JPS62174115A - プラスチツクレンズの製造方法 - Google Patents
プラスチツクレンズの製造方法Info
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- JPS62174115A JPS62174115A JP1486386A JP1486386A JPS62174115A JP S62174115 A JPS62174115 A JP S62174115A JP 1486386 A JP1486386 A JP 1486386A JP 1486386 A JP1486386 A JP 1486386A JP S62174115 A JPS62174115 A JP S62174115A
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、プラスチックレンズの注型成形による製造方
法において、種々のジオプターのレンズを容易に、しか
も低コストで製造し得る改良されたプラスチックレンズ
の製造方法に関するものである。
法において、種々のジオプターのレンズを容易に、しか
も低コストで製造し得る改良されたプラスチックレンズ
の製造方法に関するものである。
[従来の技術]
プラスチックレンズは従来のガラスレンズに比較して軽
量であり、かつ耐衝撃性や染色性に優れていることから
、需要が急速に拡大している。これらプラスチックレン
ズの原料としては液状であって、重合体が透明性を有す
る例えば、ジエチレングリコールビスアリルカーボネー
ト、(メタ)アクリル酸エステル類、スチレンなどが単
独あるいは、それらを主成分として、他の重合性化合物
と共に用いられる。これらの原料のうち特にジエチレン
グリコールビスアリルカーボネートの重合体は耐擦傷性
が他のものより優れていることから、現状では主流をな
している。
量であり、かつ耐衝撃性や染色性に優れていることから
、需要が急速に拡大している。これらプラスチックレン
ズの原料としては液状であって、重合体が透明性を有す
る例えば、ジエチレングリコールビスアリルカーボネー
ト、(メタ)アクリル酸エステル類、スチレンなどが単
独あるいは、それらを主成分として、他の重合性化合物
と共に用いられる。これらの原料のうち特にジエチレン
グリコールビスアリルカーボネートの重合体は耐擦傷性
が他のものより優れていることから、現状では主流をな
している。
液状原料からのプラスチックレンズの製造 一方法と
して現在、一般的に行なわれている方法は、凹面及び凸
面の転写面を有する2個1対よりなる剛性モールドと該
剛性モールドを位置決めし、側面全周を封止する部材と
によって組立てられた注型成形用モールドの密閉系に形
成されたキャビティ内に、上述の原料としての液状子ツ
マ−に重合開始剤を加えて注入、充填し、重合硬化させ
た後、注型成形用モールドを解体してモールドよりレン
ズを離型、取出す注型成形方法である。
して現在、一般的に行なわれている方法は、凹面及び凸
面の転写面を有する2個1対よりなる剛性モールドと該
剛性モールドを位置決めし、側面全周を封止する部材と
によって組立てられた注型成形用モールドの密閉系に形
成されたキャビティ内に、上述の原料としての液状子ツ
マ−に重合開始剤を加えて注入、充填し、重合硬化させ
た後、注型成形用モールドを解体してモールドよりレン
ズを離型、取出す注型成形方法である。
かかる製造方法によって、眼鏡レンズを製造する場合、
眼鏡の装用者毎に近視用、遠視用、乱視用など、更にそ
れらのジオプターが異なることから、その種類は極めて
多種となり、しかも種類毎のそれぞれのレンズの需要量
は少なく、所謂、多品種少量生産とならざるを得ない。
眼鏡の装用者毎に近視用、遠視用、乱視用など、更にそ
れらのジオプターが異なることから、その種類は極めて
多種となり、しかも種類毎のそれぞれのレンズの需要量
は少なく、所謂、多品種少量生産とならざるを得ない。
このように、眼鏡レンズにおける多品種少量生産は製造
工程を繁雑なものとし、したがって、高生産性は期待で
きない。
工程を繁雑なものとし、したがって、高生産性は期待で
きない。
[発明の解決しようとする問題点」
前述のように、プラスチックレンズの製造方法、特に注
型成形用モールドを用いる注型成形法においては、凹面
及び凸面を有する2個1対よりなる剛性モールドと該剛
性モールドを位置決めし、側面全周を封止する部材とに
よって組ケてる注型成形用モールドの該封止部材として
は、通常内面に剛性モールド載置用段部を有する筒状弾
性モールドが使用される。
型成形用モールドを用いる注型成形法においては、凹面
及び凸面を有する2個1対よりなる剛性モールドと該剛
性モールドを位置決めし、側面全周を封止する部材とに
よって組ケてる注型成形用モールドの該封止部材として
は、通常内面に剛性モールド載置用段部を有する筒状弾
性モールドが使用される。
かかる筒状弾性モールドにおいて、その内面の剛性モー
ルド載置用段部はレンズの縁を形成する部分であって、
段部の厚さはレンズの縁厚を決定する。したがって、筒
状弾性モールドはその内面に形成される段部の厚さが、
所望レンズの縁厚にもとすいて設計され、製作される。
ルド載置用段部はレンズの縁を形成する部分であって、
段部の厚さはレンズの縁厚を決定する。したがって、筒
状弾性モールドはその内面に形成される段部の厚さが、
所望レンズの縁厚にもとすいて設計され、製作される。
而して、レンズはそのジオプターに応じてレンズの縁厚
を異にすることから、筒状弾性モールド内面の剛性モー
ルド載置用段部の厚さは、所望レンズのジオプターにし
たがった厚さとすることが必要であり、極めて多くの種
類のレンズのジオプターに等しい段部の厚さを有する筒
状弾性モールドを保有しなければならないという問題点
がある。かかる問題点は、更に筒状弾性モールドが金型
によって製作されることから、金型の種類を多くし、し
かも製作費が増大し、コスト的に不利となり、加えて、
多種類の金型及び筒状弾性モールドの保管、管理などを
複雑なものとするなどの問題点をも内在している。
を異にすることから、筒状弾性モールド内面の剛性モー
ルド載置用段部の厚さは、所望レンズのジオプターにし
たがった厚さとすることが必要であり、極めて多くの種
類のレンズのジオプターに等しい段部の厚さを有する筒
状弾性モールドを保有しなければならないという問題点
がある。かかる問題点は、更に筒状弾性モールドが金型
によって製作されることから、金型の種類を多くし、し
かも製作費が増大し、コスト的に不利となり、加えて、
多種類の金型及び筒状弾性モールドの保管、管理などを
複雑なものとするなどの問題点をも内在している。
[問題点を解決するための手段]
本発明は、前述のような問題点を解決すべくなされたも
のであって、プラスチックレンズの製造方法において、
注型成形用モールドの組立てに用いられる剛性モールド
及び筒状弾性モールドを大きく設計変更することなく、
従来の剛性モールド及び筒状弾性モールドを使用して、
筒状弾性モールド内面の剛性モールド載置用段部にスペ
ーサーを介して剛性モールドを載置することによって、
縁厚の異なる種々のジオプターのレンズが容易に成形さ
れ、筒状弾性モールドの種類を減らし得ることを見い出
し、本発明を完成するに至ったものである。
のであって、プラスチックレンズの製造方法において、
注型成形用モールドの組立てに用いられる剛性モールド
及び筒状弾性モールドを大きく設計変更することなく、
従来の剛性モールド及び筒状弾性モールドを使用して、
筒状弾性モールド内面の剛性モールド載置用段部にスペ
ーサーを介して剛性モールドを載置することによって、
縁厚の異なる種々のジオプターのレンズが容易に成形さ
れ、筒状弾性モールドの種類を減らし得ることを見い出
し、本発明を完成するに至ったものである。
即ち、本発明は、転写面が凹面及び凸面に形成されてな
る2個1対の剛性モールドを、内面に該剛性モールド載
置用段部を有する筒状弾性モールドの該段部に載置して
、剛性モールドの側面全周が密閉系に組立てられてなる
注型成形用モールドによるプラスチックレンズの製造方
法において、一方の剛性モールドと該剛性モールドを載
置する筒状弾性モールドの段部との間に、該段部に載置
し得る外径と、レンズ外径にほぼ等しい内口径を有する
スペーサーを介在させることを特徴とするプラスチック
レンズの製造方法である。
る2個1対の剛性モールドを、内面に該剛性モールド載
置用段部を有する筒状弾性モールドの該段部に載置して
、剛性モールドの側面全周が密閉系に組立てられてなる
注型成形用モールドによるプラスチックレンズの製造方
法において、一方の剛性モールドと該剛性モールドを載
置する筒状弾性モールドの段部との間に、該段部に載置
し得る外径と、レンズ外径にほぼ等しい内口径を有する
スペーサーを介在させることを特徴とするプラスチック
レンズの製造方法である。
本発明における注型成形用モールドの2個1対よりなる
剛性モールドは、例えば第1の剛性モールドの転写面が
凹面であれば、第2の剛性モールドの転写面は凸面であ
り、それら剛性モールドの材質は特に限定されないが、
通常面精度良く加ニレ得るという点においてガラスが好
適に使用される。また、筒状弾性モールドは剛性モール
ドを位置決めし、剛性モールドの側面全周に密着して2
個1対の剛性モールド間に密閉系のキャビティを形成し
得るものであれば、その材料は特に限定されない。而し
て、筒状弾性モールドの材料としては、プラスチックレ
ンズの原料である透明性重合体を与えるモノマーあるい
はプレポリマーに侵されたり、着色せしめたりすること
がなく、しかも剛性モールドの側面全周との密着性及び
成形用モールドの組立、解体の容易性などから弾性を有
するものであることが好ましく、かかる材料としては、
例えばエチレン−酢酸ビニルコポリマーあるいはそれに
ポリプロピレンをブレンドした樹脂、あるいはフッ素ゴ
ムなどを好適なものとして挙げることができる。
剛性モールドは、例えば第1の剛性モールドの転写面が
凹面であれば、第2の剛性モールドの転写面は凸面であ
り、それら剛性モールドの材質は特に限定されないが、
通常面精度良く加ニレ得るという点においてガラスが好
適に使用される。また、筒状弾性モールドは剛性モール
ドを位置決めし、剛性モールドの側面全周に密着して2
個1対の剛性モールド間に密閉系のキャビティを形成し
得るものであれば、その材料は特に限定されない。而し
て、筒状弾性モールドの材料としては、プラスチックレ
ンズの原料である透明性重合体を与えるモノマーあるい
はプレポリマーに侵されたり、着色せしめたりすること
がなく、しかも剛性モールドの側面全周との密着性及び
成形用モールドの組立、解体の容易性などから弾性を有
するものであることが好ましく、かかる材料としては、
例えばエチレン−酢酸ビニルコポリマーあるいはそれに
ポリプロピレンをブレンドした樹脂、あるいはフッ素ゴ
ムなどを好適なものとして挙げることができる。
本発明において重要なのは、注型成形用モールドの組立
てに、上述の剛性モールドを筒状弾性モールドの内面に
形成されている剛性モールド載置用段部に載置する際、
一方の剛性モールドと該段部との間にスペーサーを介在
させることである。かかるスペーサーの形状は段部に載
置し得る形状、例えば弧状片などであってもよいが、レ
ンズ精度及び取扱いの容易性などにおいて、段部に載置
し得る外径と、レンズ外径にほぼ等しい内口径を有する
リング状スペーサーであるのが好適である。その厚さは
適当に選定することができるが、できるだけ共通に使用
し得るような厚さとすれば、その種類を減らすことがで
きる。通常は、0.1〜5mmの範囲、特に好ましくは
0.3〜3mmのものを1〜2種とするのが好適であり
、1枚の使用では厚さが不十分であれば、数枚を重ねて
使用することも考慮して決定される。また、その材料と
しては、前述の筒状弾性モールドと同材料であるのが好
ましいが、ポリエチレン、ポリ塩化ビニール、ポリプロ
ピレンなども使用し得る。
てに、上述の剛性モールドを筒状弾性モールドの内面に
形成されている剛性モールド載置用段部に載置する際、
一方の剛性モールドと該段部との間にスペーサーを介在
させることである。かかるスペーサーの形状は段部に載
置し得る形状、例えば弧状片などであってもよいが、レ
ンズ精度及び取扱いの容易性などにおいて、段部に載置
し得る外径と、レンズ外径にほぼ等しい内口径を有する
リング状スペーサーであるのが好適である。その厚さは
適当に選定することができるが、できるだけ共通に使用
し得るような厚さとすれば、その種類を減らすことがで
きる。通常は、0.1〜5mmの範囲、特に好ましくは
0.3〜3mmのものを1〜2種とするのが好適であり
、1枚の使用では厚さが不十分であれば、数枚を重ねて
使用することも考慮して決定される。また、その材料と
しては、前述の筒状弾性モールドと同材料であるのが好
ましいが、ポリエチレン、ポリ塩化ビニール、ポリプロ
ピレンなども使用し得る。
本発明を具体的に図面によって説明する。第1図は本発
明による組立てられた注型成形用モールドの断面図であ
って、凸面の転写面を有する第1の剛性モールl” l
は、筒状弾性モールド3の内面に形成されている剛性モ
ールド載置用段部30の下面31に当接されている。一
方、凹面の転写面を有する第2の剛性モールド2は筒状
弾性モールド3の内面に形成されている剛性モールド載
置用段部30の上面32の上に特足厚さの1枚のスペー
サー4を介して載置されて、第1と第2の剛性モールド
の間にキャビティ5が形成され、筒状弾性モールド3に
よって密閉系とされている。かくして組立てられた注型
成形用モールドは、所望ジオプターのレンズの製造にお
いて段部30の厚さを一定として、必要−縁厚に相当す
るスペーサーが用いられるか、あるいは必要な縁厚に達
するまで、一定厚さのスペーサーが重ねられる。組立て
られた注型成形用モールドのキャビティ5にはプラスチ
ックレンズの原料として、重合性の液状モノマーに重合
開始剤を加えて調整された原料を注入口(第1図には記
載なし)より注入、充填して、注入口を封止後、剛性モ
ールドをその背面よりクランプ6にて挟持して、通常の
方法で重合硬化させることによってプラスチックレンズ
が製造される。
明による組立てられた注型成形用モールドの断面図であ
って、凸面の転写面を有する第1の剛性モールl” l
は、筒状弾性モールド3の内面に形成されている剛性モ
ールド載置用段部30の下面31に当接されている。一
方、凹面の転写面を有する第2の剛性モールド2は筒状
弾性モールド3の内面に形成されている剛性モールド載
置用段部30の上面32の上に特足厚さの1枚のスペー
サー4を介して載置されて、第1と第2の剛性モールド
の間にキャビティ5が形成され、筒状弾性モールド3に
よって密閉系とされている。かくして組立てられた注型
成形用モールドは、所望ジオプターのレンズの製造にお
いて段部30の厚さを一定として、必要−縁厚に相当す
るスペーサーが用いられるか、あるいは必要な縁厚に達
するまで、一定厚さのスペーサーが重ねられる。組立て
られた注型成形用モールドのキャビティ5にはプラスチ
ックレンズの原料として、重合性の液状モノマーに重合
開始剤を加えて調整された原料を注入口(第1図には記
載なし)より注入、充填して、注入口を封止後、剛性モ
ールドをその背面よりクランプ6にて挟持して、通常の
方法で重合硬化させることによってプラスチックレンズ
が製造される。
上述の第1図の説明において、第1の剛性モールドと第
2の剛性モールドとを逆の位置関係としてもよいことは
勿論である。
2の剛性モールドとを逆の位置関係としてもよいことは
勿論である。
第2図は従来の組立てられた注型成形用モールドの断面
図であって、凸面の転写面を有する第1の剛性モールl
” lは、筒状弾性モールド3の内面に形成されている
剛性モールド載置段部30の下面31の当接されている
。一方、凹面の転写面を有する第2の剛性モールド2は
筒状弾性モールド3の内面に形成されている剛性モール
ド載置用段部30の上面32の上に直接載置されて、第
1と第2の剛性モールドの間にキャビティ5が形成され
、筒状弾性モールド3によって密閉系とされている。し
たがって、レンズのジオプターが異る毎にレンズの縁厚
は変化することから、レンズのジオプターの縁Hに対応
した段部の厚みを有する筒状弾性モールドが必要となる
。
図であって、凸面の転写面を有する第1の剛性モールl
” lは、筒状弾性モールド3の内面に形成されている
剛性モールド載置段部30の下面31の当接されている
。一方、凹面の転写面を有する第2の剛性モールド2は
筒状弾性モールド3の内面に形成されている剛性モール
ド載置用段部30の上面32の上に直接載置されて、第
1と第2の剛性モールドの間にキャビティ5が形成され
、筒状弾性モールド3によって密閉系とされている。し
たがって、レンズのジオプターが異る毎にレンズの縁厚
は変化することから、レンズのジオプターの縁Hに対応
した段部の厚みを有する筒状弾性モールドが必要となる
。
ここで、レンズの縁厚を厚くする目的のスペーサーの使
用は、あたかもレンズ全体の厚さがスペーサーに相当す
る厚さ分だけ厚くなり、レンズのジオプターの変化に関
与しないような印象を与えるが、このようなことのない
ことを以下に説明する。即ち、例えば、マイナスレンズ
にあっては、凸面の転写面を有する第1の剛性モールド
の曲率半径を一定とした場合、レンズのディオプターが
大きくなるにしたがい、凹面の転写面を有する第2の剛
性モールドの曲率半径が大きくなる。このためレンズの
中心厚を一定とするにはレンズの縁厚を大きくすること
が必要となり、この厚さの増加分をスペーサーで補うも
のであって、上述のような問題は起らない。
用は、あたかもレンズ全体の厚さがスペーサーに相当す
る厚さ分だけ厚くなり、レンズのジオプターの変化に関
与しないような印象を与えるが、このようなことのない
ことを以下に説明する。即ち、例えば、マイナスレンズ
にあっては、凸面の転写面を有する第1の剛性モールド
の曲率半径を一定とした場合、レンズのディオプターが
大きくなるにしたがい、凹面の転写面を有する第2の剛
性モールドの曲率半径が大きくなる。このためレンズの
中心厚を一定とするにはレンズの縁厚を大きくすること
が必要となり、この厚さの増加分をスペーサーで補うも
のであって、上述のような問題は起らない。
「実施例」
実施例1.比較例1
レンズのジオプターを球面ジオプター±0.OOから−
3,00まで0.25ジオプター毎に、口径75φの1
3種類のレンズを、本発明のレンズの製造方法にしたが
って、第1表に示す内面に剛性モールド載置用段部を有
する3種類の筒状弾性モールド及び厚さ0−4mmの1
種のスペーサーを0〜4枚重ねて用いて、第1図に示さ
れるような注型成形用モールドを組立てた。別に比較例
として上述と同様の13種類のレンズを従来のレンズの
製造方法にしたがって、第1表に示す内面に剛性モール
ド載置用段部を有する13種の筒状弾性モールドを用い
て、第2図に示されるような注型成形用モールドを組立
てた。
3,00まで0.25ジオプター毎に、口径75φの1
3種類のレンズを、本発明のレンズの製造方法にしたが
って、第1表に示す内面に剛性モールド載置用段部を有
する3種類の筒状弾性モールド及び厚さ0−4mmの1
種のスペーサーを0〜4枚重ねて用いて、第1図に示さ
れるような注型成形用モールドを組立てた。別に比較例
として上述と同様の13種類のレンズを従来のレンズの
製造方法にしたがって、第1表に示す内面に剛性モール
ド載置用段部を有する13種の筒状弾性モールドを用い
て、第2図に示されるような注型成形用モールドを組立
てた。
かくして組立てられた注型成形用モールドのキャビティ
にジニチレングリコールビスアリルカーポネートに重合
開始剤を加えて調整したプラスチックレンズ用の原料を
注入し、注入口を封止した後、加熱炉にて室温から80
°Cまで18時間を費やして徐々に昇温して重合硬化さ
せた。
にジニチレングリコールビスアリルカーポネートに重合
開始剤を加えて調整したプラスチックレンズ用の原料を
注入し、注入口を封止した後、加熱炉にて室温から80
°Cまで18時間を費やして徐々に昇温して重合硬化さ
せた。
硬化後、加熱炉より取出して、注型成形用モールドを解
体して、剛性モールドより剥離しプラスチックレンズを
得た。
体して、剛性モールドより剥離しプラスチックレンズを
得た。
本発明のレンズの製造方法にしたがって得られたプラス
チックレンズは従来のレンズの製造方法にしたがった場
合よりも歩留りは高く、品質的にも優れたものであった
。特に本発明のレンズの製造方法にしたがえば、13種
類のレンズの製造に筒状弾性モールドは内面の剛性モー
ルド載置用段部厚を変化させた3種類であれば充分であ
り、しかもスペーサーは厚さ 0.4mmのもの1種で
よく、比較例における従来のレンズの製造方法では、レ
ンズの13種類に応じて変化させた段部厚さを有する筒
状弾性モールドを必要としているが、本発明の方法はコ
スト的に極めて有利であった。
チックレンズは従来のレンズの製造方法にしたがった場
合よりも歩留りは高く、品質的にも優れたものであった
。特に本発明のレンズの製造方法にしたがえば、13種
類のレンズの製造に筒状弾性モールドは内面の剛性モー
ルド載置用段部厚を変化させた3種類であれば充分であ
り、しかもスペーサーは厚さ 0.4mmのもの1種で
よく、比較例における従来のレンズの製造方法では、レ
ンズの13種類に応じて変化させた段部厚さを有する筒
状弾性モールドを必要としているが、本発明の方法はコ
スト的に極めて有利であった。
実施例2
実施例1において使用した筒状弾性モールド及びスペー
サーを第2表に示す筒状弾性モールド及び厚さ0.4〜
1.6Hのスペーサーに代えて各1枚を用いた他は実施
例1と同様に注型成形用モールドを組立てた。
サーを第2表に示す筒状弾性モールド及び厚さ0.4〜
1.6Hのスペーサーに代えて各1枚を用いた他は実施
例1と同様に注型成形用モールドを組立てた。
かくして組立てられ注型成形用モールドによって、実施
例1と同様の方法により、プラスチックレンズを得た。
例1と同様の方法により、プラスチックレンズを得た。
得られたプラスチックレンズは品質的にも優れたもので
あった。特に13種類のレンズ製造に、筒状弾性モール
ドは内面の剛性モールド載置用段部厚さを変化させた3
種類であれば充分であり、しかもスペーサーはその厚さ
を変化させた4種類であればよく、従来のレンズ製造刃
に比して極めて有利であった。
あった。特に13種類のレンズ製造に、筒状弾性モール
ドは内面の剛性モールド載置用段部厚さを変化させた3
種類であれば充分であり、しかもスペーサーはその厚さ
を変化させた4種類であればよく、従来のレンズ製造刃
に比して極めて有利であった。
[発明の効果]
本発明のプラスチックレンズの製造方法は、レンズのジ
オプターが多種類に及ぶレンズの製造方法において、使
用される筒状弾性モールドを共通化させて、その種類を
極めて少なくさせることに特徴があり、従来の方法にお
いて、レンズのジオブーの変化に対応した多種類の筒状
弾性モールドを必要としていることに対し、その保管性
、作業性などを簡略化するという優れた効果を有するも
のである。
オプターが多種類に及ぶレンズの製造方法において、使
用される筒状弾性モールドを共通化させて、その種類を
極めて少なくさせることに特徴があり、従来の方法にお
いて、レンズのジオブーの変化に対応した多種類の筒状
弾性モールドを必要としていることに対し、その保管性
、作業性などを簡略化するという優れた効果を有するも
のである。
特に、多品種少量生産という眼鏡レンズの製造という特
殊性に鑑みて、上述の筒状弾性モールドの共通化による
種類の減少はコスト的に極めて有利であるという効果を
も生ずるものである。
殊性に鑑みて、上述の筒状弾性モールドの共通化による
種類の減少はコスト的に極めて有利であるという効果を
も生ずるものである。
第1図は、本発明のプラスチックレンズの製造方法によ
る組立てられた注型成形用モールドの断面図、第2図は
従来のプラスチックレンズの製造方法による組立てられ
た注型成形用モールドの断面図である。 1・・・・第1の剛性モールド、 2・・・・第2の剛性モールド、 3・・・・筒状弾性モールド、 30・・・・剛性モールド載置用段部、4・・・・スペ
ーサー、 5・・・・キャビティ、 6・・・・クランブ
る組立てられた注型成形用モールドの断面図、第2図は
従来のプラスチックレンズの製造方法による組立てられ
た注型成形用モールドの断面図である。 1・・・・第1の剛性モールド、 2・・・・第2の剛性モールド、 3・・・・筒状弾性モールド、 30・・・・剛性モールド載置用段部、4・・・・スペ
ーサー、 5・・・・キャビティ、 6・・・・クランブ
Claims (1)
- 転写面が凹面及び凸面に形成されてなる2個1対の剛性
モールドを、内面に該剛性モールド載置用段部を有する
筒状弾性モールドの該段部に載置して、剛性モールドの
側面全周が密閉系に組立てられてなる注型成形用モール
ドによるプラスチックレンズの製造方法において、一方
の剛性モールドと該剛性モールドを載置する筒状弾性モ
ールドの段部との間に、該段部に載置し得る外径と、レ
ンズ外径にほぼ等しい内口径を有するスペーサーを介在
させることを特徴とするプラスチックレンズの製造方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1486386A JPS62174115A (ja) | 1986-01-28 | 1986-01-28 | プラスチツクレンズの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1486386A JPS62174115A (ja) | 1986-01-28 | 1986-01-28 | プラスチツクレンズの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62174115A true JPS62174115A (ja) | 1987-07-30 |
JPH037489B2 JPH037489B2 (ja) | 1991-02-01 |
Family
ID=11872860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1486386A Granted JPS62174115A (ja) | 1986-01-28 | 1986-01-28 | プラスチツクレンズの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62174115A (ja) |
-
1986
- 1986-01-28 JP JP1486386A patent/JPS62174115A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH037489B2 (ja) | 1991-02-01 |
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