JPS6217674Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6217674Y2 JPS6217674Y2 JP4530882U JP4530882U JPS6217674Y2 JP S6217674 Y2 JPS6217674 Y2 JP S6217674Y2 JP 4530882 U JP4530882 U JP 4530882U JP 4530882 U JP4530882 U JP 4530882U JP S6217674 Y2 JPS6217674 Y2 JP S6217674Y2
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- JP
- Japan
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- joint
- reinforcing material
- elbow joint
- joint body
- brought
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は、複合管を用いて魚貝類の養殖生簀を組
み立てる場合等に使用する複合管用エルボ継手に
関する。
み立てる場合等に使用する複合管用エルボ継手に
関する。
従来、例えば複合管を用いて養殖生簀を組み立
てる場合は、針金やロープ等を継手具として本管
と本管とを縛り付けていたもので、下述するよう
な欠点を有していた。
てる場合は、針金やロープ等を継手具として本管
と本管とを縛り付けていたもので、下述するよう
な欠点を有していた。
(1) 針金の錆びにより、毎年縛り替える必要があ
つた。
つた。
(2) ロープ等で縛つたものは、腐蝕したり、時化
のとき等にロープが切れることがあつた。
のとき等にロープが切れることがあつた。
(3) 針金やロープ等を縛り付ける作業性が悪く、
長時間を要していた。
長時間を要していた。
本案は、上述のような実状に鑑みなされたもの
で、本案の目的とするところは、針金やロープ等
を用いた場合のような錆や腐食の問題を解消し、
短時間で組み立て作業が行ない得て、しかも高耐
力を有する複合管用エルボ継手を提供するもので
ある。
で、本案の目的とするところは、針金やロープ等
を用いた場合のような錆や腐食の問題を解消し、
短時間で組み立て作業が行ない得て、しかも高耐
力を有する複合管用エルボ継手を提供するもので
ある。
即ち、本考案は、FRP素材によるエルボ継手
本体１の内側コーナ部に補強材２を当接し、ガラ
ス繊維と熱硬化性樹脂による固定部材３によつて
前記継手本体１と補強材２とを一体に捲付固定し
たことを特徴とするものである。
本体１の内側コーナ部に補強材２を当接し、ガラ
ス繊維と熱硬化性樹脂による固定部材３によつて
前記継手本体１と補強材２とを一体に捲付固定し
たことを特徴とするものである。
次に、本案継手を図面に示す実施一例により以
下説明する。
下説明する。
第１図は本案継手の実施一例を示す一部破断面
図であり、第２図は第１図Ａ−Ａ線による縦断面
図である。
図であり、第２図は第１図Ａ−Ａ線による縦断面
図である。
図において、１はFRP素材による屈曲管構造
のエルボ継手本体であつて、内部には複合管嵌合
穴１ａ，１ａと開口部１ｂ，１ｂと連通穴１ｃと
が形成されている。また、２は同継手のコーナ部
に当接させた補強材であつて、ガラス繊維強化発
泡ウレタン（FFU）を素材とし略三角板形状と
している。
のエルボ継手本体であつて、内部には複合管嵌合
穴１ａ，１ａと開口部１ｂ，１ｂと連通穴１ｃと
が形成されている。また、２は同継手のコーナ部
に当接させた補強材であつて、ガラス繊維強化発
泡ウレタン（FFU）を素材とし略三角板形状と
している。
また、３はガラス繊維マツト（以下、ガラスマ
ツトと略称す）とポリエステル樹脂を素材とした
固定部材であつて、前記継手本体１と補強材２と
を一体に捲付固定したものである。
ツトと略称す）とポリエステル樹脂を素材とした
固定部材であつて、前記継手本体１と補強材２と
を一体に捲付固定したものである。
次に、上記本案継手の実施一例を製造する場合
について説明する。
について説明する。
まず、複合管嵌合穴１ａの形状に合致させた金
型にガラスマツトを捲回し、同時に硬化剤・促進
剤等を混合したポリエステル樹脂をハンドレーで
塗布し、所要厚みになるまでガラスマツトとポリ
エステル樹脂を数回重ね筒状体を成形する。本実
施例においては５プライ重ねて積層させた。
型にガラスマツトを捲回し、同時に硬化剤・促進
剤等を混合したポリエステル樹脂をハンドレーで
塗布し、所要厚みになるまでガラスマツトとポリ
エステル樹脂を数回重ね筒状体を成形する。本実
施例においては５プライ重ねて積層させた。
その後、上記した２つの筒状体を成形割型の下
型に入れてＬ字状に突き合せ、このＬ字状コーナ
部に補強材２を当接し、同補強材２とＬ字状の筒
状体とに幅広いガラスマツトを当てて捲付け、ポ
リエステル樹脂を塗布し、然る後、成形割型の上
型を当てて締め付け、乾燥炉内に入れて硬化させ
て固定部材３を形成させる。
型に入れてＬ字状に突き合せ、このＬ字状コーナ
部に補強材２を当接し、同補強材２とＬ字状の筒
状体とに幅広いガラスマツトを当てて捲付け、ポ
リエステル樹脂を塗布し、然る後、成形割型の上
型を当てて締め付け、乾燥炉内に入れて硬化させ
て固定部材３を形成させる。
最後に、割型に挿入している金型を抜きとり、
割型を外すと本案のエルボ継手が外観を整えて成
形されるものである。
割型を外すと本案のエルボ継手が外観を整えて成
形されるものである。
以上、本案継手を実施一例により説明してきた
ものであるが、具体的な構成及び素材については
実施一例に限定されるものではなく、例えば、補
強材２の素材はFFUに限ることなく、必要な強
度を有する素材であればよいし、また、熱硬化性
樹脂もポリエステル樹脂に限定されない。
ものであるが、具体的な構成及び素材については
実施一例に限定されるものではなく、例えば、補
強材２の素材はFFUに限ることなく、必要な強
度を有する素材であればよいし、また、熱硬化性
樹脂もポリエステル樹脂に限定されない。
従つて、本案継手を養殖生簀の継手として使用
する使用例について説明すると、第１図に示すよ
うに、複合管Ｆ，Ｆを接着により接続するだけで
先簀枠とすることができるものである。そして、
養殖生簀としての海面に浮させた場合、継手には
海面波動により引張り・曲げ・ねじれ等の様々な
外力を受けるものであるが、本案継手は補強材２
と固定部材３とによつて高い補強構造としている
ために様々な外力に耐えて折損を防止することが
できるものである。
する使用例について説明すると、第１図に示すよ
うに、複合管Ｆ，Ｆを接着により接続するだけで
先簀枠とすることができるものである。そして、
養殖生簀としての海面に浮させた場合、継手には
海面波動により引張り・曲げ・ねじれ等の様々な
外力を受けるものであるが、本案継手は補強材２
と固定部材３とによつて高い補強構造としている
ために様々な外力に耐えて折損を防止することが
できるものである。
本案の複合管用エルボ継手は、上述のように高
い補強構造としているために様々の外力や繰り応
力にも耐え得る効果を有するばかりでなく、素材
として金属や腐蝕素材を用いていないために耐久
性を有し、さらに組み立て作業も短時間にて行な
い得るものである。
い補強構造としているために様々の外力や繰り応
力にも耐え得る効果を有するばかりでなく、素材
として金属や腐蝕素材を用いていないために耐久
性を有し、さらに組み立て作業も短時間にて行な
い得るものである。
第１図は本案複合管用エルボ継手の実施一例を
示す一部破断面図、第２図は第１図Ａ−Ａ線によ
る同一例の縦断面図である。 １……エルボ継手本体、２……補強材、３……
固定部材。
示す一部破断面図、第２図は第１図Ａ−Ａ線によ
る同一例の縦断面図である。 １……エルボ継手本体、２……補強材、３……
固定部材。
Claims (1)
- FRP素材によるエルボ継手本体１の内側コー
ナ部に補強材２を当接し、ガラス繊維と熱硬化性
樹脂による固定部材３によつて前記継手本体１と
補強材２とを一体に捲付固定したことを特徴とす
る複合管用エルボ継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4530882U JPS58148396U (ja) | 1982-03-29 | 1982-03-29 | 複合管用エルボ継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4530882U JPS58148396U (ja) | 1982-03-29 | 1982-03-29 | 複合管用エルボ継手 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58148396U JPS58148396U (ja) | 1983-10-05 |
| JPS6217674Y2 true JPS6217674Y2 (ja) | 1987-05-07 |
Family
ID=30056334
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4530882U Granted JPS58148396U (ja) | 1982-03-29 | 1982-03-29 | 複合管用エルボ継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58148396U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004176791A (ja) * | 2002-11-26 | 2004-06-24 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 配管の補強方法、ボイラ設備、配管部材 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0353119Y2 (ja) * | 1985-07-10 | 1991-11-19 | ||
| JP4629614B2 (ja) * | 2006-06-02 | 2011-02-09 | 佐々木商工株式会社 | 貝類の養殖篭 |
-
1982
- 1982-03-29 JP JP4530882U patent/JPS58148396U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004176791A (ja) * | 2002-11-26 | 2004-06-24 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 配管の補強方法、ボイラ設備、配管部材 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58148396U (ja) | 1983-10-05 |
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