JPS621826A - 金属の析出方法 - Google Patents

金属の析出方法

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JPS621826A
JPS621826A JP60139644A JP13964485A JPS621826A JP S621826 A JPS621826 A JP S621826A JP 60139644 A JP60139644 A JP 60139644A JP 13964485 A JP13964485 A JP 13964485A JP S621826 A JPS621826 A JP S621826A
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JP
Japan
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metal
ions
precipitation
solution
light
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Pending
Application number
JP60139644A
Other languages
English (en)
Inventor
Motomu Yoshimura
求 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS621826A publication Critical patent/JPS621826A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J19/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J19/08Processes employing the direct application of electric or wave energy, or particle radiation; Apparatus therefor
    • B01J19/12Processes employing the direct application of electric or wave energy, or particle radiation; Apparatus therefor employing electromagnetic waves
    • B01J19/122Incoherent waves

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、超微粒子状から薄膜状または塊状まで、任意
の粒子径および形状に金属を析出させる方法に関する。
[従来の技術1 第2図は、従来の金属の析出の方法に関する説明図であ
り、(2)はクエン酸ナトリウムを添加した貴金属塩の
水溶液(6)を入れるプラス容器、(4)は該水溶液(
6)を加熱するための加熱装置、(5)は加熱された該
水溶!(8)からの蒸気を還流するための冷却装置であ
る。
たとえば、貴金属塩として塩化第2白金カリウムを用い
、それよりも少なくとも2倍モル量以北のクエン酸ナト
リウムを溶がした水溶液(6)を加熱vjc置(4)に
より加熱還流を行なうことにより、塩化第2白金カリウ
ムとクエン酸ナトリウムとの開で酸化還元反応が起こる
。その結果、塩化第2白金カリウムから生成した第2白
金イオンが還元され、白金粒子が水溶液中に析出する。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の金属の析出方法では以上のように熱エネルギーを
利用しているので、析出反応の開始と停止がだらだらし
ており、−に属の析出速度および析出した金属粒子の粒
径および析出量の制御が困難である。さらに加熱還流さ
せるため、粒状以外の膜状や塊状などの金属を析出させ
ることが困難であるなどの問題点がある。
本発明は上記のような問題点を解消するためになされた
もので、析出反応の開始および停止をシャープにするこ
とができるとともに、金属の析出速度、析出した金属粒
子の粒子径および析出量の制御を容易にすることができ
、粒子状以外に膜状や塊状などに金属を析出させうる金
属の析出方法を開発することを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、少なくとも1種の有機化合物を含む液中に析
出させる金属をイオンの形で溶解せしめ、該溶液に光を
照射することにより金属を析出させることを特徴とする
金属の析出方法に関する。
[実施例1 本発明においては、少なくとも1種の有機化合物を含む
液中に析出せしめられる金属がイオンの形で溶解せしめ
られる。
前記少なくとも1種の有機化合物を含む液としては、有
機化合物のみを媒体とする液でもよく、有機化合物と水
との混合液でもよい、有機化合物と水との混合液が媒体
のばあい、その組成比にはとくに限定はなく、金属イオ
ンを還元するのに充分な量の有機化合物が含まれ、金属
イオン溶液を生成せしめるかぎり任意に選ぶことができ
る。
前記有機化合物としては、好ましくはメタノールなどの
アルコールあるいはアルコール類とM似の性質、すなわ
ちそれ自身は酸化されやすく、他の物質を還元させる性
質が大きいアルデヒド類、エステル類、アミン類、多糖
類などが用いられうる。
前記液中に溶解せしめられるイオンとしては、たとえば
塩化第2白金カリウム、塩化パラジウム゛ナトリウム、
塩化金、塩化ルテニウム、塩化ロジウム、塩化イリジウ
ムナトリウム、塩化第1白金カリウム、塩化ニッケル、
塩化コバルト、硝酸銀、酸化オスミウムなどを溶解せし
めたばあいにえられる第2白金イオン、パラジウムイオ
ン、金イオン、ルテニウムイオン、ロジウムイオン、イ
リジウムイオン、第1白金イオン、ニッケルイオン、コ
バルトイオン、銀イオン、オスミツムイオンなどがあげ
られる。
またその濃度、1つの溶液中に存在する金属イオンの種
類などにはとくに限定はなく、溶液になるかぎりどのよ
うな濃度のものも使用しうるが、好ましい濃度としては
10−’〜10−1モル/1.好ましい金属イオンの種
類としては、1〜5種である。
本発明においては上記のようにして調製された溶液に光
を照射することにより金属が析出せしめられる。
本発明における金属の析出は、光により励起された金属
イオンが、溶液中の有機化合物と酸化還元反応を起こし
、有機化合物により還元されて生成した金属が溶液中か
ら析出することによりおこる。
光の波長としでは250〜)OOnm程度のものが好ま
しく、このような光は通常キセノンランプ、水銀ランプ
、ハロゲンランプと重水素ランプとの岨合わせなどを用
いて生ゼしぬられる。光の強度および光の照射時間など
は目的に応じて適宜選択すればよく、その結果析出する
金属は、平均粒径30〜100λ程度の超微粒子状から
膜状、平均粒径1〜数十μl程度の塊状まで任意に制御
しうる。
このようにしてえられる金属粒子などは、過酸、化水素
の分解、オレフィンへの水素添加などの各種触媒などの
分野に好適に使用されうる。
つぎに本発明の方法を実施例にもとづき説明する。
実施例1 溶液に含まれる金属イオンとして塩化第2白金カリウム
からの第2白金イオンを用いた。有機化合物であるメチ
ルアルコールと等容量の水との混合液を媒体として用い
た。塩化第2白金カリウムの濃度は10−2モル/lで
あった。上記のごと軽金属イオンおよび有機化合物を含
む溶液(1)を、@1゜図に示すようにガラス容器(2
)に入れ、10分間チッ素でバブリングして酸素を除い
たのち、光源(5)として500Wキセノンランプを用
い、さらに熱の効果をなくすため、熱線吸収フィルター
を用いて常温で光を50cxの匣離から30分間照射し
たところ、平均粒径数十人の白金の超微粒子が析出した
500Wキセ/ンランプを2時間照射したばあいには、
膜厚が数十人の均一で光透過率が数十%の白金膜が析出
した。
500Wキヤノンランプを3時間照射したばあいには、
平均粒径数十ミクロンの白金膜が析出した。
以上の様に本発明の方法である実施例1では、光の照射
時間により種々の状態の白金が析出したが、光で励起さ
れた金属イオンと有機化合物との酸化還元反応により金
属が析出するため、同一の金属イオンであっても有機化
合物の種類とその濃度の制御により、析出する金属の性
状を変えることができる。また、照射する光の強度によ
ってら析出する金属の性状を変えることができる。
なお有機化合物としては、メタノール以外にエタノール
、プロピルアルコール、ホルムアルデヒド、アセトアル
デヒド、モノエタノールアミン、メチルアセテート、ブ
チルアセテート、プVつ糖などを用いたばあいにも、メ
タノールを用いたばあいと同様に白金を粒子状および膜
状に析出させることが可能であった。
それゆえ有機化合物としては、上記と類似のすなわちそ
れ自身は酸化されやすく他の物質を還元しやすい性質を
有するものであれば使用しうろことがわかる。
さらに析出させる金属は、白金などの貴金属類のみでは
なく、少なくともそのイオンが溶液になるものであれば
本発明の方法に用いることができる。その上析出させる
金属は1種にとどまるものではな(、同゛時に2種類以
上、本質的には任意の数の種類の金属の析出が可能であ
る。
実施例2 溶液に含まれる金属イオンとして、塩化金酸からの金イ
オンを用いた。有機化合物であるエタノールと等容量の
水との混合液を媒体として用いた。
塩化金酸の濃度は10−2モル/1であった。上記のご
とき金属イオンおよび有機化合物を含む溶液(1)をp
IfJ1図に示すように12人容器(2)に入れ、以下
実施例1と同様にして500Wキヤノンランプ(5)を
2時間照射したところ、赤味をおびた膜厚が数十人の均
一で光透過率が数十%の金膜が析出した。
なお他の有機化合物としては、実施例1と同様の化合物
を使用することができた。
実施例3 溶液に含まれる金属イオンとして塩化パラジウムナトリ
ウムからのパラジウムイオンを用いた。
有機化合物であるホルムアルデヒドと、それの2倍容量
の水との混合液を媒体として用いた。塩化パラジウムナ
トリウムの濃度は0,5X 10’″2モル/lであっ
た。上記のごとき金属イオンおよび有機化合物を含む溶
液(1)を第1図に示すようにガラス容器(2)に入れ
、以下実施例1と同様にして500Wキセノンランプを
1時間照射したところ、平均粒径数十人のパラジウムの
超微粒子が析出した。なお、他の有機化合物としては、
実施例1と同様の化合物を使用することができた。
実施例4 溶液に含まれる金属イオンとして、塩化第2白金カリウ
ムからの第2白金イオンと塩化パラジウムからのパラジ
ウムイオンとを用いた。有機化合物であるメチルアセテ
ートとその2倍容量の水との混合液を媒体として用いた
。塩化第2白金カリウムと塩化パラジウムの濃度は、そ
れぞれ0.5×10−2モル/1であった。上記のごと
き金属イオンおよび有機化合物を含む溶液(1)を、#
S1図に示すようにガラス容器(2)に入れ、以下実施
例1と同様にして、500Wキセノンランプを30分間
照射したところ、平均粒径が50人で、かつ粒子の組成
が白金とパラジウムがほば1:1の超微粒子かえられた
。なお、他の有機化合物としては、実施例1と同様の化
合物を用いることができた。
さらに析出させる金属も上記実施例のもの以外に、ルテ
ニウム、ロジウム、イリジウム、銀、オスミウム、ニッ
ケル、コバルトなども、それらの金属イオン化合物と上
記実施例に示した有機化合物とを用いることにより可能
であり、他にも、少なくともそのイオンが溶液になるも
のであれば本発明の方法に用いることができる。その上
析出させる金属は1種にとどまるものではなく、同時に
2種類以上、本質的には任意の数の種類の金属の析出が
混合物および合金の形状で析出可能である。
また有機化合物も、上記実施例に述べたものに限られる
ものではなく、それ自身が酸化されやすく、かつ他の物
質を還元しやすい性質を有する他の有機化合物も使用し
、うる。
さらに金属の析出量については、本発明の方法では金属
の析出にともない金属イオンによる溶液の着色の度合が
変化するため、溶液の吸光度をモニターすることにより
、金属の析出量を任意に制御することができる。
[発明の効果1 以上のように本発明の方法は光照射により金属を析出さ
せる方法であるため、光照射の条件により析出する金属
の性状および形態を任意に制御することができ、さらに
金属イオン溶液の条件によっても析出する金属の性状お
よび形態を任意に制御することができる。また該溶液を
暗所に保存するだけでいつまでも保存しうる。本発明で
は本質的に数人の一&RML微粒子から金属塊まで任意
の性状および形態の金属を析出させることが可能であり
、工業的価値は極めで高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法に関する説明図、第2図は従来の
金属の析出方法に関する説明図である。 (図面の主要符号) (1)l属イオンおよび有機化合物を 含む溶液

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも1種の有機化合物を含む液中に析出さ
    せる金属をイオンの形で溶解せしめ、該溶液に光を照射
    することにより金属を析出させることを特徴とする金属
    の析出方法。
  2. (2)上記溶液中の金属イオンの種類が1〜5種である
    特許請求の範囲第(1)項記載の金属の析出方法。
JP60139644A 1985-06-26 1985-06-26 金属の析出方法 Pending JPS621826A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005097718A (ja) * 2003-05-13 2005-04-14 Yasuro Niitome 金属ナノロッドの製造方法と用途
JP2006328433A (ja) * 2005-05-23 2006-12-07 Keio Gijuku 金属ナノ粒子の生成方法
JP2009228067A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk 白金コロイド溶液及びその製造方法
US8182574B2 (en) 2003-09-05 2012-05-22 Mitsubishi Materials Corporation Metal fine particles, composition containing the same, and production method for producing metal fine particles

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