JPS62179377A - 煙草有害物質除去方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ）産業上の利用分野 本発明は煙草有害物質除去方法に関するものである。

口）従来の技術 従来フィルターに活性炭や繊ｍ質を用い煙草のタールそ
の他の成分を吸着除去させうことが行われている。又煙
を水中を通過させることにより水溶性物質を除去するこ
とが行われている。

ハ）解決すべき問題点 これらは何れも煙巾の有害物質の除去には成る程度有効
であるが、他の積極的な効能を期待することは出来ない
ため、有害物質の体内吸引を多少減する程の効果しか得
られない。

二）問題点を解決するための手段 そこで本発明に於ては、繊維質によって煙中のタール等
を吸着させ、有害物質を除去させると共に煙草の燃焼熱
による含有物質の熱分解により生成する物質が、夫々の
有する薬効を発揮し１両者相俟って喫煙者のＩ！康保持
に効あらしめんとするもので刻んだ枇把葉をたばこの煙
道内に設置することを特徴とする。

ホ）実施例 第１図はパイプを使用するもので、１はパイプで、煙草
２の差込口３と吸入口４を夫々に設けた螺子溝５．６に
より螺入、１！！脱自在としである。

７．８は夫々差込口３と吸入口４に設けた煙道である。

９は吸入口４前端に設けた孔部で、刻んだ枇把葉１０．
１０．．を収容したケース１１を挿通できる如く形成し
である。ケース１１の前後端には煙道７．８に対応した
通孔１２を穿設しである。孔部９は吸入口４側のみに限
らず差込口３側にも亘って形成されることもある。何れ
も孔部９内に収納されたケース１１は吸入口４、差込口
３間に挟持されている。又枇杷％１Ｏ１１０８，は必ず
しもケース１１に充ｊ会ｉされなくてもよく、そのまま
孔ｉ％９に充填してもよい、刻んだ枇杷ｍｌ独の使用に
ついて述べたが、他の物質例えばマツ葉を刻んだものと
合せ適宜割合、−例を挙げれば５０　：　５０のような
混合物を用いてもよい、又、刻んだ枇杷菓を煙草のフィ
ルターに装填な１！１シ混入させてもよい、更に刻んだ
枇２葉を煙草中に混入させてもよい、枇杷葉の刻みは煙
草の葉程度がよいが、それに限定されるものではない、
該枇杷葉は生葉を採取し乾燥したものを用い落葉は用い
ない。

煙草の吸引により、その煙が煙道を通る際に刻んだ枇杷
葉間を通過し、タールその他の有害成分が耐着し除去さ
れる。同時に煙の温度により枇杷菓に含有される７ミグ
ダリンが熱分解し極微量の青酸、ベンズアルデヒド、ブ
ドウ糖を生じる。この極微量の青酸はせき止めに有効で
あり最近はガン治療に使われた例がある。又ベンズアル
デヒドは香料に使用され、せき止めにも使用されている
物質である。

この結果、枇）［！葉と接触した煙は大部分の有害物質
を除去され、人体に入る煙は大幅に清節化され更に人体
に対する好影響を与える物質を含むことになる。

以下１本方法により清浄化されたベンゾａピレンの測定
結果を示せば次の通りである。

更に最近、がんを体細胞突然変異の一種とみる考え方が
あり、がん物質の約８５〜９０％が突然変異を指標とす
る短期検出法によって検出されている事実があり、タバ
コタール中のトリプトファン焦成物より抽出される、Ｔ
ｒｐ−Ｐ−１、Ｔｒｐ−Ｐ−２が発がん物質とされてい
る。これはタバコ煙中のハルマン、ノルハルマン就中ノ
ルハルマンがワルオレニールアセトアミド、ベンゾピレ
ン、ＤＡＢ、　イエロウＯＢ等の共存下Ｔ　ｒ　ｐ−Ｐ
−１，Ｔｒｐ−Ｐ−２と結合するとノルハルマンがＤＮ
Ａ内に入り込み変異作用を起すとみちれている。そこで
本方法について変異原性試験を行なった。

試験方法 ｌ　　、　材　ネ１ 実施例に示すパイプを通過させたタバコの煙中のメタノ
ール可容物の青線吸着物ｌ検体。

杵通パイプを通過させたタバコの煙「しのメタノール可
容物の青線吸着物２検体。

２、検体の調整 ／／綿を水洗し、ｌ試料につき２５ｍ１のアンモニア性
メタノールで２回抽出し、抽出液を減圧下蒸発乾固させ
た。

３、変異原性試験 労働省労働基準局安全衛生部「微生物を用いる変異原性
試験ガイドライン」に従って行った。被検菌はサルモネ
ラＩ！ｉＳａ１ｍｏｎｅｌｌａ　　ｔ　−ｙｐｈｉｍｕ
ｒｉｕｍ　　ＴＡ９Ｂ株を用い活性化酵素系としてＰＣ
Ｂ処置ラットの肝９．０００ｇ上情画分（Ｓ　−９）を
プレート（ベトリ皿）１枚当’Ｊ　２５　＃ＬｆＬ用い
、ブレインキュベーション法にて行った。検体は、ジメ
チルスルフオキシドに溶解し、プレート１枚当りタバコ
のｌ／２５木１１５０本、１７１００本分相当量を試験
に用いた。

又陽性コントロールとしてベンゾピレン５ルｇ／プレー
ト用いて試験を行った。

なお、試験はすべて３枚ずつのプレートを用いて行った
。

表−１ Ｓａｍｐｌｅ　　　　　　　ｈｉｓ　　−＋　　　　　
ａｔ、　　　　−ｂｇ（４２）Ｓ−９２５終交／プレー
ト Ｌ＝１／１００木分　　Ｍ＝　１１５０本分Ｍ＝ｌ／２
５本分のたばこの抽出物／プレート結果 表−１に示すように検体ｌ、２に比べ検体３は復帰コロ
ニー数が半数に減少している。タバコ１本当りの復帰コ
ロニー数を単純に計算するとパイプに何も充填しないも
の（検体１．２）では平均コロニー数２１２／プレート
Ｘ２５＝５３００コロニー／本となるが、サンプルの１
００ｍｇ充填（３）で平均コロニー数１１１Ｘ２５＝２
６５０コロニー／本（５０％）となる。

以上の結果よりパイプにサンプルを充填したときタバコ
の煙中のメタノール町容物の変異原性は低下する０以上
の結果より発がん性物質と見られる物質の含量が低下し
たものであることが判明した。

ト）発明の効果 上記の如き本発明によれば、刻んだ枇杷葉を煙草の煙道
内に設ｎするので、喫煙時煙草の吸引により枇杷葉間を
通過してタールその他の発がん物質等を低下させ、同時
に煙の温度により発する枇杷葉の含有する有効成分によ
り、人体に対する好影響を与える等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

図は本発明一実施例縦断側面図である。 ！、パイプ　　２．煙草　　３．差込口４、吸入口　　
５，６．螺子溝 ７．８．煙道　　　１０．枇杷葉 １１、ケース　　　１２．通孔

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 刻んだ枇把葉をたばこの煙道内に設置することを特徴と
   する煙草有害物質除去方法。