JPS62179685A - 多チヤンネル放射線検出器 - Google Patents
多チヤンネル放射線検出器Info
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- JPS62179685A JPS62179685A JP61021168A JP2116886A JPS62179685A JP S62179685 A JPS62179685 A JP S62179685A JP 61021168 A JP61021168 A JP 61021168A JP 2116886 A JP2116886 A JP 2116886A JP S62179685 A JPS62179685 A JP S62179685A
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- Japan
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- adhesive
- assembly
- photodiode
- scintillators
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- Pending
Links
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims abstract description 22
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims abstract description 22
- 239000012044 organic layer Substances 0.000 claims abstract description 15
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 4
- 239000010410 layer Substances 0.000 abstract 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract 1
- 230000002285 radioactive effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 4
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- 230000035939 shock Effects 0.000 description 3
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Landscapes
- Measurement Of Radiation (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明は、多チャンネル放射線検出器、例えばX線CT
装置等に用いられる検出器に関する。
装置等に用いられる検出器に関する。
[発明の技術的背景とその問題点]
従来、シンチレータとフォトダイオードとを接着固定し
てなる検出器は、−のシンチレータに対し−のフォトダ
イオードを接着しており、シンチレータの線膨張係数が
6〜8X10−8、フォトダイオードの線膨張係数が6
X10−8と両線膨張係数がほとんど等しいことから、
互いに接着固定してあっても温度変化によってストレス
が生じず、ヒートショックによって接着剤が破損すると
いう不都合を生ずることがなかった。
てなる検出器は、−のシンチレータに対し−のフォトダ
イオードを接着しており、シンチレータの線膨張係数が
6〜8X10−8、フォトダイオードの線膨張係数が6
X10−8と両線膨張係数がほとんど等しいことから、
互いに接着固定してあっても温度変化によってストレス
が生じず、ヒートショックによって接着剤が破損すると
いう不都合を生ずることがなかった。
ところが、近年検出器の多チャンネル化が図られるに伴
い、次のような問題が生じている。
い、次のような問題が生じている。
−即ち、多チャンネル検出器を形成するにはフォトダイ
オードアレイの上に複数のシンチレータを並べるのであ
るが、一般には、シンチレータと反射板とを交互に配列
接着してなる組立体を7オトダイオードアレイ上に接着
して形成する(第1図参照)。従って、シンチレータと
シンチレータとの間には接着剤や反則材が必要でおり、
その中には必ず有機層(接着剤、ペイント等)が含まれ
る。
オードアレイの上に複数のシンチレータを並べるのであ
るが、一般には、シンチレータと反射板とを交互に配列
接着してなる組立体を7オトダイオードアレイ上に接着
して形成する(第1図参照)。従って、シンチレータと
シンチレータとの間には接着剤や反則材が必要でおり、
その中には必ず有機層(接着剤、ペイント等)が含まれ
る。
ところが、この有機層の線膨張係数は、一般に100〜
200X10−8程度あるため、複数のシンチレータを
配列接着すると有機層の熱膨張によるストレスが、フォ
トダイオード及びフォトダイオードと組立体との接着剤
に生じ、このストレスが一定限段を越えると、ヒートサ
イクルによって前記フォトダイオードと組立体との接着
剤が破損し、組立体がフォトダイオードから剥離してし
まったり、フォトダイオードがダメージを受けて特性か
劣化してしまうという問題が生じている。
200X10−8程度あるため、複数のシンチレータを
配列接着すると有機層の熱膨張によるストレスが、フォ
トダイオード及びフォトダイオードと組立体との接着剤
に生じ、このストレスが一定限段を越えると、ヒートサ
イクルによって前記フォトダイオードと組立体との接着
剤が破損し、組立体がフォトダイオードから剥離してし
まったり、フォトダイオードがダメージを受けて特性か
劣化してしまうという問題が生じている。
[発明の目的]
本発明は、上記事情に鑑みて成されたものであり、有機
層の熱膨張によるストレスを一定限度以内におさえて、
フォトダイオードと組立体との接着剤に破損を生ずるこ
とのない多チャンネル検出器を提供することを目的とす
るものである。
層の熱膨張によるストレスを一定限度以内におさえて、
フォトダイオードと組立体との接着剤に破損を生ずるこ
とのない多チャンネル検出器を提供することを目的とす
るものである。
[発明の概要]
上記目的を達成するための本発明の概要は、放射線を入
射して光を発する複数の放射線−光変換部材を、光反射
板を介在させて接着して多チャンネル化した多ヂレンネ
ル放剣線検出器において、前記反射板及び接着剤などに
含まれる有機層の、チャンネル配列方向に沿った厚みの
総計を2M以下として構成したことを特徴とするもので
ある。
射して光を発する複数の放射線−光変換部材を、光反射
板を介在させて接着して多チャンネル化した多ヂレンネ
ル放剣線検出器において、前記反射板及び接着剤などに
含まれる有機層の、チャンネル配列方向に沿った厚みの
総計を2M以下として構成したことを特徴とするもので
ある。
[発明の実施例]
以下本発明の実施例について図面を参照しながら説明す
る。
る。
第1図は、多チャンネル検出器の組立図でおり、1は放
射線−光変換部材の一例でおるシンチレータ、2は反射
板、3はこれらシンチレータ1と反射板2とを配列接着
した組立体、4はフォトダイオードアレイである。
射線−光変換部材の一例でおるシンチレータ、2は反射
板、3はこれらシンチレータ1と反射板2とを配列接着
した組立体、4はフォトダイオードアレイである。
シンチレータ1は、放射線により光を発するようになっ
ている。
ている。
反射板2は、その表面に反射材等のペイントが塗布され
ており、シンチレータ1で発行した光を反射してもとに
戻すと共に、外からの光を遮断するようになっている。
ており、シンチレータ1で発行した光を反射してもとに
戻すと共に、外からの光を遮断するようになっている。
組立体3は、第2図に示すようにこのようなシンチレー
タ1と反則板2とを接着剤5を用いて配列方向Bに沿っ
て交互に配列接着してなり、この組立体3をフォトダイ
オードアレイ4上に接着剤6を用いて接着することによ
り多チャンネル検出器が形成される。第3図にその断面
図を示す。
タ1と反則板2とを接着剤5を用いて配列方向Bに沿っ
て交互に配列接着してなり、この組立体3をフォトダイ
オードアレイ4上に接着剤6を用いて接着することによ
り多チャンネル検出器が形成される。第3図にその断面
図を示す。
本発明は、以上のような多チャンネル検出器における組
立体を形成する接着剤5及びペイント等の有機層の厚み
の配列方向Bの総計を2M以下とする。
立体を形成する接着剤5及びペイント等の有機層の厚み
の配列方向Bの総計を2M以下とする。
今、接着剤5及びペイント等の有機層の厚みの総計を2
mm、有機層の線膨張係数を150X10−8/’C1
通常使用条件における温度変化が10’C〜50°C(
即ち40℃)であるとすると、本発明にあける組立体3
のようにその有機層がサンドイッチ状になっていると、
有機層の膨張の自由度が一方向(第3図X−X方向)に
制限されることから、有機層の厚み方向<X−X方向)
への実質的な線膨張係数は3倍となり、450 X 1
0−8/°Cとなる。従って、組立体のX−X方向につ
いての寸法変化λは、有機層の分だけで、 λ=40(’C) X2(#) X 450X10−6
(/’C)= 0.036 <mm) 即ら、36μmとなる。この36μmの寸法変化は第3
図に承りようにλ/2=18μmずつ両側に分けられ、
したがって組立体3とフォトダイオードアレイ4との接
着剤6の厚みを50μmとすると、接着剤6の両側端に
おける変形後の寸法Xは第4図からも明らかなように x= + =53(μm)であり、この
程度の変化であれば接着剤6はヒートショックに耐える
ことができて組立体3がフォトダイオードアレイ4から
剥離することがなく、またフォトダイオード4の特性も
劣化しないことが実験的に確認された。
mm、有機層の線膨張係数を150X10−8/’C1
通常使用条件における温度変化が10’C〜50°C(
即ち40℃)であるとすると、本発明にあける組立体3
のようにその有機層がサンドイッチ状になっていると、
有機層の膨張の自由度が一方向(第3図X−X方向)に
制限されることから、有機層の厚み方向<X−X方向)
への実質的な線膨張係数は3倍となり、450 X 1
0−8/°Cとなる。従って、組立体のX−X方向につ
いての寸法変化λは、有機層の分だけで、 λ=40(’C) X2(#) X 450X10−6
(/’C)= 0.036 <mm) 即ら、36μmとなる。この36μmの寸法変化は第3
図に承りようにλ/2=18μmずつ両側に分けられ、
したがって組立体3とフォトダイオードアレイ4との接
着剤6の厚みを50μmとすると、接着剤6の両側端に
おける変形後の寸法Xは第4図からも明らかなように x= + =53(μm)であり、この
程度の変化であれば接着剤6はヒートショックに耐える
ことができて組立体3がフォトダイオードアレイ4から
剥離することがなく、またフォトダイオード4の特性も
劣化しないことが実験的に確認された。
以上本発明の一実施例について説明したが、本発明は上
記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範
囲内で適宜に変形実施可能であるのはいうまでもない。
記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範
囲内で適宜に変形実施可能であるのはいうまでもない。
[発明の効果]
以上詳述したように本発明によれば、組立体にお(プる
有機層の厚みの総計を2mm以下としたので、ヒートシ
ョックによって組立体が剥離したり、特性が劣化するこ
とがない。
有機層の厚みの総計を2mm以下としたので、ヒートシ
ョックによって組立体が剥離したり、特性が劣化するこ
とがない。
第1図は多チャンネル検出器の組立図、第2図は第1図
A−A断面図、第3図は同上検出器の断面図、第4図は
第3図の部分拡大説明図である。 1・・・放射線−光変換部材、2・・・反射板、3・・
・組立体、 4・・・フォトダイオードアレイ、5.6
・・・接着剤。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑同 大
胡 曲 夫2ρ弁丁fI+
/ ミニデレーク第2図
A−A断面図、第3図は同上検出器の断面図、第4図は
第3図の部分拡大説明図である。 1・・・放射線−光変換部材、2・・・反射板、3・・
・組立体、 4・・・フォトダイオードアレイ、5.6
・・・接着剤。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑同 大
胡 曲 夫2ρ弁丁fI+
/ ミニデレーク第2図
Claims (1)
- 放射線を入射して光を発する複数の放射線−光変換部材
を、光反射板を介在させて接着して多チャンネル化した
多チャンネル放射線検出器において、前記反射板及び接
着剤等に含まれる有機層の、チャンネル配列方向に沿っ
た厚みの総計を2mm以下として構成したことを特徴と
する多チャンネル放射線検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61021168A JPS62179685A (ja) | 1986-02-04 | 1986-02-04 | 多チヤンネル放射線検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61021168A JPS62179685A (ja) | 1986-02-04 | 1986-02-04 | 多チヤンネル放射線検出器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62179685A true JPS62179685A (ja) | 1987-08-06 |
Family
ID=12047387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61021168A Pending JPS62179685A (ja) | 1986-02-04 | 1986-02-04 | 多チヤンネル放射線検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62179685A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001188085A (ja) * | 1999-10-07 | 2001-07-10 | General Electric Co <Ge> | X線検出器装置 |
-
1986
- 1986-02-04 JP JP61021168A patent/JPS62179685A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001188085A (ja) * | 1999-10-07 | 2001-07-10 | General Electric Co <Ge> | X線検出器装置 |
JP4669114B2 (ja) * | 1999-10-07 | 2011-04-13 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 光カプラ複合物、光カプラ複合物を備えるx線検出器装置及び、x線検出器アセンブリを製造する方法 |
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