JPS62174717A - レ−ザ−光による画像情報記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、レーザー光を画像信号で変調して感光体ドラ
ムを走査し、該感光体ドラム上に画（像情報を記録する
装置に関し、詳しくは、前記画像信号の出力タイミング
の精度の改良に関する。

本発明のＶｔ置は、例えば、レーザープリンタに用いら
れる。

［従来の技術１ コンピュータあるいはイメージセンサ等から転送される
画像信号によってレーザー光を変調し、該変調したレー
ザー光で感光体ドラムを走査し−Ｃ１該感光体ドラム上
に電気的に画像情報を記録する装置が提供されている。

なお、記録された画像情報は、一般に、電子写頁プロ廿
スによって、用紙上に転写して再現される。

上記装置において、各走査の画像占用し時期（レーザー
光の変調開始時＋！１　’Ｉの同＋１１］ゐ１１６１１
は、走査経路の作像領域外上にフォトセンサ〈フォトセ
ンサの受光部）を配ｄし、該フォトセンサから出カされ
た同期信号の検出時刻を基準時刻としてタイマをスター
トさせ、所定時間経過後に、画像信号の読出しを開始す
ることによって行なっている。

近年、前記フォトセンサの受光部として、光ファイバが
用いられる傾向にある。これは、前記フォトセンサ出力
信号〈同期信号）の処理回路を走査経路近傍に配置する
ことは、搭載スペース、メインテナンス性等の関係上、
困難であるという事情、及び、受光素子を直接受光部に
配置し、リード線を介して処理回路に信号を入力させる
場合の受光部−処理回路間でのノイズを低減したいとい
う事情より採用されているものである。

［発明が解決しようとする問題点］ 上記装置において、レーザー光は、高速回転するポリゴ
ンミラーにて反射されて、感光体ドラムを、その軸方向
に移動走査する走査ビームとなる。

即ち、ポリゴンミラーとは、複数個の平面鏡からなる回
転鏡であり、該ポリゴンミラーに入射するレーザー光の
入射角がポリゴンミラーの回転に伴って時々刻々変化す
る結果、出射光は、前記方向に移動する走査ビームとな
るのである。

かかる走査ビームは、前記光ファイバの入射側端面を横
切って移動し、これにより、前記フォトセンサは、前記
画像信号読み出しのタイミングを規制するためのカラン
１〜開始用の同期信号を出力する。

第４図は、光ファイバ２の入射側端面２０を、走査ビー
ム１（１ａ）が横切る様子を説明する図であり、第４図
（ａ）は平面図、第４図（ｂ）は第４図（ａ）を８方向
（レーザー光の入射方向）から見た正面図である。なお
、レーザー光１（１ａ）は走査に伴い、図の右方から左
方へ進行する。

図示のように、理想的には、走査ビーム１は端面２０の
中心を横切るように調節されている。しかし現実には、
１ａのように中心からずれたポイントを通過する場合が
ある。その理由は、（１）ポリゴンミラーのＷＪｆｆｌ
れ、（２）機械内部の振動源による受光部の振動等に求
められる。

上記において、走査ビームが中心を通過した場合（図示
１）と、ずれた場合（図示１ａ）とを比較すると、光フ
ァイバ２への入射開始位置に、ΔＳの差が生じている。

したがって、該光ファイバ２を介して走査ビーム１（１
ａ）を検出するフォトセンサの出力信号の立上がり時刻
にも、前記ΔＳに相当する時間差が生じ、ひいでは、該
出力信号によって同１１１　ｉｌｌされる感光体上への
画像情報の層込み開始位置にもずれが生ずる。換言すれ
ば、画像情報が書込まれる感光体上の各走査線毎に水平
同期が微小閉ずれる、いわゆる［゛ジッタ」と呼ばれる
現象が発生する。

本発明はかかる事情に鑑み案出されたものであり、上記
「ジッタ」現象を低減した画像情報記録装置を提供する
ものである。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は、 レーザー光出力手段と、 前記レーザー光を画像信号によって変調するレーザー光
ゐり罪部と、 変調したレーザー光を伝送し、感光体を走査する走査系
と、 走査経路の所定位置に一端を配置され、該所定位置にて
前記レーザー光を入射する光ファイバと、該光ファイバ
の他端に接続され、入射したレーザー光を電気信号に変
換して前記画像信号の出力タイミングを制御する同期制
御部と、 を有するレーザー光による画像情報記録装置において、 前記光ファイバのレーザー光入射側軸心は、入射するレ
ーザー光の光軸に対して、傾斜していることを特徴とす
るレーザー光による画像情報記録装置である。

即ち、本発明の￥ｆＰＰｌは、前記光ファイバのレーザ
ー光入射側軸心を、入射光の光軸に対して傾斜させ、入
射側から見た光ファイバの端面を楕円形状とした点にあ
る。

［作用〕 第１図は、本発明に於いて、光ファイバ２の入射側端面
２０を、走査ビーム１が横切る様子を説明する図であり
、第１図（ａ）は平面図、第１図（ｂ）は第１図（ａ）
を８方向（レーザー光の入射方向）から見た正面図であ
る。なお、レーザー光１（Ｉａ＞は走査に伴い、図の右
方から左方へ進行する。

図示のように、Ｂ方向から見た光ファイバ２の入射側端
面２０は、楕円形状を成し、走査ビームゴ（中心を通過
する場合）と、走査ビーム１ａ（ずれる場合）との入射
開始位置の差ΔＳ−は、前記第４図における入射開始位
置の差ΔＳよりも小である。したがって、光ファイバ２
を介して走査ビーム１（１ａ）を検出するフォトセンサ
の出力信号の立上がり時刻の時間差も小となり、ひいて
は、該出力信号によって同期Ｉｌｌ　ｔｌＤされる感光
体上への１ｆｉｉ像情報の書込み開始位置のずれも小と
なる。即ち、「ジッタ」現象が低減される。

なお、上記説明より分るように、本発明に於いて、光フ
ァイバ２の入射側軸心は、走査ビームの成す平面内にあ
る。換言すれば、光ファイバ２の入射側軸心が入射レー
デー光に対して傾斜する方向は、走査ビーム１（１ａ）
が、入射側端面２０の成す楕円の短軸方向に移動し得る
ような方向である。

［実施例］ 以下、本発明を図示する具体的な実施例に基づいて説明
する。

第２図は、本実施例の画像情報記録装置の構成を模式的
に示す構成説明図であり、第３図は、第２図の光フアイ
バ付近の拡大図である。

図示の装置は、半導体レーザー３１と、該半導体レーザ
ー３１からの出射レーザー光１を反射して走査ビーム１
（走査方向は、図の右方から左方へ向かう方向）とする
ポリゴンミラー３２と、該ポリゴンミラー３２からの走
査ビーム１を収束するとともに走査ビームの線速度を一
定とする１″・θレンズ３３と、走査ビーム１の方向を
変える折返しミラー３４と、ＳＯ８（スタート・オブ・
スキャン）センサの受光部である光ファイバ２と、基板
５とを有し、基板５には、フォトセンサ素子及び処理回
路からなるビーム検出回路、画像情報を入力して半導体
レーザーを変調して駆動する回路等が搭載されている。

なお、折返しミラー３４で反射された走査ビーム１は、
帯電された感光体ドラム４に結像して該ドラム４を走査
し、該走査にともない、感光体ドラム上４に画像情報を
静電的に記録する。ここに、画像情報は、図示しないイ
メージセンサ、コンピュータ等から転送される。

上記構成の装置に於いて、走査ビーム１は図の右端から
走査を開始し、まず光ファイバ２に入射丈る。該入射し
たレーザー光は、フォトセンサ素子にて電気信号に変換
され、該信号を受けて処理回路はタイマ計時を開始し、
所定時間経過後画像情報によるレーザー光の変調が開始
され、感光体ドラム４の１走査ライン上への情報の書込
みが開始される。ここに所定時間とは、走査ビーム１が
光ファイバ２への入射位置から、感光体４上の記録Ｏｎ
開始位置で移動するのに要する時間である。

上記に於いて、光ファイバ２のレーザー光入射側端面は
、入射レーザー光の光軸に対して垂直ではなく、第３図
に示すように傾斜している。その結果、入射ビーム側か
ら見た端面は、第１図に示すように楕円形状を成し、走
査ビーム１（ｌａ）の入射開始位置のずれΔＳ′は、従
来よりも小となり、ジッタも低減されている。

表に、入射位置の図の縦方向の変動ｄに対する、図の横
方向の入射開始位置のずれΔＳ′を、傾斜角度（入射レ
ーザー光の光軸と光ファイバの軸との成す角度）をパラ
メタとして表わす。

［効果〕 以上、要するに本発明は、レーず一光を画８４信号で変
調して感光体ドラムを走査し、該感光体ドラム上に画像
情報を記録する装置に於いて、所定位置での走査ビーム
を検出するフォトセンサの受光部である光ファイバのビ
ーム入射側軸心を、該ビームの光軸に対して、傾斜させ
たものである。

実施例にｇ″ｒ、述したように、本発明によると、走査
ビームの水平同期を制御するための検出位置のずれが小
さくなり、その結果、より正確な水平同期制御が達成さ
れる。また、部品数の増加もないため、構成が容易であ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に於いて、光ファイバ２の入ｌＪ・Ｉ
側端面２０を、走査ビーム１が横切る様子を説明する図
であり、第１図（ａ）は平面図、第１図（ｂ）は第１図
（ａ）を８方向（レーザー光の入射方向）から見た正面
図である。第２図は、本実施例の画像情報記録装置の構
成を模式的に示す構成説明図であり、第３図は、第２図
の光フアイバ付近の拡大図である。第４図は、光ファイ
バ２の入射側端面２０を、走査ビーム１（１ａ）が横切
る様子を説明する図であり、第４図（ａ）は平面図、第
４図（ｂ）は第４図（ａ＞をＢ方向（レーザー光の入射
方向）から児た正面図である。 １．１ａ・・・走査ビーム　２・・・光ファイバ３１・
・・半導体レーザー　３２・・・ポリゴンミラー３３・
・・ｆ・θレンズ　　３４・・・折返しミラー４・・・
感光体ドラム 第１図（ｂ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）レーザー光出力手段と、 前記レーザー光を画像信号によつて変調するレーザー光
   制御部と、 変調したレーザー光を伝送し、感光体を走査する走査系
   と、 走査経路の所定位置に一端を配置され、該所定位置にて
   前記レーザー光を入射する光ファイバと、該光ファイバ
   の他端に接続され、入射したレーザー光を電気信号に変
   換して前記画像信号の出力タイミングを制御する同期制
   御部と、 を有するレーザー光による画像情報記録装置において、 前記光ファイバのレーザー光入射側軸心は、入射するレ
   ーザー光の光軸に対して、傾斜していることを特徴とす
   るレーザー光による画像情報記録装置。