JPS62178444A - ステアリング連動メ−タ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、自動ｉｔの運転席正面のインストルメント
・パネルに配設されるメータ装置（いわゆるコンビネー
シヨン・メーター）に関し、特に、ＣＲＴや液晶パネル
、ＥＬパネルなどの表示器を用いた電子表示式メーター
によるステアリング）■動メーターに関゛する。

（従来の技術） 自動車のメーター装置では、運転賃にとって児Ａ５すい
ということが極めて’ＭＯなことであり、そのためにレ
イアウトや表示技術などの而で様々な工夫がなされてい
る。この種の技術課題の′１つに、運転席とステアリン
グ・ハンドルとメーター装置との相対的な位置関係があ
り、人間工学的に多くの検討が加えられている。

運転者がメーター装置３見たとき、視覚上の最大の障害
物になるのはステアリング・ハンドルである。一般には
、ハンドルの円形内の上方部分を通してメーター表示を
見る配置関係になっている。

運転席に座って運転姿勢を取ったときの目の位置は人に
よって異なる。目の位置が不変Ｃあれば児やすいメータ
ー表示の位置は容易に定まるが、実際には、ある人にと
って見やすくても、他の人にとってはメーター表示の一
部がステアリング・ハンドルに隠れて見にくくなること
がある。

特に、チルト機ｔｉ４やプレスコピツク機構などによっ
てステアリング・ハンドルの位置を運転者に合わせで変
化させた場合、ハンドルによってメーター表示が見にく
くなる事態が生じやづい。

そのため、例えば実開Ｖｄ６Ｏ−６６５７９号に開示さ
れているように、ステアリング・ハンドルの位置を変化
させると、それに機械的に連動させてメーター装置の表
示ユニットを全体的に揺動させ、表示面の位置を変える
ようにしたものがある。

（発明が解決しようとする問題点） ステアリング・ハンドルの位置調整機構に機械的に連動
させて表示ユニットを揺動させる構成では、部品点数が
非常に増加し、構造も複雑になるし、組立ても面倒にな
る。また、ハンドルの位置変化に対し表示ユニットの位
１ａを適切に変化させる連動機構を実現するのはなかな
か困難である。

さらに、この種のｆｉｌ域的な連動機構は振動音を発止
しやすいとともに、ｌｌｌり陣の原因に４１つやすい。

この発明は上述した従来の問題点に鑑みなされたものぐ
あり、その目的は、機械的なｌｉｔ置調整様構によらず
、ステアリング・ハンドルの位置を変化させたときにメ
ーター表示が変化して兄やずい状態を維持できるように
したステアリング）仝初メーターを提供でることにある
。

（問題点を解決するための手段） そこでこの発明では、まず、ステアリング・ハンドルの
前方のインストルメント・パネルに投首され、電子的に
制御される多数の画素からなる画面に任意の図形や文字
などを表示可能な表示器と、自動車の各種状態情報を処
理して上記表示器の画面に適当な画像パターンで表示づ
る表示制御予設とからなる電子表示式メーターを採用し
た。

そしてこの装置に、位置可変式ステアリング・ハンドル
の位置に対応した信号を出力するハンドル位置検出手段
と、上記表示器の画面中における各情報要素の表示画像
の全部または一部について、その表示位置を上記ハンド
ル位置検出手段の出力に対応して変化させる表示位置変
更手段とを付加した（第１図参照）。

（作　用） 上記ステアリング・ハンドルの位置を運転者に合わせて
変化させると、ぞの変化が上記ハンドル位置検出手段で
検出さね、上記表示位置変更手段に伝えられる。この表
示位置変更手段は、上記ハンドルの位置変更によって見
にくくなりやすい表示画像の一部あるいは全部について
、上記画面中でその表示位置を見やすい状態に変化させ
る。

（実　施　例） 第２図に示１ように、ステアリング・ハンドル１１の前
方のインストルメント・パネル１２に表示器１３を固定
的に組み込み、運転者がハンドル１１の円形内の上方部
分を通して表示器１２の画面を見る基本レイアウトにな
っている。

表示器１２としてはＣＲＴや液晶あるいはＥＬパネルな
ど、充分な解像度を有し、望ましくはカラー表示が可能
な表示器を用いる。この実施例の表示器１２は［ＥＬパ
ネルとする。

第３図に示寸ように、メーター装置としての表示のため
の信号処理および制御はマイクロコンピュータからなる
表示：ｌシトローラ１４によって行なわれ、この表示コ
ントローラ１４からの信号が表示器１３のドライバ１５
に与えられ、以下に述べるような表示が表示器１３にな
される。

表示コント【］−ラ１４には自動車の各種状態情報信号
がそれぞれのセンサ系や設定系から与えられる。表示コ
ントローラ１４はこれら状態情報信号を処理し、表示器
１３に所定の画像パターンでこれら情報を表示する。表
示器１３に表示されるのは、スピード・メーター、タコ
・メーター、ツユ−エル・メーター、サーモ・メーター
、オド・メーター、トリップ・メーター、インジケータ
。

各種ワーニング表示、オートマチック・トランスアクス
ル（ＡＴ）の設定ポジションなど多岐にわたっているが
、以下では説明を簡便にザるために、スピード・メータ
ーやタコ・メーターなどの一部の表示を中心にして説明
する。

この実圧例のステアリング・ハンドル１１にはチル１ル
機構がイ」帯しており、このは構でハンドル１１の位置
を運転考に合わけて変えることができる。

ハンドル１１の位置調整を行なうべくチルトは横のロッ
クレバ−を「解放」位置にＪると、第３図に示す検知ス
イッチ１Ｇがオンする。このロックレバ−を「固定」位
置にしてハンドル１１の位置（傾き）を固定すると、検
知スイッチ１６がオフする。

また、チル１−機構の可動部には、ポテンショメーター
１７が付設されており、これによってステアリング・コ
ラムの傾斜角度、すなわらハンドル１１の位置が検出さ
れる。

この実施例においては、上記ポテンショメーター１７の
出力に応じて表示器１３の画面中でメーター類の表示位
置が自動変更される。また表示位置は手動でも変更可能
である。そのための手動入力手段として操作スイッチ１
８が設【ブられている。

第２図に示ずように、この操作スイッチ１８は、運転賃
が操作しやＪいようにインス１〜ルメント・パネル１２
の運’ｌ’７；　１７ｊ７の近くに取り付（′、ｔられ
ている。

次に置体的な表示例を３１明づる。第５図（Ａ　）（Ｂ
）は第１の表示例を示している。この例では、表示器１
３の画面に、円形の桁別式メーターの形態のスピード・
メーター画（ｋ　２０とタコメーター画像２１とがあり
、これらメーター画＆２０と２１の間にＡＴポジション
のインジケータ画８１２２やターン・ランプのインジケ
ータ画像２３などがある。またスピード・メーター画像
２０の中にはトリップ・メーター画像などが含まれてい
る。

第５図（Ａ）において、実線で示づ位置にあるハンドル
１１を上記チルト機構で点線で示すように下方へ下げる
と、ハンドル１１の上部で表示器１３の画面の上部が隠
れて、表示が見にくくなる。

反対に、ハンドル１１の中央パッド１１ａが下がること
によって、表示器１３の画面の下部が児やづくなる。

この実施例装置では、ハンドル１１の位置を下方に下げ
たとき、第５図（Ｂ）に示すように、表示器１３の画面
における前述した各画像の位置を下げることによって、
ハンドル１１が表示を見る際の障害物にならないように
している。

上記のように表示位置を変更Ｊるための処理手順の一例
を第４図（Ａ）（Ｂ）のフローチャートに示している。

この処理は表示コント［１−ラ１４においてメインルー
チンとともに繰返し実行される。

第４図はハンドル１１の位置調整時にメーター類の表示
位置を自動変更する処理である。

まず検知スイッチ１６の状態をチェックする（ステップ
４００）。ハンドル１１の位置調整時にチルトは横のロ
ックレバ−を［解放」位置にするど検知スイッチ１６が
オンする。この場合にステップ４０１以陪の処理を行な
い、スイッチ１６がオー）であれば同しせずにメインル
ーチンに戻る。

ステップ４０１ぐは、ハンドル１１の位置に対応したポ
テンショメーター１７の出力値を読み取り、レジスタＡ
にス１〜アする。次のステップ４０２で、レジスタＡの
（直がレジスタＢの１直と一致づるか否かをチェックす
る。レジスタＢはイニシャル処理でゼロにクリアされて
いるので、最初はＮｏと判定される。次のステップ４０
３で、レジスタＢにレジスタへの値を移す。

次のステップ４０４で、レジスタＢの値（１なわらハン
ドル１１の現在位置）に基づいて、表示器１３の画面に
おける表示位置Ｈ（画像パターンの基準点の画面上にお
ける高さを表ねり情報）を算出する。そしてステップ４
０５で、算出されたＭｉ　ｌ−１に従って表示器１３で
の表示位ｉメを決める制御を行なう。

その後ステップ４０１→４０２と実行されたとき、ハン
ドル１１の位置がＡＦｆ回と変っていなければ、ステッ
プ４０２でＹＥＳと判定され、表示位置は変更されない
。ハンドル１１の位置が萌回と変っていると、ステップ
４０２でＮｏと判定され、前記と同様にして、ハンドル
１１の現在位置に応じた表示位置に変更される。

ここで、ステップ４０１〜４０５の表示位置変更のため
の処理は検知スイッチ１Ｇがオンの時しか行なわれない
。そのため、上記ロックレバ−を「固定］位置にしであ
る通常の状態にａ３いて、走行時に自動車が激しく撮動
したりして、ボデンショメーター１７の出力端が振Ａノ
的に変化しても、これニヨって表示器１３の画像が揺れ
ることは絶対にない。

第４図（Ｂ）は上記表示位置を手動で調整するための処
理である。

操作スイッチ１８を「上界ｊ側へ切り換えると信号Ｓ１
がオンとなり、「下降」側へ切り換えると信号８２がオ
ンとなる。

ステップ５０１で信号Ｓ１のオンが検出されると、ステ
ップ５０２で上記表示位置１−（（指令データ）に単位
量△］１を加算し、ステップ５０３でフラグＦをピット
する。同様に、ステップ６０１で信号８２のオンが検出
されると、ステップ６０２で上記表示位置１−１から単
位が△ｈを減算し、ステップ６０３でフラグＦをセット
する。

そして、ステップ７０１にてフラグＦがセットされてい
ると、ステップ１０２の表示位置変更処理を実行し、修
正された１」の餡に対応した表示位置にする。またステ
ップ７０３でフラグＦをリレン１〜する。

このようにして、スイッチ１８によって信号Ｓ１または
Ｓ２をオンにする度に、表示器１３の画像が中位υずつ
上界または下降する。これによって運転者自身がメータ
ー類の画像を児や覆い位置に手動設定することができる
。

第５図の例では表示器１３の画像全体を上下方向に移動
させているが、本発明はこれに限定されず、表示画像の
所要の一部のみを移動させても良い。その移動方向も上
下だ【ブでなく、左右あるいは斜め方向にしても良い。

第６図（Ａ＞（［３）は他の表示例を示しており、（Ａ
）はハンドル位置が高い場合であり、（Ｂ）はハンドル
位置が低い場合である。この例では、ディジタルのスピ
ード・メーターやタコメーターやフューエル・メーター
などの各種の状態情報を含んだ主となる複合画像６１が
表示器１３のほぼ中央に表示されており、この画像６１
の位置は変化しない。表示位置が変化するのは、ｒ　Ｃ
ｌ−Ｉ　Ｅ　ＣＫ　　ＥＮＧＩＮＥＪと記されたワーニ
ング画像６２である。

つまり、ハンドル１１がある位置より高い場合、ワーニ
ング画＠６２は画面の中央よりに表示され、ハンドル１
１の円形内に見える。ハンドル１１が上記位置より低く
調整されると、ワーニング画像６２は画面の左上ずみよ
りに表示され、ハンドル１１の円形の外側に見える。こ
のようにハンドル１１が障害物とならない位置にワーニ
ング画＠６２が表示される。なお、この場合の表示位置
変更処理は、２段階に表示位置を切り換える処理となる
。

なお、ステアリング・ハンドルの位置を可変にする機構
としては、前述のチル１−機構のほかにテレスコピック
ＩＪＨＭなどがあるが、この発明はそれら位置調！１機
構に合わｕ−（適用できる。

（発明の効果） 以上詳細に説明したように、この発明に係るステアリン
グ連動メーターにあっては、礪緘的な連動機溝を含まず
に、ハンドルの設定位置に応じて表示器上のメーター類
の表示画像の位置を自動的に変更する構成としたので、
ハンドルが障害物とならない状態で常に児やすいメータ
ー表示を容易に実現することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は１！ｇ許請求の範囲の構成要件を図解したブロ
ック図、第２図は本発明の一実施例によるインストルメ
ント・パネル部分の外観図、第３図は本発明の一実施例
装置のブロック図、第４図は表示位置変更のための処理
手順例を示すフローチャート、第５図おＪ：び第６図は
それぞれ本発明による表示例を示す図である。 １１・・・・・・ステアリング・ハンドル１２・・・・
・・インストルメンＩ−・パネル１３・・・・・・表示
器 １４・・・・・・表示コントローラ １６・・・・・・検知スイッチ １７・・・・・・ボデンショメーター １８・・・・・・操作スイッチ １う許出願人　　　　　　　マ　ツ　ダ　株式会ネ、［
代　理　人　　　　　　　　　弁理士　−色健輔同　　
　　　　　　　　　弁理士　松本雅利□、−ｆ、’５　
　ｒ　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、位置可変式ステアリング・ハンドルの前方のインス
   トルメント・パネルに固定され、電子的に制御される多
   数の画素からなる画面に任意の図形や文字などを表示可
   能な表示器と、自動車の各種状態情報を処理して上記表
   示器の画面に適当な画像パターンで表示する表示制御手
   段とを有する電子表示式メーターを備え、上記位置可変
   式ステアリング・ハンドルの位置に対応した信号を出力
   するハンドル位置検出手段と、上記表示器の画面中にお
   ける各情報要素の表示画像の全部または一部について、
   その表示位置を上記ハンドル位置検出手段の出力に対応
   して変化させる表示位置変更手段とを設けたことを特徴
   とするステアリング連動メーター。