JPS62177998A - 電波吸収体 - Google Patents
電波吸収体Info
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- JPS62177998A JPS62177998A JP61018013A JP1801386A JPS62177998A JP S62177998 A JPS62177998 A JP S62177998A JP 61018013 A JP61018013 A JP 61018013A JP 1801386 A JP1801386 A JP 1801386A JP S62177998 A JPS62177998 A JP S62177998A
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は電波吸収体に関する。
(従来の技術)
従来の電波吸収体としては、例えばフェライトとゴムの
混合体であるゴムシートが知られている。
混合体であるゴムシートが知られている。
しかしながら、このゴムシーi−は重量が重いこと、及
びこれに起因して通常の接着剤による取付けでは信頼性
が低く、施工に困難をともなうという欠点を有している
。
びこれに起因して通常の接着剤による取付けでは信頼性
が低く、施工に困難をともなうという欠点を有している
。
この欠点を改善するものとして、導体表面にほぼλg/
4(λgは動作中心周波数の自由空間波長)の厚さの発
砲体を置き、その表面に特性インピーダンスが自由空間
の特性インピーダンスである377Ωにほぼ等しいカー
ボンコーティング被膜を設けた電波吸収体が提案されて
いる。しかしながら、塗布される抵抗膜の膜厚の変化に
対する特性インピーダンスの変化が大きく、製造工程の
管理を厳しくしなければならないという欠点がある。
4(λgは動作中心周波数の自由空間波長)の厚さの発
砲体を置き、その表面に特性インピーダンスが自由空間
の特性インピーダンスである377Ωにほぼ等しいカー
ボンコーティング被膜を設けた電波吸収体が提案されて
いる。しかしながら、塗布される抵抗膜の膜厚の変化に
対する特性インピーダンスの変化が大きく、製造工程の
管理を厳しくしなければならないという欠点がある。
この欠点を改善するものとして、本出願人は先に特願昭
57−92964(特開昭58−210696)におい
て、製造が容易で軽量で施工性に優れかつインピーダン
スの整合性に優れた電波吸収体を提供することを目的と
し、その特徴が導電性繊維を平面上に配列して構成され
る抵抗膜を導体面に平行にλg/4以下の距離に配置す
ることにある電波吸収体を提案している。また、本出願
人は、特願昭57−92964に記載の電波吸収体を更
に発展させたものを特願昭58−90068(特開昭5
9−215798)及び特願昭58−228573にお
いて提案している。
57−92964(特開昭58−210696)におい
て、製造が容易で軽量で施工性に優れかつインピーダン
スの整合性に優れた電波吸収体を提供することを目的と
し、その特徴が導電性繊維を平面上に配列して構成され
る抵抗膜を導体面に平行にλg/4以下の距離に配置す
ることにある電波吸収体を提案している。また、本出願
人は、特願昭57−92964に記載の電波吸収体を更
に発展させたものを特願昭58−90068(特開昭5
9−215798)及び特願昭58−228573にお
いて提案している。
特願昭58−90068の電波吸収体は、−面に導体が
設けられた発砲誘電体の該−面と対抗する表面に導電性
繊維又は導電性繊維と合成繊維を織ってなる抵抗布体を
設けた電波吸収体において、前記導電性繊維の間隔がλ
g/4(λgは動作中心周波数の自由空間波長)以下で
あることを特徴とする。
設けられた発砲誘電体の該−面と対抗する表面に導電性
繊維又は導電性繊維と合成繊維を織ってなる抵抗布体を
設けた電波吸収体において、前記導電性繊維の間隔がλ
g/4(λgは動作中心周波数の自由空間波長)以下で
あることを特徴とする。
一方、特願昭58−228573の電波吸収体は、−面
に導体が設けられた誘電体の該−面と対抗する表面に誘
電性繊維又は導電性繊維と合成繊維を織ってなる抵抗布
体を設けた電波吸収体において、前記導電性繊維の直流
抵抗が30にΩ/m以上であることを特徴とする。
に導体が設けられた誘電体の該−面と対抗する表面に誘
電性繊維又は導電性繊維と合成繊維を織ってなる抵抗布
体を設けた電波吸収体において、前記導電性繊維の直流
抵抗が30にΩ/m以上であることを特徴とする。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、このような電波吸収体は柔軟性をもって
いるので建造物等の形状に沿って取付けることは比較的
容易であるが、破損等に対する機械的強度、耐水性及び
耐候性の観点からは、不十分で、全体として信頼性は充
分なものとはいえないという問題点を有していた。
いるので建造物等の形状に沿って取付けることは比較的
容易であるが、破損等に対する機械的強度、耐水性及び
耐候性の観点からは、不十分で、全体として信頼性は充
分なものとはいえないという問題点を有していた。
従って、本発明は上記問題点を解決し柔軟性、機械的強
度、耐水性及び耐候性を兼ね備えた電波吸収体を提供す
ることを目的とする。
度、耐水性及び耐候性を兼ね備えた電波吸収体を提供す
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明の電波吸収体は、柔軟性のあるシー1へ状部材で
はさみ込まhた抵抗膜を誘電体の一面に設けて構成され
る。
はさみ込まhた抵抗膜を誘電体の一面に設けて構成され
る。
(作用)
電波吸収体に入射した電磁波はこれが取付けられている
建造物により反射され、シート状部材ではさみ込まれた
抵抗膜において、反射波と入射電磁波とが作る定在波は
熱エネルギに変換され、電波吸収作用が行なわれる。本
発明によれば、抵抗膜は柔軟性のあるシー1〜状部材で
はさみ込まれているので、柔軟性を保持しつつ、機械的
強度、耐水性及び耐候性を十分に兼ね備えた電波吸収体
が得られる。
建造物により反射され、シート状部材ではさみ込まれた
抵抗膜において、反射波と入射電磁波とが作る定在波は
熱エネルギに変換され、電波吸収作用が行なわれる。本
発明によれば、抵抗膜は柔軟性のあるシー1〜状部材で
はさみ込まれているので、柔軟性を保持しつつ、機械的
強度、耐水性及び耐候性を十分に兼ね備えた電波吸収体
が得られる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。
。
第1図は本発明の一実施例による電波吸収体を示す図で
ある、同図(a)はその斜視図、同図(1))は同図(
a)のA−A線方向の一部断面図(拡大しである)であ
る。矩形状の誘電体10の電磁波W到来側の面には、シ
ート状部材14a、14bではさみ込まれた抵抗膜I2
が設けられている。他方、誘電体10の電磁波W到来側
の面に対抗する面には、反射板16が設けられている。
ある、同図(a)はその斜視図、同図(1))は同図(
a)のA−A線方向の一部断面図(拡大しである)であ
る。矩形状の誘電体10の電磁波W到来側の面には、シ
ート状部材14a、14bではさみ込まれた抵抗膜I2
が設けられている。他方、誘電体10の電磁波W到来側
の面に対抗する面には、反射板16が設けられている。
誘電体10の厚さdの範囲は、シート状部材14a、1
4b各々の厚み及び誘電率ε′によって波長が短縮され
ることや、抵抗膜のインダクタンス成分の影響を考慮す
ると、0.2λ≦d≦0.3λ(λgは動作中心周波数
の自由空間波長)の範囲内に設定されるのが好ましい。
4b各々の厚み及び誘電率ε′によって波長が短縮され
ることや、抵抗膜のインダクタンス成分の影響を考慮す
ると、0.2λ≦d≦0.3λ(λgは動作中心周波数
の自由空間波長)の範囲内に設定されるのが好ましい。
誘電体10としては、当該電波吸収体の軽量化のために
発砲ポリプロピレン、発砲ポリエチレン等の材質が用い
られる。
発砲ポリプロピレン、発砲ポリエチレン等の材質が用い
られる。
抵抗膜12としては、導電性繊維又は導電性繊維と合成
繊維を織った抵抗布、SLCのごとき炭化珪素繊維又は
カーボン繊維と合成繊維を織った抵抗布、プラスチック
の表面にカーボンを塗布した抵抗膜、あるいは短繊維状
材料にカーボン、炭化珪素等の抵抗塗料を含浸ないし付
着させて形成した不織布状の抵抗膜を用いることができ
る。導電性繊維としては、例えばアクリル繊維の表面に
硫化銅(Cub)の導電性層を染色技術により付着形成
させたもの、ナイロン繊維の表面に硫化銅(C11S)
あるいはその他の導電性層を信性形成させたもの等、種
々のものを使用することができる。織り方としては、例
えば各繊維を所定間隔で格子状に織っても良いし、その
他種々の織り方を用いて良い。抵抗膜7の抵抗値は自由
空間とのインピーダンスマツチングをとるため、自由空
間の特性インピーダンス約377Ωとすることが好まし
い。
繊維を織った抵抗布、SLCのごとき炭化珪素繊維又は
カーボン繊維と合成繊維を織った抵抗布、プラスチック
の表面にカーボンを塗布した抵抗膜、あるいは短繊維状
材料にカーボン、炭化珪素等の抵抗塗料を含浸ないし付
着させて形成した不織布状の抵抗膜を用いることができ
る。導電性繊維としては、例えばアクリル繊維の表面に
硫化銅(Cub)の導電性層を染色技術により付着形成
させたもの、ナイロン繊維の表面に硫化銅(C11S)
あるいはその他の導電性層を信性形成させたもの等、種
々のものを使用することができる。織り方としては、例
えば各繊維を所定間隔で格子状に織っても良いし、その
他種々の織り方を用いて良い。抵抗膜7の抵抗値は自由
空間とのインピーダンスマツチングをとるため、自由空
間の特性インピーダンス約377Ωとすることが好まし
い。
シート状部材14a、14bとしては柔軟性、耐水性及
び耐候性のあるものが好ましく、合成ゴムもシート又は
合成樹脂のシートを用いることができる。合成ゴムとし
ては例えばクロロスルホン化ポリエチレン、クロロプレ
ンゴム、塩素化ポリエチレン等を用いることができる。
び耐候性のあるものが好ましく、合成ゴムもシート又は
合成樹脂のシートを用いることができる。合成ゴムとし
ては例えばクロロスルホン化ポリエチレン、クロロプレ
ンゴム、塩素化ポリエチレン等を用いることができる。
また、合成樹脂としては例えばポリエステル、ポリエチ
レン、塩化ビニル等を用いることができる。シート状部
材14a、1.4bの各々の厚みは適当な柔軟性を確保
するために、最大0.3mm程度であることが好ましい
。
レン、塩化ビニル等を用いることができる。シート状部
材14a、1.4bの各々の厚みは適当な柔軟性を確保
するために、最大0.3mm程度であることが好ましい
。
また、シート状部材14a、14bの各々の面B、C(
第】図(b)参照)に補強のための布を設けることが好
ましい。この布は、例えば合成繊維を適当な織り方(例
えば格子状)で織ったものを用いることができる。この
布を設けることにより、破損等に対する機械的強度は一
層向上する。
第】図(b)参照)に補強のための布を設けることが好
ましい。この布は、例えば合成繊維を適当な織り方(例
えば格子状)で織ったものを用いることができる。この
布を設けることにより、破損等に対する機械的強度は一
層向上する。
反射板16としては電磁波に対する反射性を有するもの
であれば使用材質、形態(M状、板状)は特に限定され
ないが、ある程度の柔軟性を確保するために、アルミ箔
を用いることが好ましい。その他、薄い鋼等の金属板、
導電性を有するFRP板、FRP板と導電性板とを積層
形成した板、導電性を有する硬化塩化ビニルシート、硬
化塩化ビニルシートと導電性板とを積層形成した板等を
使用することができる。尚、FRP板又は硬化塩化ビニ
ルシートに導電性を付与するためには、例えば導電性材
料を混練させる。
であれば使用材質、形態(M状、板状)は特に限定され
ないが、ある程度の柔軟性を確保するために、アルミ箔
を用いることが好ましい。その他、薄い鋼等の金属板、
導電性を有するFRP板、FRP板と導電性板とを積層
形成した板、導電性を有する硬化塩化ビニルシート、硬
化塩化ビニルシートと導電性板とを積層形成した板等を
使用することができる。尚、FRP板又は硬化塩化ビニ
ルシートに導電性を付与するためには、例えば導電性材
料を混練させる。
第2図及び第3図はそれぞれ上記構成の実施例における
誘電体10の厚さdを変化させた場合の周波数(GHz
)と反射量(d B )との関係を示す図である。いず
れの場合も、誘電体10には発砲ポリエチレンヲ用い、
シート状部材1.4 a t、 1.4 bにはクロロ
スルホン化ポリエチレンシート(第2図の場合、厚さは
0.3圃、第3図の場合、厚さは0 、15 wn )
を用いた。これらの図から明らかなように、本実施例の
構造体は優れた電波吸収特性を有している。
誘電体10の厚さdを変化させた場合の周波数(GHz
)と反射量(d B )との関係を示す図である。いず
れの場合も、誘電体10には発砲ポリエチレンヲ用い、
シート状部材1.4 a t、 1.4 bにはクロロ
スルホン化ポリエチレンシート(第2図の場合、厚さは
0.3圃、第3図の場合、厚さは0 、15 wn )
を用いた。これらの図から明らかなように、本実施例の
構造体は優れた電波吸収特性を有している。
(発明の効果)
以−ト詳細に説明したように、本発明によれば優れた電
波吸収特性を有することに加え、以下のような利点を持
つ電波吸収体を提供することができる。
波吸収特性を有することに加え、以下のような利点を持
つ電波吸収体を提供することができる。
(イ)柔軟性を有するので、建造物の形状に沿って取付
けることが促進される。
けることが促進される。
(ロ)柔軟性に加え、機械的強度、耐水性及び耐候性を
備えているので、電波吸収体の信頼性が向−トする。
備えているので、電波吸収体の信頼性が向−トする。
第]−図(a)は本発明の一実施例の斜視図、第1図(
b)は第1−図(a)のA−A線方向一部所面図、第2
図及び第3図はそれぞれ本実施例において誘電体の厚さ
を変化させた場合の周波数と反射量との=7− 関係を示す図である。 10・・・誘電体、 12・・・抵抗膜、 14a 、 14b−シート状部材、 16・・・反射板。
b)は第1−図(a)のA−A線方向一部所面図、第2
図及び第3図はそれぞれ本実施例において誘電体の厚さ
を変化させた場合の周波数と反射量との=7− 関係を示す図である。 10・・・誘電体、 12・・・抵抗膜、 14a 、 14b−シート状部材、 16・・・反射板。
Claims (1)
- 柔軟性のあるシート状部材ではさみ込まれた抵抗膜を
誘電体の一面に設けて形成されることを特徴とする電波
吸収体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61018013A JPS62177998A (ja) | 1986-01-31 | 1986-01-31 | 電波吸収体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61018013A JPS62177998A (ja) | 1986-01-31 | 1986-01-31 | 電波吸収体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62177998A true JPS62177998A (ja) | 1987-08-04 |
JPH0528920B2 JPH0528920B2 (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=11959785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61018013A Granted JPS62177998A (ja) | 1986-01-31 | 1986-01-31 | 電波吸収体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62177998A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0282600A (ja) * | 1988-09-19 | 1990-03-23 | Kenichi Noda | 電波吸収基材の製造方法 |
JPH04163999A (ja) * | 1990-10-29 | 1992-06-09 | Tdk Corp | 電波吸収体 |
JPH04167602A (ja) * | 1990-10-29 | 1992-06-15 | Tdk Corp | 電波吸収体 |
JP2021034678A (ja) * | 2019-08-29 | 2021-03-01 | 国立大学法人 名古屋工業大学 | 電波吸収体 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59215798A (ja) * | 1983-05-24 | 1984-12-05 | ティーディーケイ株式会社 | 電波吸収体 |
JPS60257198A (ja) * | 1984-06-01 | 1985-12-18 | グレ−スジャパン株式会社 | 共振形電波吸収体 |
-
1986
- 1986-01-31 JP JP61018013A patent/JPS62177998A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59215798A (ja) * | 1983-05-24 | 1984-12-05 | ティーディーケイ株式会社 | 電波吸収体 |
JPS60257198A (ja) * | 1984-06-01 | 1985-12-18 | グレ−スジャパン株式会社 | 共振形電波吸収体 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0282600A (ja) * | 1988-09-19 | 1990-03-23 | Kenichi Noda | 電波吸収基材の製造方法 |
JPH04163999A (ja) * | 1990-10-29 | 1992-06-09 | Tdk Corp | 電波吸収体 |
JPH04167602A (ja) * | 1990-10-29 | 1992-06-15 | Tdk Corp | 電波吸収体 |
JP2021034678A (ja) * | 2019-08-29 | 2021-03-01 | 国立大学法人 名古屋工業大学 | 電波吸収体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0528920B2 (ja) | 1993-04-27 |
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