JPS621707Y2 - - Google Patents

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JPS621707Y2
JPS621707Y2 JP12599579U JP12599579U JPS621707Y2 JP S621707 Y2 JPS621707 Y2 JP S621707Y2 JP 12599579 U JP12599579 U JP 12599579U JP 12599579 U JP12599579 U JP 12599579U JP S621707 Y2 JPS621707 Y2 JP S621707Y2
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JP
Japan
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piston
operating
chamber
air
piston chamber
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JP12599579U
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JPS5643543U (ja
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、しや断器の空気操作装置に関し、さ
らに詳細には、しや断部の投入負荷の変化に対応
して投入操作力を変化させることによりいわゆる
二段モーシヨンを無くすようにしたしや断器の空
気装置に関する。
一般に、しや断部のしや断操作をしや断バネに
よつて行なうとともに、投入操作を圧縮空気によ
つて行なうしや断器においては、その投入負荷は
第7図に示すように、しや断バネの蓄勢と、コン
タクトタツチ以後にしや断バネに加え、圧接バネ
の蓄勢とを必要とするために、傾斜した階段状の
曲線Aとなる。なお、第7図において、横軸はス
トロークS、縦軸は負荷Fを示す。
しかし、従来の空気操作装置の投入操作力
F′は、第8図に示すごとく、投入完了時(スト
ロークエンド)における投入負荷と対応できるよ
うに、投入開始時から大きく設けられていた。な
お、第8図において、横軸はストロークS、縦軸
は投入操作力F′を示す。ここで、コンタクトタ
ツチ前においては、この投入操作力F′の曲線B
と前述した投入負荷Fの曲線Aとによつて囲まれ
る斜線部分Cが所定の投入速度を得るためのエネ
ルギーに対し余分な投入操作エネルギーとして加
えられるため、ダンパーのごときエネルギー吸収
装置を設け、余分な投入操作エネルギーによつて
投入速度が早くなり過ぎるのを防止するととも
に、接点における衝撃力を吸収していた。そのた
めに、しや断器の構造が複雑になるとともに、コ
スト高を招いていた。
また、ダンパーのごときエネルギー吸収装置に
よつて吸収される余分な操作エネルギーを除去す
るために、シリンダー内に供給される操作空気の
供給をしぼる空気操作装置も考案されているが、
コンタクトタツチ時にシリンダー内の圧力が上昇
するのに時間がかかるために空気操作装置の作動
が一旦停止する、いわゆる二段モーシヨンが起
り、投入時間が長く掛りすぎるなどの問題があつ
た。
本考案は、上述した問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、投入操作力を投入
負荷に対応して変化させることにより余分な投入
操作力を除去し、ダンパーのごときエネルギー吸
収装置を必要としないしや断器の空気操作装置の
提供にある。
以下図面を用いて本考案の実施例を詳細に説明
する。
第1図〜第3図に示すのは、本考案に係る空気
操作装置1の第1実施例のしや断状態における断
面説明図で、この空気操作装置1は、しや断バネ
(図示省略)によつてしや断操作されるしや断部
(図示省略)を、圧縮空気を用いてしや断バネを
蓄勢しつつ衝接し、さらに圧接バネ(図示省略)
を蓄勢しつつ圧接して投入操作するものである。
空気操作装置1のシリンダ本体2には、比較的
容量の大きい空気室3が穿設されている。空気室
3は、しや断部の投入、しや断操作時に高圧の圧
縮空気が給排気されるもので、底壁に給気口4が
穿設されているとともに、側壁に排気口5が穿設
されている。なお、給気口4は、図示省略する
が、コンプレツサーによつて常時高圧の圧縮空気
が充気されているエアータンクと切換弁を介して
接続されるものである。
また、排気口5は、排気弁機構6によつて開閉
動される排気弁7によつて閉塞自在に設けられて
いる。すなわち、シリンダー本体2には、排気口
5と連通するとともに、外方に開口した排気孔8
を備えた、排気弁作動機構6の本体ブロツク9が
ボルトのごとき締結具10を介して固着されてお
り、この本体ブロツク9に穿設したピストン室1
1には、本体ブロツク9を摺動自在に挿通したロ
ツド12を介して、前記排気弁7と連動するよう
連結された排気弁ピストン13が摺動自在に嵌装
されている。
排気弁ピストン13は、ピストン室11を覆う
蓋部材14に穿設したポート15を介して、前記
エアタンク(図示省略)から供給される圧縮空気
によつて排気弁7を開作動すべく移動されるとと
もに、ピストン室11の底部と排気弁ピストン1
3との間に弾装した復帰バネ16によつて、排気
弁7を閉作動すべく復帰移動されるものである。
前記シリンダー本体2には、空気室3に連設し
て第1ピストン室17が形成されるとともに、第
1ピストン室17に連接してこの第1ピストン室
17より大径の第2ピストン室18が、第3図に
おいて上方に開口して穿設されている。第2ピス
トン室18には、シリンダーキヤツプ19を摺動
自在に挿通するとともに、しや断部と連結された
操作ロツド20を備えた操作ピストン21の大径
部21aが摺動自在に嵌装されている。なお、1
9aはシリンダーキヤツプ19に穿設した孔であ
る。
そして、前記操作ピストン21には、前記第1
ピストン室17に摺動自在に嵌装される小径部2
1bが一体的に形成されている。そして、この操
作ピストン21における小径部21bの下部には
円周方向に複数個の連通孔23が設けられている
とともに、この小径部21bの第1ピストン室1
7に対する嵌合の長さは投入操作開始時からしや
断部のコンタクトタツチが行なわれるまでに操作
ピストン21が移動する長さより若干長く設けら
れている。したがつて、投入操作すべく移動され
た操作ピストン21の小径部21bは、コンタク
トタツチ時においても第1ピストン室17との嵌
合は保持されているとともに、連通孔23は第2
ピストン室18に底部18aより高い位置にあ
り、この連通孔23を介して第1ピストン室17
と第2ピストン室18が連通される。
また、操作ピストン21の小径部21bには、
重畳を軽減するために空気室3の側に凹部22
が、その軸心部に穿設されている。
以上の構成によりしや断部を投入操作するに
は、まず排気弁機構6により排気弁7を作動して
排気口5を閉止する。次いで、エアタンクより給
気口4を介して高圧の圧縮空気を空気室3に流入
させる。圧縮空気の流入によつて空気室3内の圧
力が高くなると、操作ピストン21は、しや断バ
ネを圧縮しながら上昇し、しや断部のコンタクト
タツチ前において、第2図に示すように操作ピス
トン21の小径部21bに設けた連通孔23が第
2ピストン室18の底部18bよりも若干上昇す
る。
したがつて、前記連通孔23を介して空気室3
内の圧縮空気は第2ピストン室18にも流入し、
操作ピストン21の大径部21aにも作用するの
で受圧面積が増加し、且つ、一見内部容積の増加
によつて内部圧力の低下をきたすかたちとなる
が、空気室3の圧力がその容積の増大により、前
記内部容積の増大分をカバーするように空気室3
の容積が形成されているため、操作ピストン21
の投入操作力は急速に増大される。
受圧面積の増加によつて投入操作力を増大した
操作ピストン21は、しや断バネとともに圧接バ
ネを圧縮しつつ上昇し、第3図示の位置に達する
と、しや断部は圧接バネによつて圧接された状態
となつて投入操作が完了する。
第4図〜第6図は本考案に係る空気操作装置の
第2実施例で、この実施例では、第1実施例にお
ける連通孔23に代えて、操作ピストン21の小
径部21bの下端外周部に、該小径部の軸線と平
行に所定長の連通溝24を設けたものである。し
たがつて、この実施例においても、コンタクトタ
ツチ前に連通溝24が第2ピストン室18の底部
18aより高くなり、それ故、連通溝24を介し
て空気室3と第2ピストン室18とが連通して操
作ピストン21は第1実施例の場合と同様に作動
する。
以上説明したように、本考案に係る空気操作装
置によると、しや断部のコンタクトタツチ前にお
いて、圧縮空気は操作ピストンの小径部に設ける
連通孔や連通溝等の連通部を介して第2ピストン
室に流入するので、しや断部における投入負荷の
増大に対応して、投入操作力を増大することがで
き、コンタクトタツチ後に圧接バネなどによつて
増大する投入負荷の変化に対応することができる
ので、投入操作がいわゆる二段モーシヨンとなる
ことはないというすぐれた効果がある。また、本
出願人の先願である特願昭52−16329号と比較す
れば明らかであるように、本案では操作ピストン
の小径部に設ける連通部を介して空気室と第2ピ
ストンが連通し、コンタクトタツチ時においても
操作ピストンの小径部は第1ピストン室17から
脱嵌させる必要がなく、したがつて、前記先願に
おける場合のように操作ピストンの下降時第1ピ
ストン室から脱嵌した小径部の下端が第2ピスト
ン室の底部にぶつかるおそれがないという効果が
ある。それに伴ない、シールのために第1ピスト
ン室の上部にOリングやシールリングを設けた場
合は、これ等を傷つけるおそれがなく、スムーズ
な操作が得られる。
尚、連通孔23の開く位置はコンタクトタツチ
直前と書いたが、これはコンタクトタツチ時でも
良く、また、運動の慣性を考えればコンタクトタ
ツチ後でも良いことになるなど巾広く使用出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図および第4図〜第6図は本考案
の第1実施例および第2実施例を示し、第1図と
第4図は各実施例のしや断状態における空気操作
装置の断面脱明図、第2図と第5図は各実施例に
おける作動途中の状態を示す断面説明図、第3図
と第6図は各実施例の投入状態における断面説明
図、第7図は一般的なしや断器の投入負荷の変化
を示した説明図、第8図は一般的なしや断器にお
ける投入負荷と従来の空気操作装置の投入操作力
との関係を示した説明図である。 2……シリンダ本体、3……空気室、17……
第1ピストン室、18……第2ピストン室、20
……操作ロツド、21……操作ピストン、21a
……大径部、21b……小径部、23……連通
孔、24……連通溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シリンダ本体2に空気室3を穿設するととも
    に、該空気室3に連接して第1ピストン室17を
    穿設し、第1ピストン室17に連接して該第1ピ
    ストン室17よりも大径の第2ピストン室18を
    設け、前記第2ピストン室18にしや断部と連結
    した操作ロツド20を備えた操作ピストン21の
    大径部21aを嵌装するとともに、該操作ピスト
    ン21の小径部21bを前記第1ピストン室17
    に嵌装し、 前記操作ピストン21がしや断部投入方向に所
    定ストローク摺動した際に第1ピストン室17
    と、第2ピストン室18の前記小径部21bの外
    側に位置する中空部とを連通させる連通部を操作
    ピストン21の小径部21bに設けたことを特徴
    とするしや断器の空気操作装置。
JP12599579U 1979-09-11 1979-09-11 Expired JPS621707Y2 (ja)

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JP12599579U JPS621707Y2 (ja) 1979-09-11 1979-09-11

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JP12599579U JPS621707Y2 (ja) 1979-09-11 1979-09-11

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JPS5643543U JPS5643543U (ja) 1981-04-20
JPS621707Y2 true JPS621707Y2 (ja) 1987-01-16

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