JPS6216991Y2 - - Google Patents

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JPS6216991Y2
JPS6216991Y2 JP12187281U JP12187281U JPS6216991Y2 JP S6216991 Y2 JPS6216991 Y2 JP S6216991Y2 JP 12187281 U JP12187281 U JP 12187281U JP 12187281 U JP12187281 U JP 12187281U JP S6216991 Y2 JPS6216991 Y2 JP S6216991Y2
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JP
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steam
steamer
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JP12187281U
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JPS5829023U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、米菓、餅菓子などを製造するための
蒸練機、特に蒸釜で原料粉例えば米粉、餅粉を蒸
気で蒸煮してスクリユウで混練して煎餅生地、そ
の他餅生地にして導出する蒸練機の改良に関する
ものである。
従来蒸練機では水を加えた原料を蒸釜内におい
て蒸気で蒸煮した後、押出室内のスクリユウで練
りながら前方へ押出して煎餅生地材料を作つてい
たものであるが、蒸気送入は殆んど外壁より蒸気
を吹込み撹拌しつつ蒸し上げているので中央部へ
の蒸気の浸透が不十分になることが多く蒸気圧を
高くする必要ができたり原料によつては条件が異
なり均一製品を得ることが困難であると共に前記
蒸気は送入が噴霧であると撹拌作用が伴わないた
めに蒸煮効率が低く蒸煮の加減も煩雑で取扱上問
題があつた。
本考案は、これら従来の欠点を適確に除去しよ
うとするもので、蒸気圧を高くすることなく蒸気
の浸透を良好にし且つ原料の粒径差によつて運転
条件を変えることなく均一な製品化が可能である
蒸練機を構成簡単で安価に提供することを目的と
したものである。
本考案は原料投入口と製品取出口とを有する蒸
槽が回転可能の撹拌羽根と蒸気供給部のある蒸釜
と撹拌兼押出用のスクリユウを含む材料押出室と
からなる蒸練機において、前記撹拌羽根の回転軸
方向に向けてジエツト流で噴射する蒸気噴出口を
蒸釜の下方部に設けると共に、前記撹拌羽根のほ
ぼ中間位置で外壁から中央部に至る位置に多数の
蒸気吹込孔を設けた蒸気噴霧管を備えたことを特
徴とする蒸練機である。
本考案の実施例を煎餅用堅形蒸練機の例につい
て図面を参照して説明すると、底部を逆円錐形の
ロート胴部1″上部を円筒胴部1′とした蒸釜1
は、上部に原料投入口2、内部に回転可能の撹拌
羽根3と蒸気供給部として蒸気噴出口4及び蒸気
噴霧管5を備え、撹拌兼押出用のスクリユウ7を
有する材料押出室6と連通状態下で蒸槽を構成し
ている。この撹拌羽根3は、蒸釜1の中心軸上に
ほぼ蒸釜1の全高の長さをもつて垂設され上部を
蒸釜1本体から突出させて駆動機構8によつて駆
動される回転軸9のおよそ下半部に、複数段にわ
たつて備えられている。前記蒸気噴出口4は蒸釜
1の内壁に突出して設けられ、前記回転軸9方向
に向けて高温の蒸気をジエツト流例えば所定太さ
の結束された状態で直線状に噴出するようにして
あり、蒸釜1の下方部に蒸釜1の内壁に等角度で
放射状に対向配備して上下方向に複数段水平状に
設けるのが効果的であるがノズルの長さ、噴出方
向等は適宜選べる。
この蒸気噴出口4とは別に、蒸気供給部とし
て、蒸気吹込孔10を多数穿設された蒸気噴霧管
5を蒸釜1の壁体から中央部に至る位置に1本乃
至複数例えば3本を120度間隔で放射状に設けて
蒸気を面状に拡散する噴霧状態で吹込むが上下に
複数段設けた前記蒸気噴出口4の中間部位に単段
又は多段に配設し、或いは蒸気噴出口4と上下交
互又は上下に分けて配設することもできる。前記
材料押出室6はロート胴部1″の底部に連通口1
2を介して配備された構型円筒体からなり前記駆
動機構8とは別の駆動機構13で駆動されるスク
リユウ7を内蔵し、そのスクリユウ7の押出方向
端に製品取出口14を配備してある。この材料押
出室6には蒸気噴出口4が設けられておりこの中
でも蒸煮される構成としてある。そして材料押出
室6には前記製品取出口14を頂部に開口した円
錐状の取出部11を材料押出室6の押出先端に双
方のフランジ部15,15を締付具16で締付け
着脱自在に装備してある。
この場合、蒸煮中は取出部11を外して平板を
装着して密閉し、蒸煮終了後平板を外して取出部
11を装着するようにすること、製品取出口14
を密閉可能な構成とすること或いは材料押出室6
と取出部11の接合面を部分的に穴あきの2枚端
板とし取出部11を適宜回転させてその穴を密閉
或いは連通させて操作すること等もできるが、製
品取出口14から製品を取出しながら蒸釜1中で
は蒸煮を続行できる連続的稼動も可能な構成とし
てある。また前記蒸気噴出口4及び蒸気噴霧管5
はそれぞれバルブ22を有し、蒸気の供給状況を
適宜効率的に調整できるものである。
さらに前記蒸釜1はその円筒胴部1′とロート
胴部1″をそれぞれの接合端に設けたフランジ部
17,17を適宜締付具18で着脱自在として分
離可能にしてあり必要によつては相対的に移動可
能構成とするのも便利である。この場合、回転軸
9を伸縮自在として分離に支障がないよう、また
点検が容易なよう配慮するのがよい。
なお、蒸気噴霧管5は蒸釜1の外壁と回転軸9
に支えられて固定されているが、回転軸内部に蒸
気通路を設けて回転軸基部から蒸気を導入し、軸
から水平に分岐させた蒸釜1の内半径よりも短か
い中空アームに蒸気吹込口を穿つて旋回可能の構
成とすることもできる。いいかえると撹拌羽根に
蒸気噴霧管を兼用させることもできる。さらに
は、蒸気噴霧管5の長手方向中心線を回転軸とし
て蒸気噴霧管自体も回転する構成とすること等自
由に選べる。いずれにしても蒸気吹込口を原料が
塞がないように回転方向を考慮して吹込口をあけ
るのが便利である。
図中19は蒸気排気管、20は架台、21は透
視窓、22はバルブ、23は変速機構、24は伝
達機構である。
以上堅型蒸釜で説明したが横型でも同様であ
る。
しかして、原料は蒸釜1中で撹拌羽根3で撹拌
されつつ蒸煮されるが、蒸気が蒸気噴出口4及び
蒸気噴霧管5の蒸気吹込口10から蒸釜1内にま
んべんなく供給されるので、原料は均一に効率よ
く蒸上がり、また材料押出室6中に落下した原料
も材料押出室6中にも蒸気噴出口4が設けられて
いるので、十分蒸煮される。
次で製品取出口14から製品として取出される
が、製品を取出しつつ原料を蒸釜1中に投入して
も製品取出口14に到達するまでに十分蒸煮され
さらに練り込んで餅生地として導出する連続運転
ができるものである。
本考案は原料投入口と製品取出口とを有する蒸
槽が回転可能の撹拌羽根と蒸気供給部のある蒸釜
と撹拌兼押出用のスクリユウを含む材料押出室と
からなる蒸練機において、前記撹拌羽根の回転軸
方向に向けてジエツト流で噴射する蒸気噴出口を
蒸釜の下方部に設けると共に、前記撹拌羽根のほ
ぼ中間位置で外壁から中央部に至る位置に多数の
蒸気吹込孔を設けた蒸気噴霧管を備えたことによ
り、原料の撹拌に伴つて巻き込みながら吹き込ま
れる蒸気が蒸釜の中央部までまんべんなく供給さ
れ蒸煮効率を著しく向上し、しかも原料の粒度の
相違によつても均一な製品を得ることができると
共に必要蒸気の吹込調整によつて蒸不足又は蒸過
ぎがなく良好な風味の餅生地にでき、さらに蒸気
圧を効率よく設定できて省エネルギ的である蒸練
機を構成簡単に提供でき、実用上極めて大なる効
果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は側面
図、第2図は正面図、第3図は一部の一部切欠側
面図、第4図はその平面図、第5図はその正面図
である。 1……蒸釜、2……原料投入口、3……撹拌羽
根、4……蒸気噴出口、5……蒸気噴霧管、6…
…材料押出室、7……スクリユウ、8……駆動機
構、9……回転軸、10……蒸気吹込口、11…
…取出部、12……連通口、13……駆動機構、
14……製品取出口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 原料投入口と製品取出口とを有する蒸槽が回
    転可能の撹拌羽根と蒸気供給部のある蒸釜と撹
    拌兼押出用のスクリユウを含む材料押出室とか
    らなる蒸練機において、前記撹拌羽根の回転軸
    方向に向けてジエツト流で噴射する蒸気噴出口
    を蒸釜の下方部に設けると共に、前記撹拌羽根
    のほぼ中間位置で外壁から中央部に至る位置に
    多数の蒸気吹込孔を設けた蒸気噴霧管を備えた
    ことを特徴とする蒸練機。 2 前記蒸気噴出口が、高温の蒸気ジエツト流を
    蒸釜内に噴出するものであつて蒸釜外壁に等角
    度に対向配備したものである実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の蒸練機。 3 前記蒸気噴出口が、前記蒸釜の上下方向位置
    に複数段設けたものである実用新案登録請求の
    範囲第1項又は第2項記載の蒸練機。 4 前記蒸気噴出口が、前記蒸気吹込孔のある蒸
    気噴霧管を中間に位置して上下部位で略水平状
    に複数配置されているものである実用新案登録
    請求の範囲第3項記載の蒸練機。 5 前記蒸釜が、底部を逆円錐形のロート胴部に
    形成したものであつて、該ロート胴部を蒸槽本
    体と分割可能に構成したものである実用新案登
    録請求の範囲第3項又は第4項記載の蒸練機。 6 前記撹拌羽根が、回転軸に複数段放射状に設
    けられたものであつて、該回転軸中間部位以降
    で、且つ前記ロート胴部位まで備えられている
    ものである実用新案登録請求の範囲第5項記載
    の蒸練機。 7 前記材料押出室が、蒸釜底部に連通配備され
    ているものであつて、該室に蒸気噴出口を有し
    ているものである実用新案登録請求の範囲第5
    項又は第6項記載の蒸練機。 8 前記スクリユウが、前記撹拌羽根のある回転
    軸の駆動装置とは別途の専用駆動装置に伝動機
    構を介して連絡されているものである実用新案
    登録請求の範囲第5項、第6項又は第7項記載
    の蒸練機。
JP12187281U 1981-08-19 1981-08-19 蒸練機 Granted JPS5829023U (ja)

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JP12187281U JPS5829023U (ja) 1981-08-19 1981-08-19 蒸練機

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JP12187281U JPS5829023U (ja) 1981-08-19 1981-08-19 蒸練機

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Publication Number Publication Date
JPS5829023U JPS5829023U (ja) 1983-02-25
JPS6216991Y2 true JPS6216991Y2 (ja) 1987-04-28

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JP12187281U Granted JPS5829023U (ja) 1981-08-19 1981-08-19 蒸練機

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JPS5829023U (ja) 1983-02-25

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