JPS62174107A - 複層構造を有する軽量気泡コンクリ−トパネルの製造法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、建築用の外壁に用いる軽量気泡コンクリート
パネルの製造方法に関するものである。

（従来の技術及び問題点） 従来、複層構造を有する軽量気泡コンクリートパネルの
製造方法として、型枠内に密実層用セメントモルタルス
ラリー及び軽量層用モルタルスラリーを注入後、半硬化
状態で側板の脱型を行い、その半硬化状態の複層モルタ
ル成形体をバキュームクレーンを使用して、底板からは
ずしオート養生用ラックへ移動させ、オートクレーブ養
生槽へ入れる方法が行われている。しかし、この方法で
は高密度層用セメントモルタルと軽量層用モルタルスラ
リーの結合力が不十分な状態で半硬化状態の複層モルタ
ル成形体を移動させる為に密実層と軽量層との間忙外力
が生じてしまい、層間亀裂、層間剥離を起こす心配があ
った。

ｃ問題点を解決するための手段） 本発明は、上記した従来の問題点に鑑み種々検討の結果
完成されたものである。

即ち、本発明は、密実層用セメントモルタル及び軽量層
用モルタルスラリーを型枠内に注入後半硬化状態で型枠
の側板の脱型を行い、その後、該半硬化状態の複層モル
タル成形体を型枠底板ごとオートクレーブ養生槽へ搬入
してオートクレープ養生を行うことを特徴とする複層構
造を持つ軽量気泡コンクリートパネルの製造法である。

以下、本発明の一実施態様を図面にしたがって説明する
。

第１図に示す如く、型枠の底板４側にセメント１０〜３
０重量部、砂石又は普通砂６０〜８０重量部、微粉珪石
５〜１５重量部、生石灰１〜３重量部、せつこう１〜３
重量部　の合計１．　Ｏ０重量部、セメントに対して減
水剤０．３〜１．２ｉｉ部、モルタルフロー値２００〜
２５０Ｘ程度になる様な水の適量を用いた原材料とする
密実層用セメントモルタル１を１０〜５０〜厚み程度注
入し、その後、前記密実層用セメントモルタルが未硬化
（密実層用セメントモルタルの粘度が二重円筒形粘度計
、Ｄｍａｘ＝　６０２　（ｓｅｅ−’）のときに８ポイ
ズ〜Ｉ５ボイズ）の間にセメント３０〜５０重量部、微
粉砂石４ｏ〜６０重量部、生石灰５〜１５重量部、せつ
こう１〜５重量部の合計１００重量部、固形分に対して
アルミ（発泡剤として）　ｏ、　０３〜１．０重量部、
固形分に対して水６０〜８０重量部を含む原材料とする
軽量層用モルタルスラリーを注入する。そして該スラリ
ーが半硬化状態になるまで養生を行い、その後、型枠の
側板３のみ脱型を行い、半硬化状態の複層モルタル成形
体５を型枠底板４ごとオートクレーブ養生を行う事によ
って、密実層と軽量層が十分な結合力を持った複層パネ
ルを得る事が出来る。ここで密実部分の絶乾比重は０．
９〜ｚ５、軽量部分の絶乾比重は０．２〜０．７の範囲
になるように設定するのが好ましい。

（発明の効果） 本発明は、密実層用セメントモルタル、軽量層用モルタ
ルスラリーを型枠に注入後半硬化状態で型枠の側版のみ
脱型して、底板ごとオートクレーブ養生槽へ入れる為、
密実層と軽量層との結合力が不十分な時に外力が加わら
ずに半硬化状態の複層モルタル成形体をオートクレーブ
養生槽へ搬入する事ができ、層間亀裂、層間剥離を起こ
す心配の無い、十分な層間結合力を持った防水性、耐久
性、耐衝撃性に優れたパネルを得る事が出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法における側板脱型を行った状態の斜
視図である。 １　密実層用セメントモルタル ２、　軽量層用モルタルスラリー ３　側版 ４、底板

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 密実層と軽量層とから成る複層構造を有する軽量気泡コ
   ンクリートパネルを製造するにあたり、型枠内に密実層
   用セメントモルタルと軽量層用モルタルスラリーを注入
   後、半硬化状態で型枠の側板脱型のみを行い、該半硬化
   状態の複層モルタル成形体を型枠底板ごとオートクレー
   ブ養生槽内に搬入してオートクレーブ養生を行う事を特
   徴とする複層構造を持つ軽量気泡コンクリートパネルの
   製造法