JPS6217740Y2 - - Google Patents

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JPS6217740Y2
JPS6217740Y2 JP7734780U JP7734780U JPS6217740Y2 JP S6217740 Y2 JPS6217740 Y2 JP S6217740Y2 JP 7734780 U JP7734780 U JP 7734780U JP 7734780 U JP7734780 U JP 7734780U JP S6217740 Y2 JPS6217740 Y2 JP S6217740Y2
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rail
plate
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shaft
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JP7734780U
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JPS572474U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は軌道整正機に付設するレールの継目検
出装置に関する。
軌道整正機は、こう上装置やタンピング装置を
使用して、レールの高低、水準を整正するもので
あるが、これによる整正作業はレールの継目部分
については行うことができない。即ち、継目部分
のレールを軌道整正機によつて持ち上げたり、横
押ししたりすると、レール端部や継目板に大きな
負荷が加わり損傷を招くからである。そのため、
軌道整正機には、レールの継目の検出装置を設
け、軌道整正機がレールの継目に達した場合に
は、停止させて整正作業を中断させる必要があ
る。
さて、従来からこの種の継目検出装置として知
られるものは、レール上を走行する台車に検出板
を回動自在に取付け、この検出板がレールの接続
部分側方に設けた継目板に当つた場合に、リミツ
トスイツチを作動させるものである。
しかるに、この従来型は検出板として硬質ゴム
或いはプラスチツク板を使用していたため、汎用
性に乏しい欠点があつた。即ち、検出板による継
目板の検出装置は、継目板の種類、レールの種類
或いはその摩耗度、継目板とレールを固定するボ
ルトの形状等によりそれぞれ異なつているが、従
来型のように可撓性に欠ける検出板を使用した場
合には、種々な継目板の検出位置に合わせて異つ
た検出板を用意したり、或いは検出装置それ自体
の取付位置を変更する必要があつた。
また、一般に、検出装置によつて継目板を検出
した場合に、軌道整正機は直ちに停止することは
不可能であるから、実際の停止位置はレールの継
目を通過した個所(或いは継目に接近しすぎた個
所)となることが多い。その場合は、軌道整正機
を適正な位置にまで後退させる必要があるが、従
来型の検出装置では、検出板の可撓性が乏しいた
め、後退時に検出板が継目板やその固定ボルトに
引掛つてしまう不都合もあつた。
更に、この検出装置は、軌道整正機の回送時
や、踏切その他の障害物があつた場合には、限界
内に収納する必要があるが、従来型はそのための
移動量が大きく、機構全体の小型化が不可能であ
つた。
本考案は、上述の如き従来型の欠点を解消した
新らたな継目検出装置を提供することを目的とす
る。即ち、本考案は、継目板(或いはその固定ボ
ルト)の検出部材として可撓性に優れた密着型コ
イルバネを使用し、しかもこの検出部材を上下二
個のバネによつて揺動自在に保持した円板に取付
け、この円板に設けた作動部によつてリミツトス
イツチを作動させることにより、継目板の種類等
に係わりなく継目の検出を行い得るようにしたも
のである。また、本考案は、前記検出機構全体
を、支軸上に回転自在に取付けた支持杯上に設置
し、且つこの支持板をスプリングにより常時収納
側へ牽引しておくことにより、迅速に検出機構全
体を限界内に収納し得るようにしたものである。
以下、本考案を図示の実施例により具体的に説
明する。
第1図は、本考案の検出装置を付設した台車の
左半分を示す正面図で、図中符号1は左右のレー
ルRにかけ渡すように配設された台車本体、2は
その端部に固定された逆U字形の取付枠、3はこ
の取付枠2の左右の側板の間に設けられた車輪で
ある。この車輪3は、その周面が傾斜したテーパ
車輪であつて、レールRの内側に車輪つば4が常
時押付けられる様になつている。
取付枠2には、本考案の検出装置が付設されて
いる。即ち、第2図の如く、まず取付枠2の左側
(レールの外側)の側壁に、レールRのほぼ中心
にまで延びるブラケツト5が固定され、このブラ
ケツト5の先端に支軸6を介して支持板7が回動
自在に取付けられている。この支持板7は、取付
枠2との間に張設されたスプリング8によつて、
常時左方向(検出装置の収納方向)に牽引されて
いる。また、支持板7と台車本体1の中央部に設
けたシリンダ(或いは電動モータ等)9との間に
は牽引ワイヤ10が張設され、このシリンダ9に
より支持板7は前記スプリング8に逆つて右方向
(検出装置の作動方向)に牽引される。
支持板7上には、レールの継目板Pの検出用リ
ミツトスイツチ11が固定されていると共に、検
出部材の保持枠12が設けられている。この保持
枠12にはリング状をした上下二枚のバネ取付板
13,13が固定され、このバネ取付板13,1
3の間に上下二個のコイルバネ14,14が縮設
されている。この二個のコイルバネ14,14の
間には円板15が挾持され、この円板15の中心
には検出軸16が嵌着固定されている。検出軸1
6の上端は円板15の表面よりも突出しており、
この突出部分に密着型コイルバネから形成された
リミツトスイツチ押圧部17が取付けられてい
る。なお、この押圧部17の近傍には、押圧部1
7をリミツトスイツチ側へ案内するガイド17′
が設けられている。検出軸16の下端も円板15
の下面より突出しており、この突出部分に同じく
密着型コイルバネから形成された継目板検出部材
18がネジ込み等の手段で取付けられている。
本実施例の継目検出装置は上述の如き構成を有
するもので、以下その作用を説明する。
本装置によつて継目の検出を行うには、台車本
体1に設けたシリンダ9を作動させ、これに連結
した牽引ワイヤ10によつて支持板7を引き起こ
し、これに取付けた検出部材18をレールRの内
面近傍に位置させる。この状態で台車が走行する
と、台車の車輪3はテーパ車輪となつており、そ
のつばがレールの内側コーナー部に常時接触する
ようになつているので、前記検出部材18もレー
ル内面と若干の間隔を保つて移動する。ところ
で、台車がレールRの継目に達すると、その個所
ではレール内面より継目板Pやその固定ボルトB
が突出しているので、検出部材18がこれらに接
触し後方或いはレール内方に向つて押圧される。
すると、この検出部材18が取付けられている検
出軸16は、円板15を介してコイルバネ14,
14に挾持されており、どの方向に対しても一定
限度以上の力で傾動し得るようになつているの
で、継目板等に押されて傾むくことになる。その
結果、検出軸16の上端に取付けた押圧部17が
その近傍に設けたガイド17に案内されてリミツ
トスイツチ11を押圧し、このリミツトスイツチ
11からの信号により、台車(及びこれを取付け
た軌道整正機)が停止する。
一方、軌道整正機の回送時や、レール側方に障
害物のある場合には、シリンダ9の吸引力を解除
すれば、スプリング8に牽引されて支持板7は支
軸6を中心として左方向に回転し、その結果この
支持板7に取付けられた検出部材18もレール側
面より引上げられ収納されるのである。
以上の通り、本考案の継目検出装置は、継目板
等の検出部材をコイルスプリングによつて構成す
ると共に、この検出部材を取付けた円板を上下の
バネによつて弾力的に支承したものであるから、
車輌の急な前後進その他により、検出部材に軸方
向或いは軸と直角方向から大きな変位が急激に加
わつても、これらのバネ材によつて緩衝され、破
損、故障のおそれがない。特に、検出部材を可撓
性の高いコイルバネにより形成したので、軌道整
正機の後進時においても、検出部材が継目板や固
定ボルトに引掛るような不都合がない。また、本
考案の装置は、牽引ワイヤを解除すれば、スプリ
ングの作用により支軸を中心として回転し、検出
部材がレール部分から引上げられるものであつ
て、その収納操作が極めて簡単である利点もあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の継目検出装置を付設した台車
の左半分を示す正面図、第2図は本考案の継目検
出装置の断面図、第3図は同上リミツトスイツチ
部分の拡大図である。 1……台車本体、2……取付枠、3……車輪、
5……ブラケツト、6……支軸、7……支持板、
8……スプリング、9……シリンダ、10……ワ
イヤ、11……リミツトスイツチ、12……保持
枠、13……バネ取付板、14……コイルバネ、
15……円板、16……検出軸、17……押圧
部、18……検出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 台車本体に設けた車輪取付板に支軸を介して支
    持板を回動自在に取付け、この支持板には一対の
    コイルバネを設けて、このコイルバネにより円板
    挾持し、この円板に固定した検出軸の上端には支
    持板に固定したリミツトスイツチの押圧部を設
    け、検出軸の下端にはコイルバネから成る継目板
    等の検出部材を設けたことを特徴とするレールの
    継目検出装置。
JP7734780U 1980-06-05 1980-06-05 Expired JPS6217740Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7734780U JPS6217740Y2 (ja) 1980-06-05 1980-06-05

Applications Claiming Priority (1)

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JP7734780U JPS6217740Y2 (ja) 1980-06-05 1980-06-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS572474U JPS572474U (ja) 1982-01-07
JPS6217740Y2 true JPS6217740Y2 (ja) 1987-05-07

Family

ID=29439921

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JP7734780U Expired JPS6217740Y2 (ja) 1980-06-05 1980-06-05

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