JPS621686A - 自転車用デイレ−ラ− - Google Patents

自転車用デイレ−ラ−

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Publication number
JPS621686A
JPS621686A JP13981885A JP13981885A JPS621686A JP S621686 A JPS621686 A JP S621686A JP 13981885 A JP13981885 A JP 13981885A JP 13981885 A JP13981885 A JP 13981885A JP S621686 A JPS621686 A JP S621686A
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JP
Japan
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sprocket
chain
guide pulley
pulley
guide
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Pending
Application number
JP13981885A
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English (en)
Inventor
正士 長野
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Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Inc
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Publication date
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Publication of JPS621686A publication Critical patent/JPS621686A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自転車用ディレーラ−1詳しくは、ベース部材
に対し自転車に装着する多段スプロケット装置の軸方向
に移動可能に支持する可動部材に、ガイドプーリー及び
テンションプーリーをもち、これら各プーリーに掛設す
るチェンを前記多段スプロケット装置の一つのスプロケ
ットに案内するガイド機構を設け、操作ワイヤの操作に
より前記可動部材をベース部材に対し移動させ、前記ガ
イド機構により前記チェンを前記多段スプロケット装置
の軸方向に移動させて前記一つのスプロケットに掛換え
て変速するようにした自転車用ディレーラ−に関する。
(従来の技術) 従来、此種ディレーラ−として、特開昭59−1588
82号公報に記載されている通り、前記べ=ス部材をブ
ラケットに第1横軸を介して揺動可能に支持すると共に
、前記ガイド機構を前記可動部材に第2横軸を介して揺
動自由に支持して、前記ベース部材とブラケットとの間
に第1ばねを介装し、又、前記可動部材とガイド機構と
の間に第2ばねを介装し、これら第1及び第2ばねによ
り前記チェ7に所定のテンションを与えると共に、前記
第1、第2ばねのバランスで前記チェンガイドの位置、
詳しくは、該チェンガイドにおけるガイドプーリーの多
段スプロケット装置における各スプロケットに対する位
置を設定する如く構成されている。
(発明が解決しようとする問題点) 所が、この従来構造の場合、チェン掛換時、前記チェン
ガイドは前記ガイドプーリーと多段スプロケット装置の
小径スプロケットとの間の間隔が前記ガイドプーリーと
大径スプロケットとの間の間隔より大きくなる傾向で作
動するため、前記ガイドプーリーとスプロケットとの間
の間隔が小さくなる大径スプロケット側において大きな
操作力を必要とし、変速操作性が悪くなるばかりか、チ
ェ7のスプロケットとの接触により発生する音鳴りの回
数が多くなる問題があった。
即ち、操作ワイヤを牽引操作し、可動部材をベース部材
に対し多段スプロケット装置の軸方向に移動させて、小
径スプロケットから大径スプロケットにチェ7を掛換え
る場合、該チェ7は、小径スプロケットと大径スプロケ
ットとの間で前記スプロケットの軸方向に挟んで傾斜す
ることになる。
所が、前記ガイドプーリーとスプロケットとの間の間隔
が小さい場合、前記間隔が大きい場合に比べて、前記チ
ェ7は軸方向に撓み難くなるため、このチェ7のガイド
プーリーに対する軸方向移動抵抗が大となり、その結果
、前記ワイヤの牽引操作に大きな力を必要とするのであ
り、又、前記ガイドプーリーとスプロケットとの間の間
隔が小さい場合、前記間隔が大きい場合に比べて前記チ
ェ7の変速操作量に対する軸方向撓み量が大となるため
、チェ7と大径スプロケットとの接触帯域が長くて、チ
ェ7のスプロケットとの接触により発生する音鳴り回数
が多くなる問題があった。
本発明は、以上の如き問題点に鑑み発明したもので、目
的は、ガイド機構により案内するチェ7を、前記ガイド
プーリーに対し該ガイドプーリーの半径方向外方に変位
させる強制変位手段を設けて、この強制変位手段により
強制変位されない領域で操作ワイヤを操作することによ
り、小径スプロケットから大径スプロケットに掛換える
チェ7を軸方向に撓み易くできながら、しかも、ガイド
プーリーとスプロケットとの間の間隔を前記強制変位手
段により小さくして、チェ7をスムーズに掛換えること
ができると共に、強制変位されない領域で変速操作する
ことにより、チェン掛換時における音鳴り回数を少なく
できるようにするもである。
(問題点を解決するための手段) しかして、本発明は、ベース部材(1)に対し、自転車
に袋打する多段スプロケット装置の軸方向に移動可能に
支持する可動部材(4)に、ガイドプーリー(51)及
びテンションプーリー(52)をもち、これら各プーリ
ー(51)(!52)に掛設するチェ7を前記多段スプ
ロケット装置の一つのスプロケットに案内するガイド機
構(5)を設けたディレーラ−であって、前記ガイド機
構(5)に、前記テンションプーリー(S2)から前記
ガイドプーリー(51)に移行するチェ7に係合して、
該チェ7を、前記ガイドプーリー(51)に対し該ガイ
ドプーリー(51)の半径方向外方に変位させる強制変
位手段を設けたものである。
(作用) 操作ワイヤの操作によりガイド機構(5)を多段スプロ
ケット装置の軸方向外方に移動させて、小径スプロケッ
トから大径スプロケットにチェ7を掛換える場合、該チ
ェ7が、強制変位手段により強制変位されない領域にお
いては、ガイドプーリー(51)とスプロケットとの間
の間隔を大きく設定できるので、小径スプロケットから
大径スプロケットに掛換えるチェンを軸方向に挟み易く
できるのであり、又、ガイドブー9−(51)に対し該
ガイドプーリー(51)の半径方向外方に強制変位させ
てスプロケットとの間の間隔を小さくした領域で、チェ
ンをスムーズに掛換えることができるのであり、又、ガ
イドプーリー(51)に対しチェンがスプロケットに近
づく領域以外の領域においては、チェンが大径スプロケ
ットと接触しなくなるため、チェンの大径スプロケット
との接触により発生する音鳴りの回数を少なくできるの
である。
(実施例) 第4図に示したものは、リヤ側の多段スプロケット装置
と共に用いるリヤディレーラ−であって、その基本構造
は、ベース部材(1)と、該ベース部材(1)に対し自
転車フレームに装着する前記多段スプロケット装置(S
)の軸方向に1対のリンク部材(2)(3)から成る送
り手段を介して移動可能に支持する可動部材(4)と、
ガイドプーリー(51)とテンションプーリー(52)
及びこれら各プーリーを支持する書換枠(53)をもち
、前記各プーリーに掛設するチェン(C)を前記多段ス
プロケット装c(S)の一つのスプロケットに案内する
ガイド機構(5)とから成り、前記ベース部材(1)を
、自転車フレームのホークエンドに固定するブラケット
(6)に第1横軸(7)を介して揺動可能に支持すると
共に、前記ガイド機構(5)の書換枠(53)を前記可
動部材(4)に第2横軸(8)を介して揺動自由に支持
して、前記ベース部材(1)とブラケット(8)との間
に第1ばね(9)を介装し、また前記可動部材(4)と
書換枠(53)との間に第2ばね(10)を介装して、
これら第1及び第2ばね(9)(10)のバランスによ
り、前記ガイドプーリー(51)のスプロケットに対す
る半径方向位置を設定する如く成している。
又、前記ベース部材(1)は、前記第1横軸(7)を支
持する貫通孔をもったボス部と、前記リンク部材(2)
(3)の一端部を受入れる凹入部をもった支持部とから
成り、前記ボス部に前記第1横軸(7)を回転自由に支
持するのであり、又、前記支持部に1対のピン(11)
(12)を介して前記リンク部材(2)(3)の一端部
を枢着するのである。
又、前記可動部材(4)は、一対のビン(13)(14
)を介して前記リンク部材(2)(3)の遊端に枢着し
て前記ベース部材(1)とリンク部材(2)(3)及び
可動部材(4)とでリンク機構(A)を構成している。
又、前記一方のリンク部材(2)には、操作ワイヤ(W
)の固定具(15)を取付けると共に、前記ベース部材
(1)に、前記ワイヤ(W)を案内するアウター筒(0
)の支持具(16)を取付け、前記ワイヤ(W)の操作
と、リターンばね(図示せず)の作用とで、前記可動部
材(4)をベース部材(1)に対し往復移動させる如く
成している。
又、前記ガイド機構(5)は、前記書換枠(53)の一
端部が前記第2横軸(8)の軸端部に固定され、この書
換枠(53)の第2横軸(8)への固定位置を中心とし
て三角形を形成する位置に、前記ガイドプーリー(51
)とテンションプーリー(52)とがそれぞれプーリー
軸(54)(55)を介して枢支されており、これら各
プーリー(51)(52)にチェン(C)を略Z字杖に
掛設して前記多段スプロケット装置(S)の一つのスプ
ロケットに前記チェン(C)を案内できるようになって
いる。
しかして、第1〜6図に示した実施例では、前記ガイド
機構(5)に、前記テンションプーリー(52)から前
記ガイドプーリー(51)に移行するチェン(C)に係
合して、該チェン(C)を、前記ガイドプーリー(51
)に対し該ガイドプーリー(51)の半径方向外方に変
位させるシフト体(20)をもった強制変位手段を設け
たのである。
更に詳しくは、前記プーリー軸(54)に、筒袖(21
)を回転自由に挿嵌し、この筒袖(21)の一端側外周
に前記ガイドプーリー(51)を回転及び軸方向移動自
由に支持し、変速操作時、前記ガイドプーリー(51)
が筒袖(21)に対し軸方向に移動する如く成すと共に
、前記筒袖(21)の他端部に、板体から成る回転体(
22)を固定し、この回転体(22)と前記ガイドプー
リー(51)の−畑面との一方に、保合孔(23)を設
け、他方に、該保合孔(23)に係合する係合突起(2
4)を設けて、前記ガイドプーリー(51)の軸方向移
動により前記係合突起(24)が保合孔(23)に係合
して、前記ガイドプーリー(51)の回転が、前記回転
体(22)に伝達され、該回転体(22)が前記ガイド
プーリー(51)の回転に連動して回転する如く成す一
方、前記回転体(22)に、前記ガイドプーリー(61
)の歯先に対し半径方向外方に突出する保持部(22a
)を設けて、該保持部(22a)に前記シフト体(20
)を取付けたの′である。
る。
以上の構成において、前記ガイドプーリー(51)は、
その外周に多数の歯(51a)をもち、又、中心部に軸
孔(51’b)をもち、この軸孔(5l b)に、前記
係合突起(24)をもったブツシュ(25)を圧入して
いる。尚、このブツシュ(25)は必らずしも必要でな
い。
又、前記回転体(22)は、前記ガイドプーリー(51
)の外径より大径の円板部(22b)と、該円板部(2
2b)の周面−側部から半径方向外方に延びる前記保持
部(22a)とから成り、この保持部(22a)を前記
ガイドプーリー(61)の軸方向中央側に変位させて、
該保持部(22a)に前記シフト体(20)を止ねじな
どの取付手段により取付けて、このシフト体(20)を
前記ガイドブーU −(51)に対し半径方向外方に配
置している。
又、このシフト体(20)は、複数個(図面では4個)
の歯(20a)をもった板体により形成しているが、そ
の他前記回転体(22)と一体に形成してもよい。
又、前記保合孔(23)は、第4図の如く周方向に延び
る円弧伏の長孔から成り、又、前記係合突起(24)は
、前記係合孔(23)の長さに対し小さい大きさに形成
されており、又、これら係合孔(23)及び係合突起(
24)は、それぞれ180度の位相差を置いて2個設け
ている。
尚、これら保合孔(23)及び係合突起(24)はそれ
ぞれ1個でもよい。
又、前記ガイドプーリー(51)の一端面には、内腔部
(51c)を設けて、この内腔部(51c)に、前記ガ
イドプーリー(51)が前記回転体(22)側に不測に
移動するのを防ぐストッパーばね(26)と、該ばね(
26)の一端を受止めるばね受(27)とを支持してお
り、又、このばね受(27)には、前記回転体(22)
に当接する当たり部(27a)を設けて、前記係合突を
防いでいる。尚、前記ストッパーばね(2G)は必らず
しも必要でない。
又、前記ガイドプーリー(51)の他端部と前記プーリ
ー軸(54)の頭部との間に、前記ガイドプーリーー5
1)を、前記ストッパーばね(26)に関係なく軸方向
に移動させ得る隙間(K)を設けて、チェン掛換後、前
記ガイドプーリー(51)が、スプロケットの幅方向中
心線と対応する位置に来るようにしている。
又、前記保合孔(23)と保合突起(24)とにより、
ガイドプーリー(51)の回転をシフト体(20)に伝
達11gJx断するクラッチを構成しているが、このク
ラッチの構造は特に限定されるものでない。
次に以上の如く構成したディレーラ−の作動を説明する
第3図に示したものは、可動部材(4)が多段スプロケ
ット装置(S)の小径スプロケット側に位置し、ガイド
機構(5)で案内するチェン(C)が前記小径スプロケ
ットに掛設されている状態であって、この状態から操作
ワイヤ(W)を牽引すると、リンク機構(A)が変形し
、このリンク機構(A)の前記可動部材(4)及び該可
動部材(4)に支持したガイド機構(5)が前記ベース
部材・(1)に対し前記多段スプロケット装置(S)の
軸心と平行に大径スプロケット側に移動しようとする。
この場合、前記小径スプロケットに掛設されたチェ7(
C)には、チェンテンシジンが作用しており、又、この
チェ7は、ペダルの踏込みなどにより、フロントギヤと
の間で循環移動している。
そして、このチェ7のチェンテンシロンにより、ガイド
機構(5)のガイドプーリー(51)は、前記チェ7と
の噛合で回転し乍ら、小径スプロケット側に残るのに対
し、前記ガイド機構(5)の書換枠(53)と、該書換
枠(53)にプーリー軸を介して支持したテンションプ
ーリー(52)及び回転体(22)とシフト体(20)
とは、前記可動部材(4)と共に大径スプロケット側(
第1図矢印X方向)に移動することになり、即ち、前記
回転体(22)が前記ガイドプーリー(51)に対し該
ガイドプーリー(51)と近接する方向に移動すること
になるのであって、この回転体(22)の移動により、
前記ガイドプーリー(51)の保合突起(24)が、前
記回転体(22)の係合孔(23)に突入して係合する
のであり、又、前記シフト体(20)は、所望の大径ス
プロケットと対応する位置に移動するのである。又、前
記チェ7は、小径スプロケット側に残る前記ガイドプー
リー(51)と大径スプロケット側に移動するテンショ
ンプーリー(52)との間で傾斜し、ガイドプーリー(
51)から前記小径スプロケットに案内されることにな
る。
そして、前記チェ7の循環移動により回転する前記ガイ
ドプーリー(51)の回転が、前記係合突起(24)及
び係合孔(23)を介して前記回転体(22)に伝達さ
れ、該回転体(22)及びこの回転体(22)に設けた
シフト体(20)は、前記ガイドプーリー(51)の回
転に連動して、該ガイドプーリー(51)と同方向(第
3図反時計方向)に回転するのである。
この回転体(22)及びシフト体(20)の回転により
、前記シフト体(20)の歯が、前記ガイドプーリー(
51)とテンションプーリー(52)との間で傾斜して
いる前記チェ7に噛合し、この噛合状態で、前記シフト
体(20)は回転する。
このシフト体(20)の回転に伴ない、ガイドプーリー
(51)とテンションプーリー(52)との間のチェ7
(C)は、第6図の如くガイドプーリー(51)に対し
該ガイドプーリー(51)の半径方向外方に強制変位さ
せられて、前記所望の大径スプロケットの歯先近くに案
内され、この大径スプロケットとシフト体(2o)との
間の間隔が小さくなった位置で、前記チェ7を大径側ス
プロケットに掛換えることができるのである。
従って、チェン掛換時にのみチェ7(C)を第7図鎖線
の如くスプロケットに対しオーバーシフトさせることな
くスプロケットの歯に近接させてスムーズに掛換えるこ
とができるので、変速性を向上できるのである。即ち、
チェン掛換時にのみ、前記シフト体(20)が回転して
、ガイドプーリー(51)からスプロケットに案内する
チェ7を、第6図の如く掛換えようとするスプロケット
の歯先とすれすれの位置に持上げることができるので、
チェ7をオーバーシフトさせる必要がなく、従って、大
径側スプロケットへのチェン掛換時、該チェ7をオーバ
ーシフトさせる必要があった従来品に比べて変速操作m
を小さくでき、それだけチェ7を迅速に掛換えることが
でき、変速性を向上できるのである。しかも、変速操作
時は、チェ7がスプロケットの歯から離反した領域、即
ち、前記シフト体(20)で強制変位されない領域で操
作できるから、小径スプロケットから大径スプロケット
に掛換えるチェ7は、第7図実線の如く前記ガイドプー
リー(51)と前記スプロケットとの間で撓み易くなり
、それだけこのチェ7のガイドプーリー(51)に対す
る軸方向移動抵抗が小となり、変速操作性を向上できる
のである。又、この変速操作時、チェ7をスプロケット
に対しオーバーシフトさせる必要がないので、それだけ
変速操作量を小さくでき、変速操作性をより一層向上で
きるのである。
又、チェ7の書換時において、シフト体(20)でチェ
7が強制変位されない領域では、第7図実線の如く、ガ
イドプーリー(51)がスプロケットに対し離反して、
このガイドプーリー(51)から前記スプロケットに案
内されるチェ7は、変速操作量に対する軸方向挟み量が
小さくなっており、シフト体(20)でチェ7が強制変
位されたときにのみ第7図鎖線の如くスプロケットに対
し近接して、変速操作量に対する軸方向撓み量が大とな
るので、チェ7とスプロケットとの接触帯域が短かくな
るのである。従って、チェ7のスプロケットとの接触に
より発生する音鳴りの回数を少なくできるのである。
尚、前記シフト体(20)が、ガイドプーリー(51)
と共に回転して、該ガイドプーリー(51)とテンシー
ンプーリー(52)との間のチェ7に噛合った場合、該
チェ7のチェンテンシ1ンにより、前記ガイドプーリー
(51)は、前記シフト体(20)に対応する位置に変
位し、前記係合突起(24)の保合孔(23)との保合
が離脱し、前記シフト体(20)は、以後前記チェ7の
循環移動により強制的に回転することになる。又、前記
ガイドプーリー(51)は、前記シフト体(20)と前
記テンシーンプーリー(52)との間のチェ7に噛合す
ることになり、又、前記チェ7(C)は、小径スプロケ
ットとシフト体(20)との間で傾斜することになる。
次に前記シフト体(20)によるチェ7の大径スプロケ
ットへの掛換えが終った後、シフト体(20)のチェ7
との噛合が離脱すると、チェ7からシフト体(20)へ
の力の伝達がなくなり、シフト体(20)の回転は止ま
るのである。そして、前記チェ7は、前記ガイドプーリ
ー(51)から前記スプロケットに案内されるのである
又、斯くの如くチェ7が大径側スプロケットに掛換えら
れた場合、該チェ7は、第8図の如くスプロケットに対
し離反しているガイドプーリー(51)に噛合して、前
記スプロケットに対し離反した位置にあるため、前記ガ
イドプーリー(51)の位置が、前記チェ7が噛合うス
プロケットの幅方向中心(Z)に対し該スプロケットの
幅方向に多少変位していても、チェ7の音鳴りを防ぐこ
とができるのであり、それだけチェ7が噛合っているス
プロケットに対し音鳴りしない領域を広くできるのであ
る。
又、以上の如く大径側スプロケットに掛換えた後、小径
側スプロケットに掛換える場合は、前記操作ワイヤ(W
)を緩めるのであって、この操作ワイヤ(W)の緩みに
より、前記リターンばねの作用で前記可動部材(4)及
びガイド機構(5)を復動させるのであり、この復動に
より、前記チェ7は、小径側スプロケットに掛換えられ
るのである。
尚、以上説明した実施例では、強制変位手段として、ガ
イドプーリー(51)のプーリー軸(54)を利用し、
このプーリー軸(54)に、シフト体(20)をもった
回転体(22)を回転自由に支持し、この回転体(22
)と前記ガイドプーリー(51)との間に、保合孔(2
3)と保合突起(24)とから成るクラッチを設けたが
、その他、例えば第7図の如く、前記掛換枠(53)に
、シフト体(20)をもった板状の回転体(22)を枢
支し、この回転体(22)に、該回転体(22)の枢支
位置(P)に対し偏心したプーリー軸(56)を介して
前記ガイドプーリー(51)を回転自由に支持し、この
ガイドプ−リー(51)と前記回転体(22)との間に
クラッチ(B)を設けてもよいし、又、第8図の如く、
前記掛換枠(53)に、偏心孔(28a)をもった円形
の回転体(28)を、前記偏心孔(28a)に挿通する
支持軸(57)を介して回転自由に支持し、この回転体
(28)の外周に前記ガイドプーリー(51)を回転自
由に支持すると共に、これらガイドプーリー(51)と
回転体(28)との間に前記クラッチ(B)を設けても
よいし、又、第9図の如く、前記ガイドプーリー(51
)の軸孔(51b)を偏心させて、チェン掛換時以外の
場合でもスプロケットに対しチェ7が近接、離反する如
く成しもよいのであって、強制変位手段の構成は特に限
定されるものでない。
又、第3図に示したディレーラ−は、第1及び第2ばね
(9)(10)を備え、これらばね(9)(10)のバ
ランスにより前記ガイド機構(5)の位置を設定する如
く成したダブルテンション構造のディレーラ−であるが
、その他、例えば前記可動部材(4)を、多段スプロケ
ット装置の中心に対し傾斜する方向に直線に強制移動さ
せるスラントパンタグラフ機構をもったディレーラ−あ
ってもよいのであり、その構造は特に限定されるもので
ない。
(発明の効果) 以上の如く本発明は、ガイドプーリー(51)及びテン
シーンプーリー(52)をもったガイド機構(5)に、
前記テンションプーリー(52)から前記ガイドプーリ
ー(51)に移行するチェ7に係合して、該チェ7を、
前記ガイドプーリー(51)に対し咳がイドプーリー(
51)の半径方向外方に変位させる強制変位手段を設け
たから、チェン掛換時、該チェ7を、スプロケットの歯
に近接させてスムーズに掛換えることができながら、し
かもチェ7が強制変位されない領域、即ち、チェ7が前
記スプロケットの歯に対し離反し、該チェ7が軸方向に
撓み易くなった領域で変速操作することができるので、
チェ7のガイドプーリー(51)に対する軸方向移動抵
抗が小になり、小さな力で容易に変速操作することがで
きるのである。
その上、チェ7が強制変位されない領域では、変速操作
量に対するチェ7の軸方向挟み量が小となり、゛強制変
位されたときにのみ変速操作量に対するチェ7の軸方向
撓み量が大となるので、強制変位されない領域で変速操
作することにより、チェン掛換時における音鳴り回数を
少なくできるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明ディレーラ−の一実施例を示す要部のみ
の拡大断面図、第2図は第1図■−■線断面図、第3図
は多段スプロケット装置とともに自転車フレームに取付
けた正面図、第4図は第1図IV−IV線断面図、第5
図及び第6図はチェン掛換時における要部の作動状態を
示す説明図、第7図はチェン掛換時、該チェ7が軸方向
に挟む状態を示す概略説明図、第8図はチェ7が掛換え
られた後のガイドプーリーとスプロケットとの位置関係
を示す概略説明図、第9図乃至第1.1図は強制変位手
段の別の実施例を示す説明図である。 (1)・・・・・・ベース部材 (4)・・・・・・可動部材 (5)・・・・・・ガイド機構 (51)・・・・・・ガイドプーリー 第a図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ベース部材(1)に対し、自転車に装着する多段スプロ
    ケット装置の軸方向に移動可能に支持する可動部材(4
    )に、ガイドプーリー(51)及びテンションプーリー
    (52)をもち、これら各プーリー(51)(52)に
    掛設するチェンを前記多段スプロケット装置の一つのス
    プロケットに案内するガイド機構(5)を設けたディレ
    ーラーであって、前記ガイド機構(5)に、前記テンシ
    ョンプーリー(52)から前記ガイドプーリー(51)
    に移行するチェンに係合して、該チェンを、前記ガイド
    プーリー(51)に対し該ガイドプーリー(51)の半
    径方向外方に変位させる強制変位手段を設けたことを特
    徴とする自転車用ディレーラー。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013144506A (ja) * 2012-01-16 2013-07-25 Yamaha Motor Engineering Kk 車両

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51137242A (en) * 1974-06-17 1976-11-27 Juy Lucien Charles Hippolyte Pressing plate for rolling mechanism attached to bicycle transmission
JPS559779B2 (ja) * 1972-09-01 1980-03-12

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