JPS6218255Y2 - - Google Patents

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JPS6218255Y2
JPS6218255Y2 JP1982156653U JP15665382U JPS6218255Y2 JP S6218255 Y2 JPS6218255 Y2 JP S6218255Y2 JP 1982156653 U JP1982156653 U JP 1982156653U JP 15665382 U JP15665382 U JP 15665382U JP S6218255 Y2 JPS6218255 Y2 JP S6218255Y2
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JP
Japan
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water
casing
cooling jacket
supplied
liquid
Prior art date
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JP1982156653U
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JPS5961827U (ja
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  • Accessories For Mixers (AREA)
  • Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は第1及び第2の液体をケーシング内に
配設された回転子により撹拌してエマルジヨンを
生成するエマルジヨン製造装置に関する。
従来より、この種の装置としては重油に所定量
の水を加えたものを、ケーシング内の回転子を回
転させて撹拌することにより水の粒子を重油中に
分散させてエマルジヨンを生成し、以てエマルジ
ヨン撚料油を製造するものがある。斯かる装置で
は安定なエマルジヨンを生成すべく回転子を高速
回転させるため、原料液体中に多量の摩擦熱が発
生する。このため、ケーシングの外周部に冷却ジ
ヤケツトを添設して水により冷却するようにして
いる。
しかしながら、上記従来構成のものでは冷却ジ
ヤケツト内の冷却水はケーシングを冷却した後再
利用せずに直ちに排水されるため、この冷却水の
ためのコストが高くなるという問題があつた。こ
のため、冷却水の貯溜タンクを別途設け、この貯
溜タンクに冷却ジヤケツトから排出された冷却水
を貯溜して放熱させた後、該冷却水を再利用する
ことが考えられるが、この場合設備費が高くなる
という問題を生ずる。また、上記各構成ではいず
れの場合でもジヤケツト内で加熱された冷却水の
熱は装置内で利用されず、そのまま外部に放出さ
れるため、この水の熱エネルギーが有効に利用さ
れず、結果的にエネルギーの消費量が増大すると
いう問題があつた。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、従つてその目的は冷却ジヤケツトを通過する
冷却用の液体を有効に利用し得るとともに、冷却
ジヤケツトで加熱された液体の熱エネルギーを有
効に利用し得て省エネルギー化を図り得るエマル
ジヨン製造装置を提供するにある。
以下本考案の第1実施例について第1図及び第
2図を参照しながら説明する。1は例えばエマル
ジヨン燃料油を製造するエマルジヨン製造装置の
ケーシングで、これの内部に左から順に原料液体
の流入路2、加圧室3及び複数の撹拌室4を連続
して形成している。そして、上記加圧室3及び各
撹拌室4はその側壁の中央部に設けた孔4aによ
り互に連通されている。5は加圧室3及び撹拌室
4を貫通するようにしてケーシング1内に回転自
在に支承した回転軸で、この左側端部は軸受部1
aからケーシング1外に導出されて図示しないモ
ータに連結されている。6は加圧室3内に位置す
るようにして回転軸5に嵌着したインペラー、7
は各撹拌室4内に位置するようにして回転軸5に
嵌着した複数個の回転子である。8はケーシング
1の外周囲に添着した冷却ジヤケツトで、これに
は内部に連通する流入口9及び流出口10を設け
ている。11及び12は夫々ケーシング1内の流
入路2に連通する第1及び第2の供給口、13は
撹拌室4に連通する排出口である。而して、冷却
ジヤケツト8の流出口10と第1の供給口11と
の間が図示しない連結管により連結されている。
次に、上記構成の作用について説明する。第1
の液体たる水は矢印14で示すように冷却ジヤケ
ツト8の流入口9に供給され、冷却ジヤケツト8
内を通過して流出口10から図示しない連結管を
介して矢印15で示す経路で第1の供給口11か
ら流入路2内に供給される。一方、第2の液体た
る重油は矢印16で示すように第2の供給口12
から流入路2内に供給される。そして、モータに
通電して回転軸5を介してインペラー6及び回転
子7を高速回転させると、流入路2内に供給され
た重油と水がインペラー6の回転により加圧室3
内に吸引され、更にここで加圧されて撹拌室4内
に供給される。このようにして撹拌室4内に供給
された水と重油はここで回転子7の高速回転によ
り撹拌されて破枠及び混和が行われて水の粒子の
回りを油の膜が被つたエマルジヨンの状態とな
り、以てエマルジヨン燃料油となり、排出口13
から排出される。斯かる運転中、回転子7が比較
的粘性抵抗の大きい重油を含んだ混合液内で高速
回転するため、多量の摩擦熱が発生するが、この
熱は冷却ジヤケツト8を通過する第1の液体たる
水により冷却される。従つて、第1の供給口11
には冷却ジヤケツトを通過し上述の摩擦熱により
加熱された高温の水が原料として供給される。
このように本実施例によれば、冷却ジヤケツト
8を通過して加熱された水を原料としてケーシン
グ1内に供給するようにしたので、従来排水とし
て捨てられていた冷却水を原料として再利用する
ことができて、水の消費量を少なくし得る。しか
も、冷却ジヤケツト8で加熱された水を原料とす
るため、ケーシング1内で生成されるエマルジヨ
ン燃料油の温度を上げてその粘度を小さくするこ
とができるため、排出口16から排出されるエマ
ルジヨン燃料油の粘度を低下させることが可能で
以後の圧送が容易になり、従つて冷却ジヤケツト
8で加熱された水の熱エネルギーを有効に利用し
て省エネルギー化することができる。
尚、本実施例においては原料としての水を冷却
ジヤケツト8を通してのみケーシング1内に供給
するようにしたが、これに限らず、例えば第2図
に破線矢印17で示すように第1の液体としての
水の一部を冷却ジヤケツト8を通さずに直接第1
の供給口11に供給するようにしても良い。ま
た、本実施例では第一の液体を水とし、第2の液
体を重油としてエマルジヨン燃料油を生成した
が、これに限らず、例えば第1及び第2の液体を
夫々アルコール及び重油、酢及び油としてエマル
ジヨンを生成しても良い。
第3図は本考案の第2実施例を示すもので、前
記第1実施例と同一部分には同一符号を付して説
明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
即ち、前記第一実施例では重油と水とを別々の経
路でケーシング1内に供給したが、本第2実施例
では第2の供給口12を設けずに重油を冷却ジヤ
ケツト8の流出口10と第1の供給口11とを連
結する図示しない連結管の途中に矢印18で示す
ように供給し、以て重油と水とを予め混合し、該
混合液体を第1の供給口11からケーシング1内
に供給するようにしたもので、前記第1集施例と
同様の効果を得ることができる。斯かる第2実施
例においても、第1の液体としての水の一部を冷
却ジヤケツト8を介さずに破線矢印19で示すよ
うに直接第1の供給口11に供給するようにして
も良い。
第4図は本考案の第3実施例を示すもので、こ
の第3実施例では予め重油と水とを混合する混合
羽根21aを有する混合装置20を設け、この混
合装置20に冷却ジヤケツト8を通過した水を矢
印21で示すように混合装置20に供給するとと
もに重油を矢印22で示すように混合装置20に
供給し該混合装置20で生成された混合液体を矢
印23で示すように第1の供給口11からケーシ
ング1内に供給する構成としている。この場合
も、第1の液体としての水の一部を冷却ジヤケツ
ト8を介さずに破線矢印24で示すように直接第
1の供給口11に供給するようにしても良い。
本考案は以上の説明から明らかなように、冷却
ジヤケツトを通過して加熱された第1の液体を原
料としてケーシング内に供給するようにしたの
で、第1の液体を有効に利用し得るとともに、冷
却ジヤケツトで加熱された第1の液体の熱エネル
ギーを有効に利用し得て省エネルギー化を図り得
るエマルジヨン製造装置を提供できるという実用
上優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の第1実施例を示す
もので、第1図はケーシングの縦断面図、第2図
は全体の概略構成図、第3図は本考案の第2実施
例を示す第2図相当図、第4図は本考案の第3実
施例を示す第2図相当図である。 図中、1はケーシング、7は回転子、8は冷却
ジヤケツトである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1及び第2の液体をケーシング内に配設され
    た回転子により撹拌してエマルジヨンを生成する
    ものにおいて、前記ケーシングに添設された冷却
    ジヤケツトに第1の流体を通過させて前記ケーシ
    ングを冷却するとともに該冷却ジヤケツトを通過
    して加熱された前記第1の流体を原料として前記
    ケーシング内に供給するようにしたことを特徴と
    するエマルジヨン製造装置。
JP15665382U 1982-10-15 1982-10-15 エマルジヨン製造装置 Granted JPS5961827U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15665382U JPS5961827U (ja) 1982-10-15 1982-10-15 エマルジヨン製造装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP15665382U JPS5961827U (ja) 1982-10-15 1982-10-15 エマルジヨン製造装置

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Publication Number Publication Date
JPS5961827U JPS5961827U (ja) 1984-04-23
JPS6218255Y2 true JPS6218255Y2 (ja) 1987-05-11

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ID=30345599

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JP15665382U Granted JPS5961827U (ja) 1982-10-15 1982-10-15 エマルジヨン製造装置

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JPS5961827U (ja) 1984-04-23

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