JPS62181109A - 液状樹脂注型用型 - Google Patents

液状樹脂注型用型

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JPS62181109A
JPS62181109A JP2439186A JP2439186A JPS62181109A JP S62181109 A JPS62181109 A JP S62181109A JP 2439186 A JP2439186 A JP 2439186A JP 2439186 A JP2439186 A JP 2439186A JP S62181109 A JPS62181109 A JP S62181109A
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JP
Japan
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casting mold
adhesive
reinforcing material
metal
mold
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JP2439186A
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Akira Yotsutsuji
晃 四ツ辻
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1  ij かI プラスチックレンズや光ディスクといった超高精度の品
質が要求される成形品は品質面から注型法によっ−C工
業的に生産されている。このような成形品を製造すると
き精度を向上させる最も正要な要素は型の精度、とくに
注型型の表面精度であるといえる。このような目的に使
用する型の雄あるいは雌型は通常ステンレス系の金属材
料を使用して機械切削、研磨、ラッピングといった工程
で製作される。しかし高精度用金型鋼材といっても合金
鋼であるためときには表面の精度がオングストローム単
位で要求されろような光ディスクのような型では型材料
の微細な組織欠陥が問題となフて製作時の不良発生率が
かなり高いのが現状である。またステンレス鋼は難切削
性(切削しがたく、切削に長時間かかる)であるため金
型製作費は一般の金型に比へて何倍もの経費がかかるの
が現状である。これに対して本発明で使用する半導体用
金属シリコンは半導体として太量りこ使用されているの
で平板形状品は表面凹凸精度が5〜10オングストロー
ムの精度で研磨することができる。
また金属シリコンは研磨がしやすく材料の4411t&
欠陥が皆無てしかも安価に入手することができるのが現
状である。
金属シリコンの純度はよく知られているように99.9
9999999%程度までのものが生産できるので精密
金型部材として要求される精度をはるかに凌駕する特性
を有しているといえる。
このような部材がもし注型用型の成形部表面に用いるこ
とができたならば、いままでにない超高精度の表面を有
する注型用型が製作できかつ金型製作コストも大幅に低
減できることが可能であるといえる。
そこで本発明は金属シリコンと補強材を接着材で一体化
したものを注型型として使用したとき。
どの程度高度な面精度を有する成形品が得られるかにつ
いて鋭意検討した結果2本法による型では従来から実用
されているステンレス系の金型に比べてはるかに優れた
面精度を有する成形品が得られることを発見し9本発明
を完成するに至った以下本発明の詳細について順次説明
する。
本発明に使用する金属シリコンは純度が高いものは光デ
ィスク等の超高精度製品用に、純度の低いものは汎用製
品用に使用できる。またその厚さは特に限定するもので
はないが、平板状成形品用には厚さが0.3〜2mmの
ものが、アール形状を有するレンズ型には1〜10mm
のものが好ましい、ざらに分厚いブロック品も型部材と
して実用できる。
熱硬化性の接着材としては常温硬化型、光硬化型9.あ
るいは加熱硬化のいずれの接着材も使用できる・、また
熱可塑性樹脂接着材も低温で使用するような条件のとき
は使用できる。
熱硬化性の接着材としてのエポキシ樹脂はビスフェノー
ルA型、ビスフェノールF型、およびそのハロゲン化エ
ポキシ物、レソルシン型、テトラヒドロキシフェニール
エタン型、脂環型、フェノールノボラック型、クレゾー
ルノボラック型、エポキシ変性アクリレート型およびこ
れらを基本としての変性エポキシ樹脂があげられる。
硬化材としては脂肪族アミン、芳香族アミン。
及びこれらのポリアミン化合物、フェノールおよびクレ
ゾール類、アミンの錯化合物、有機酸、酸無水物9等が
使用でき、各々の硬化剤の1例を示すと次のようである
ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、ジエ
チルアミノプロビルアミン、N−アミノエチールビベラ
ジン、ベレジルジメチールアミントリス(ジメチールア
ミノメチル)フェノール。
DMP30−)す(2−エチルヘクソエート)。
メタフェニレンジアミン、ジアミノジフェニールメタン
、ジアミノジフェニールスルホン、ポリアミド樹脂、ジ
シアンシフ亙ド、三フッカはう素モノメチールアミン、
メンタンジアミン、キシリレンジアミン、エチルメチル
イミダソール、無水フタル酸、無水ドデシールコへり酸
、無水ヘキサヒドロフタル駿、無水メチルナジック酸、
無水ピロメリット酸、無水ベンゾフェノンテトラカルボ
ン酸、無水ヂクロルコハク酸、無水りロレンディツク酸
等があげられる。
これらのエポキシ樹脂及び硬化剤は接着材の要求性能9
例えは硬化温度、耐熱性、力学的性質等によって組合わ
される。
その他の接着材としては熱硬化性各種アクリレート樹脂
、たとえばエチレングリコールジメタクリレ−1・、ジ
エチレングリコールジメタクリレート、トリエチレング
リコールジメタクリレートテトリエチレングリコールジ
メタクリレート、ポリエチレングリコールジメタクリレ
ート、プロピレングリコールジメタクリレート、ジプロ
ピレングリコールジメタクリレート、トリプロピレング
リコールジメタクリレート、プロパンジオールジメタク
リレート、グリセリンジメタクリレート。
1.3ブタンジオールジメタクリレー)、1.4ブタン
ジオールメタジメタクリレー)、1.5ペンタンジオー
ルジメタクリレー)、L、Sヘキサンジオールジメタク
リレート、ネオペンチルグリコールジメタクリレート、
1.8オクタンジオールジメタクリレート+ 2.3ジ
ブロムネオペンチルグリコールジメタクリレート、ビス
フェノールAジメタクリレート、2.2−ビス(メタク
リロイルオキシポリエトキシフェニール)プロパン。
トリメチロールプロパントリアクリレート、トリメチロ
ールメタントリメタクリレート、テトラメチ゛ロールエ
タントリメタクリレート、テトメチロールメタントリメ
タクリレート、テトラメチロールメタンテトラメタクリ
レート、N  N−((22,4−)リメチルへキサメ
チレン)ビス(2−(アミノカルボキシ)プロパン−1
,3−ジオール)テトラメタクリレート、等単独または
組み合わて使用できる。
さらに熱可塑性樹脂接着材としてはアクリル系接着剤お
よびその変性体、感圧型接着材、ゴム系接着材等も使用
できる。
さらに前記接着材は無機質粉状充填材、繊維状補強材、
金属粉末組み合わせて使用することもある。
補強材としてはとくに限定するものではないが、lil
!i格、加工性、精度等の観点から金属系材料。
例えば鉄系鋼材、ステンレス系鋼材、各種合金材料、無
機質材料としてはガラス材料、セラミックス材料、有機
質材料としては熱硬化性樹脂板等が最も実用的である。
上記材料を使用しての金属シリコンを表面に装着する技
術的課題および注型型の実用における耐久性等を十分に
検討した結果、従来型がかかえているすべての問題が解
決されることを実証でき。
結果として本発明を完成するに至った。以下本発明を実
施例に沿ってより詳しくその構成及び効果について説明
する。
爽敷九り 厚さ1 m m 、直径130mm、孔径40mmて面
精度が5〜10オングストロームに研磨されたシリコン
ウェハの片面に屓防止のためプラスチック保護被膜を塗
装する。露出した片面にシランカップリングを才を塗付
し、110て1時間熱処理する。シランカップリング処
理表面を図1に示す金属補強材の接着面(ll)とが接
合される形でエポキシ樹脂接着材(XD911.チバガ
イギー社製)で圧接し、その状態で150℃で5時間熱
硬化させ、シリコンウェハと金属補強材とを一体的に接
合したものを図1に示すたように組み立て注型用型とし
た。
爽息乳l ・□厚さ1mm、直径130mm、孔径40mmで面精
度が5〜10オングストロームに研磨されたシリコンウ
ェハの片面にI!防止のためプラスチック保護被膜を塗
装する。露出した片面にシランカップリング材を塗付し
、110で1時間熱処理する シリコンウェハの露出面に多官能性アクリル樹脂として
ペンタエリスリトールトリアクリート20g、紫外線硬
化剤としてベンゾフェノン0.2gおよびシリカ粉末8
0g、促進剤とじて第3級アミン0.1gを配合して調
製された光硬化型接着剤を0.5mmの厚さて塗布し、
紫外線を30秒照射して該光硬化性樹脂を硬化させた。
つぎに該硬化層と金属補強材を常温硬化性エポキシ樹脂
(ビスフェノールA型樹脂とポリアミンの組み合わせ)
で接着し、シリコンウェハと補強金属を才を一体化した
。このものを実施例1と同様に注型型とした。この金型
ではすべての工程が常温でできろため得られた金型はい
かなる変形も認められなかった。
実11舛」− 厚さ1mm、直径130mm、孔径40mmで面精度が
5〜10オングストロームに研磨されたシリコンウェハ
の片面に傷防止のためプラスチック保護被膜を塗装する
。露出した片面にシランカップリング材を塗付し、11
0で1時間熱処理する。
□シリコンウェハ(J露出面に多官能性アクリル樹脂と
してペンタエリスリトールトリアクリート15g、ベン
ゾイルパーオキサイド0.15g  シリカ粉末85g
を混合し、これにジメチルアニリン0.1gを混合して
素早<0.5mmの厚さに塗布する。このものを実施例
2と同様に常温硬化性のエポキシ樹脂で補強材と接着し
、実施例1と同様に注型用型とした。
実施」乱J工 厚さ1 m m 、直径130mrn孔径40mmで面
精度が5〜10オングストロームに研磨されたシリコン
ウェハの片面に傷防止のためプラスチック保護被膜を塗
装する6次に露出面に電気鍍金によって金属スズを1ミ
クロンの厚さて形成し、同様に金属補強材接着面も金属
スズメッキを5ミクロンの厚さて行った。つぎにメッキ
金属面を180℃で熱処理し酸化した。この両メッキ層
をエポキシ樹脂接着材(アラルダイ)AW、チバガイギ
ー製)で接着した。実施例1と同様に注型用型とした。
実Jl舛」− 厚さ1 m m 、直径130mm孔径40mmで面精
度が5〜10オングストロームに研磨されたシリコンウ
ェハの片面に傷防止のためプラスチック保護被膜を塗装
する。つぎに露出面にメタノールに10%で溶解したア
クリルシラン(KBM  503、信越化学■製)を薄
く塗布し、110’Cで2時間熱処理し、この面と金属
補強材面を実施例4で用いたエポキシ樹脂で接着した。
このものを実施例1と同様に注型用型とした。
実ll舛j− 表面が研磨されていない金属シリコンを(直径130 
fn rn +厚さ3mm)を鉄鋼材にエポキシ樹脂、
(アラルダイ)AW、チバガイギー社製)で接着し、こ
ののち金属シリコンの表面を研磨、ラッピングにより鏡
面とした。さらに注型用型に組込ための機械加工を行い
、これを実施例1と同様に注型用型とした。
実栴例1〜6で得られたすべての注型用型部品はすべて
図1に示すたように組み立てられ、成形実験に供せられ
た。超鏡面成形品は以下の条件で成形した。
注型条件 材料温度  25℃ 金型温度  25′C 注入圧力  2.0kg/cm2 成形品形状 直径130mm、厚さ2m…孔径 40m
m 使用材料 1、ペンタエリスリトールトリアクリレ−)+  10
0g、デメチルアニリン0゜5g、BPOl、Og。
2、ペンタエリスリトールトリアクリレ−)50g、ポ
リメチールメタアクリー と50g、バラトリルジェタノールア ミン1g、BPOl、Og。
3、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(アラルダイト2
50)IQOg、ジエチ レントリアミンIQg。
得られた成形品の面精度はほとんど金型と同等であり、
かつ多量生産の実用にル本発明の注型用型は充分な耐久
性を示した。
、  ス   の   け ・  ■ 第1図は金属シリコンが装着された注型用型の横断面図
を、第2図は組み立てられた注型用型に注型用樹脂が注
入されたときの型横断面を示す。
1.金属シリコンウェハ 2.接着材 3、補強材      4.スプル引抜きピン5、突き
出し板    6.スプリング7、突き出し捧    
8.スプル 9、注入口     10.成形品 11、接着面

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、注型用型の成形面を構成する雄型及び雌型の最外面
    (成形樹脂と接触する面)が純度99.999%以上で
    、適切な精度で研磨された金属シリコンによって形成さ
    れ、この金属シリコンは接着材によって補強材と一体的
    に接合されている。 この部品を成形用型に組込んで作られた注型用型 2、金属シリコンと補強材の接着材は熱硬化性あるいは
    熱可塑性樹脂接着材であることを特徴とする特許請求範
    囲第1項記載の注型用型 3、金属シリコンと補強材の接着材は熱によって架橋硬
    化することを特長とする特許請求範囲第1項記載の注型
    用型。 4、金属シリコンと補強材の接着層は光によって常温で
    架橋硬化する第1層を形成し、つぎに他の接着材で補強
    材と一体化し、これを注型型に組み込むことを特長とす
    る特許請求範囲第1項記載の注型用型 5、金属シリコンと補強材の接着材は触媒、促進剤によ
    り常温で架橋硬化することを特長とする特許請求範囲第
    1項記載の注型用型。 6、接着用熱硬化性樹脂は、無機質充填材、金属粉末ま
    たは繊維状補強材を添加して複合系としたことを特徴と
    する特許請求範囲第1項記載の注型用型 7、金属シリコンの接着面(接着材を介して各種補強材
    と接着する面)は接着適性のある電気メツキをおこなっ
    て接着強度を向上させた形で各種接着材で補強材と一体
    的に接合し、このものを型部品として組みこむこと特徴
    とする許請求範囲第1項記載の注型用型。 8、金属シリコンの接着面(接着材を介して補材と接着
    する面)は熱硬化性樹脂との接着性改善のためにシラン
    系カップリング材、チタネート系カップリング剤、その
    他有機系のプライマを下塗りして接着強度を向上させた
    形で熱硬化性樹脂によって補強材と一体的に接合された
    特許請求範囲第1項記載の注型用型。 9、補強材は金属材料、セラミック材料、ガラス材料、
    樹脂材料であることを特徴とする特許請求範囲第1項記
    載の注型用型。
JP2439186A 1986-02-06 1986-02-06 液状樹脂注型用型 Pending JPS62181109A (ja)

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