JPS62170726A - 圧力波過給機 - Google Patents

圧力波過給機

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JPS62170726A
JPS62170726A JP1319086A JP1319086A JPS62170726A JP S62170726 A JPS62170726 A JP S62170726A JP 1319086 A JP1319086 A JP 1319086A JP 1319086 A JP1319086 A JP 1319086A JP S62170726 A JPS62170726 A JP S62170726A
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JP
Japan
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rotor
casing
rotor casing
shielding material
pressure wave
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JP1319086A
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English (en)
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JPH0345217B2 (ja
Inventor
Akira Iwamoto
朗 岩本
Keiichi Miura
三浦 桂一
Tsunao Yajima
矢嶋 綱夫
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、圧力波過給機に関し、特にロータケーシング
に断熱および遮音対策を施した圧力波過給機に関する。
(従来の技術) 圧力波過給機は、気体の漏れ量を最小限に抑えて過給効
率を高めるために、ロータとガスケージング、ロータと
エアケーシングのそれぞれの間隙を最小限に形成してい
る。またロータは高温ガスに接触するため熱膨張が著し
く、上記ガスケーシングとロータとの小さな一定の間隙
を維持するために、ロータとロータケーシングの軸方向
の伸びを等しくしそれぞれの端面の相対位置を同一に保
つことが望まれる。このため、ロータケーシングとロー
タとは同一材料で作り、熱平衡時には等しい伸びとなる
ように設計され、またロータケーシングもロータの熱膨
張に追従するように肉厚を薄くし熱容量を小さくするこ
とがなさ九でいる。
ところで、圧力波過給機においては、圧力波伝播時およ
びロータセルがエアケーシングやガスケーシングの気体
流出入ポートを回転中横切るとき回転うなり等の大きな
騒音を発生させるが、上述の如くロータケーシングは肉
厚を薄くしたいという要求があって剛性を高めることが
できないため、この騒音の低減が麓しいというのが実情
である。
従来、回転うなりの騒音対策として、ロータセルの幅を
変え、うなりの各固有周波数を異った振幅の周波数領域
に分解して下げるようにしたものが知られている(例え
ば、特公昭46−39809号公報参照)。
ところが、この従来の圧力波過給機においては、異った
幅のセルをロータに形成しなければならずコスト高にな
る他、騒音低減の効果を十分に得ることが難しい。
(発明の目的) 本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたもので、簡
単な構成でロータケーシングとロータとの熱膨張の追従
性を損うことなく、圧力波過給機の放射騒音を低減でき
、更に外部からの水滴等の付着による熱衝撃および機械
衝撃を防ぐことができる改良された圧力波過給機を提供
することを目的とする。
(発明の構成) 本発明の上記目的を達成するための手段は、多数のセル
を有するロータがロータケーシング内において回転する
圧力波過給機において、上記ロータケーシングの外周に
断熱性および遮音性を有する遮蔽材を配設し、この遮蔽
材をその外周から保持するサポータをロータケーシング
と間隙をとるように設けたことを特徴とする圧力波過給
機である。
上記手段による作用は、遮蔽材がロータケーシングから
の音の放射を抑えるとともに、ロータケーシングを保温
することによってロータとロータケーシングとの温度差
(熱膨張差)を小さくする。
また、サポータは遮蔽材の脱落ないしは飛散を防止する
。またサポータとロータケーシングとの間に間隙を設け
たことにより、ロータケーシングからサポータへの熱伝
達が防止され、ロータケーシングが局部的な冷却および
それに伴う異常な熱変形を生ずることが防止される。ま
た、サポータと遮蔽材とは、ロータケーシングを外側か
ら検品する。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面によって詳細に説明する。
第1図に示すように、圧力波過給機1は、エンジンの排
気マニホールド集合部のサージタンク2上に固定される
ガスケーシング3と、該ガスケーシング3に継手3a、
4aを介して連結されたロータケーシング4と、該ロー
タケーシング4に継手4bを介して連結されたエアケー
シング5と、該エアケーシング5の中心部に回転自在に
貫設されプーリ6からの入力によって回転駆動される駆
動軸7と、該駆動軸7に連結され上記ロータケーシング
4内に支持されたロータ8とを備える。ロータ8には、
排気圧力と吸入空気の圧力交換を行うように仕切壁8a
、8bによって区画された多数のセル9a、9b・旧・
・が形成されている。また、ロータ8とその両側のケー
シング3,5との間には、気体の漏れを最少に抑えかつ
接触すること無くロータ8が回転するための小さな間隙
が設けられている。
ロータケーシング4は、ロータ8と同じ耐熱性材料で製
作され、若干の間隙を存してロータ8を包囲している。
そして、ロータケーシング4の外周部には、第2図にも
示す如く断熱性および遮音−5= 性に優れた遮蔽材10が配設され、締着プレートから成
るサポータ15によって保持されている。
しかして、本例の遮蔽材10は第4図に示す如く、グラ
スウールをバインダーで弾性を有するように固めてなる
一対の半円筒状の成形体10a。
10aからなり、画成形体10a、10aを互いの傾斜
した合わせ面12,12で当接して円筒状に組上げるよ
うになされている。そして、この遮蔽材10の両端面に
は、その外周縁にロータケーシング4の継手4a、4b
の端部外周を覆う軸方向への延設部10b、10bが形
成されているとともに、この延設部10b、10bから
内周縁へ向は遮蔽材10の中央側に傾斜したテーパ面1
0c、10cが上記継手4a、4bのボルト11゜11
に当たるように形成されている。
一方、第5図に示すようにサポータ15は、上記遮蔽材
10の外周の長さよりも若干短い円形状に湾曲されかつ
遮蔽材10の筒長と同じ幅を有するステンレス製の締着
プレート16と、該締着プレート16の合せ端部に各々
溶着された略り形状の接合継手17と、該接合継手17
に穿設された貫通孔を通して相互に締着するボルト18
aとナツト18bとから構成されている。
従って、上記圧力波過給機1においては、ガスケーシン
グ3、ロータケーシング4およびエアケーシング5を互
いに組付けた後、遮蔽材10の再成形体10a、10a
をロータケーシング4の外周で合わせ、サポータ15を
遮蔽材10に巻装して接合継手17.17においてロー
タケーシング4に締付は固定することになる。この固定
状態では、第2図に示す如く遮蔽材10はテーパ面10
Cであったところがロータケーシング4の結合用ボルト
11の頭部の形状に倣って変形することで、ロータケー
シング4の本体の外周面を隙間なく包囲する。また、サ
ポータ15は遮蔽材10の両端の延設部1. Ocによ
ってロータケーシング4に接触しないようになっている
そうして、圧力波過給機1はロータ8の回転による圧力
波の伝播によって過給を行なうが、その際に発生する音
は、遮蔽材10によって外部への放射が防止され、また
ロータケーシング4の放冷も遮蔽材で防止される6また
、サポータ15は遮蔽材10を保持するが、ロータケー
シング4との間に隙間を存して設けられているため、ロ
ータケーシング4からサポータ15への熱の逃げは防止
される。
(発明の効果) 以上述べた如く、本発明の圧力波過給機によれば、遮蔽
材がロータハウジングからの音の放射および放熱を防止
するから、騒音の低減が図れるとともに、ロータケーシ
ングの保温がなされることにより、ロータとロータケー
シングとの熱膨張差が小さくなり、ロータとその両側部
のガスケーシングおよびエアケーシングとの間隙を安定
的に維持でき従って更に間隙を小さくすることが可能と
なり過給効率を改善できる。また、サポータは遮蔽材を
保持するにあたりロータケーシングと接触しないように
しているため、ロータケーシングはサポータによって局
部的に冷却されて異常な熱変形をすることがなく、従っ
て、ロータとロータケ−シングとの干渉を招くことなく
両者の間隙を狭くして、排気ガスのエアケーシング側へ
の吹抜けを抑えることができる。そうして、遮蔽材にて
遮音できるから、ロータケーシングを薄肉にしてロータ
の衝撃的な熱膨張に対する追従性を良くすることが可能
となり、さらには外部から飛来する水滴等の異物による
熱的または機械的衝撃からロータケーシングを保護する
ことができ、圧力波過給機の信頼性を大幅に向上するこ
とができる等簡単な構成で極めて著大な効果を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の圧力波過給機の一実施例を示す全体図
、第2図は同実施例の要部拡大図、第3図は同実施例に
適用される遮蔽材の正面図、第4図は第3図に示す遮蔽
材の側面図、第5図は同実施例に適用されるサポータの
側面図である。 1・・・・・・圧力波過給機、4・・・・・・ロータケ
ーシング、8・・・・・・ロータ、8a、8b・・・・
・・ロータセル、10・・・・・・遮蔽材、15・・・
・・・サポータ。 −9= 粥 1図 第2図 4a II lo 154 II 4bI−工11 ト」)             L」■ 71′1 1  ′11 1N開昭62−170726(4) 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多数のセルを有するロータがロータケーシング内
    において回転する圧力波過給機において、上記ロータケ
    ーシングの外周にこのロータケーシングからの熱及び音
    の放射を抑える遮蔽材が配設され、この遮蔽材をその外
    周から保持するサポータがロータケーシングとの間に間
    隙を存して設けられていることを特徴とする圧力波過給
    機。
JP1319086A 1986-01-23 1986-01-23 圧力波過給機 Granted JPS62170726A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1319086A JPS62170726A (ja) 1986-01-23 1986-01-23 圧力波過給機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1319086A JPS62170726A (ja) 1986-01-23 1986-01-23 圧力波過給機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62170726A true JPS62170726A (ja) 1987-07-27
JPH0345217B2 JPH0345217B2 (ja) 1991-07-10

Family

ID=11826246

Family Applications (1)

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JP1319086A Granted JPS62170726A (ja) 1986-01-23 1986-01-23 圧力波過給機

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JP (1) JPS62170726A (ja)

Cited By (4)

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JPH0345217B2 (ja) 1991-07-10

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