JPS62171686A - 生物集団複合体の製造方法 - Google Patents

生物集団複合体の製造方法

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JPS62171686A
JPS62171686A JP61257936A JP25793686A JPS62171686A JP S62171686 A JPS62171686 A JP S62171686A JP 61257936 A JP61257936 A JP 61257936A JP 25793686 A JP25793686 A JP 25793686A JP S62171686 A JPS62171686 A JP S62171686A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は生物集団複合体(biomass compo
site )の製造方法に関する。さらに詳しくは本発
明は多孔性無機支持体と、この支持体上に固定された、
バクテリア菌類の制御された集団とからなる広い表面積
と小さな体積を有する生物集団複合体の製造方法に関す
る。
支持物質と、この支持物質の表面に固定されたバクテリ
ア菌、酵母菌等の細菌とからなる複合体の製造およびそ
の使用は非常に古くからよく知られている。一般には細
菌の薄膜あるいは粘液が支持体の表面で培養される。生
じる薄膜は、含まれる細菌に依存して種々の用途に用い
ることができる生物集団を与える。例えば、初期の硫下
濾過醗酵系の1つにおいては、充填物質としてかんなく
ずあるいはその他の支持体が用いられ、この充填物質は
たるのような容器中に置かれた。充填物質を通して液体
原料が硫下され、ある場合には充填物質中を上向きに空
気が通された。液体が単一のポンプによって循環される
時、充填物質の表面に細菌の薄膜が形成され、これによ
って有効な生物集団の比較的大きな累積物が生じた。こ
の累積物は細菌薄膜のタイプに依存して(嫌気性あるい
は好気性)、砂糖をai酵させてアルコールとするのに
(嫌気性)あるいはアルコールを酸に変換するのに(好
気性)用いられた。後者の方法は酢を作るのに用いられ
た。上記のようなタイプの初期の硫下濾過系は一般にシ
ュウツエンバッハ発生器(3chuetzenbach
 generator)と呼ばれた。
上述のような醗酵系の種々の変形はよく知られている。
例えば米国特許第454,586号には砂糖溶液を醗酵
させた種々の生成物を作るための醗酵おけが述べれてい
る。この系は多孔性充填物質を含む流貫おけからなる。
この特許においては、液体基質の醗酵菌は、その細菌が
液体中に自由に浮遊している時よりも充填物質の細孔中
でおよび表面上でより急速に繁殖することが指摘されて
いる。
広い表面積を有する細菌支持体の使用を開示するその他
の細菌支持系は、米国特許第2,440,545号(お
がくず、ムラサキウマゴヤシの切断片、きざんだわら、
ガラスビーム、砂岩等)、米国特許第3,709,36
4号(汚水処理のための砂粒の使用)、米国特許第3,
402,103号(流貫反応器中に設けられた一連の水
流調節壁。この水流調節壁上にはバクテリア菌i1躾が
形成されている)およびインド特許第43542号(H
母菌の支持体としての軽石の使用)に述べられている。
先行技術の調査から、広い表面積を有する多孔性無機物
質が細菌薄膜の支持体として今日まで長い間有効に使用
されてきたことは明白である。
ある支持体物質の多孔率(porosity)と、その
支持体物質がある用途に用いられる時の有効表面積との
間に関係が存在することは容易に考えられるが、全く驚
くべきことに本発明者等は、細菌用の多孔性支持体の場
合、細菌の寸法に対応して、高濃度生物集団のための非
常に広い表面積と小さな体積を与える細孔寸法範囲が存
在することを見出した。上記本発明者等の発見、この発
見に塞づく細菌が固定された複合体およびその複合体の
製造方法を以下に詳細に説明する。
本発明の細菌が固定された複合体の特徴は特許請求の範
囲に述べられている通りである。このような複合体は比
較的広い生物集団表面を有しているが、その体積は比較
的小さい。好ましい具体例においては、細菌の集団は単
一種の細菌からなり、無機支持体は例えばフリットガラ
スのような無定形ガラス物質あるいは菫青石状物質のよ
うな結晶性物質等の細孔の寸法分布を容易にまた経済的
に制御することができる物質からなり、また無機支持体
の細孔の直径の平均は、分裂によって繁殖するバクテリ
ア菌等の集団の場合には約0.8乃至220ミクロンで
あり、醇母菌の集団の場合には約1乃至140ミクロン
である。
上記複合体の製造方法は、殺菌された状態の上記支持体
物質を、この支持体物質の細孔の内面上に少なくともい
くらかの細菌が付着するのに充分な条件の下で、バクテ
リア菌の制御された集団の懸濁液にさらすことを特徴と
する。
限られた反応体積中に生物集団の非常に大きな表面を累
積することが重要であることは、一般に固定された細菌
のいくつかの実際の用途を考えれば明らパとなる。例え
ば、細菌細胞の単なる繁殖が蛋白質類の急速な発生の基
礎となることはよく知られている。細菌細胞の連続的な
繁殖を促進する最適条件を与えることによって、累積さ
れた細胞はある条件のもとで蛋白質に処理され得る。こ
れがいわゆる単一細胞蛋白’R(S ingle ce
ll pr。
tein、 8 CP )生産技術の基礎となるもので
ある。
SCP生成は現在ケモスタット(chemostat 
)あるいはタービドスタット(turbidostat
 )として知られる系を用いて連続的に行なわれている
が、壁効果を除いては、繁殖している細胞の大部分はた
だ培養基中に懸濁している。これらの系にはいくつかの
利点があるとは言うものの、流速くすなわちSCP生成
速度)は細菌種子物質の流失が生じはじめる流速以下に
制限される。すなわち、細菌種子物質の流失は、連続系
を流れる培養基の流速が速いために反応器中の細菌の損
失が細胞繁殖による細菌の増加よりも大きいことを意味
する。
ケモスタットおよびタービドスタットはいずれも流失を
受けやすく、従って細菌生成速度に上限が設けられる。
単位体積当りの生物集団表面の広い固定された細菌は、
ケモスタットタイプの系のように高流速による流失を受
けないので、培養基、廃物の除去、PHS酵素供給等の
ような細胞の要求が満たされるならば、このような固定
された系の価値は直ちに明白となる。
単位体積当りの生物集団表面積が広いということの価値
は、第2の新陳代謝産物の生成に関係する醗酵の面積に
関しても同様に価値となるものである。例えば、第2新
陳代謝産物は一般に細菌の寿命循環過程の定常相におい
て生成されるので、また生成される第2の新陳代謝産物
の合計量は新陳代謝産物を連続的に放出するのに有効な
生物集団表面の広さに依存するので、生物集団表面の広
い定常相を与えまたそれを長びかせるための手段を有す
る系は何れも理想的な第2の新陳代謝産物生成系である
ことは明らかである。SCP生成の場合のように、培!
!基が高速で流れることができるある体積中に広い生物
集団表面を保有することはまた、有効な生成物のほかに
新陳代謝によって生成される廃物の迅速な除去も可能に
する。また本発明の系は第1の新陳代謝産物生成にも用
いることができる。
本発明の複合体が適用されるその他の領域は分析微生物
学の分野である。この分野においては、安定した細菌集
団の均一な分配が可能な細菌が固定された複合体の使用
は明らかに有利である。従って本発明の複合体は、単位
体積当り多量の細菌を貯蔵しまた取り扱うための確実な
また便利な方法を与える細菌標準として用いられる。
本発明は細胞分裂あるいは簡単な分割によって繁殖する
特定の細菌の集団と、この細菌が最小の細菌固定体積で
最大の生物集団表面を達成することが可能であるように
付けられる多孔性支持体物質の間には独特の物理的関係
が存在するという発見に基づくものである。非常に限ら
れた範囲については、この発見は酵素固定技術の場合の
それに幾分類似している。この酵素固定技術の場合には
、ある重量(あるいは体積)の多孔性支持体物質上に装
填され得る活性酵素の量と、多孔性支持体物の間には関
係が存在することが示された。例えば、この酵素固定技
術は米国特許第3,850,751号に述べられている
、この特許においては、大部分の酵素固定系について支
持体の細孔の寸法の最適範囲は約100乃至1000A
であることが述べられている。
以下に述べる理由から、支持体物質すなわち担体物質は
有機よりもむしろ無機でなければならないことが理解さ
れるであろう。
sf1担体物質は積々の著しい利点を有している。
その第1は、細菌の栄養素要求は主として炭素および窒
素含有物質に集中されるので、細菌は容易に無機物質を
攻撃しないということである。炭水化物、蛋白質等のよ
うな有機担体は細菌のみならずその細菌によって作り出
される細胞外に位置する酵素によってもまた容易に攻撃
される。有機担体が破壊される時、細菌の累積は減少す
る。耐久性に加えて、無機単体はほとんどの有機単体よ
りも寸法安定性の利点を有している。種々の圧力と流動
条件の下で細孔の形態を保つことによって、細菌は変形
およびその後の分離から保護される。
この寸法安定性はまた生物集団累積の点からも有利であ
る。
無機担体の別の利点は密度が比較的高いということであ
る。無機物質のほとんどが2.0以上の密度を有してい
るのに対して、はとんどの有機物質は1.0付近あるい
はそれ以下の密度を有している。
このような状況の下で、同一質量において有機物質と同
時の多孔度を有する無機物質はより小さな体積をしめ、
従つ・て同一体積においては無機物質はより大きな生物
集団を集めることができる。さらに高密度の無機物質は
、粒子が表面に流れ表面上に残るのではなく、むしろ粒
子は絶えず溶液中で攪拌されるので、栓流反応器におい
て圧力降下がなく、また流体層反応器においてよりよく
作用するという利点を有している。
特に本発明のように、無機物質を細菌の支持体として使
用する場合のさらに別の利点は、通常手に入れることが
できる原料を用いて制御された多孔度を有する支持体を
比較的簡単にまた経済的に得ることができるということ
である。
細菌siがいかにして支持体表面に形成されるかについ
ての知識はかなり存在するが、それによって細菌が実際
に支持体に付けられる実際のメカニズムについての知識
はほとんど存在しないように思われる。しかしながら、
はとんどの細菌はほとんどの有毒な基体を除いたすべて
の基体に付着し繁殖することはよく知られている。本明
細書においては、細菌あるいは細菌1111を支持体に
付ける方法に適用される「付着」という表現は、物理的
付着、化学的付着あるいはその両方によるすべての付着
方法を意味するものとする。以下に述べる実施例のいく
つかにおいては、細菌は吸着力であると思われるものに
よって簡単に支持体に付着された。他の場合には、ポリ
イソシアネートあるいはシランカップリング剤の残基が
支持体表面を被覆するのに用いられ、細胞は被覆によっ
て化学的に支持体に付着された。また細胞は支持体表面
の適当な場所に交差結合されてもよい。
本発明の複合体の制御された細菌集団は、すべて同じ一
般寸法範囲内にある特定の種の細菌を含んでいる。また
本発明の複合体の支持体は以下のような特徴を有してい
る。すなわち、支持体の細孔の少なくとも70%は細菌
集団を構成するほとんどすべての細菌を容易に入れるの
に充分な大きさの直径を有しているが、最大有効表面積
を維持しまた細胞の流失を防止するために、上記細菌集
団が特にバクテリア菌のような細胞分裂あるいは簡単な
分割によって繁殖する細菌からなる場合には、最も大き
な細菌の最大寸法の約5倍より小さい直径を有する。
はとんどの細菌の最小および最大寸法は参考書に記載さ
れているかあるいは既知の方法を用いて測定される。無
機支持体の細孔の少なくとも70%が上述のような寸法
を有しているか否かは水銀侵入多孔率測定法のような既
知の方法で測定される。
上記のような支持体はすべて広い表面積を有している。
本明m書においては、し広い表面積」という表現は約0
.01況/gより大きな表面積を有する支持体を意味す
るものとする。
特定の細菌集団の無機支持体について最適な細孔寸法の
分布が存在するという本発明者等の発見は、理論的な物
理学的考察と対応した実験結果によって最もよく説明さ
れる。
分裂によって繁殖するタイプの細菌(バクテリア菌)の
いくらかは5μ程の幅寸法(すなわち最小寸法)を有し
ており、ある種は10μ程の長さを有しているが、はと
んどのユウバクテリア菌(eubacteria)は0
.3乃至1.5ミクロンの範囲の幅寸法すなわち最小寸
法を有している。もちろん、細菌の種類によっては、最
大寸法(幅ではなく長さ)は上記寸法および上記範囲の
数倍であり、生存期間、発育の状態、タイプ、培養基等
のような要因による変化を受けやすい。一般に、大半の
分裂によって繁殖するバクテリア菌の最小乃至最大寸法
は約0.5乃至約3μの範囲にある。
約1ミクロンの最大寸法を有する細菌を例にとって説明
する。この細菌が分裂を起こす時、細菌の最大寸法はほ
ぼ2ミクロン近くまで増加する。
従って、支持体の細孔内面の向い合った側面にそれぞれ
付着している2つの細菌が同時に分裂を起こし、これに
よって表面積および細孔体積の最大利用が生じる場合に
は、細孔の直径は少なくとも4μでなければならない。
さらに別の細菌が細孔のさらに下の位置から細孔外部の
場所まで移動するのを可能にするためには、同時に分裂
を起こしいずれも最大寸法となっている2つの固定され
た細菌の間を別の細菌が通過するのに、少なくともさら
に1ミクロンの細孔直径が必要となる。従って、支持体
細孔の・直径は細菌を容易に収容するために少なくとも
細菌の最小寸法でなければならないが、より高い細菌の
装填、すなわち細孔内部表面積のより有効な利用は、細
孔の直径が細菌を容易に収容するために必要とされる最
小の寸法よりも幾分大きい時に生じる。本発明者等は支
持体の単位体積当りの表面積の最も有効な利用を一般に
可能にする細孔の寸法の上限は、その細孔中に付着され
る分裂によって繁殖する細菌の最大寸法の約5倍である
ことを見出した。
細菌の繁殖それ自体が主なことではないある場合には(
例えば比較的一定した定常相が望まれる第2の新陳代謝
産物生成)、大部分の細孔の寸法が細菌の最小寸法に対
してより閉じている時により有効な内部表面積の利用が
生じることに注意しなければならない。従って、細菌が
固定される目的に依存して、バクテリア菌のような分裂
によって繁殖する細菌の場合、多孔性無機支持体の大半
の細孔(少なくとも70%)がそれぞれ細菌の最小寸法
から細菌の最大寸法の約5倍である直径を有するとき、
これら細菌の集団の付着にとって最も有効な表面積の利
用が達成される。以下の実施例で示されるように、生物
集団の表面累積のピーク値は、支持体の細孔寸法が上記
範囲内にある時に得られることが見出された。特に、最
適な装填結果は、少なくとも70%の細孔が、バクテリ
ア菌については最小細菌寸法の約5倍である直径を有す
る時に得られた。
多孔性無機支持体の細孔寸法の分布を制限することの重
要性は、その中の1つだけが厳密に制御された細孔寸法
の分布を有する別々の多孔性支持体について得られた生
物集団の装填結果を比較することによって示される。一
般に、実験結果は少なくとも約70%の細孔が種々のタ
イプの細菌に対して上述のような範囲の細孔直径を有し
ていなければならないことを示しているように思われた
以下の実施例においては、既知の適当に制御された多孔
度を有する多孔性支持体は種々のフリットガラス物質お
よび菫青石状結晶性物質を含んでいる。実施例1〜4(
第1表〜第7表)においては、最もよいフリットガラス
および菫青石支持体は細孔寸法の少なくとも70%を必
要とされる範囲内に有している(例えばフリットガラス
については77−100%であり、A5LzO3−菫青
石については76−100%である)。各支持体物質の
細孔寸法範囲(ミクロン)は以下の通りである(平均細
孔寸法を括弧内に示す)。
フリットガラス 0.8−1.8(1,1) 、  1.5−4.0(3
,1) 、  3.0−6、O(4,5) 、 8−2
0(13) 、 18−60(32) 、  170菫
青石状物質 2−9(4,5> 、  1.5−20  (10) 
、  4.5−100(18)細菌装填(生物集団)の
測定は種々の多孔性支持体の細孔内に付着している細菌
の数の測定を含んでいるので、従来のプレートカウンテ
ィング法は用いることができない。その代りに、細菌の
数は試料中に存在するATPの量に基づいて細菌の数を
決定するデュポンバイオメーターモデルNQ760 (
Dupont 3 iometer ModelNn 
760)を用いて測定した。実際に用いられた測定方法
は以下の通りである。まず約10−20■の複合体に9
0%DMSO(ジメチルスルフオキシド)水溶液5mを
加える。懸濁液を激しり10秒間混合する。懸濁液を2
0分間放置後、pH7,4の0.01 MMOPS (
モルフォリノプロパンスルフォン酸)緩衝液4dを加え
る。激しく混合し、バイオメーターで測定されるまで水
中に保管する。この溶液10μ応をルシフェリン−ルシ
フェラーゼ混合物を含んでいるバイオメーターのクベッ
トに加える。抽出されたATPは酸素混合物と反応し光
を生じる。この光はATPの量に比例するので、光を定
量的に測定し、その光量からATPの量を求める。
上記方法によって得た結果の信頼度は20%である。バ
イオメーター測定法の使用方法および信頼度に関する知
識は上記バイオメーターの便覧に述べられている(In
struction  Manual  、760 L
ua+1nescence Bioa+eter E、
  I 、  Dupont DeNemours  
&  Co、Instrument Products
 Division、Wilmington、[)el
aware19898  、[)ecember 19
70)。
本発明者等の発見および本発明の複合体の製造方法が以
下の実施例で説明される。示される方法によって種々の
支持体に付着される実施例1〜4の細菌は、分裂によっ
て繁殖する細菌を有する複合体を説明するためにエシェ
リヒアコリ(E 5cherichia coli )
 、セラチアマルセスセンス(Serratia *a
rcescens) 、バシリウスサブチリス(Bac
illus 5ubtilis)およびロドスピリウム
ルプラス(Rhodospirillum rubru
m)を含んテイル。特に断りがない限り、支持体物質は
18乃至25メツシユ(米国標準篩)の粒子径を有する
粒子である。
実施例1 エシェリヒアコリの付着に関する細孔寸法の効果 殺菌法を用いて、簡単な吸着とシランカップリング剤に
よる方法の2つの方法で各支持体にエシェリヒアコリ試
料(1乃至6μの寸法を有する)を付着させた。吸着に
よる付着は各支持体の18乃至25メツシユ粒子3gを
エシェリヒアコリの懸濁液20altと22℃で3時間
反応させることによって達成された。シランカップリン
グ剤による付着は、18乃至25メツシユ粒子2gをγ
−アミンプロピルトリエキシシランの10%水溶液20
dと100℃で2時間反応させて粒子表面をシラン化し
、乾燥後この粒子をエシェリヒアコリの懸濁液2o−と
22℃で一晩反応させることによって行なわれた。
複合体をy4製して約18時間後、ATP測定によって
バクテリア菌装[i(支持体1g当りのバクテリア菌の
数)を記録した。結果を第1表に示す。
バクテリア菌の最小寸法の1倍と最大寸法の5倍の範囲
の直径を有する細孔の百分率が各平均最高直径の後に示
されている。
1’t S   ヘ セ 鋸 ρ S 命 上記データをプロットした第1図から明らかなように、
平均細孔直径が約4.5μである支持体について最も高
濃度の表面生物集団が得られる。第1図のピーク部分を
引き伸した第2図から明らかなように、第1図のピーク
部分はエシェリヒアコリの最小寸法の1倍から最大寸法
の5倍、すなわち約30μ、の範囲に完全に含まれる。
実施例2 セラチアマルセスセンスの付着 0.6乃至2.0μの寸法を有するセラチアマルセスセ
ンスバクテリア菌をポリイソシアネート(PAP190
1)カップリング剤を用いて実施例1と同じフリットガ
ラス粒子支持体に付着させた。カップリングによって得
られ、バイオメーター(ATP分析)によって測定され
た装填量を第2表に示し第3図にプロットした。カップ
リングは以下のようにして行なわれた。
担体o、sgを50altのマイクロフエルンバツハフ
ラスコに入れた。PAPI901の0.5%アセント溶
液10dをカップリング剤として用い、これをフラスコ
中に入れた。担体とのカップリング後、PAPI9Q1
溶液をフラスコから注ぎ出し、3×103個/dのセラ
チアマルセスセンスを含む細胞懸濁液10−をフラスコ
に加えた。細菌と担体を3時間反応させた。過剰の細菌
をフラスコから注ぎ出し、担体をpH7,2の0.1N
燐酸塩緩衝液で3回洗浄した。
第2表 セラチアマルセスセンスの装置IX量ど細孔直径との関
係平均細孔直径(μ)および 支持体物質  Xl−X 5範囲内の細孔の% 1g有
りの細胞数フリットガラス    1.1 (100%
)     1.64 Xl083.1 (100%)
      20.2X1084.5 (100%) 
      7.5XIQ”13(18%)     
 5.56 x10B32(0%>      2.9
3 Xl08192(0%)      0.40 X
l08In!珪酸塩カラス非多?lJ (0%>   
   1.96 xlo[1第3図から明らかなように
、セラチアマルセスセンスの最大寸法の5倍より大きな
13μの平均細孔直径を有するガラスについてかろうじ
て高密度の生物集団累積が認められるのに対して、装填
量のピーク値はセラチアマルセスセンスの最小寸法の約
5倍である3、1μの平均細孔直径を有するガラスにつ
いて得られる。
実施例3 バシリウスサブチリスの付着 細菌をフリットガラス担体に吸着によって付着させるこ
と以外は実施例2と同様にして実験を行なった。「ベル
ゲイ便覧J  (Bergey’s  1ylanua
l。
8th  Ed、)の533頁にはバシリウスサブチリ
スの寸法は0.7乃至0.8x 2乃至3μであると記
載されている。顕微鏡によって寸法を測った場合、培養
したものは約1×3乃至4μであり、7μの長いダブル
細胞をいくらか含んでいた。
種々のフリットガラスを担体として用いた。これらのフ
リットガラスをオートクレーブ中で乾燥し、凝集を防止
するために31℃で保管した。
バシリウスサブチリス細胞を1あのプレインハート浸出
液(B rain  Heart  I nfusio
n broth )中で36時間培養させた後遠心分離
し、殺菌した燐酸塩緩衝液で2回洗浄した。洗浄した細
胞懸濁液10agを担体0,59を含む各フラスコに加
えた。3時間の接触時間の後、担体を3回洗浄し8℃で
一晩保った。
担体上の細胞の数はデュポンバイオメーターによるAT
P測定によって測定した。結果を第3表および第6図に
示す。なお第3表の値は2回の実験結果の平均値である
第3表 バシリウスサブチリスの装填量と細孔直径との関係平均
細孔直径(μ)および 1tnA茶IL#支持体物質 
 Xl−X 5範囲内の細孔の% 相1ハ平’7細胞数
フリットガラス    1.1(0%>       
2,4xlO’ *3.1(77%)       9
,5x1(F4.5 (100%)      1,5
4 x10B13 (100%)      3.27
 x10732(56%>      1.56 X1
07 X195(0%)      1.12 xlo
ll *硼珪酸塩ガラス   非多孔性(0%)   
   1,13 X106 **バイオメーターの測定
下限である105の水準から求めた値上記第3表から明
らかなように、装*flのピークは3.1μと13μの
間に存在する。このピークはバシリウスサプチリスの最
小寸法の1倍から最大寸法の5倍の範囲内にある。他の
実施例と同じように、70%以上の細孔が細菌の最小寸
法の1倍から最大寸法°の5倍の範囲にない場合には細
菌装填量が著しく少なくなることが認められた。
第3表の*印の値は測定下限である106水準として計
算されたが、実際の水準は104あるいは103等であ
るかもしれない。いずれにしても、これらの数はバシリ
ウスサプチリスについての狭い最適細孔寸法範囲を強調
する10T個/9以下のより低い値を示す。
実施例4 0ドスビリウムプラムの付着 最大寸法が約3μに過ぎない標本をいくらか含む、0.
8乃至7−10μの寸法を有するロドスピリウムルプラ
ムバクテリア菌を、先に述べたような細孔寸法を有する
種々の支持体に簡単な吸着によって付着させた。細菌の
付着は細胞懸濁液10Idと支持体試料0.5gとを2
2℃で3時間接触させ反応させることによって行なった
。その後バイオメーターでATP濃度を測定して細胞装
填量を求めた。
結果を下記第4表および第7図に示す。
ギ 惰   塀 、リ ′8 田 追加実験 さらに実験を行なったところ、クロストリディウムブチ
リカム(Q lostridium butylicu
m)  (3乃至7μ)およびフラボバクテリウム(1
” lavobacterrum )  (1乃至3μ
)の両方のバクテリア菌は支持体の細孔内に多量に付着
され得ることが見出された。
制御された多孔率と制御されていない多孔率制御された
細孔寸法の分布を有することが重要であることを、既知
の制御された多孔率を有する無機支持体(20%A応2
0380%菫青石、2乃至9μの平均細孔寸法を有して
いる)と制御されてない多孔率を有する多孔性無機物質
(軽石)を比較することによって確かめた。ポリイソシ
アネートを使用して、先に述べたような方法によって、
両方の多孔性支持体のエシェリヒアコリに一12バクテ
リア菌を付着させた。両方の複合体を多量培養溶液が絶
えず流れているカラム内に置いた。
この実験に用いた軽石は、直径が約2乃至4インチの大
きな塊りとして市販されているものである。この大きな
塊りを乳鉢と乳棒を用いて粉砕し、篩で篩って18乃至
25メツシユの粒子を得た。
支持体(担体)および固定された細菌を調製するのに用
いられるすべての容器を使用の前に殺菌した。固定の後
、担体をpH7,2の殺菌された燐酸塩緩衝液で3乃至
4回洗浄した。個々の担体上の固定された細胞のスラリ
ーを細胞発生器として使用されるカラム中に置いた。
流媒体中の細菌の測定は媒体として寒天培養基を用いて
プレートカウンティング法で行なった。
第4図および第5図はそれぞれAfLz03 m!青石
支持体および軽石の細孔寸法分布曲線を示すものである
。軽石は非常に広範囲の細孔寸法を有していることがわ
かる。A9J203−菫青石担体は平均が約5であるど
ちらかといえば厳密に規定された細孔を有している。表
−面積は軽石が0.210019であるのに対してA免
203−菫青石は0.3800 yrt/9であった。
2gの軽石によって占められる体積は等ff1ffiの
A9.zo3−菫青石のそれの約2倍であった。実験の
間に、軽石担体の場合にはカラム体積のわずかの損失が
生じた。ALzO3−菫青石担体のカラム体積の損失は
軽石担体の場合に比較してはるかに少なかった。第5表
はこのデータを示す。
各担体2gを最初の固定に用いた。エシェリヒアコリに
−12を固定したALzO3−菫青石全部を2つのカラ
ムのうらの1つの中に置き、エシェリヒアコリに−12
を固定した軽石をもう1つのカラム中に置いた。いずれ
の場合も同じガラスびんから媒体を供給して2つのカラ
ムを同時にスタートさせた。プレートカウンティング法
によって得たデータを第6表および第7表に示す。いず
れの場合もAfLzO3−菫青石担体の方が軽石担体よ
りもより多くの細胞を生成することがこれらの表かられ
かる。2回目の実験の結果は1回目の実験の結果のよう
に明白ではないが、それでも多孔率が制御された支持体
からの細胞の生成は軽石が゛らのそれよりも多いことを
示している。
これらの実験の間になされたより興味ある発見の1つは
、いずれの担体についても流速が増加した後に計数が急
激にまた著しく低下するということである。このデータ
から作成したグラフを調べたところ、軽石支持体よりも
A9J2o3−菫青石支持体の方がより著しく応答する
ように思われる。
このような応答はAL203−菫青石支持体のより小さ
な床体槽によって起されるものと思われる。
第  5  表 担体使用中のカラム体積の損失 カラムの高さくan) 実験 時間(日) 軽 石 A9J203−菫青石1 
  0    6.6      3.41   1 
   6.55      3.31   2    
6.3      3.32   0    5.85
      3.02   1    5.6    
  2.92   2    5.5      2.
9甚「−14判′M′MLM 000 (’500 C) e) CI C) OCl
O4+−i   G   ci   i   tci 
  、−i   m   %  ct3  o6   
cei   cs60     包     +P  
o  旧  (’Q   Oト   ω  −−OeJ
    eJ    eJ    eJ    eJ 
  OO()   O()    O()4  0  
 0   0    CI    O,ao   Qコ
   αコ  00  00   co    aりa
o      膿     ■  −の  り  − 
 Φ  0  へ  〜へ寸寸トへ哨 −− cQoロロ0口to to to to to to 
w膿φ■■Φ■■■ωQ’IO’lφΦ Vl  ()   Ll’)   の11’)   0
   旧11’)  +n  VI  V3   kn
   。
へ0凶へ〜リリ寸寸呻寸クク へ  eJc+3   へ  〜  0  寸  寸 
 寸  寸  寸  り  の  リ各支持体によって
生成される細胞の量の違いは、実験の最初の20乃至2
4時間においては目視によってさえ明らかであった。A
Lz○3−菫青石を含むカラムから低速度(500m/
時以下)で出てくる流体は濁っていたが、軽石を含むカ
ラムから出てくる流体は透明であった。1回目の実験に
おいては、流速が1応/時となった後にA9J203−
菫青石を含むカラムから出てくる流体の濁度と軽石を含
むカラムから出てくる流体の濁度がほぼ同じになった。
2回目の実験においては、500d /時で両方の濁度
は同じになった。
表および図面に示されたデータから、制御された細孔寸
法の分布を有するAQ、zo3−菫青石支持体は軽石よ
りも細菌繁殖のためのより有効な支持体であることが容
易にわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図は無機支持体の平均細孔直径と、この支持体に付
着したエシェリヒアコリの数との関係を示すグラフであ
る。 第2図は第1図のピーク部分を引き伸したグラフである
。 第3図は無機支持体の平均細孔直径と、この支持体に付
着したセラチアマルセスセンスの数との関係を示すグラ
フである。 第4図は制御された多孔率を有する支持体についての細
孔寸法分布曲線を示すグラフである。 第5図は制御されてない多孔率を有する支持体について
の細孔寸法分布曲線を示すグラフである。 第6図は無機支持体の平均細孔直径と、この支持体に付
着したバリシラスサブチリスの数との関係を示すグラフ
である。 第7図は無機支持体の平均細孔直径と、この支持体に付
着したロドスピリラムプラムの数との関係を示すグラフ
である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)分裂によって繁殖す細菌の制御された集団の懸濁
    液を、細孔数の少なくとも70%が上記細菌の最小寸法
    (幅寸法)と同等以上かつ、上記細菌の最大寸法の約5
    倍未満の直径を有するような制御された多孔率および約
    0.01m^2/gより大きな表面積を有する殺菌され
    た多孔性無機支持体物質に、上記支持体物質の上記細孔
    の内面上に少なくともいくらかの上記細菌が付着するの
    に充分な条件の下でさらすことを特徴とする表面積が広
    く体積が小さい生物集団複合体の製造方法。
  2. (2)上記細菌集団が単一種のバクテリア菌からなるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の製造方法。
  3. (3)上記細孔の直径の平均が約0.8乃至220ミク
    ロンであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の製造方法。
  4. (4)上記支持体物質が無定形物質からなることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の製造方法。
  5. (5)上記無定形物質がフリットガラスであることを特
    徴とする特許請求の範囲第4項記載の製造方法。
  6. (6)上記支持体物質が結晶性物質からなることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の製造方法。
  7. (7)上記結晶性物質が菫青石状物質であることを特徴
    とする特許請求の範囲第6項記載の製造方法。
  8. (8)分裂によって繁殖する細菌の制御された集団の懸
    濁液を、細孔数の少なくとも70%が上記細菌の最小寸
    法(幅寸法)と同等以上かつ上記細菌の最大寸法の約5
    倍未満の直径を有するような制御された多孔性率および
    約0.01m^2/gより大きな表面積を有する殺菌さ
    れた多孔性無機支持体物質にポリイソシアネートおよび
    シランカップリング剤から選ばれる被覆物質を破壊した
    後、上記支持体物質の上記細孔の内面上に少なくともい
    くらかの上記細菌が付着するのに充分な条件の下でさら
    すことを特徴とする表面積が広く体積が小さい生物集団
    複合体の製造方法。
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