JP3351078B2 - ターボチャージャー - Google Patents
ターボチャージャーInfo
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- JP3351078B2 JP3351078B2 JP33312393A JP33312393A JP3351078B2 JP 3351078 B2 JP3351078 B2 JP 3351078B2 JP 33312393 A JP33312393 A JP 33312393A JP 33312393 A JP33312393 A JP 33312393A JP 3351078 B2 JP3351078 B2 JP 3351078B2
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- Japan
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- turbine
- shield plate
- heat shield
- bearing housing
- housing
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ターボチャージャーに
関するものである。
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ターボチャージャーは、タービンとコン
プレッサを同一回転軸上に連結して、タービンによりコ
ンプレッサを駆動させるようにしたものである。
プレッサを同一回転軸上に連結して、タービンによりコ
ンプレッサを駆動させるようにしたものである。
【０００３】図６・図７は、ターボチャージャーのター
ビン部分の断面図であり、図中、１はターボチャージャ
ーのタービンハウジング、２はタービンハウジング１の
内部に回転自在に配設されたタービンインペラ、３はタ
ービンインペラ２と図示しないコンプレッサのコンプレ
ッサインペラとを連結する回転軸、４はベアリング５を
介して回転軸３を保持するベアリングハウジング、６は
ベアリングハウジング４に形成されたタービンハウジン
グ１取付け用の取付フランジ、７は取付フランジ６とタ
ービンハウジング１のコンプレッサ側の端面に形成され
たシール面８との間を締結するボルトである。
ビン部分の断面図であり、図中、１はターボチャージャ
ーのタービンハウジング、２はタービンハウジング１の
内部に回転自在に配設されたタービンインペラ、３はタ
ービンインペラ２と図示しないコンプレッサのコンプレ
ッサインペラとを連結する回転軸、４はベアリング５を
介して回転軸３を保持するベアリングハウジング、６は
ベアリングハウジング４に形成されたタービンハウジン
グ１取付け用の取付フランジ、７は取付フランジ６とタ
ービンハウジング１のコンプレッサ側の端面に形成され
たシール面８との間を締結するボルトである。
【０００４】そして、タービンハウジング１とベアリン
グハウジング４の間には、ベアリングハウジング４のタ
ービン側端面９に対し断熱空間１０を形成するよう構成
された遮熱板１１が配設されており、該遮熱板１１の外
縁部１２に形成されたフランジが、ベアリングハウジン
グ４の取付フランジ６と、タービンハウジング１のシー
ル面８の内周側の部分に形成された、周方向へ延びる溝
部１３内に間隙を有して挿入配置されている。
グハウジング４の間には、ベアリングハウジング４のタ
ービン側端面９に対し断熱空間１０を形成するよう構成
された遮熱板１１が配設されており、該遮熱板１１の外
縁部１２に形成されたフランジが、ベアリングハウジン
グ４の取付フランジ６と、タービンハウジング１のシー
ル面８の内周側の部分に形成された、周方向へ延びる溝
部１３内に間隙を有して挿入配置されている。
【０００５】尚、ベアリングハウジング４のタービン側
端面９における、軸貫通口１４の回りに周方向へ延びる
突部１５を形成し、遮熱板１１の内縁部に形成された軸
貫通口を形成する内縁部１６を、突部１５に軽く引掛か
るように配置させる場合もある。
端面９における、軸貫通口１４の回りに周方向へ延びる
突部１５を形成し、遮熱板１１の内縁部に形成された軸
貫通口を形成する内縁部１６を、突部１５に軽く引掛か
るように配置させる場合もある。
【０００６】このような遮熱板１１は、タービンハウジ
ング１内部に入り、タービンインペラ２を回転させる高
温の排ガスが、直接ベアリングハウジング４へ接触する
のを防止し、且つ、ベアリングハウジング４との間に形
成される断熱空間１０によって排ガスからの熱伝達を抑
え、ベアリングハウジング４の温度上昇を防止する機能
を果している。
ング１内部に入り、タービンインペラ２を回転させる高
温の排ガスが、直接ベアリングハウジング４へ接触する
のを防止し、且つ、ベアリングハウジング４との間に形
成される断熱空間１０によって排ガスからの熱伝達を抑
え、ベアリングハウジング４の温度上昇を防止する機能
を果している。
【０００７】又、構造上、溝部１３と遮熱板１１との間
に間隙が形成されるようにすることにより、タービンハ
ウジング１とベアリングハウジング４とをボルト７で締
結する時に、タービンハウジング１のシール面８とベア
リングハウジング４の取付フランジ６とが、遮熱板１１
を噛込んで圧着不十分となり、両者間のシール性が低下
するということのないようにしている。
に間隙が形成されるようにすることにより、タービンハ
ウジング１とベアリングハウジング４とをボルト７で締
結する時に、タービンハウジング１のシール面８とベア
リングハウジング４の取付フランジ６とが、遮熱板１１
を噛込んで圧着不十分となり、両者間のシール性が低下
するということのないようにしている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のターボチャージャーには、以下のような問題があっ
た。
来のターボチャージャーには、以下のような問題があっ
た。
【０００９】即ち、タービンハウジング１のシール面８
とベアリングハウジング４の取付フランジ６とのシール
性を確保するため、溝部１３と遮熱板１１との間に間隙
を形成するのが不可欠であることから、遮熱板１１がど
こにも固定されない状態となり、その結果、ターボチャ
ージャーが取付けられているエンジンからの振動や、該
エンジンから間欠的に送られてくる排ガスの脈動などに
よって運転中に遮熱板１１にガタツキが生じ、該ガタツ
キによって遮熱板１１が早く摩耗するという問題があっ
た。
とベアリングハウジング４の取付フランジ６とのシール
性を確保するため、溝部１３と遮熱板１１との間に間隙
を形成するのが不可欠であることから、遮熱板１１がど
こにも固定されない状態となり、その結果、ターボチャ
ージャーが取付けられているエンジンからの振動や、該
エンジンから間欠的に送られてくる排ガスの脈動などに
よって運転中に遮熱板１１にガタツキが生じ、該ガタツ
キによって遮熱板１１が早く摩耗するという問題があっ
た。
【００１０】本発明は、上述の実情に鑑み、遮熱板のガ
タツキによる摩耗を防止し得るようにしたターボチャー
ジャーを提供することを目的とするものである。
タツキによる摩耗を防止し得るようにしたターボチャー
ジャーを提供することを目的とするものである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１に記載の発明は、ベアリングハウジングと
タービンハウジングの間に、ベアリングハウジングのタ
ービン側端面に対し断熱空間を保有するよう遮熱板を配
設し、ベアリングハウジングに形成された取付フランジ
とタービンハウジングに形成されたシール面との境界部
の内周側の部分に形成された溝部に前記遮熱板の外縁部
を挿入配置し、前記取付フランジとシール面を互いに当
接して両ハウジングをボルトにより締結するターボチャ
ージャーにおいて、遮熱板の外縁部に凸側がベアリング
ハウジングに当接する屈曲部を形成し、遮熱板の屈曲部
凹側に連なる面の外縁端部が遮蔽板の弾性変形によりタ
ービンハウジングの溝形成部分に当接するように構成し
ている。
め、請求項１に記載の発明は、ベアリングハウジングと
タービンハウジングの間に、ベアリングハウジングのタ
ービン側端面に対し断熱空間を保有するよう遮熱板を配
設し、ベアリングハウジングに形成された取付フランジ
とタービンハウジングに形成されたシール面との境界部
の内周側の部分に形成された溝部に前記遮熱板の外縁部
を挿入配置し、前記取付フランジとシール面を互いに当
接して両ハウジングをボルトにより締結するターボチャ
ージャーにおいて、遮熱板の外縁部に凸側がベアリング
ハウジングに当接する屈曲部を形成し、遮熱板の屈曲部
凹側に連なる面の外縁端部が遮蔽板の弾性変形によりタ
ービンハウジングの溝形成部分に当接するように構成し
ている。
【００１２】請求項２に記載の発明は、ベアリングハウ
ジングと内部にタービンインペラを回転自在に配置した
タービンハウジングの間に、ベアリングハウジングのタ
ービン側端面に対し断熱空間を保有するよう遮熱板を配
設し、ベアリングハウジングに形成された取付フランジ
とタービンハウジングに形成されたシール面との境界部
の内周側の部分に形成された溝部に前記遮熱板の外縁部
を挿入配置し、前記取付フランジとシール面を互いに当
接して両ハウジングをボルトにより締結するターボチャ
ージャーにおいて、遮熱板の内縁部に凸側がタービンイ
ンペラに空隙を隔てて対峙する屈曲部を形成し、遮蔽板
の屈曲部凸側に連なる面の外縁部がタービンハウジング
に当接し且つ遮熱板の屈曲部凹側に連なる面の内縁端部
が遮蔽板の弾性変形によりベアリングハウジングのター
ビン側端面に当接するように構成している。
ジングと内部にタービンインペラを回転自在に配置した
タービンハウジングの間に、ベアリングハウジングのタ
ービン側端面に対し断熱空間を保有するよう遮熱板を配
設し、ベアリングハウジングに形成された取付フランジ
とタービンハウジングに形成されたシール面との境界部
の内周側の部分に形成された溝部に前記遮熱板の外縁部
を挿入配置し、前記取付フランジとシール面を互いに当
接して両ハウジングをボルトにより締結するターボチャ
ージャーにおいて、遮熱板の内縁部に凸側がタービンイ
ンペラに空隙を隔てて対峙する屈曲部を形成し、遮蔽板
の屈曲部凸側に連なる面の外縁部がタービンハウジング
に当接し且つ遮熱板の屈曲部凹側に連なる面の内縁端部
が遮蔽板の弾性変形によりベアリングハウジングのター
ビン側端面に当接するように構成している。
【００１３】
【作用】本発明の作用は以下の通りである。
【００１４】ベアリングハウジングとタービンハウジン
グの間に遮熱板を配設し、ベアリングハウジングのター
ビン側端面に対し断熱空間を形成させることにより、タ
ービンハウジング側の熱がベアリングハウジングへ伝達
されることが防止される。
グの間に遮熱板を配設し、ベアリングハウジングのター
ビン側端面に対し断熱空間を形成させることにより、タ
ービンハウジング側の熱がベアリングハウジングへ伝達
されることが防止される。
【００１５】そして、ベアリングハウジングの取付フラ
ンジとタービンハウジングのシール面との境界部の内周
側の部分に形成された溝部に、遮熱板の外縁部を挿入配
置すると共に、遮熱板の外縁部に屈曲部を形成し、該屈
曲部を溝部に弾性変形状態で挾持させることにより、遮
熱板が溝部に弾性支持され、遮熱板のガタツキが防止さ
れるので、ターボチャージャーが取付けられているエン
ジンからの振動や、該エンジンから間欠的に送られてく
る排ガスの脈動などが作用した場合でも、遮熱板の摩耗
が防止される。
ンジとタービンハウジングのシール面との境界部の内周
側の部分に形成された溝部に、遮熱板の外縁部を挿入配
置すると共に、遮熱板の外縁部に屈曲部を形成し、該屈
曲部を溝部に弾性変形状態で挾持させることにより、遮
熱板が溝部に弾性支持され、遮熱板のガタツキが防止さ
れるので、ターボチャージャーが取付けられているエン
ジンからの振動や、該エンジンから間欠的に送られてく
る排ガスの脈動などが作用した場合でも、遮熱板の摩耗
が防止される。
【００１６】或いは、遮熱板の内縁部に屈曲部を形成
し、タービンハウジングとベアリングハウジングのター
ビンインペラに相対する箇所との間で遮熱板を弾性変形
状態で保持させることにより、上記と同様の効果が得ら
れる。
し、タービンハウジングとベアリングハウジングのター
ビンインペラに相対する箇所との間で遮熱板を弾性変形
状態で保持させることにより、上記と同様の効果が得ら
れる。
【００１７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
明する。
【００１８】図１は、本発明の第一の実施例である。
【００１９】図中、１はターボチャージャーのタービン
ハウジング、２はタービンハウジング１の内部に回転自
在に配設されたタービンインペラ、３はタービンインペ
ラ２と図示しないコンプレッサのコンプレッサインペラ
とを連結する回転軸、４はベアリング５を介して回転軸
３を保持するベアリングハウジング、６はベアリングハ
ウジング４に形成されたタービンハウジング１取付け用
の取付フランジ、７は取付フランジ６とタービンハウジ
ング１のコンプレッサ側の端面に形成されたシール面８
との間を締結するボルトである。
ハウジング、２はタービンハウジング１の内部に回転自
在に配設されたタービンインペラ、３はタービンインペ
ラ２と図示しないコンプレッサのコンプレッサインペラ
とを連結する回転軸、４はベアリング５を介して回転軸
３を保持するベアリングハウジング、６はベアリングハ
ウジング４に形成されたタービンハウジング１取付け用
の取付フランジ、７は取付フランジ６とタービンハウジ
ング１のコンプレッサ側の端面に形成されたシール面８
との間を締結するボルトである。
【００２０】そして、タービンハウジング１とベアリン
グハウジング４の間には、ベアリングハウジング４のタ
ービン側端面９に対し断熱空間１０を形成するよう構成
された遮熱板１１が配設されており、該遮熱板１１の外
縁部１２に形成されたフランジが、ベアリングハウジン
グ４の取付フランジ６と、タービンハウジング１のシー
ル面８の内周側の部分に形成された、周方向へ延びる溝
部１３内に間隙を有して挿入配置されている。
グハウジング４の間には、ベアリングハウジング４のタ
ービン側端面９に対し断熱空間１０を形成するよう構成
された遮熱板１１が配設されており、該遮熱板１１の外
縁部１２に形成されたフランジが、ベアリングハウジン
グ４の取付フランジ６と、タービンハウジング１のシー
ル面８の内周側の部分に形成された、周方向へ延びる溝
部１３内に間隙を有して挿入配置されている。
【００２１】尚、１４はベアリングハウジング４のター
ビン側端面９に形成された軸貫通口、１６は軸貫通口が
形成された遮熱板１１の内縁部である。
ビン側端面９に形成された軸貫通口、１６は軸貫通口が
形成された遮熱板１１の内縁部である。
【００２２】本発明では、更に、図２に示すように、遮
熱板１１の外縁部１２に、一箇所、或いは数箇所（図で
は３箇所となっている）の屈曲部１７を形成する。
熱板１１の外縁部１２に、一箇所、或いは数箇所（図で
は３箇所となっている）の屈曲部１７を形成する。
【００２３】或いは、図３・図４に示すように、外縁部
１２に波状の屈曲部１７を形成する。
１２に波状の屈曲部１７を形成する。
【００２４】該屈曲部１７を、ベアリングハウジング４
の取付フランジ６と、タービンハウジング１のシール面
８との間に形成された溝部１３に弾性変形状態で挾持さ
せる。
の取付フランジ６と、タービンハウジング１のシール面
８との間に形成された溝部１３に弾性変形状態で挾持さ
せる。
【００２５】具体的には、屈曲部１７の曲げ量を溝部１
３の幅寸法よりも僅かに大きくなるようにし、組立後
に、屈曲部１７が塑性変形を起こさず、且つ、ボルト７
の締付力の３〜５パーセントの力が作用されている状態
にする。
３の幅寸法よりも僅かに大きくなるようにし、組立後
に、屈曲部１７が塑性変形を起こさず、且つ、ボルト７
の締付力の３〜５パーセントの力が作用されている状態
にする。
【００２６】次に、作動について説明する。
【００２７】遮熱板１１によりベアリングハウジング４
の温度上昇を防止する過程については図６・図７と同様
なので説明を省略する。
の温度上昇を防止する過程については図６・図７と同様
なので説明を省略する。
【００２８】上述したターボチャージャーでは、遮熱板
１１の外縁部に形成した屈曲部１７の凸側がベアリング
ハウジング４に当接し、タービンハウジング１の溝形成
部分に、遮熱板１１の屈曲部１７凹側に連なる面の外縁
端部が弾性変形によって当接するので、ガタツキに起因
した遮熱板１１の摩耗を防止でき、また、遮熱板１１の
径方向への熱収縮が許容されるので、過大な熱応力が遮
熱板１１に作用しない。
１１の外縁部に形成した屈曲部１７の凸側がベアリング
ハウジング４に当接し、タービンハウジング１の溝形成
部分に、遮熱板１１の屈曲部１７凹側に連なる面の外縁
端部が弾性変形によって当接するので、ガタツキに起因
した遮熱板１１の摩耗を防止でき、また、遮熱板１１の
径方向への熱収縮が許容されるので、過大な熱応力が遮
熱板１１に作用しない。
【００２９】図５は、本発明の第二の実施例であり、図
中、図１と同一の符号を付した部分は同一物を表わして
いる。このターボチャージャーでは、凸側がタービンハ
ウジング１の内部のタービンインペラ２に空隙を隔てて
対峙する屈曲部１８を遮熱板１１の内縁部に形成し、遮
蔽板１１の屈曲部１８凸側に連なる面の外縁部がタービ
ンハウジング１に溝部１３内部で当接し、更に、遮熱板
１１の屈曲部１８凹側に連なる面の内縁部１６端が遮蔽
板１１の弾性変形によってベアリングハウジング４のタ
ービン側端面９に当接するように構成している。 これに
より、溝部１３とベアリングハウジング４のタービン側
端面９との間で遮熱板１１が弾性変形状態で保持され、
ガタツキに起因した遮熱板１１の摩耗を防止でき、ま
た、遮熱板１１の径方向への熱収縮が許容されるので、
過大な熱応力が遮熱板１１に作用しない。
中、図１と同一の符号を付した部分は同一物を表わして
いる。このターボチャージャーでは、凸側がタービンハ
ウジング１の内部のタービンインペラ２に空隙を隔てて
対峙する屈曲部１８を遮熱板１１の内縁部に形成し、遮
蔽板１１の屈曲部１８凸側に連なる面の外縁部がタービ
ンハウジング１に溝部１３内部で当接し、更に、遮熱板
１１の屈曲部１８凹側に連なる面の内縁部１６端が遮蔽
板１１の弾性変形によってベアリングハウジング４のタ
ービン側端面９に当接するように構成している。 これに
より、溝部１３とベアリングハウジング４のタービン側
端面９との間で遮熱板１１が弾性変形状態で保持され、
ガタツキに起因した遮熱板１１の摩耗を防止でき、ま
た、遮熱板１１の径方向への熱収縮が許容されるので、
過大な熱応力が遮熱板１１に作用しない。
【００３０】尚、本発明は、上述の実施例にのみ限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
【００３１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のターボチ
ャージャーによれば、遮熱板のガタツキによる摩耗を防
止することができ、また、過大な熱応力が遮熱板に作用
しない、という優れた効果を奏し得る。
ャージャーによれば、遮熱板のガタツキによる摩耗を防
止することができ、また、過大な熱応力が遮熱板に作用
しない、という優れた効果を奏し得る。
【図１】本発明の第一の実施例の部分断面図である。
【図２】遮熱板の一例を示す正面図である。
【図３】遮熱板の他の例を示す正面図である。
【図４】図３の側面図である。
【図５】本発明の第二の実施例の部分断面図である。
【図６】従来例におけるターボチャージャーのタービン
部分の断面図である。
部分の断面図である。
【図７】図６の部分拡大図である。
１ タービンハウジング２ タービンインペラ ４ ベアリングハウジング ６ 取付フランジ ７ ボルト ８ シール面 ９ タービン側端面 １０ 断熱空間 １１ 遮熱板 １２ 外縁部 １３ 溝部１６ 内縁部 １７ 屈曲部 １８ 屈曲部
Claims (2)
- 【請求項１】 ベアリングハウジングとタービンハウジ
ングの間に、ベアリングハウジングのタービン側端面に
対し断熱空間を保有するよう遮熱板を配設し、ベアリン
グハウジングに形成された取付フランジとタービンハウ
ジングに形成されたシール面との境界部の内周側の部分
に形成された溝部に前記遮熱板の外縁部を挿入配置し、
前記取付フランジとシール面を互いに当接して両ハウジ
ングをボルトにより締結するターボチャージャーにおい
て、遮熱板の外縁部に凸側がベアリングハウジングに当
接する屈曲部を形成し、遮熱板の屈曲部凹側に連なる面
の外縁端部が遮蔽板の弾性変形によりタービンハウジン
グの溝形成部分に当接するように構成したことを特徴と
するターボチャージャー。 - 【請求項２】 ベアリングハウジングと内部にタービン
インペラを回転自在に配置したタービンハウジングの間
に、ベアリングハウジングのタービン側端面に対し断熱
空間を保有するよう遮熱板を配設し、ベアリングハウジ
ングに形成された取付フランジとタービンハウジングに
形成されたシール面との境界部の内周側の部分に形成さ
れた溝部に前記遮熱板の外縁部を挿入配置し、前記取付
フランジとシール面を互いに当接して両ハウジングをボ
ルトにより締結するターボチャージャーにおいて、遮熱
板の内縁部に凸側がタービンインペラに空隙を隔てて対
峙する屈曲部を形成し、遮蔽板の屈曲部凸側に連なる面
の外縁部がタービンハウジングに当接し且つ遮熱板の屈
曲部凹側に連なる面の内縁端部が遮蔽板の弾性変形によ
りベアリングハウジングのタービン側端面に当接するよ
うに構成したことを特徴とするターボチャージャー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33312393A JP3351078B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | ターボチャージャー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33312393A JP3351078B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | ターボチャージャー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07189724A JPH07189724A (ja) | 1995-07-28 |
| JP3351078B2 true JP3351078B2 (ja) | 2002-11-25 |
Family
ID=18262552
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33312393A Expired - Lifetime JP3351078B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | ターボチャージャー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3351078B2 (ja) |
Cited By (1)
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|---|---|---|---|---|
| KR20150071793A (ko) * | 2013-12-18 | 2015-06-29 | 현대자동차주식회사 | 터보 차저용 히트 쉴드 |
Families Citing this family (14)
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| US6682321B1 (en) | 2003-02-26 | 2004-01-27 | Honeywell International Inc. | Thermally decoupled flange for mounting to a turbine housing |
| JP4826417B2 (ja) | 2006-09-29 | 2011-11-30 | 株式会社ジェイテクト | 過給器 |
| KR101304390B1 (ko) * | 2006-11-01 | 2013-09-05 | 보르그워너 인코퍼레이티드 | 터빈 열 차폐부 어셈블리 |
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-
1993
- 1993-12-27 JP JP33312393A patent/JP3351078B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR20150071793A (ko) * | 2013-12-18 | 2015-06-29 | 현대자동차주식회사 | 터보 차저용 히트 쉴드 |
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