JPS6217038Y2 - - Google Patents

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JPS6217038Y2
JPS6217038Y2 JP13939580U JP13939580U JPS6217038Y2 JP S6217038 Y2 JPS6217038 Y2 JP S6217038Y2 JP 13939580 U JP13939580 U JP 13939580U JP 13939580 U JP13939580 U JP 13939580U JP S6217038 Y2 JPS6217038 Y2 JP S6217038Y2
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cam
hole
lever
knob
center
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JPS5762765U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば衣類乾燥機、洗濯機などの家
庭電機製品などの内部装置で、ワイヤーを介して
操作する場合のワイヤー引張機構に関するもので
ある。
ワイヤー引張機構は、機器の表面に配設したつ
まみを回動させることにより、ワイヤーを介して
例えば衣類乾燥機内部に配置したヒーターの角度
を調節する等に使用されている。
従来のワイヤー引張機構は、第11図に示すよ
うに、回転系として切削加工されたシヤフト31
を設け、そのシヤフト31に回転角度を制御する
カム32とワイヤー35を係止するレバー33と
操作用つまみ36を固定させるピン34が設けら
れ、前記カム32を制動させるべく板ばね37が
カム32に圧接する形で取り付けられており、更
に前記シヤフト31のスラスト方向のストツパー
としてE形止め輪38を使用しているという構成
をとつていた。
このため、従来の構造では部品点数が多い上
に、特殊工具を必要とし、且つ構造が複雑なた
め、組立工数がかかるとともに、サービス時など
の分解作業にも時間がかかるものであつた。
本考案の目的は、各部品の結合が容易で組立及
び分解しやすいので、製作及び修理が簡単でまた
ワイヤーの引張り距離を設定するのに簡単な加工
ですむので、種々の機種に応用が可能なワイヤー
引張機構を提供することにある。
この目的は、本考案によれば、中央にカム体先
端の嵌入孔を形成したつまみ、中央にカム体中心
部支持孔を有し、円周端面に間隔を置いて嵌合溝
を形成したカム取付体、棒状体に2個のフランジ
を形成し、フランジ間をカム取付板の支持孔に貫
入し、片方のフランジ延長部に凸条を形成し、該
凸条がカム取付体の円周端面を押圧摺動し、かつ
上記嵌合溝と脱着自在に嵌合するカム体及び中央
にカム体後端の嵌入孔を形成し、下方にワイヤー
の係止部を設けたレバーを各部品とし、上記つま
み、カム取付体、カム体、レバーを組合せたこと
により達成される。
以下、図面について実施例を詳細に説明する。
上述のように、本考案はつまみA、カム取付体
B、カム体C、レバーDの四部品の結合からなる
もので、各部品はすべてプラスチツク等の合成樹
脂を材質とし、道具なしに人間の手で組立及び分
解が可能なものである。
第1図及び第2図、3図に示すように、つまみ
Aは前面に手指の挾持用山部1を形成し、後面中
央にカム体Cの先端嵌入孔2を有する筒体3を突
設したもので、嵌入孔2及び筒体3は断面矩形状
のものである。筒体3の一部に嵌入孔2から筒体
側面に通じる透孔4を形成する。また筒体3の開
口端面から上記透孔4近くにまでテーパー状の溝
部5を設ける。
次に、カム取付体Bは、第4図の側面図が示す
ように一側部を切欠いた円筒体6を本体とし、円
筒体6の中央にカム体Cの中心部の支持孔7を形
成し、上記切欠き面にカム体Cの挿入開口7′を
形成したものである。支持孔7は断面円形であ
り、円筒体6の円周端面には適宜間隔を置いて嵌
合溝8A,8Bを形成する。この嵌合溝8A,8
Bは第5図の背面図が示すように両溝8A,8B
の相互に向い合う縁をアール状縁8Rに形成して
あり、溝8A,8Bの相互間隔がワイヤーの引張
距離を決定するものである。
また、上記円筒体6の前面に、取付用のフラン
ジ9A,9Bを突設し、また、つまみAのガイド
用鍔板10を形成する。
一方、カム体Cは、第9図の中央端面図が示す
ように上下端が弧面の棒状体11を中央部とし、
棒状体11にフランジ12,13を形成し、フラ
ンジ12,13の外側に断面矩形状の割ピン1
5,16を突設したものである。割ピン15,1
6の側縁には係止用の突起15A,16Aを形成
する。
また、後部フランジ13には第7図の右側面図
が示すように延長部13Aを形成し、延長部13
AにレバーDとの嵌合用切欠き13Bを設け、更
に凸条13Cを突設する。
最後に、レバーDであるが、中央にカム体Cの
後端の割ピン16が嵌合する嵌入孔17を形成
し、下方にワイヤー(第9図鎖線図)の係止部1
8を設け、また嵌入孔17の開口端上方には、カ
ム体Cへの結合用フランジ19を突設したもので
ある。
また、上記つまみAの場合と同じく、嵌入孔1
7に透孔20を形成し、孔17の開口部から透孔
20近くにまでテーパー状の溝部21を設けた。
次に上記各部品の組立て及び本考案機構の使用
法について説明する。
まず、カム体Cの中央部棒状体11をカム取付
体Bの挿入開口7′から挿入し、支持孔7で支持
する。その際棒状体11の両フランジ12,13
でカム取付体Bの円筒体6を挾む形となる。
また、カム体Cのフランジ13の延長部13A
がカム取付体Bの円筒体6の円周端に当接し、延
長部13Aに設けた凸条13Cが円周端の嵌合溝
8Aに嵌入する。
このようにして、カム体Cとカム取付体Bを結
合し、次いで、カム体Cの先端割ピン15をつま
みAの嵌入孔2に挿入してつまみAをカム体Cに
結合する。
その際、割ピン15の係止用突起15Aが溝部
5をすべり、これにより挿入が導かれ、突起15
Aは透孔4に係止し、つまみAとカム体Cとが容
易に外れないように作用する。
一方、カム体Cの後端割ピン16をレバーDの
嵌入孔17に挿入し、かつカム体Cのフランジ1
3の延長部13Aの切欠き13BにレバーDのフ
ランジ19を嵌入して、カム体CにレバーDを結
合する。
なお、割ピン16の係止用突起16Aが上記嵌
入孔17の溝部21により導かれ透孔20に係止
し、両者が容易に外れなくなる点はつまみAの場
合と同様である。
次に使用法であるが、つまみAの山部1を手指
で挾み回転させると、カム体Cも回転し、カム体
Cのフランジ13の延長部13Aに設けた凸条1
3Cがカム取付体Bの円筒体6の円周端面に形成
した嵌合溝8Aのアール状縁8Rからスムーズに
抜け出、かつこの凸条13Cの存在で延長部13
Aは、円筒体6の円周端面を押圧しながら摺動す
る。そして凸条13Cは嵌合溝8Bに入り、カム
体Cの回転は止まる。
同時にカム体Cに結合したレバーDも回転して
止まるが、その回転分だけレバーDの係止部18
がワイヤーを引張する。
ワイヤーをゆるめるにはつまみAを逆に回せば
よい。
なお本考案機構は、例えば衣類乾燥機、洗濯機
などの家庭電機製品の内部機構でワイヤー操作す
るようなものに用い、カム取付体Bのフランジ9
A,9Bで電機製品本体に取付け、つまみAを本
体前面に顕出させて組込むものである。
また、ワイヤーの引張距離は、カム取付体Bの
円筒体6の円周端面に設けた嵌合溝8A,8Bの
相互間隔で定まるので、加工の際この嵌合溝8
A,8Bの形成位置を変更するだけで、つまみA
の回転角及びそれに伴うワイヤーの引張距離を自
由に変えることができる。
以上述べたように、本考案のワイヤー引張機構
は、各部品の結合が容易で特殊な工具なしに人間
の手で組立及び分解ができるので、製作及び修理
が簡単なものである。
また、ワイヤーの引張り距離を設定するのに溝
の切欠きという簡単な加工ですむので、種々のタ
イプの機種に応用でき、利用範囲の広いものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のワイヤ引張機構の実施例を
示す一部切欠いた側面図、第2図はつまみAの正
面図、第3図は同上背面図、第4図はカム取付体
Bの側面図、第5図は同上背面図、第6図はカム
体Cの左端面図、第7図は同上正面図、第8図は
同上右側面図、第9図は中央端面図、第10図は
レバーDの側面図、第11図は従来のワイヤ引張
機構を示す分解斜視図である。 A……つまみ、B……カム取付体、C……カム
体、D……レバー、1……山部、2……嵌入孔、
3……筒体、4……透孔、5……溝部、6……円
筒体、7……支持孔、7′……開口、8A,8B
……嵌合溝、8R……アール状縁、9A,9B…
…フランジ、10……鍔板、11……棒状体、1
2,13……フランジ、13A……延長部、13
B……切欠き、13C……凸条、15,16……
割ピン、15A,16A……突起、17……嵌入
孔、18……ワイヤー係止部、19……フラン
ジ、20……透孔、21……溝部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央にカム体先端の嵌入孔を形成したつまみ、
    中央にカム体中心部支持孔を有し、円周端面に間
    隔を置いて嵌合溝を形成したカム取付体、棒状体
    に2個のフランジを形成し、フランジ間をカム取
    付板の支持孔に貫入し、片方のフランジ延長部に
    凸条を形成し、該凸条がカム取付体の円周端面を
    押圧摺動し、かつ上記嵌合溝と脱着自在に嵌合す
    るカム体及び中央にカム体後端の嵌入孔を形成
    し、下方にワイヤーの係止部を設けたレバーを各
    部品とし、上記つまみ、カム取付体、カム体、レ
    バーを組合せてなるワイヤー引張機構。
JP13939580U 1980-09-30 1980-09-30 Expired JPS6217038Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13939580U JPS6217038Y2 (ja) 1980-09-30 1980-09-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13939580U JPS6217038Y2 (ja) 1980-09-30 1980-09-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5762765U JPS5762765U (ja) 1982-04-14
JPS6217038Y2 true JPS6217038Y2 (ja) 1987-04-28

Family

ID=29499379

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JP13939580U Expired JPS6217038Y2 (ja) 1980-09-30 1980-09-30

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JPS5762765U (ja) 1982-04-14

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