル酸とフッ素
系アルコールから成るポリアリル酸エステル、たとえば
、ポリベンタデ力フルオロオクブールアクリレート、ポ
リトリフルオロエヂルアクリレート、ポットリフルオロ
エヂルメタクリレートなど、あるいはテトラフルオロエ
チレンーヘキナフルオロプロピレン共重合物などのフッ
素系炭化水素などが挙げられる。
かかる溌水性化合物は、溶剤溶液あるいは乳化剤等によ
って分散されたエマルジョンの状態で不織布に付与され
る。かかる付与方法は、バット法、浸漬法、スプレー法
など通常用いられる方法が使用でき、目的に応じて選択
することができる。
これらの撥水剤は不織イliにイ」すされた後、乾燥、
加熱処理される。加熱温度は、たとえば反応性1吸水性
化合物の場合には、その反応温度以上で処理する。ただ
し繊維がポリオレフィンである点を勘案すれば、できる
だけ低温で反応する条件、たとえば触媒を用いたり、モ
ノマーを選択するなどの配慮をするのが好ましい。
この場合、前記jヴ水性化合物8架橋し得る多官能性化
合物を配合することは好よしい態様である。
さらに該)g水性化合物を例句した後、低温プラズマ処
理などの架1n方法を採用することも好ましい。
低温プラズマ処理の場合は、さらに後熱処理することが
好ましい。
(發水性化合物被膜は加熱処理により、その性能を向上
する性質がある。この場合のJtC1熱は1σ水性ポリ
マーの分子運動を惹起させる温度であればよく、たとえ
ば50°C以上、好ましくは70’C以上の温度、さら
には100’C以上で、数秒以上加熱1れば十分である
また、本発明における加熱は不織布全体を均一に加熱す
るのが好ましく、熱風式乾熱処理が最も好ましい態様で
ある。無論、アイロン等のプレス110熱であってもさ
しつがえない。
次に、実施例で本発明をざらに詳しく説明する。
し実施例〕 実施例1 て、平均繊度0.07dで、目付20g/m2.40 
g、/ m2.60 g/ m2の3種の不fAmを形
成した。
これらの不#布を溶融接着して形成した袋に水を注ぎ漏
水テストをしたところ、いずれも水洩れはなく、良好な
防水性を示した。
これらの不織布の布帛性能を測定して、その時果を表1
に示した。
表1 表中 目  付:q/1T12 通気性: CC/Cm2/SeC,(JIS L−10
96A法)透湿度: Q/m2−24hr (JIS 
Z−0208法に準ず)耐水度: cm       
(JIS l−1092A法)[発明の効果] 本発明は通気性、透瀞性などは通常の繊維製品そのまま
に有する防水性〜素材、すなわち一般に防水性製品で問
題になるムレやベタツキのない特徴的な防水性繊維製品
を提供することができろ。
本発明の防水性素材は、繊維素材表面から空気を吹き込
むこともできる、つまり呼吸をする防水製品である点に
特徴を有するもので必り、充分な柔軟性を有するものか
ら産業用として適度の強度を有するものまで簡単に提供
でき、製品設計の自由度が極めて高い特徴を有し、雨カ
ッパから活魚輸送用コンテナーなど、さらには雨戸など
防水性建装材、防水包装材など各種の用途に適用可能で
必る。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)平均繊度が0.1d以下であるポリオレフィン繊
    維からなる不織布であって、かつ目付が少なくとも10
    g/m^2である防水性素材。
  2. (2)通気性が少なくとも15cc/cm^2/sec
    .(JIS L−1096A法)であり、かつ透湿性が
    少なくとも3000g/m^2・24hr(JIS Z
    −0208法:40℃、90%RH、4時間)である、
    耐水度が少なくとも10cm(JIS L−1092A
    法)である特許請求の範囲第(1)項記載の防水性素材
  3. (3)前記ポリオレフィンがポリプロピレンである特許
    請求の範囲第(1)項記載の防水性素材。
  4. (4)不織布が撥水性化合物を含有する特許請求の範囲
    第(1)項記載の防水性素材。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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WO2022131377A1 (ja) * 2020-12-17 2022-06-23 エム・テックス株式会社 通気性防水シート

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