JPH0662824A - タバコ煙からのフリ−ラジカルの除去法 - Google Patents
タバコ煙からのフリ−ラジカルの除去法Info
- Publication number
- JPH0662824A JPH0662824A JP23512192A JP23512192A JPH0662824A JP H0662824 A JPH0662824 A JP H0662824A JP 23512192 A JP23512192 A JP 23512192A JP 23512192 A JP23512192 A JP 23512192A JP H0662824 A JPH0662824 A JP H0662824A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- free radicals
- smoke
- tobacco
- concentration
- mainstream
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Manufacture Of Tobacco Products (AREA)
- Cigarettes, Filters, And Manufacturing Of Filters (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 タバコ主流煙のフリ−ラジカルをトラツプ又
は無毒化すべき方法に関する。 【構成】 天然又は合成抗酸化物質を、あるいはこれら
を０．０００１〜１００ｍｇ等濃度で混合したものをタ
バコのフイルタ中に組み込み、タバコ主流煙のフリ−ラ
ジカルをトラツプ又は無毒化し、又はフイルタ繊維に上
記抗酸化物質とアスコルビン酸を等モル濃度で混合し、
タバコ主流煙中のフリ−ラジカルをトラツプ又は無毒化
し、更にまた上記抗酸化物質を喫煙パイプ等に組み込
み、タバコ主流煙中のフリ−ラジカルをトラツプ又は無
毒化する。
は無毒化すべき方法に関する。 【構成】 天然又は合成抗酸化物質を、あるいはこれら
を０．０００１〜１００ｍｇ等濃度で混合したものをタ
バコのフイルタ中に組み込み、タバコ主流煙のフリ−ラ
ジカルをトラツプ又は無毒化し、又はフイルタ繊維に上
記抗酸化物質とアスコルビン酸を等モル濃度で混合し、
タバコ主流煙中のフリ−ラジカルをトラツプ又は無毒化
し、更にまた上記抗酸化物質を喫煙パイプ等に組み込
み、タバコ主流煙中のフリ−ラジカルをトラツプ又は無
毒化する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はタバコ主流煙のフリ−
ラジカルをトラツプ又は無毒化すべき方法に関する。
ラジカルをトラツプ又は無毒化すべき方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】タバコの主流煙は粒子相とガス相から構
成されており、従来用いられている活性炭は粒子相の除
去を目的としており、その中に含まれているフリ−ラジ
カルは除去できない。また粒子相は還元的性質を有して
おり、これを除去すると煙自体が非常に酸化力の強い性
質を帯び、逆に呼吸器疾患を誘発するかもしれないとの
危険性が指摘されている（Nowak, et al.,Exp.Pathol.,
38,249-255,1990)。
成されており、従来用いられている活性炭は粒子相の除
去を目的としており、その中に含まれているフリ−ラジ
カルは除去できない。また粒子相は還元的性質を有して
おり、これを除去すると煙自体が非常に酸化力の強い性
質を帯び、逆に呼吸器疾患を誘発するかもしれないとの
危険性が指摘されている（Nowak, et al.,Exp.Pathol.,
38,249-255,1990)。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ここにおいてこの発明
は、呼吸器疾患を誘発する危険性なしにタバコの主流煙
に含まれるフリ−ラジカルを除去する方法を提供しよう
とするものである。
は、呼吸器疾患を誘発する危険性なしにタバコの主流煙
に含まれるフリ−ラジカルを除去する方法を提供しよう
とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項１の記載
においては、天然又は合成酸化物質を、あるいはこれら
を０．０００１〜１００ｍｇ等濃度で混合したものを、
タバコのフイルタ中に組み込み、タバコ主流煙のフリ−
ラジカルをトラツプ又は無毒化する方法を提案する。請
求項２の発明においては、フイルタ繊維に上記抗酸化物
質とアスコルビン酸を等モル濃度で混合し、タバコ主流
煙中のフリ−ラジカルをトラツプ又は無毒化する方法を
提案する。請求項３の発明においては、上記抗酸化物質
を喫煙パイプ等に組み込み、タバコ主流煙中のフリ−ラ
ジカルをトラツプ又は無毒化することを提案する。
においては、天然又は合成酸化物質を、あるいはこれら
を０．０００１〜１００ｍｇ等濃度で混合したものを、
タバコのフイルタ中に組み込み、タバコ主流煙のフリ−
ラジカルをトラツプ又は無毒化する方法を提案する。請
求項２の発明においては、フイルタ繊維に上記抗酸化物
質とアスコルビン酸を等モル濃度で混合し、タバコ主流
煙中のフリ−ラジカルをトラツプ又は無毒化する方法を
提案する。請求項３の発明においては、上記抗酸化物質
を喫煙パイプ等に組み込み、タバコ主流煙中のフリ−ラ
ジカルをトラツプ又は無毒化することを提案する。
【０００５】
【作用】上記いずれかの方法によつてタバクの主流煙に
含まれるフリ−ラジカルをトラツプ又は無毒化する。
含まれるフリ−ラジカルをトラツプ又は無毒化する。
【０００６】
【実施例】喫煙と呼吸器疾患との関連性が提唱されて既
に久しいが、日本人の喫煙率は欧米のそれに比して依然
高いレベルにある（厚生省編：喫煙と健康；喫煙と健康
問題に関する報告書、東京、保健同人社、1988）。喫煙
による呼吸器系疾患は、タバコ煙中に含まれている又は
生体内で生じる（Nakayama et al.,Free Rad.Bio Med.,
7,9-15,1989, Cosgrove et al.,Biochem. Biophys. Re
s. Commun,132,390-396,1985, Nakayama et al.,Gann.7
5,95-98, 1984) 活性酸素による生体組織の酸化障害と
関連付けられ始めている(Halliwell, et al.,Oxford,Ox
ford University Press,1989, Pryor, et al., Aca.Sc
i.,393,1-30,1982, Taylor et al.,Bethesda, American
Physiological Society, 1986)。したがつて、タバコ
主流煙中から何等かの方法を用いてフリ−ラジカルをト
ラツプ又は無毒化することにより、喫煙による弊害の主
要因を除去することが可能になると考えられる。
に久しいが、日本人の喫煙率は欧米のそれに比して依然
高いレベルにある（厚生省編：喫煙と健康；喫煙と健康
問題に関する報告書、東京、保健同人社、1988）。喫煙
による呼吸器系疾患は、タバコ煙中に含まれている又は
生体内で生じる（Nakayama et al.,Free Rad.Bio Med.,
7,9-15,1989, Cosgrove et al.,Biochem. Biophys. Re
s. Commun,132,390-396,1985, Nakayama et al.,Gann.7
5,95-98, 1984) 活性酸素による生体組織の酸化障害と
関連付けられ始めている(Halliwell, et al.,Oxford,Ox
ford University Press,1989, Pryor, et al., Aca.Sc
i.,393,1-30,1982, Taylor et al.,Bethesda, American
Physiological Society, 1986)。したがつて、タバコ
主流煙中から何等かの方法を用いてフリ−ラジカルをト
ラツプ又は無毒化することにより、喫煙による弊害の主
要因を除去することが可能になると考えられる。
【０００７】例１ 大豆発酵物由来抗酸化物質（NT-100C）（協同乳業株式
会社製）０−２ｍｇを市販のタバコ（シヨ−トホ−プ、
日本タバコ産業株式会社製）のフイルタに染み込ませ、
室温下で乾燥させた。５，５−dimethylpyrroline-N-ox
ide(DMPO)の水溶液にタバコの主流煙を４分間通じて、
フリ−ラジカルをDMPO溶液にトラツプした。タバコ主流
煙水溶液中では活性酸素及び過酸化水素の発生が認めら
れている(Nakayama, et al.,Gann,75,95-98,1984)こと
から、DMPO水溶液の活性酸素量をNBT還元法で測定し
た。NBT還元法は和光純薬製SODテストワコ−により行な
つた。活性酸素量はSODによる検量線から算出した。
会社製）０−２ｍｇを市販のタバコ（シヨ−トホ−プ、
日本タバコ産業株式会社製）のフイルタに染み込ませ、
室温下で乾燥させた。５，５−dimethylpyrroline-N-ox
ide(DMPO)の水溶液にタバコの主流煙を４分間通じて、
フリ−ラジカルをDMPO溶液にトラツプした。タバコ主流
煙水溶液中では活性酸素及び過酸化水素の発生が認めら
れている(Nakayama, et al.,Gann,75,95-98,1984)こと
から、DMPO水溶液の活性酸素量をNBT還元法で測定し
た。NBT還元法は和光純薬製SODテストワコ−により行な
つた。活性酸素量はSODによる検量線から算出した。
【表１】
【表１】に示したように、NT-100Cは濃度に依存してタ
バコ主流煙中の活性酸素を除去でき、２ｍｇ／本の濃度
では、約４１％の活性酸素除去した。
バコ主流煙中の活性酸素を除去でき、２ｍｇ／本の濃度
では、約４１％の活性酸素除去した。
【０００８】例２ ０〜２ｍｇのNT-100cを吸着させたセルロ−ス繊維をガ
ラス管に詰め、例１に用いたものと同じタバコ（フイル
タはつけたまま）の主流煙をDMPO水溶液に４分間通じ
た。以降例１に準じて活性酸素量を測定した。
ラス管に詰め、例１に用いたものと同じタバコ（フイル
タはつけたまま）の主流煙をDMPO水溶液に４分間通じ
た。以降例１に準じて活性酸素量を測定した。
【表２】 吸煙パイプにNT-100Cを組み込んだ状態では、例１と同
様にタバコ主流煙中の活性酸素を除去でき、２ｍｇ／
本、フイルタ濃度では約６３％の活性酸素を除去した。
様にタバコ主流煙中の活性酸素を除去でき、２ｍｇ／
本、フイルタ濃度では約６３％の活性酸素を除去した。
【０００９】例２の条件にアスコルビン酸を併用し、NT
-100Cの抗酸化能の持続力に付いても検討し、それらの
結果は表３に示した。 例３ 例１及び２の条件にアスコルビン酸を併用し、タバコ主
流煙中活性酸素の除去能を検討した。それらの結果は
-100Cの抗酸化能の持続力に付いても検討し、それらの
結果は表３に示した。 例３ 例１及び２の条件にアスコルビン酸を併用し、タバコ主
流煙中活性酸素の除去能を検討した。それらの結果は
【表３】 及び
【表４】 に示した。
【表３】
【表４】
【００１０】例４ ２．６．ジ-tera-ブチル-p-クレゾ-ル(BHT、東京化成社
製)を０〜１０ｍｇ／２５０μｌに浸み込ませ、室温下
で完全に乾燥させた。DMPO水溶液にタバコの主流煙を４
分間通じて、フリ−ラジカルをトラツプした。以降例１
に準じて活性酸素量を測定した。
製)を０〜１０ｍｇ／２５０μｌに浸み込ませ、室温下
で完全に乾燥させた。DMPO水溶液にタバコの主流煙を４
分間通じて、フリ−ラジカルをトラツプした。以降例１
に準じて活性酸素量を測定した。
【表５】 タバコ主流煙中の活性酸素はBHTの濃度に依存して除去
された、１０ｍｇ／本、フイルタでは約６７％の活性酸
素が除去された。
された、１０ｍｇ／本、フイルタでは約６７％の活性酸
素が除去された。
【００１１】例５ NT-100CとBHTを等濃度で混合し、シヨ−トホ−プのフイ
ルタに浸み込ませ、０〜１０ｍｇ／本、フイルタとし
た。以降例１に準じて操作し、活性酸素量を測定した。
ルタに浸み込ませ、０〜１０ｍｇ／本、フイルタとし
た。以降例１に準じて操作し、活性酸素量を測定した。
【表６】 天然抗酸化物（NT-100C)と合成抗酸化物(BHT)を等濃度
で用いた場合、活性酸素の除去率は非常に高く、１．２
５ｍｇ／本、フイルタで約８１％の活性酸素を除去し
た。
で用いた場合、活性酸素の除去率は非常に高く、１．２
５ｍｇ／本、フイルタで約８１％の活性酸素を除去し
た。
【００１２】
【発明の効果】以上例１から５に示したように、タバコ
のフイルタ又は喫煙パイプ等に天然及び合成抗酸化物１
〜２０ｍｇを組み込むことによつて、タバコの味を変化
させることなく、タバコ主流煙中のフリ−ラジカルを除
去することができることを示した。タバコ主流煙中のタ
−ルを活性炭やフイルタによつて充分に除去している現
在、フリ−ラジカルによる人体への悪影響が次第に重要
視され始めてきている。したがつて、タバコのフイルタ
又は喫煙パイプ等によつて、このフリ−ラジカルを除去
することは非常に重要であり、喫煙者の健康への寄与は
大であると考えられる。この発明に用いた天然抗酸化物
としてのNT-100Cや合成抗酸化物としてのアスコルビン
酸や2.6,ジ-tert-ブチル-p-クレゾ−ル等は本発明を説
明するためだけのものであり、既に知られているフエノ
−ル系抗酸化物、テルペン等の配糖体、ビタミンＥ、コ
ウジ酸、グルタチオン等の天然抗酸化物質やBHT,BHA等
の合成抗酸化物質等を用いることもできる。
のフイルタ又は喫煙パイプ等に天然及び合成抗酸化物１
〜２０ｍｇを組み込むことによつて、タバコの味を変化
させることなく、タバコ主流煙中のフリ−ラジカルを除
去することができることを示した。タバコ主流煙中のタ
−ルを活性炭やフイルタによつて充分に除去している現
在、フリ−ラジカルによる人体への悪影響が次第に重要
視され始めてきている。したがつて、タバコのフイルタ
又は喫煙パイプ等によつて、このフリ−ラジカルを除去
することは非常に重要であり、喫煙者の健康への寄与は
大であると考えられる。この発明に用いた天然抗酸化物
としてのNT-100Cや合成抗酸化物としてのアスコルビン
酸や2.6,ジ-tert-ブチル-p-クレゾ−ル等は本発明を説
明するためだけのものであり、既に知られているフエノ
−ル系抗酸化物、テルペン等の配糖体、ビタミンＥ、コ
ウジ酸、グルタチオン等の天然抗酸化物質やBHT,BHA等
の合成抗酸化物質等を用いることもできる。
Claims (3)
- 【請求項１】 天然又は合成抗酸化物質を、あるいはこ
れらを０．０００１〜１００ｍｇ等濃度で混合したもの
を、あるいはこれらを０．１〜１０ｍｇ等濃度で混合し
たものを、タバコのフイルタ中に組み込み、タバコ主流
煙のフリ−ラジカルをトラツプ又は無毒化することを特
徴とするタバコ煙からのフリ−ラジカルの除去法。 - 【請求項２】 フイルタ繊維に上記抗酸化物質とアスコ
ルビン酸を等モル濃度で混合し、タバコ主流煙中のフリ
−ラジカルをトラツプ又は無毒化することを特徴とする
請求項１記載のタバコ煙からのフリ−ラジカルの除去
法。 - 【請求項３】 上記抗酸化物質を喫煙パイプ等に組み込
み、タバコ主流煙中のフリ−ラジカルをトラツプ又は無
毒化することを特徴とするタバコ煙からのフリ−ラジカ
ルの除去法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23512192A JPH0662824A (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | タバコ煙からのフリ−ラジカルの除去法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23512192A JPH0662824A (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | タバコ煙からのフリ−ラジカルの除去法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0662824A true JPH0662824A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=16981368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23512192A Pending JPH0662824A (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | タバコ煙からのフリ−ラジカルの除去法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0662824A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995028098A1 (de) * | 1994-04-19 | 1995-10-26 | H.F. & Ph.F. Reemtsma Gmbh & Co. | Tabakerzeugnisse oder tabakerzeugnissen ähnliche waren mit antioxidativ wirkenden naturstoffen und verfahren zur herstellung derselben |
| WO1996010929A1 (en) * | 1994-10-07 | 1996-04-18 | G.L.A.D. S.A. | Cigarette filters and the like |
| GR970100233A (el) * | 1997-06-09 | 1999-02-26 | Χρηση οργανικων αντιοξειδωτικων ουσιων για προστασια πνευμονων, δερματος και οφθαλμων απο ελευθερες ριζες | |
| FR2772561A1 (fr) * | 1997-12-24 | 1999-06-25 | Aromes Et Parfums Franc | Utilisation de composes polyphenoliques ou de leurs derives comme capteurs de radicaux libres dans les filtres de cigarette |
| WO2001028370A1 (fr) * | 1999-10-20 | 2001-04-26 | Daicel Chemical Industries, Ltd. | Ingredient pour cigarette et procede de fabrication |
| JP2002119270A (ja) * | 2000-10-16 | 2002-04-23 | Beijing Pht Nutriment Science Technology Development Co Ltd | たばこフィルター、たばこ及びその製法 |
| JP2002238536A (ja) * | 2001-02-13 | 2002-08-27 | Marine Bio Kk | 活性酸素成分含有タバコ煙の抑止方法、およびタバコ |
| WO2004091326A1 (ja) | 2003-04-10 | 2004-10-28 | Japan Tobacco Inc. | たばこ用フィルター |
| KR100903951B1 (ko) * | 2007-07-19 | 2009-06-25 | 주식회사 케이티앤지 | 주류연 중 자유 라디칼 제거용 아스코르빈산 유도체 함유궐련 필터 |
| CN106072761A (zh) * | 2016-08-05 | 2016-11-09 | 福建中烟工业有限责任公司 | 一种降低卷烟主流烟气中烟草特有n‑亚硝胺含量的方法 |
-
1992
- 1992-08-12 JP JP23512192A patent/JPH0662824A/ja active Pending
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995028098A1 (de) * | 1994-04-19 | 1995-10-26 | H.F. & Ph.F. Reemtsma Gmbh & Co. | Tabakerzeugnisse oder tabakerzeugnissen ähnliche waren mit antioxidativ wirkenden naturstoffen und verfahren zur herstellung derselben |
| WO1996010929A1 (en) * | 1994-10-07 | 1996-04-18 | G.L.A.D. S.A. | Cigarette filters and the like |
| GR970100233A (el) * | 1997-06-09 | 1999-02-26 | Χρηση οργανικων αντιοξειδωτικων ουσιων για προστασια πνευμονων, δερματος και οφθαλμων απο ελευθερες ριζες | |
| FR2772561A1 (fr) * | 1997-12-24 | 1999-06-25 | Aromes Et Parfums Franc | Utilisation de composes polyphenoliques ou de leurs derives comme capteurs de radicaux libres dans les filtres de cigarette |
| WO1999033365A1 (fr) * | 1997-12-24 | 1999-07-08 | Biosynthec | Utilisation de composes polyphenoliques ou de leurs derives comme capteurs de radicaux libres dans les filtres de cigarette |
| US8567412B2 (en) | 1997-12-24 | 2013-10-29 | Biosyntec | Use of polyphenol compounds or derivatives thereof as free-radical scavengers in cigarette filters |
| JP4963338B2 (ja) * | 1999-10-20 | 2012-06-27 | 株式会社ダイセル | たばこ煙用エレメント及びその製造方法 |
| WO2001028370A1 (fr) * | 1999-10-20 | 2001-04-26 | Daicel Chemical Industries, Ltd. | Ingredient pour cigarette et procede de fabrication |
| US7302954B1 (en) | 1999-10-20 | 2007-12-04 | Daicel Chemical Industries, Ltd. | Cigarette filter comprising grape proanthocyanidin |
| JP2002119270A (ja) * | 2000-10-16 | 2002-04-23 | Beijing Pht Nutriment Science Technology Development Co Ltd | たばこフィルター、たばこ及びその製法 |
| US6832612B2 (en) * | 2000-10-16 | 2004-12-21 | Horphag Research (Uk) Limited | Cigarette filter with scavenging effect on free radicals in cigarette smoke and its preparation method |
| JP2002238536A (ja) * | 2001-02-13 | 2002-08-27 | Marine Bio Kk | 活性酸素成分含有タバコ煙の抑止方法、およびタバコ |
| WO2004091326A1 (ja) | 2003-04-10 | 2004-10-28 | Japan Tobacco Inc. | たばこ用フィルター |
| US7661432B2 (en) | 2003-04-10 | 2010-02-16 | Japan Tobacco Inc. | Cigarette filter containing activated carbon impregnated with sesamol |
| KR100903951B1 (ko) * | 2007-07-19 | 2009-06-25 | 주식회사 케이티앤지 | 주류연 중 자유 라디칼 제거용 아스코르빈산 유도체 함유궐련 필터 |
| CN106072761A (zh) * | 2016-08-05 | 2016-11-09 | 福建中烟工业有限责任公司 | 一种降低卷烟主流烟气中烟草特有n‑亚硝胺含量的方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| RU2123271C1 (ru) | Способ изготовления фильтра для табачного дыма, фильтр, сигарета, способ фильтрования табачного дыма | |
| US6615843B2 (en) | Tobacco smoke filter and relative composition made of antioxidant and mineral substances | |
| Muller et al. | Evidence for peroxynitrite as an oxidative stress-inducing compound of aqueous cigarette smoke fractions. | |
| EP1434503B1 (en) | Activated charcoal filter for reducing p-benzosemiquinone from the mainstream cigarette smoke | |
| JPH0662824A (ja) | タバコ煙からのフリ−ラジカルの除去法 | |
| Shen et al. | Effect of hypoxia on carbon tetrachloride hepatotoxicity | |
| Pryor et al. | The mechanisms of the inactivation of human alpha-1-proteinase inhibitor by gas-phase cigarette smoke | |
| JP4763126B2 (ja) | タバコフィルター及びその製造方法 | |
| US20040045566A1 (en) | Tobacco smoke filter and relative composition made of antioxidant and mineral substances | |
| Pincemail et al. | Pentane measurement in man as an index of lipoperoxidation | |
| JPH0775535B2 (ja) | 煙草の燃焼ガス用フイルタ− | |
| Moon | Cause of CO poisoning, relation to halogenated agents still not clear | |
| US5000198A (en) | Agent for removing noxious tobacco components | |
| Zappacosta et al. | Effect of aqueous cigarette smoke extract on the chemiluminescence kinetics of polymorphonuclear leukocytes and on their glycolytic and phagocytic activity | |
| Liu et al. | ESR study on scavenging effect of nicotine on free radicals | |
| Wiester et al. | Adaptation to ozone in rats and its association with ascorbic acid in the lung | |
| Florek et al. | Relationship between the level and time of exposure to tobacco smoke and urine nicotine and cotinine concentration | |
| Rickert et al. | Estimating the hazards of “less hazardous” cigarettes. III. A study of the effect of various smoking conditions on yields of hydrogen cyanide and cigarette tar | |
| JPS63248380A (ja) | 煙草煙用ラジカル捕捉剤 | |
| Hugod | Effect of exposure to 0.5 ppm hydrogen cyanide singly or combined with 200 ppm carbon monoxide and/or 5 ppm nitric oxide on coronary arteries, aorta, pulmonary artery, and lungs in the rabbit | |
| CN102172298A (zh) | 一种卷烟减害降焦方法 | |
| JP7514898B2 (ja) | 上気道投与用組成物とその投与方法 | |
| JP2015107477A (ja) | 臭気物質の分解及び／又は除去のための溶液、方法及びシステム | |
| JPH09238667A (ja) | タバコ含有有害物質除去剤 | |
| JPS63137716A (ja) | 酸素ラジカル除去フイルタ− |