JPS62176998A - ガリウム砒化物の結晶およびその成長方法 - Google Patents

ガリウム砒化物の結晶およびその成長方法

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JPS62176998A
JPS62176998A JP27273786A JP27273786A JPS62176998A JP S62176998 A JPS62176998 A JP S62176998A JP 27273786 A JP27273786 A JP 27273786A JP 27273786 A JP27273786 A JP 27273786A JP S62176998 A JPS62176998 A JP S62176998A
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ampoule
crystals
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ワース ピイ、オールレド
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B11/00Single-crystal growth by normal freezing or freezing under temperature gradient, e.g. Bridgman-Stockbarger method
    • C30B11/002Crucibles or containers for supporting the melt

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  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Liquid Deposition Of Substances Of Which Semiconductor Devices Are Composed (AREA)
  • Recrystallisation Techniques (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の背景) 本発明は、ガリウム砒化物のドーピングされていない単
結晶のような、ドーピングされていない化合物結晶、お
よびそのような結晶を成長させる方法に関する。
ガリウム砒化物のような化合物結晶は、集積回路や光学
トランスジューサにおけるけい素結晶の代わシに若干の
高性能用途に半導体工業で使用されてきた。好ましい最
も一般的に使用される半導体化合物は、ガリウム砒化物
(GaAs)である。その他の有用な半導体ガリウム化
合物は燐化ガリウム、ガリウムeインジュウム砒化物、
ガリウム・アルミニウム砒化物、燐化ガリウム砒化物、
およびガリウム・インジュウム燐化物である。有用な半
導体化合物にはその他。
第m族元素(例えば、インジュウム、アルミニウムおよ
びガリウム)と第V族元素との化合物(例えば、アンチ
モン化物、燐化物および砒化物)も含まれる。第■族元
素(例えばカドミウムおよび亜鉛)の第■族元累との半
導体化合物(例えば、テルル化物および硫化物)も有用
である。
化合物半導体、特にガリウム砒化物は、もつと一般的な
けい素糸の半導体よシもすぐれた多くの長所をもってい
る。ガリウム砒化物は800個”/Vsecのオーダー
の電子可動度を有し、これはけい素よシも6倍早い。G
aAs半導体は、最も早いバイポーラけい素機器の4 
GH2に対し60GH2という早さで作動する。GaA
sは、約107オームーαよシ大きい極めて抵抗の高い
ものにすることができ、そのためけい素糸の技術の場合
一般的な隔離構造の必要性をなくする。
GaAsは、1.48eVという直接帯域ギャップを示
し、そのため発光ダイオード(LEDs )その他(D
 光学)ランジューサにおける使用に優れている。けい
素糸半導体と異なシ、GaAs系半導体は、放射線に対
して強い耐性をもち、そのため軍用または、放射線ばく
露を含む他の用途に理想的である。
G a A s結晶イングツトを成長させるための最も
一般的な先行技術は、液体カプセル化チョホラルスキー
(LEC)法によっておシ、これは結晶が高圧で成長し
、ゆつくシ回転して、それが溶融物から引き出されると
きに均一に成長しやすくする方法である。バルクのLE
Cで成長したGaAsの均一性を改良する方法には、(
1)結晶の中心から外側に向って熱勾配を減少させる、
(2)溶融物をインジウムのような元素でドーピングす
る、(3)結晶を磁場中で成長させる、および(4)コ
ンピューター制御のもとに結晶の直径を自動制御するな
どがある。
ガリウム化合物の結晶を成長させる他の既知の方法は水
平ブリッジマン(HB)法である。
出発材料を、溶融シリカ反応管の中の「ポート」の中に
入れる。ポートは、一般に、溶融シリカ、アルミナ、窒
化アルミニュウムまたは窒化はう素からつくられる。結
晶は、ポートが炉を通過するに従って種結晶から成長す
る。
水平ブリッジマン(HB)法においては、米国特許第3
553912号(アニンスリー)に述べられているよう
に、石英容器またはポートにガリウム砒化物の溶融物お
よび種結晶を入れる。
当量の砒素と上記のものの入ったポートを石英管または
アンプル中に入れる。砒素をアンプルの一つに入れる。
ものを入れたポートは、アンプルの中央部におく。種結
晶は、ポートの中の溶融材料からの結晶成長を開始させ
るのに用いられる。アンプルは脱気して密封する。石英
アンプルには別の酸素源例えば気体の02  または、
°Cに加熱する。アンプルが冷却の温度勾配に従うKつ
れて、GTaA3結晶は種結晶から成長して行く。
アカイほかの米国特許第5625905号 にはHB法
で起こるけい素汚染の水準を減少させる方法が述べられ
ている。この特許に述べられた方法によれば過剰の酸化
第一ガリウム雰囲気が生成し、少量のけい素、けい素化
合物、はう素化合物またはアルミニウム化4合物がポー
トに加えられる。けい素、はう素またはアルミニウム化
合物は、ガリウム砒化物の結晶のけい素汚染を抑制する
ために酸化物皮膜を形成するといわれる。過剰の酸素の
添加は、けい素汚染を抑制することを助けるが、出来た
結晶はそれでも相当量のけい素を含んでいる。
ディリスの米国特許第5649192号には、石英アン
プルに少量の酸化はう素を入れることに゛よってけい素
汚染を抑制するHB法の改良が−トに入れる。この場合
でも、この方法でつくったGaAs結晶はけい素汚染さ
れておシ、高度の抵抗率減成を示す。
メルケルの米国特許第3690847号には、けい素汚
染を抑制するために「二温度JHB法によってガリウム
砒化物の結晶をつくる方法が述べられている。この特許
に述べられた方法によレバ、石英アンプルに二つのガリ
ウム入すノボートを入れ°る。砒素はアンプルの一方の
端におく。アンプルルの第一のポートのある場所をガリ
ウム砒化物の融点よシわずかに高い温度に加熱する。第
二のポートに近いアンプルの部分は、それよシ高い温度
、約1250 ’C〜1350°Cに加熱して第一のポ
ートから遠い第二のポートに近いところで二酸化けい素
の形成を開始させる。
アンプルの冷却にともないGaAs結晶が生成する。こ
の場合も生成した結晶は高度の抵抗率減成を示す。
ペッセレールの米国特許第4169755号 には、少
くとも一部を繊維状の耐火材料でつくったるつぼ中でG
aAaのような半導体材料の棒をつくる方法が述べられ
ている。使用の前に、繊維状の二酸化けい素材料をガリ
ウムで湿潤処理しつぎにガリウムが消失するまで115
0’Cと1200’Cの間の温度でヘッディング処理す
る。
処理ずみの繊維状材料をるつぼの中に入れる。
つぎに、るつぼにGaAsを入れ、GaAsを溶融し、
つぎに固化させる。こうしてできたGaAs結′晶は、
けい素汚染されていることがわかる。
現在、FET5(電界効果トランジスター)−またけM
ESFETs  (金属ショットキー電界効果トランジ
スター)をつくるのに用いられるドーピングされていな
い半導体GaAs結晶は、普通、LEC法で成長させら
れる。この方法でつくった材料は、一般に転位密度が高
く、コストが高いという特徴がある。上記LEC法では
、GaAs結晶は、液状で予め形成された化合物の表面
から垂直に引っ張ることによって成長する。結晶の成分
の一つは、融点において高減圧下において揮発性である
。この揮発性成分のために結晶の成長中、充分な圧力が
保持されねばならずこれが転位とコストを高くする。
デイリヌの米国特許第5649193号には、LEC法
によってGaAsのような半導体化合物をつくる方法が
述べられておシ、この方法では化合物のうちの一つ例え
ばガリウムを、多孔性部分のある容器に入れる。第二の
化合物、例えば砒素を蒸発させて第一の液状成分中に拡
散させる。液状酸化はう素の層を液状成分の表面上に置
いて、液状成分の表面をけい素汚染から守る。
アカイの米国特許第4478675号には、はう素でド
ーピングしたGaAs単結晶を製造する改良IJC法が
述べられている。この特許には、液状カプセル化剤とし
てのB2O3でおおわれたGaAa溶融物から、はう素
でドーピングされたGaAs結晶が成長する方法が述べ
られている。その中で結晶を成長させるるつぼは石英、
高温加熱窒化はう素、窒化アルミニウムまたは酸化アル
ミニウムでつくることができる。
ドーピングされていないガリウム砒化物の結晶は一般に
LEC法で得られるよシも低い転位密度しかもたないけ
れども、過去においてはこのような結晶の製造にはHB
法は一般に使用されて来なかった。HB法でりくられた
従来の結晶は、けい素で汚染されておシ、そのため初期
抵抗率が減少し、抵抗率減成が増加する。電界効果トラ
ンジスターに必要な高い抵抗率(約10 オーム−al
l)を達成するためには、過剰の電子を吸収するためク
ロムドーピングが必要であった。しかしクロムを加える
と、電界効果トフンジスターの形成中におけるイオン注
入に必要であるようなそのあとの熱処理の間に抵抗率を
失う、すなわち「変換」する傾向がある。
電界効果機器のためには、抵抗率減成は、結晶が水素雰
囲気中に850’Cで20分間ばく露されたとき、抵抗
率を5xto’  オーム−αよシ低ぐ減少させてはな
らない。すなわち、HB型のガリウム砒化物の結晶は一
般にもっと低い転位密度をもっているけれども、それら
は、抵抗率減成開扉のために電界効果トランジスターま
たはMESFETsには一般に使用されて来なかった。
本発明の目的は、実質的に転位および欠陥のない、ドー
ピングされていない化合物単結晶を成長させる方法を提
供することにある。
本発明の別の目的は、抵抗率が高く、そのあとの熱処理
中にわずかしか抵抗率減少しない、ドーピングされてい
ない化合物単結晶を成長させる方法を提供することにあ
る。
本発明の別の目的は、低い転位数、高い抵抗率および低
い抵抗率減成を有するガリウム砒化物の結晶を成長させ
ることのできる方法を提供することにある。
さらに別の目的は、そのあとの高温加工において転位が
少く、抵抗率が高く、少ししか抵抗率減成しないガリウ
ム砒化物の単結晶を提供することにある。
(発明の要約) 本発明の方法で製造されるドーピングされていない単結
晶は、代表的には1000〜3000エツチピツト/(
W の範囲およびそれ以下の低い転位密度をもつ。けい
素汚染は少く、クロムまたは類似の添加剤なしに、初期
抵抗率は約10’オーA−att、典型的には約2XI
Q’ オーム−αである。この方法でつくられる結晶は
、実質上そのあとの熱処理中非変換性であシ、水素雰囲
気中850°Cに半時間ばぐ露したあとも約5×106
オームー菌の抵抗率を保つ。これらのドーピングさ、れ
ていないGaAs結晶はFET5およびMESFETs
  をつくる用途において優れている。
本発明による単結晶製品は、成長中の結晶とその上で結
晶が成長するボート表面との間に流体の層を供与する改
良HB法によって成長させられる。この方法は、その成
長に従ってその上を動く実質上摩擦のない媒体を、成長
中の結晶に提供し、その結果、ボートと成長中の結晶の
熱膨張の差によって起こる結晶上の機械的応力を減少さ
せる。
本発明によるドーピングされていないGaAs結晶の成
長中には、成長中の結晶のけい素へのばぐ露を減らすた
めに石英ボートでなく高温加熱窒化はう素(PBN)ボ
ートが用いられる。PBNボートの表面上に粉末酸化は
う素(BzOa)または硼酸を散布するか、PBNボー
トを酸化することによってボートを酸化はうノ累でコー
ティングする。結晶成長温度において、B2O3はボー
トの表面上に流体層を与えこれが応力を減らしうる摩擦
のない層をつくシ出す働きをする。
PBNポートには予め配合したガリウム砒化物および少
量の酸化ガリウム(Ga403 )を入れる。
ドーピングされていない種結晶をボートに入れ。
て、結晶の成長を開始する。上記のものを入れたボート
を石英アンプルに入れ、脱気し、密封する。密封したア
ンプルを加熱し、つぎに単結晶が種結晶から成長するよ
うに漸次冷却して行く。
ボートは、けい素を含まない高温耐火材料が好ましい。
このような材料には上述のよりなP、BNtたけアルミ
ニウムジルコニアおよヒマクネシアが含まれる。ボート
は、インゴットが冷却してから結晶インゴットをボート
から破断してとシ出しうるような積層表面構造をもつの
が好ましい。
(好ましい実権態様の詳細な説明) 本発明のドーピングされていないガリウム砒化物の結晶
は、結晶が成長するとき結晶上に生ずる熱的および機械
的応力を減少させるように改良された水平ブリッジマン
(HB)法にヨッて製造される。
第1図はGaAs結晶の成長に先立って、ガリウム砒化
物を予め配合するのに用いられるアンプルを示す。Ga
Asインゴットは、第1図に示すようにガリウム(1)
を石英ボート(5]の中に入れ、つぎK、このボートを
石英アンプルαωの中に入れてつくる。当量よシわずか
に過剰の砒素α9も、石英アンプルの一方の端■に入れ
る。砒素のわずかの過剰分は加熱時に石英アンプル中の
蒸気空間を充たすに足るものであるべきである。っ、ぎ
にこの石英アンプルを約lXl0  )−Alで脱気し
、高温トーチで石英ブラッグのまわシの石英アンプルの
開放端■をおしつぶして密封する。つぎにアンプルをブ
リッジマン成長炉中で加熱する。砒素帯域のは少くとも
約618°Cまで加熱する。ガリウム帯域国は少くとも
約1249°Cに加熱する。ガリウムおよび砒素は約3
時間加熱されて、石英ボー1− +5cmの中に液状化
金物を生成する。液状GaAsはついで炉の中をゆつぐ
シ動かすことによって漸次的に冷却され、これで溶融物
は漸次固化して予め配合されたGaAs  材料のイン
ゴットになる。
ガリウムだけをボートの中に入れ、当量よシわずか過剰
の量の砒素をボートの外のアンプルの中に置くことによ
って、結晶成長中に配合を行わせることも出来る。砒素
を昇華させるためアンプルの砒素帯域を約618℃に保
ち、アンプル中の砒素ガス圧を一気圧とするという追加
の温度調節が成長工程中に必要となる。種結晶から一番
はなれたアンプルの帯域はGaAsの融、点よシ高く加
熱する。アンプルが、注意深く調節された温度帯域を通
シすぎるに伴って、GaAs化合物が生成し、つぎに溶
融した化合物は漸次冷却されて、単結晶を形成する。
第2図は1本発明の方法によって、ドーピングされてい
ないGaAs結晶を成長させるのに用いられる密封石英
アンプル(300)を示す。ドーピングされていない、
半絶縁GaAs結晶をつくるには、けい素が結晶溝造に
入るのを防ぐための考慮が必要である。けい素汚染を最
少にするためには、PBNボートを著量の石英ポートの
代わりに用いるのが好ましい。高温加熱窒化はう素(P
BN)ポート(805)を酸化はう素(B203)の層
(510)でコーティングする。この層は酸化はう素粉
末またはほう酸粉末を使って形成できる。結晶成長温度
において、E2ozは溶融し、その上で成長中の結晶が
滑動しうる実質上摩擦のない表面を提供する。これは、
結晶が成長するとき結晶にかかる熱的および機械的応力
をかなシ減少させる。
予め配合されたGaAs (315)をPBNポート(
305)の、コーティングされた表面上に置く。
ドーピングされていないGaAs種結晶(520)をボ
ートのスプーン部分(325)に入れる。過剰の砒素(
330)を石英アンプル(300)の密封端に置く。上
記を入れたPBNボー1− (305)も石英アンプル
(300)の中に入れる。
少量のGa2O3(335)をポートに入れて成長工程
中の酸素源とする。別法として酸化砒素を酸素源として
用いてもよい。Ih 03も酸素源になる。これらの源
泉からの酸素はけい素と反応してSiO2を形成し、こ
れは成長工程の間溶融物の表面に浮いてGaAs結晶格
子の中へは入って行かない。少量の酸素ガス(340)
をアンプルに入れてGapsを生成させ溶融物中のけい
素汚染を減少させる「ゲッタ」の作用をさせてもよい。
石英アンプル(300)を脱気し密封する。アンプル二
重炉に通す。種結晶(530)の方向にある炉の帯域(
550)を約1219°CすなわちGaAsの融点の3
0°C下に加熱する。種結晶から離れた炉の帯域(35
5)は約1279℃に保ってGaAsの溶融状態を保つ
。結晶が生成しはじめると、炉と炉の間の結晶/溶融物
界面は1249°Cに保たれる。アンプルは、結晶/溶
融物界面がゆつくシボートを横ぎって動くようにゆっぐ
シ動かされる。炉の間の温度勾配はほんの少しに保たれ
るのが好ましい。アンプルは、低温炉の方に向かってゆ
つくシ動かしてシリコンでドーピングされたGaAs単
結晶を成長させる。
本発明によるドーピングされていないガリウム砒化物の
結晶は特に、電界効果トランジスター (FETs) 
および金属ショットキーFETs(MESFETs)の
製造に特に有用である。これらの用途ではガリウム砒化
物の結晶および結晶からつくられる水は高い初期抵抗率
をもたねばならず、そのあとの熱処理工程の間高い抵抗
率を保たねばならない。高い初期抵抗率を得るためにク
ロムでドーピングした結晶のように高い初期抵抗率をも
つ結晶の多くは、熱にばく露されたとき抵抗率を失う傾
向がある。この抵抗率減成はしばしば「変換」と呼ばれ
る。変換は、加熱したとき管の中の蒸気空間を充たすに
足る量の砒素と−しよにガリウム砒化物の単結晶でつく
ったきれいな磨いたウェーハを石英管中に置いて試験す
る。管を10 1−−ルの圧力に脱気し、密封して水素
雰囲気中で約850℃に約30分間加熱する。この処理
のあと結晶の抵抗率は少くとも5×10 オーム憫でな
ければならない。
半導体GaAs結晶の他の重要な特性は、結晶の単位面
積当たシの転位の数である。転位密度は、水酸化カリウ
ムのような加熱した無機強塩基で、磨いた切断結晶面を
エツチングし、つぎに顕微鏡で検査して測定する。結晶
表面の単位面積当たシ、結晶表面に塩基でエツチングさ
れ、転位の程度を示すビットの数を数える。商業的に用
いられる結晶では、転位密度は3000エツチビツト/
as  よシ少く、好ましくは1000エツチピツト/
α2でなければならない。
下記の実捲例は本発明の若干の実施態様を単に例示する
ものであシ決してここに請求される本発明の範囲を限定
するためのものではない。
ガリウム(1307、BQ )を、石英ボートに入れた
。このボートを5700W!l容の溶融シリカ(石英)
アンプルに入れ、砒素(14,D4,9g)もこの石英
アンプルに入れた。アンプルを1×10−’ トールの
圧力に脱気した。アンプルを密封した。つぎにアンプル
を水平ブリッジマン結晶成長語中でC8Iによって下記
のようにm熱し念:砒素のまわシの帯域を616°Cの
温度に加熱し、ボートのまわシの帯域を、3時間の間1
250°Cの温度に加熱した。結晶が24時間以内に成
長するように1cIII/時の速度でアンプルを炉から
引き出して行った。2709gのGaAsの固体のイン
ゴットがボートの中に生成した。
実施例 2 ドーピングされていないGaAs結晶 PBNボートの表面を15gのB2O3でコーティング
して、ボートの上にB2O3の突・買上均一な層を形成
した。実施例1によってつくシ2に入れた。GaAs種
結晶をボートのスプーン部に置い次。追加の砒素(0,
899)を2000mz 石英アンプルの端の帯域に入
れ念。GaAsを入れたこのポードにさらに0.059
のGazO3を入れ、アンプルの中に置いた。アンプル
を1×10 トールの圧力に脱気し密封した。アンプル
を二重炉の中で加熱した。揮結晶から離れた炉の帯域を
1265°Cに保った。その方向にアンプルが動いて行
く種結晶に最も近い帯域:すなわち先頭帯域は、123
5°Cに保たれた。
つぎにアンプルをICIR/時の速度で炉の中を動かし
た。
本実症例で成長させたGaAs結晶は、約2000エツ
チビツト/cmを有し、5×10 オーム−〇の初期抵
抗率を有した。水素雰囲気中で850:Cで半時間加熱
処理すると抵抗率は2 X I O’オーム−αに下が
シごくわずかの抵抗率減成を示しただけであった。
【図面の簡単な説明】
第1図はガリウムおよび砒素を固体のインゴットに配合
する工程に先立ってガリウムおよび砒素を入れた石英ア
ンプルの断面図であシ、第2図はドーピングしていない
GaAs結晶を成長させるに先立って予め配合したGa
Asを入れた石英アンプルの断面図である。 (1) −−−−−ガリウム +51−−−−−ボート C0)−−−−−アンプル ■−−−−−砒素帯域 ■−−−−−ガリウム帯域 特許出願人   コルモーゲン テクノロジイズコーボ
レイション 代 理  人   新  実    健  部(外1名
) 図面の浄書(内容に変更なし) FIG、1 2へ FIG、2 手 わ“と ?甫 正 書(方式)(2)1.事件の表
示  昭和61特許願第272737号2、発明の名称
  ガリウム砒化物の結晶およびその成長方法3、補正
をする者 事件との関係     特許出願人 600M正により増加する発明の数 7、補正の対免  図面、企図 8、補正の内容

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)少くとも10^7オーム−cmの初期抵抗率、5
    ×10^6オーム−cm以上の変換減成後の抵抗率およ
    び3000エッチピット/cm^2より低い転位密度を
    有するドーピングされていないガリウム砒化物の単結晶
    。 (2)その転位密度が2000エッチピット/cm^2
    より低い特許請求の範囲第(1)項の結晶。 (3)その初期抵抗率が10^8オーム−cmより高い
    特許請求の範囲第(1)項の結晶。 (4)1×10^8オーム−cmより低い有意の抵抗率
    減成がない特許請求の範囲第(1)項の結晶。 (5)化合物材料をドーピングされていない種結晶入つ
    たボードに入れ、そのボードを石英アンプルの中におい
    て、アンプルを密封し、この密封したアルプルを、その
    化合物が、溶融するに充分な温度にまで加熱するために
    炉の中を通し、上記化合物材料が冷却するに従つて、上
    記種結晶から化合物半導体結晶を成長させることを特徴
    とする化合物半導体結晶の成長のための改良水平ブリッ
    ジマン法において、 上記化合物出発材料を、けい素を含まない高温加熱ボー
    ト中に入れ、 このボートを酸化ほう素の層でコーティングし、 その結果、酸化ほう素が、上記結晶の成長の間に溶融し
    て結晶のための滑動式支持体となる ことを特徴とする低転位密度のドーピングされていない
    化合物結晶を成長させるための方法。 (6)上記化合物材料がガリウム砒化物であり、上記方
    法がドーピングされていないガリウム砒化物の単形晶を
    成長させることを特徴とする特許請求の範囲第(5)項
    の方法。 (7)上記ボートが、高温加熱、窒化ほう素、アルミナ
    、ジルコニアおよびマグネシヤを含む群から選ばれた材
    料でつくられていることを特徴とする特許請求の範囲第
    (5)項または第(6)項の方法。 (8)上記ボートが高温加熱窒化ほう素であることを特
    徴とする特許請求の範囲第(7)項の方法。 (9)形成と冷却のあとに、結晶インゴットの取りこわ
    しによる取り出しができる積層表面構造を有することを
    特徴とする特許請求の範囲第(5)項または第(6)項
    の方法。 (10)上記酸化ほう素が、けい素と結合して、結晶格
    子中へのけい素の混入を減らすための酸素源となること
    を特徴とする特許請求の範囲第(5)項または第(6)
    項の方法。(11)酸化ガリウムまたは酸化砒素をその
    アンプルの中に置いて、けい素と結合して結晶格子中へ
    のけい素の混入を減らすための酸素源とすることを特徴
    とする特許請求の範囲第(5)項または第(6)項の方
    法。 (12)酸素ガスをそのアンプル中に入れて、けい素と
    結合して結晶格子中へのけい素の混入を減らすための酸
    素源とすることを特徴とする特許請求の範囲第(5)項
    または第(6)項の方法。 (13)そのガリウム砒素が、その結晶成長に使用され
    る同じアンプル中で配合されることを特徴とする特許請
    求の範囲第(6)項の方法。 (14)そのガリウム砒素出発材料を予め配合しつぎに
    そのアンプル中に入れることを特徴とする特許請求の範
    囲第(6)項の方法。 (15)過剰の砒素をそのアンプル中に入れることを特
    徴とする特許請求の範囲第(13)項の方法。
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