JPS621799Y2 - - Google Patents

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JPS621799Y2
JPS621799Y2 JP1982027712U JP2771282U JPS621799Y2 JP S621799 Y2 JPS621799 Y2 JP S621799Y2 JP 1982027712 U JP1982027712 U JP 1982027712U JP 2771282 U JP2771282 U JP 2771282U JP S621799 Y2 JPS621799 Y2 JP S621799Y2
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JP
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plate
shaped
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edge
side plate
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JP1982027712U
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JPS58129278U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、運搬車の荷台周縁に設けられる開閉
式側板に関する。
上記側板を構成するに、従来、第6図イに示す
ように側板板状主体部分50aを、その両横端の
夫々の補強用角状パイプ50bの対向面に、突合
せ溶接して、側板50を形成し、側板50の閉じ
状態において、その側板50を支持する支柱51
に設けた係止部52に、角状パイプ50bの一面
を接当させ、側板50の閉じ位置を保持すると共
に、荷台に積載した土砂からの泥水等が荷台外に
洩水するのを防止するように構成したり、あるい
は、第6図ロに示すようにコストの低減化を計る
ために、角状パイプに換えて断面コの字状の部材
50cを、板状主体部分50aの両横端に、コの
字状部材50cの開口側両端縁を板状主体部50
aの外面に接当させる状態で隅肉溶接して連設
し、閉じ状態において、支柱51の係止部52と
板状主体部分50aの横端内面とを接当させるよ
うに構成していたのであるが、いづれのものにあ
つても板状主体部分50aと角状パイプ50bあ
るいは、断面コの字状部材50cとの接当が一方
向のみへの接当であるために、両者の溶接に際し
て位置決めが難かしく、大きな制作誤差を生じた
り、また、溶接強度的にも問題点があつた。その
上、後者のものにあつては、閉じ状態において、
支柱51の係止部52と接当する板状主体部分5
0aの横端内面に溶接ひずみが生じ、係止部52
との面接当によるシール効果を低下する欠点があ
つた。
本考案の目的は、上述従来の実情に鑑みて、側
板の板状主体部分と、その両横端に連設するパイ
プ状部分との溶接時における位置決めを容易に行
なえるようにして制作効率を向上しながらも、そ
の溶接強度を高め、かつ側板とその側板に対する
支柱との間のシール性を向上し、しかも比較的安
価に制作できるようにすることにある。
本考案の特徴構成は、板状主体部分の両横端の
夫々にパイプ状部分を備えた運搬車用荷台側板に
おいて、第1端縁が第2端縁よりも突出したほぼ
コの字の横断面形状を備える屈曲板の前記第2端
縁を前記板状主体部分の側面に突合せた状態で、
前記第1端縁の内側面に前記板状主体部分の端面
を突合せて、前記第1端縁の先端が前記板状主体
部分を越えて延出する形状にするとともに、前記
両端縁夫々と前記板状主体部分とを隅肉溶接して
前記パイプ状部分を形成し、前記第1端縁側の端
面で支柱に設けた受部への当り面を形成した点に
ある。
本考案の特徴構成による作用・効果は、次の通
りである。つまり、横断面形状コの字状屈曲板の
第1端縁及び第2端縁を、板状主体部分に対し
て、平面視で互いに直交する2方向において接当
させるから、屈曲板と板状主体部分との溶接に際
して、両者を一義的に位置決めすることができ、
その位置決めを容易にして作業能率を高めること
ができると共に、両者にかかる外力に対して前記
2方向への当りにより受け止めるから、両者の溶
接強度をも高めることができるに至り、しかも屈
曲板をパイプ状部分として用いるものであるか
ら、角状パイプ材を用いるに比してコストを低減
し得るに至つた。
また、第1端縁の側面や、板状主体部分の横端
部の内外面に比して、溶接による溶接ひずみを生
じにくい第1端縁の端面をもつて支柱への当り面
としているから、支柱と側板との間のシール性を
良好に維持し得るに至り、全体として、製作効
率、経財性を高めながらも、強度面、およびシー
ル効果面において優れた荷台の側板を提供し得る
に至つた。
本考案の実施例を例示図に基づいて詳述する。
第1図に示すように、多輪型走行位置1を備え
た車体と、荷台3を、流体圧シリンダ4により車
体の後部の水平軸芯廻りに駆動揺動操作自在に設
け、車体前部に、その左右一側寄りに操縦部5を
設けると共に、操縦部の一側方で車体の左右中央
位置にエンジン6及びミツシヨンケース7を前後
方向に配置して設け、ダンプ操作可能な運搬車を
構成してある。
前記荷台3を構成するに、積荷を載置する底板
8に、その両側辺前後端に夫々立設した支柱10
のうち前側の2本の支柱10に亘る状態で、前板
19を立設固定すると共に、底板8の左右両横辺
側の2本の支柱10に亘る横側板11の夫々を、
複数のヒンジ12により、その下端側の水平軸芯
廻りに揺動及び固定自在に連結し、そして、荷台
3の後端には、荷台3のダンプ動作に伴なつて、
上端側水平軸芯廻りに自重により揺動開閉する後
方アオリ板20を、後側2本の支柱10に、それ
らに亘る状態で取付け、もつて荷台3のダンプ操
作により、土砂等の荷物を車体の後方に放出する
ように構成してある。
前記横側板11を構成するに、第2図、第3図
及び第4図に示すように、横側板11の板状主体
部13を、一板の板金をその上端及び下端におい
て筒状に、かつ中間部においてデツキプレート状
に屈曲加工して形成すると共に、そのデツキプレ
ート形状に対応した切欠部を一辺に形成した第5
図に示すような板金を横断面形状において切欠部
を形成した側の第2端縁14bよりも他方の第1
端縁14aが突出するようにほぼコの字状に屈曲
して形成した屈曲板14を、板状主体部分13の
両横端に、その第2端縁14bを板状主体部分1
3の外面に突合せた状態で、かつ、板状主体部分
13の横端面を屈曲板14の第1端縁14a近く
の内側面に突合せた状態で配置して位置決めした
状態で、両端縁14a,14b部側夫々におい
て、板状主体部分13に隅肉溶接し、パイプ状部
分15を形成し、その第1端縁14a側の端面
を、横側板11の閉状態において、支柱10に設
けた受部10aに均一に接当する当り面14cに
形成してあり、前記パイプ状部分15をもつて、
板状主体部分13の補強を行ない、当り面14c
と受部10aとの接当をもつて、横側板11の閉
じ状態におけるその位置規制ならびに、土砂等の
積荷からの泥水等に対する支柱10と横側板11
との間のシールを行なうように構成してある。
前記両パイプ状部分15の上端側には、支柱1
0の係合孔16aに係合し、横側板11の閉じ姿
勢を固定する係合片16を、横側板11の開きに
際しては、パイプ状部分15内に格納するよう
に、ピン17により出退自在に枢支し、係合片1
6に一体的に連設された操作レバー18を板状主
体部分13の外面側に配置して、荷台3外からの
操作レバー18の操作により、閉じ状態の横側板
11の固定及び固定解除を行なえるように構成し
てある。
次に別実施例を説明する。
横側板11を、その下端側での水平軸芯廻りで
揺動開閉するに換えて、三方ダンプ車において
は、横側板11の上端側での水平軸芯廻りで揺動
開閉するように両支柱10に連結しても良く、ま
た、板状主体部分13を二重壁構造にする等、横
側板11の構造、形状及びその取付構造は、各種
の構成変更が可能である。
本考案による荷台側板は、荷台2の横側板11
のみならず後方アオリ板20に適用しても良く、
また、多輪型、4輪型あるいはクローラ式等の走
行装置を備えた各種の運搬車に適用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る運搬車用荷台側板の実施例
及び従来例を例示し、第1図は運搬車の全体側面
図、第2図は要部の一部切欠正面図、第3図は第
2図の−線断面図、第4図は第2図の−
線断面図、第5図は屈曲板の展開図、第6図イ,
ロは夫々従来例を示す要部断面図である。 10……支柱、10a……受部、13……板状
主体部分、14……屈曲板、14a……第1端
縁、14b……第2端縁、14c……当り面、1
5……パイプ状部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板状主体部分13の両横端の夫々にパイプ状部
    分15を備えた運搬車用荷台側板において、第1
    端縁14aが第2端縁14bよりも突出したほぼ
    コの字の横断面形状を備える屈曲板14の前記第
    2端縁14bを前記板状主体部分13の側面に突
    合せた状態で、前記第1端縁14aの内側面に前
    記板状主体部分13の端面を突合せて、前記第1
    端縁14aの先端が前記板状主体部分13を越え
    て延出する形状にするとともに、前記両端縁14
    a,14b夫々と前記板状主体部分13とを隅肉
    溶接して前記パイプ状部分15を形成し、前記第
    1端縁14a側の端面で支柱10に設けた受部1
    0aへの当り面14cを形成したことを特徴とす
    る運搬車用荷台側板。
JP2771282U 1982-02-26 1982-02-26 運搬車用荷台側板 Granted JPS58129278U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2771282U JPS58129278U (ja) 1982-02-26 1982-02-26 運搬車用荷台側板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2771282U JPS58129278U (ja) 1982-02-26 1982-02-26 運搬車用荷台側板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58129278U JPS58129278U (ja) 1983-09-01
JPS621799Y2 true JPS621799Y2 (ja) 1987-01-16

Family

ID=30039596

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2771282U Granted JPS58129278U (ja) 1982-02-26 1982-02-26 運搬車用荷台側板

Country Status (1)

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JP (1) JPS58129278U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS534920A (en) * 1976-06-30 1978-01-18 Shin Meiwa Ind Co Ltd Structure of dump door for dump car

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS534920A (en) * 1976-06-30 1978-01-18 Shin Meiwa Ind Co Ltd Structure of dump door for dump car

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JPS58129278U (ja) 1983-09-01

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