JPS6217427A - 複板クラツチ - Google Patents

複板クラツチ

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JPS6217427A
JPS6217427A JP15419985A JP15419985A JPS6217427A JP S6217427 A JPS6217427 A JP S6217427A JP 15419985 A JP15419985 A JP 15419985A JP 15419985 A JP15419985 A JP 15419985A JP S6217427 A JPS6217427 A JP S6217427A
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JP
Japan
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clutch
spline
damper
spring
disc
Prior art date
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JP15419985A
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JPH0564246B2 (ja
Inventor
Tamotsu Masuura
保 益浦
Toshio Yasutomi
利夫 安富
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Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、自動車等に用いられる複板クラッチに関する
ものである。
〈従来の技術〉 大型自動車等において、クラッチの容量をコンパクトで
増量するために2枚のクラッチディスクを中間プレート
を介して並設した複板クラッチが公知となっている。こ
の種の複板クラッチにおいて、両クラッチディスクのダ
ンパスプリングの捩り剛性を全て同一にしているので、
中間プレートの両摩擦で発生する振動数が同じとなり増
幅されて駆動系の異音、発進時のフィーリングに不利が
あった。このような問題を解決するために、2枚のクラ
ッチディスクの・ダンパスプリングのバネ定数を互いに
異にし両クラッチディスクの捩り特性を変えたものが実
公昭53−6760号で公知となっている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上記実公昭53−6760号の従来技術は、複板クラッ
チにおける駆動系の異音低減には非常に効果的である。
しかし、難点としては、両クラッチディスクはスプライ
ンハブのスプライン嵌合は回転方向が密嵌合であるため
に、両クラッチディスクの全捩り角が小さく、それに伴
うバネ定数の選択の枠が狭く、異音、発進性の面で最適
のバネ定数が得られ難いことである。
本発明は、上記従来技術の利点を活かし、さらに改良を
加え、全捩り角を太き(し、異音低減、発進時のフィー
リングを向上すべく最適のバネ定数が得られるようにし
たものである。
く問題点を解決するための手段〉 本発明は、中間プレートを介してその前後にクラッチデ
ィスクをスプラインハブによってインプットシャフトに
それぞれ別個にスプライン嵌合して配置し、それぞれの
クラッチディスクに設けられているダンパスプリングの
バネ定数を互いに異にした複板クラッチにおいて、前記
クラッチディスクの河れか一方のスプライン嵌合部に、
回転方向の遊動間隙を形成すると共に、両クラッチディ
スク間に、両クラッチディスクの回転方向の位相決めす
るセンタリング部材を設けたものである。
く作   用〉 本発明は、スプライン嵌合部に回転方向の遊動間隙を形
成した側の一方のクラッチディスクが、前記間隙で遊動
作用している間は、他方のクラッチディスクのみのダン
パが作動し、低いバネ定数が得られ、また、ストッパト
ルクの小さい方の他方のクラッチディスクの捩り角度が
ストッパトルクの大きい方の一方のクラッチディスクの
捩り角度より太き(なり、全捩り角を大きく確保するも
のである。
〈実 施 例〉 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1図
において、1はフライホイールである。2は中間プレー
トであり、この中間プレート2を介してその前後にクラ
ッチディスク3a。
3bが配置されてている。このクラッチディスク3a、
3bは、スプラインハブ4a、 4bによりインプット
シャフト5にスプライン嵌合されている。9a、9bは
2段バネによるダンパスプリングであり、互いにバネ定
数を異にしている。6はプレッシャプレートを示す。
本発明は、上記の構成において、何れか一方のクラッチ
ディスク3aは、第2図で示すように、インプットシャ
フト5のスプライン歯5aの歯幅とスプラインハブ4a
の歯溝10の溝幅との間において、回転方向に間隙θを
もたせたスプライン嵌合とし、他方のクラッチディスク
3bは第3図で示すように、そのスプラインハブ4bと
インプットシャフト5のスプライン歯とは通常のように
回転方向を密にスプライン嵌合する。
さらに、両クラッチディスク3a、3bの対面間におい
て、他方のクラッチディスク3bにセンタリングプレー
ト7の基端を固定し、一方のクラッチディスク38には
、前記センタリングプレート7の先端が係入する凹部8
を設け、両クラッチディスク3a、3bの回転方向の位
相決め機構を備えている。
前記センタリングプレート7に代えて、第7図(A>で
示すように、コイルスプリング7aを自由度のあるシー
ト10にて設けてもよいし、第7図(B)のようにゴム
などの弾性体7b、第7図(C)のように屈折した板バ
ネ7cであってもよい。そのイ也捩りバネ等が考えられ
る。
このセンタリングプレート7その他のセンタリング部材
のバネ定数は、T (kg−+n)=17m”” X舒
1の式よりT(kg−m/der)のばね定数で定める
ことが望ましい。
さらに本発明は、上記の構成において、スプラインハブ
4al:間隙θをもたせてスプライン嵌合したクラッチ
ディスク3a側のダンパスプリング9aのバネ力を強<
シ、スプラインハブ4bに密嵌合したクラッチディスク
側のダンパスプリング9bのバネ力を柔らかくし、クラ
ッチディスク3a、3bの捩り角の大きさに差を持たせ
たものである。
本発明は上記の通りの構造であるから、第6図のダンパ
特性図で示すように、一方のクラッチディスク3aは、
スプラインハブ4aの歯溝10とインプットシャフト5
のスプライン歯5aの歯幅との間隙θによる遊動捩り角
θ1が作用している間は、他方のクラッチディスク3b
のみのダンパが作動し、低いバネ定数が得られる。また
、前記遊動捩り角01以上に達すると、一方のクラッチ
ディスク3aもダンパ゛作動し、両クラッチディスク3
a、3bによるトータルダンパ特性は3段階に変化して
得られる。
センタリングプレート7は、中立時には第4図で示すよ
うに、スプラインハブ4aの(FJ溝工0とスプライン
m5aとの間隙θがクラッチディスク3aの回転方向側
に具現するよう両クラッチディスク3a、、3bの位相
位置決めし、一方のクラッチディスク・3aが遊動捩り
角θ1に捩ったときには第5図で示すように、作動後に
第4図で示す元の位置に戻るよう反撥力が・付与される
また、前記間隙θを有してスプラインハブ4aに嵌合し
たクラッチディスク3a側のダンパスプリング9aのバ
ネ力を強くし、スプラインハブ4bに密嵌合したクラッ
チディスク3b側のダンパスプリングのバネ力を柔らか
くした構成の場合には、両クラッチディスク3a、3b
の捩り角の変位がさらに大きく得られる。
〈発明の効果〉 以上のように本発明によると、一方のクラッチディスク
をインプットシャフトに回転方向に遊動間隙を持たぜ、
センタリングプレートにより作動後には常に回転方向側
に遊動間隙を作るよう復元させるようにした構成である
から、前記遊動間隙に基づく両クラッチディスクのダン
パスプリングによるダンパ特性は1枚のクラッチディス
クのみによる1段階と、2枚のクラッチディスクによる
2段階との都合3段階の変化が得られ、しかも、両クラ
ッチディスクの位相差回転により全捩り角eが第6図の
ように大きく確保され、バネ定数の選択の枠が拡がり、
最適のバネ定数が得られ、ダンパスプリングのバネ定数
を互いに異にした従来技術における利点に加えて、さら
に異゛音低減、発進時のフィーリングを向上する効果を
有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の断面図、第2図は一方のクラッチディ
スクのスプライン嵌合を示す断面図、第3図は他方のク
ラッチディスクのスプライン嵌合を示す断面図、第4図
は中立時における両クラッチディスクの位置関係を示す
局部断面図、第5図は一方のクラッチディスクが遊動捩
り角だけ捩った・ときの局部断面図、第6図は本発明の
ダンパ特11図、第7図はセンタリング部材の各実施例
を示す図である。 1・・・フライホイール、2・・・中間プレート、3a
、3b・・・クラッチディスク、4a、4b・・・スプ
ラインハブ、5・・・インプットシャフト、5a・・・
スプライン歯、7・・・センタリングプレート、9a、
9b・・・ダンパスプリング、10・・・歯溝、θ・・
・間隙。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)中間プレートを介してその前後にクラッチディス
    クをスプラインハブによってインプットシャフトにそれ
    ぞれ別個にスプライン嵌合して配置し、それぞれのクラ
    ッチディスクに設けられているダンバスプリングのバネ
    定数を互いに異にした複板クラッチにおいて、前記クラ
    ッチディスクの何れか一方のスプライン嵌合部に、回転
    方向の遊動間隙を形成すると共に、両クラッチディスク
    間に、両クラッチディスクの回転方向の位相決めするセ
    ンタリング部材を設けたことを特徴とする複板クラッチ
  2. (2)中間プレートを介してその前後にクラッチディス
    クをスプラインハブによってインプットシャフトにそれ
    ぞれ別個にスプライン嵌合して配置し、それぞれのクラ
    ッチディスクに設けられているダンバスプリングのバネ
    定数を互いに異にした複板クラッチにおいて、前記クラ
    ッチディスクの何れか一方のスプライン嵌合部に、回転
    方向の遊動間隙を形成すると共に、両クラッチディスク
    間に、両クラッチディスクの回転方向の位相決めするセ
    ンタリングプレートを設け、前記スプライン嵌合部に回
    転方向の遊動間隙を形成して嵌合したクラッチディスク
    側のダンパスプリングのバネ力をスプラインハブに密嵌
    合したクラッチディスク側のダンパスプリングのバネ力
    よりも強くして捩り角を小さくし、スプラインハブに密
    嵌合したクラッチディスク側のダンパスプリングのバネ
    力を柔らかくして捩り角を大きくしたことを特徴とする
    複板クラッチ。
JP15419985A 1985-07-15 1985-07-15 複板クラツチ Granted JPS6217427A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15419985A JPS6217427A (ja) 1985-07-15 1985-07-15 複板クラツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15419985A JPS6217427A (ja) 1985-07-15 1985-07-15 複板クラツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6217427A true JPS6217427A (ja) 1987-01-26
JPH0564246B2 JPH0564246B2 (ja) 1993-09-14

Family

ID=15579003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15419985A Granted JPS6217427A (ja) 1985-07-15 1985-07-15 複板クラツチ

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JP (1) JPS6217427A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5260363A (en) * 1976-05-31 1977-05-18 Daikin Mfg Co Ltd Apparatus for preventing poor disconnection of multiple disc clutch
JPS5848420U (ja) * 1981-09-29 1983-04-01 古河電気工業株式会社 架橋用ゴム・プラスチツク押出装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5260363A (en) * 1976-05-31 1977-05-18 Daikin Mfg Co Ltd Apparatus for preventing poor disconnection of multiple disc clutch
JPS5848420U (ja) * 1981-09-29 1983-04-01 古河電気工業株式会社 架橋用ゴム・プラスチツク押出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0564246B2 (ja) 1993-09-14

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